- 最新全米チャート
-
2018.01.31 Wednesday
どうも。
すみません。別の原稿の締め切りがありまして、忙しいです。
手短に行きます。全米チャート。
SINGLES
1(-)God's Plan/Drake
2(2)Perfect/Ed Sheeran
3(1)Havana/Camila Cabello feat Young Thug
4(3)Rockstar/Post Malone feat 21 Savages
5(4)Finesse/Bruno Mars feat Cardi B
6(5)Bad At Love/Halsey
7(-)Diplomatic Immunity/Drake
8(8)New Rules/Dua Lipa
9(6)Thunder/Imagine Dragons
10(7)No Limit/G Eazy feat Cardi B and ASAP Rocky
イギリスのとこでも紹介しましたが、ドレイクがこちらでも初登場1位。今回、彼のストリームは2曲あったんですが、もう一方の曲が7位ですね。
では圏外に行きましょう。12位に上昇中のこの曲で。
ベベ・レクサとフロリダ・ジョージア・ラインの共演曲ですね。
ベベって、これまでクラブ系のフィーチャリングのイメージがあったんですけど、ブロ・カントリーのフィーチャリングってどうなんでしょうね?まあ、今まで付いてなかったファンがつくことは間違い無いと思うんですが。
では、アルバムに行きましょう。
ALBUMS
1(-)MANIA/Fall Out Boy
2(3)Divide/Ed Sheeran
3(2)The Greatest Showman/Soundtrack
4(1)Camila/Camila Cabello
5(4)Stoney/Post Malone
6(7)Damn/Kendrick Lamar
7(6)The Beautiful&Damned/G-Easy
8(9)Luv Is Rage/Lil Uzi Vert
9(5)Reputation/Taylor Swift
10(11)24K Magic/Bruno Mars
フォール・アウト・ボーイが初登場1位です。聞いてみましょう。
まあ、この人たち、昔からそうでしたけど、大仰だなあ、今回も(笑)。ただ、その大仰さがロックっぽい方向でのそれじゃ無いところがなんか気になるんですけどね。そうしないと大衆との距離が取れないんだとしたら、なんか残念ですけどね。
- 不可解でツッコミどころ満載のグラミー賞2018
-
2018.01.30 Tuesday
どうも。
ベスト&ワースト・ドレッサーも考えましたが、、昨日の今日で気持ちが熱いうちに言っておきたいと思うので、やっぱ言っておきます。
いや〜、それにしても
昨日のグラミー賞は変だった!
もちろん
せめて最優秀アルバムはケンドリックが取るべきだと思ってましたからね。
ぶっちゃけ言うとですね、今回のグラミー、「ケンドリックとジェイZとLordeの争い」だと思っていたんですよ。とりわけ、ケンドリックとLordeかな。この2人が何の年間ベスト見ても競うように年間ベスト・アルバムに輝いていたから。あとジェイZもすごく評判が良くて、ケンドリックと対抗させることでラッパーの「旧世代VS新世代」対決みたいな見せ方もできた。そこに加えて、エミー、ゴールデン・グローブをTVシリーズ「アトランタ」で受賞してきたチャイルディッシュ・ガンビーノことドナルド・グローヴァーが音楽でも頂点を狙うか、という見方も面白かった。
そういうこともあったので実はブルーノって、
視聴率を上げるための客寄せ的ノミネートだとばかり思ってたんです!
実際の話、こういうデータもあります。この最優秀アルバムのノミネート作5作の発売時のレヴューの平均値をまとめたメタクリティック採点、実はこうだったんですよ。
Damn/Kendrick Lamar 95点
Melodrama/Lorde 91点
4;44/Jay Z 82点
Awaken My Love/Childish Gambino 77点
24K Magic/Bruno Mars 70点
と、このように、アルバムの一般的な批評家評価にこれだけの差があったんです。
実際問題、ケンドリックというのは、こと、ラップのスキルに関して言えば、2010年代はもちろん、歴代でも最高クラスの実力者です。そんな実力者が、ゲットー・ライフでの現実社会や黒人の歴史を文学的に切り取って、トラックで実験的なことをやる、と言ったら、そりゃ評価も高くなるというものです。今作に関しては脱コンセプト的な次の境地も見せていたりもしました。加えて、今回のアルバムに関して言えば、批評的な評価にセールスも伴ってアルバムが1位、そしてロングヒットになったのみならず、「Humble」のような大ヒット曲まで出ていた。「プログレッシヴなこと」を流行の先端にできていた、非常に稀有な存在です。生前最後のデヴィッド・ボウイに「ケンドリックの音楽から刺激を受けた」とまで言わしめた実績だってあります。そういう人が、ヒップホップ部門だけの評価で終わっていいわけがありません!
対してブルーノ・マーズは、声は抜群に良いと思います。僕はデビュー当時から、あの歌いっぷりは好きです。ただ、楽曲的には聞き心地の良さを求めるタイプで、別段、音楽的に新しいことはしない。そうしたことで、決して批評向きではない。それはデビュー当初から今まで変わっていません。
今回のアルバムにしても、マーク・ロンソンとの「アップタウン・ファンク」で80sブラコン・ムードになって、それで勢いでそれっぽいオマージュ作品にはなっていたけど、あまりにそのまんますぎるというか、「これを今の時代に吸収・咀嚼して表現する」というのが今一つ見えてこなかった。ぶっちゃけ、そういうのが好きな人は無条件に好きなんだろうけど、ただ、それだけのアルバムで今一つ深みが感じられなかったんですよね。
まあ、この前の年も、ロックやエレクトロの精鋭と組んで、これまでにない新しいR&B作ろうとしたビヨンセが、大成功した前作から冒険のない無難なアルバム作っただけのアデルに負けました。これもメタクリティック評価では、ビヨンセの92点に対し、アデルは75点だった。さらにその一つ前の年は、ケンドリックの「To Pimp A Buttefly」が、それこそ「ヒップホップの金字塔」的な評価を受けたアルバムだったのに、これもテイラー・スウィフトの現象的ヒットに負けた。この時はケンドリックが96点だったのに対し、テイラーは76点。この3年、「ガチな批評家評価」だったら何が勝つべきか、かなり明確だったんですよ!
「グラミーは批評の賞ではない」。そういう反論もできるかもしれません。僕も、そうならそうで別に問題は本来ありません。それなりの筋さえ通してもらえば。でも
エド・シーランはなんで今回、主要部門から完全にシャットアウトされたの?
だって、おかしいじゃないですか。人気者に勝たせたいなら、去年1年間で、アメリカも含め一番人気のあったの彼ですよ。実際、アルバムのリリース時には、彼のアルバムからの曲がシングル・チャートの上位独占するヒットになっていたし、今だってアルバム発売して10か月くらいになるのにアルバムはまだ上位につけてるし、エミネムやビヨンセとの共演の曲だって大ヒットしている。しかも、この前のアルバムは最優秀アルバムにノミネートもされていた。それなのに、主要部門にノミネートされないって、どう考えてもおかしいじゃないですか。
だから、僕は、「ああ、今年のグラミーは批評よりになったんだな」と評価したんですよ。その方向性で行くなら、そりゃケンドリックが勝つべきで、エドと同じ「大衆性」に支えられたブルーノが勝つべきではない。そうじゃないと、筋が通らないじゃないですか。
だいたい、今年といい去年といい、授賞式前の動きがキナ臭いのも嫌なんですよね。今年はLordeが数日前に「今年はパフォーマンスしない」ということが、主要部門にノミネートされた数少ない女性アーティストだったにもかかわらず一度もステージに立たない不可解さが報じられました。そしてジェイZには、今ひとつ意味のわからない「功労賞」なるものが授けられました。これも明らかに「今回他に賞はないけど、これで勘弁して」というコンソレーションに見えました。事実、LordeもジェイZもこの日、無冠でした。
で、その前の年は、ドレイク、ジャスティン・ビーバー、フランク・オーシャンが「価値観が異なる」ことを理由にグラミーへの参加をボイコットしました。終わってみたら、ビヨンセがアデルに負けてました。
なんか、「事前に結果、教えられてるだろ?」みたいなことを思わせて嫌なんですけどね。それで、ラストに嫌なサプライズつきでね。
あと、今年はパフォーマンスも今ひとつでしたね。よかったと言えるのは、クリス・ステイプルトンとエミルー・ハリスの短いトム・ペティ・トリビュートとか、ゲイリー・クラークJRのファッツ・ドミノとチャック・ベリーのトリビュート、ロジックの自殺防止キャンペーン、カントリー・フェスの銃撃テロに対しての追悼パフォーマンス、そして世間一般で人気のあった
ケシャの「Time's Up」のパフォーマンスですね。これは、中途半端にテイラーあたりにやらせないで、プロデューサーのドクター・ルークとの間のデート・レイプに伴う契約解除を求めた裁判で5年くらい音楽活動ができなくなった彼女が代表して歌うことにすごく意義がありました。決して良いシンガーではないことと、緊張して声が震えてたこともあって、目つぶって聴いたらそこまでいいパフォーマンスだとは客観的には言い難いとこもあったんですけど、あまりに適役すぎたのと、がむしゃらに必死に歌っている姿は説得力あったし、強い共感を呼ぶのはすごく納得できましたね。これは成功だったと思います。
ただなあ〜、あとは「かもなく、不可もなく」な凡庸なものが多かったですね。その原因を作ったのが
過剰な泣かせ演出
これですね。
とにかく、「熱唱バラードとか、ゴスペルばっかりなの、ちょっと勘弁して!」って感じでしたね。上にあげた「よかったもの」って、社会的な事件性も絡むものだから、演出上不可欠なものがあったのに、とにかくガガもPINKもサム・スミスも、なんかみんな揃ってそういう感じだったのにはちょっと食傷気味になりましたね。決して悪いパフォーマンスではなかったですけど、それがあまりにも同じような感じで続きすぎると、ちょっとね。
あと、グラミーはベテランのロック勢をパフォーマンスの実力の貫禄上、起用することが多いんですけど、これ、今年は本当にダメだったね・・。
このエルトン・ジョンとマイリー・サイラスの共演は意味不明だったし
このスティングとシャギーのパフォーマンスも、ただこの2人の共演アルバムのプロモーションに利用されただけにしか見えなかったし
このU2のパフォーマンスもなあ・・。こんな「自由の女神」の見えるところで、事前に録音された演奏の当て振り、とか、およそロックバンドとしての醍醐味のないことやらすより、会場で生演奏で熱いパフォーマンスとメッセージを聞きたかったよ!
あと、あれだけヒップホップの強かった1年で、ヒップホップのノミネートもかなりあったのにパフォーマンスがケンドリックとロジックだけというのも寂しかったし、上に書いたようにロックのベテランが退屈なパフォーマンスをやるなら、コメディ部門とかミュージカルの関係削って、もう少し若いロックの人たちのパフォーマンスなんかもやってほしかったですよ。
全体的に「お涙頂戴」な感情的なところばかり狙おうとしていて、そんなこと関係なしに音楽的に文句なしに素晴らしいアーティストの見事なパフォーマンスそのものをもっと見たかったですね。
今回、これで視聴率、ガクンと落ちたみたいだけど、今年みたいなこういう受賞結果や面白みに欠けるパフォーマンスが続くようだと、この先、心配ですね。
- 第60回(2018)グラミー賞速報生ブログ
-
2018.01.29 Monday
始まりました。
最初のパフォーマンスはケンドリック・ラマーです。
いきなりU2との共演です!
途中で伝説的コメディアン、デイヴ・シャペルが合いの手を入れ、和太鼓との共演もありながら、怒涛のたたみかけラップが続いております。
曲は「XXX」 「American Soul」「DNA」。
今年の司会は、カープール・カラオケでおなじみのレイトナイト・ショーの司会、ジェイムス・コーデン。
続いてレディ・ガガがピアノの弾き語りで「Joanne」をプレイ。体調不良が伝えられていましたが、歌声は相変わらず力強いですよ。続いて「Million Reasons」。
ジョン・レジェンドとトニー・ベネットがプレゼンター。トニー・ベネット、もう90歳ってのに元気すぎ!
Best Rap/Sung
Loyalty/Kendrick Lamar feat Rhianna
「歌われたラップ賞」って、こんなアワードで放送されるメジャーな部門になったのか??とりあえずケンドリック1勝。
ジェイZが特別功労賞見たいのをもらいました。髪伸びたね。
続いてサム・スミス。ゴスペル隊を従え「Pray」。なんかあんまり響かないのは何故なんだろう。
ニック・ジョナスとケリー・クラークソンがプレゼンター。ケリー、40代半ばみたいに見えるぞ、
最優秀新人
アレシア・カラ
彼女の将来性は買ってるけど、新人賞??SZAだろ、これは!!
続いてカントリーからリトル・ビッグ・タウンがパフォーマンス。去年はそんなに話題になった印象なかったんだけど、カントリーも大概で話題なかったからね、去年。
ゲイリー・クラークJRとジョン・バティスティのコンボでファッツ・ドミノの「AInt That A Shame」の演奏です。続いてチャック・ベリーの「メイベリーン」。ロックンロール・レジェンドへの粋なトリビュートです。何気に今日、これが一番いいです。
最優秀ソロ・パフォーマンス
「The Shape Of You/エド・シーラン」
こんな中途半端な形で賞をあげるんだったら、やっぱ、主要部門はノミネートさせるべきだったんじゃないの?本人、欠席だしさ。
サラ・シルヴァーマンと黒人男性の方は、この人、存じ上げないな。
「デスパシート」、来た!生で歌うルイス・フォンシ、初めて見た。ダディ・ヤンキーどまりでビーバーはこないのかな?
チャイルディッシュ・ガンビーノこと、ドナルド・グローヴァー、大型アワードでの初のパフォーマンス!歌、しっかりしてるじゃないか!バンド・アレンジもなかなか。曲は最優秀レコードにノミネートの「Redbone」ではなく「Terrified」。
デイヴ・シャペルが最優秀ラップ・アルバムを発表。
最優秀ラップ・アルバム
Damn/ケンドリック・ラマー
これでジェイZに勝ったということは、今日はケンドリック・ナイトかな。
続いてPINKがパフォーマンス。ブルー・ジーンズとブラウスのすごくシンプルな衣装で、髪型もすごく落ち着いたヴェリー・ショート。化粧もすごく薄いです。曲の「Wild Hearts Can't Be Broken」がバラードだからかな。ただ、ガガが同じようなバラード路線だったから、ちょっとくどいかな。
ジェイムス・コーデンがスティングとシャギーとニューヨークの地下鉄でカープール・カラオケ。「迷惑だ」とツッコミを受けてます。
ブルーノ・マーズとカーDH位Bの共演をなぜかケイティ・ホームズが紹介。曲はもちろん「Finesse」。
コメディ・セントラルのトレヴァー・ノアが最優秀コメディ・アルバムを発表。なんだこの展開!!
最優秀コメディ・アルバム
デイヴ・シャペル
シャペルが偉大なのはわかるけど、グラミーで祝うものなのか??
スティングが「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」を演奏。そしてシャギーが登場。明らかに共演アルバムのプロモーションであることが露骨!
続いてDJキャリドがフィーチャリングでリアーナ。なんで、この程度の曲でパフォーマンスやるかなあ。ブライソン・ティラーの生歌聞くのは初めてかな。だから、何かあるわけではないけど。
最優秀カントリー・アルバム
From A Room Volume One/クリス・ステイプルトン
これしかなかったっていう消去法的受賞だね。なんでミランダ・ランバートがノミネートもされなかったのかが不思議だけど。
あのラス・ヴェガスのカントリー・フェスの襲撃事件でのトリビュート・パフォーマンス。エリック・チャーチとマレン・モリスとブラザーズ・オズボーンでクラプトンの「Tears In Heaven」。ジェイソン・アルディーンはここでも現れず。やはり、目の前で惨劇が起きたトラウマからは逃れられないかな。
「タイムズ・アップ」のメッセージをジャネール・モネエが壇上で送りました。ケシャの紹介です。
確かに、セクハラ訴訟で音楽活動まで何年もできなかったケシャの方が、地方DJ訴えた程度のテイラーの誇張された話よりは代表として歌う価値があるのは確かなんだけどね。
カミーラ・カベーロがU2の紹介。あの女もキューバン・メキシカンであるバックグラウンドを語って、オーディエンスから拍手喝采。対トランプ・イベントは今年も続きます。
「Get Out Of Your Own Way」を自由の女神の見える位置で外で演奏。ってか、なんでそんな臨場感のない演出を。しかも演奏、歌以外は明らかに録音では?
最優秀ソング
That's What I Like/ブルーノ・マーズ
ロジックかな、と思ってたら意外なのに行ったな。
アナ・ケンドリックがエルトン・ジョンを紹介。「タイニー・ダンサー」を披露。だけどなんでマイリーとの共演なんだ??
ミュージカル・シンガーのベン・プラットが「ウェストサイド物語」の「Somewher」を独唱。
同じくミュージカル女優である、パティ・ルポーンによるアンドリュー・ロイド・ウェバーのトリビュート。「Don't Cry For Me Argentina」ですが、こんなコンサバ・テイストなグラミー、90年代思い出すな。
SZAが「Broken Clocks」をパフォーマンス。声のみずみずしさがいいよね。
最優秀レコード
24K Magic/ブルーノ・マーズ
・・マジで????
ヤバいな。ケンドリック独占楽勝と踏んでいたんだけど、アルバム取れなかったら、また大事だな。
これは良い共演。クリス・ステイプルトンとエミルー・ハリスがアKオースティックでデュエット。やっと、ここ数年のグラミーらしさがあるパフォーマンス。プレイしたのもトム・ペティの追悼で「Wildflower」。
追悼コーナーでリンキン・パークのチェスター・ベニントンが終わったタイミングでロジックの1-800-273-8255。ここのつなぎはうまいと思います。
死後のプレゼンターはボノとジ・エッジ。最優秀アルバムです。
最優秀アルバム
24 K Magic/ブルーノ・マーズ
ごめん。テレビ消した。
・・・ありえんだろ、これ・・・・。ある意味、去年よりひどくないか、これ・・・。
まさに
DAMN!!!
って感じだよ・・・。よりによって、2年前にテイラーに負けた時も納得いかなかったけど、今回の、もっとたち悪いよ。
- 最新全米映画興行成績
-
2018.01.29 Monday
どうも。
これからグラミー賞なので駆け足でいきます。最新全米映画興行成績。
1(-)Maze Runner The Death Cure
2(1)Jumanji Welcome To The Jungle
3(23)Hostiles
4(5)The Greatest Showman
5(4)The Post
6(2)12 Strong
7(3)Den Of Thieves
8(16)The Shape Of Water
9(6)Paddington 2
10(-)Padmaavat
ロングヒットした「ジュマンジ」を首位から蹴落としたのは「メイズ・ランナー」の第3作目。ただ、工業の数字は良くなく2000万ドルちょい。これは第3作で、ヤング・アダルト小説が人気で、主演の一人のカヤ・スコデラリオがブラジル生まれということもあり、ブラジルでは結構人気あるんです。なので、こっちもアメリカと同時公開でしたね。
ただ評判は良くありません。Metacriticで51点、Rottentomatoesで44点。
3位に拡大公開で入ってきたのは西部劇「Hostilities」。これはクリスチャン・ベール主演のウェスタンで、舞台は19世紀末なんですが、そんなことよりはこれ、前評判から、かなり血なまぐさいウェスタンという評判は一人歩きしてましたね。相手役はロザムンド・パイク。監督は「クレイジー・ハート」でジェフ・ブリッジズにオスカー主演男優賞をもたらしたスコット・クーパー。
これ、一時期はアワードも期待されてた作品だけ在って評価はなかなかです。Metacriticで65点、Rottentomatoesで72点。公開時期が良ければみようかと思ってます。
そして8位に、話題の「シェイプ・オブ・ウォーター」が入ってきました。もちろん、オスカー最多13部門のノミネートの余波でエントリーしたものです。
もう批評のことは改めて言うまでもないでしょう。この映画の場合、後はいかに作品賞が取れるか、だけですね。この2年、最多ノミネートの作品が作品賞だけ取れずに受賞だけ圧勝、というケースが続いてますからね。
僕ですが、この映画、予定でいくと2月2日か3日にみる予定です。なので、その次の週のどこかでレビューやります。
そして10位はボリウッドの「Padmaavat」。年に2、3作、工業のトップ10に入ってくるボリウッドの作品の一つですね。
まだ、アメリカだとインド映画はレビューの対象に上がらないみたいで点数がないんですが、ウィキによると、インド本国では「映像はいいけど、ストーリーが今ひとつの史劇」とのことです。
最近、日本から伝わってきている話だと、「バーフバリ」が大ヒットしてるんですってね。あれは昨年の4月に全米映画興行でも3位に入る大ヒットだったので、僕も覚えてます。僕もインド料理が日本にいるときから好きで、行きつけの店でかかる映画のワンシーンとかすごくそそられていたクチなのですごく興味があるんですけど、ブラジルはインド移民がほとんどいなくて、インド料理が食べられる店さえない状況なので、なかなか公開されません(泣)。
では、グラミー、お楽しみください。今年もレッドカーペットはちょっと難しそう。ごめんなさい!
- 最近のプレイリスト近況
-
2018.01.28 Sunday
どうも。
もう、ツイッター、といってもこのブログの公式のは、やっぱ相性悪いから2度目の退会をして(笑)、Hard To Explainの方に書いたんですけど、、前にも紹介した最新曲紹介プレイリスト、「Songs You Should Listen To By Now by Taiyo Sawada」、これを基本、毎週HTEのツイッター上で公表することにしました。
「ツイッター見れないよ」という人は、こちらでつないでください。
https://open.spotify.com/user/12151410310/playlist/2UifAqZxMk8HagMjFbUqAS?si=s5YcEnTPQY21OP0TBID95g
これで飛べるはずです。本当はここでビローンと曲名出てくれたら嬉しいんですけど、jugem、まだ対応しないのかな。
今週は、相変わらずのイギリスのニュー・バンド、Shame推しですけど、新作出たばかりのミーゴスとか、あと、こういうバンド推してますね。
相変わらず女の子のバンド、推してますけどね(笑)。でも、いいですよ。マーモゼッツとドリーム・ワイフ。両方とも金曜にアルバムが出たばかりですけど、2つともよく聞いてます。
あとはこんな感じかな。
上のアンノウン・モータル・オーケストラの曲は気に入ってますね。リフがすごくカッコいい。こういうロック、もう少し聞きたい。
あと、期待してなかったジュリアン・カサブランカスのThe Voidzが、これがいい曲なんですよ!去年見たストロークスのライブも相変わらず不真面目で、「ダメだ、こりゃ」と思ってたら、こういういい意味でひねった曲、サクッとかけるんだもんなあ。このコード進行といい、曲展開といい、才能はやっぱ非凡ですけどね。でも、なぜこれをストロークスでやらないんだろうなあ。
こういう感じで、毎回40曲も、ちょっとチャートっぽくもして入れてます。毎回変えるより、少しずつ変えたほうが耳に馴染むとも思うし。
あと、プレイリスト、もう一つ作ってます。
- 最新全英チャート
-
2018.01.27 Saturday
どうも。
気がついたら、もう、こっちの時間の今日、グラミー賞なんですよね。
もちろん速報しますので、お楽しみに。
では、全英チャート、行きましょう。
SINGLES
1(-)God's Plan/Drake
2(2)Barking/Ramz
3(1)River/Eminem feat Ed Sheeran
4(14)IDGAF/Dua Lipa
5(8)Tip Toe/Jason Derulo feat French Montana
6(5)Finesse/Bruno Mars feat Cardi B
7(3)Perfect/Ed Sheeran
8(13)This Is Me/From The Greatest Showman
9(12)Breathe/Jax Jones feat Ina Wroldsen
10(10)I Know You /Craig David featuring Bastille
1位初登場はドレイク。これ、先週、いつものように突然解禁されて世に出ましたね。これは僕のやってるプレイリストにも早速入れてますよ。
曲は彼の2013年の「Nothing Was The Same」に入ってそうなタイプの曲ではあるんですが、それでもいい曲だと思います。
そして4位は、アメリカで「New Rules」がやっとこさでトップ10入りしたドゥア・リパのニュー・シングル。MVの美的感覚で売る人になってる感じがしますね。
では今日は圏外も見てみましょう。14位に上がってきてるこの曲で。
今年、かなり期待の高い北欧の女性アーティストですね。シグリッド。これは1/19、BBCのレイトナイト・トークショウ「グレアム・ノートン」に出演してパフォーマンスしたところ、すごく反響が大きく、それでチャートが一気に上がったんですって。こう言う話、いいですよね。ちゃんとした生のパフォーマンスで、アピールして上がるというのは本物ですよ。
この曲は僕もお気に入りの曲で、プレイリスト始めた時からずっと入ってますね。
では、アルバムに行きましょう。
ALBUMS
1(1)The Greatest Showman
2(-)MANIA/Fall Out Boy
3(-)Ruins/First Aid Kit
4(3)÷/Ed Sheeran
5(4)Revival/Eminem
6(2)Camila/Camila Cabello
7(5)The Thrill Of It All/Sam Smith
8(6)Human/Rag N Bone Man
9(10)Dua Kipa/Dua Lipa
10(8)Beautiful Trauma/P!NK
「グレーテスト・ショウマン」が引き続いて強いですね。
初登場で2位はフォールアウト・ボーイ。全米の時に語りましょう。
3位初登場はスウェーデンの女の子フォーク2人組のファースト・エイド・キット。聞いてみましょう。
70年代後半のテレビ・シリーズみたいで可愛いですね(笑)。
彼女たちはこれが初の全英トップ10。3位は上出来だと思います。あと本国スウェーデンでは3枚目の1位。オーストラリアで13位など、なかなか上々の成績です。
このアルバム、この曲がまだかなりポップな方で、あとは、今やアメリカでもやらなくなったような、すごく古いタイプのカントリーを真正面からやってますね。それを人は「アメリカーナ」とも呼ぶんですけど。ちょっと生真面目すぎる印象も持ったんですけど、まあ、テイラー・スウィフトがこの路線に戻りそうにないことを考えると、これはこれですごく貴重なものでもあるなとは思いましたね。