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Entertaiment Weeklyが選ぶオールタイム・アルバムTop100
どうも。


今日、というか、しばらくこれはシリーズで行きます。これです!





6月26日、ここでも普段からよく紹介するアメリカの総合エンタメ情報誌Entertainment Weeklyがいろんな分野のトップ100を一気に発表したのでそれを紹介したいと思います。


今日は第1弾として「アルバム」、これの100枚を1位から100位まで一気に紹介します。こんな感じでした!


Entertainment Weekly's  100 Greatest Album Ever


1.リボルバー/ビートルズ(1966)
2.パープル・レイン/プリンス&ザ・レヴォルーション(1984)
3.メインストリートのならずもの/ローリング・ストーンズ(1972)
4.スリラー/マイケル・ジャクソン(1982)
5.ロンドン・コーリング/クラッシュ(1979)
6.血の轍/ボブ・ディラン(1975)
7.レディ・ソウル/アレサ・フランクリン(1968)
8.マイ・ビューティフル・ダーク・トゥイステッド・ファタジー/カニエ・ウェスト(2010)
9.ペット・サウンズ/ビーチ・ボーイズ(1966)
10.ネヴァーマインド/ニルヴァーナ(1991)
11.ブルー/ジョニ・ミッチェル(1971)
12.ホワイト・アルバム/ビートルズ(1968)
13.ホワッツ・ゴーイング・オン/マーヴィン・ゲイ(1971)
14.アット・フォルサム・プリズン/ジョニー・キャッシュ(1969)
15.明日なき暴走/ブルース・スプリングスティーン(1975)
16.サンライズ/エルヴィス・プレスリー(コンピレーション)
17.21/アデル(2011)
18.グレースランド/ポール・サイモン(1986)
19コール・ミー/アル・グリーン(1973)
20.ベガーズ・バンケット/ローリング・ストーンズ(1968)
21.インナーヴィジョンズ/スティーヴィー・ワンダー(1973)
22.アビー・ロード/ビートルズ(1969)
23.アクトン・ベイビー/U2(1991)
24.ディスカヴァリー/ダフト・パンク(2001)
25.キャッチ・ア・ファイア/ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ(1972)
26.アー・ユー・エクスペリエンスド/ジミ・ヘンドリックス(1967)
27.追憶のハイウェイ61/ボブ・ディラン(1965)
28.ミスエデュケーション/ローリン・ヒル(1998)
29.噂/フリートウッド・マック(1977)
30.オーティス・ブルー/オーティス・レディング(1965)
31.レディ・トゥ・ダイ/ノトーリアスBIG(1994)
32.アペタイト・フォー・ディストラクション/ガンズ&ローゼズ(1987)
33.燃えよウータン/ウータン・クラン(1993)
34.ジギー・スターダスト/デヴィッド・ボウイ(1972)
35.女たち/ローリング・ストーンズ(1978)
36.ブループリント/ジェイZ(2001)
37.狂気/ピンク・フロイド(1973)
38.ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ(1967)
39.フーズ・ネクスト/ザ・フー(1971)
40.ジョンの魂/ジョン・レノン(1970)
41.マーシャル・マザーズLP/エミネム(2000)
42.バック・イン・ブラック/AC/DC(1980)
43.バーニング・アップ/マドンナ(1983)
44.オフ・ザ・ウォール/マイケル・ジャクソン(1979)
45.OKコンピューター/レディオヘッド(1997)
46.ラバーソウル/ビートルズ(1966)
47.ディスイテグレーション/ザ・キュアー(1989)
48.スタンコニーヤ/アウトキャスト(2000)
49.サウンド・オブ・シルヴァー/LCDサウンドシステム(2007)
50.ザ・クイーン・イズ・デッド/ザ・スミス(1986)
51.ザ・グレート28/チャック・ベリー(コンピレーション)
52.ロウ・エンド・セオリー/トライブ・コールド・クエスト(1991)
53.ソフト・ブレティン/フレーミング・リップス(1999)
54.ライフス・リッチ・ペイジェント/REM(1986)
55.イルマティック/NAS(1994)
56.フューネラル/アーケイド・ファイア(2004)
57.ソングス・インAマイナー/アリシア・キーズ(2001)
58.クロニック/ドクター・ドレー(1992)
59.メタル・マスター/メタリカ(1986)
60.オディレイ/ベック(1986)
61.3フィート・ハイ・アンド・ライジング/デラ・ソウル(1989)
62.レット・イット・ビー/リプレイスメンツ(1984)
63.マーキー・ムーン/テレヴィジョン(1977)
64.ザ・ダウンワード・スパイラル/ナイン・インチ・ネールズ(1994)
65.フォーエヴァー・チェンジズ/LOVE(1967)
66.リヴ・スルー・ディス/ホール(1994)
67.アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ/ニール・ヤング(1970)
68.II/パブリック・エネミー(1988)
69.デイドリーム・ネイション/ソニック・ユース(1988)
70.ロウ・パワー/イギー&ザ・ストゥージーズ(1973)
71.ヴィレッジ・グリーン/キンクス(1968)
72.ポールズ・ブティーク/ビースティ・ボーイズ(1989)
73.ザ・ハーダー・ゼイ・カム/サウンドトラック(1972)
74.バック・トゥ・ブラック/エイミー・ワインハウス(2006)
75.マイ・エイム・イズ・トゥルー/エルヴィス・コステロ(1977)
76.リメイン・イン・ライト/トーキング・ヘッズ(1980)
77.ラヴレス/マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(1991)
78.ポスト/ビヨーク(1995)
79.IV/レッド・ツェッペリン(1971)
80.グッバイ・イエロー・ブリック・ロード/エルトン・ジョン(1973)
81.ドゥリトル/ピクシーズ(1989)
82.スランテッド&エンチャンテッド/ペイヴメント(1992)
83.イン・ザ・ジャングル・グルーヴ/ジェイムス・ブラウン(コンピ)
84.ホーセズ/パティ・スミス(1975)
85.レイン・ドッグス/トム・ウェイツ(1986)
86.ストーリー・フロム・ザ・シティ、ストーリーズ・フロム・ザ・シー/PJハーヴィー(2000)
87.Coat Of Many Colors/ドリー・パートン(1971)
88.権力の美学/ニュー・オーダー(1983)
89.ディグ・ミー・アウト/スリーター・キニー(1997)
90.ホワイト・ブラッド・セルズ/ザ・ホワイト・ストライプス(2001)
91.暴動/スライ&ザ・ファミリー・ストーン(1971)
92.Either/Or/エリオット・スミス(1997)
93.ストレイト・アウタ・コンプトン/NWA(1989)
94.Bデイ/ビヨンセ(2006)
95.サタディ・ナイト・フィーヴァー/サウンドトラック(1977)
96.ホーム/ディクシー・チックス(2001)
97.ダスティ・イン・メンフィス/ダスティ・スプリングフィールド(1968)
98.ソングス・フォー・ザ・デフ/クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ(2002)
99.ママズ・ガン/エリカ・バドゥ(2000)
100.ラモーンズの激情/ラモーンズ(1976)


という感じなんですけど。


Entertainment Weeklyという雑誌はどちらかというと映画やTV番組がメインで、音楽はあまり中心的存在とは言えないんですけど、そういう感性が出た「非ロック系」がメインに出た、ロックに必ずしもこだわってないチャートになっているのが興味深いです。


ただ、そうだとは言え、ヒップホップやカントリー、ダンス・ミュージックも批評性の高いものがちゃんと選ばれている。またロックは、常連のものをだいぶ削っている印象こそ強いものの、それでもエルヴィスやチャック・ベリーといった50sから現在まで万遍なく選ばれているし、HR/HMに目配せしつつ、ここ10数年に話題になったインディ・ロック関連もかなり多めに入っているのにはすごく好感が持てました。


もちろん、全てが良いという訳ではなく、このテのオールタイムものの常として欠点もないわけではないのですが、ここではまず興味深く思ったところから行きましょう。


①ビートルズ1位も「サージェント・ペパーズ」が落選

ビートルズの「リボルバー」1位というのは、ここに限らず、どこのオールタイムでも概ねそうなります。彼ら特有の実験精神が最も発揮されたアルバムであり、それが曲としてちゃんと語りつがれていますからね。


ただ、ひところのオールタイムで必ず1位になっていて、今もたまに1位になるところもある(ただ、そうなった場合、「ちょっとダサいオールタイムの場合が多い)」「サージェント・ペパーズ」が、今回思い切ってランク外になってしまったのはビックリでしたね。


たしかに、今回他に入った「ホワイト・アルバム」「アビー・ロード」「ラバー・ソウル」に比べて、今もラジオなんかでかかる「記憶に残る曲」が少ない難点があるし、「リボルバー」ほど実験的でないし「ホワイト・アルバム」以降のサウンドの方が今の音楽界に直結しているなどの観点で言えば、今日に評価的に弱くなっても仕方がない気はしますね。


プラス、今回、ビートルズに代表されるオールタイム常連アーティストのエントリー枚数がかなり制限されてるんですよね。ストーンズも3枚、ボブ・ディラン2枚。ジミヘンに至っては1枚です。ただ、ストーンズは70年代後半の「女たち」が選ばれたのは面白い観点でしたね。評価が上がっていた作品なのはたしかなんですけど(これがなかったら今日のストーンズの路線、ないから)ね。


②プリンスの「パープル・レイン」が驚きの2位!


あと、多くの人が驚いているのが、プリンスの「パープル・レイン」の2位ですね。僕もビックリでした。このテのオールタイムでは「100位以内なら常連」の作品ではあるんですけど、トップ2はおろか、トップ10に入ったものも僕は見たことなかったですからね。

ただ、理由はわかる気がするんですね。このアルバム、今聴くと、ロックにもR&Bにもエレクトロにも聴こえる。それってすごく感性的に今っぽいんですよね。2000年代の後半からバンドもR&Bもみんなエレクトロに寄ってる傾向が強いんですけど、それでいうと「パープル・レイン」ってその傾向の先駆だとも思うので。


③意識して女性を多めにランクイン

あと、これも公正さをはかった結果だと思うんですけど、女性アーティストを気持ち多めに入れる配慮をしてますね。8位にアレサ・フランクリンを大胆に入れて来たのもそれが狙いだと思うし、ジョニ・ミッチェル、アデル、ローリン・ヒル、フリートウッド・マック(その一環のニュアンスもあると思う)、マドンナ、エイミー・ワインハウス、パティ・スミス、ビヨーク、PJハーヴィーあたりのチョイスはそうだと思うし、ホール、スリーター・キニーに至っては、90sのオルタナ世代以降のアメリカのサブカル女子の心情を汲んだものだと思います。キニーに関しては「レズビアンで一作」という目論みがあったんじゃないかな。


ただ、ビヨンセとアリシアは無理して入れなくても良かったかな。2人とも実力があるのはたしかではあるんですけど。


④「ポップの好盤」を軽視せず


これは昨今の他のオールタイムでもフリートウッド・マック、エルトン・ジョン、「サタディ・ナイト・フィーヴァー」サントラといったポップの好盤をちゃんと外してないのがよろしいですね。このあたりは時間が経った際の「ソングライティング能力の高さ」がしっかり形となって出た結果だと思います。


⑤ヒップホップの抑え方が素晴らしい


あと、ヒップホップの盤のチョイスが良いんですよね、これ。カニエがその中で一番良いかは別として、ローリン、ノトーリアスBIG、ウータン、ジェイZ、エミネム、アウトキャスト、ATCQ、NAS、Drドレー、デラ・ソウル、パブリック・エネミー、ビースティ、NWA。しかもどれもそのアーティストの明らかにベストな作品を選んでいるのもいいし。ランDMCとエリックB&ラキムが外れてしまいましたが、これだけ入れば十分でしょう。


⑥インディがかなり多めでチョイスが新しい!


あと、「インディの力」を軽視してないのもいいですね。リプレイスメンツ、ソニック・ユース、ピクシーズ、ペイヴメント、エリオット・スミスあたりのエントリーは「アメリカの心ある音楽ファンのチョイス」を表していて良いですね。そして、ここ10数年のうちの、おそらくはベスト・バンドだと思えるホワイト・ストライプスとアーケイド・ファイアのランクインも嬉しい!これがあるだけで、ちゃんと「頭が現在進行形の人が選んだ」という印象を与えてくれます。


それに加えて、LCDサウンドシステム、フレーミング・リップス、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのランクインもうれしいところです。


⑦ダフト・パンクの「ディスカヴァリー」


エレクトロではダフト・パンクの「ディスカヴァリー」が代表して上位に来ましたが、これ本当は最新作の「ランダム・アクセス・メモリーズ」の方を入れたかったんじゃないかな。入れても良かった気がするけどね。あれ、時代を代表する名盤だと僕も思うので。おそらく、「時期尚早じゃないか」と言われる批判を考慮して代わりにこっちを入れたのではないかな。




・・というところが、僕の考える「面白いところ」なんですが


しかし!!


問題点もないではありません。たとえば


①カニエ・ウェストは8位で本当に良いのか?


これは僕的には納得行きませんね。たしかに「最近のアルバムで1作」と考えたのでしょうが、カニエのこのアルバムが本当にふさわしいのかどうか。たしかにリリース当時大絶賛された作品ではあるし、いろんなところで満点を獲得した傑作であるのは認めるものの、これが「時代を代表する作品」にまでなったかどうかは微妙だし、プラス、「今回選ばれた、そうそうたるヒップホップのアルバムの中で最高の作品か?」と考えても疑問が残ります。

あと、長い目で見て「カニエの最高傑作になるか」と考えても、難しいとこあります。僕個人的に彼の最高傑作は1stは「808' s And Heartbreak」だったりもするので。


②レッド・ツェッペリンが1枚だけで最高が79位はいくらなんでもありえない!


あと、レッド・ツェッペリンがいくらなんでも「こりゃ、ないぞ!」ってくらい低いですね。これ、世界中のバンド・キッズの現状から考えても、ツェッペリンってやっぱり誰もが必ず通る古典だし、「ビートルズ、ストーンズ、ディラン」並に扱われていいものだと思うんですね。


なので、少なくとも「トップ20に1枚」くらいの感じで良かったし、ましてやそれが「ガンズやメタリカよりも下」というのも全くもってありえない!AC/DCの「バック・イン・ブラック」は大いに許しますが(笑)。


ただ、ツェッペリンに限らず「パンク以前」の70sのロック・レジェンドには厳しいですね、このオールタイム。他のオールタイムでも、いわゆる日本で「ブリティッシュ・ロック」と呼ばれるパンク前のイギリスのロックは「ツェッペリン、フロイド、ボウイ」で打ち止め、の印象があるんですけど、この3つがそれぞれ1作ずつ、というのはちょっと厳しすぎるかも。まあ、「パンク以前のアメリカン・ロック」に関してもスプリングスティーンとニール・ヤングとジョニ・ミッチェルだけですけどね。イーグルス外したのは個人的には大賛成ですが。


③「勝手にしやがれ」は本当になくていいのか?

あと、アメリカのメディアのオールタイムなので、イギリスで強いものが外れるのは無理もない(ストーン・ローゼズに関してはアメリカ人、知らないしね)し、インディものでもUSものがどうしても強くなるのは仕方がないところではあります。


ただ、セックス・ピストルズの「勝手にしやがれ」のランク外はちょっとビックリしましたけどね。

たしかに昨今のパンク史観だと、ここでも5位になったクラッシュの「ロンドン・コーリング」が頂点になってるのは間違いないし、ここでも他にストゥージズやヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ラモーンズ、テレヴィジョン、パティ・スミスあたりがしっかり入っているので「パンク史」はしっかり考慮に入れているとは思いますが、それにしてもピストルズのあの「パンクの象徴」にまでなっていたあの作品を「外す」まで行くというのは、かなり大胆な行為だと思います。僕的にはこっちの方が「サージェント・ペパーズ除外」より衝撃でしたね。


・・というのが、今回のこのオールタイムに関しての僕の印象です。こういうオールタイムって、作品を鑑賞をする際のひとつの「基準値」だし、「こういうものと比較してみてどうか」というシステムが成り立つのでいろんな作品批評も可能だと思うのですが、その基準値として君臨するには、僕はこのリスト、総じて優れていると思います。チョイスが全体的に若いのもいい(批評基準も時代の流れと共に変わっていくべきだしね)しね。


あと2〜3日したら、このEWのオールタイム、「映画版」「TV番組版」、行きます!
author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 11:35
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エンタメ・ニュース 今週のおさらい
どうも。


今日、我が家にCD棚が設けられました。ちょうどワイフの知人に家のリフォームなどを手がけてる人がいて、「せっかくなら」ということで好意でやっていただきました。すごく光栄です。これで「さあ、どこに置こうか」という、昔年の悩みがだいぶ解決できそうな予感がしてます。


では、行きましょう。今週ちょっと少なめですが、エンタメ・ニュース、今週のおさらい!


「ソプラノス」のジェイムス・ガンドルフィーニの葬式行われる




先週、世界中をビックリさせました傑作テレビドラマ「ソプラノス」のトニー・ソプラノこと、ジェイムス・ガンドルフィーニの葬儀が28日、ニューヨークで行われました。




葬儀には奥さん役だったカルメラ・ソプラノことイーディ・ファルコや




娘のメドウ・ソプラノ役のジェイミー・リン・シグラーなどの出演者や



ガンドルフィーニの実の息子のマイケルくんや




ドラマ「グッド・ワイフ」で夫婦役をつとめるジュリアナ・マーグリースとクリス・ノス




アレック・ボールドウィンなどもかけつけました。


今や誰もが「ソプラノス」を「ここ10年で世界最高のTVドラマのひとつ」と認め、その後の活躍も期待されていた最中での突然の死とあって、誰もがショックを受けてる状態ですね。先週と今週の世界のエンタメ界はこの件に話題を独占された観が強いですね。僕も改めて残念です。


「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の映画公開日が決まる。




去年、世界的に大ヒットしたエロティック・ロマンス小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」ですが、先週、映画版の監督が決まったことを報じましたが、映画の公開日も今週正式に決まりまして、2014年8月1日になったようです。


小説は僕的には全3作のシリーズのうち1作目だけでお腹いっぱいだったんですが(苦笑)、まあ〜、世間的にはやたらと注目してますからね。小説同様、映画も1作目だけは見たいです。恐いもの見たさではあるけど(笑)。


ジュリアン・ムーア、「ハンガーゲーム」の3作目に出演か?




現在のハリウッドの実力派女優の1人であるジュリアン・ムーアが「ハンガーゲーム」の第3弾、「モッキンジェイ」への出演が有力視されています。


彼女って、ハッキリ言ってこのテのフランチャイズもののイメージが全くない人なので正直すごく意外だったんですが、本当に出るとしたら果たしてどうなるか。公開は2015年後半の予定。


「スター・ウォーズ」続編に出演?マーク・ハミルとキャリー・フィッシャーに「やせろ」指令。




かつての「スター・ウォーズ」のスター、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルに、レイア姫役のキャリー・フィッシャー。共に「その後、大成しなかった超有名映画の主役」として知られている2人ですが、ディズニーで再始動される「スター・ウォーズ」の続編に、なんと2人して出演するとの噂が流れています。ただ、その条件として「やせること」が課されているとか。

2人して、「ジェダイの復讐」から30年近く主役格の仕事していないので不安はかなり残りますが、一体どうするのか。ある意味見ものでもありますが。


グラストンベリー・フェスティバル開催中


そして、この週末、28〜30日にかけて、イギリスのロック・フェスの最高峰、グラストンベリー・フェスティバルが行われている最中です。


今年の目玉はなんと言っても、日付的には今日ですね。2日目のヘッドライナーをつとめるローリング・ストーンズ。ストーンズにフェスのイメージって全くなかったので、それだけでもかなり見ものですが、果たしてミックとキースが70歳を迎えるこの記念すべき年にどんなステージを見せるか。楽しみです!


author:沢田太陽, category:エンタメ・ニュース, 11:17
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最新全米チャート
どうも。


ここ最近雨が連日降っていてなかなか外に出れません。月曜から水曜までずっと雨で、月・水は外出できず。今週末まで子守り休暇なのでトムのお昼寝中などは絶対に外に出れません。せめてランチタイムぐらい外に出たいものなんですけど、そうなると晴れてないとベビーカーが引けない。なかなか難しいものです。きょう、ようやく雨がやんだのでランチは外で食べたんですけど、トムは非常によく食べます(笑)。


では、金曜恒例、全米チャート、行きましょう。


SINGLES

1(1)Blurred Lines/Robin Thicke feat T.I. &Pharrell
2(2)Get Lucky/Daft Punk
3(4)Radio Active/Imagine Dragons
4(6)Cruise/Florida Gergia Line feat Nelly
5(27)We Can't Stop/Miley Cyrus
6(3)Can't Hold Us/Mackkemore&Ryan Lewis
7(5)Mirrors/Justin Timberlake
8(11)Treasure/Bruno Mars
9(8)Come&Get It/Selena Gomez
10(7)Just Give Me A Reason/P!NK feat Nate Ruess


「Blurred Lines」がこれで3週目の全米1位。そして2週連続でのファレルで1、2フィニッシュです。


今週はトップ10に2曲初登場。5位はマイリー・サイラス、久々のヒットですね。この曲、ミュージック・ヴィデオが話題になってますね。曲自体はジェシーJのあまり曲みたいな聞こえ方なんですけど、映像の方はとにかくこれまでの健康的ないい子イメージを破壊したいのか、かなりセンセーショナルですよね。セックス、ドラッグスがあってロックンロールがない感じというか。中で出演者の1人が指切っちゃうのはちょっとグロくて好きじゃないですね。


これ、MVの監督は見ればあきらかですけど、「Blurred Lines」と同じダイアン・マーテルです。


そして8位にはブルーノ・マーズのニュー・シングル「Treasure」。こちらの方は70年代後半〜80s初頭のアーバン系ブラコンみたいな曲というか、ロッド・テンパートンとかソーラー・レコーズみたいな感じがしますね。そしてミュージック・ヴィデオの残像使いが思いきりアース・ウィンド&ファイアの「ブギー・ワンダーランド」みたいです。


では圏外に行きましょう。19位上昇中のこの曲で。

 


カントリー界のボーイ・アイドル、現在21歳のハンター・ヘイズの「I Want Crazy」。まあ、テイラー・スウィフトで「カントリーの女の子アイドル」の路線が出来たので、「男の子だってあっていいだろ?」という感じでしょうか。まあ、カントリー業界にしてみればリスナー層拡大につながっておいしいところでしょうね。


最近、カントリーも楽曲アレンジが完全に一昔前のアメリカン・ロック見たくなって来てるので、キッズの方でもカントリーへの抵抗感がなくなってるのも確かなんでしょうね。


では、アルバムに行きましょう。



ALBUMS

1(-)Yeezus/Kanye West
2(-)Born Sinner/J.Cole
3(-)Watching Movies With The Sound Off/mac Miller
4(-)Take A Good Game/Kelly Rowland
5(1)13/Black Sabbath
6(2)Random Access Memories/Daft Punk
7(80)Hunter Hayes/Hunter Hayes
8(5)Here's To The Good Times/Florida Georgia Line 
9(3)The 20/20 Experience/Justin Timberlake
10(11)Night Visions/Imagine Dragons


カニエ・ウェストのアルバム「Yeezus」が初登場で1位。これで6作連続ってことになるのかな。今回のアルバム、前作に続いて実験的ですが、今回はエレクトロ方面での冒険が目立つ作風ですね。


2位はジェイZノ秘蔵ラッパーのJコール。3位は、現在ヒット中のアリアナ・グランデの「The Way」でもフィーチャーされている白人ラッパーのマック・ミラーのアルバム。


4位には元デスチャで今は「X Factor UK」のジャッジでもおなじみケリー・ローランドのニュー・アルバムが入ってきています。


今週は20位に初登場して来ているオーストラリアの奇才エレクトロ・デュオ、エンパイア・オブ・ザ・サンの曲でシメましょう。この人たち、とにかく見た目、強烈ですよね(笑)。これの片割れの人は昔スリーピー・ジャクソンってバンドやってて、2003年頃話題になりかけてましたが、ライブをふざけてまじめにやらなかったりする奇人でしたね。ロンドンでライブ見て、そのときはすごくガッカリしたものです。ただ、やっぱ才能はあったのか、そっちで成功せずにこちらでバンド時代の数10倍の成功を収めています。

では、ここから「Alive」を聴いてシマましょう。良い曲ですね。

 



author:沢田太陽, category:全米チャート, 03:42
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映画「ビフォア・ミッドナイト」感想〜大推薦!!生身で生き続ける恋愛。はたして”9年後”は?
どうも。


今日は僕自身、結構思い入れの強いこの映画のレヴュー、行きましょう!




熱心な映画ファンのあいだではかねてから人気の高かったロマンス・サーガ(に、いつのまにかなってしまった)、「ビフォア」シリーズの第3弾「ビフォア・ミッドナイト」、この映画のレヴュー、行きましょう。


日本でも熱心なファンは既に少なくないと思いますが、基本インディ映画なのでまだご覧になっていらっしゃらない方にあえて説明しておきますと、このシリーズは


この「ビフォア」シリーズは共通したフォーマットがありまして、アメリカ出身のジェシー(イーサン・ホーク)とフランス美女のセリーヌ(ジュリー・デルピー)とのヨーロッパでのある1日の姿を24時間以内の話に限定して追うというもの。




その第1弾は1995年の「ビフォア・サンライズ(日本公開時は「恋人たちの距離」)」。まだ当時学生だった2人はブダペストからウィーンへ向かう電車の中で遭遇。お互い愛していた交際相手と別れて間もなかった2人は道中で恋愛論を語るうちに意気投合し、夜、ウィーンのでロマンティックな一夜を過ごします。


ジェシーは早朝のフライトでアメリカに戻る際、「半年後、ここで再会しよう」という約束を、あえてお互いの連絡先を知らない状態でかわし、別れを告げます。




そして話は9年後、2004年の「ビフォア・サンセット」に移ります。ジェシーは9年前の出会いのことを書いた小説で一躍人気作家となり、その発売記念のサイン会でパリを訪れ、そこでセリーヌと再会します。

半年後の出会いがかなわぬ間にジェシーは結婚して一児の父親にもなっていました。しかし、半年後ウィーンに実際に行ったにも関わらずセリーヌに会えなかったことで、ジェシーの中でセリーヌの存在が消えぬまま、結婚生活で空虚さを覚えていたこと。そして、セリーヌが半年後にのっぴきならぬ家庭の事情でどうしてもウィーンに行けず、その後もジェシーとの出会いをなんとなく期待しアメリカに留学していたことなどを確認。

ジェシーは夕方のフライトの前にセリーヌのアパートに寄り、彼女との語らいを楽しみ、そうしているうちにフライトを逃してしまったところで映画は終わりました。


それからさらに9年後の2013年。2人の関係はこういう感じになりました。



ストーリーはギリシャの空港からはじまります。ジェシーはアメリカから来た息子のハンクの送り向かいをしています。ハンクはジェシーと過ごしたギリシャでの休暇を「すごく楽しかった」と言いますが、同時にアルコール中毒になった母親と、その新しい恋人との暮らしに嫌気を感じていると打ち明けます。




そしてジェシーはセリーヌ、そして2人のあいだに生まれたエラとニーナという2人の双子の子どもを連れて、バカンスで休暇中のギリシャのゲストハウスに向かいます。


相変わらず話し好きの2人は、セリーヌの仕事のこと、ハンクのこと、そして直接ストーリーに関係ないことまで含め、とにかくしゃべり倒します。基本的に仲は上手く行っているようですが、セリーヌはジェシーの「ハンクのそばにいてやれたらなあ」という言葉が引っかかってしまいます。








ジェシーは小説家としてその後も活躍を続けていて、今借りてるゲストハウスも彼の小説のファンのおじいさん(あるいは作家の先輩だったかな。ちょっと記憶が曖昧です)の好意によるものです。このゲストハウスに呼ばれているのは基本カップルばかりで、食事中、カップルたちは各々にそれぞれの出会いについてアツアツに語ります。ジェシーとセリーヌもその流れに追随します。




この日、2人はゲストハウスを出て、ホテルで1泊する算段になっていました。その道中、2人は「ねえ、いくつになっても愛してくれる?」などの会話をし、仲睦まじいところを見せてくれます。




しかし夜になってホテルの部屋に戻ると様相が一変します。ジェシーは気楽なものでしたが、セリーヌが将来の2人の生活に対しての不安や、これまで彼女がジェシーとの生活のために犠牲にして来たことへの欲求不満を突如として爆発させます。夢見がちなジェシーとしては、いきおい完璧な理想を求めるべくただなんとなく言ってみたことでも、これまで彼の言うことに従って自己犠牲を強いてきたセリーヌにはそれがただごとには聞こえず・・・。


・・・と、ここまでにしておきましょう。


いつもながら、ストーリー展開がシンプルな映画なので、焦点になるところはあえてぼやかしています。


これですね、いつもながらに思うんですが、コンセプトの守り方の忠実さが本当に見事です!


「2人のある1日だけの恋愛模様を追う」というコンセプトで、2人の会話を、ときに「まだ続くの?」と見てる方がビックリしてしまうほどひたすらロングショットで追い回すわけですが、これまで20代、30代と来て、40代になった今作でも、このコンセプトはしっかり守られています。


そして、ロマンス映画に必須のロケ場所選び、これがまた心憎い。ウィーン、パリと来て今回はギリシャ。そうしたロケーションがロマンスのムードをもり立てるんですが、今回のギリシャも、古い町並みと澄んだ海を見てるだけで魅了されたような気分になってしまいます。


そしてセリフ。これがまた、よく練られて、非常に洗練されています。通常のロマンスものなら、時間の都合もあるので要点だけしぼってパッパッとテンポよく会話が進むわけですが、ここではあえてダラダラと撮影することによって、それぞれのストーリーにふくらみを持たせることに成功しています。一見何もこの映画に関係ないようなことに話がズレそうになったりもするんですが、それはカップルの自然な会話としてはむしろ普通のことだし、その脱線しそうになるトピックの中に、恋愛にも当てはまる普遍性が潜んでいたりもして。


あと、ジェシーを「作家」という設定にしたことが、セリフやたとえ話の上手さ、洒落っぽさを演出することにも役立ってるんですよね。「どんなにディープな恋愛をしている最中でも、ここまで気の利いた言葉は簡単には出てこないな」という言葉がてんこもりです。このあたりの言葉の感覚は、恋愛中の人なら学ぶべき価値アリですね。ちょっと洒落すぎてるかもしれませんが(笑)。


そして、このシリーズで好きなもうひとつの点は、恋愛が生き物のように生きて、成長を続けていることです。


「時間の経過で恋愛の行方を見る」という手法は何も珍しいものではありません。ただ、主演の老けメイクの必要もなく、実際のときの経過と共に年を取らせて進むロマンスというのは、ちょっと他に記憶がない!


しかもその間が9年ずつなわけでしょ?そんなに悠長に時間をかけてシリーズを続けていることがすごいです。そうすることによって、演じている側の容姿も、物の考え方も、ジェシーやセリーヌに等身大にリアルに進化していき、演じていて嘘がなくなる。まあ、冷静に考えればそれが一番の理想であることはたしかなんですけど、いざこれ、実行するとなると、監督と主演の2人に相当の根気と熱意がないと不可能なことですからね。しかもそれが20年以上、創作への情熱が保たれてないとできないことですからね。


そして成長したからこそ、この「ビフォア・ミッドナイト」ではついに喧嘩もしてしまった。しかもこれ、会話が妙に40代の子持ちの生活にとってリアルなんですよね。子どもとの生活のこと、生活環境のこと、自分の仕事のこと、将来のこと。そして「ずっと愛してる」と思っていても、過去の燃え上がるような恋愛と現在とを比較してしまい、どうしても倦怠感を感じずにはいられなくなる憂鬱・・。どれもみんな共感できるんですよね。これは特に今自分自身が30代で結婚して6年目くらいで、子どもも出来た身だったりするからなおさらなんですけどね(笑)。


そして、この映画で、これまで言って来たこと以上に素晴らしいのは




この主演の2人に夫婦みたいなケミストリーが実際にあること!


会話を聞いてて、「この2人、実生活でも本当に夫婦なんじゃないのか?結婚してないって嘘だよね?」と思いたくなるくらい、会話がもう夫婦そのものなんですよ。この2人、有名な話があって、イーサンがかつてユマ・サーマンと離婚したことがあるんですけど、そのときに噂としてあがったのが「ジュリー・デルピーとの不倫説」だったんですね。実際にそういうことはなく、イーサンはユマとの生活中にベビーシッターをしていた女性と不倫して再婚して子どもを2人もうけたわけなんですけど、そういう事実があっても、ジュリーとの仲を思わずいぶかしがってしまう。それほど、この2人は非常にお似合いです。「そのうちいつか本当に結婚するんじゃないの?」と僕は内心信じてます(笑)。


・・という風に、このシリーズ、基本線としては20代、30代、40代と、どの年代にもアピールできる普遍的な作品であるとも思いますが。




監督、主演の2人と、「同世代的」にもものすごくアピールする作品でもあります。


この3人とも、すごく年の取り方がいいんだよね。


まず、監督のリチャード・リンクレイターは、元々は90年代に青春映画「Dazed&Confused」で注目され、その際にブレイク前のマシュー・マコーノヒーやベン・アフレック出演させて新世代をアピールしただけじゃなく、70sの話なのに当時の”オルタナ世代”というか、アメリカでは一般的に”Xジェネレーション”とも呼ばれている世代にこの映画ですごくアピールしたんですよね。

その後も「スクール・オブ・ロック」みたいな商業的大ヒット作も出してるリンクレイターですが、基本はハリウッドと一線を画し、インディでの活動を一貫して望んで、好作品を作り続けています。「インディ臭の強い90s台頭の監督」としてはクエンティン・タランティーノやポール・トーマス・アンダーソン、ダーレン・アロノフスキーあたりの人たちに感じる親近感を僕は感じますね。


そして、イーサン・ホーク。彼は典型的な90sのXジェネレーション役者だったんですが、年取ってから枯れた良い役が演じられる俳優に進化しましたね。「今を生きる」だとか「リアリティ・バイツ」といった映画での青年役の印象が強すぎるせいか、その後、あまり役に恵まれていないように見えますが、2000年代に入っても「トレーニング・デイ」でのデンゼル・ワシントンに振り回される新米刑事や、20007年の名匠・シドニー・ルメットの遺作にして最後の傑作となった「その土曜日、7時58分」でのフィリップ・シーモア・ホフマンの弟役でも、生活苦から犯罪に手を出し、兄の婚約者と不倫し苦悩する男の弱さを絶妙に演じ、絶賛されておりました。


彼の場合、「主演」にこだわるからなのか、それとも自分自身を過小評価しているからなのか、B〜C級のホラーやアクションの仕事を安請け合いしすぎて、どうもそれで過小評価されてる感がどうしても否めないんですが、体の水分を吸い取られてしわくちゃになった現在の風貌同様、「時代に揉まれてより強い人間味が出せるようになったかつての理想主義者」みたいな役柄を演じるのが本当にうまくなったと思います。この調子で行くと、「オルタナ世代のジェフ・ブリッジズ」みたいになれるんじゃないのかな。彼とは生まれた年が同じで、90sのアメリカでのオルタナ・カルチャーを同世代で体験してることもあって、どうしても贔屓めになっちゃうんですけどね。


そしてジュリー・デルピーも独創的な活動してますよね。彼女は90sの頃からフランス映画界の中でも美人女優さんとして知られていましたけど、2007年の「パリ、恋人たちの2日間」以降は彼女自身が監督と主演を兼ねた映画も自ら撮るようにもなりました。今や創作者としての才覚も発展させつつある行動派です。あと、パッと見の外見がこの18年でほとんど変わってなかったことも驚きです。彼女は僕と学年が同じなんですが、素直に尊敬しますね。



このシリーズ、今や監督のリンクレイターだけでなく、イーサンやジュリーも一緒に脚本のセリフを書くことでも知られていますが、これに限らず、各々の活動状況がこれだけ活発であるからこそ、力強い「9年後の続編」がここまで作られ続けているのだと思います。


で、そういうこととなると


今からさらに9年後は果たしてどうなるのか?


僕としてはもう、2022年の次の作品に期待しはじめています。別に正式に続編が作られるとアナウンスされたわけではないのですが、これ、どう考えても続編、ありえるでしょ。だって


このまま終わってしまうと、「結局その件はどうなってしまったの?」と、話の結末を見ないままになってしまう気になることが多すぎる。


たとえば、ジェシーの前妻との子どもや、セリーヌとの2人の娘はこれ以降どうなってしまうのか。喧嘩したジェシーとセリーヌは大丈夫なのか?そんな風に考えはじめたら、結局これ、終わろうにも終われません(笑)。


そして


ジェシーとセリーヌが高齢化していくことでどんな愛の姿を見せていくか。


これもやはりどうしても気にならずにはいられません。もう、とことんまで見届けたい気分でいっぱいです。


もう2022年、僕は既に続編を見るつもりでいます。でも、そうなったら、タイトル「ビフォア〜」の次の単語は一体何になるんだろうな。

author:沢田太陽, category:映画レビュー, 06:37
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準備中につき今日はお休み
どうも。


今日はスミマセン。ちょっとお休みさせてください。


ネタは仕込んでいたりもするのですが、ちょっと時間のあるタイミングで更新したいものですから。



では。またのちほど。



author:沢田太陽, category:-, 11:13
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最新全米映画興行成績
どうも。


ちょっと仕事の〆切が迫ったりとかで、ちょっとバタバタしてますので手短に。



火曜日恒例、全米映画興行成績、行きましょう(ポスターをクリックするとトレイラーが見れます)。



1(-)Monsters University


2(-)World War Z


3(1)Man Of Steel
4(2)This Is The End
5(3)Now You See Me
6(4)Fast&Furious 6
7(5)The Purge
8(6)The Internship
9(8)Star Trek Into Darkness
10(10)Iron Man 3


1位を獲得したのは、ピクサーの新作アニメ、「モンスターズ・ユニバーシティ」。あの「モンスターズ・インク」のプリクールですね。巨体のサリーと1つ目マイクの大学時代を描いたものとなっています。


さすがにピクサー・ブランドだけあって興行収入はよく(ヒット作のプリクールだしね)、8000万ドル台と高い数字ですが、批評的にはまずまずといった感じでMetacriticでは64点、Rottemtomatoesで77点となっています。


普通の映画だと上出来ですが、ちょっと前だったら80点以上あって当然な絶賛ぶりを受けてたピクサー・アニメ、ここ3年、批評が低調に終わってしまっているのはちょっと気がかりです。



2位初登場はブラッド・ピット主演の「ワールド・ウォーZ」。こちらも6000万ドル台と、普通の週だったら余裕で1位取れたくらいの高い数字です。これはいわゆるゾンビの襲撃による世界の終末ものですね。原作小説の方も有名な作品です。


この作品ですが、決して悪くありません。Metacriticで62点にRottentomatoesで68点。かけた金を考えればもうちょっと高い数字が欲しかったかな、というところではありますが。


さて来週ですが、個人的注目はサンドラ・ブロックが、人気急上昇中の太めの女優、メリッサ・マッカーシーとコンビを組んでの女性バディ刑事もの(この言い方もなんか変ですが)、「The Heat」が登場します。監督は「ブライズメイズ」のポール・フェイグという点も楽しみです。こちらのトレイラーでシメましょう。


 


author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 06:38
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