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こんなビリー・コーガンはイヤだ(笑):情けなくて可笑しな論争
どうも。

今日はこの話をしようと思います。

このネタ、話自体は、11月のはじめくらいからあったのですが、話が続けば続くほど、情けなくも笑えて来るので(笑)、やろうかと思います。

それは




スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンがCNNのキャスター、アンダーソン・クーパーと論争しているお話です。

この話はですね、事の発端が



ビリーが地元シカゴのペット雑誌「Paws Chicago」にシャム猫を抱いて表紙になったことからはじまりました。彼が猫を抱いてカメラ目線で微笑んで表紙になってる時点で涙腺刺激の大爆笑だったんですが(笑)。しかも見出し「Siamese Dream」ですよ。言うまでもなく、スマッシング・パンプキンズの代表作の2ndアルバムですが、これは「シャム猫の夢」という意味なんですが、それから20数年後、彼がペット雑誌にこんな形で表紙になるとは。うちのワイフにこれを見せたら「Dr.イーヴル(オースティン・パワーズの悪役)じゃない(笑)」と言ってました(笑)。


これにアンダーソン・クーパーがCNNの自分の番組のコーナーで



さんざんこき下ろしたんですね。このときのCNNの映像、大爆笑ものだったんですけど、youtubeにないんですね。

ここで彼は「ビリー・コーガンといえば、90sのロックの象徴とも言える存在で、しかも『Siamese Dream』はその中でも最高の作品だった。そんな作品を、こんな風にダジャレにする神経はいかがなものか」と斬ったんですね。さらには「仮にエディ・ヴェダーが今、プルーン・ジャムのTV CMに出たとしたらどうなる?REMの「Everybody Hurts」が頭痛薬のCMに使われたとしたら?誰もそんなものを見たいとは思わないだろう」とも言いました。


さらにアンダーソンはビリーのもうひとつのイメージ・ダウンとして



これもシカゴ限定のテレビCMなんですけど、これもなあ〜(笑)。ビリーは、自分のプロレス団体を作ったんですけど、それのプロモーションも兼ねて、シカゴの家具屋さんのCMに出たんですけど、自分の団体のレスラーが乱闘に椅子を使おうとしたとき、セコンドからビリーが「ちょっと待て。それはウォルターEスミスの椅子だぞ」とスポンサー名を言って、最後はみんな仲良しという、これ、書いててもかなり可笑しいんですけど(笑)、非常にカッコ悪いCMです。


さらにアンダーソン・クーパーって言葉のセンスが面白い人でして「トム・ヨークやスティーヴン・マルクマスがAARPマガジンの表紙になるのも見たくない」とも語りました。AARPマガジンというのは、エイジングについての雑誌です。

ただ、この論争を伝えるニュースで



「ブルース・スプリングスティーンはAARPの表紙になったぞ」というツッコミはありましたが(笑)。


ここまでの話は結構前のことで、そのときも「ブログでやろうかfacebookでやろうか」と迷って結局し損ねちゃったんですね。で、「惜しいなあ」と思ってそのままにしていました。そしたら、ビリーが、もうこれも、非常に情けない方法でアンダーソン・クーパーへの反撃をつい最近行なったんですね。これが




猫をプリントして「Fuck You,アンダーソン・クーパー」というTシャツを作って売りはじめたという・・・。

バカすぎる(笑)!

全く、小学生じゃないんだから・・。

これ、ギャグとして狙わずに本気でやってるんだとしたら、そうとうなものです。ある意味、もの凄い才能だと思います(笑)。


この論争、決着はどうなるんでしょうね。無視されて終わりな気も非常にしますが(笑)。

 
author:沢田太陽, category:-, 03:50
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”チェスピリート”ロベルト・ボラーニョ死去:ラテン・アメリカ史上最大のコメディアン
どうも。

本当は違う話をする予定でしたが、ちょっとこれは、南米に住んでる身からすると取り上げない訳にはいきません。



”チェスピリート”こと、メキシコが生んだ、南米最大のコメディアン、ロベルト・ボラーニョが亡くなってしまいました。85歳でした。

いや〜、このチェスピリートの死を報じるニュースがですね、

とにかくすごいんです!

もう、中・南米のどこの国の新聞のサイト、芸能ニュース・サイトも全てでトップ扱いです。

いや、それどころか

本来関係のない、ロック系のラジオのサイトやサッカーのサイトまでトップ扱いです!!


そして、ここブラジルでも、本来、スペイン語とポルトガル語で言葉が違うはずなのに、あらゆる新聞やニュース・サイトで全てトップ扱いです!!


いや〜、なんかですね、この人、もしくはこの人の出てた番組がですね、もう、南米圏では「誰でも知ってるポップ・カルチャー」で、とりあえず話をあわせたいときに持ち出すネタとして引用されるくらい、とにかく生活に根付いたものなんですね。


では、なんでこういうことになったか。ブラジルを例にとって話させてください。




ブラジルでは1981年に、このチェスピリートが企画・主演したメキシコでの大ヒット・コメディ「エル・チャボ・デル・オチョ(El Chavo Del Ocho)」が「シャヴェス(Chaves)」のタイトルで放送を開始したんですね。本国メキシコでは70年代の作品です。するとこれがブラジル国民のあいだでカルト的にジワジワと大ヒットになりまして、延々と再放送を繰り返したんですね。


それは僕がブラジルに越して来た2010年当時もそうです。ある日、僕がテレビのチャンネルを適当にいじっていると、偶然にこの番組を発見したんですね。もう、そのときのインパクトがとにかく強烈でね。「なに、この粗い画像!」「なに、このロウファイなセット」「なに、このベタな笑い!」と、とにかく目に入るもの全てにビックリしたのでした。


この「シャヴェス」は、チェスピリートが小学生シャヴェス(スペイン語オリジナルではエル・チャボ)の役を演じるドラマなんですが、これがどう考えても50歳くらいのオジサンが無理矢理小学生をやってるんですね(笑)。しかも共演の子供たちも、全員いい年した大人で。ただ、一見バカっぽいながらも、なにげに人生の真実を子供が見抜き、大人に一泡吹かせる感じはやはり共感を抱かせやすいし、入っていきやすいところだったんじゃないかな。

しかも、このドラマはサブ・キャラ人気も非常に高くてですね。



これがマドンナ役のシキーニャ(スペイン語名はチリンドリーナ)ですね。彼女は20代のときにこの役をやってたので今はまだ60代くらいかな。本当は結構な美人さんです。

あと



シャヴェスの親友で、頭の弱いボケ役のキコ。これはある意味、シャヴェスに匹敵か、それ以上に有名かつ人気のキャラクターです。いつもセーラー服を着て、目を大きく見開いて、ほっぺたをふくらませています。この役者さん、今もう60〜70歳のはずですが、ときどきブラジルの舞台でお金稼ぎに来て話題になってますね。

キコに関しては



ネイマールがご覧のように彼の大ファンでして、ハロウィンの仮装で当時つきあってた女優のブルーナ・マルケジーネと写真に写ったり、遂にはキコ役の俳優さんの現在の姿にご対面して写真に写るほどのはしゃぎぶりです。

そしてもうひとり、忘れちゃいけない



悪役のドン・ラモンですね。この人、シキーニャのお父さんでもあるんですが、とにかく気性の荒い人で、キコをはじめ、子供たちをいじめるキャラクターとして登場します。この人もネタにされる率の非常に高い人です。

この「シャヴェス」のキャラクターはですね、



こういう風に動画関係でパロディにされることが非常に多いですね。これは「シャヴェス」の中のワンシーンを、2年前にこちらで大ヒットしたドラマ「アヴェニダ・ブラジル」の中でおなじみとなった、「驚きとともにエンディング」というパターンを組み合わせたものです。これ、何パターンかあるんですけど、この当時、ネット界隈ですごくはやりましたね。


そして、このドラマ



2006年からはこのようにアニメにもなっています。ブラジルの子供専門チャンネルでも放送されています。もしかしたら、今どきの子供は、こっちを経由してチェスピリートを知るのかもしれません。


そして、彼はこの作品だけではありません。



このいかにも、やる気なさそうで弱そうなこの格好、彼なりの「スーパーヒーロー」なので可笑しいです(笑)。これは「シャポリン」というキャラクターで、こっちの方でも彼はかなり人気がありました。僕、こっちはまだ見たことがないのですが、Netflixには入ってるので見てみようかと思います。


 
author:沢田太陽, category:ラテン・アメリカ, 09:53
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最新全米チャート
どうも。

今日、サンパウロの、僕もよく利用するパライゾって地下鉄の駅で、キャットパワーが突然駅の構内で無料ライブをやりました。すっごい人だかりが出来たようです。彼女、規模の小さいライブハウスのフェスで来てるんですけどね。ちょっと今回、このフェスには行けないんですけどね。

では、金曜恒例、全米チャートに行きましょう。



SINGLES

1(1)Blank Space/Taylor Swift
2(2)All About That Bass/Meghan Trainor 

3(6)Take Me To Church/Hozier
4(4)Animals/Maroon 5
5(3)Shake It Off/Taylor Swift
6(5)Habits(Stay High)/Tove Lo
7(9)I'm Not The Only One/Sam Smith
8(10)Jealous/Nick Jonas
9(13)Love Me Harder/Ariana Grande
10(11)Dont/Ed Sheeran


テイラー、2週目の1位です。

今週は再登場が入れ替わっただけですね。

では、圏外に行きましょう。65位から一気に18位まで上昇したこの曲で。



これは人気でそうですね。伊達男マーク・ロンソンに、ブルーノ・マーズのフィーチャリング。80sの初頭のクール&ザ・ギャングとかZAPPみたいですね。ブルーノ、ここではその当時のマイケル・ジャクソンみたいですね。結構狙ってると思います。


では、アルバムに行きましょうか。


ALBUMS
1(-)Four/One Direction
2(1)1989/Taylor Swift
3(8)That's Christmas To Me/Pentatonix
4(-)No Fixed Address/Nickelback
5(4)Man Against Machine/Garth Brooks

6(3)The Endless River/Pink Floyd
7(2)Sonic Highways/Foo Fighters
8(-)Black Widow/In This Moment
9(13)Christmas/Michael Buble
10(16)Holiday Wishes/Idina Mendes

ワン・ダイレクションのアルバムが初登場1位です。

4位に初登場はニッケルバック。最近はシングル・ヒットがなくなり、同時に現在、「世界で最も嫌われるバンド」として、たとえば「ロンドンでのライヴをキャンセルさせるキャンペーン」なんかを張られたりもする彼らですが、なんとかこのくらいの順位にとどまりました。


8位はカリフォルニアのメタルコアのバンド、イン・ディス・モーメントが初のトップ10入り。この人たちはヴォーカルが女性なんですね。

あと今週はペンタトニクスとマイケル・ブーブレ、「Let It Go」のイディーナ・メンデスのそれぞれのクリスマス・アルバムが売れています。このあたりも時節柄ですね。


 
author:沢田太陽, category:全米チャート, 04:09
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一体何が??クリードのフロントマン、スコット・スタップの突然の破産宣言
どうも。


これ、まだ、半日も経ってない話なんですが、僕のfacebookのタイムラインを独占しているこのニュース、行きます。



クリードのフロントマン、スコット・スタップが、クリードのfacebookに突如、ビデオ・メッセージを出して、破産したことを宣言しました。




このようにして、約15分間、彼は自身の身に起こったことを話しています。


話を要約すると、こんな感じです。8ヶ月前、彼は突然、レコード会社関連、そして、プライベートの個人資産を根こそぎ、彼の言葉を借りると、盗まれたのだそうです。


そして、以後は困窮する日々が続き、ある時期は、彼の所有するトラックの中での生活を余儀なくされ、食べ物にもありつけない日々を送っていたそうです。今はホリデイ・インに宿泊して生活しているのだそうですが、「このまま、こういうことを続けると自分のためにならない」と思い、このビデオ・メッセージをするに至ったとのことです。


どうやらこの話は、彼のファンのあいだではもう知れ渡っていた話だったようなんですが、スコットはその際にあがった「ドラッグ中毒になったのでは」という疑惑に関して、このビデオのはじめの方で否定して、しらふを主張しています。


いや〜、それにしてもこれはビックリですね。クリードと言えば、90s後半からミレニアムにかけて、「こと、アメリカでは」、最もレコード・セールスをあげていた巨大なバンドだったものです。ただ、「こと、アメリカでは」という注釈を入れさせていただいたくらい、アメリカでだけ人気が突出していまして、あちらの国では1000万枚の売り上げを誇っていたのに、日本を含め、その他の国では人気はサッパリでした。


僕は、国際的に人気があるのに日本に入ってこないものを嘆く傾向が強いタイプであるとは自分でもあるとは思うんですが、ただ、このクリードに関しては、「こりゃ、ちょっといくらなんでも難しいかな」と思っていました。と言うのはこのバンド、クリスチャン・ロックバンドだったんで。イメージはもう、まんま、エディ・ヴェダーをイエスに見立てたような、パール・ジャムのパクリ・イメージだったわけですけど、歌っている内容はかなりキリスト教的な中身の濃い物でした。

なにせ



この曲のクリップなんてモロでしたけどね。最後の方、



こんな状態になってますからね、彼自身が。

あと、「Higher」って曲もすごく流行りましたが、これも「Can You Take Me Higher?」って「主よ、私を天まで導いてください」みたいな意味ですからね。

ただ、これがアメリカでは、1000万枚バカ売れして、ロックだと、リンプ・ビズキットの人気を二分していた状況が、1年だか2年の話ではありましたが、続いていました。一方で、暴力っぽい悪ふざけで、もう一方で「神様」。・・正直、ロック・シーンを見つめたときに、これまでの僕のリアルタイムで体験したロック史の中ではツラい数年ではありましたね(苦笑)。


とは言え、それでも、当時いかに隆盛を誇っていたかを知っていただけに、今回の件はビックリしたんですけどね。いくらアメリカでしかデカくなかったバンドとは言え、売れていた桁が違いましたからね。それに、先ほど言ったような曲なら、僕の聴いてるサンパウロのロック系のFM局でも頻度はあんまり高くないですけど、ごくたまに耳にはしてましたからね。


クリード自身は2003年に一度解散して、スコット自身はソロになりますが、これがうまく行きませんでした。一方で、残りのメンバーは新しいフロントマン、マイルス・ケネディをすえ、アルター・ブリッジとして再スタートすると、これが不思議な物で、むしろヨーロッパのマーケットでかなりの成功を収めてしまうんですね。マイルス・ケネディは元ガンズ&ローゼズのスラッシュのアルバムで、主要なシンガーもつとめてたりもして、それで知名度もあげていたりもします。


クリードは2009年にもう1回集まってアルバムを作って、初登場で全米2位くらいの成功を一瞬収めますが、皮肉にもアルター・ブリッジの方がヨーロッパでそのままかなり規模の大きいバンドになって行って、まあ、活動再休止という状態になってはいますが、クリードの再活動は難しいのかな、という感じにはなっていましたね。


スコットは2013年に2枚目のソロ作を出していたらしいんですが、これは今回の件が起きて、僕もはじめて知りました。


なお、彼は現在、奥さんとも協議離婚の手続きの最中らしいのですが、この奥さんというのも、元ミスUSAらしいですね。どんだけ短期間に栄光手にしたんだよ、という感じではあるんですが、この奥さんが最近語ったところによると、スコットは彼女にあてた手紙の中で「サタンであるお前と子供たちを捕まえに行くぞ。神がおまえをつくり、今、お前をおわらそうとしている」ってなことを書いた、ということらしいです。ちなみに奥さんの証言ですと、スコットはドラッグに手を染めてるとのことです。


まあ、何があったかはよくわからないのですが、もし本当にこういう言動を普段からしてるようであれば、まあ、こういう事態も起こりえるのかな、とも思いますけどね。いずれにしても驚きました。
author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 12:45
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映画「Dumb And Dumber To」感想:わかっちゃいるけど、嫌いになれない
どうも。

今日はこちらの映画レヴュー、行きましょう。これです。



ジム・キャリー、そしてジェフ・ダニエルズの名物コンビ、20年ぶりの復活作「Dumb And Dumber To」。これが日本公開されるときには「ジム・キャリーはMr.ダマー2」になるんでしょうか。


この映画、特にアメリカでは社会現象的なヒットになりまして、90sを代表するコメディ映画になって、監督のファレリー・ブラザーズも名物コメディ監督になったものです。これまで、続編の噂は何度もあったんですが、なかなか上手い形で実現してきませんでした。これがこのたび、20年と言う長い期間をかけての復活となりました。ちょっと、怖い気もしますが、どうなんでしょう。

さっそく、あらすじから見てみましょう。




前作でヒロイン、メアリー・スワンソンへの愛がかなわぬものだとショックを受けたロイド(ジム・キャリー)は20年間、植物人源状態となり、大親友のハリーは、ロイドの介護施設へ20年足しげく通って介抱します。




しかし、ある日、ロイドは目覚め、それが20年かけたハリーへのジョークだったことを明かします。



これにより、社会復帰したロイドはハリーの住むアパートに行きます。近所には、前作のときに子供だった足の不自由な少年ビリーもすっかり大人になり、ヤバい雰囲気もついてきました。



ロイドはハリーの暮らしてるアパートにつくと、ハリーから、彼が腎臓の病気を患ってることを聞きます。そこで彼らは、まず、ハリーと血のつながっていない中国系の養父母のところに行きますが、金は貸してくれませんでした。ただ、彼らはそこで20数年間、彼の手元に届いていなかった手紙を見つけます。それはハリーがある女性を妊娠させていた、というものでした。




その手紙の住所をもとに、彼らは差出人を探します。そして、探り当てた先は、葬儀屋を営む女性でした。その女性は、ハリーの記憶ではスリムでセクシーな美女のはずでしたが、今やその面影は見えないようです。


そして2人は、その女性から、娘を20数年前に養子に出したことを聞き、今度は娘を捜しに行きます。


その娘は、メリーランド州のある有名科学者、ピンチロウ博士に育てられ、名前もペニーに変わっていました。その娘は、父が本来参加するはずだった科学フォーラムに参加するために、テキサスに向っていました。ハリーとロイドは、ピンチロウ博士から「娘に渡してくれ」とあるものを彼らに託します。




しかし、ハリーとロイドの前には罠が待っていました。それはピンチロウ博士の夫人アデルが、家を出入りしているハウスキーパーのトラヴィスと不倫関係にあり、彼と一緒にピンチロウ家を乗っ取ろうとしていたからです。ましてや、世継ぎになるはずだったペニーに実の親が現れるなんてことは、彼らには好都合でした。そんな彼らは、ペニーの元に贈物を届けに行くハリーとロイドを襲って妨害しようとします。しかし、ハリーとロイドのバカパワーが、そんな悪党に簡単にやられるはずもなく・・




・・と、ここまでにしておきましょう。


 
author:沢田太陽, category:映画レビュー, 12:38
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最新全米映画興行成績
どうも。


おととい書いた「Pitch Perfect」の件、すごく反響があってうれしいです。ありがとうございます。これは問題提起して行くべき問題だと改めて思っています。


では、火曜日恒例、全米映画興行成績、行きましょう(ポスターをクリックするとトレイラーが見れます)。




1(-)The Hunger Games Mockingjay Part 1

2(2)Big Hero 6
3(3)Interstellar
4(1)Dumb And Dumber To
5(5)Gone Girl
6(4)Beyond The Light
7(6)St.Vincent
8(7)Fury
9(10)Birdman
10(17)The Theory Of Everything



初登場で1位は「ハンガーゲーム」の第3弾、「Mockingjay」の前編。これが圧倒的でした。1週目の興行の数字、1億2000万ドルでした。

この数字、今年の興行では圧倒的に1位なんですが、今年は全体的に興行の数字が落ちてますからね。前作と比べると、これでも結構落ちてたりはします。


今回ですが、次作のフィナーレにつなぐための「途中の話」という見方が強かったために、批評的にはそこまで熱狂的な感じはなかったですね。Metacriticで64点、Rottentomatoesで66点でした。

これ、僕はもう見てます。近いうちにレヴューします。

そして拡大公開で10位に入ってきたのが「The Theory Of Everything」。これはあのスティーヴ・ホーキンス博士の若い頃の伝記映画ですね。これ、オスカー候補に数えられている作品で、ホーキンス博士役のエディ・レッドメイン、奥さん役のフェリシティ・ジョーンズが共に揃ってオスカーの有力候補に数えられています。


そういうこともあり、レヴューもMetacritic72点、Rottentomatoesで81点と高めです。まあ、実際には「オスカーに声がかかる映画の中では低い方」なんですけど、センチメンタルに訴える系のオスカー映画は、この程度低くなっても大丈夫なので、ノミネートはあるんじゃないかな。


さて来週ですが、前作が思わぬヒットになってしまった「モンスター上司」(この邦題もどうかと・・苦笑)の続編、「Horrible Bosses 2」が出ます。今回はどうなんでしょう?こちらのトレイラーでシメます。


 
author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 09:23
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