- ジョージ・マイケルでいっぱいの今年最後の最新全英チャート
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2016.12.31 Saturday
どうも。
今年最後の更新ですが、レギュラーの全英チャートになります。だけど、実質は
ジョージ・マイケルの追悼週ということになります。
まずはシングルから。
SINGLES
1(1)Rockabye/Clean Bandit
2(6)I Would Like/Zara Larson
3(2)Human/Rags N Bone Man
4(4)Touch/Little Mix
5(5)All I Want For Christmas Is You/Mariah Carey
6(13)Shout Out To My-Ex/Little Mix
7(16)Last Christmas/Wham!
8(7)Starboy/The Weeknd
9(9)Say You Won't Let Go/James Arthur
10(12)24K Magic/Bruno Mars
さすがにクリスマスでの訃報だったために「ラスト・クリスマス」が入って来ていますね。アメリカでは実は知られていなかった曲なんですが、今回の報道を受けてはじめてトップ50に入るヒットとなっています。
ほかには44位に「ケアレス・ウィスパー」、64位に「Faith」、91位にエルトン・ジョンとの「Don't Let The Sun Go Down On Me」が入って来ています。
1曲聞きましょうか。
これは当時アメリカでも1位になっていますが、ライブでの生歌の魅力だけで1位になったような曲です。そう考えても、やっぱ彼の歌唱力は見事だったものです。
では、アルバムに行きましょう。
ALBUMS
1(2)Glory Days/Little Mix
2(1)Together/Michael Ball&Alfie Boe
3(3)The Wonder Of You/Elvis Presley
4(5)24HRS/Olly Murs
5(4)Blue&Lonesome/Rolling Stones
6(7)24Kagic/Bruno Mars
7(6)The Heavy Entertainment Show/Robbie Williams
8(-)Ladies&Gentlemen The Best Of/George Michael
9(8)Christmas/Michael Buble
10(10)Long Live The Angel/Emeli Sande
こっちでもジョージ、目立ってます。
トップ10に入ったのは一番有名なベスト盤「Ladies&Gentlemen」。これが8位です。
それから40位にワム!のベスト盤「Final」、47位に、ジョージ・マイケル2枚目のベスト盤「twenty five」,62位にオリジナル作では1番高い「Faith」、73位に生前最後のツアーのライブ盤「Sinfonica」、84位に96年作の「オールダー」が入ってます。
ここからも1曲、行きましょうか。
この曲も好きだったなあ。「オールダー」からの「Fast Love」。これも世界的に売れた曲ですが、まだこの時点では、彼のその後の活動が寡作になっていくとは思っていませんでしたね。そう思うと、返す返すも残念です。
今年の更新はこれが最後になります。皆様、良いお年を!
- 今年の収穫と反省点
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2016.12.30 Friday
どうも。
早いもので、もう今年も、あと数日しかないんですよね。早いなあ。
こないだも書きましたけど、今年は惜しい人があまりにも亡くなり過ぎているので、早く過ぎ去ってほしいというのもありますが、
今、もう休みですけど、さすがに0歳の子供がいる年は結構大変ですね。今、8ヶ月で睡眠時間のバランスが崩れている感じで、寝付けなくて困っている感じのようです。それで、なかなか大変ですね、今日この頃は。
今日は今年のこのブログの収穫と反省点について書こうかと思います。
まず収穫ですが、
スマホのストリーミング生活で、音楽聴く量が圧倒的に増えた!
そして
逃したくない音源の最新情報をちゃんと追えている。
さらに
時間軸と国境に捕われずに、自由に音楽が聞けるようになった。
この3点に関しては革命的でさえありましたね。ストリームでいろいろ聞きたいから、検索の仕方も凝るんですよね。それがたとえ非英語圏のアーティストでも、翻訳機使って単語を入れこむと、案外、思いもしなかった欲しい情報が手に入って、より掘り下げることができる。今年はそういうパターンがすごく多かったですね。これが楽しくて、時間を忘れるパターンが多かったですね。
では、一方で反省点を書くと
忙しくて、ネットフリックスや、アメリカで話題のドラマシリーズの追い方が甘かった
そして
映画の肥やしとなる部分での蓄積が上手く増やせなかった。
さらに
手間のかかる、映画レヴューの更新が少なかった
といったとこですね。
今年に関しては、圧倒的に音楽でした。それはストリーミングの便利さと、名盤が多かったシーンの状況が後押ししたとは思うんですが、その分、チェックや文章書くのに時間のかかる映画やドラマが少なかったのは反省ですね。映画館で見に行く本数は、やや落ちたものの、それでも外せない物は確実に見てはいるんですが、それを文章化する時間がなかなか取れなかった。そこが残念でしたね。
まあ、来年の目標みたいなものは、実はあるんですが、来年のはじめの投稿に取っておきますが、今日ここに書いた反省点の改善も出来ればなとは思っています。
- 最新全米チャート
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2016.12.29 Thursday
SINGLES
1(2)Starboy/The Weeknd feat Daft Punk
2(1)Black Beatles/Rae Sremmurd feat Gucci Mane
3(3)Closer/The Chainsmokers feat Halsey
4(4)24k Magic/Bruno Mars5(8)Juju On That Beat/Zay Hilfigerr &Zaylon McCall
6(5)Side To Side/Ariana Grande feat Nicky Minage
7(9)Let Me Love You/DJ Snake feat Justin Bieber
8(10)Don't Wanna Know/Maroon 5 feat Kendrick Lamar
9(14)Bad Things/Machine Gun Kelly feat Camila Cabello
10(12)Fake Love/DrakeALBUMS
1(2)A Pentatonix Christmas/Pentatonix
2(4)24k Magic/Bruno Mars
3(3)Starboy/The Weeknd4(1)4 Your Eyez Only/J Cole
5(5)Perfectly Imperfect/Grace VanderWaal
6(13)The Ultimate Collection/Garth Brooks
7(7)Hamilton/Original Cast
8(11)Hardwired To Self Destruct/Metallica
9(10)Blue And Lonesome/Rolling Stones
10(8)Moana/Soundtrack
- 2016年ほど音楽界が才能を失った年は他にあるか?
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2016.12.28 Wednesday
どうも。
いや〜、それにしても
音楽界がこんなに偉大なる才能を失った年ってあるのかよ。
世界的に見ての話題の多さなら,ボウイ、プリンス、ジョージ・マイケル、レナード・コーエンですけどね。彼らは僕の住んでいるところでの特集記事の大きさでも圧倒的でした。
彼らだけに限らず,イーグルスのグレン・フライ、アース・ウィンド&ファイアのモーリス・ホワイト、レオン・ラッセル、エマーソン・レイク&パーマーに至ってはエマーソンもレイクも亡くなりましたからね。他にもたくさんありました。
また映画で見ても,アラン・リックマン、ジーン・ワイルダー、キャリー・フィッシャーと続いたし、スポーツ界でもモハメド・アリがこの世を去りましたよね。政治界でもキューバのフィデル・カストロも亡くなったし。
で、考えてみたんですが、
やはり2016年ほど音楽界が人を失った年は客観的に考えてみても他に例がないと思います。
他にそういう年がないかと調べました。たとえば
1959年2月にバディ・ホリー、リッチー・ヴァレンス、ビッグ・ボッパーの3人を亡くした飛行機事故ですね。
あと、ジミ・ヘンドリックスとジャニス・ジョプリンを失った1970年も大きいですね。このときは69年夏のローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズとドアーズのジム・モリソンも足して考慮するべきかもしれません。
それから、見過ごしがちですけど、ジョン・レノンとジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスの死亡年も同じ1980年です。
あと、実はこの年も大きかった1991年。クイーンのフレディ・マーキュリーにマイルス・デイヴィスにセルジュ・ゲンズブール。スモール・フェシズのスティーヴ・マリオットもこの年ですね。インパクトで言えば、今年に近いかもしれません。
2012年にはホイットニー・ヒューストンにビースティ・ボーイズのアダム・ヤウクも亡くなってますね。検索してこの写真が出て来たので思い出したのですが、ドナ・サマーもでしたね。エイミー・ワインハウスがその前の年の夏でした。
これらの年と比べてみても、やっぱり今年のインパクトって大きいと思うなあ。近年は、ロックの一時代を築いて来たレジェンドたちが70代にさしかかる時期なので必然的に亡くなる人は増える方向にはあったんですが、それでもプリンスやジョージ・マイケルのように、まだ50代で、すぐに亡くなるとは思えなかった人まで混ざると、その悲劇性と衝撃性はさらにましますよね。
加えて今年はBrexitやドナルド・トランプの大統領当選もあった年です。世の中的に暗い雲が立ち込める感じも、その悲劇性にドラマ性を加えているところもあると思います。
これを指して、今年を「音楽が死んだ年」なんて言い方をする人もいます。気持ちとしてわからないではありません
が!
そういうメンタリティは僕は大嫌いです!
去る人もいれば、その年に素晴らしい作品を出して新たなレジェンドになる人だっているんです。そういう存在のことを忘れないようにしないといけません。
それから、僕にとっては、娘の生まれた年でもあるわけです。そんな年に音楽が死んだなんて言ったら、彼女がかわいそうだし、彼女だってこれからの人生、自分にとってかけがえのない音楽の伝説を誰かしら持つと思うんですよね。それは4歳になる息子に関しても同様です。なので、上の世代の死を持ってあたかも良い音楽が存在しなくなるような物言いは僕は嫌いです。
もちろん、こうして亡くなって行く人たちの音楽遺産を、子供たちも享受していくのが理想ですけどね。
- 最新全米映画興行成績
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2016.12.27 Tuesday
どうも。
いやあ、信じられませんね。キャリー・フィッシャーまで亡くなってしまいました。彼女は先週、ロンドンからロサンゼルスに乗る飛行機で心臓発作を起こし、一時は容態は良くなってるという報道もあったんですけどねえ。
それにしても、今年はエンタメ界のアイコンが亡くなり過ぎですよね。おかしすぎますよ。悲しさを通り越して、悲しみを与え続けている、僕らの力ではどうにもできないものに対して憤りさえ覚えている状態です。悲し過ぎます。
では、月曜恒例、全米映画興行成績、行きましょう(ポスターをクリックするとトレイラーが見れます)。
1(1)Rogue One A Star Wars Story
2(-)Sing
3(-)Passengers
4(-)Why Him?
5(-)Assassin's Creed
6(25)Fences
7(2)Moana
8(7)La La Land
9(3)Office Christmas Party
10(4)Collateral Beauty
そのレイア姫は出ていませんが、「スター・ウォーズ」のスピンオフ、「ローグワン」は今週も1位です。ちなみにレイア姫ですが、来年公開のエピソード8の撮影は終わっているので、そこには問題なく出演しています。問題は最終のエピソード9ですよね。
初登場で2位はイルミネーションの最新アニメ「Sing」。これは文字通り、動物のキャラクターたちが歌い踊るミュージカルで、マシュー・マコーノヒーやリース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソンなどが声の出演を行なっています。最近では、興行ではピクサーを脅かす存在になっているイルミネーションだけに、これも5000万ドル台というかなり高い数字での2位です。
評判jはまあまあです。Metacriticで60点、Rottentomatoesで72点。実はこれ、明日子供と見に行く予定です。
3位初登場は「パッセンジャーズ」。これはクリス・プラットとジェニファー・ローレンスの共演と言う、今、ハリウッドで最も旬な2人が「イミテーション・ゲーム」でオスカーにノミネートされた若手監督のモルテン・ティルダムの監督で送るSFロマンスということで、結構早いうちから興行でも、「内容によってはオスカー候補も」などとも言われてた作品です。僕も最初はすごく期待していました。
しかし、これが大酷評の嵐なんです!Metacriticで41点、Rottentomatoesで32点、う〜ん、一体何を間違ってしまったか。
4位はコメディ「Why Him?」。これは「ブレイキング・バッド」以降も渋い映画の主演で引っ張りだこのブライアン。クランストンがなぜかコメディで、娘を心配するお父さんの役を演じると言う、ちょっと意外な展開に出ました。まあ、メジャーになる前の彼はむしろこういうイメージだったんですけどね。その娘を狙う、しょうがない男をジェイムス・ブランコが演じます。30代後半になっても彼は一貫してこういうイメージですよね(笑)。
ただ、批評的にはこれもツラい感じです。Metacriticで38点、Rottentomatoesで41点。映画チャンネルでの放映待ちかな。
5位も初登場です。「Assassin's Creed」。これはヴィデオ・ゲームの映画化と言う、ちょっとショボ目な企画なんですが、なぜかその主役を、名優マイケル・ファスベンダーが演じていることで興味を持たれています。
ただ、そんな彼でも悪評は救えません。Metacriticで32点、Rottentomatoesで20点。
そして拡大公開で6位に入って来たのが「Fences」。これはデンゼル・ワシントンが前からやってた演劇の映画化で、トニー賞にノミネートされて話題にもなっていました。監督も彼自身です。
この作品、既にオスカー候補にもなっていて、主演のデンゼルと、とりわけ相手役のヴァイオラ・デイヴィスは、まじめな話、助演女優賞の受賞も十分ありえると言われていますが、さすがに評判jは良いです。Metacriticで78点、Rottentomatoesで94点。役者の2部門ノミネートは堅いでしょうから、あとは作品賞がノミネートされるか。僕はされると見てますけどね。
- クリスマスの次の日に訃報・・ジョージ・マイケル死去
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2016.12.26 Monday
・・・。
・・なんか、まだ信じたくないし、この20数年の彼の行動から考えて、「ったく、人騒がせなんだから、ホントに!」という結末を期待しながら、最後の確認が取れるギリギリまで待ったんですが、どうやら本当にジョージ・マイケルが亡くなってしまったようです。
・・いやあ・・、これですね,僕の音楽遍歴上、すごくショックです。僕が中2のときにですね、「セカンド・ブリティッシュ・インヴェージョン」というのがあって、デュラン・デュランとかカルチャー・クラブとかの、ルックスと実力かねあわせたニュー・ウェイヴ系のアイドルがイギリスからワーッと出て来たときだったんですね。世代的に思い切りターゲットもターゲットだったし、それを後押ししたMTVという存在に心が踊っていたものです。一番、音楽雑誌読むのも、テレビやラジオの洋楽番組聴くのも、毎週がウキウキしてた頃だったからですね。
最初の出会いは、やはりこれですね。
これですね、「クラブ・トロピカーナ」。日本での最初のヒット曲がこれです。夏だったかな。ちょうどデュランの「ハングリー・ライク・ザ・ウルフ」とカルチャー・クラブの「君は完璧さ」の世界ヒットの直後です。このときのワム!はまだアメリカには進出してなかったんですけど、イギリスでは当時からすごい人気で、日本でもプッシュ体勢は出来ていましたね。堺正章の「ザ・トップテン」に,この曲で唐突にゲストで出ましたからね。
そして次の「バッドボーイズ」で、日本で早くもCMデビューしましたからね。当然、日本で人気急上昇になるわけだし、すぐにデュラン、カルチャーにつぐ人気になりましたね。なので
だから、この曲も、アメリカで1位になる半年くらい前に日本で流行りました。「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」の名前でね。この曲、すっごい好きでね〜。なんとなく、こういうのがモータウン調というのも感覚的に覚えて、古のソウル・ミュージックに無意識のうちに興味が傾いた頃でもありましたね。
そして,アメリカで「ウキウキ」が流行ってる頃に、イギリスと日本ではこれでした。日本は上のCM動画の2番目に出てくるCMの曲になりましたけど、これもアメリカに1年さきがけたヒットでしたね。僕、これもすっごい好きでですね、多分、これが僕がカラオケで一番歌った曲だと思います。とにかく、この頃には声に関して言うと、ダリル・ホールと、インエクセスのマイケル・ハッチェンスと、僕的な三羽烏ですね。これに慣れちゃてるから、その後、インディ・ロックで何度も感動して飲めりこんだ人は山ほどいますが、ヴォーカル的にここまで好きな次元は、本音言っちゃうとなかなかないかもしれません。
で、その後も、ジョージのソロ名義での「ケアレス・ウィスパー」があったり、クリスマス・ソングの大定番の「ラスト・クリスマス」があったりと、代表曲が次々と出てくるわけですが、アイドル扱いに堪え兼ねた苦悩もあって、ワム!が86年に解散してしまいます。で、そのあとも
87〜88年は、もうジョージは世界一のアーティストでしたね。ソロ・デビュー・アルバムの「Faith」は、あの当時、世界で最も売れたアルバムのひとつでしたからね。アメリカでは4曲連続で1位になったんじゃなかったかな。ジョージは、アイドルだったけど、ヴォーカリストとしては圧倒的に卓越していて、曲も自分で書いている人でした。その後、どんなにロビー・ウイリアムズとか、ジャスティン・ティンバーレイクとか出て来ようが、このときのジョージには叶いようがなかったですね。ソングライティング能力の面まで含めたら、マイケル・ジャクソンさえも越えるでしょう。僕の中では、このときのジョージこそが、ティーン・アイドル最強の瞬間だったと思っています。
ただ、それでも、彼の中で何かが満たされないのか、「偏見持たずに聴いてくれ」というアルバム出して、本人が登場しないミュージック・ヴィデオ作って、精一杯、世の中に反抗します。そして、レコード会社との訴訟問題を皮切りにスキャンダルの方が目立って行くようになります。
もう、これ以降は、ジョージと言えば、トラブルメイカーでしたね。96年にこの曲で復活したかと思えば、この曲も、彼が「ロック・イン・リオ91」で見つけ恋仲に落ちたゲイの恋人のエイズ死の追悼曲でしたしね。
で、98年には悪名高い、カリフォルニアでの公衆トイレでの淫行で逮捕されてしまいます。これが決定的にキャリアを壊しましたね。
その後も、たまに新曲出たかと思うと「ううむ」となる曲がほとんどでしたね。なんか、彼の歌声を聞く以前に、彼の荒んだ精神状況の方が先行してしまっている曲がほとんどで、正直つらかったですね。
中にはこうやって、あのメアリーJブライジ、食う勢いのある曲もあったりしたのにですよ。
その後も、痛々しいドキュメンタリー映画があったり、たまに出ては「う〜ん今回も・・」となる曲が多くてガッカリするパターンが続きましたね。それでも本国イギリスじゃ、そのいまひとつのアルバムも、2014年に出たオーケストラ・バックのセルフカバー・アルバムも1位でしたからね。やっぱりなんだかんだで復活を期待してる僕みたいな人、多かったんだよなあ。
奇しくも彼は「ラスト・クリスマス」の中で「Last Christmas I gave you my heart, but the very next day you gave it away」と歌っています。つまり、「去年のクリスマスの恋に破れた歌」なんですね。というわけで、彼には昔から、クリスマスの翌日に悲しいイメージのあった人だったんですけど、まさか、本国イギリスで25日が終わろうとしていたその瞬間に、このニュースを聞かされてしまったわけです。本当に、彼にとっては相性よくない日だったんだなあ。ちなみに、「最後のクリスマス」だと言っていらっしゃる方もいるのですが、それだと「The Last Christmas」になるわけで本当は違うんですが、2016年という、数多くの優れたミュージシャンを奪った年が、彼にとってのそれになったんですね・・。
それにしても、ボウイにはじまって、まだ誰か他にも命を落としそうな気がして、「2016年、早く終わってくれ!」と思っていましたが、よりによってそれが子供のときからずっと見て来たジョージというのは本当に落ち込みますね・・。ものすごくショックです・・。