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20年前(1994年)の名盤ラッシュはすごかった〜1年通して
どうも。


昨日は、ちょうど20年前の今頃にオアシスのデビュー・アルバムをはじめ、凄まじいリリース・ラッシュがあったことをお話ししましたが、あとから振り返っても、この1994年を超える名盤ラッシュは少なくとも僕が覚えている限りでは後にはないし、仮に先にあったとしても、それはパンク・イヤーの1977年とか、60年代の後半くらいなんじゃないかな。そのくらい、その後のロックの「礎」が作られた年です。

では、何があったか。今日はそれをリリース順に見てみましょう。

【2月】



Dookie/Green Day

そう。「ブリットポップの金字塔」と「ポップパンク時代のパイオニオア・アルバム」は同じ年に生まれているのです。ただ、これ、2月にアメリカでリリースされたときに気になったわけではなく、この中の「Longview」がアメリカのロックチャートでトップ10に入って、このアルバムがチャート上昇中のときにはじめて聴きましたね。この年の8月にあった「ウッドストック94」のときにはもう知っていたので、そのときまでには聴いてたんですけどね。多分、知ったのは春先のことだと思います。


ただ、はじめて聴いたときのことは覚えています。その当時、僕は大学時代からの習慣で、当時、井の頭線の池ノ上にあった「POP」ってロック喫茶にほぼ毎週行って、そこでサークルの仲間と夕食を食べてたんですね。そこにはTVKの「ビルボードTop40」のパーソナリティの中村真理さんがレギュラーDJ(トーク形式です)やってて、そこではじめて「Longview」を聴いて「面白い曲だね」となったのをすごくよく覚えています。


【3月】



Mellow Gold/Beck

そして、3/1には、このベックのメジャーでのデビュー作「Mellow Gold」が出ます。これはたしか、先にあのかの有名な「Loser」がアルバム前にロックチャートをあがってきていて、「このBeckって聞き慣れない人はどんな人なんだろう?」と思っていた矢先に、まさに前述した「Pop」で聴きました。そのとき、そこにいた人がみんなして「えっ、何、この曲!」と仰天したのをよく覚えています。それくらい、この曲が登場したときのインパクトは強烈だったものです。


それで、この数ヶ月後の彼のライブには、サークルの仲間と複数で行きましたね。そのときに前座ででてきたのは、ブラッドサースティ・ブッチャーズで、そのときにはじめて彼らを知ったものでした。




Superunknown/Soundgarden



The Downward Spiral/Nine Inch Nails

これはなんと、前述のベックのアルバムの1週後の発売で2枚一挙に出て、サウンドガーデンが1位でNINが2位でした。そのチャート結果を、僕は、この当時になぜか中野サンプラザで行なわれたパール・ジャムを盛り上げるためのフィルム・コンサートの帰りの新宿のタワーレコード(のはず)で知りました。この2枚は僕がかねてから出るのを楽しみにしていた盤だったのでとにかく嬉しかったし、2枚ともものすごい回数聴きました。日本だと、他に紹介する盤の方が有名ですけど、これが欧米圏に行くとサウンドガーデンもNINのこれもかな〜り人気があります。特にブラジルでは前者ですね。このアルバムからの曲、いまだにロック系のラジオで何回もかかりますからね。そんなこともあって、今年のロラパルーザ・サンパウロでのサウンドガーデンのライブはもう嬉しくて嬉しくて仕方がなかったものでした(笑)。そうだ。それと同じロラパルーザにNINも来てたんだ。どうやらブラジルではNINはそんなに馴染みがなかったようで、こっちの盛り上がりは正直いまひとつだったかなあ。

【4月】



Live Through This/Hole

これも僕的には非常に重要な一作だし、「90sのフィーメール・アイコン」の名盤として、特にアメリカのポップ・カルチャーでは今も古典の扱いですね。

これは覚えているのは、発売前に、ローリング・ストーンのトップ・レヴューで★4つだったんですよ。それ見て、「うわっ、欲しい!」と思ってすごく楽しみにしていた矢先にカートが自殺したんです。

そのあとに、このアルバムがですね、割にすぐ直後にNHKの資料室に入ったんですね。その資料室が僕の居室のフロアの真上にあったのでよく借りたり、音楽聴いて時間つぶしたりしてたんですけど、ある時期、そこでこればっかり聴いてましたね(笑)。特に「Miss World」と「Doll Parts」は好きで何度聴いたかわからないくらい聴いてますね。なんかですね、僕にとっては、ニルヴァーナのその後発表された作品よりも、これこそが「遺作」なんですよね。だって、どう考えても、カートが曲書いたとしか思えないんだもん、これ(笑)。当時大好きだったけど、今聴くとちょっと痛々しい「In Utero」よりも、おそらく客観的な立場で裏プロデュースしたのであろうこっちの方がカート本来の良さが出ているというかですね。で、しかも、そういう性質の作品ながら、完全にコートニーの1人称による、彼女のアルバムとして完全に成立しているところも、これ、すごいです。



Parklife/Blur

言うまでもなく、ブリットポップきっての名盤です。これも先述した「Pop」で「Girls&Boys」がものすごい回数かかっていた曲です。僕の最初の印象では、「80sのMTVブームのときみたいな曲だな」と、なんかなつかしいと共に、つきぬけたポップ感覚に驚いたものです。僕はリアルタイムでマッドチェスターやシューゲイザー入り損ねたクチだったんですけど、これはすぐ入れましたね。これは日本でもアルバムの発売当初からかなり推されていて、僕もアルバム出てすぐ日本盤で買いました。ただ、当時は、これがオアシスと共に大きなブームの二大巨頭になるとは考えられなかったですけどね。


【5月】



Weezer(Blue Album)/Weezer

これもだったんですよね〜。

ただ、これに関しては、この発売当時に知ったのではなかったですね。これはヒットにすごく時間のかかったアルバムで、日本盤が出たのは95年に入ってからでしたから。

ただ、僕は幸運なことに、このアルバムがまだビルボードで100位に入っていない時期に、僕のサークルの友人の友人がたまたま持ってて薦められてこれを知りましたね。最初に何が印象に残ったって、そりゃ、このジャケ写に決まってるでしょう(笑)。「なんだよ、これ(笑)」とか言ってCD握ったことを今でも思い出します。で、これをCDプレイヤーに乗せて聴かせてもらって、「いいじゃん!」ってことになって、輸入盤すぐに買いに行ったことを覚えてます。

これは時間をかけてビルボードでも20位内に入るヒットになったんですけど、日本盤がなかなか出なかったから「そんなにウケずに終わるのかな」と思っていたら、日本盤が出たら出たでそこそこ話題になって、96年の「Pinkerton」は日本でなんかすごく流行りましたね。アメリカでは2枚目で人気落ちて3枚目で猛然と復活したんですけど、日本での局地的な盛り上がりがアメリカでの人気を助けた形になったくらい影響力もありましたからね。これに関しては、1stのときの状況を覚えている身からすると不思議だったりします。





Ill Communication/Beastie Boys

これが、この年の5月の下旬でしたね。これは僕が、ビースティを高校3年のときに聴いた「Fight For Your Right」のときからなんかいたく気に入っていた(ぶっちゃけ、この曲で「ラップってカッコいいんだ!」と思ったほど)こともあるんですけど、僕のいたサークルに、かなり熱心なファンが何人かいたんですよね〜。これは、90s前半の日本ではかなり珍しいことでして。で、僕が大学4年のときにでた、これのひとつ前の「Check Your Head」がそうしたサークル内の一部のファンのあいだで局部的に話題になったこと。そして、92〜93年に、パブリック・エネミーとアンスラックスの「Bring The Noise」でのミクスチャー共演があり、そういう「オルタナ・バンドとヒップホップ勢の共演」だけでサントラをまとめた「ジャッジメント・ナイト」という映画のサントラがあったり、「ヒップホップとオルタナのミクスチャー」ってすごくクールだったんですよね、この頃。で、その期待感があったものだから、この「Ill Communication」もリリースされてすぐ買って、何回も聴きました。これはすごく好きだったなあ〜。「Sure Shot」「Root Down」そして「Sabotage」。こういう曲のパワーもあったおかげで、日本でもストリート・カルチャー系のメディアで徐々に盛り上がってきて、結果的にかなりの大物になりましたけどね。


そして94年という年がマジカルな理由は実はこれだけではありません。実はこれも94年です。



「パルプ・フィクション」に



「フレンズ」も!


そういう意味でやっぱ、この年がカルチャー全体の分岐点になってるのは否めないんだよなあ〜。
 
author:沢田太陽, category:評論, 13:22
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20年前(1994年)の名盤ラッシュはすごかった〜8月末
どうも。

今日の話は、ここ最近、「書きたい」と語っていたものではないんですが、今年に入って以来、「どっかのタイミングでやらなきゃな」と思ってたことです。

「でも、タイミングが良くも悪くも多過ぎて、いつ話そうかな」と切り出しあぐねていたのですが、今日が一番タイミングがいいのでやります。

20年前の今日、これが世に出ました。



言うまでもなく、オアシスのデビュー・アルバム「Definitely Maybe」。

僕はこれが出た当時、社会人になって2年目だったんですけど、このアルバムからの諸々のシングルはすでに聴いてて、期待に胸をときめかせていたことを今でも思い出します。僕の場合、ある時期まではアメリカン・トップ40小僧だったので、UKインディ・ロックって入ってなかったんですね。それこそ80sのセカンド・ブリティッシュ・インヴェージョンとか、その時期はかなり夢中になったんですけど、そのとき以来のイギリスのバンドに対しての期待感でしたね。


ちょうどその数ヶ月前にカート・コベインが自殺して、僕が心底のめり込んだグランジ/オルタナに暗い影が差し込んだ時期で、僕としても新しい刺激を求めていたときに「Supersonic」とか「Live Forever」とか聴いて「これは!」と思ったんですね。やっぱりなんて言うんだろう、僕がイギリスのバンドにしばらく感じてなかった骨太さとワイルドさを感じたし、クセになるようなギターのリフと歌い回しの感覚があったし、メロディは聴いて一発で覚えられるわかりやすさがあったし。そして立ち姿的には、グランジに感じたカジュアルがアメリカのそれとは全く違う感じに表現された面白さがあったし、そういう「普通」の中から一瞬の華やかさやロマンティシズムを見出す感覚にもすごく共感を抱きやすかったし。すぐ、好きになったものでした。


それで、この何週間かあとにやった渋谷クアトロでの初来日公演も行きました。そのときは、ライブそのもの以上に、オーディエンスの熱さや渇望感みたいなものの方が僕には強烈でしたね。チケットを取れなかった大学生みたいなキッズが必死の形相でクアトロの下でチケットを求める姿とか、ライブがはじまってから後のオーディエンスの熱狂的な反応とか。このあともオアシスのライブはあと4回くらいは見てるはずなんですけど、このとき以上に記憶に残るものはなかったですね。なんかすごく当時の日本の「いいロック聴きたい!」と願う洋楽ロック・ファンの刺激に刺さった「待たれていたバンド」のオーラを、このときの彼らは持ってたんだよなあ、と今にしてみても思います。

で、このアルバムだと、やっぱこれなんだよなあ。



いあ〜、やっぱこの哀愁の泣きメロにつきます。


このアルバムが出ただけでも、もう十分意義のある1994年8月30日なんですが、奇しくもこれと同じ日にこれも出てるんですよね。




そう!マニック・ストリート・プリーチャーズの「The Holy Bible」。

これは当時を思い返すに出た当初の反応は地味でしたね。マニックスの場合、日本だと「2枚組デビュー・アルバムを初登場1位にして解散する」というデビュー時に結構ハイプとして煽ったこともあって、その印象が薄れて来たこの時期って、その当時に比べてそこまで強く推されていなかったんですね。僕も実はこの当時、このアルバムを聴いてなかったりしました。


ただ、その状況を変えたのは皮肉にもリッチー・エドワーズの失踪劇でしたね。リッチーは日本でもすごく人気キャラだったので、この失踪のときは日本でも大騒ぎになったものでしたが、彼を失った失望から、この次のアルバムのときの最初の方のウケもそんなに良くなかった気がするんですよね。

ところが、むしろ最初がスロー・スタートだったイギリス本国では、徐々に人気が上がって来ていた矢先にリッチーの事件が起こったこともあり、96年の「Everything Must Go」で本格的な大ブレイクになったんですね。実際にすごく批評的にも絶賛されましたからね。

で、そこから逆に、ちゃんと聴き損ねていた、この「Holy Bible」を手にとって聴いてみたところ「こんなにカッコ良かったんだ!」ということに気がついた訳です。結果論にはなってしまうんですが、リッチー失踪前夜の、何かが起きそうな重い緊迫感があってですね。ああいう雰囲気は、これの前にも後にもなかったなあ。




やっぱ、なんだかんだで、これですね。今でもライブの定番中の定番のロックンロール。ジェイムスのヴォーカルの痛快なカッコ良さが最も表現された曲って、やっぱこれだと思うんですけどね。


で、実はこの時期に出た名盤って、これだけではなくてですね、実はこの1週間前には




これとか




これも出てたわけだしなあ〜。

ただ、この2枚に関しては、むしろ「時」が答を出した感じはあったかな。ジェフ・バックリーの「Grace」は、批評家さんとか音楽マニアのあいだでの評判はすごく高かったし、僕が行こうかどうか迷って結局行き損ねてしまった来日公演も盛り上がってはいたんですけど、いかんせんアメリカでのチャートでは100位に入ってなかったりしましたしね。


ポーティスヘッドの「Dummy」はイギリスではたしか2位まで上がってるんですけど、日本だとなんかウケが地味だった記憶があります。僕的には、実はこれ、今もなんですけど、「マッシヴ・アタックよりは個人的に全然入りやすい」と感じたんですね。今はそこまで苦手ではないんですけど、この当時まだ僕はマッシヴ・アタックとかトリップホップの良さってそこまでわかってなくて、ちょっと背伸びをしてアルバムを買ってたりもしてたんですけど、マッシヴのこのアルバムは「あっ、曲がわかりやすい!」とすぐに反応できたんですね。そして、それは97年に出た2ndアルバムでもそうだった。その後、マッシヴが2000sに入って作品に精彩を欠いたこと、逆にポーティスヘッドが11年アルバムを出さなかった後に08年に新作を出したら大絶賛されたとかという「運」も重なって、今日むしろポーティスヘッドの方がトリップホップの代表選手になってる気がします。





やっぱ、この2つとも、今聴いても全く摩耗してないなあ〜。むしろ今、「聴くべき物」として聴かせたいくらいです。バックリーのこの声、やっぱ常人じゃないわ。


あと、オアシスのデビュー作の2週あとには




僕は当時ヒップホップ・リスナーでもあったので、これもよく聴いてましたね。ノトーリアスBIGの「Ready To Die」。90sのヒップホップでも上から数えた方が早い名盤です。ビギーの場合は、ストーリーの組み立ての上手さとラップの鋭角な感じで引っ張りつつ、音質の精度の高いトラックとわかりやすいフックに長けてましたね。これと同じ年にNASのデビュー作も出てるんですけど、NASの場合、言葉詰め込んだラップの立体的な感じとかはたしかに聴いててわかりやすいすごさだし、それが当時の人をビックリさせたのも確かだったんですけど、ポップな楽曲に乗ったラップが出来なかったがために、ちょっとカルトさが上がってしまい、全体の影響力でビギーにだいぶ差をつけられてるかな。ビギーの場合は亡くなったこと、プラス、ジェイZがビギーの親友で、彼の後継者的な感じでシーンのトップに君臨してることも大きいと思うんですけどね。



で、これで終わろうと思ったんですけど、もう1曲だけ。


明日、これ以外の「94年の傑作」やろうと思ったんですけど、その際に「日本ってこの時期、なんかないんだっけ?」と思って調べたら、これがありました。「94年は大豊作」というプレイバックの特集は、今年に入って英米のメディアがすごくやってたりするんですけど、実はそれだけじゃなく、ブラジルやフランスのメディアでも、自分たちの国のアーティストも引き合いに出す形でやってるんですね。「それにあたる日本のって、何かな?」と思って調べたら、いや、調べなくても当時の自分の体験で直感的に思い出してみると、これがありました。こりゃ大事ですね。




はい。これも当時、アルバムをよく聴いたものです。ただ、「LIFE」の発売日がなんと8月30日だったんですね!これは僕、知りませんでした。たしかに僕の記憶だと、この年の後半だった記憶はあったので「秋口かな」と思っていたら、この時期だったんですね。

印象としては、このアルバムの特大ブレイクで、90sの初頭からの渋谷系は一般にも知れ渡る大きなヒットとなったものでしたが、それと引き換えにブームが終わった印象もありましたね。ただ、このヒットくらいから、いわゆる当時「外資CD屋系」みたいな感じで呼ばれていた、オルタナティヴな感覚を持った日本のバンドが大挙表れるようになって、90sいっぱいまですごく良い時代を築いたものでした。


 
author:沢田太陽, category:評論, 12:57
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最新全米チャート
どうも。

エミーとVMAの影響で今週の世界のエンタメ界は華やかでした。

VMAの話を交えながら行きましょう。金曜恒例、全米チャート。


SINGLES

1(-)Shake It Off/Taylor Swift

2(39)Anaconda/Nicki Minaj

3(2)All About That Bass/Meghan Trainor
4(3)Stay With Me/Sam Smith
5(1)Rude/Magic!
6(8)Black Widow/Iggy Azalea feat Rita Ora
7(4)Break Free/Ariana Grande
8(9)Chandelier/Sia
9(10)Bang Bang/Jesse J,Ariana Grande&Nicki Minaj
10(6)Am I Wrong/Nico&Vinz

予想通り初登場1位はテイラー・スウィフト。
上の映像はVMAでのパフォーマンスですね。

ただ、僕的にはこの曲はダメですね。ちょっとルーツを見失い過ぎてると言うか。
何かケイティ・ペリーに提供されたボツ曲みたいに聴こえて。
ケイティならそこそこ良い曲だったのかもしれないけどテイラーである必要はないですね。
せっかく「Red」でいい感じに路線転換できてたんですけどね。

VMAではそこそこ盛り上がってはおましたし、レッドカーペットでの存在感は強かったんですけど、
パフォーマンスでの主役にはなれませんでしたね。

2位に一気に浮上はニッキー・ミナージュ。
衣装、破れちゃいましたね(笑)。彼女はこれと「Bang Bang」をやって、そこにアリアナの「Break Free」が最初に入るパターンでしたね。

ただ、VMAで話題をさらったのはこれでしたね。



サム・スミスですね。キム・カーダシアンから紹介を受けてたのには驚きましたが、「声」ひとつで一気に注目を引きました。見事な歌唱力だったと思います。


やっぱ、今のオーディエンスって、セレブな話題性から、本格志向に移行しつつあるのかな、と彼のバカウケを見るに思いましたね。

あと、ビヨンセとアッシャーも素晴らしいステージングでしたね。本来、それくらい魅せての「スター」である訳で、その意味では良い見本だったんじゃないかな。


ではアルバムに行きますか。

ALBUMS

1(-)Blacc Hollywood/Wiz Khalifa

2(1)Guardians Of The Galaxy-Awesome Mix Vol.1/Soundtrack
3(-)Ignite The Night/Chase Rice
4(2)Now 51/Various Artists

5(-)Nashville Outlaws:A Tribute To Motley Crue
6(3)Frozen/Soundtrack

7(7)In The Lonely Hour/Sam Smith
8(6)5 Seconds Of Summer/5 Seconds Of Summer
9(-)Space Invader/Ace Frehley
10(12)X/Ed Sheeran

アンバー・ローズのダンナさんの、今のおしゃれラッパーの代表格ですね。ウィズ・カリファが初登場で1位。
最近、ラッパーはアルバムでは1位取れるけど、シングルが伴わなくなりましたね。

3位は男性カントリーシンガーのチェイス・ライス。そして5位はモトリー・クルーのトリビュート・アルバムなんですが、これもなぜかカントリー・アーティストによるものです。

そして9位には元KISSの「スペースマン」こと、ギタリストのエース・フレーリーのソロ・アルバムが入っています。


 
author:沢田太陽, category:全米チャート, 09:58
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エミー賞2014の総括
どうも。

では、昨日のベスト&ワースト・ドレッサーに続いて、エミー賞の総括、行きましょう。


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ちょっと堅かった、セス・マイヤーズの司会

今年司会をつとめたのはセス・マイヤーズ。NBCのジミー・ファロンと並ぶ、現在のミッドナイト・トークショウのホストです。ジミーが豊富なポップ・カルチャーの知識をふんだんに使ってサービス精神たっぷりに盛り上げるタイプとしたら、セスはTクリチクリと脱力的にブラック・ジョークを言うタイプです。ジミーと並んで見る分には良いんですけど、こういうとこの司会には正直あんまり向いてないかな。「キツいひとこと」ということで言えば、リッキー・ジャヴェイスくらい放送上ヤバいことを言ってくれたら、それはそれで面白いんですが、事情がわからない人がいきなり見たらちょっと良さがわかりにくいかな。SNLをよく知ってる人には良いんですけどね。


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話題をさらった受賞者同士の濃厚キス

これは放送中からすごく写真が出回りましたね。「Breaking Bad」でドラマ主演男優賞を受賞したブライアン・クランストンと「VEEP」でコメディ主演女優賞を受賞したジュリア・ルイス・ドレイファス。これ、ジュリアが受賞台に向う際、ブライアンが突然立ち上がってキスしたんですよね。僕、実はこの瞬間を不覚にも見逃しまして(汗)。なんでなんだろう。この瞬間だけ、よそ向いてたんですかね。でも、なんかすごく様になってるよなあ。2人とも50歳少しすぎたくらいですけど、なんかいい年の取り方をしてる感じがして好感持てますね。

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意外だった「シャーロック」のミニ・シリーズ独占

今回、アメリカ人の多くが意外だと受け取ったのは「シャーロック」がミニ・シリーズ部門を独占したことです。作品賞はもとより、脚本からカンバーバッチから7部門くらい受賞し、この日に発表される分でも3つは取ったんじゃなかったっけ。あと、ワトソン役のマーティン・フリーマンは、これではなく、彼がもうひとつ出演している「Fargo」の方で助演男優賞を取りました。

ただ、本人たち、何の受賞も期待してなかったからなのか、それともイギリスの大先輩女優のマギー・スミスを見習った(アワードにこないことで有名で、それをネタにされること多し)からなのか、誰も賞を受け取りに来なかったんですよね。奥様的にはカンバーバッチ、見たかったんじゃないかな、と思うんですけどね。


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衝撃のアル・ヤンコビックのショー!

今回のエミーで何がビックリしたかって、もう、これしかないですね(笑)。「パロディ・ソングの永遠のキング」、アル・ヤンコビックが人気ドラマのテーマソングに歌詞をつけてメドレーで歌ったんですね。




「ジョン・ハムはエミーを取ったことがない」「ゲイ・カップルがいるだけで”モダン・ファミリー”なんだ?」とかなんとか、ネタが展開されるんですが、一番傑作だったのは「ゲーム・オブ・スローンズ」の、「ドラマが原作に追いつく」ネタですね。そろそろ書かないと、ドラマがもとにすべき原作がなくなってしまうんですね。それを指して

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「脚本書いてよ」と、原作者のジョージRRマーティンがタイプライターをプレゼントされました(笑)。


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ビリー・クリスタルのおもいやりあふれるロビン・ウィリアムス・トリビュート


間違いなく今回の見せ場のひとつになることが予想されていたロビン・ウィリアムスへの追悼ですが、大親友で同じ時代に人気だったビリー・クリスタルがしっかりシメましたね。これは素晴らしかった。

思い出話で、「いかに彼が私生活から面白いユーモアを持った男だったか」を披露するんですが、たしかに可笑しかったです。スポーツ音痴のロビン・ウイリアムスが野球について知ったかぶりをしたとき、「ロシア人が好きなチームを応援するよ。レッズ(ソ連共産党の象徴の色で左翼のことは「アカ(レッズ)」と呼ばれていた物です)」とか。この逸話は思わず僕も吹きました(笑)。

でも、笑いをまじえながら、口元で笑いながらも、ちょっとうつむいて淋しそうな顔をするのがたまらなく良かった!演技じゃ出来ない表情だったからね。それでいて、感情的になりすぎず、明るく振る舞おうとしていたのも良かった。彼がここ最近でやったことではこれがベストなんじゃないかな。



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「モダン・ファミリー」の不可解な5連覇

これは僕も生ブログ中にキレたことだったし、今回のエミーで最も視聴者の不満としてあがっていたのが、この「モダン・ファミリー」のコメディ作品賞5連覇ですね。なんで???いや、たしかにいいシリーズですよ、これ。でも、3連覇くらいで十分ですよ。もう、多くの人が去年くらいから「もういいよ」とネットの反応で言いはじめていたのも知ってたし。


それに加えて今年は、エミー以外のテレビ・アワードのほとんどが作品賞に選んでいた「Orange Is The New Black」のような傑作がありながらですよ!いや、ネット上での不満を見てたらそれだけじゃなかったですね。「VEEP」や「Louie」のファンからも、「これらの作品よりなぜ評価が上なのかがわからない」という声があがってました。

つまり、「せいぜい、3〜4番手の評価の作品が勝った」ことに不満が集まっているわけです。



これ、僕の推理だと、エミーの協会のメンバーに、昔ながらのシンジケート局(日本でいうところの地上波民放)を守ろう、と考えてる人が多いからじゃないのかな。「VEEP」や「Louie」はまさにHBOやFXといった有料ケーブルの番組だし、「Orange〜」に至ってはテレビでの放送さえない、動画配信サービスのネットフリックスがはじめた連続ドラマ配信サービスのドラマですからね。特に「Orange〜」に至っては、そういうインフラ面の新しさ、変革に関して抵抗を持ってる人が多かったからじゃないかな。でも、だとしたら、すごくバカバカしいですけどね。大事なのは作品の中身であるべきであって。

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「Breaking Bad」の有終の美を飾る圧勝

一方、ドラマ部門は「Breaking Bad」の圧勝でしたが、それで良かったと思います。有料ケーブルの視聴者数とは思えないほどの視聴者数を獲得し、最終回の日は、ファンがわざわざ舞台となったニュー・メキシコ州に大挙集まって、ホテルにわざわざとまって団体で最終回を見たとか、劇中で使われたバッドフィンガーの「デイ・アフター・デイ」が話題になり、突如ビルボードのチャートに入ったりとか、考えられない現象まで起こりましたからね。


しかも、ウォルト(ブライアン・クランストン)、ジェシー(アーロン・ポール)、スカイラー(アナ・ガン)の主要の3人が全員受賞する形でよかったです。ブライアンは受賞すべきだし、彼がいないと「Breaking Bad」は全く意味をなさないわけだから勝って欲しくはあったんですけど、今年の場合、マシュー・マコーノヒーが「True Detective」で同じカテゴリーにノミネートされてたから苦戦すると思ってたんですけど、これに関しては審査員たちが正しい判断を下してくれたようです。だいたい、「True〜」自体、エピソード数がすごく少ないので本来ならミニ・シリーズ扱いで全然良かったんですけどね。そんなにハリウッド・スターに絡んでほしいのかな。


まあ、でも、楽しめたことは楽しめました。早くも来年に期待したいところです。





 
author:沢田太陽, category:アワード, 12:25
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エミー賞2014 ベスト&ワースト・ドレッサー
どうも。

今回のエミーでも、アワード直後のこのブログ恒例のベスト&ワースト・ドレッサー、行きましょう。


今回は紹介したい物がたくさんあります。ベストやワーストの発表の前にいろいろ見てみましょう。


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まずは「Orange Is The New Black」に出演して話題の性転換女性、ラヴァーン・コックスですが、これ、ビックリしましたね。これ、特に近くから見たらよりわかるんですけど、すっごく生地もきれいな純白なドレスなんですよ!この人、たしかに上半身のデカさは最初の性の影響がすごく強いんですけど、それにもかかわらず、こんなに奇麗に着こなすことができるとは!これは衝撃でした。もちろん「ベスト・ドレッサー」に限りなく近いものでした。


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「モダン・ファミリー」のフィルとクレアの娘、ヘイリーのサラ・ハイランド。実年齢、たしか23歳くらいなんですけど、見かけがとにかく子供っぽくてちょっとからかわれ気味な子だったんだけど、この白と、この赤っぽいオレンジの組み合わせはかなりいいと思います。

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コメディ部門で助演女優賞を取ったアリソン・ジャニーも良かったですね。このパープルのドレスもさることながら、ちょっとワイルドにキメた髪型が僕は好きですね。この人、長いことコメディでの「おかあさん」専門の役者さんでスクエアな格好することの方が多かったんですけど、最近になって髪の毛伸ばしはじめてセクシーになってきました。50歳超えてこの攻めてる感じはすごくいいと思います。


では、ベストドレッサー行きましょうか。

3位からカウントダウン形式で行きます。


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ベスト・ドレッサー3位はアリソン・ウィリアムス


「Girls」でマーニーを演じてる人で、レナ・ダナム扮するヒロイン、ハナの元ルームメイトです。


彼女はすっごく美人で、今の20代の中では屈指のベストドレッサーとしても知られているんですが、今回のもバッチリですね。このガウン、白の色合い、全体の形、胸元のポイントの付け方。かわいいし、形的に申し分ないですね。


彼女のお父さんはブライアン・ウィリアムスといって、NBCの夜のニュースの非常に有名なメイン・キャスターなんですけど。奇しくも今年のエミーはこのパパの局でやってました。パパもうれしいでしょう。


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ベスト・ドレッサー2位はミッシェル・ドカリー。

彼女はイギリスの20世紀初頭の貴族を舞台にしたエレガントで下世話なホームドラマ「ダウントン・アビー」のヒロイン、レイディ・メアリーなんですけど、彼女も毎度ファッション・センスが抜群です。彼女はいつも2色か3色を効果的に配してポイントをつけた服が好きな人なんですけど、今回もそのセンスが生きてますね。他の人が真似出来ないオリジナルなアイディアがあるのがいいです。

では、行きましょう。今年のエミーのベスト・ドレッサーはこの人!


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ベスト・ドレッサー1位はレナ・ヘディ

「ゲーム・オブ・スローンズ」では冷酷非道な元王妃セルセイを演じてる人なんですけど、このアシンメトリーかつ、シャイニーで、シックでどこかカジュアルさもある服を、「どう?」とばかりに態度デカそうにキリッと着こなせてるあたりは「ヒール(悪役)の女王様」を見事に演じている彼女ならでは、といった感じです。

そして、最近切ったばかりのヴェリー・ショートの髪の快活な感じもすごく合ってます。

このレナ・ヘディのドレスはベスト1位のところが多くもあったんですけど、いくつかワーストに選ぶところもありました。それだけインパクトの強いものだったのもたしかですね。


ではワーストに行く前に、ほかにもいくつか見てみましょう。



夫婦で素敵だった2組行きましょう。まずは「マッドメン」のドン・ドレイパーことジョン・ハムと、インディ系映画の女優さんでもあるジェニファー・ウェストフェルド。ジェニファーのマルーンの生地と、ゴシックな感じのゴールドのポイントも好きな感じです。



そしてマシュー・マコーノヒーと、ブラジル人の奥さん、カミラ・アウヴェス。マコノヘイさんも見事な肉体美なので、スーツのキマり方が見事なんですが、カミラのプロ・モデルがゆえのこの体の線と、それを活かせる斬新かつ上品なドレスね!本来、アワードの主役じゃないんですけど、この奥さん、いつも気になります。

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ジュリア・ロバーツ。このスパンコールのカジュアル・ドレスは服としてはそれほど面白いとは思わないんですけど、かわいいですよね。そして、「この服を可愛く着こなせる47歳」と考えたら、これはすごいことだな、と思いました。人気の根強さはわかる気がします。

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あと、アメリカのセレブ好きのファッショニスタのあいだで人気だったのはケリー・ワシントンですね。彼女はここ最近の「アワードあらし」で、どのアワードに出ても必ずベスト・ドレッサーの上位に入ることで今やすごく有名です。僕も1回ベストの1位に選んでるし、上位にも結構入れてますが、今回のはちょっと狙い過ぎたかなあ〜。それでもベストに選ぶ人はたくさんいましたけど、ちょっとリスキーかな。去年が妊娠してたんで思い通りの服が着れなかった悔しさみたいなのがあって今年それが爆発したのかもしれませんが。


では、そろそろワースト・ドレッサー行きましょう。


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ワースト3位はベッツィ・ブラント

「Breaking Bad」のマリーです。彼女がウォルトの正体がわかったときの動揺する顔の演技は本当に最高だったんですけど、そんなの関係なく、これは微妙だな〜。基本、アワードにフローラル柄は避けた方がいい(ほとんどのワースト・リストに毎回必ず入ってます)んですけど、やっちまいました。


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ワースト2位はサラ・ポールソン

「アメリカン・ホラー・ストーリー」の女優さんなんですが、これはいみじくもホラー風な奇妙なダークカラーの組み合わせに、レース部分が何かが繁殖したみたいに見えてしまっています。これもワーストに入ってるメディアが多かったですね。


ただ、今回のワースト、これはもう満場一致でした。僕も見た瞬間、「これしかない!」と思いました(笑)。


ワースト1位はもちろんこれです!


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レナ・ダナム(笑)!!


すごい!レナ、ついに鳥になってしまいました(笑)。しかし、なんでまた、この組み合わせになったんかなあ、これ。ブロンドのマッシュルーム・カットの時点で「なんで??」と思っていましたが、このシャツに、このスカートは一体・・・。


レナも「Girls」で脚光を浴びるようになって以来、アワードでは毎度ワースト候補に入っていましたが、それでもここまで極端なものははじめてだなあ〜。これ、歴代の、ヘレナ・ボナム・カーターとか、ティルダ・スウィントンとか、そういうワースト・ドレッサーのレジェンドたちと肩並べてますよ(笑)。これはこれで毎年期待してしまうじゃないか(笑)!


・・ということでエミーの今年のレッドカーペットはかなり楽しめました。
author:沢田太陽, category:アワード, 11:03
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エミー賞2014 速報生ブログ(授賞式篇)
いよいよはじまります。

セス・マイヤーズ入りました〜。

いまだにSNL見てる気になるなあ〜。間の取り方がニュース読むときと同じだ。

1976年以来の月曜開催のエミー。「1976年のエミーなんて覚えてませんよね。だって月曜オンエアなんだから」と自虐的です(笑)。

何も仕掛けしないでスタンダップだけで見せようとするところは、ジミー・ファロンのやり方と対極でこれはこれで新鮮だね。

それぞれのノミネート作品、局をほめ殺しつつタイトにギャグを入れこんでおります。

「ビヨンセ」と紹介してエイミー・ポーラーが出て来るところがNBCです。

助演男優賞(コメディ)

タイ・ブレル(モダン・ファミリー)


予想が当たりました。ってか、いくら「モダン・ファミリー」が受賞し過ぎでも、彼は取るべき。

ゾーイ・デシャネルとアリソン・ウィリアムスがプレゼンター。


脚本賞(コメディ)

Louie


ルイCKが直接絡んでるのが大きかったかな。


NBCの賞ですが、ABCのナイトショーのジミー・キメルがプレゼンター。

助演女優賞(コメディ)

アリソン・ジャニー(Mom)

「コメディのおかあさん」のイメージが非常に強い人ですが、困ったことに、この「Mom」がショーとして全く面白くないこと。我が家でこの受賞、非常に不評です。


ヘイデン・パネティエールがプレゼンター

ゲスト男優賞
ジミー・ファロン(サタディ・ナイト・ライブ)

ゲスト女優賞
ウゾ・アブダ(Orange Is The New Black)

ウゾ・アブダがプレゼンターに加わります。

監督賞
ゲイル・マンクーゾ(モダン・ファミリー)


そろそろ「過大評価」の域に入って来たかな。ちょっとヤダ。

路上インタビュー・コメディアンのビリー・オン・ザ・ストリートが街頭でセス・マイヤーズを連れていろんなエミー・ネタを聞いてます。ビリー、「ミンディ・カリングがノミネート外れた」「タティアナ・マスレイニーがノミネート外れた」とひとりでさわぎはじめています。でも、これ、僕も全く同感です。

ブライアン・クランストンとジュリア・ルイス・ドレイファスがプレゼンター。

主演男優賞(コメディ)

ジム・パーソンズ(ビッグ・バン・セオリー)

強いね、シェルドン!これで3回目とか4回目だよね、たしか。


ジミー・ファロンがプレゼンター。

主演女優賞(コメディ)

ジュリア・ルイス・ドレイファス(VEEP)

これに関しては、ほぼ全ての予想で彼女だったからねえ。好感度高いのはすごいよね、彼女。

ミンディ・カリングと男誰だ?

リアリティTV

アメージング・レース

ひさびさの受賞な気が。


セス・マイヤーズとジョン・ハムがかけあい。続いてメリッサ・マッカーシーとかけあい。

アリソン・ジャニーとオクタヴィア・スペンサーがプレゼンター。

脚本賞(ミニ・シリーズ)

スティーヴ・モファット(Sherlock)

「Dr.Who」もやってる大ベテランのようですね。

助演女優賞(ミニ・シリーズ)

キャシー・ベイツ(American Horror Story)

ホラーでの彼女は強そうだね。


スティーヴン・コルベールがプレゼンター。

助演男優賞(ミニ・シリーズ)

マーティン・フリーマン(Sherlock)

他がほぼ全部「Normal Heart」のノミネートだったんですが、取りました。

監督賞(ミニ・シリーズ)

コリン・バクシー(Fargo)

この人もイギリス人の監督さんですね。これ、もとの映画が最高だからなあ。

セスとエイミー・ポーラーがかけあい。昔のSNLみたいですな。

マシュー・マコーノヒーとウディ・ハレルソンがプレゼンター。「True Detectives」でのコンビです。

主演男優賞(ミニ・シリーズ)

ベネディクト・カンバーバッチ(Sherlock)

日本の奥様方もすごく喜びそうな結果だなあ。でも、これはマーク・ラファロが絶対良かったんだけどなあ。

ケリー・ワシントンとHBOの「レイ・ドノヴァン」の人です。

主演女優賞(ミニ・シリーズ)

ジェシカ・ラング(American Horror Story)

これで3年連続なのかな。復活したね。

アンディ・サンバーグがプレゼンター。彼の「Brooklyn 99」がノミネート外れたのは残念だったけど。

なんとアル・ヤンコビックが登場!しかも、各TV番組のテーマソングを替え歌で歌ってる。すげえ!「ゲーム・オブ・ストーンズ」で「脚本書かないと放送ができなくなる」と会場のジョージRRマーティンにタイプライターをプレゼント。マジで話が進み過ぎて原作が追いつかなくなってます(笑)。


プレゼンターにレナ・ヘディ登場。

作品賞(ミニ・シリーズ)

Fargo

「アメリカン・ホラー・ストーリー」と思ってたけど、僕の希望があたってしまった。AHS、毎年ノミネートされてて取れないのかわいそうだけど。

ジュリアナ・マーグリースがプレゼンター。

作品賞(TV映画)

Normal Heart

去年の「Behind The Candelabra」より全然いい映画だから取ってほしかった。もう少し独占するかと思ったけどね。

リッキー・ジャヴェイスがプレゼンター。人のスピーチのカンペとか言って「Ha ha.I won. Because I'm talented.」とか、あいかわずメッチャクチャ言ってます。

バラエティ脚本

サラ・シルヴァーマン

ジャヴェイスが賞を手渡すには適切な人ですね。彼女のHBOの特番での受賞です。

バラエティ・スペシャル

第67回トニー賞

これは司会のニール・パトリック・ハリスさまさまのところもあるだろう。


グウェン・ステファーニとアダム・レヴィーン。

バラエティ・ショー

Colbert Report

ジミー・ファロンが受賞スピーチやってます(笑)。2年後には裏番組で競合しますからね、この2人。


ソフィア・ヴェルガラがプレゼンター。

エミー賞の協会の人が入ってきました。この人のスピーチ中、ソフィアが特殊技術で遊ばれ笑いを取りました。


ルーシー・リュウがプレゼンター。変わんないね、この人。

助演男優賞(ドラマ)

アーロン・ポール(Breaking Bad)

ジェシーが有終の美を飾りました。これからは映画で頑張ってほしいものです。

唐突に物故者を偲ぶコーナー。サラ・バレリスが「Smile」を歌ってます。ケイシー・ケイサム、ポール・マザースキー、フィリップ・シーモア・ホフマン、ドン・プラード、シャーリー・テンプル、ミッキー・ルーニー、ハロルド・ラミス、ローレン・バコール、ジェイムス・ガーナー、マヤ・アンジェロウ、ボブ・ホスキンス・・そしてシメはロビン・ウィリアムス。


ビリー・クリスタルがロビン・ウィリアムスの追悼スピーチをユーモアをまじえて話しています。そして新旧のなつかしの映像が流れます。トーク番組からシアターのショウまで。


ジム・パーソンズとデブラ・メッシングがプレゼンター・

監督賞(ドラマ)

ケイリー・フクナガ(True Detective)

彼は映画界でも期待されてる人ですからね。TDも最初、彼が監督と聞いて興味を持ちました。

助演女優賞(ドラマ)

アナ・ガン(Breaking Bad)

スカイラーも有終の美を飾りました。なんかすごく髪が伸びた気が。

キャサリン・ハイグルがプレゼンター。


脚本賞(ドラマ)

モーラ・ウォーリー・ベケット(Breaking Bad)

やっぱり独占モードですな。


ヴァイオラ・デイヴィスがプレゼンター。

主演女優賞(ドラマ)

ジュリアナ・マーグリース(The Good Wife)


シリーズそのものとして盛り返した「Good Wife」でジュリアナ・マーグリースが遂に受賞しました。ドラマ部門で地上波が受賞したのいつ以来だ?

ジュリア・ロバーツ。最近、プレゼンターの方が目立ってる気が。

主演男優賞(ドラマ)

ブライアン・クランストン(Breaking Bad)


良かった〜。やっぱ、彼が受賞しなきゃ意味がないからね。去年受賞逃してただけに、これは本当に良かったね。


久々にみました。ジェイ・レノがプレゼンター。

作品賞(コメディ)

Modern Family

BOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

いい番組なのはたしかだけど、5年連続??史上最長記録??そこまでじゃないよ。

そして最後のプレゼンターはなぜかハル・ベリー。

作品賞(ドラマ)

Braking Bad

「Breaking Bad」はシリーズの終わりを美しくシメたね。徐々に徐々に良くなってきたシリーズだから、こういう圧勝締めはすごく良かったと思う。おめでとう!

 
author:沢田太陽, category:アワード, 08:53
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