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アカデミー賞2018 速報生ブログ 授賞式篇

今年、30分の余白なしでいきなり授賞式に入って驚いてます(汗)。

 

 

司会は今年のジミー・キメル。

 

「ワンダー・ウーマン」「ブラック・パンサー」のヒットを例に挙げてダイバーシティをたたえてます。今年初めて、撮影の女性監督がノミネートされたことに触れています。

 

 

 ジョーダン・ピール、マーゴット・ロビー、ティモシー・シャラメなどに触れて「シェイプ・オブ・ウォーター」について「今年は男性の失敗が多く、女性が魚とデートするんです」って(笑)。

 

 

ヴァイオラ・デイヴィスが登場し助演男優賞の発表。

 

助演男優賞

サム・ロックウェル(スリー・ビルボード)

 

メモ用意してきて、それ読んでますね(苦笑)。まあ、賞自体が今や極めて予測可能ですからね。

 

ガル・ガドットとアーミー・ハマーという、最強に美しい2人がプレゼンター。

 

 

メイク

ウィンストン・チャーチル

 

 辻さん、受賞です!英語でうまくスピーチもしました。

 

 

なんとエヴァ・マリー・セイントがプレゼンター!!すごく綺麗で、しゃべりがしっかり!

 

 

衣装

ファントム・スレッド

 

妥当ですね。とにかく美しかった!

 

グレタ・ガーウィッグとローラ・ダーンがプレゼンター。

 

 

ドキュメンタリー

ICARUS

 

これ、ネットフリックスのドキュメンタリーだったのか。気がつかなかったな。

 

エラくセクシーな衣装でタラジPヘンソンが出てきました。主題歌ですね。助演女優賞にもノミネートされたメアリーJブライジのパフォーマンス。

 

 

アンセル・エルゴートとエヴァ・ゴンザレスがプレゼンター。

 

 

音響編集

ダンケルク

 

あの音だと妥当ですね。

 

 

録音

ダンケルク

 

文句なしです。

 

 

クメイルとルピタ・ニョンゴがプレゼンター。

 

 

プロダクション・デザイン

シェイプ・オブ・ウォーター

 

これは、これが取らなかったら激怒してたからよかった(笑)。

 

次は「リメンバー・ミー」のパフォーマンス。好きなんだよね、この曲。

 

歌ってるのガエルじゃないか!

 

こんなところでナタリア・ラフォルカーデを見るとは!

 

 

またもレジェンド。「ウェストサイド物語」のリタ・モレノがプレゼンター。

 

 

外国語映画賞

ファンタスティック・ウーマン(チリ)

 

去年9月のブラジル公開時に興味あったのに見逃して大後悔!!再度上映しないかな?

 

マハーシャラ・アリが登場し、助演女優賞。

 

助演女優賞

アリソン・ジャニー(アイ、トーニャ)

 

アメリカじゃ昔から有名なサポーティング・アクトレスですから、もう、大喝采です。僕も好きな役、いろいろ思い浮かぶしね。

 

スター・ウォーズ・チームがプレゼンター。BB8も仲間に入ってます。

 

短編アニメ

Dear.Basketball

 

コービー・ブライアントが壇上に上がって「おおお」という歓声。

 

アニメ

リメンバー・ミー

 

あまりに妥当!これじゃなきゃ、おかしいでしょ。

 

「タンタスティック・ウーマン」の性転換女優ダニエラ・ヴェハが登場!「君の名前で僕を呼んで」主題歌のスフィアン・スティーヴンスがパフォーマンス!真横にはセイント・ヴィンセント!!

 

 

ジーナ・ロドリゲスとトム・ホランドがプレゼンター。

 

視覚効果

ブレードランナー2049

 

「猿の惑星」に勝ちましたね。これも熱狂的ファンが多いから、勝ってよかったのでは。

 

 

マシュー・マコーノヒーがプレゼンター。

 

編集

ダンケルク

 

テクニカル部門はダンケルクが制してますね。ただ、こっから先がなあ。

 

 

なんか、会場ツアーになってCMに入りました(笑)。

 

なんか一般の人にホットドッグ巻いてますね。エレンの時のピザ見たくなってます。

 

 

マヤ・ルドルフとティファニー・ハディッシュがプレゼンターですがティファニーって面白いね(笑)。

 

 

短編ドキュメンタリー

Heaven Is A Traffic Jam On 405

 

短編

Silent Child

 

デイヴ・シャペルがプレゼンター。最近、露出多いよね。これも主題歌ですが、「Stand Up For Something」と言って、チャドウィック・ボーズマンの主演映画の曲ですね。アンドラ・デイとコモンの共演です。

 

 

アシュリー・ジャッド、壇上に上がりました!ワインステインの件に関しての立役者ですね。サルマ・ハエックらとともに、ハリウッドのダイヴァーシティの必要性を説くショート・ヴィデオを流します。

 

 

チャドウィック・ボーズマンとマーゴット・ロビーがプレゼンター。

 

脚色賞

君の名前で僕を呼んで

 

YES!!

 

ジェイムス・アイヴォリー御大、壇上に上がります。今年で90歳で、杖は付いていますが、しゃべりはしっかりしています。

 

ニコール・キッドマンがプレゼンター。

 

脚本賞

ゲット・アウト

 

脚本がこっちになったということは、「スリー・ビルボード」の作品賞受賞は難しくなりましたね。

 

 

軍に敬意を示すコーナー、というのは過去になかったですね。これはあまりにリベラルに走ってることからの妥協案かな。

 

 

サンドラ・ブロックがプレゼンター。

 

撮影

ブレードランナー2049

 

ロジャー・ディーキンス、やっと受賞しましたね。実に14年ぶりの正直!

 

ゼンダヤが出てきて、自分も出ていた「グレイテスト・ショーマン」の「This Is Me」。歌うのは映画同様、ケアラ・セトルです。

 

 

次のレジェンドはクリストファー・ウォーケン。

 

 

スコア

シェイプ・オブ・ウォーター

 

デスプラ、これで何回め?最近、強いよね。ジョニー・グリーンウッドが受賞したら面白いとも思ったけど、そう簡単にはいかないか。

 

 

主題歌

リメンバー・ミー

 

Yes!!これにこそ勝って欲しかったんだ。映画のメッセージと直結だからね。

 

 

物故者を偲ぶコーナーではエディ・ヴェダーがトム・ペティの「Room At the Top Of The World」を歌って故人を振り返ります。

 

 

エマ・ストーンがプレゼンター。監督賞ですね。主演男優ではなく!

 

監督賞

ギレルモ・デル・トロ(シェイプ・オブ・ウォーター)

 

 間違いないとはいえ、ドキドキはしましたね(笑)。さあ、作品賞はこれになるか、どうか。まだ、わからないけど。

 

 

ヘレン・ミレンとジェーン・フォンダがプレゼンター。

 

 

主演男優賞

ゲイリー・オールドマン(ウィンストン・チャーチル)

 

 これも「やっとか」という感じだから、喜んでいらっしゃる方も多いでしょう。彼は初ノミネート自体が2012年と、これも遅かったですからね。

 

ジェニファー・ローレンスとジョディ・フォスターがプレゼンター。身長差、そんなにあったんだ!

 

 

主演女優賞

フランシス・マクドーマント(スリー・ビルボード)

 

まあ、この人だよね。そうじゃないと、おかしい。

 

この人の受賞スピーチ、いつもシュールで変なんですけど(笑)、今日の、「ノミネートされたすべての女性はみんな立って!」というのは素晴らしかった!

 

 

さあ、作品賞ですね。今年は、最大で4部門受賞、という、すごく分散されたオスカーですね。「ゲット・アウト」か「スリー・ビルボード」が勝ったら最大で3部門。まあ、「群雄割拠」といえば、聞こえはいいけどね。

 

 

ウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイ、また出てきました(笑)。

 

 

作品賞

シェイプ・オブ・ウォーター

 

ああ〜、よかった、よかった!

 

勝つべき映画が勝つと、本当にホッとするね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:オスカー, 10:04
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アカデミー賞2018 速報生ブログ レッド・カーペット編

どうも。

 

今年のアワード・シーズン、これ、やってませんでしたけど、オスカーなんでやりましょう。

 

 

 今年はレッドカーペットの名物インタビューワー、ライアン・シークレストがセクハラ疑惑の今、渦中の人物になっているので、レッドカーペット・レポートがあまり映されていません。

 

 

 今のとこ、見てる分だと、今年はピンクやベージュ系のガウンが人気で、「ゲット・アウト」のアリソン・ウィリアムスや、スウェーデン映画の「ザ・スクエア」にアメリカ人役で出演した関係できているエリザベス・モスがこの系の服で褒められてましたね。

 

 

 メアリーJブライジが純白のガウンを着てましたが、胸元がラフで、腕のタトゥーと逆立てたショートヘアによって、ちょっと不良っぽい感じですね。あんまりTPO的にはふさわしくないかもしれませんが、彼女の本職考えたらこれで良いかと。

 

 

 助演女優賞本命のアリソン・ジャニーのレッドのロング・ガウンがすごくいい感じです。赤紫の色合いと、生地のスムースさがいいですね。

 

 

 チャドウィック・ボーズマンがまんま「ブラック・パンサー」のワカンダっぽい服装ですごいです!

 

 サルマ・ハウェックのパープルのドレスもキュートだと¥話題ですね。チェーンがちょっと過剰ですけど。

 

 ゼンダヤのブラウンの右下がりのドレープのドレス、なかなかいいですね。

 

 J-Lawはシルヴァーのカジュアルなドレス。3月なんだけど、なんかもっと暑い日の着こなしっぽいですね。

 

  エマ・ストーンのジャケットがすごくカッコいい!

 

マーガレット・ロビーのドレスは純白の、ちょっとファー入ってるのかな。ちょっとカジュアルな趣ですね。

 

 

 ティモシー・シャラメ君は全身ホワイトのスーツです。

 

 シアーシャは髪、ボブに切りましたね。こっちの方が好きです。ショルダーなしのピンクのドレスに後ろの裾だけ長い感じですね。

 

 ガル・ガドットはギンギラのグラマラスなドレスですね。

 

 

 ニコール・キッドマンはブルーのすごく色艶のいい、ヒップのあたりがリボンみたいになったガウンですね。あと肉体が50とは思えない!

 

 「ブラック・パンサー」勢、ルピタ・ニョンゴもオコエの人も、完全にワカンダー・モードです(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:オスカー, 09:08
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オスカー直前予想!何(誰)が勝つべき、勝つだろう?

どうも。

 

 

いよいよ4日は

 

 

 

オスカーですよね。そこで、例年やってますけど、直前の予想をやってみようかと思います。

 

ここで毎年やっているように、海外メディア・スタイルにならって、「勝つべき(should win)」、「でも、勝つのはこれだろう(will win)」、モノに寄っては、ちょっといじくっていたりもします。

 

 

では、助演女優賞から。

 

助演女優賞

 

Should Win; ローリー・メトカルフ(レディ・バード)

Will Win; アリソン・ジャニー(アイ、トーニャ)◎

But should have gone to(でも、本当に勝つべきだったのは);ヴィッキー・クリスプ(ファントム・スレッド)

 

 

前哨戦に従えば、ほとんどがアリソン・ジャニーですけどね。でも、「レディ・バード」のお母さん役のローリー・メトカルフの方がが¥僕は好きです。

 

でも、本当なら、「ファントム・スレッド」での、ダニエル・デイ・ルイスの奥さん役だったヴィッキー・クリスプ、彼女がノミネートされて取るべきだったと思うんですけどねえ。同じ映画だと、ゲイリー・オールドマンの元ヨメさん、レズリー・マンヴィルの方がノミネートされてますけどね。

 

 

助演男優賞

 

Should Win ウィレム・デフォー(The Florida Project)

Will Win サム・ロックウェル(スリー・ビルボード)◎

 

 

これも、前哨戦で圧勝の「スリー・ビルボード」のイカレ警察官、サム・ロックウェルが取るでしょうね。

 

ただ、僕としては、直前に見ることができたんですが、「The Florida Project」のウィレム・デフォーの方が良かったんですけどねえ。当初、ウィレムの方が前哨戦、勝ってたんですけど、この映画が配給先のオス作品を「レディ・バード」一本に絞ったために、「Florida 」がキャンペーンで押されなくなって勢い失っちゃいましたけどね。

 

 

この「フロリダ」なんですけど、「アメリカン・トラッシュな人々の生活」を描いた作品なら、僕に取っては「スリー・ビルボード」より深刻で、より作風のオリジナリティもあると思うんですけどねえ。

 

 

主演女優賞

Should Winフランシス・マクドーマント(スリー・ビルボード)

Will Win フランシス・マクドーマント(スリー・ビルボード)◎

 

 

 

ここも「スリー・ビルボード」のフランシス・マクドーマントが圧勝ですね。今年のここは激戦で、「シェイプ・オブ・ウォーター」のサリー・ホーキンスも、「レディ・バード」のシアーシャ・ローナンも、別の年だったら受賞できていたような気もするんですけど、やっぱりキャラがハマった時のフランシスさんの強さってやっぱりすごいよね、と改めて脱帽しますのでね。

 

 

主演男優賞

Should Win ティモシー・シャラメ(君の名前で僕を呼んで)

Will Win ゲイリー・オールドマン(ウィンストン・チャーチル)◎

 

 

全世界的にカリスマ人気を持つゲイリー・オールドマンが、しかもチャーチルの役で待望の初オスカーを・・とかって言ったら、誰だって勝たせたくなるのは当然なんじゃないかな。

 

 

でも、それはわかりつつも、「役柄勝負」で言ったら、本当は「君の名前で・・」のティモシー君の演技の方が僕は上だったと思いますけどね。まだ、同性愛がそれほど騒がれていない時代の、ティーンエイジャーのふとした恋愛への違和感と抑えられない想い。この演技のリアルさと言ったらないですけどね。オールドマンが決して彼のベスト・アクトではない(シド・ヴィシャスとか、レオンの凶悪犯ほどには思い出さんだろう)から、なおさらね。

 

 

監督賞

Should Win ギレルモ・デル・トロ(シェイプ・オブ・ウォーター)

Will Win ギレルモ・デル・トロ(シェイプ・オブ・ウォーター)◎

but should also go to(でも、この人でもいい)ポール・トーマス・アンダーソン(ファントム・スレッド)

 

 

すでにDGA(全米映画監督協会賞)を受賞しているデル・トロがそのまま勝つでしょう。オスカーの場合、この賞をとった監督がそのまま勝つことが定番ですからね。作品の内容的にも、自身の作風を徹底的に通し続けた末にここにたどり着いた・・というある種の感動がある分、彼でいいと僕も思います。

 

 ただなあ、対象ノミネート作、すべてを見て思ったんですけど、監督の手腕として一番すごいことやってたなあ、と感心したのはポール・トーマス・アンダーソンでしたけどね。この映画、PTA本人と、配給先がもう少しオスカーに熱心だったら、作品賞も狙えたんじゃないかと思うんですけどねえ。

 

 

作品賞

Should Win シェイプ・オブ・ウォーター

Will Win シェイプ・オブ・ウォーター◎

Could Be Suruprising(サプライズ、ありえる) ゲット・アウトorスリー・ビルボード

But what I really want to win is(でも、本音で一番勝ってほしいのは) 君の名前で僕を呼んで

 

 

 

このシーンが、早くも映画史上に残る名ショットと化しつつある「シェイプ・オブ・ウォーター」。総合的な見地で見て、この映画の圧勝で僕はいいと思うんですけどねえ。技術部門でも強いわけですし、受賞には必ずしも結びつかないけど、役者も3人ノミネートされたわけですからねえ。

 

 ただ、この数年、オスカーの作品賞が厄介なのは、ここ数年、オスカーが採用している「順位表」システムなんですよねえ。

 

 

 他の部門だと、「1位票が多い多数決」でそのまま勝ちが決まり、作品賞も以前はそうでした。ただ、この数年は、1位から9位の全作品に順位をつけさせて投票するシステムに変わったんですね。だから、たとえ1位票が多くても、同時に8位や9位の票が多ければ、ほとんどが2位や3位の作品に敗れる可能性がある、という非常に厄介なものなんですね。

 

 

そこで今。ネット上でギャーギャー騒がれているのがこれなんです。

 

 

ここ数日、特にひどいんですよ。ある特定の、僕がフェイスブックに登録している複数の映画情報サイトが「これが勝たないなんて、どうせオスカーはまた人種差別的なんだろ」とか、そんな論調で。もう、正直、勘弁して欲しいんですけどね。

 

 

 だって、どんなにいい作品だからって、ホラー映画って本来、オスカーで勝ったことのほとんどないジャンルだし、この映画にしても、新人監督の面白いアイディアの思いつきがあるってだけで、監督の実力自体がまだ全然見えないし。そこのところは、作風が常に方向性が定まるだけ定まって、しかも毎回の完成度も高いデル・トロとは比べものにならないですからね。

 

 

 それプラス、僕が嫌なのは、この脅しかけたようなポリコレが、どう見ても配給先のユニバーサルが圧力かけてるだけにしか見えないこと。社会正義の主張を行っているようで、実は大資本のカネがモノを言っている・・。そういう感じが好きじゃないんですよねえ。それいえば「スリー・ビルボード」だって、「これが勝たなきゃ女性差別」っていう運動、起こそうと思えばできない映画じゃないけど、そっちはそういうこと、やってませんし、少なくとも僕は目にしてません。まあ、配給先、「シェイプ・オブ・ウォーター」と同じ、フォックス・サーチライトですけどね。

 

 

 あと、去年の「ムーンライト」が「ラ・ラ・ランド」に勝った時は、僕は全く問題なかったです。あの映画も、実はそういうメディアの直前の後押しあったんですけど、映画自体が素晴らしかったし、特定のジャンル映画ではなかったし、さらに配給先も、どインディだった。また、仮に来年、「ブラック・パンサー」がノミネートされて受賞候補になるとした場合、「スーパーヒーロー映画の枠組みを超えた、ブラック・ムービーの今世代代表映画」のトータル性で考えて、(少なくとも「ゲット・アウト」よりは)オスカー作品賞受賞の正当性はあると思ってます。ある種、「ロード・オブ・ザ・リング」と似た印象でね。

 

 

 あと、そんな、「受賞できないのは社会的不公正があるからだ」と叫ぶ元気が、もう少しビヨンセやケンドリック・ラマーの分に回されてほしかった気もしますけどね。グラミー賞の最優秀アルバムって、まだオスカーの作品賞ほどの栄誉じゃないのかな。

 

 

 ただ、何日か前に投稿しましたけど、僕の本音の本音で一番好きな映画は「君の名前で僕を呼んで」、もしくは「ファントム・スレッド」で「シェイプ・オブ・ウォーター」は3番目の評価ではあるんですけどね。

 

 

 さて、どうなりますか。

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:オスカー, 15:23
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オスカーの今年の作品賞ノミニーに順番つけてみた

どうも。

 

 

先ほどもチラッと書いたんですけど、オスカーの今年の作品賞、ノミネート作品、全部見終わりました。

 

 

 まだ1作品、レヴュー書いてないんですけど、その前に、ノミネート9作品で、僕の順番つけると、こうなりました。

 

 

1.君の名前で僕を呼んで

2.ファントム・スレッド

3.シェイプ・オブ・ウォーター

4.レディ・バード

 

---------------------------------------------

5.スリー・ビルボード

 

---------------------------------------------

6.ゲット・アウト

7.ペンタゴン・ペーパーズ

8.ダンケルク

 

---------------------------------------------

9.ウィンストン・チャーチル

 

 

こんな感じですかね。

 

 

もう、膝叩いて「好き!」と言えるのは、今年は上位4つですね。これだと胸張ってオススメという感じになります。「スリー・ビルボード」はレヴューにも書きましたがコーエン兄弟にあそこまで似てなかったらなあ。

 

 

6-8位は全く差が無いですね。どれもいいポイントはあるんですけど、僕個人的には何かがもう一押し欲しかった映画でしたね。

 

 

9位はゲイリー・オールドマンのノミネートだけでよかったんじゃ無いかなあ。正直、映画としてはそんなに面白いものでは無いですからね。

 

 

僕の中では、やっぱり「ビッグ・シック」は上位4つに近い評価(若干、落ちるけど)だし、「ウィンストン・チャーチル」をノミネートするんだったら、アニメの「リメンバー・ミー」だったり、「ディズアスター・アーティスト」「アイ、トーニャ」の方が断然いい映画だったと思いますね。

 

 

 まあ、いずれにせよ、残すとこ1週間です。ギリギリで「スリー・ビルボード」までの作品だったら作品賞受賞しても「いいんじゃない」と個人的にはなりますけど、さて、どうなるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:オスカー, 15:46
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改めて、2018年のオスカーのノミネートを振り返る

どうも。

 

 

まず、今日、実は誕生日なんですけど(笑)、もう、そろそろ、あんまり年取るのがあんまりめでたいこともない感じになってきてるかもしれません。もう40代も後半なんでね。

 

 

まあ、それはさておき、今年のオスカーのノミネート、ついに発表されましたね。

 

 

 

それにしても「シェイプ・オブ・ウォーター」、最多ノミネートは有力視されてましたけど、数だけで見ればダントツですね。`13部門ですから。2位の「ダンケルク」が8部門、3位の「スリー・ビルボード」が7部門ですからね。

 

 

 ただ、驚いたのは

 

 

「Phantom Thread」の6部門ノミネートですね。ポール・トーマス・アンダーソンのこの新作、レヴューはすごくよかったんですけど、「The Master」「Inherent Vice」がオスカーで冷遇されてて、この新作も前哨戦での結果は良くなかったものですからね。「あってもダニエル・デイ・ルイスの主演だけかな」と思いきや、作品、監督、助演女優などで計6部問。これと「ウィンストン・チャーチル」が6つもノミネートされたのは驚きでしたね。

 

 

 ただ、このノミネートで一つ決定的になったのは「シェイプ・オブ・ウォーター」のリードですね。だって、他のノミネート多い作品、結構、不利な条件、多いんですよ。まず「ダンケルク」は役者部門ゼロに脚本を逃した。オスカー、脚本賞逃すと作品賞、かなり苦しくなるデータがあります。

 

 

そして、

 

 

 最大の対抗馬とみられていた「スリー・ビルボード」がまさかの監督賞ノミネート漏れですよ!!

 

 せっかくゴールデン・グローブにSAGも受賞して人によっては本命視されていたのに、監督賞がないのではなあ。これも脚本賞逃した映画並みに、作品賞争い、キツインです。50年で2、3本しか、監督賞漏れは作品賞、受賞してないんですよ。

 

 

 あと、「Phantom Thread」も「ウィンストン・チャーチル」も脚本賞漏れなんですよね。脚本賞もれも、98年の「タイタニック」が最後に脚本のノミネート受けなかった作品の最後の受賞で、以後20年、例外なく作品賞取れてないんですよね。

 

 

なので、「シェイプ・オブ・ウォーター」の対抗馬となると

 

 

 

 ともに、監督賞、脚本賞にもノミネートされた、ジョーダン・ピールの「ゲット・アウト」にグレタ・ガーウィッグの「レディ・バード」になりますね。実際問題、この2つとも、前哨戦の成績は良いですからね。

 

 

 ただ、この2つともノミネートの数が寂しいんですよね。「ゲット・アウト」はわずか4部門。「レディ・バード」も5部門です。

 

 過去のオスカーの歴史で、4部門にノミネートされたのみで作品賞を受賞した作品はですね、カテゴリー数が現状のものと近づいた1936年の第9回オスカー以来、82年で過去に1作もありません!これは確率的にかなり低いと言わざるをえません。「レディ・バード」はまだ前例のある5部門ノミネートですが、こちらも過去に「デパーテッド」や「アニーホール」など、過去に作品賞に輝いたのは5作品くらいしかありません。こっちの方がゴールデン・グローブのコメディ部門を受賞したりもしているので、チャンスはまだギリギリで残っているかな。

 

 

 あと、個人で、予想はできていないことはなかったですが

 

 

 

 ジェイムス・フランコの落選はやっぱり残念ですねえ。セクハラ疑惑、実際のとこ、どんな感じのものなのかがよくわからないので突っ込んだ話は僕もできないですけど、まだハッキリと分からない状況であるのならば、ノミネートくらいはしておいても良かったのではないかと思うんですけどね。まあ、その後に浮上したアジーズ・アンサーリの件みたいに「な〜んだ」で済むような簡単なことであれば良かったんですけどねえ。

 

 

 まあ、いずれにせよ、3月最初の日曜日は楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:オスカー, 12:38
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第90回(2018)アカデミー賞ノミネート発表

<作品賞>

The Shape Of Water

Three Billboard Outside Ebbing,Missouri

Lady Bird

Get Out

Dunkirk

Call Me By Your Name

The Post

Phantom Thread

Darkest Hour

 

 

 

<監督賞>

Gillermo Del Toro(The Shape Of Water)

Christopher Nolan(Dunkirk)

Grea Gerwig(Lady Bird)

Jordan Peele(Ger Out)

Paul Thomas Anderson(Phantom Thread)

 

 

<主演男優賞>

Gary Oldman(Darkest Hour)

Timothee Charame(Call Me By Your Name)

Daniel Kaluuya(Get Out)

Daniel Day Lewis(Phantom Thread)

Denzel Washington(Roman J Israel Esq)

 

 

 

<主演女優賞>

Francis McDormant(Three Billboards Outside Ebbing Missouri)

Sally Hawkins(The Shape Of Water)

Saorise Ronan(Lady Bird)

Margot Robbie(I,Tonya)

Meryl Streep(The Post)

 

 

<助演男優賞>

Sam Rockwell(Three Billboards Outside Ebbing Missouri)

Willem Defoe(Florida Project)

Woody Harrelson(Three Billboards Outside Ebbing Missouri)

Richard Jenkins(The Shape Of Water)

Christopher Plummer(All The Money In The World)

 

 

<助演女優賞>

Alisson Janney(I,Tonya)

Lauren Metcalfe(Lady Bird)

Mary J Blige(Mudbound)

Octavia Spencer(The Shape Of Water)

Leslie Manville(Phantom Thread)

 

 

author:沢田太陽, category:オスカー, 19:30
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