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こんなにネタのない週、めずらしいな
どうも。


すみません。あいかわらずの連載原稿の真っ最中なんですがこんなにネタのない1週間、めずらしいですね。記憶にないくらい、なんも起こらなかった週だったような。


では、数時間後、全英チャートで。
 
author:沢田太陽, category:-, 21:49
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ジョニ・ミッチェルが心配だ
どうも。


ここ最近、あんまり大きなニュースがエンタメ界でありません。映画は6月になったら、結構話題作が連発されるし、僕自身も最低でも1本はライブに行くので楽しみではあるんですけどね。


その中でちょっとこれは気がかりですね。




ジョニ・ミッチェルの病状ですね。彼女は3月31日に意識不明で倒れて以来、入院生活をしてるんですけど、中動脈瘤で、しかも病状的に予断を許さない感じだともいい、心配ですね。


この病状のことは、前にベンEキングの追悼記事を書いた際に、BBキングの「もう余命がない」というニュースと共に飛び込んで来て、「なにもこんなに立て続けじゃなくていいのに」と思っていました。まとめて記事にしようかともそのとき考えたものでした。


彼女のことは語ると長くなるのですが、僕的には中学2年のときに福岡公演をやっていますね。ただ、そのときはまださすがに子供だったので反応のしようがなかったですね。特に当時、売れていたわけでもなかったし。「70年代の人」というイメージでしたね。ただ、新作発売の際に話題になり続けているのを見て気になる存在で、アルバムをはじめて手に取ったのは93年くらいだったかな。いずれにせよ、会社の資料室で聴いたのが最初でした。










 
author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 19:38
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最新全米チャート
どうも。

連載の、だいぶ先のことをよく考えてますね。7月頃の展開なんですけど、大事なとこなんで、時間かかってますね。早く終えたいんだけど。

では、金曜恒例、全米チャート。


SINGLES

1(53)Bad Blood/Taylor Swift feat Kendrick Lamar

2(1)See You Again/Wiz Khalifa feat Charlie Puth
3(2)Trap Queen/Fetty Wap

4(4)Shut Up And Dance/Walk The Moon
5(3)Earned It/The Weeknd
6(5)Uptown Funk!/Mark Ronson feat Bruno Mars

7(6)Want To Want Me/Jason Derulo
8(11)Hey Mama/David Guetta feat Nicki Minaj&Afrojack


9(7)Sugar/Maroon 5
10(9)Nasty Freestyle/T-Wayne


ミュージック・ヴィデオの話題が持ち切りだったテイラーの「Bad Blood」が1位です。何でも売れる理由になって、とにかく売れまくる。なんかリアルタイムで僕が覚えている、「スリラー」の諸々のシングルのときのマイケル・ジャクソンみたいです。


そして8位には、現在世界的にヒット中のデヴィッド・ゲッタの「Hey Mama」が入ってきています。

では圏外に行きましょう。37位初登場のこの曲で。



先頃終了した「The Voice」シーズン8の優勝者、ソーヤー・フレデリックスですね。パッと見、性別がわかりにくいんですが男です。声も女の子みたいですしね。ただ、彼、まだ15歳ですよ!なんかいわば、”渋いフォーク版ジャスティン・ビーバー”という感じでしょうか。たしかにスター性はあると思いますね。


では、アルバムに行きましょう。


ALBUMS
1(-)Blurryface/twenty one pilots
2(9)1989/Taylor Swift
3(1)Pitch Perfect 2/Soundtrack
4(-)Reue Colors/Zedd

5(12)Title/Mehgan Trainor
6(-)The Voice Season 8 Complete Collection/Various Artists
7(69)Just As I Am/Brantley Gilbert
8(13)X/Ed Sheeran
9(5)Furious 7/Soundtrack
10
(-)Hollywood:A Story Of A Dozen Roses/Jamie Foxx

初登場で1位は聞き慣れない名前です。トゥウェンティワン・パイロッツ。早速聴いてみましょう。



すごく今どきっぽい感じですね。このトゥウェンティワン・パイロッツはオハイオ出身のデュオですが、フォールアウト・ボーイを生んだフュールド・バイ・ラーメンのバンドですね。ベン・フォールズ・ファイヴとEDMの感覚を足した感じで、うまいとこついてると思います。顔もいいし、ポップスターになりそうな感じですね。


4位初登場はZedd。ヒット曲の多さの割に案外低い気がしましたね。6位には「The Voice」の今シーズンのベスト集。10位には歌では久々のジェイミー・フォックスが入りました。

また、15位にはフェイス・ノー・モアの再結成第1弾、17位にはイギリスでは1位だったキラーズのブランドン・フラワーズのソロが入りました。やっぱこの辺りはイギリスでの評価の方が上ですかね。


 
author:沢田太陽, category:全米チャート, 09:39
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また明日
どうも。


しまった!寝過ごした。


ちょっと、もうきょうはネタもないので、日を改めさせてください。明日の全米チャートで。

 
author:沢田太陽, category:-, 19:03
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「ロックと日本の60年」、ビートルズのあたり、更新しました!
どうも。


早いもので、連載、「ロックと日本の60年」、もう第3弾です。

今回のテーマはこれです!




ビートルズをはじめとしたブリティッシュ・インヴェージョン、エレキ、そしてGSですね。人類最初のバンドブームがはじまった1964年頃から、部分的に67、68年までを語っています。


リンクはこちらになります。

http://www.drillspin.com/articles/view/813


この時期というのは、僕も自分の音楽の好みでも最も好きな時代のうちのひとつですね。僕の場合、音楽そのものの入り口がジュリーだったりするんですけど、その際に当時テレビドラマの人気者だったショーケンとか堺正章に興味を持って、なんとなく「GSっておもしろそうだなあ」と、1977年に生きる7歳なりに思っていたのですが(笑)、全く同じ頃に同部屋の隣の机で、当時中2の姉がビートルズを聴きはじめたんですね。この当時、たしかビートルズの結成15周年かなんかで、かなり規模の大きなリバイバル・フェアみたいなのをやってて、それでかなり夢中になってましたね。当時は全く別の音楽に聴こえたし、今も聴感的には全く違いますけど、ただ、GS勢のあいだでビートルズがその大きなルーツであったことを知るのはそのまただいぶ後の話ですね。でも、偶然にも自分の一生で、今回コラムでとりあげたその2つが子供部屋の中で共に鳴っていたことを思い出したのは微笑ましく良いことだなと思いました。


今回の場合、自分の中でひとつのテーマだったのは「ビートルズって最初、日本でどう伝わったのかな」ということでした。その後の話だと、なんか、66年の来日の件ばかりが非音楽系のマスコミにとりあげられる傾向があって、「その前はエレキだ」みたいな言い方がされがちだけど、それって果たして正しいのか?という疑問が僕の中であったんですね。それって、僕がこれまで話を伺ってきたリアルタイムでのビートルズ体験者の方の話とは食い違うなという思いがありまして。そこで、上の星加ルミ子さんの「ミュージック・ライフ」の写真じゃないけど、もっと具体的に示せるものはないかな、と思っていろいろ調べたんですね。


そうしたら



64年4月号のミュージック・ライフが日本で初のビートルズの表紙だということを確認しましてですね。この年、さらにもう2〜3回表紙になってるようです。


そうしてるうちに僕の好奇心が爆発しましてですね(笑)、調べていくうちに、「日本の団塊の世代の有名アーティストはどうやってビートルズを知ったんだ?」という疑問に思い当たって、それで該当しそうなアーティストのウィキペディアで調べたら、FENが多かったんですね。特にそれが強いのが、僕の郷里の福岡ですね。もう、そこに米軍基地はなく、跡地が福岡空港になってるはずですけどね。あと、山口の岩国基地。ここのFENは、僕のかなり親しい友人も聴いてたとこなので、興味持ってたんですけどね。


あと、そうやって調べてるうちに、「小島正雄の放送で知った」とのフレーズを目にして、「それは何だ?」と調べたら「9500万人のポピュラーリクエスト」という番組で。この番組に関しては、僕もかつて10代の頃に聴いていた文化放送の「オールジャパン・ポップ20」の前身番組であること、そしてそれがかなり影響力のある番組であったことは、僕がまだラジオの仕事をしていた時代に聞いていたので改めて感心して。そこで、この番組のことを調べたら、もう50年程前の話だというのに、当時のチャートの記録を残している方が、3〜4組いらっしゃいまして。そこでビートルズがチャート独占を実際に日本のチャートでも行なっていたこと。ブームの直前に、この番組の何日のオンエアではじめてかかったか、などがわかったんですね。このあたりはもう調べててうれしくてしょうがなかったですね(笑)。


あと、今回のこの企画をはじめるにあたっての強烈なモチベーションになった、「ミュージック・ライフ」の65〜70年の記事の編纂本にも、その当時の毎年の人気投票というのが掲載されていまして、そこでもビートルズは65年の初頭の投票の段階で圧倒的な強さで1位になっていました。


こういう仕事をやっていると、ビルボードとかミュージック・ウィークの過去のチャート・アクションには詳しくなるんですけど、日本の場合は、これまでそういう記録保存が今ひとつだったからなのか、あまり語られて来てなかったような気がするんですけど、今回のこの作業で、「やっぱ、こういうことを残していくというのは大事なことだよね」と改めて思った次第でした。



あと、僕はブリティッシュ・ビートって本っ当に大好きな音楽で、なので極力いろんなものを、字数の制限のある中で拾い上げてはみたんですけど、どうしてもフォローできなかったところがあるので、ここでかけておきましょう。このあたりです。



このダスティ・スプリングフィールドとか、彼女の周辺のガールシンガーたちですね。ルルとか、マリアンヌ・フェイスフルとかサンディ・ショウとかシラ・ブラックとかですね。彼女たちの放つ雰囲気っていかにもこの当時のスウィンギング・ロンドンのイメージにピッタリだし、この曲の持つバート・バカラックのテイストもピッタリなので、最後の加筆の段階で足そうかとも試みたんですけど、ただ、この当時、日本は彼女たちよりもシルヴィ・ヴァルタンとかフランス・ギャル、あるいはナンシー・シナトラの人気のある時期だったし、そのあたりのことを説明しはじめると字数も食うのでどうしても入れられなかったんですよね。


 まあ、その代わり、モッズはなんとか押し込みましたけどね。モッズも、たとえばザ・フーあたりは、「日本で全然ダメだった」みたいに言われてますけど、記録を調べたら案外「全然」でもなくて、多少流行ってる曲は66年くらいから日本でもあるんですよね。それが「マイ・ジェネレーション」とか「キッズ・アー・オーライト」じゃないだけで。彼らの場合、「フーズ・ネクスト」くらいまでは、地味だけど人気投票にはランクインするくらいの人気はありました。


 あとは、コラムの最後のタイガースが表紙のローリング・ストーン1969年3月号、結構インパクトあるみたいで、結構反応いただいてます。僕は割と前から知ってる話だったんですけど、案外レアねたのままなのかな。


そんな感じで、是非読んで楽しんでいただけると幸いです!



 
author:沢田太陽, category:評論, 01:00
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最新全米映画興行成績とカンヌ映画祭の結果
どうも。



まず、全米映画興行成績の前に、カンヌ映画祭の今年の結果から書かせてください。


パルムドールを受賞したのは、フランス映画の「Dheepan」でしたが、これが映画サイトだと、結構番狂わせで「なぜだ?」という声が多く飛んでいます。実際、imdbでのカンヌを見に行った顧客満足度もそこまで高くなかったんですよね、この映画。監督は「フランスのスコセッシ」とも呼ばれている、「真夜中のピアニスト」とか「預言者」の、僕も好きな監督でもあるジャック・オーディアールなんですけど、前評判から考えたらたしかに意外ですね。審査委員長のコーエン兄弟は「満場一致だった」と言ってるんですけど、映画を作っている側と、見る専門の側では、見方が違うんですかね。


で、僕の以前に書いたカンヌの下馬評で2番手だった「Son Of Saul」が準優勝にあたるグランプリ、そして最有力と見られていた「The Lobster」は審査員特別賞でした。この2つの映画の方が批評家の前評判もimdbの採点も断然高かったんですけどね。



そして第3位にあたる監督賞に台湾のホウ・シャウシェンの「黒衣の視角」が受賞しました。ホウ・シャウシェンって、こういうアクション映画みたいの撮る人なんでしたっけ?ちょっと意外な気もしたんですけど、でも、これ、ちょっと見たい。



そしてオスカーに絡むところで見ると、こないだも紹介したトッド・ヘインズの「Carol」から、そのとき写真に写ってたケイト・ブランシェットではなく、共演のルーニー・マーラの方が主演女優賞をとりましたね。いずれにせよ、彼女のキャリアには大きなステップアップになった受賞だと思います。


では、火曜日恒例、全米映画興行成績、行きましょう(ポスターをクリックするとトレイラーが見れます)。


1(-)Tomorrowland

2(1)Pitch Perfect 2
3(2)Mad Max:Fury Road
4(-)Poltergeist

5(7)The Age Of Adaline
6(4)Hot Pursuit
7(5)Furious 7
8(10)Far From The Madding Crowd

9(6)Paul Blart:Mall Cop 2
10(8)Home

初登場で1位はディズニーの大作映画「トゥモロウランド」。これは近日中にも日本公開のようですね。ジョージ・クルーニー来日の話は僕も耳にしました。こちらでも今週末かな。公開されます。


これは謎の地、トゥモロウランドに足を踏み入れた人の人生を描く物で、かつて天才少年だった男の役にクルーニー、そして、テレビ界で長らく期待されながらなかなか芽が出なかった女の子、ブリット・ロバートソンが出世を狙う作品でもあります。監督は「Mrインクレディブル」や「レミーのおいしいレストラン」といったピクサーの名作を手がけたブラッド・バードです。


ただ、思ったほどではないですね。興収は4000万ドルを超えなかったし、批評的にもいまひとつピリッとしません。Metacriticで60点、Rottentomatoesでは49点。むしろ大衆寄りのRottenでの方が評価が低いことが気になります。


4位初登場は「ポルターガイスト」。あのトビー・フーバーの1982年の名作ホラー映画の3Dによるリメイクです。監督はイスラエルの人みたいですね。

ただ評判はよくありません。Metacriticで47点、Rottentomatoesで33点となっています。


さて来週ですが、キャメロン・クロウ監督、ブラッドリー・クーパー主演、エマ・ストーン共演の「Aloha」が出ます。去年のリリース予定が季節外れのこの時期にずれてるのが気がかりではありますが、どうでしょう。こちらのトレイラーでシメましょう。






 
author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 11:04
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