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最新全米映画興行成績
どうも。


すっかり忘れていましたが、日本はゴールデン・ウィークなんですよね。皆さん、いかがでしょうか?ちょうど今日から3日のみが勤務で、金曜からまた休み。いいなあ。週末が2回続けて連休なんてうらやましいですよ。ブラジルは基本的にすごく好きですが、祝日の少なさは個人的にはちょっと残念でもあります。


では、火曜日恒例、全米映画興行成績、行きましょう(ポスターをクリックするとトレイラーが見れます)。



1(-)Pain&Gain


2(1)Oblivion
3(2)42
4(-)The Big Wedding


5(3)The Croods
6(5)GI Joe :Ritaliation
7(4)The Scary Movie 5
8(7)Olympus Has Fallen
9(6)The Place Beyond The Pines
10(9)Jurassic Park 3D



初登場で1位は「Pain&Gain」。これは実話に基づいたボディ・ビルダー2人による暴力的な詐欺犯罪についての話。主演はマーク・ウォールバーグと”ザ・ロック”ことデュエイン・ジョンソン。

この映画なんですが、監督はこの人です。



マイケル・ベイ!


この人、「アルマゲドン」と「トランスフォーマー」がとにかく批評的に大変不人気で、そのため「現在のワースト監督」と呼ばれることもしばしば。今作はそんな彼からすれば今作は「アクションじゃなく人間ドラマを描こうとした」という作品性で話題を集めています。


そんな彼の「俺だってこのくらいは」な気概が出た作本ではありましたが、それでも「アクションが無駄に多い」ということでMetacriticでは45点、Rottentomatoesでもそれと同じくらいの点数に終わりました。「なんかかんだでまだドラマ以上にアクセス数が少ないですが、こちらの選択はそれくらいあって良いと思いますね。とにかくこれまで酷評されて来た人ですからね。


ただし、それでも評価そのものが良くなったのはわずかで、Metacriticで45点、Rottentomatoes39点となっています。


そして4位に初登場は「The Big Wedding」。これはロバート・デニーロ、ダイアン・キートンの2人のルールで知られる夫婦コンビで、ほかにもロビン・ウィリアムスやスーザン・サランドンの共演で有名だ。子供世代の代表としてアマンダ・サイフリッドの姿も見られます。


なんか最近、デニーロって、こういう「子離れした子供を持つ爺ちゃん手前の親父」みたいな役ばっかりやってますね。まあ、そういうの、この人うまいんですけど。ダイアン・キートンも「ばあちゃん役者」として息が長くなってますね。まあ、60代にしちゃ奇麗ですもんね、この人も。

ただ、この映画ですが、評判はきわめて悪いですね。Metacriticで30点。Rottentomatoesに至ってはたったの6点ですよ!こういうのがこのシーズンは多いんだよなあ。


そして、惜しくも11位に終わった限定公開作品がこれです。




マシュー・マコーノヒー主演の「Mud」。これは冒険好きの2人の少年が、「自称犯罪者」の「自称・追われる身」と称するあやしい男・マッドに惹かれているうちに周囲の人間との間に怒ることを描いたお話。


これ、去年のカンヌに出展したときから話題でそれで僕も知ってたんですが、評判は本当にすこぶる良くて、Metacriticで78点、Rottentomatoesに至っては98点ですよ!多分、この上半期で一番評判が良い映画じゃないですか、これ。監督は今のインディ界で評判の「Take Shelter」も監督したジェフ・ニコルズ。これ、すごくみたいです。


あとマシュー・マコーノヒー、役者として開眼しましたね!「マジック・マイク」での演技が本当にすばらしかったんですけど、それに加えてこれで、このあとAIDS患者で極限までやせることですごく話題の映画も控えてます。一躍オスカー狙える役者になってる気がします。


さて来週ですが、「アイアンマン3」、はじまります。楽しみです。

 


author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 10:51
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最新全英チャート
どうも。


昨日のパーティの打ち上げみたいな感じで、今日は中華をごちそうになりました。サンパウロでも屈指にうまい店と効いていたのですが、これがマジで美味かった!僕は日本にいるときから、「中華料理がないとちょっとヤバい」みたいな食の趣味なんでこっちに来る際もここは非常に重要な問題だったのですが、この点に関しては苦労してないですね。国によっては欧米で食べる中華、ひどかったりするんですけどね。


まあ、そんな感じで今日も行きましょう。月曜恒例、全英チャート。



SINGLES

1(3)Get Lucky/Daft Punk feat Pharell Williams
2(1)Wainting All Night/Rudimental feat Ell Eyre
3(2)Thatpower/will.i am feat Justin Bieber
4(7)I Need Your Love/Calvin Harris feat Ellie Goulding
5(12)Can't Hold Us/Macklemore&Ryan Lewis
6(4)Need You(100 Percent)/Duke Dumont feat Ame
7(5)Just Give Me A Reason/PINK feat Nate Ruess
8(6)Hey Porsche/Nelly
9(-)What A Night/Loveable Rougues
10(8)Feel This Moment/Pitbull feat Christina Aguilera


勢いあります、ダフト・パンク。先週の2〜3日だけの集計での3位から予想通りの1位へ躍進です。彼らにとっての全英1位ははじめてのことでした。


あと今週はトップ10に2曲がランクイン。ひとつはアメリカでも大ヒット中のマックルモアの2ndシングル「Can't Hold Us」。変なMVですね、これは(笑)。


そして9位で初登場のラヴァブル・ローグスは、「Britain's Got Talent」で出て来たイギリスのヒップホップ・ユニットのようですね。あのバンドも相変わらず音楽ヒットに結びつくもののようです。


では、圏外に行きましょう。19位に上昇中のこの曲で。

 


ディスクロージャーとの「White Noise」での共演も記憶に新しいアルーナ・ジョージのニュー・シングル。今、エレクトロで勝負する人たちの中で一番エッジとポップとのバランスの取れた人たちのひとつなんじゃないかな。すごくカッコいいです。パッと聴き、全然媚びた感じがしなくてストイックに聴こえるのに、曲が絶妙に覚えやすいというかね。これはアルバム・タイミングで火がつきそうな予感がします。


ではアルバムに行きましょう。



ALBUMS

1(1)To Be Loved/Michael Buble
2(-)Tape Deck Heart/Frank Turner
3(-)Willpower/will.i.am
4(4)The Truth About Love/P!NK
5(3)Our Version Of Events/Emeli Sande
6(5)The 20/20 Experience/Justin Timberlake
7(7)Unorthodox Jukebox/Bruno Mars
8(13)18 Months/Calvin Harris
9(8)Bad Blood/Bastille
10(2)Save Rockn Roll/Fall Out Boy


1位は2週連続でブーブレがキープ。


2位に初登場は、このところ評判が良かった、イギリスのパンク系フォークシンガー、フランク・ターナー。5枚目のアルバムにしてはじめての全英トップ10を2位で飾りました。ちょっと聞いてみましょう。

 


パンク系のフォークシンガーというと、10年くらい前にアメリカでエモバンドから転身したダッシュボード・コンフェッショナルという人がいましたけど、この人の場合は同じロックっぽいと言っても、今のマムフォード&サンズを中心としたフォーク・ブームとリンク出来る今っぽい感覚がありますね。この国で伝統的に人気のあるアダルト・コンテンポラリー的なシンガーソングライターともリンクできないことはないけど、そこまで甘ったるくないのも嫌われない理由になりそうだし。面白いと思います。


3位はwill.i.amの最新ソロ。先週、ビーバーとの共演を思いっきり酷評させていただきましたが、僕の中でケシャ、フロー・ライダーと並ぶ不快ゾーンにこの人も突入しつつあります(笑)。


圏外では14位にフェニックスの新作が初登場。前作「Wolfgang Amadeus Phoenix」がアメリカでロングヒットになったことから、今年のアメリカでのフェスではコーチェラをはじめヘッドライナーもつとめるほど格が一気にあがっていたフェニックス。イギリスでは前作の最高が54位にすぎないのでフェスでも「第2ステージのヘッドライナー」くらいのスロットが多かったんですけど、こちらでも自己最高を大きく更新する14位。期待値は高まって来ています。


author:沢田太陽, category:全英チャート, 10:10
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最近気になってる曲
どうも。


今日は一般向けのトムの誕生パーティをやりました。こっちでは1歳の誕生日を盛大に祝うので、結構盛況でした。50人以上は来たんじゃないかな。


そんな感じで、今日なかなか時間がなく、書こうと思ってたネタが2つあったんですが、これを今度の週中に飛ばします。


なので、今日はちょっと間に合わせではありますが、最近気になってる曲を2曲ほど。


ひとつは最近CMJで表紙になったりピッチフォークで話題になったりしている、サンフランシスコのThe Oh-Seesというバンドの曲を。



この曲はなかなかロックンロールでかっこいいと思います。ホワイト・ストライプスにブラック・キーズと続いてこういうバンドがウケること自体が嬉しいんですが、これも「スタイルが真似かどうか」以前に、ただ純粋にロックンロールとして普遍的にすばらしいものがあります。こういうバンドがもっと話題になってほしいんだよね、僕としては。


で、もう1曲行きましょう。最近、なにげにビルボードのオルラナティヴ・ロック・ソングのチャートが面白いです。もう、ある時期みたいなポスト・グランジの無個性なバンドの曲はほとんどかからないですね。ここ最近は、インディ・フォークをはじめとした新しいバンドがよくかかるんですけど、このチャートで今4位で上昇して来ているバンドもこれから大きくなる可能性が大きそうですよ。

 


カリフォルニアのザ・ネイバーフッドというバンドの「Sweater Weather」という曲なんですが、ヴォーカルの人の多すぎるタトゥーはあまり好みではないんですが、曲はすごく説得力もって聴かせるものがあるし、「なにかっぽい」感じはあるんですけど、それが何なのかわからない不思議な独自性があります。他の曲も聴いてみたら、みんなこういうメランコリックな感じですね。どうやらキャラ的にはかなりしっかりしてそうです。なんか気になります。







author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 13:27
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エンタメ・ニュース 今週のおさらい
どうも。


明日、知人向けのトムの誕生パーティがあるので結構忙しいですが、行きましょう。土曜日恒例、エンタメ・ニュース、今週のおさらい。


クリッシー・アンフレット(ディヴァイナルズ)死去




今日は音楽関係の訃報3連発です。まず、オーストラリアのバンド、ディヴァイナルズの女性シンガー、クリッシー・アンフレットが亡くなりました。死因は乳がん。53歳での死は早すぎますね。


この人たちは地元オーストラリアでは80sから中心バンドのひとつとして人気でしたが、国際的には1991年に世界的大ヒットとなったこの曲で有名ですね。

 


この「I Touch Myself」ですね。全米でもトップ10入りました。これが流行りはじめていた91年の2〜3月、僕はちょうどアメリカにいたんですが、MTV(まだ音楽局でした)がこの曲をかなりのいきおいでヘヴィ・ローテーションしていたものでした。


ちなみにこの曲、「あなたを思うと思わず自分を触っちゃう」という、かなりダイレクトなマスターベーション・ソング。しかも女性の口から、というので話題になったものです。


近年の風貌も若々しかったんですけどね。残念です。


リッチー・ヘイヴンス死去




そして60年代の黒人フォークシンガー、リッチー・ヘイヴンスも亡くなりました。72歳。心臓発作が原因だったようです。


この人のキャリアそのものについては実は僕もあまり知りません。ただ、この瞬間が、あまりにも世界中の人の目と耳と記憶に焼き付いています。これです。

 


1969年の「愛と平和のフェスティバル」、ウッドストックに出て熱唱したこの「フリーダム」。これの印象があまりにも強かったため、この後、これでばかり思い出される人になってしまいました。ただ、あの伝説のウッドストックの中で記憶に残る名パフォーマンスをやったことは事実で、それゆえアーティストとしての地位も必然的に上がってる気がします。


最近も精力的に活動をこなしていただけに残念です。


ジョージ・ジョーンズ死去



そして、カントリー界の超大御所、ジョージ・ジョーンズも亡くなりました。享年87歳。去年くらいまでバリバリの現役だったんですけどね。


この人は、ジョニー・キャッシュとちょうど同じ時期に活動したカントリー界のキングみたいな人。キャッシュの人生もかなり荒れた不良もいいとこでしたが、この人も負けず劣らずのアル中で問題児として知られておりました。キャッシュといい、マール・ハガードといい、この人といい、当時のカントリー界の男はかなりワイルドです。


ポップ畑でのヒットがないために国際一般知名度はありませんが、カントリー界でのリスペクトは非常に高い人です。僕はこの人のことをグラム・パーソンズのカントリー・ロック経由で知ったのですが、当時グラムが「こんな風に歌いたい」として憧れていたのがこの人だったので僕もCDを背伸びして買ってみたりもしています。


この人はタミー・ワイネットという、これまた60〜70sではトップ人気だった美人女性カントリーシンガーと結婚している時期があったことでも知られています。今日はそんな2人のデュットでシメたいと思います。

 


author:沢田太陽, category:エンタメ・ニュース, 11:17
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最新全米チャート
どうも。


特に今日はイントロ・トークありません。早速金曜恒例、全米チャート、行きましょう。




SINGLES

1(1)Just Give Me A Reason/P!NK feat Nate Ruess
2(5)Can't Hold Us/Mackkemore&Ryan Lewis
3(2)Thriftshop/Mackelmore&Ryan Leiws
4(3)When I Was Your Man/Bruno Mars
5(12)Gentleman/PSY
6(4)Stay/Rihanna
7(7)Mirrors/Justin Timberlake
8(6)Suit&Tie/Justin Timberlake  feat Jay Z
9(8)Feel This Moment/Pitbull feat Christina Aguilera
10(9)Started From The Bottom/Drake


P!NKが2週目の1位獲得です。マックルモアが2位、3位独占。今週は7位と8位もジャスティン・ティンバーレイクと、トップ10に2組が2曲入れてる計算となります。


そして5位にPSYの「Gentleman」、来ましたねえ〜。これでアジア出身アーティストとしては史上初となる2曲連続しての全米トップ5入りが決まりましたね。いや〜、たいしたことだと思います。アーティストとしてのクオリティのイメージはともかく、一発屋で終わらなかったことは素直にほめたいと思います。


では圏外に行きましょう。19位初登場のこの曲で。

 


なんか国際的に早くもこの春・夏のアンセムになりそうな勢いですよね。ダフト・パンクの「Get Lucky」。アメリカでもいきなりこの順位で来ました。


僕の周囲を見渡すと、「この曲がEDMを終わらせる」という発言がすごく目立つんですけど、たしかにソングライティング能力では、一般にEDMといって思い浮かぶアーティストたちと比較しちゃいけないほどの歴然とした差がありましたからね。あのブームに辟易としてた人たちの溜飲が下がった側面はたしかにあるんでしょうね。僕もこれからアルバムに向けて楽しみです。


ではアルバムに行きましょう。


ALBUMS

1(-)Save Rock And Roll/Fall Out Boy
2(-)Indicud/Kid Cudi
3(3)The 20/20 Experience/Justin Timberlake
4(4)Based On A True Story/Blake Shelton
5(-)Mosquito/Yeah Yeah Yeahs
6(6)Pioneer/Band Perry
7(2)Wheelhouse/Brad Paisley
8(8)I Am Not A Human Being/Lil Wayne
9(16)The Heist/Macklemore&Ryan Lewis
10(14)The Truth About Love/P!NK


1位はフォール・アウト・ボーイ。前作がコケちゃってたんで、これは6年ぶりの全米1位ですね。パラモアともども待ってたエモ・ファンが多かったということでしょうね。

2位はエレクトロとヒップホップの融合の先駆け的ラッパー、キッド・カディの新作。ちょっとここで聴いてみましょう。

 


易きに流れずエレクトロ本来のエッジを保っているのがいいですね。カッコいい。


そして5位はヤーヤーヤーズの新作。これが4作目にして初の全米トップ10入り。今回のアルバム、これまでの中で評判はやや劣るかな、という印象を持っていたんですが、これまでの傑作を生み出して常にリスペクトを浴びながらもチャート的にそこまで上がってこなかったことへのご褒美といった感じですね。僕も10年来のファンとしては非常に嬉しいですね。2006年のフジロック(最高だった!)以来彼らのライブ・パフォーマンスを生で見てないので来年あたりフェスでも来ないかな。


なおトップ10以下ですが、17位にクラシック界のトップ・ディーヴァ、サラ・ブライトマン、19位に「X Factor UK」の人気者オリー・マーズ、21位にフレーミング・リップス、26位にアイアン&ワインの新作が入ってきています。




author:沢田太陽, category:全米チャート, 09:23
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「過去50年で影響力のあった世界のテレビ番組50選
どうも。


今日は面白いデータを手に入れたので、その話をしましょう。


スイスの視聴率調査会社が発表した「この50年で世界で最も影響力のあったテレビ番組50選」というのを選出しました。


どうやらこれ、結構先に日本でも情報流れたみたいなんですが、フル・リストが手に入った&僕自身が覚えたいので(笑)、ちょっとあげてみたいと思います。


1963 鉄腕アトム(日本)
1964 Jeopardy(アメリカ)
1965 The Dating Game(アメリカ)
1966 スタートレック(アメリカ)
1967   Atkenzeichen XY Ungelvst(ドイツ)
1968 刑事コロンボ(アメリカ)
1969  セサミ・ストリート(アメリカ)
1970   Coronation Street(イギリス)
1971 The Persuaders(イギリス)
1972 The Price Is Right(アメリカ)
1973 The Young&Restless(アメリカ)
1974 Derrick(ドイツ)
1975 Wheel Of Fortune(アメリカ)
1976 Family Feud(アメリカ)
1977 The Krypton Factor(イギリス)
1978 ダラス(アメリカ)
1979 The Kids Of Degrassi Street(カナダ)
1980 グレンダイザー(日本)
1981 Wetten das(ドイツ)
1982 Letters And Numbers(フランス)
1983 The Thorn Birds(アメリカ)
1984 La Piovra(イタリア)
1985 Neighbors(オーストラリア)
1986 加トちゃんケンちゃんごきげんTV(日本)
1987 The Bold And The Beautiful(アメリカ)
1988 Home&Away(オーストラリア)
1989 シンプソンズ(アメリカ)
1990 Fort Boyard(フランス)
1991 Rugrats(アメリカ)
1992 The Real World(アメリカ)
1993 ビーヴィス&バットヘッド(アメリカ)
1994 フレンズ(アメリカ)
1995 Caiga Quien Caiga(アルゼンチン)
1996 ドラゴンボール(日本)
1997 サバイバー(スウェーデン)
1998 クイズ・ミリオネア(イギリス)
1999 ビッグ・ブラザー(オランダ)
2000 Popstars(オーストラリア)
2001 O Clone(ブラジル)
2002 アメリカン・アイドル(アメリカ)
2003 Rebelde Way(アルゼンチン)
2004 デスパレートな妻たち(アメリカ)
2005 Noor(トルコ)
2006 America's Got Talent(アメリカ)
2007 ザ・キリング(デンマーク)
2008 Murdock Mysteries(カナダ)
2009 Master Chef(オーストラリア)
2010 The Voice(オランダ)
2011 ホームランド(イスラエル/アメリカ)
2012 Pablo Escobar(コロンビア)


いや〜、こういう企画、大好き(笑)。日本からも4作品はいりましたね。


知ってるものと、そうじゃないものが混ざっていると思います。僕も知らないものがたくさんありました。


順に説明しますと、「鉄腕アトム」は説明不要ですね。手塚治虫による日本国産アニメ初作品。「ジェパディ」はアメリカのクイズ番組の大老舗ですね。さっき知ったんですが日本の「クイズ・グランプリ」って70年代のフジテレビでやってた番組の元ネタなんですってね。「The Dating Game」は視聴者の女性が3人の男性からお付き合いする人を選ぶ番組。僕はこれで知ってました

 

今となってはメチャクチャ貴重です。

「スタートレック」も説明不要でしょう。「Atkenzeichen XY」という全く聞き慣れないドイツの番組は犯罪対策ドキュメンタリーみたいですね。まだ、やってるそうです。「刑事コロンボ」もあえて説明の必要のない名作刑事ドラマ。「セサミ・ストリート」もいまだに健在の英語教育番組。うちの子に好きになってほしいものでもあります。


70年代に行きましょう。「Coronation Street」はイギリスの昼メロで、現在世界最年長のドラマ。「The Persuaders」はイギリスの刑事ドラマですが、トニー・カーティスとロジャー・ムーアの主演。「The Price is Right」は「ズバリ当てましょう」の元メタ。「The Young And The Restless」はアメリカの定番昼メロ。「Derrick」はドイツの長寿探偵ドラマだそうです。
「Wheel Of Fortune」は、いろいろヒントを言っていってある言葉を当てさせるクイズ。これはいろんなところで応用されてますね。「Family Feud」は「クイズ100人に聞きました」の元ネタ。「Krypton Factor」はグループ形式のイギリスのクイズ番組。「ダラス」はアメリカで現象的に当たったドロドロ人間ドラマ。「Kids Of Degrassi Street」はカナダの子供ドラマ。


そして80年代に入りますが、驚きは「グレンダイザー」。これ、日本だと1976年くらいのはずですよ。「マジンガーZ」の2代後のロボット・アニメですが、これ、ヨーロッパであたったみたいですね。僕も子供の頃、日曜の晩に見てました。まあ、主役がデューク・フリードという名前でしたからね。

 

これがイタリア版のオープニングだそうです。日本版のささきいさおの歌とはえらい違いです。「Wetten dass?」はドイツの日曜朝の長寿子供ショーらしいです。「Letters And Numbers」は「Des Chiffres Et Des Lettres」が正式タイトルのフランスの長寿クイズ番組でこれも海外版翻案が多いようです。「The Thorn Birds」はアメリカで大ヒットしたテレビのミニ・シリーズ。「La Piovra」 はイタリアのマフィア・ドラマですね。らしいなあ。そして「Neighbors」はオーストラリアの定番青春ドラマ。

 

カイリー・ミノーグはこうやって出て来ました。

そして「加トちゃんケンちゃん」は、「後半の視聴者投稿ビデオ」の先駆けとして選ばれたようですね。これ、僕の住むブラジルでも

 


日曜夜の定番人気番組です。

「The Bold And The Beautiful」はアメリカの昼メロ。「Home And Away」はオーストラリアの長寿昼メロ。そして「シンプソンズ」は言うまでもない長寿アニメ。


90年代に行きましょう。「Fort Boyard」はフランスのゲーム・ショウ。「Rugrats」はアメリカのけっこうエゲつない子供アニメ。「The Real World」はリアリティ・ショーの先駆けと言えるMTVの番組。やってた当時、「なんだこの退屈な番組。音楽流せ!」と思ってました(笑)。「ビーヴィス&バットヘッド」、大好きなバカ・アニメでした。LAで買ったバスタオルを15年使ってました(笑)。「フレンズ」は世界でこれまで一番人気あったドラマじゃないかなあ。とにかく再放送が世界的にどこも長いですよね。「Caiga Quien Caiga」は「CQC」と呼ばれているコメディ番組ですが、これ、シークレット・エージェントの格好をしたコメディアンが政治家や有名人にアポなしでぶつかって行って迷惑をかけるというヤバい番組。ブラジル版もやってて、長寿番組になってますね。「ドラゴン・ボール」は言うまでもないでしょう。世界の誰でも知ってます。「サバイバー」はスウェーデン、「クイズ・ミリオネア」はイギリス、「ビッグ・ブラザー」はオランダが発祥なんですね。この辺の有名なものはどこの国が起源かがむしろ興味あります。


2000年代に行きましょう。「Popstars」は「アメリカン・アイドル」やそのイギリスでの前身番組などのすべての大元の番組。「O Clone」はブラジルの夜9時からやってたドラマなんですが、こっちのドラマって月〜金で毎日やってしかも8ヶ月が基本なんですね。なので内容追うのがすごい大変な上に、他の国のテレビ・フォーマットに絶対合わないと思うんですけど、これは世界的ヒットのようですね。主役のムリーロ・ベニシオはこっちではかなり人気の役者です。


「アメリカン・アイドル」は説明不要でしょう。「Rebelde Ways」は南米圏で当たってる青春ドラマ。ブラジル版も人気でした。「デス妻」入ったんだなあ。面白かったの最初だけだったけど。[Noor」はトルコで人気のメロドラマのようですね。「Got Talent」シリーズも今やリアリティものの定番。「キリング」はアメリカ版やってますね。「マードック・ミステリーズ」はシャーロック・ホームズと「CSI」が合体したみたいな19世紀の探偵もの。「Master Chef」は料理系リアリティもの。「The Voice」は今英米版もブラジル版もあって、「アメアイ」抜きそうな勢いのオーディションもの。「ホームランド」は現在大人気の中東舞台のドラマ。「Pablo Escovar」はコロンビアに実在した麻薬王の伝記ドラマ。



author:沢田太陽, category:海外TVドラマ, 13:04
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