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映画「マン・オブ・スティール」感想〜ザック・スナイダーによる「自己世界内スーパーマン」
どうも。


今日は久々に映画レヴュー行きましょう。これです!




今年の夏、期待された映画のひとつです。「マン・オブ・スティール」。こちらのレビュー、行きましょう。


この「マン・オブ・スティール」はDCコミックが「バットマン」に続く映画での定番人気作を獲得すべく、由緒ある「スーパーマン」をリブートさせたものですね。2006年に「スーパーマン・リターンズ」というすごく中途半端なスーパーマン映画がありましたが、今回は1978年、僕もこれは子供でしたが見に行っています、クリストファー・リーヴ主演の「スーパーマン」シリーズに(一応、笑)沿った形での復活を目指しているようです。


DCとしては力が入ってまして、「バットマン3部作」で時の人となったクリストファー・ノーランがプロデューサーをつとめ、監督には「300」「ウォッチマン」「Sucker Punch」と、今、こと濃い映画を作らせたらハリウッドでも指折りな個性派ザック・スナイダーを迎えております。


では、あらすじから行きましょう。




舞台はまずクリプト星からはじまります。クリプト星は地殻以上で崩壊の危機にありましたが、それに乗じてゾッド将軍(マイケル・シャノン)が王国のクーデターを狙います。クリプト星の崩壊を避けられないものとわかっていた科学者のジョー・エル(ラッセル・クロウ)は、生まれたばかりの自分の子供カル・エルに自身の細胞とクリプト星のすべての人類の遺伝子情報を組み込んで、クリプト星から宇宙の彼方へ脱出させます。


ジョーエルはゾッドに殺されますが、ゾッドたちはクリプト星の政府にとらえられ、星外からの追放を受けます。




舞台は急に変わって地球、アメリカはカンザス州となります。そこでは自分の持つ特異な能力をいじめられたときに使い、自分が本当はどこからやって来たのかわからずに悩む少年クラーク・ケントがいました。クラークはジョナサン・ケント(ケヴィン・コスナー)が、空から落ちて来た謎の物体から出て来た赤ん坊を引き取って育てたことをクラークに打ち明けます。ジョナサンはクラークが10代後半の頃に災害により事故死しますが、そのときも不思議な力を使って自分を助けようとしたクラークに「まだ、おまえのその能力は世間には理解されない」とばかりに静止して命を落としてしまいます。




その後クラークはジョナサンの妻マーサ(ダイアン・レイン)と暮らしますが、ある日自分の能力がそろそろ世に使われることを願いつつ、自身の出生の秘密を探りに行きます。




クラークは軍が北極に管理していたクリプト星の宇宙船に侵入して秘密を探ろうとしたとき、形見として持っていたSの刻印を押したら登場して来た亡き実父ジョー・エルに遭遇します。ジョー・エルはクラークに、彼が自分の実子のカル・エルであることや、地球に送られてきたことの理由などを話します。




一方、この北極の宇宙船の潜入レポートを試みようと、新聞社デイリー・プラネットの女性記者ロイス・レーン(エイミー・アダムス)が勇敢に向かいます。彼女はそこで命危機一髪の場面に遭遇しますが、そこをクラークに救われ、彼の超能力に驚きます。彼女はそのことを記事にしようとしますが、上司のペリー・ホワイト(ローレンス・フィッシュバーン)はバカげたことだと信用しません。



するとある日、33年間、宇宙をさまよっていたゾッド将軍たちが地球に上陸し、クリプト星の遺伝子情報を持ったカル・エルを探しにきます。故郷であるクリプト星を失ったゾッドたちは、その遺伝子を地球に撒き、人類を死滅させ、地球にクリプト星を再興させようとします。




しかし、人類を愛してしまったクラークにゾッドの野望は許されるものではありませんでした。彼はゾッドに協力を断ると、アルファベットのSによく似た家紋(で、いいのかな?)をつけた衣装を着て、正義のヒーローとして戦うことになりますが、並外れた身体能力を持つクリプト人たちとの戦いは決して楽なものではなく・・・。


・・と、ここまでにしておきましょう。


これですね、まず思うのは


「バットマン」でのパターンを踏襲してるな、ということです。


「バットマン」でも、「なぜ自分が正義のため、人のために戦うのか」という定義付けが映画のはじめの方で「これでもか」となされ、その同義付けのもとに重い話が展開される、というパターンでした。それに近いことはこの映画でも行なわれていて、「なぜクラーク・ケントは地球を守るために戦うのか」の理由付けはしっかりしようとしています。このあたりはプロデュースにクリストファー・ノーランがついている影響が出ていると思います。


ですがっ!

「果たしてこの映画にそのやり方が通用するかどうか」。そこんとこが正直微妙だったんだよなあ〜。


クリストファー・ノーランの場合はすごく理屈っぽい哲学的な作品を作るのが得意な人だから、フランチャイズのヒーローものでヘヴィなものやってもハマる人なんですけど、しかしこれが




ザック・スナイダーなワケですからね!


この人、たしかに作風はダークで狂気じみてるんだけど、理屈で哲学的に攻めるタイプとはとても思えません。むしろ、「刹那な破壊力」に長けた人だと思います。理屈を超えて「この人、狂ってるね(笑)」と思わせるハイパーな脱線ぶり。それこそがこの人の最大の持ち味だと思います。

やっぱ、この映画でも




街の崩壊シーンが「これでもかっ!」ってくらいに凄まじいですからね(苦笑)。



これに関しては、「これ、本人絶対撮りながらハイになっちゃってるよ(笑)」と見てて飽きれるくらいの見事な破壊っぷりでしたからね(笑)。もう、とにかく破壊っぷりが派手で、「おいおい、まだ続くのかよ」と思えるくらい、破壊のシーンが長いです。「いいのかね。まだアメリカ人には9/11の記憶も残っているというのに」と、見てるこっちのほうhが疲れてあきれてしまうくらいです。


このあたりからして、彼の自己満足っぷりが存分に炸裂してるんですが、


話の展開自体も、「これ、本当にスーパーマンなの?」と思えるシーンが多いんですよね。


ひとつには


新聞記者・クラーク・ケントが登場しない!


やっぱ、スーパーマンの場合、このシーンがないとなんか見た気になれないというかね。すごく違和感が残ってしまう。戦いのシーンばかりがムダに長いのは正直どうかと思います(笑)。


あと、クラーク・ケントで言えば、地球に落ちて来るシーンが完全に省かれている(78年ヴァージョンは、地球に落ちたのが見つかったとき、少年がアソコ丸出しの素っ裸だったので小学生の間ではそれが話題になったものです、笑)のもなんか味毛なかったんだよなあ〜。



あとですね



フランチャイズものをやるには、この2人に若さを感じない。


ここは正直、致命傷なんだよなあ〜。


ヘンリー・カヴィルは今年で30歳なので適例なんですが、どっちかというとメロドラマとかの方が似合う、年上ウケのいい風貌ですからね。だとしたら、ヒロインは若い方が良かったんですけど、それが40歳近くて、しかも毎年オスカー狙えるようなエスタブリッシュされたエイミー・アダムスでしょ。これだと、本来一番見てもらいたいはずのキッズにはアピールできないと思うんですよね。安っぽい内容にしたくなかったのかもしれませんが、これじゃフランチャイズには向かないと思います。





author:沢田太陽, category:映画レビュー, 10:10
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最新全米映画興行成績
どうも。


今日は6週間に1度の健康診断でした。こういうことをするキッカケになったのは3月にやったソレがあまりにみじめだったからですが(笑)、その頃からするとかなり体質改善が進んでいるとほめられました。たしかに体重にして9キロ落としたしね。あとは「この調子で運動を取り入れろ」との教えもいただいました。ラッキーなことに、新居となったアパートには住人専用のジムがあります。ちょうどトレッドミルがあるので、これから毎日30分くらい走ろうかなと思っているところです。



では、火曜日恒例、全米映画興行成績、行きましょう(ポスターをクリックするとトレイラーが見れます)。



1(-)The Wolverine


2(1)The Conjuring
3(2)Despicable Me 2
4(3)Turbo
5(4)Grown-Ups 2
6(5)Red 2
7(6)Pacific Rim
8(8)The Heat
9(7)R.I.P.D
10(17)Fruitvale Station



1位で初登場は「ウルヴァリン」。日本では「SAMURAI」というサブタイトルまでついてるみたいですね。


こっちでは実は今週末公開で、こないだの日曜に別の映画見に行ったら、「ウルヴァリン」目当ての客で映画館が満杯でした。僕はまだ行こうかどうか迷ってますけどね。8月、結構見たい映画があるので。

今回の「ウルヴァリンSAMURAI」は「Xメン」でヒュー・ジャックマンが演じる人気キャラクター、ウルヴァリンによるスピンオフの第2弾。前作はいわゆる「Xメン」へのプリクールでしたが、今回はオリジナルなストーリーで、なんと日本が舞台に選ばれています。


今回は




日本から真田広之が出演しています。海外進出、なかなか頑張ってますね。「Lost」で少し出て来て以来、ちょこちょこ見ますものね。


僕は「Lost」よりも



「Revenge」でのこのヒロインへの武道の師匠としての役の方が印象深いですね。この人の場合、マーシャル・アーツが強いから、海外進出の上ですごくそれが役に立ってますね。いいことだと思います。


あと、TAO、福島リラという、2人の国際的なモデルさんも出演してますね。福島リラの方は僕もこっちの雑誌で見たことがあります。すごく和顔を強調した感じなのですぐわかりました。


この映画ですが興行は5300万ドルと、このテのフランチャイズものとしてはそこまで大きくなかったですね。僕がブラジルで迎えた騒ぎからすると、もう少し数字動いてるかと思ったんですけどね。


あと評価ですが、まずまずでして、Metacriticで60点、Rottentomatoesで66点となっています。


あと10位で入ってきたのが、先々週紹介しました「Fruitvale Station」。今年のサンダンス映画祭のグランプリで、ベイエリアの殺されてしまったある黒人青年の最後の1日を追った映画。評判はすこぶるよく、Metacriticで85点、Rottentomatoesで94点と非常に高い得点にもなっています。これは来年のオスカー・ノミネート、最初の当確作かもしれませんね。


では、圏外に行きましょう。今週は2作品あります。まずは15位のこちら。




TVコメディ「Parks And Recrreation」に出演中の不機嫌おねえちゃん、オーブリー・プラザ主演の「The To Do List」。これはまだヴァージンの20代の女の子が1人の男性に惚れたところから脱ヴァージンを目指すところからはじまるコメディです。


オーブリーは去年もインディのコメディでヒロイン役をやってましたから、インディの映画業界ではどうやら引っ張りだこですね。これはもうじき、ハリウッドのコメディでもヒロイン役もらえる日は遠くないかな。


この映画ですがなかなか評判はよろしいようでMetacriticで64点、Rottentomatoesで55点。Metaの方が点が高いところに、より批評家ウケが強いことがうかがえますね。


続いて19位に初登場のこちら。



もう、毎年恒例ですね。ウディ・アレンの最新作「Blue Jasmine」。今回の主役は大物です。ケイト・ブランシェット!


今回のストーリーは、裕福なビジネスマンとの結婚も破局になり、全てを失ったケイト扮する女性が、妹の家に住んでいるあいだに恋愛を含めて自分を取り戻していくお話。


一昨年の「ミッドナイト・イン・パリ」から復調傾向にあるウディ・アレンですが、この作品もかなり評判はいいみたいでMetacriticで76点、Rottentomatoesで84点。彼のように毎年必ずかっちりと新作を発表する人がこの高得点続きは素晴らしいことだと思います。しかももう、70代の後半なのにね。


そして、もう次の作品の撮影にも入ってるようですね。次作はヒロインがエマ・ストーンなので、これまたどうしても期待してしまいます。


さて来週はマーク・ウォールバーグとデンゼル・ワシントン主演のアクション映画「2 Guns」や前作が成功した子供むけ実写&アニメの「スマーフ2」などが入ってきますが、多分限定のような気がするんですが、今年のサンダンスで評判の非常に良かったロマンティック・コメディ、期待の若手女優、シャイリーン・ウッドリー主演の「Spectacular Now」。こちらのトレイラーでシメましょう。

 


author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 10:35
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最新全英チャート
どうも。


フジロックも終わったようですね。行かれた方が楽しかった方を願ってます。


僕の方は、こっちではじめて、そして生まれてはじめて、自分でカレーライスを調理しました。何週間か前に、家の近くのスーパーでSBゴールデン・カレーの輸入品を見かけてワイフと一緒に「食べたいね」ということになり、炊飯器も買って、作ってみました。今まで面倒くさそうに見えたので手を出してなかったのですが、いざ作ってみると、そんなに難しいものでもないんですね。1時間30分くらいで作れるとは知らなかった。一時チャーハンなんかも作っていたのですが、それなんかより全然簡単でしたね。


「水っぽくならない、ニンジンをよく煮る、じゃがいもを荷崩れさせない」を心がけて作ったらいい感じで無難なものが出来ました。その甲斐もあり、「6人用」で作った4人分がアッという間になくなりました。欧米人の食欲を過小評価していました(笑)。喜んでもらえたようで嬉しかったです。メニューに1個新しいのが加わったかな。


では、月曜恒例、全英チャート行きましょう。



SINGLES

1(1)Wake Me Up/AVICII
2(-)Best Song Ever/One Direction
3(2)Blurred Lines/Robin Thicke feat T.I.&Pharrell Williams
4(3
)Love Me Again/John Newman
5(4)I Love It/Icona Pop feat Chalrai
6(6)LA LA LA/Naughty Boy ft Sam Smith
7(10)Let Her Go/Passenger
8(5)Bang Bang/Will I Am
9(11)Get Lucky/Daft Punk
10(8)Come And Get It/Selena Gomez


1位は先週に続きアヴィーチー。これがなにがすごいかって、ワン・ダイレクションのニュー・シングルの初登場1位を阻んだことですね。今回の曲も僕は嫌いじゃないですね。ザ・フーの
「ババ・オライリー」をサンプリングするなんてアイディアは誰が出してるんだろうな。


では、早いけどアルバム行きましょうか。



ALBUMS

1(-)Love Never Fails/Jahmene Douglas
2(1)Blurred Lines/Robin Thicke
3(2)Magna Carta Hly Grail/Jay Z
4(5)All The Little Lights/Passenger
5(4)Time/Rod Stewart
6(6)To Be Loved/Michael Bucle
7(7)Babel/Mumford&Sons
8(24)Nothing But The Beat/David Guetta
9(11)Home/Rudimental
10(10)Jake Bugg/Jake Bugg


初登場で1位は昨年の「X Factor」の準優勝者ジャメーン・ダグラスのデビュー・アルバム。


ちょっと聴いてみましょう。

 


これはデヴィッド・グエッタ(というよりSIA)の「タイテイニアム」のカバーですが、このアルバム、基本的にカバー・アルバムですね。コールドプレイの「Fix You」とかビヨンセの「Halo」など歌ってます。


このジャーメーン君なんですが、本国では芸能ニュース的に非常に有名になってるみたいですね。父親がレイプの容疑で起訴されただとか、彼自身も自殺しようとしてるところを兄さんに止められたかと思ったら、その兄さんが自殺するなど、かなり壮絶な人生を送ってきているようです。


まあ、ストーリーにはシンパシーを感じますが、「それが理由で売れてる」という現象には「う〜ん」と感じざるをえないかな。なんか売れる理由が違うというか。


あと、このヴァージョンが注目されたからなのか、本家グエッタの方も先週の24位から8位に急上昇しております。







author:沢田太陽, category:全英チャート, 09:09
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エンタメ・ニュース 今週のおさらい
どうも。


今年も豪雨で大変みたいですね、フジロック。本当にあそこ、晴れませんよね。行かれた方がお体を壊さず楽しい思い出が残ることを祈ってます。


では、行きましょう。もしかしたら日曜に移すかもしれません。エンタメ・ニュース、今週のおさらい。




ミック・ジャガー、遂に70歳!

すごいなあ〜。ミック、26日で遂に70ですよ。冷静に考えたら、完全に敬老の日の対象なんですよね。それであそこまで肉体のしなやかな動きと体型保ってるんだからすごいと思います。顔のシワは結構すごいことにはなってますけどね。


それにしても、僕がミックを知ったときは彼が38歳のとき(「スタート・ミー・アップ」が売れてるときでした)で、そのときにも「ロックをやる年齢じゃない。すごい」みたいな言われ方をしてたし、44歳で東京ドームのこけらおとしやったときも「中年の星」みたいな言われ方をワイドショーでもされていたものですが、それがとうとう70だもんな。ロック世代が年を重ねることによって、年をとることが必ずしも醜いことではなくなって来てるというのはいいことですよね。ミックとかポール・マッカートニーはその意味でも評価されるべきだと思います。





マイリーがチャリティ・キャンペーンでヌードに!


なにかとお騒がせなマイリー・サイラスがキャンペーンのポスターでヌードになっています。ただ、これ、動機自体は良いことで、皮膚がんに注意を呼びかけるためのもの。ただ、最近のマイリーがその髪型でこれをやってしまうと、世間はやっぱ騒ぐのでしょうね。




ファブリッツィオ・モレッティとクリステン・ウィグ、破局!


以前はドリュー・バリモアとつきあってたストロークスのドラマー、ファブが今度は”アメリカで一番面白い女性”、コメディエンヌのクリステン・ウィグと破局した模様です。

・・ってこれ、音楽誌だと、そういう見出しになりますが、他の音楽メディアでは出方が逆です。「クリステン・ウィグ、破局」が他のメディアの出方です。


というのもクリスティン、ここでも何度も言ってますけど、「サタディ・ナイト・ライヴ」で本当に人気ありましたしね。2011-12年のシーズンまでエースでしたから。それが11年の映画「ブライズメイズ」で当てて、今やハリウッドからも期待される人になっちゃいましたからね。

最近でも、これが結構ウケてましたね。

 


なぜかマイケル・ジョーダンのパロディで「Late Night With Jimmy Fallon」に出演するという、かなりシュールなことをやりました(笑)。で、この際、これもなぜかよく流れがわからないんですけど、ダフト・パンクの「Get Lucky」をファロンと2人で合唱しています(笑)。ウィグのギャグはこういう意味不明なことで強引に笑わすとかが好きです。

ちなみに


 


ウィグがSNLでよくやってた物真似のひとつにビヨークってのがあって、これがあまりに秀逸なのが大好きでした。この動画のスキットじゃないときなんか、「タコさんにセーターあんじゃいました(笑)。足が9本になってるのは、1本は夢のため(笑)」とか言って口に手当てビヨーク声で一人だけ笑い出すという、非常にブラックなギャグをやっておりました(笑)。


・・と、こんな風に語っていくと、とても「ファブの恋人」どころの話ではないのです。




ジミー・ファロンにベイビー誕生


そして、その上の動画でクリステン・ウィグと共演している、今やナイトショーの顔のコメディアン、ジミー・ファロンに子供が誕生しました。これ、イギリス王室のウイリアム&ケイトとほとんど同じ日じゃなかったかな。上のスヤスヤ寝てる子がその子にあたるんですけど、かわいい女の子だと思います。




遂にジェイソン・スデイキスも「サタディ・ナイト・ライヴ」卒業


そして最後もSNLネタなんですが、ジェイソン・スデイキスがSNLを正式に卒業することが決まりました。最近はハリウッドでの俳優での仕事も結構主演クラスに近づいて来てましたからね。彼に関しては2011年の時点で辞める噂が流れてたんですが、彼が政治風刺のネタで共和党のロムニーを演じられるメリットがあったんで、それもあって残ってたんですよね。


この人最近はハリウッドの美女キラーとしてもパパラッチ需要があって、ジャニュアリー・ジョーンズと一時真剣交際して、さらにスカーレット・ヨハンソンともデートして、そして今や




奥さん、オリヴィア・ワイルドですからね!


SNL見てる分には、役としては脇役の多い人だっただけに、今の出世ぶりには正直ビックリしています。


なおSNL、来期は本当に変化が求められますね。もう既に




11年間メンバーだったSNL史上屈指のロック好きでも有名だったフレッド・アーミセン(彼のショウ「Portlandia」はコメディとインディ・ロックの見事な融合ぶりが最高です)と、コメディでのスキットだけでエミー賞のコメディ部門助演男優賞にノミネートされていたビル・ヘイダー、この2人が抜けることは正式に決まってますしね。


で、来シーズンのシーズン頭からではないものの




SNL名物のギャグ・ニュース「Weekend Afernoon」でキャスターをつとめているセス・マイヤーズ。彼も来年の初め頃には、今ファロンがやってる枠にレギュラー新番組を持つので、途中でやめなくてはなりません。セスの場合、この番組の放送作家でもあるのでそうした制作面でも若干の心配は残ります。


author:沢田太陽, category:エンタメ・ニュース, 11:49
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ヤバい!スプリングスティーンまでやって来るよ(しかもホールに)!
どうも。


今日、ブラーとベックとラナ・デル・レイが一緒に出る1デイ・フェス”プラネタ・テハ”のチケットを無事にとりました。


これで今年の9月以降はブラック・サバス、The XXに続いて3つ目に行くのが決まりましたが、どうやら早くも4つ目が決まりそうです。


それは




ブルース・スプリングスティーン!!しかもEストリート・バンドつき!


いや〜、これもず〜っと前から見たかったんですよね。僕の場合、全盛期のときにあんまり好きじゃなく、良さに気がついたのが90年代後半くらいだったので、若いときの勇姿は逃しちゃってるんですよね〜(もっとも日本はその時期に1回しか来てないはずですけど)。



で、2002年に出た「ザ・ライジング」以降、彼は好調な10年を過ごしていたこともあってリスペクトできる位置にあり続けていたし、ツアーのたびに「日本来ないかな」と思っていたけど、結局は来なかった。


それだけにうれしいですね。今回ブルースはロック・イン・リオで来るのはわかっていたので、「もしかして他の公演地でも?」と密かに期待はしてましたけど、いざ、こうやって正式に決まったのはうれしいですね。


ただ!


世界各国で「国際基準ほど人気がない」みたいなアーティストっていると思います。最近の日本での洋楽界なんてそんなのばっかじゃないかとも思うんですけど(苦笑)、同じようなことはブラジルでも起こります。つまり


スプリングスティーンはブラジルでは全く人気はありません。


まず、ラジオで耳にする機会がほとんどないんですよね。クラシック・ロック系でも、アダルト・コンテンポラリー系のラジオでも、せいぜいかかって「ハングリー・ハート」くらいなもので、1年のうちでラジオから耳にすることがほとんどないと言っても過言ではありません。


そんなこともあり、ライブ会場は


最大8000人収容のホール


このホールはエスパッソ・ダス・アメリカスと言って、収容人数はせいぜい8000人がいいところです。まさに今、パラモアがここでライブをやってる真っ最中です。


だから「本当にブラジルでは人気ないんだなあ〜」という結果には驚きましたねえ。この国は、たとえばパール・ジャムだと7万人クラスのスタジアム売り切るくらいの人気があるし、キュアーやラッシュといったところでも、3万人収容以上のスタジアムかアリーナでやってますからね。ブラック・サバスに至っては7万人キャパの会場、ソールドアウトにもしてますよ!それと比べると、この規模のホール・コンサートはやはり小さいと言わざるをえない。そう考えると、「やっぱ人気ないんだなあ〜」と思ってしまいます。


ただ、それでも考えようによっては、これは結構貴重だな、とも思いました。やっぱりそれは


アメリカ本国で、Eストリート・バンドつきのセットでアリーナやスタジアム以外ってまずないと思うから。


そう考えると、8000人入る(で、集客もその人数入るとは思えない)とは言え、比較的近くで伝説のライブが見ることが出来るというのは貴重だと思った方がいいのかな。そう思うと楽しみなんだよな。これはただ単に「ロック・イン・リオでのライブをテレビの生中継で見るなんてことより遥かに意味のあることだとも思うので、このショウは逃したくないですね。


それにしてもこの時期のブラジル、「そんなにやってきて大丈夫?」とこっちも驚くほどもブラジル公演が目白押しです。


9月には「ロック・イン・リオ」の絡みでスプリングスティーンの他にもビヨンセ、ボン・ジョヴィ、アイアン・メイデンといったあたりがブラジル・ツアーを組むのが決まっています。ボン・ジョヴィは単独だとニッケルバックを前座に使ってるくらいですからね。



10月にはさっき言ったサバスのビッグ・ライヴがあり、さらにその1週間後には「モンスターズ・オブ・ロック」というメタル系の2Dayフェスがあり、そこにエアロスミスやスリップノット、ホワイトスネイク、KORN、リンプ・ビズキットといったあたりオールドスクール、ニュースクール(と言っても10数年前だが)が大勢やってきます。


そして11月に入るとジャスティン・ビーバーがあり、レッチリがヤーヤーヤーズを前座に単独公演するものもあり。そして12月にはスティーヴィー・ワンダーが来るし、年明けにはワン・ダイレクションも来ます。


細かいところでも8月にはビーチハウス、10月にテイム・インパーラ、11月にソランジュといったところも来ます。このあたりはまだ行くか迷ってます。なるべく行けるといいですけど、こればっかり予想できないからなあ。
author:沢田太陽, category:ブラジル, 12:11
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最新全米チャート
どうも。


昨日ほどではないんですが今日もすごく寒い!最高気温は10度でした。なんとかなんないかな、これ。


今、凍えながらテレビで「Downton Abbey」見てます。こっちでは毎週木曜の夜10時30分に、ちょっと古いシーズン(1シーズン遅れ)でやってるんですが、偶然にも英国王室の子息が生まれたタイミングに見るというのも雰囲気があるものです。


では、金曜恒例、全米チャート、行きましょう。



SINGLES

1(1)Blurred Lines/Robin Thicke feat T.I. &Pharrell
2(3)We Can't Stop/Miley Cyrus
3(4)Radio Active/Imagine Dragons
4(2)Get Lucky/Daft Punk
5(7)Treasure/Bruno Mars
6(5)Can't Hold Us/Mackkemore&Ryan Lewis
7(6)Cruise/Florida Gergia Line feat Nelly
8(8)Holy Grail/Jay Z feat Justin Timberlake
9(10)Cups(When I'm Gone)/Anna Kendrick
10(9)Mirrors/Justin Timberlake


またも動きのないチャート。ロビン・シックは依然1位。ダフト・パンクの代わりにマイリーが上がって来ましたが、1、2位がヴィデオ・クリップの監督が一緒ですね。


そろそろ目立つトップ10入りがないとつまんなくなって来そうです。


では、アルバムに行きましょうか。



ALBUMS

1(1)Magna Carta..Holy Grail/Jay Z
2(-)The Blessed Unrest/Sara Bareilles
3(-)Kidz Bop 24/Kidz Bop Kids
4(-)Trials&Tribulations/Ace Hood
5(4)Here's To The Good Times/Florida Georgia Line
6(5)Night Visions/Imagine Dragons
7(3)Born Sinner/J.Cole
8(-)Teen Beach Movie/Soundtrack
9(13)The 20/20 Experience/Justin Timberlake
10(-)Surfers Paradise/Cody Simpson


ジェイZが先週に続いて2週連続でNo.1です。


2位初登場はサラ・バレリス。ヒット曲が出てるわけじゃないのにね。実質一発屋なんだけどな。

3位はおなじみキッズ・バップのシリーズ。今回は「Thrift Shop」や「Suit&Tie」、「I Knew You Were Trouble」などがカバーの対象です。


4位のエース・フッドはフロリダのラッパー。全米トップ10はこれで2枚目です。


8位の「Teen Beach」は7月19日にディズニー・チャンネルで放送されたTV映画のサントラらしいです。「ハイ・スクール・ミュージカル」の系譜ですね。


そして10位のコーディ・シンプソンはオーストラリアのティーン・アイドルですね。まだ16歳。このテのアイドルにしてはシングル・ヒットの援護がないですが、アルバムだけトップ10に入る珍しいパターンですね。
author:沢田太陽, category:全米チャート, 09:44
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