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最新全米映画興行成績
どうも。


では、1日遅れましたが、全米映画興行成績を(ポスターをクリックするとトレイラーが見れます)。


1(-)X Men;Apocalypse

2(-)Alice Through The Looking Glass

3(1)The Angry Birds Movie
4(2)Captain America; Civil War

5(3)Neighbours 2; Sorority Rising
6(5)The Jungle Book
7(4)The Nice Guys
8(6)Money Monster
9(14)Love&Friendship


10(5)Zootopia



初登場で1位は「Xメン」のプリクールの第3弾、「アポカリプス」。興収は8000万ドル。このプリクールのシリーズは1億はこさなかったんですね。



60、70年代ときて、今回は80年代に突入。いつのまにか、Xを演じていたジェイムス・マッカボイも遂につるっぱげになり、ジェニファー・ローレンスのファッションも80s風のソレになりました。


このシリーズ、前作はすごく評判が良かったんですけど、今回、レヴュー、しょっぱいですね。Metacriticで52点、Rottentomatoesで49点。なんか失速しちゃってますけどね。



初登場で2位は「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」。意外と時間かかりましたが、2010年の前作に続く続編です。


これ、監督が今回、ティム・バートンでさえなく、彼は製作総指揮の方に回っています。で、主演のジョニー・デップにとっては、この前作までが彼の大ヒットの連発状態の最後で、これ以降は、内容的、興行的に失敗が続いて、「そろそろ、ヤバい」という声が聞かれはじめています。僕も、彼の「コスプレ俳優」な状況には正直飽き飽きで、ここでも何回か批判していましたね。去年、ボストンのマフィアのボスに扮して少し話題だったんですけど、そこまでうなるような縁起でもなかったしね。


 そして、この映画、今回、評判がかなり悪く、Metacriticで34点、Rottentomatoesで30点とさんざんでした。


 拡大公開で9位に入ってきたのは「Love&Friendship」。これ、サンダンス映画祭で結構話題だったイギリス映画の作品で、これはあのイギリスの19世紀の女流作家の走り、ジェーン・オースティンが亡くなってからかなり経った後に、遺構で発表された作品の映画化です。主演はケイト・ベッキンセール。久々に名前聞きましたが、脇にもこれまた久しぶりのクロエ・セヴィニーがいます。


 これ、評判はですね、実はオスカーのノミネートを狙えそうな次元に良くてですね、Metacriticで87点、Rottentomatoesでは何と99点!すごく見たい一作です。
 
author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 09:19
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PCからケータイでの配信サービス生活開始
どうも。


この前の週(正式には今もまだ続いてますが)は原稿ラッシュだったんですが、今週は主にこの件で忙しかったのです。


それは


iphone!


結構、多くの人に驚かれてるのですが、実は今回、はじめてiphoneを使うようになりました。ワイフが彼女のiphoneを買い替えたのに伴い、お下がりをもらえたからなんですけどね。


僕に関して言えば、iphoneは昨年、アップル・ミュージックがスタートを開始させてからずっと欲しかったんですよね。「自分で買いたい」と主張していたんですが、僕の過去の電化製品の不器用な扱いに問題を感じていた彼女は「16年の5月に買い替えるから、そこまで待て」と制止してきたんですね。僕としては、その前の年、2014年にspotifyがブラジルに上陸したときから、ケータイにそれを入れたかったので、「スマホを買いたいと思っているんだけど」と切り出すと、僕が自分の予算内で買うから別に問題ないだろうと思っていたんですけど、「他のを買ったところでiphoneよりは間違いなく良くないから、自分の買い替えまで待て」とそのときから言われていたんですね。実はこれには伏線があって、2011年にスマホを割と高い金額出して買ったんですね。ただ、その際に、itunesじゃない、ブラジル独自だったのかな、あれ、当時はまだ配信サービスないからダウンロードのサービスだったと思うんですけど、どうやって使って良いのか今ひとつわからずに、結局そのサービス使わなかったら、1年くらいして盗難にあって、そこですごく安物の代替を買ってしまい、それからケータイに関しては不便な日々を過ごしていたわけです。


こうして、今回晴れて、iphoneを買って、PCじゃなく、昔のウォークマンみたく、街を歩きながら配信サービスを楽しむ、ということをやっとやれるわけでしたが


もう、最高!!(笑)。


 手に入れてすぐに、ドレイク、レディオヘッド、チャンス・ザ・ラッパーと、いろいろ聴いてきてますが、やっぱり、家族生活していると、家の中で一人きりでいると、同じ配信サービスを使っていても、「検索して曲を聴くだけ」になりがちで、なかなか集中してアルバム1枚ゆっくり聴くのって簡単じゃないんですが、外出のタイミングで、電車に乗る、片道で1時間くらいの時間が一番集中して音楽が聴けるものなんですが、この感覚が戻ってきますね、これ。その昔、CDウォークマンを常にバッグに入れて、自分の手元に置いていたCDを持参して外に出かけていた感覚を思い出しました。


 僕からこういう「CDウォークマン」的な感覚が失われたのは、ipodがどうにも苦手だったからなんですね。ちょうど、日本にいる最後くらいの時期ですかね。2008年とか09年に、「もう、そろそろCDの時代も終わりだから切り替えないと」とばかりにipodに切り替えようとしたら、これが大失敗だったんですね。僕としては、「音」という名の「空気」を購入する、という概念がまず生理的にすごく苦手だったのが、まずひとつ。そして、「自分の持ってるCDをitpodに入れてしまおう」というのも、「クローゼットのどこに置いたかもわからない、数千枚のCDを入れこむなんて、そんな時間ないし、頭がこんがらがる」と思って、それも出来なかったんですね。結果的に何枚かipodに入れましたけど、それも途中で飽きて。その理由も、「自分が長年愛聴して聴いてきたものを、たまたま視聴して気に入って、曲単位でダウンロードして買ったものとデジタルでは同列になっちゃうのか」と思って、それが気持ち悪くなって、結局、愛着を持つことができなかったんですね。


 ただ、定額配信サービスが登場したことで、「空気に払う代金」じゃなくて、「使用サービス料」として音楽に接すると割り切れるようになってから、こういうデジタル時代の音楽リスニングの時代に対応出来るようになりましたね。これだと、聴きたいものに関しても、「CDで持ってるけど、クローゼットのどこにあるかわからず、探すのに時間がかかる」と思ってるものでも、「リリースされたものでどうしても聴きたい」というものも、「あんまり興味のないアーティストやジャンルだけど、ちょっと聴いてみたいかな」というものも、気兼ねなくどれも平等に「さわり」で聴くことができるし、「好きなもの」だけをリストに入れて残しておくこともでき、「聴いてみて、あんまり愛着の寿命が長くなかったな」みたいな曲でも、ダウンロードのときみたいに「あんな金、払って無駄だったな」とか思わずに、単に「お気に入り」からはずすだけで済むようになったし。


 そんなこともあって、PC上では既にアップル・ミュージックもタイダルもSpotifyもDEEZERも使って、その膨大な曲の守備範囲とかにも感嘆はしていたんですけど、やっぱり、「移動中の時間でのリスニング」というのが加わるというのは自分の中で大きなことだと思っていまして。これまで携帯では、地元の放送局の番組を聴いていて、それもそれでためにはなったんですけど、それだと自分の意思で曲が選べないし、そこのステーションがかけないような曲にはどうしても対応が甘くなる。そう考えると、「もっと効率的に、いろんな音楽が聴きたいな」と思うようになっていたんですね。


 そこに今回のiphone導入はピタッ!とハマったんですね。「今、この瞬間に、これが聴きたいんだ!」と頭の中で描いていたものが、すぐにそのまま聴けて、それがアルバム1枚分たっぷり聴ける。外だと、いちいちポケットから携帯出して、好きな曲をいちいち選んでると、特にブラジルだと盗難にあうので(笑)、そう簡単には人前では取り出せない。それがアルバム1枚のじっくり試聴にもつながる、というわけでもあるんです(笑)。


 しかも、新しかろうが、古くから好きなものであろうが、ちょっと好奇心が湧いたくらいのものでも、思いついたタイミングでパッと聴けて、しかも、割とじっくり聴けるから、「印象だけ」という判断も少なくなる。これも素晴らしいことです。CDウォークマンの時代でも、ipodの時代でも、ここまで臨機応変な便利なことは出来ませんでしたからね。


 そして、いったん入り込んでしまうと、「デジタルでの一足早いストリーミング開始」なんて話にも、自然と敏感になってきます。もう、デジタルがフィジカルよりも早いなんてことは当たり前ですからね。僕もそこで、もっとも「独占先行」なるものが行なわれる、アップル・ミュージックとタイダルの2つをiphoneに入れました。そしたら、もう、ほぼ、世間の動向からの漏れなしで行けること!僕はタイダルに関しては、プリンスの仕事で、ここしか彼の音源の配信をやっていなかったので再加入したんですけど、今回、プリンスに関しての原稿の仕事が、タイダルでしか聴けないとこの音源での仕事がメインだったので、すっごく役に立ちました。加えて、ある時期を除いて、ほとんどの音源を所有しているので、過去にさかのぼってしっかり勉強もできたし。その意味ですごく感謝してるんですね。


 そしたら、今ちょうど、ビヨンセの新作「レモネード」がタイダルだけでしか配信やってないので、好都合で聴いてるんですけど、もう、これが最高で!今回のサウンドの多様性の吹っ切れ方がすごいです!こういうのを、「フィジカルまで待って」なんて言ってられないくらいの素晴らしい作品です。レディオヘッドの新作といい、もう、オイシイものが配信サービスを中心に回ってるんですね。もう、若い、熱心なリスナーなら、もう、配信の繰り出して来る情報についていくのがこれからは普通になる、というか、もう既になっているような気もしましたね。


 今回のこのネタ、あともう1回書きます。
 
author:沢田太陽, category:配信, 05:13
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日付またぐ前に
どうも。


ブラジルの時間の夜中に書いていたものが、いろんなことが入り、今日付けで終わりそうにないので。


日付変わってすぐあげる予定です。


 
author:沢田太陽, category:-, 22:31
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最新全英チャート
どうも。


1日遅れてしまいましたが、手短に行きましょう。全英チャート。


SINGLES

1(1)One Dance/Drake feat Wizkid&Kyla
2(2)Cant Stop The Feeling/Justin Timberlake
3(3)This Is What You Came For/Calvin Harris feat Rhianna
4(4)Cheap Thrills/Sia
5(6)No Money/Galantis

6(8)Too Good/Drake feat Rihanna
7(5)I Took A Pill In Ibiza/Mike Posner
8(7)Panda/Desiigner
9(9)Cake By The Ocean/DNCE

10(10)Work From Home/Fifth Harmony


イギリスのチャートでこういうの珍しいんですけど、トップ10の入れ替えが今週ないですね。


ドレイクのこの曲、本当に人気あるんだなあ。



では、アルバムに行きましょう。


ALBUMS
1(-)Dangerous Woman/Ariana Grande
2(1)Views/Drake
3(-)These People/Richard Ashcroft
4(2)Lemonade/Beyonce
5(-)Fallen Angels/Bob Dylan
6(-)I Still Do/Eric Clapton
7(7)The Very Best Of/Prince
8(16)A Head Full Of Dreams/Coldplay
9(13)25/Adele
10(12)Purpose/Justin Bieber


アリアナが初登場で1位。イギリスで1位って、はじめてなんじゃなかったかな。



ちょっと前に言いましたが、iphone生活をはじめていて、それでアリアナのアルバムもイヤホンで聴いていますが、曲がいいのと、その曲の良さを引き出せる歌のテクが彼女にありますね。すごく良いポップ・アルバムだと思います。


3位は元ザ・ヴァーヴのリチャード・アシュクロフトの新作。聴いてみましょうか。




その風貌の変わりように驚いてしまいますが(笑)、僕、彼はブリットポップ期の歌い手としては、いまだに一番好きですね。声の厚さ、深み、響き。これ、真似出来ませんから。だいたい、シンガーって、音域で勝負したがるんですけど、こんなに響いて伸びるシンガーって、めずらしいですからね。こればっかりは、生で聴かないとわかりにくいものだと思います。


そして5位にはディラン、6位にはクラプトンと、大御所がそれぞれ新作でトップ10に入ってきています。


 
author:沢田太陽, category:全英チャート, 17:21
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映画「ジャングル・ブック」感想〜よくできた実写版が抱えた思わぬ落とし穴
どうも。


続いてもレヴュー、行きましょう。これです。




4月から5月にかけて世界的に大ヒットしました。日本では8月の公開になります。「ジャングル・ブック」。こちらのレヴュー、行きましょう。これは、ご存知の人もいらっしゃるとは思いますが、同名のディズニー・アニメの、今回、これ、実写版です。アニメ版の公開から50年近く経っていますが、今回はどうなっているんでしょうか。


あらすじから見てみましょう。



主人公のモグリは、赤ちゃんのときからジャングルで育てられていました。それは、黒豹のバギラが、赤ちゃんだったモグリをオオカミたちの群れに連れて行き、育てさせたためです。


モグリはジャングルの生活こそが彼の人生でしたが、なかなか、そこに安住というわけにはいきませんでした。


それにはひとつの大きな要因もあります。それは、ジャングル最大の悪党であるベンガル虎のシア・カーンが人間が大嫌いで、いざモグリを見つけようものなら、殺されかねません。事実、カーンは「モグリを見つけたら殺す」宣言までしてしまいました。


そうした状況の中、モグリはジャングルのみんなに迷惑はかけられないと、人間社会に戻ることを誓い、バギラもそれに従います。彼らはジャングルを抜け出る旅に出ますが


 カーンを待たずして、モグリの身には、他の動物たちからの試練が次々と襲いかかってきました。



 そこをバルーに助けられます。そして、モグリは彼との間に強い友情を持つようになります。


 ただ、カーンもかなり迫り来ていました。どうやら彼は、モグリの父親に強い恨みを持つようでもあり・・。


・・と、ここまでにしておきましょう。続きはのちほど。





 












 
author:沢田太陽, category:映画レビュー, 13:11
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映画「アングリーバード」感想〜国際情勢上、きわめてきわどいんですけど・・
どうも。


ちょうどこっちは祝日が入るので比較的時間があります。なので、この2日で映画レヴュー、2本行こうかと思います。まず最初がコレです。





この「アングリー・バード」。いま、アメリカの興行、1位でブラジルでも流行ってます。もちろん、小さい子供でもいないと見に行けないタイプの映画なんですけど、うちの4歳児を連れて見に行きました。そして、「面白い」というより、ちょっとビックリしたので、紹介しようと思います。


では、あらすじに行きましょう。





 舞台は、鳥だけが住むバード・アイランド。主人公のレッドは、その眉毛の太さから、子供の頃からからかわれ続けて育ち、それは大人になった今も続いています。彼は常に怒った顔になり、いつも不機嫌で、ヘラヘラしたものを見るとムカムカするようなタイプに育ってしまいました。




 レッドになつくものといえば、鳥の習性で、生まれてはじめて目にしたものを親だと思い込む赤ちゃん鳥だけです。



 そんなレッドは、チャックやボム、ビッグ、マチルダなど、アイランドのはぐれものたちと仲間になります。




 そんなアイランドにある日、海の向こうから一隻の船がやって来ました。そこには豚のレナードが乗っていて、彼が一見、気さくな態度で、交遊を求め、それは鳥たちにすごく歓迎されます。しかし、この船に自分の家を壊され、さらに、みんなが見てる前でレナードにコケにされたレッドは歯がゆい思いをします。




 しかし、船に忍び込んだレッドは、この船の中に、レナードが言ってたより遥かに多くの豚が乗っていることに気がつき、不審に思います。「みんな、だまされるな!」とレッドはアイランドの住人たちに警鐘を鳴らしますが、レナードの振る舞いを気に入っていた他の鳥たちは聞く耳を持ちません。


 しかし、ある日、船に乗っていた大量の豚たちが、アイランドを略奪します。島は荒らされ、多くのものが盗まれ、それらは豚の王国に持ち込まれます。さらには鳥たちの卵も大量に盗まれましたが、これは大変なことです。生まれて来る赤ちゃんたちが最初に豚を目にしてしまったら、彼らは豚として育ってしまうことになるわけですから。




 鳥たちは、レッドの示唆していたことが当たったとして、彼に頭を下げます。そして、豚たちとの戦いにおいて、レッドはリーダー格になりますが・・。


 ・・と、ここまでにしておきましょう。続きは後ほど。


 
author:沢田太陽, category:映画レビュー, 19:22
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