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時間切れにつき

どうも。

 

 

すみません。書いてるものがあったんですが、ちょっと完成させてあげたいものでもあったので、まだ出来てないのであげられません。

 

明日は全米チャートなので、明後日にあげます。

 

 

ちょうど今、もろもろの〆切ともかぶってたりしますからね。すみません。

author:沢田太陽, category:-, 18:56
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ソフィア・コッポラやニコール・キッドマンなど輝く カンヌ映画祭2017の結果

どうも。

 

 

 

カンヌ映画祭の結果、出ました。今年、結果的にはかなり面白いものになったと思います。

 

 

ちょっと、紹介して行きますね。

 

 

 

 まずはパルムドール受賞作ですね。スウェーデン映画の「The Square」が取りました。下馬評、悪くはなかったんですけど、そこまでメチャクチャ高い訳ではなかったんですけどね。これはリューベン・オストルンドといって、2014年に「フレンチアルプスで起きたこと」と言う映画で、オスカーの外国語映画賞にもノミネートされていた監督です。この映画、3カ国語映画で、メイン・キャラクターのひとりに、「マッドメン」のペギー役で知られたエリザベス・モスが絡んでいますね。

 

 

 

 そして、次点くらいの意味がありますね、監督賞にはソフィア・コッポラが輝きました!女性監督ではカンヌ史上2人目。快挙です!前に受賞したのは1993年、「ピアノ・レッスン」のジェーン・カンピオン以来ですね.遂に「ロスト・イン・トランスレーション」に並ぶくらいの代表作を作って来たか。前からのファンとしては、これは本当に嬉しいですよ。

 

 

 

 そして、監督賞と同じく次点級の価値のあるグランプリにはフランス映画「120 Beats Per Minute」が輝きました。このあたりは、自身の映画でもLGBTのキャラクターを積極的に描き続けている今年の審査委員長、ペドロ・アルモドバルのカラーが出ていますね。これも楽しみな映画です。

 

 

 

そして、当初もっとも下馬評が高かったロシア映画の「Loveless」は審査員特別賞に終わりました。この評価に今回、結構、不満を抱く声があがっていますね。おそらく、そうした欲求不満のエネルギーから、来年のオスカーの外国語映画賞ではかなり有利になるんじゃないかと思いますね、これは。

 

 

 

 

さらに主演男優賞には、スコットランドの女性映画監督リン・ラムジーの新作「You Were Never Really Here 」に主演したホアキン・フェニックス。

 

 

そして主演女優賞にはドイツ映画、トルコのファティア・アキンが監督した「In The Fade」のダイアン・クルーガー。ハリウッドでもおなじみの彼女ですが、この映画、ドイツ語で演じているようです。

 

 

 

そして脚本賞にはギリシャの奇才、ヨルゴス・アンチノスの「The Killing Of A Sacred Deer」が輝きました。

 

 

 

そして今回、特別賞として、監督賞のソフィア・コッポラの「The Beguiled」、脚本賞の「The Killing Of A Sacred Deer」の2本に主演したニコール・キッドマンが受賞しました。すごい!

 

 

 こうして見ると今回、アメリカというか、ハリウッドでなじみの顔が圧勝した印象ですね。今回、この受賞した人たちに限らず、トッド・ヘインズの「Wonderstruck」、ノア・バウムバックの「The Meyerowitz Stories」、さらにロバート・パティンソンの怪演が話題をかなり呼んだ「Good Time」もかなり評判だったんですよね。それを差し引いてもこれだけ受賞した訳ですからね。

 

 

 こうなると、来年のオスカー、楽しみですけどね。例年、カンヌ絡みの作品は敬遠する傾向のあるオスカーですけど、全部を無視するとは思わないし、何かしらは絡んで来る気がしますけどね。そうじゃなくても「見たい!」と思う作品がこれで多くなりましたね。

 

 

author:沢田太陽, category:アワード, 09:05
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最新全米映画興行成績

1(-)Pirates Of The Caribbean; Dead Men Tell No Tales

2(2)The Guardians Of The Galaxy Vol.2

3(-)Baywatch

4(1)Alien Covenant

5(3)Everything,Everything

6(6)Diary Of A Whimpy Kid The Long Haul
7(4)Snatch

8(5)King Arthur Legend Of The Sword

9(8)The Boss Baby 

10(9)The Beauty And The Beast

 

author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 08:45
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グレッグ・オールマン死去  ライブを1度見たかった

どうも。

 

 

 

グレッグ・オールマンが亡くなってしまいましたね。69歳でした。

 

 

僕は、オールマン・ブラザーズ・バンドに対しては、ちょっと自信持って語れないところがあるのですが、それでもロック史的には重要なバンドですからね。

 

 

 80年代育ちというのは、サザンロック的なものに対して最も不利なジェネレーションです。土臭いブルーズ・ロックが、音的にもファッション的にも、最も敬遠されてた時代ですからね。90sになって、アーシーなものへの再評価ってあったんですけど、そこで評価されたのって、プライマル・スクリームがやった、「70sの南部ってこんな感じ」というコラージュ的なイメージにしか過ぎず、オールマンみたいなロングジャムみたいなものが再評価された記憶ってないですからね。

 

 

 これまでで一番接しやすかったのは、2000年前後に、ちょっとブームになりかかった「ジャム・バンド」のブームですね。あのときにフィッシュとかベン・ハーパーとか、デイヴ・マシューズ・バンドもカウントされるかな。ああした、ライブの場でこそ強い、土臭く、長い尺の曲を演奏するタイプのアーティストが評価されることがありました。

 

 

 その頃に、そのルーツとしてオールマンがグレイトフル・デッドと共に再評価される事態がありまして、僕もそのときにオールマンかじりましたね。ただ、なんていうのかな、デッドの方が見え方、オシャレだったんですよ。そういうこともあり、デッドの方は気に入ってかなり聴いたんですけど、オールマンはベスト盤と主要なアルバムは買いましたけど、「勉強」の気持ちの方が強く、そこまで入り込んで聴かなかったものです。

 

 

 その理由のひとつとなったが、「このバンド、やっぱ、ライブそのものを見ないとわからないんじゃないか」という思いがどうしても消えなかったからなんですね。たとえばレーナード・スキナードだと、同じサザンロックでも、曲自体が聴きやすいこともあって「代表曲を覚えれば」というのがあったんですけど、オールマンだと、単に曲メロを覚えるだけでは体に馴染まないと言うか、「ライブで見ないとわかんないんだろうな」というのがありましてね。

 

 

 ただ、この曲は好きでしたね。

 

 

 

1971年にバイク事故で亡くなった弟のデュエイン(僕はあえてこう呼んでいます)が見せ場作りますけどね、この曲。「ウィッピング・ポスト」はやはり名曲です。

 

 

 あれ!?なぜか上がったものが半分に切れてる!あとで補足します。

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:訃報, 21:19
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最新全英チャート

SINGLES

1(1)Despacito/Luis Fonsi feat Daddy Yankee&Justin Bieber

2(2)I'm The One/DJ Khaled feat Justin Bieber,Quavo And Chance The Rapper

3(-)Strip That Down/Liam Payne feat Quavo

4(4)There's Nothing Holding Me Back/Sean Mendes

5(3)Symphony/Clean Bandits feat Zara Larsson

6(8)Unforgettable/French Montana feat Swae Lee

7(5)Shape Of You/Ed Sheeran

8(7)Swalla/Jason Derulo feat Nicki Minaj&Ty Dolla Sign

9(12)Attention/Charlie Puth

10(6)Sign Of The Times/Harry Styles

 

 

ALBUMS

1(2)÷/Ed Sheeran

2(1)Harry Styles/Harry Styles

3(3)Human/Rags N Bone Man

4(-)One More Light/Linkin Park

5(-)50/Engelbert Humperdink

6(-)World Be Gone/Erasure

7(6)Common Sense/J Hus

8(7)For Crying Out Loud/Kasabian

9(8)More Life/Drake

10(5)A Kind Revolution/Paul Weller

 

author:沢田太陽, category:全英チャート, 19:43
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カンヌ映画祭2017 今年の下馬評は?

どうも。

 

 

なかなか音楽面で忙しくて、伝えるの遅れてましたが

 

 

 

 

今、まさしくカンヌ映画祭なんですよね。毎年やっているように、今年も聞こえてくる作品の評判について書きたいと思います。

 

 ただ、全体の印象として、去年、というかここ数年ほど、事前の絶賛が多く聞こえてこないかな、という印象もあるんですけどね。ただ、とは言ってもカンヌです。何かしらの傑作は間違いなく生まれているはずです。

 

では、話題作見て行きましょう。

 

 

 

一番、高い評価を聴くのはロシアの「Loveless」という映画。これはアンドレイ・ズビャギンツェフといって、「父、帰る」とか「裁かれるのは善人のみ」といった映画で知られている人です。僕はごめんなさい。まだ作品を見たことない監督なんですが、名前に上がった映画の存在は知っているので気になっています。

 

 

そして、今、世界で最も奇妙な映画を作る監督(笑)にもなっている、ギリシャのヨルゴス・アンチノスの「The Killing Of A Sacred Deer」もかなりの評判です。前作「ロブスター」に続いてコリン・ファレルが主演。共演にはニコール・キッドマンがついています。これ、個人的にすごく楽しみです。この監督は、「籠の中の乙女(ドッグトゥース)」という作品の頃から、気になっている人なのでね。

 

 

 

 そして、カンヌ常連、ミヒャエル・ハネケも3度目のパルムドールを狙っています。この作品「Happy End」は、昨年のカンヌで「ELLE」で大きな話題を呼んだイザベル・ユペールが主演。僕、「ELLE」でイザベルに惚れましたので(笑)、期待してます。あと、ハネケの映画で、そんな明るいタイトルなのも気になっています(笑)。

 

 

 

 そして、一昨年の、僕も大好きな映画でした「キャロル」のトッド・ヘインズは今年も「Wonderstruck」で参加ですが、これも大絶賛モードのようです。主演はジュリアン・ムーア。ヘインズはどの映画も僕は大好きなので、すごく楽しみです。ジュリアンが主演だった「エデンより彼方に」なんて、2000年代の中でも指折りに好きです。

 

 

 

 そして、ここ数年の国際的な映画祭での傾向でもありますけど、アメリカのインディ系の監督、このカンヌでも強いようです。これはノア・バウムバックの「The Meyerowitz Stories」、これも好評なんですけど、この映画、何がすごいかって、あの、アダム・サンドラーがですよ、あの彼の演技が絶賛されていることです(爆笑)!!!こういうマジックが起こったのは、ポール・トーマス・アンダーソンの「パンチ・ドランク・ラヴ」以来ですね。ノア・バウムバック、ちょっとすごいかもしれません。

 

 

そして、さらにこれもかなり評判です。ソフィア・コッポラの「The Beguiled」。これは、クリント・イーストウッドの70年代の有名な映画「白い肌の異常な夜」のリメイクなんですが、なんとこれ、上に書いたヨルゴス・アンチノスの映画と同様、主演がコリン・ファレルとニコール・キッドマンなんですね!こういうことって、あるんだなあ。他にはキルステン・ダンストにエル・ファニングと、もういかにもソフィアのお気に入りのラインナップです。ソフィアは当たり外れ大きい人(僕はどれも好きなんですけど)なんですが、これは一般的にも期待出来そうな予感がしてます。

 

 あと、レヴューがまだ上がって来ていない中にも、トルコのすごく良い監督ですね、ファティア・アキンや「少年は残酷な弓を射る」で話題になった女性監督のリン・ラムジー、地元フランスのカンヌ常連のフランソワ・オゾンの新作が上映される予定です。

 

 

 上映済みの物の中では韓国の奇才ポン・ジュノや、「アーティスト」のミシェル・アザナヴィシウス、日本の河瀬直美の作品もありましたが、一般的な下馬評はそこまで高くありません。

 

 しかし

 

 

 カンヌは批評家ではなく、審査員の判断で決まるものです。毎年のことですが、思わぬ作品が受賞に絡むことも少なくありません。今年の審査院長はスペインの奇才、僕も大好きなペドロ・アルモドバル。彼が果たしてどういう判断をするか。見ものです。

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:アワード, 19:18
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