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itunesチャートで世界のヒットをチェックする毎日(1)〜なぜ、そんなことに興味を持ったか

どうも。

 

 

今日は、ここ数週間、僕の中で興味を抱いているこの件について話しましょう。

 

 

それは題して

 

itunesチャートで世界のヒットをチェックする毎日!

 

 

という、ことなんですけどね。

 

 

このことに関しては言いたいことが多いので、何回かに分けて語ることにしますね。

 

 

「いろんな国の流行り音楽がわかったら、楽しいだろうなあ」。そういう考え方は、僕がブラジルに引っ越したときからありました。ただ、それは僕が、ブラジルの音楽の専門家になりたい、ということではありません。だって、つまんないのも、すっごく多いんだもん(笑)。それに、やっぱりなんだかんだ言っても、僕は英語圏のポップ・ミュージックをルーツにして育っているので、どうしても、その価値観でのものの見方しかしません。

 

 

 でも、そっちの方が自然だとも思うんです。だって、日本人だからと言って、他の国の人から好きな音楽が「アニソンとか演歌」とか思われたら、そんなの嫌じゃないですか(笑)。それは昔から思っていたし、ブラジルの場合だって、そこで流行ってる音楽が「サンバかボサノバ」だと思われたら、これも同様にすごく嫌です。そういう偏見なしに、実際にそこでどういう音楽がリアルに流行っているのか。僕はそこに興味があるわけです。

 

 

 ただ、そうは言っても、なかなか時間はかかりましたよ。まず、「ヒットをどこで調べるか」。これが問題なわけです。英語圏のヒットなら、検索すればどこをチェックすればいいか、すぐにわかるものですが、非英語圏となった場合、そうは行きません。また、国よっては、正式なヒットチャート機関を持たないところもある。そうなった場合、なかなか調べにくい。ましてやそれが「その国の今のヒットだけじゃなくて、少し前、10年、20年前のヒットも知りたい」となったら、もっと骨が折れます。そういう場合、Wikipediaの英語版で、たとえば「French Rock」とか「Italian Rock」とか検索にかければ大体のことは調べられるし、その国のロックのオールタイム・ベストの資料なら、英米圏以外だとオーストラリア、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ロシア、メキシコ、アルゼンチン、ブラジルあたりまでなら見つけてます。こうした国だと、ある程度、ローカルのロック文化もありますからね。そして非常に便利なことに、こういうものを見つけた場合に、youtubeがあれば比較的容易に音も聴ける。「世の中、便利になったなあ」と、3年くらい前までには思っていました。

 

 

 ただ、その頃の技術までなら、これは結構労力のいる作業でした。なぜなら、youtubeで聴く場合、音も悪ければ、再生がとぎれるときもあるでしょ。しかも、ネットが通ってないところでは聴けないし。そう思うと、なかなかやっかいなわけです。そうなった場合、簡単に聴けるものの方がどうしても優先されてしまう。だから、なかなか掘り下げる作業というのが出来なかったわけです。

 

 

しかし、この状況を変えたものが存在しました。それがストリーミング・サービスの存在です。これは画期的でしたね。だって、携帯電話いじるだけで、登録されてる世界中の音楽が簡単に聴けるわけですから!もう、これは夢中にならずにいられません(笑)。これがあれば、出たばかりの話題の新作でも、これまでそんなに聴いて来なかったジャンルにまで手を伸ばして聴けるし、がんばれば、英米圏以外の流行り音楽も即時で聴くことが可能。僕がこのブログでストリーミング・サービスを熱烈に勧めるのは、そうした「ちょっと手を伸ばせばいろんな音楽を聴く可能性が広がるから」です。これはいろんなジャンルに言えることです。僕にはまだそこまで広げる余裕がないですが、それがクラシックとかジャズに広げたい人だっているでしょうし、それが可能になる。素晴らしいと思うわけです。

 

 

 ただ、「最新の英米圏以外の音楽」を聴こうとした場合、これがなかなか億劫だったのは、これまでその国の公式チャートで情報を知ろうとしていたことなんですね。これだと、さっきも言ったように、正式な情報機関がない国もある。あと、それがある国の場合でも、チャートそのものの更新が1週間だから、それ以外に情報が変わらないから見ていてあんまり楽しいものではない、なので、なかなか思い通りに進んでいなかったのです

 

が!

 

 数週間前に、この2つのサイトを見つけてから、それが随分楽になりました。

 

 

https://itopchart.com/

 

 

https://www.hotmusiccharts.com/

 

 

 この2つだと、かなりの数のitunesのチャートがわかります。上のものだと40国くらいのものが、総合チャートだけじゃなくて、ジャンル別のチャートまでわかります。これが案外便利なんですよね。たとえば「Rock」とか「Alternative」とか「R&B」とかだけじゃなく、なぜか「J-Pop」「K-Pop」といったジャンルまである。分かりやすく言うなら「ブラジルでは、どんなJ-Popが流行っているのか」というものまでわかるんです!で、これが案外、「ああ、そうかもね」と思えるもので、これがちゃんと機械集計で出されたものででっち上げたものじゃないこともわかります。僕がブラジルの部門別チャートで判断する限り、データはかなり正確な気がしています。肌感覚で違和感ありません。

 

 

 そして下のものだと、itunesが存在する国、ほとんど全ての国のシングルとアルバムのチャートが見れます。上で足りない国で、どうしても見たい国がある場合はここでチェックすればいいわけです。

 

 

 この2つを見つけて以来、いろんな発見があって個人的には面白いですね。itunesの場合、更新が毎日だし、見ていて飽きませんしね。

 

 

 もちろん、データ的にインチキくさい不正まがいのものがないわけではありません。実は毎週1組くらい、国際的にデータを改ざんしている、あるいは何者かによってされたアーティストというものが存在します。どういうわけだか知りませんが、アジア系にそのアーティストが目立ちます。何週間か前はK-Popの男性アイドルでそれが目立ちました。だって、アフリカにそれが進出しているとは思えないのに1位とかになっていたし、ブラジルに生活していて名前も聞いたことのないソレが1位になったときはさすがに嘘だと思いましたね。あと、残念ながら日本の宇多田ヒカルもその被害にあってましたね。やたら世界中でヒットしてることになっていて、アメリカでも3位だったかな。とにかくものすごい売れ行きみたいになっていたんですが、ビルボード見たらそんなことはなかったですね。あと、今週は、オーストラリアのクリスチャン・ポップのバンドで同じような改ざんジャックが疑われることが起きてます。

 

 

 でも、そういうのが嘘だと理解し、一部ストリーミングのみのリリースのものがあることさえ事前に理解していれば、それ以外は割と、公式チャートよりもリアリティを感じるときさえあるデータが手に入るので、すごく役に立っているのは事実ですね。

 

 

 今、現状で僕がヒットを確実にチェックしているのはこういう国ですね。

 

 

〈西欧〉イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スウェーデン、

 

〈東欧〉ロシア、ポーランド

 

〈北米、中米〉アメリカ、メキシコ

 

〈南米〉ブラジル、アルゼンチン

 

〈中東〉トルコ、アラブ首長国連邦

 

〈アフリカ〉南アフリカ共和国

 

〈オセアニア〉オーストラリア

 

〈アジア〉日本、タイ

 

こんなとこですかね。数えたら18国ありますね。

 

 

 補足しておくと、カナダはアメリカ、アイルランドはイギリス、ニュージーランドはオーストラリアとチャートがすごく似てるので、あんまり見る気がしません。あと、スイスとオーストリアもドイツのとすごく似ていて。北欧圏は本当はみんな見た方がいいんですけど、スウェーデンが一番デカいのでいいかなと。

 

 

 それ以外のとこだと、トルコとタイが今、ドメスティックなロックシーンがすごく強いとこなので、ちょっと注目してます。あと、アラブ首長国連邦は今、レジャー地で西欧向けの文化が進んでるし、アフリカだと南アがそこにあたるのでカウントしてます。

 

 

 逆に、「国は大きいかもしれないけど、ツラいな」と思って入れてないのが中国とインドですね。この辺りはドメスティックな、国の外からの影響を受けなさ過ぎのものが強過ぎて、ちょっと手が伸びないですね。インドはボリウッドのサントラしか売れませんからね。

 

 

 あと、韓国がどういうわけだかitunesのチャートを発表していないので調べられません。マーケットとしては大きいので知りたいとこではありますが、まあ、世界進出に積極的なので流行りはわかりやすいですけどね。

 

 

 その他、「たまになら見てる」国というのが、オランダ、デンマーク、ポルトガル、ベルギー、ノルウェー、フィンランド、ハンガリー、ウクライナ、チェコ、レバノン、イスラエル、ナイジェリア、インドネシア、フィリピン、チリ、コロンビア、ペルーあたりかな。この辺りだったら、英米のものと、ドメスティックなもののバランスが比較的取れた地域でもあるので。

 

 

 ・・と、われながらかなり自己満足的なことに興味を持ってるですけど(苦笑)、こういうとこでの流行りがすぐに分かる世の中になっているのは、うまいこと利用しようかなと思っている次第です。

 

 

 で、実際、ポジティヴな発見も多いので、その辺りのことは近いうちにまた。

 

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:個人話, 20:44
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最近の自分内ブーム

どうも。

 

 

ここ最近、投稿が短くてスミマセン。もう少しでエミー賞あるので忙しくはなるんですけどね。

 

 

今日はここ最近の自分内ブームについて書こうかと思います。

 

 

ここ最近、音楽も映画も堪能しまくっている状態です。音楽はというと、この二つですね。

 

 

 

もう、ニック・ケイヴとフランク・オーシャンばっかり聴いてますね。

 

 

特にニック・ケイヴに関してはすごい勢いですね。ケータイで、過去のアルバム、1日に2枚ペースで聴いてますから。もちろん、新作にハマった(これに関しては数日後、またゆっくり)からですが、もう、これがあんまりにも良くて。以前から好きなアーティストではあったんですけど、全部フォローしていたわけでもなかったんで、改めて通して聴こうかなと思ったら、やっぱ染みますね。僕の場合は特に近作はどれも好きです。90sの半ばに一回好きになって、2000年代にいったん離れたんですけど後半でまた好きになって、という感じでしたけど、改めて聴いてみて大きなはずしがなく常に安定してるのはすごいかなと。ジョニー・キャッシュなきあとの「マン・イン・ブラック」というか、ジム・モリソンが28歳をもし超えて生きてたらこういう世界に行ってたら最高だったな、みたいなそんな世界観ですね。

 

 

 あと、前も言いましたけど、フランク・オーシャンは変わらずブームですね。ニック・ケイヴの合間に聴いてます。1枚目と2枚目を交互に聴いてますね。もちろん人によって好みもあるかと思いますが、どっちともしっかり持ち味を活かしつつも、僕は個人的に今作の方が好きですね。前作は、「70s初頭のスティーヴィー・ワンダーとマーヴィン・ゲイの愛すべき後継者」といった風に僕には映ったんですけど、今作は、そう聴こえるアレンジをあえてとっぱらって、骨格だけのスカスカのサウンドにすることによって、「R&B的なんだけど、それをも超えようとしている」感じが伝わってきますね。装飾部分に頼らないで、極力シンプルにした中でのソングライティングに臨んでる感じがします。近年聴いた作品の中で、ここまでコード進行に凝って、ベースラインなど裏メロが美しい作品、ちょっと思い出せないですね。

 

 

あと、こないだ自分の映画のオールタイム100を作って以来、「見そこねていた」あるいは「見てはいるんだけど内容を思い出せない」「不幸にもネタバレされて見る気がなくなった」みたいな作品を改めて見てみようと思ってこういう感じで見てみました。

 

 

「ひなぎく」

「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」

「地球に落ちて来た男」

「シティ・オブ・ゴッド」

「アラビアのロレンス」

「シルクウッド」

 

 

この中でいうなら、この2つが特にハマりましたね。

 

 

 

 

「ペトラ・フォン・カント」と「シティ・オブ・ゴッド」ですね。

 

 

「ペトラ〜」は70sのジャーマン・ニュー・ウェイヴの奇才RWファスビンダーの、おそらく最高傑作だと言っていい気がします。時代的にも表現的にかなり先を行ったレズビアンのロマンスで、いや、ロマンスというより、ひとりの女性の先走ったエモーションと高飛車ぶりの方がむしろ目立ったりはするんですが、そこに至るまでの心理状態がすごく詳細に描かれているのとドラマ的に優れてますね。あと、制作が1972年なんですけど、この美術・衣装がまんま、1972年の世のグラム・ロックブームの雰囲気を思う存分表現出来ている点でも、時代と絶妙に歩調を合わせている感じがあって刺激的でした。

 

 

「シティ・オブ・ゴッド」は今さら語るのもナンな名作なんですが(苦笑)、ネタバレされて見る気をなくしているうちに、偶然エレビ放送でやっていたのを断片的に見たりでちゃんと見る機会を失ってたんですけど、ちゃんと腰を落ち着けて最初から見たら、これはたしかにすごい傑作ですね!なんか、70年代のブラック・ムーヴィーにこういう作品があったらな、というか、90年代にスパイク・リーとか、アイス・キューブの主演映画で、ニューヨークかコンプトンを舞台にこういう、スラムのリアリティを描いた映画を作って欲しかったな、というところを、遠く離れたブラジルはリオで作られた、といった感じですね。リアリティがハンパなさすぎます。

 

 

 あと、常々、「ブラジル音楽はサンバやボサノバだけじゃねえ!」と言ってる僕にしてみれば、ここでのチン・マイアとかハウル・セイシャスとか、70sの英語圏のロックやソウルを聴く人にうってつけの音楽が立て続けて鳴るのも、今にしてみればすごくそそsります。

 

 そしてこれ、青春映画としても秀逸だし、昨年度のオスカーの作品賞とった「スポットライト」みたいに、ジャーナリズムの重要性、尊さを改めて訴える作品としても優れてますね。

 

 

 ほかに関しては「ひなぎく」は60sのガーリー・ファッションを描いた作品としてはものすごく刺激的だし、この少女の物欲を共産圏時代の東欧で作ったこととそのタブーを感じさせるエンディングも見事ですね。ただ、ストーリー的にもうちょっと何かあっても良い気がしたかな。「地球〜」はデヴィッド・ボウイ主演のカルト映画ですが、「宇宙からやって来たロックスター」という、彼のアイデンティティを改めて紹介するプロモーション映画としては良いんですが、映画全体で見て良い映画とは言いがたいですね。ボウイが大根役者なのは仕方がないとして(苦笑)、相手役のキャンディ・クラークまで演技がド下手なのはなあ。同じニコラス・ローグ監督ならミック・ジャガーの「パフォーマンス」の方が良かったです。

 

 

「アラビアのロレンス」は見たのが昔過ぎて内容を忘れたから見たんですけど、20世紀の史実を知る上では優れてるんですけど、これ以降、監督のデヴィッド・リーンが「エキゾチックな歴史大作監督」として様式美する始まりになった感じもして、なんかプログレの人気バンドみたいだなと思ってちょっと複雑でしたね。それ以前の彼の、小規模セットの人間ドラマの方が好きかな。「シルクウッド」は、「メリル・ストリープでベストなの、なんだろう」と探してみてるうちに見つけたエイティーズの原子力工場のドラマで、監督がマイク・ニコルズなので期待してみたら、期待したほどじゃなかったかな。実話通りに70sっぽく作るべきだったところを、完全にエイティーズ風のファッションでやってしまったのと、サスペンス的な要素を、別の監督ならもっと上手く作れた気がしましたね。

 

 

こんな感じで、映画は発見が多々ありますね。

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:個人話, 19:43
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iphone故障中で非常に不便なこと

どうも。

 

 

いや〜、前も言いましたけど、iphoneの修理が長引いていて、もう1週間以上ですよ、少なくとも、月曜日までは何もできません。

 

 

これないとツライのは、もちろん、ケータイ本来の伝達事項がなにもできないというのもあるんですけど、僕みたいな人の場合は、「時間の有効利用」、これが全くできないんですよね。

 

 

音楽の場合、やっぱり、外にひとりで出て、ヘッドフォンしてる瞬間が一番集中して聴けるんですよね。これが奪われると、菊地間は家になってしまうわけで。ただ、家にいる間は、出来ることなら、見たことのなかった映画とか、ネットフリックスで話題の作品を見るのにどうしてもあてたくなってしまう。あと、もちろん、子守りもしなくてはならないし、火事や料理、原稿だって書かなくちゃいけない。これらが全部出来たらホント、日々、充実しますからね。

 

 

 中古を譲り受けてたから早く壊れやすかったというのはあるんですけど、この3ヶ月、ものすごく日々充実してましたからね。早くこの状況、抜け出したいな。と言うことで、今週はアルバム寸評は出来ません。マジで来週はエンジェル・オルセンとかウィルコとかあるんで困るんだけどな。

author:沢田太陽, category:個人話, 20:56
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グーグルのアーティスト検索がすごく進化してる!

どうも。

 

 

最近、アイフォンを通じて、配信サービス三昧になっている話はここで何度もしていますが、それに伴うことで、こんなことにも凝ってます。

 

 

配信サービスは、毎週金曜に出たばかりの新作をすぐにチェックするのにも使っていますが、このテの配信サービスが良いのって、ほぼ世界中の音楽が、いろんな時代にわたって聴けることです。その良さに気がついたのは、僕がネットでスポティファイを見つけた2014年頃から知ってはいましたが、その知的欲求がさらに加速された感じがします。

 

 

そんなこともあり、最近、グーグルでの検索機会がすごく増えてるんですが、そこで驚いたことが。

 

 

グーグルのアーティスト検索がすごいことに!

 

 

 たとえば、僕の住んでるブラジルだと、グーグルでアーティスト名を検索すると、こんな風になります。

 

 

 

 最近、ウィキペディアに登録のある案件は、グーグル検索すると右肩にこんな風に出てくるのは万国共通ですが、今月から、一部の国では、音楽アーティストの場合、名前の下に、「どこのウェブ・メディアでこのアーティストをチェックするのが可能か」という情報が出てくるんです。そこでの情報は「ユーチューブに映像があるか」というのと「spotifyとDeezerにストリーミングされている曲があるかどうか」というものです。

 

 

 グーグル表示がこうなっている国はまだ限られていて、僕が調べたところ、まだアメリカ、イギリス、フランス、スペイン、イタリア、そしてブラジルくらいなんですけど、いよいよ「ストリーミングでの情報」というのが不可欠な状況になってきていることは間違いありません。

 

 これでいろんな国のアーティストの名前を入れていろいろ調べているんですけど、よほどマニアックなアーティスト以外は、たいがい、最低でも、スポティファイかディーザーか、どっちかの表示が出て来ますね。そこげ行くと、非常に残念なのがやっぱり日本です。この期に及んで、いまだにスポティファイもディーザーも日本に来てない(そんな国、他にありません)ので、日本のアーティストの名前を検索にかけても、ほとんどがユーチューブ止まりで、まぐれでソポティファイかディーザーに曲の在庫があっても、それはオムニバスにたまたま入ってた曲が1曲かそこらあるか、「オルゴールで聴くJ Pop Hits」みたいなアルバムで国際向けに作られたものがあるときくらいです。こういう世界的な配信サービスに提供するだけで、ほぼ自動的に世界中のリスナーの耳に届くことになってるのにね。東京オリンピックを控えて、「クール・ジャパン」とか言って、世界にカルチャーをアピールしたいはずの国がやる行為としては本当に根本的に矛盾してると思いますよ、これは。

 

 

 さらにですね、今度はアーティスト名でなく、「どこかの国のバンドについて知りたいな」という疑問が湧いたとします。そのとき、「国の名前、rock,band」と入れて検索をかけると

 

 

 

こんな風に、上の方に横長に、写真付きでバンド一覧が出てくるんですね〜。これはニュージーランドを例にとってやってみたものですけど。

 

 

この機能に関しては、実はgoogle.co.jpでもできます。是非ためして見てください。

 

 

この横並びの写真の中からひとつの写真を選んでクリックすると、さっき言った右肩に、アーティストの情報が大きくなってでてきます。そして、さっきも言ったように、国によってはストリーミングの配信状況が出て来ます。

 

 

 そして、この「国名+rock,band」の検索、すごいことに、ほとんどの国のパターンがあります!さすがに、アフリカ、そして中東の国に関してはある方が珍しいんですけど、それ以外の、アジア、東ヨーロッパ、西ヨーロッパ、北米、南米、オセアニアに関して言えば、ない国の方が珍しいです。これ、調べて行くとハマるんです(笑)。しかも、最近のバンドだけじゃなくて、その国のロックバンドの先駆になったような歴史的存在も必ず何組かは組み込まれているから勉強になるんです。しかも、根拠の裏付けは「ウィキペディアで言及されていること」にあるから、間違いが少ない。ちなみにブラジルのロックもそれで既に調べてあるんですが、僕の知ってるブラジル・ロック史と変わらない忠実さで検索結果が出て来ます。他の国のヴァージョンの精度もさほど違わないと思います。

 

 

で、ですね

 

 

 

こんな風に、ジャパニーズ・ロックのヴァージョンまでちゃんと存在します!

 

 

しかも、日本の場合、この数が多くて、横のスライドがすごく長いんです。しかも、日本の場合、ロックの歴史もかなり長いですからね。こういう歴史もちゃんとしっかりあるのに、配信サービスの登録がほとんどないから、他の国のバンドがバンバン聴かうる状況が整ってるのに、日本のバンドだけ、世界のリスナーには謎のまま終わっています。オタク文化を通じてジャパン・カルチャーに興味を持ってる人も少なくない状況なのにね。

 

 

 こんな風に、検索がどんどん国際的に進化して行く世の中です。なんとか対応してほしいものです。

 

 

 ちなみにこれ、映画やアメドラの検索も結構すごいことになってるんですよ!その辺りはまた別の機会にでも。

 

 

 

author:沢田太陽, category:個人話, 12:49
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2016年上半期ベスト・アルバムは

どうも。

 

 

今年も上半期も終わりですね。

 

 

あんまり上半期とかって考えないんですけど、今年は結構いいアルバム出てるような気がしてます。なので、いくつか、自分のフェイバリットを紹介しておきます。

 

 

個人的に1番、「これがすごかった!」というのを言っておきますと、これですね!

 

 

 

ビヨンセのこれですね。「レモネード」!いや〜、これは、彼女の最高傑作というだけじゃなく、昨今のR&Bだけじゃなく、あらゆる音楽の観点で見て、文句なしに素晴らしいです。

 

 

 ビヨンセって、僕はデスティニーズ・チャイルドのときから大好きだったんですけど、ソロになってみて、なかなか,自分が歌っていて気持ちのよい方向性で満足してる感があったというか、英語で言うと「コンフォート・ゾーン」っていうんですけど、そういうとこから抜けきれないところがあってもどかしかったんですけど、前作「ビヨンセ」で最先端のR&Bモードでその殻を破って、それも十分うれしかったんですけど、今回はそうした前作からの要素の上に、ウィーケンドにケンドリック・ラマーってのも聴きこたえあったんですけど、ヴァンパイア・ウィークエンドだ、ジャック・ホワイトだ、ジェイムス・ブレイクと共演ですからね!しかも、曲のバリエーションも、エレクトロでカッコいいものがあったかと思いきや、ジャック・ホワイトの無理矢理(?)なブルース・ロックに、カントリー・ソウルに、ミニマルなサウンドの中でのバラードに、挑発的なヒップホップに、60sのラヴ&ピースなサイケデリック・ソウルまであるという、かなり大胆なケイオティックさ!しかも、彼女本人も、これまでにない声の使い方まで試して進化してるというね。ポップ・ミュージック界の女王がここまでやってしまったんだから、僕はこれが1位で良いと思いますよ。しかもこれ、配信サービスだけ、しかも、タイダルっていう、自分のダンナのやってる、シェアのまだ少ないストリーミング・サービスのみの配信で世界のチャートの上位を独占したんだから、それもまた快挙です。

 

 

そして、これに続くのが

 

 

 

 

これもやっぱり名盤でしょう。レディオヘッドの「A Moon Shaped Pool」。いわゆる「円熟期の傑作」というか、楽曲全ての完成度がこれでもかというくらいに高かったですね。加えて、トム・ヨークが、奥さんと別れた傷心ぶりというのを、ここまで素直にあからさまに露呈することに驚いたんですが、その意味でこれまでで一番、心開いたアルバムという意味でも僕はこれ、愛さずにはいられません。

 

 

 

 あと、これもやっぱ大好きなんだよね。The 1975の曲名のクソ長いアルバム。とにかく、美メロのオン・パレード!これ、本人たちも「インエクセスとかスクリッティ・ポリッティとか意識した」とか言ってますし、あまりにそのまんまではあるんだけれど(笑)、目のつけどころがいいというか、再評価ひとつとってもシーンを一歩先に進める力が彼らにはあると思いましたね。マットが言った言葉で好きなのが「80sは、自分がどう見られるとかカッコつけずに良い曲が書けた時代だった」というヤツですけど、萎縮しないで伸び伸びとバンドとして大きくなることを恐れない態度はすごく好きですね。もっと評価されて良いです。

 

 

 

 

 これも大好きなアルバムですね。イギー・ポップ・・というより、「チーム・ジョッシュ・ホーミ」による「Post Pop Depression」。僕はジョッシュ・ホーミの「ロックンロールの現状をとらえ、どう進化させるか」の眼力って本当に大好きなんですが、イギーを素材にして作ったアルバムで、彼の「鋼の肉体」の方でなく、「ガレージ/パンクのフランク・シナトラ」とでもいうべき、あのバリトンの美声を活かした、以前はイギー自身も作っていたタイプのダウン・テンポのロックンロール・アルバムを作ったことで、「再評価と円熟と進化」を兼ね備えさせてしまったことがこれ、お見事です。

 

 

 

 

若いバンドだと、このカーシート・ヘッドレストとウィットニーは頭ひとつぬけてましたね。どっちも悲しいくらいセールスは良くないですが(泣)。でも、この2つ、ちゃんと気がつかれたら、インディ・ロックファンなら絶対好きになると思うんですけどねえ。前者が曲の構築力が見事なロウファイの天才で、後者が70sの造詣に関して若手なら誰にも負けない無類のメロディ・メイカー。この辺りが注目されるようになったら、ロックの風通しももっとよくなると思うんだけどねえ。

 

 

 

 

チャンス・ザ・ラッパーのこれももちろん。共演したジェイムス・ブレイクのワザを盗んだ、「モダン・ヒップホップ・エイジのゴスペル」みたいなコーラスはちょっとした発明ですね、これ。僕の場合、「ラッパーとしてのスキルでもっと驚かされたい」というのがある人なので、その点でケンドリック・ラマー(ラッパーとしてのテクニックなら史上最強クラス)が僕にくれる刺激ほどにはどうしても届かないところはあるんですけど、それでも、どう考えても才人なことには間違いありません。

 

 

・・といったところかな。このあたりは年間ベースでもトップ10に入れたい作品ですね。

 

 

 ただ、この上半期で一番耳にしたのって

 

 

 

やっぱ、この2人なんだよなあ・・。

 

 

ボウイの場合は「ブラックスター」もあるわけで、あれも歴史的な遺作ですけどね。聴くと悲しくなりすぎるので、あのアルバムに関してはそこまでの回数を結局は聴けてないんですけどね。心が痛くなるので。逆にプリンスの方は、タイダルに膨大な数の音源の配信が入ったので、「この恩恵を受けてる数少ない日本人としてのメリットを最大限に活かしたい」と、とにかく聴きまくってますね。ここしばらく、「1日1プリンス」の課題で、デビューから毎日1枚ずつアルバムを聴いて、今日は92年の「ラヴ・シンボル(読めないマークのヤツ)」まで聴きました。後1ヶ月ほど、生前のラスト・アルバムまで聴き続ける予定です。

 

 

 あと、今年は、アイフォンを入手した影響で、ストリーミングでの新作スピードに対応出来るようになったので、これからも毎週のように新しい曲を聴くのがすごく楽しみでもあります。

 

 

 

author:沢田太陽, category:個人話, 12:41
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僕がケータイに作ったプレイリスト一覧
どうも。


相変わらず、iphoneによる、3つの配信サービスを使った音楽ライフをエンジョイ中なんですが、その中のひとつに「自分のプレイリストを作る」というのがあります。


 いろんなオムニバスに作るのも面白いと言えば面白いんですが、今、僕が楽しんでいるのは「自分自身のベスト盤を作る」という作業です。しかも、「自分がすでに知ってて好きな曲ばかり」というよりは、自分の聴き方がやや甘いアーティストのことを、ネットや本を駆使して、ちょっと勉強できるようなタイプのものがむしろ面白かったりします。


大別して「Best Hits」と、Setlist.fmというサイトで調べた「Live Favorites」の2種類で作ってますが、こんな感じですね。


<Best Hits>
ニック・ケイヴ&ザ・バッドシーズ
クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ
PJハーヴィー
ドレイク
カニエ・ウエスト
ポール・サイモン
ロベルト・カルロス(60年代限定)
ブラック・サバス(オジー・オズボーン期)
トム・ペティ


こんな感じですね。


ロベルト・カルロスというのは、ブラジルにおけるエルヴィスというかクリフ・リチャードみたいな人がいるんですが、今はムード歌謡みたいなことになってますが、この人の60sのコレクションが日本のGSみたいですごくイケてて良いです。


後は、最近の個人的なロックの趣味の影響か、ニック・ケイヴとかQOTSA、PJハーヴィーあたりは聴いてて染みましたね。ポール・サイモンは新作(最高!)を期に「ちゃんと聴いてみよう」と作ってみたらハマりましたね。トム・ペティも同様でした。


あとは最近のヒットメイカーものはやっぱり今後も作りたいですね。ドレイクとカニエは曲が多くて、キャリアもややこしいのですが、頭の整理になりましたね。


<Live Favorites>
プリンス
ウィルコ
LCDサウンドシステム
ヴァン・モリソン
ラモーンズ


これは、セットリストで曲の多い順にパターンですね。意外と通常のヒットのパターンと違ってて、これが面白かったんですよ。ヴァン・モリソンは日本に来たことがないので興味深かったんですけど、「こんな感じなんだ!」というのがわかったし、ラモーンズも案外80年代の盤からが多いですね。プリンスは最初に20曲で作ったんですが、彼はいろんな曲を試すので、ヴォリューム3くらいまで作ろうかなと考えてます。ウィルコは10月にブラジルに来るので、その予習もかねてますね。


あと、ジャンル・オムニバスはこの3つを作りました。


Punk New Wave 70's
Punk New Wave 80's
US Indie Before Nirvana


この辺りは





これを参考にして作りましたね。これは、どちらかというと、これまで聴き損ねていたもの、以前買ったけど、そんなにハマらなかったもの、オムニバスだけですかもっていなかった曲とかを、好きな曲と混ぜて作りました。こういう過程を自分で作ると、頭の運動にもなって楽しいものです。


今のところはこんな感じですね。












 
author:沢田太陽, category:個人話, 20:07
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