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最新全米映画興行成績
どうも。


手短にいきます。火曜日恒例、全米映画興行成績、行きましょう(ポスターをクリックするとトレイラーが見れます)。



1(1)Jurassic World
2(2)Inside Out
3(-)Ted 2


4(-)Max

5(3)Spy
6(4)San Andreas
7(5)Dope
Pitch Perfect 2
8(6)Insidious:Chapter 3
9(8)Mad Max:Fury Road
10(9)Avengers:Age Of Ultron


上位2つ、強さが異常です。ともに3週目、2週目なのに、まだ双方5000万ドル超えてますからね!


そういうこともあり、前作が日本でも大ヒットしたコメディ「テッド2」、3300万ドルという、普通だったら1位の興収なのに3位ですよ!こういうのはめずらしいですね。



で、この「テッド2」なんですが、ショックなことに今回、ミラ・クニスが出てません!かわりにアマンダ・サイフリッドがマーク・ウォールバーグの相手役のようですね。今作ですが評判はピリッとしません。Metacriticで49点、Rottentomatoesで48点。ひどいわけではなさそうですが、なんか伸び悩んだ感じはありますね。


4位初登場は、名犬系の映画です。「Max」。これはアフガニスタン戦線の軍犬がアメリカで、戦線の兵士の弟の家で飼われ、そこでの交遊を描いた感動系の作品・・らしいです。おそらく子供客を狙った感じでしょうね。ただ評判はいまひとつです。Metacriticで47点、Rottentomatoesで39点。


さて来週ですが、「ターミネーター」の最新作もあるのですが、なんか、評判が悪そう。個人的には、2012年の傑作、チャニング・テイタムの出世作「マジック・マイク」の続編、「Magic Mike XXL」支持なので、こちらのトレイラーでシメましょう。




 
author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 07:12
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最新全英チャート
どうも。


先週、今週と日曜は一家揃って映画でしたね。子供向けのヒット作が2作続けて来ましたからね。トムは大喜びで笑ってましたね。映画は3歳にしてはよく見てる方なんじゃないかな。


では、月曜恒例、全英チャート、行きましょう。


SINGLES
1(-)Not Letting Go/Tinie Tempah feat Jess Glynne


2(46)Are You With Me/Lost Frequencies

3(1)Want To Want Me/Jason Derulo
4(5)Shut Up And Dance/Walk The Moon
5(2)Lean On/Major Laser feat MO&DJ Snake
6(3)Cheerleader/OMI
7(-)I Don't Like It I Love It/Flo Rida feat Thicke&White


8(8)Trap Queen/Fetty Wap
9(10)Five More Hours/Deorro&Chris Brown
10(6)Runaway(U&I)/Galantis

今週は ニューエントリーが久々に多いですね。

1位はタイニー・テンパーのニュー・シングル。フィーチャリングには、もう女王様ですね。ジェス・グリンがまたしても登場です。

2位初登場はこれ、ベルギーのDJらしいですね。ロスト・フリクエンシーズ。こういうパターン、続きますね。


7位はフローライダーのニュー・シングル。フィーチャリングには、ここ最近、「Blurred Lines」の訴訟負けに離婚にと災難続きのロビン・シックが迎えられています。


では、アルバムに行きましょう。


ALBUMS
1(2)How Big How Blue How Beautuful/Florence&The Machine
2(2)My Love Is Cool/Wolf Alice
3(1)Drones/Muse

4(12)1989/Taylor Swift
5(5)X/Ed Sheeran

6(11)Chaos&The Calm/James Bay
7(-)Get To Heaven/Everything Everything
8(-)Coming Home/Leon Bridges
9(9)In The Lonely Hour/Sam Smith
10(3)The Ultimate Collection/Paul SImon


グラストのヘッドライナー効果でフローレンス、1位奪還です。しかも発売4週目で1位取れるところがもう文句なしの人気ですね。

2位初登場は、前々から期待の高いバンドです。ウルフ・アリス。初登場1位も夢ではなかったのですが、583枚差という、僅差で2位になりました。聴いてみましょう。




こういうスカッとしたロックがイギリスのチャートの上位に来るっていいなあ。ヴォーカルのエリー、今年だったらコートニー・バーネットと並んで気になりますね・・って、また女の子!ここ2年、本当に女の子ばっかり好きになるなあ、ロックは。


ただ、言うほど”グランジ”とは思わないですけどね。ニルヴァーナの雰囲気がちょっとあるけど、むしろ80sの初頭のダークなニュー・ウェイヴ・バンドの雰囲気とかの方が近い感じしますけどね。いずれにせよ期待です。


7位は地味ながら人気あります。エヴリシング・エヴリシングの3rdアルバム。8位にはアメリカのゴスペル・シンガーのレオン・ブリッジズが入ってきています。




 
author:沢田太陽, category:-, 05:41
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完成、見えて来た!
どうも。

今日もたっぷり8時間寝てました。


で、ず〜っと忙しかったわけですが、連載の最終型、見えて来ました!最後から2章目が出来ました!


あ〜、これですごく楽になった。しかも最終章の入りがすごくいいとこになりました。


運が良ければ、来週中にはできそうです。早く片付けたいな。


 
author:沢田太陽, category:-, 21:23
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アメリカで全州で同性愛婚が認められ、グラストではフローレンスがヘッドライナーをつとめた
どうも。


いやあ、今日はやっぱ、アメリカの連邦最高裁でゲイ・メリッジが全州で合法化されたことが嬉しかったですね。この件に関しては、僕の住んでるブラジルでも2013年から全州で合法化されてるので、非常に関心ありました。その意味で、進んでる国に住んでて今、良かったなと思います。


僕の場合、こと人種、性、LGBTなど、基本人権に関することに関しては、一切迷わず自由化支持です。「自分の意思で選んだものでないものなのに、たまたま生まれついたときに決められたアイデンティティに制限されないといけない」という考え方は僕自身は支持出来ません。なので、うれしいです。そしてアメリカみたいに他の国々に対して強い影響力のある国でこういう判断が出ると、やはり他国への影響は出ると思いますからね。


まあ、どこかの国も、なんか見てると他のことで大変で、この問題についての審議さえ出来ない状況に見えますけど、そりゃやっぱり、祖国が遅れてるとやっぱイヤですよね。


で、そんな今日のこの日、イギリスはこういう日でした。




フローレンス&ザ・マシーンのグラストンベリーでのヘッドライナーですよ。


まあ、女性がヘッドライナーを取ること自体は以前もビヨンセあたりであった気がするんですが、「ロックを歌う女性」としては、これ、はじめてなんじゃないかな。しかも今回、フー・ファイターズの代役で、野郎のファンも多い中での女性の代行です。中には差別的な意見を述べる声も聞こえていました。


でも、そんなフローレンスは





こんな風にフー・ファイターズの代表曲の1曲「Time Like These」をカバーすることで、しっかりフー・ファイターズの代役として応えてます。


この「Time Like These」というのは、9/11の1年後に出た曲ですけど、その歌詞のメッセージ性は、いまだに振り返られることが多いものです。で、そのリリックですけど、今日の雰囲気になんかピッタリなんだよなあ。


It's Time Like These You Learn To Live Again
It's Time Like These You Give And Give Again
It's Time Like These You Learn To Love Again
It's Time Like These Time And Time Again


素敵な1日をありがとう。
 
author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 13:20
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最新全米チャート
どうも。


連載の方が手間取って今日もゆっくり時間が取れません。ようやく2000年代に入ってきたとこです。


では、金曜恒例、全米チャート、行きましょう。


SINGLES
1(1)See You Again/Wiz Khalifa feat Charlie Puth
2(2)Bad Blood/Taylor Swift
3(3)Trap Queen/Fetty Wap

4(7)Cherrleader/OMI
5(4)Shut Up And Dance/Walk The Moon
6(6)Uptown Funk!/Mark Ronson feat Bruno Mars
7(5)Want To Want Me/Jason Derulo
8(9)Hey Mama/David Guetta feat Nicki Minaj

9(10)Honey/Andy Grammar
10(8)Earned It/The Weeknd


今週はトップ10内の入れ替えなしですね。

この1、2フィニッシュはいつまで続くんだろう。


今週は驚くことに、上位50位までほとんど動きがありません。


なのでアルバムに早速いきます。


ALBUMS
1(-)Before This World/James Taylor
2(2)1989/Taylor Swift
3(-)The Original High/Adam Lambert
4(6)X/Ed Sheeran

5(-)Breathe In Breathe Out/Hilary Duff
6(7)Montevallo/Sam Hunt
7(-)Grand Romantic/Nate Ruess
8(10)Title/Mehgan Trainor
9(9)V/Maroon 5
10(19)Wilder Mind/Mumford&Sons

ジェイムス・テイラーの13年ぶりのアルバムが初登場で1位です。しかも彼にとって67歳にして初の全米1位です。

聞いてみましょう。





ちょっとアダルト・コンテンポラリーな方向に行き過ぎかな、という感じもありますが、一貫してる感じは伝わります。おめでとうございます。


3位初登場はイギリスのときにも紹介しましたアダム・ランバート。アメアイ卒業生では出世してますね。


そして5位に、カムバック・アルバムですね。ヒラリー・ダフ。これも聞いてみましょう。





いつのまにか彼女も27歳になって、結婚もして子供も生まれてるんですが、バツイチになって再出発、ということみたいですね。正直、子供のときのヤバいくらいの可愛さはなくなって、ファッション・センスが正直前からいまひとつでその辺りは変わんないんですけど、彼女としては、もう一花咲かせたいとこではありますよね。さあ、どうでるか。


7位には「We Are Young」のヒットで人気になったfunのヴォーカル、ネイト・ルースのソロ作が入ってきています。




 
author:沢田太陽, category:全米チャート, 04:06
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映画「COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック」感想〜カートのドキュメンタリーの文句なしの決定版
どうも。


昨夜はこれを見に行っていました。これです!





ニルヴァーナのカート・コベインのドキュメンタリー映画「COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック」です。カートに関してのドキュメンタリーはいくつか出てて、僕も目は通しているのですが、いきなり言っちゃいますが


これは間違いなく決定版でしょう!


僕はカートの伝記は複数読んでるので、大体の話は知ってはいて、この映画も、そこまで驚くような新事実は出てはこないんですけど・・

さて、なにが違うんでしょうか。


大筋をザッと説明していきましょう。





話はカートの出生からはじまります。ここでカートが3歳の頃に撮影されたスーパー8の映像が流れ、まず、ここに「おお〜っ」となります。


そしてなにがすごいかって


カートの肉親が勢揃いしてます!


話だけには聞いていた、カートの家族の顔が主要な人、大体見れます。そして証言も残してます。それだけでいかにこの作品がいかに”正式なもの”として作られているのか、わかるものです。


そして、有名な、「子供の頃から薬づけだった話」「肉親のあいだをたらい回しにされながら育った」ことが語られ、青春時代が回想されます。


そしてバンド活動をはじめるにあたってのところで





カートのドキュメンタリー関連では非常に有名な元カノのトレイシーや




ご存知ニルヴァーナのクリス・ノヴォゼリックが出て来ます


そして残りは





ニルヴァーナの突如の成功の話から「カート&コートニー」、さらに「カート、コートニー&フランシス」の話となり、そして晩年を・・という流れです。


・・と、話の流れ自体はこれ、至ってシンプルです。というか、これですね


音楽業界関係者がほぼ全く登場しません!


これがまず驚くべきところです。これ、おそらく監督の狙いは、そういう、もう「世界のロック界のあり方を変えた男」という、”公の顔”ではなく、「あくまで”素顔”を知っている人」だけを取材対象にしたものだから。インタビューされてる人は合計で10人いません。ものすごく限定されています。


その中には



この映画に関して「90%はデタラメだ」と言い切った、カートの高校のときからの友人のメルヴィンズのバズ・オズボーンは含まれていません。彼のことは「カートにパンクロックを教えた人物」としては紹介されてはいるんですが、本人が出て来ることはありません。

おそらく彼としては、自分が除外されたことが悔しかったんじゃないかな。僕はそう思いましたね。ただ、


残念ながら、90%は実話だと思います。


なぜならこれ


膨大な量の遺品を証拠として出しながら話を進めているから。


バズが「全くの嘘」と言い切った、カートの高校時分の恋愛の話があるのですが、これがカートの肉声で話されているんですね。これを嘘だと証明するには、この声が合成で作り上げた嘘であることを科学的に証明するか、「カート自身が作った虚言」ということを証明できなければいけないことになります。



で、逆に、これは僕の推論でもありますが、この中の証言者のひとりから、かなり彼に不利なことを名前を出さずにほのめかされています。このあたりが外された原因なのかなあ・・という気が僕はしています。


あと




これ、公開前に出回ったシーンなんですけど、こういうコートニーと一緒に家庭内で撮った映像が満載なんですね。これを見るとカートは非常におだやかで、夫婦仲が悪いようには見えないですね。加えて、「カートって、こんなにはずかしげもなく子供に接するんだ!」ってくらいの赤ちゃんへの接し方です。僕にも3歳児の子供がいますけど、カメラ回ってるとこで、なかなかはずかしくて出来ないような口調や表情で喋ってます。しっかり子煩悩なパパです。で、これが無理矢理外向きに作った感じも全く感じないわけです。もし、そんな嘘の家庭像を作るような感じなら、すぐにでもコートニーと別れてるでしょうからね。そう考えると、この家庭内のほのぼのとした感じはすごく好感持てるんですよね。



実際、この作品の上映後に「コートニーのことを誤解していたかもしれない」みたいな声は多くあがっていたのですが、もちろんカメラに映っていないところではいろんな問題もあったかと思うのですが、この映像と、彼の遺書から判断するに、夫婦仲に問題があったとは少なくとも僕には思えないですね。


あと、自殺の原因についても、この映画、割と強い推論要素を出してきてますね。こういうところも興味深かったですね。もちろん、断定的な決めつけはしていないし、それがなんなのかは見てる人が感じないといけないものではあるんですけど、それでも、「この件についてここまで時間を割くんだ」という話が数件あります。そして、話のシメ方も「えっ?」という感じがあります。あと、クリスの発言で、すごく気になるものもあります。このあたりの複合の結果なのかなあ・・と僕は思ったんですけどね。



こういう仕事をしていると、どうしても「創作活動上の苦悩から」という風に自殺理由を推測しがちなんですけど、実際のところはもっと個人的な理由にあったのかなと、この作品を見ると思いますね。もちろん、創作上の何かもあったとは思うから、それが何なのかも知りたいとこではあったんですけど、そこは永遠の謎のままに終わってしまうのかな。


いずれにせよ、カートのドキュメンタリーでこれ以上のものは、時の経過からも考えて、証言者の記憶の問題もあるでしょうから、もう出てこないような気がします。その意味で、ニルヴァーナのファンはこれ、やっぱ必見だし、多少でもロックが好きな人なら、「ロックの道筋を変えた人」の一生がどんなものだったか。それを知るだけでも十分に意味があるものだと思います。

 
author:沢田太陽, category:映画レビュー, 10:26
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