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アーティスト招聘の最高の嘆願運動
どうも。


昨日の昼頃から目についてた良い話です。




イタリアのある都市の主に若い人たちが1000人バンドを組んだ状態でフー・ファイターズの「Learn To Fly」を演奏し、自分たちの街にフー・ファイターズを呼ぼう、という嘆願運動です。これ、すごいよね!この熱意と行動力。これ以上ダイレクトな嘆願もそうはないと思います。


また、デイヴ・グロールって、こういうハートに来るものって、好むタイプの人ですからね。いい結果があるような気がします。


でも、これの真似になっちゃったらそれはそれで面白くないけど、来日公演で呼びたいアーティストの嘆願方法でのいいヒントにもなりますね。動画の時代の利点を生かしてアイディア使って呼びかけると、「なつかしのアーティスト」とか「邦楽アーティスト」で水増ししなくても、本場のフェスでヘッドライナーかそれに近い位置でライブやってるような本当の意味で勢いのあるアーティストがもっと日本にやって来るかもしれませんね。


ファン心理で来させることもやっぱ大事だよなあ。


 
author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 13:30
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「ロックと日本の60年」〜90sなかば・「ロック・フェスの時代」の主役が大量出現した良き時代
どうも。


「ロックと日本の60年」、最新、第12章が更新されています。このあたりです。





90年代半ば、洋邦ともに細分化が進み、とにかく本当にたくさんの数の有望アーティストが一気に生まれた頃です。

リンクはこちらです。

http://www.drillspin.com/articles/view/828

ここはですね。

歴代でも屈指に良い時代だったと思います!


不思議なもので、ニルヴァーナという巨大なアイコンが去った後なんですけど、そこで面白い物が出て来るのが終わるんじゃなくて、ますます刺激的なものが世に飛び出して行った時代だったというか。それが、アメリカからも、イギリスからも出て来るというか。


なんか、ニルヴァーナという、「こういう、自分たちのやりたいことを普段着感覚でやってもいいんだ」という、やる側に与えた影響と、「今まで聞いたことのなかったような新しい刺激が欲しい」と思う聴く側の欲求が合致した結果だったんじゃないかな、という気が今にして思いますね。


日本的にはブリットポップがあり、メロコアがあり、ミクスチャーがあり、ってとこが浸透したのは大きかったかな。そこに渋谷系と、バンドブームの時の良心的な生き残りが全て混ざった感じがします。こういう刺激を受けて、世界でも日本でもいろんなバンド、アーティストが出て来たから、ロック・フェスの開催というのも可能になったんだと思いますね。


今回は、去年に「94年って、すごいリリースが続いたんだよ」という記事を書いてるので、ほとんどそれとの重複にはなるんですけどね。でも、今、思い返しても、本当に素晴らしかった94〜96、もしくは97年でした。


あんまりにもアーティストが多過ぎて名前に触れられませんでしたけど、このあたりもその時期ですからね。






決して「主役」感はなかったんですけど、確実に何かは残した人たちだと思います。


この時期は映画も変わるんですよね。新世代スターの出る、ジェネレーションX型の青春ものとか多くて。「エンパイア・レコード」とか「リアリティ・バイツ」とかもそうですけど。ファッション・センスも、格段に良くなります。


この頃は、「バンドとしてはそこまで好きじゃなかったけど、ある1曲だけがとてつもなく好き」みたいなものも結構多くて、今もよくそういう曲をストリーミング・サービスで聞いたりしますね。



こういうのとか、典型ですね。


あとはミュージック・ヴィデオひとつとっても、ミシェル・ゴンドリートか、スパイク・ジョンズとか、クリス・カニンガムとか、優秀な作り手もいた時代でしたね。




お約束のようにコレですけどね(笑)。


あと、この頃にNHKにつとめてて、居室のちょうどワンフロア上にすっごくいい音楽資料室がありまして、そこで思いっきり勉強しましたね。ロックの歴史的にはロバート・ジョンソンやハンク・ウィリアムスまで遡ったし、オルタナの元となった80sのアメリカのSSTとか初期サブポップとかのインディとか、80sのアンダーグラウンドのヒップホップとか、70sのソウルとか、60sのガレージロックとか。邦楽だったら60sのカルトGSから70s初頭のURCものとか。そういうのがまとめて、あの資料室にはあって、いつも貸し出し許容のギリギリの200枚近くの滞納がありました(苦笑)。特につとめはじめて3年、なぜか退職間際のおじいさんの多いセクション(それがなぜかFM部!)にいたせいで仕事がなくて、音楽ばかり聞いてましたね。まあ、それが4年目から僕が企画段階から主導で携わった番組2つのためにすごく役に立ったんですけどね。


で、そのひとつが「ライブビート」って公開スタジオ・ライブの番組でして。96〜99年夏までこれをやってたんですけど、その時期に今回名前を挙げた日本のアーティストのことをいろいろ知って刺激を受けましたね。とにかくマニアックなバンドがあの頃は多くて、インディでアメリカのレーベルで作品出して、それで向こうで注目される人も多かったですからね。で、国内にも、「いつ世界行ってもおかしくない」みたいなものも少なくなかったし。




今、youtube見たら、ありましたね、僕がやってた番組の音源!いやあ、すごい時代になったなあ。1997年5月のサニーデイ・サービスのライブです。彼らも番組内でものすごく人気あったし、僕も拝み倒して出演お願いしたのをよく覚えてます。


この時期は、毎週やってる番組なのに、アーティストのブッキングさえ苦労しなかったですからね。「仕方ないけど、妥協で出す」みたいなバンドって、辞めるときまでほとんどなかったしね。大体、どのアーティストも年度に1回の出演だったので、40組くらいは出てたはずなんですけどね。しかも、この当時、V系とかは一切出さない方針(だって他で十分いっぱい出てたから)でやってたし、その意向もレーベルさんもわかっていたので、すごく協力してもいただきましたからね。出演してたのは、上のリンクで出て来るような人は、結構いますね。リストにしたら、それなりに今にしてみれば豪華だと思うんですけどね。


・・って、こういう話するの、一体何年ぶりなんだろう。普段、会話でもほとんどしてませんでしたからね。そう考えると、時の経過を感じるものです。













 
author:沢田太陽, category:評論, 13:23
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最新全米チャート
どうも。

本当なら今日は連載の紹介の日なんですけど、諸事情で1日遅れたので全米チャート、行きます。


SINGLES

1(1)Cherrleader/OMI
2(2)Can't Feel My Face/The Weeknd
3(5)Watch Me/Silento
4(4)Bad Blood/Taylor Swift
5(3)See You Again/Wiz Khalifa feat Charlie Puth
6(6)Trap Queen/Fetty Wap
7(87)My Way/Fetty Wap feat Monty

8(8)Fight Song/Rachel Platten
9(7)Shut Up And Dance/Walk The Moon
10(9)Lean On/Major Lazer&DJ Snake feat MO


OMIが2週連続で1位ですね。

フェティ・ワップのニュー・シングルが一気にトップ10に入ってきて、2曲ランクインですね。これももはやヴォーカル曲でしかないですけどね。

では。圏外に行きましょう。22位初登場のこの曲で。



5SOSのニュー・シングルですね。曲の完成度は良いと思うんですけど、これが外部ソングライターによるものじゃなければなあ、とは思いますね。そういうとこが今後もどかしくなる若いアーティストは増えて行きそうな気がします。


では、アルバムに行きましょう。


ALBUMS
1(-)DS 2/Future
2(2)1989/Taylor Swift
3(1)Black Rose/Tyrese
4(-)Currents/Tame Impala
5(4)Angels ANd Alcohols/Alan Jackson
6(-)Something More Than Free/Jason Isbell
7(5)Dreams Worth More Than Money/Meek Mill
8(11)X/Ed Sheeran
9(13)Montevallo/Sam Hunt
10(10)Kids Bop 29/Kidz Bop Kids

1位はアメリカ南部のラッパー,フューチャーの3枚目のアルバムでした。聞いてみましょう。






まだ全体を聞いてないので何とも言えませんが、トラックのイメージだけだと悪くないですね。あとはラッパーとしての個性をどこまでアピールしていけるかですね。


そして、オーストラリアの、今やもう早くもカリスマ化してますね、テイム・インパーラノ最新作がアメリカでは4位初登場です。もうすっかり人気バンドの仲間入りですね。


そして6位には、これ、すごく評判がいいですね。元オルタナ・カントリーのバンド、ドライヴ・バイ・トラッカーズのフロントマン、ジェイソン・イゾベルのニュー・アルバム。これも聞いてみましょう。




良いメロディ、書きますね。これはアルバムも聞き応えありそうです。これはレヴューの総合指標、Metacriticで軒並み評判も良かった作品です。
author:沢田太陽, category:全米チャート, 04:15
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最新全米映画興行成績
どうも。

格段にパソコンが動かしやすいです。早くこうしてたらよかったな。


では火曜日恒例、全米映画興行成績、行きましょう(ポスターをクリックするとトレイラーが見れます)。



1(1)Ant Man
2(-)Pixels


3(2)Minions
4(3)Trainwreck
5(-)Southpaw

6(-)Paper Towns

7(4)Inside Out
8(5)Jurassic World
9(11)Mr.Holmes
10(6)Terminator:Genisys


「アントマン」が2週連続で1位です。やった!

ただ、2位は、本来1位を予想されていた「ピクセル」です。この映画は80年代のコンピューター・ゲームのキャラクターが巨大化して街で暴れるパニック映画なんですが、これが惨惨たるレヴュー内容です。Metacriticで26点、 Rottentomatoesで18点。


仕方ありません。主演、彼ですもん。



もうここ数年、何をやってもラジー候補のサンドラー。欧米の批評では、「もうさすがに限界ではないか」の声があがりはじめてます。たしかに、見るに耐えない物になりつつあります。

5位初登場は「Southpaw」。これはジェイク・ジレンホールが演じる左利きボクサーの話。この役に合わせ筋肉もりもりになったジェイクの演技を褒める声が結構早くから聞かれていました。

ただ、評価はもうひとつです。Metacriticで58点、 Rottentomatoesで57点。演技だけでオスカーに持って行けるか。


6位初登場は「Paper Towns」。これは昨年、シェイリーン・ウッドリーの主演で大ヒットした青春映画「きっと星のせいじゃない。」に続く、現在のアメリカの青春小説の巨匠、ジョン・グリーンの作品です。主演は「きっと」で脇役だったナット・ウルフに、相手役に人気モデルのカーラ・デルヴィーニュが絡みます。


評判の方は前作ほどではないですね。Metacriticで56点、 Rottentomatoesで57点。女優の差がでちゃったかな。ちなみにブラジルではジョン・グリーンが本当に人気があるので、3週間先行での放映でした。


さて来週ですが、「ミッション・インポッシブル」の第5弾が公開されます。こちらのトレイラーでシメマしょう。




 
author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 03:35
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パソコン復調!
どうも。


今日、キーボードを買って、性能の新しい方のパソコンにつっこんでこれを売っています。


実の話、今日の昼まで、ブラウザはろくにつかめないは、貼り付けは一気に出来ないは、かなり酷い状況でパソコンいじってました。正直、かなりつらいものがありました。ただ、これでもう大丈夫だと思います。


今、仕事も入って来てるので、映画のレヴューなどはもう少しかかるかもしれませんが、これで活発化しそうです。良かった。
 
author:沢田太陽, category:個人話, 13:56
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フジロックもまもなく終わりかあ
どうも。


ここ数日は、フジロックですよね。僕のFBの友達もすごくたくさんの人が行っていて、連日のようにライブ速報が入っている状態です。


今日は本当はこっちで毎年やっている「ジャパン・フェスティバル」に一家で行こうとしていたのですが、今年は例年になく入場者が急増して、あまりに人が多い、さらに天気も悪かったので、あきらめて早く帰りました。


連載も一応最後の章まで書けて、そろそろ次の仕事も舞い込みはじめているんですけど、今日は次の仕事の予習をしながら、連載の最終的な改訂作業をやってました。こちらはあと1章分で正式に終わります。


明日はパソコンのキーボードを見に行く予定。いい加減、使い勝手が悪くて困っているので。


では、フジロックが楽しく終わることを祈ってます。
 
author:沢田太陽, category:-, 15:08
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