RSS | ATOM | SEARCH
ロラパルーザ、あと1日です
 どうも。


さっきロラパルーザから帰ってきました。


今日はちょっと時間がないのと、原稿の締め切りがあるので、ちょっとお休みさせてください。


ロラパルーザのレビューは、明日の3日目と合わせて、火曜か水曜あたりにでも。

author:沢田太陽, category:-, 14:24
comments(0), trackbacks(0), - -
ロラパルーザ・ブラジル1日目@サンパウロ・ジョッキークラブ〜キラーズが激ヤバ!
どうも。


本当は、全日程終わって書くつもりだったんですが、明日のはじまりが比較的遅いのと、タイトルにも書いたように、ヘッドライナーのキラーズのライブに終わったあともすごく興奮してるので、今書いちゃいますね。


ロラパルーザ・ブラジル1日目(3/29)


13:15 オルジェル(Holger)第2ステージ


到着して最初に見たのは、ブラジル国内のバンドのオルジェル。こっちのインディ界隈では3年くらい前から話題だったので1度見てみたかったバンドでした。タイプとしては、ブルックリンのインディが好きそうな感じというか、ヴァンパイア・ウィークエンドとイェイセイヤーを足した感じと言うか。ブルックリンじゃないけど、初期のフォールズみたいなトロピカルなポストパンクでしたね。ただ、歌がすごい下手なんだよな。ライブ自体は結構良かったです。


14:15 アグリドーシ(Agredoce)第1ステージ


これは、こっちですごく人気の女性ロックシンガー、ピチィが組んだ別ユニット。この人自体は国内チャートで1位取るくらいの人気者だし、このユニットのアルバムも売れてるんですけど、「ブラジルのエヴァネッセンス」みたいな売り出し方だった初期のイメージが嫌われて、音楽性徐々に変わって良くなってるのに過小評価されてるんですよね。このプロジェクトもその対策によるものと思うんですけど、昨今のUSのインディ系シンガーソングライター調のアレンジと、ちょっとかすれて味のあるピチィの歌いっぷりは良かったです。ただ、過小評価と、国内ものに妙に厳しいブラジルの欧米ロック・ファン気質があって、人の数はチャート順位を考えたら不思議なくらい少なかったです。


15:15 オブ・モンスターズ・アンド・メン 第2ステージ


この日、期待していたアクトのひとつ。彼らのCDはこちらでもリリースされてるし、ラジオでもよく流れているんですが、基本、昼までの人の出足が鈍いブラジルのフェスではめずらしく、いきなり超満員になり、さらに、出てくるときの歓声がバカデカかったですね。ものすごい期待値の高さです。


「ベル&セバスチャンとアーケイド・ファイアの間みたいな存在」だと思っていたんですが、音のイメージの印象はそこまで変わんなかったんですけど、バンドのキャラクター面では、全然違いますね。もっとナッナとラグナーのフロントの権限は平等かと思ってたんですが、完全にナッナ主導なんですね。このテのバロック・ポップで女の子主導というのがまず珍しい。で、ラグナーも力のあるSSWなんだけど、地味で損してるのをナッナがうまく拾い上げてますね。2人の別のソングライターがそれぞれに違う世界観を気づきつつ、同一グループで違和感ないのがまず光りました。


あと、バックでアコーディオンからトランペットから太鼓まで叩くおねえさんがすごく気になりました。「あ〜、この人も華があるなあ〜」と思って後で調べたら、この人、正式メンバーじゃないんですね!もったいない!今すぐメンバーに昇格させるべきですね。バンドにとっての決定的な武器になりえます。加えて、他の野郎たちの演奏がうまい。これ多分、「レイキャビク一うまい人たち」を集めて作ってると思います。


曲的には「Mountain Song」でも合唱起こってましたが、なんと言っても「Little Talks」。この日、ロラパルーザが最初に団結した美しい瞬間でした。


あと、以前はサイドカットのロングヘアでエッジィなロックねえちゃん風の風貌だったナッナは、手櫛で流したボブになってましたね。僕、こっちの方が好きです。で、このコ、やっぱかわいい(笑)。基本的にすごく活発な感じで、最後、ステージダイブしようとしてコケてやめてたのが微笑ましかったですね(笑)。


このバンドはまだ化ける力持ってると思いますね。


16:15 テンパー・トラップ 第1ステージ


続いてオーストラリアのテンパー・トラップ。デビューのときからとにかく演奏はやたらうまい人たちで、目つぶって聴けば、「ベンズ」の頃のレディオヘッドとかMUSEに近い線の見事なスケール感なんですけど、いかんせんルックスが・・。ぶっちゃけ、目つぶって聴くと、すごくカッコいいんですけどね。


ヴォーカルのダギー・マンタギなんてメタル・バンドで歌えそうなくらい高音きれいに伸ばせるし説得力はあるんですけど、バックのスキンヘッド野郎も加えて、どうも顔がオッサンくさすぎる。もっと顔出しなしで「(500)日のサマー」で「Sweet Disposition」が使われたように、もっとオシャレ露出を増やすのが得策でしょうね。


で、この後は休憩はさみながら、17:00CAKE(第2ステージ)、17:15クリスタル・キャッスルズをチラ見。CAKEは昔フジロックかなんだかで見て以来。ヴォーカルの人のルックスがおじいさんみたいになってましたね。ブラック・サバスのカバーやってたのに驚きました。あと、クリスタル・キャッスルズは、アルバムは良くなってるんですけど、やっぱこういうライブで見ると、まだマス・アピールは正直弱いですね。ファッションショーのランウェイのBGにはすごく機能的だと思うんですけど、一本調子になりやすいところはそのままかなあ。


18:15 フレーミング・リップス 第1ステージ


実はかなり意欲的なライブでした。それは、新作「The Terror」のリリース直前の、初お披露目ライブだったから。僕自身は彼らのライブを見るのは2009年のサマーソニック以来4年ぶりでしたが、それまで何度も見てるライブはどれもこれもすごく満足してたので、かなり楽しみに臨んだつもり・・・


だったんですが!


いや〜、結論から言ってしまうと、正直、ものすごくガッカリでした。いくらなんでも、これ、暗すぎでしょう。しかも、彼らのコアファンにだけ向けた空間のライブだったらこれでもいいと思うけど、フェスみたいな不特定多数を相手にする場で、ダークでアヴァンギャルドな誰も知らない曲を延々と演奏されても、それはちょっと・・・。それに今までは「変態だけど多幸的」な感じが良かったリップスなのに、そこがなくなってしまうとは・・・。おしまいの方に「Yoshimi Battles The Pink Robot」とか「Do You Realise」みたいなおなじみの曲やってましたけど、今回は新作にあわせたヴァージョンで、ヨシミにあったファンタジックな躍動感は損なわれてましたね。加えて、これまでの彼らのライブで不可欠だった「Race For The Prize」がセットリストになかったのはかなりショックでしたね。


実はうちのワイフにとって、これがリップスのライブ初体験だったんですが、露骨に嫌な顔してきて、「我慢できない」というので一緒に退場して、大映しになったモニター超しに残りは鑑賞してました。こういうとこ、欧米人って遠慮なく正直ですからね。


で、その間、休憩場所の近くには”第6ステージ”みたいなところがあって、そこでは素人ロックのど自慢が司会者と生バンドつきで行われていて、見ててやたら笑えました。クソ音痴(笑)からプロ真っ青までの人が、ビートルズやキラーズ、ブラジリアン・ロックのド定番名曲などを好き勝手に歌ってました(笑)。


20:00 パッション・ピット 第3ステージ


同じ時間に第2ステージではデッドマウ5がやっていてそちらも見たかったんですが、迷った末に、まだ1度もライブを体験できていなかったパッション・ピットを選びました。ブラジルには1度来てるんですけど、そのとき見損ねてました。


この人たちの場合、演奏うんぬんのタイプでは全くない、とにかくセンスのバンドなので、そこの冴えを見てましたが、やっぱ、彼らの場合、キーボードのカウンター・メロディが印象的な曲が本当に映えますね。「Take A Walk」「Sleepyhead」「Little Secrets」などを含め、エレクトロ界隈では屈指の名曲ですからね。


パフォーマンス自体は特別なことをやるわけではなく、マイケル・アンジェラコスが猫背で高いしゃがれ声で一生懸命ひたすら歌うというものでしたが、この人たちの場合、「曲を聴かせること」そのものがキーなバンドなので、その誠実な演奏ぶりには好感持てましたね。


アルバム2枚の現時点としては十分合格点のライブだと思いますが、今後の成長への課題としてあげるならば、現在の「必殺パターン」、つまり、「キーボードのリフ・メロディ」に引っ張るのに頼らない形での新たな代表曲の存在が欲しくはありますね。そうすれば、ショウの多様性はさらに上がっていくと思います。


21:30 ザ・キラーズ 第1ステージ


そして、ヘッドライナーのザ・キラーズですが、この日の彼らに対しての期待値は昼間の時点でかなり高かったですね。あちこち見渡してもキラーズTシャツの人であふれてましたから。キラーズ人気がうかがえない日本では考えられない光景ですごくうらやましくなりましたね。


そして開始前には、もう第1ステージの前にすし詰め状態。右側から客観的に見てましたが、壮観でしたね。公式発表では5万2000人で、去年の7万とか6万より少なかったんですが、体感として、去年の発表の方が嘘ですね(この国ではよくすること。去年が初回だしね)。初日はともかく、2日目より少なかったことはありえないから。それくらいギッシリでしたね。時間が経つたびに人の群れがドンドン前に前に集まって来ました。


そして21:35分、ザ・フーの「Eminence Front」をBGにしてキラーズが登場。のっけから最大のヒット曲「Mr.Brightside」で華やかにショウはスタートしました。


ブランドン・フラワーズはジャスティン・ティンバーレイク同様の50s風7・3リーゼントになっていましたが、まあ〜、このブランドンの歌唱力の飛躍的な上昇言ったら!声の伸び、太さ、音域、全てにわたって格段に上手くなってましたね!彼らのライブを見たのは6年ぶりでしたけど、その間の数多くのヘッドライナー・ライブで徹底的に鍛えられたんでしょうね。



そしてフェスを意識してか、ライブは「決め曲」で次々攻撃。各アルバムからのシングル曲の連打連打。加えて、新作からの非シングルの曲にはポルトガル語で「今夜、僕たちはきみたちのものだ」などと語りかけたり、コール&レスポンスを煽ったり。一番ウケたのは、「この曲で絶対に踊ってほしい。ダンシング・シューズは忘れてないだろうね」と言った瞬間、ブランドンの足下のダンシング・シューズをモニターがうつして湧いたとこですね。ものすごいサービス精神。ほとんどクイーンのフレディ・マーキュリーばりですね。


そして、曲のアレンジも進化してましたね。「Somebody Told Me」はスラッピング・ベースの長いイントロがついたものに変わっていたし、「For Reasons Unknown」ではブランドン自らがリード・ベースを弾く(ギターうまくないの本人わかってますからね、笑)見せ場をつくり。


さすがにこれだけ煽りゃ、会場が合唱にならないはずがなく、アンコール前ラストの「All These Things I've Done」やラストの「When You Were Young」の盛り上がりは圧巻でしたね。


最新作の「Battle Born」をあまり気に入ってなかった僕ですが、いや〜、さすがにこれだけ圧巻の、ヘッドライナー以外にありえない完璧なショウを見せられると全く不安は残らなかったですね。ものすごい成長ぶりです!ビックリしましたね。ヒシヒシと感じたのは、ブランドン・フラワーズの、「大きなショウ」というものに対しての徹底したプロ意識と責任感の高さですね。これがこのバンドを大きく成長させる原動力となっていると思います。シンセを使った、個人プレイがそこまで期待できないタイプのバンドのライブとは思えない、力技で圧倒する、今まで聴いたことのないたぐいのものでしたね。過去に彼らのライブは4度見てますが、これまでの記憶が全く参考にならないほど、別人レベルのライブでした。


このリアリティが日本に場所を変えて見てみたくなったなあ〜。



author:沢田太陽, category:ライヴ・レヴュー, 12:05
comments(0), trackbacks(0), - -
最新全米チャート
どうも。


いよいよ明日はロラパルーザです。去年に引き続き、「1年でもっとも待ちこがれる日」ですよ。こういう渇望感が、日本にいるときよりも自分の中で戻って来てるのは非常に良いことだと思います。


では、金曜恒例、全米チャート、行きましょう。


SINGLES

1(2)Thriftshop/Mackelmore
2(1)Harlem Shake/Baauer
3(4)Stay/Rihanna
4(3)When I Was Your Man/Bruno Mars
5(5)Suit&Tie/Justin Timberlake  feat Jay Z
6(9)Just Give Me A Reason/P!NK feat Nate Ruess
7(6)Started From The Bottom/Drake
8(11)Feel This Moment/Pitbull feat Christina Aguilera
9(10)Love Me/Lil Wayne,Drake&Future
10(7)I Knew You Were Trouble/Taylor Swift


なんと「ハーレム・シェイク」、ダウンでマッケルモアが1位を取り返しました。ちょっとビックリです。


トップ10初登場は8位のピットブル。彼の曲にえてしておきがちですが、これも、どっちがフィーチャリングなのかよくわかりません(笑)。で、「Take On Me」、こんな使い方、しないでくれるかな(苦笑)。


では、圏外に行きましょう。13位上昇中のこの曲で。

 


既にイギリスでは1位になってますね、ジャスティン・ティンバーレイクの「Mirrors」。この曲はなんかジャスティンのなつかしさを感じますね。メロがアイドル時代の曲調。なんだけど、楽曲はしっかり今のジャスティンしてる。そういう意味で、今まででありそうでなかったタイプの曲かもしれないですね。


あと、この曲のヴィデオ・クリップの映像美は見事ですね。鑑のダンスのとこなんて最高です。


では、アルバムに行きましょう。




ALBUMS


1(-)The 20/20 Experience/Justin Timberlake
2(-)Some Trailer Different Park/Kacey Musgraves
3(5)Unarthodox Jukebox/Bruno Mars
4(3)Spring Break...Here To Party/Luke Bryan
5(11)The Truth About Love/P!NK
6(12)Night Visions/Imagine Dragons
7(1)What About Now/Bon Jovi
8(59)Les Miserable/Soundtrack
9(9)Babel/Mumford&Sons
10(13)Unapologetic/Rihanna


というわけで、ジャスティンが初登場1位のわけですが、この1週目で96万8000枚売ったそうです!


すごいなあ〜。今、これより上の数字出せるの、テイラー・スウィフトしかいないんじゃないかな。さすがですね。音楽配信時代になる前にインシンクで初週200万枚売ったことのあるジャスティンですが、10数年経ってもまだ進化中ってのがすごいですよ。


2位のケイシー・マスグレイヴスという人は、カントリー・シンガーなんですが、曲が、今、」アメリカでヒットしてます、僕も以前ここで紹介しました「Nashville」という、カントリーをテーマにしたドラマがあるんですけど、そこで曲が使われたことで有名になったようですね。


その曲を聴いてみましょう。
 



「Nashville」というのは、金持ちの家計から出たちょっと落ち目な大御所ベテラン女性シンガーと、貧しい不幸な家庭から這い上がった上り調子のアイドル・カントリー・シンガーが火花を散らすというお話なんですけど、コニー・ブリットン演じるベテラン・シンガーが好む方の曲調ですね。


この「Nashville」、アメリカでの第1回放送をネットで見て「ブラジル来ないかな〜」と待っていたら、これが案外時間がかかって、はじまるの4月からなんですよね。ただ、待ってた分、期待が膨らんでるので、これは見ようかと思ってるところです。


今週はチャート復活組が多いんですけど、「レ・ミゼラブル」は突然、何が起きたんでしょうね?




author:沢田太陽, category:全米チャート, 07:02
comments(0), trackbacks(0), - -
明後日はロラパルーザ・ブラジルです。
どうも。


体調戻ってきました。良かったです。あとは風邪ひかないようにしないと。


そうしないと、明後日から、これなんですよね。




そう!ロラパルーザ・ブラジル。去年からブラジルでもはじまりましたロラパルーザですが、今年はうれしいことに3日開催に拡大して行われます。


僕が今見ようとしているのは、ザッとこんな感じです。


29(Fri) 15:15〜16:15 Of Monsters And Men
                16:15〜17:15 Temper Trap
                17:15〜18:15 Crystal Castles
                18:30〜20:00 Flaming Lips
                20:00〜21:30 Passion Pit (Deadmau5)
                21:30〜23:00 The Killers


30(Sat)  16:30〜17:30  Two Door Cinema Clube
                17:30〜18:45 Alabama Shakes(Franz Ferdinand)
                18:45〜20:00 Queens Of The Stone Age
                21:30〜23:00 Black Keys


31(Sun)  15:15〜16:15 Foals
                 18:15〜19:15 The Hives
                 19:15〜20:45 Hot Chip
                 20:45〜23:00 Pearl Jam


こんな感じですね。個人的に非常に残念なのは、初日にデッドマウ5とパッション・ピット、2日目にアラバマ・シェイクスとフランツが重なっちゃったことですね。これ、メチャクチャくやしいですね。うまく振り分けてくれりゃ、全部見れたのに。フランツなんて、20時台にやってるA Perfect Circleと換えてくれりゃ余裕で見れたのになあ。まあ、フェスにこういうことってよくあることですけどね。


あと、これに加えて、午前中の早い時間は知名度の高いブラジルのロック系、ヒップホップ系アクトのライブがあるので、これも楽しみなんですよね。このあたりもレポートできればしようかと思っています。


本番まで結構予習が必要なので、結構大変ですね。
author:沢田太陽, category:-, 11:56
comments(0), trackbacks(0), - -
最新全米映画興行成績
どうも。


食中毒状態から1日半経過しましたが、ここに来てようやく快方に向かう予感がしてきました。胃の不快感からようやく解放されたというか。アップして来て苦しかった胃液がダウンしてきたというか。この36時間で口にしたのはスープとパンとゼリーだけですからね。ちょっとお腹がすいて来ましたが、いいことだと思います。何だったんだろう。ノロ・ウイルスかなんかか?



では、1日遅れてしまいましたが、全米映画興行成績、行きましょう(ポスターをクリックするとトレイラーが見れます)。 



1(-)The Croods


2(-)Olympus Has Fallen


3(1)Oz The Great And Powerful
4(2)The Cal
5(-)Admission


6(27)Spring Breakers


7(3)The Incredible Burt Wonderstone
8(4)Jack The Giant Slayer
9(5)Identity Thief
10(6)Snitch


今週は4本もトップ10初登場です。



1位はドリームワークスの映画「Croods」。これはネアンデルタール人の家族の絆を描いたアニメですね。年頃の娘役をエマ・ストーン、心配性なパパの役をニコラス・ケイジが演じています。ドリームワークスのアニメって、ピクサーが好きそうな題材をチャチくした印象があるんですが、これは事前のプロモーションも効いて(ブラジルでも結構やってます)、6200万ドルと高い興収になっています。


評判ですが、「まずまず」ですね。Metacriticが55点にRottentomatoesが67点。


3位はジェラルド・バトラー主演、アーロン・エッカート、モーガン・フリーマン共演のスパイ・スリラー、「Olympus Has Fallen」。これ、監督は「トレーニング・デイ」などで有名なアントン・フークアですね。これは大統領誘拐に立ち向かう、汚名をかぶせられた元シークレット・エージェントのサスペンスです。これも興収はこのテの映画では高い3000万ドルを記録してますね。


ただ、評判は正直イマイチでMetaciticで45点、Rottentomatoesで50点。


5位初登場はティナ・フェイとポール・ラッドという、僕も非常に大好きなコメディ系の人たちの組み合わせに寄るロマンティック・コメディ。かつての大学の同僚である2人が、ティナがかつて養子に出した子供が、ポールのつとめる学校の生徒になっていたことから接近するも物語。


僕の場合、この2人の組み合わせというだけで無条件に見たくなるところなんですが、評判は正直よろしくなく、Metacritic、Rottotentomatoes、両方ともに40点台前半。監督は「アメリカン・パイ」の人なんですけどね。



そして、限定公開から拡大されたことで6位に入っていたのが、これ、結構話題ですね、「Spring Breakers」。これは日本のインディペンデント映画ファンの間では、欧米を上回る勢いで人気のハーモニー・コリンの監督作ですね。


これ、上のポスターでは非常にわかりにくいんですが、こういうものです。




この、お色気ショットは今各地に出回っていますね。ビーバー彼女のセレーナ・ゴメスや「ハイスクール・ミュージカル」のヴァネッサ・ハジェンスといった人気アイドルが、この水着ガールスになっているのがすごく話題です。


この映画は、本来貧乏学生の4人の女の子が、日常の憂さをスプリング・ブレイクに傾け、はじけちゃったところ、いかがわしいラッパーにつきまとわれ、危機に陥る、というスリラーです。


このラッパー役を




なんと、ジェイムス・フランコがやってることが話題なんですよね。このジェイムス・フランコ、誰をもとにしたんでしょうね(笑)。パッと見、ショーン・ポールっぽくもあるんですが、この歯のチェーンはなつかしいリル・ジョンとか思い出しますね。


でも、彼にはこういう役の方が合ってると思いますけどね。「OZ」よりは僕はこっちを支持したいです。いい感じで話題作に出続けている彼ですが、うまくいけば「ポスト・ジョニー・デップ」くらいの位置には来れるんじゃないかな。


この映画ですが、評判はなかなか高く、Metacritic64点、Rottentomatoes70点。割と拒絶反応も高い傾向のあるハーモニー・コリンの映画でこの点数はかなり高いと思います。僕もこれは見てみたいです。


さて来週ですが、「GIジョー」の続編、そしてこの、「トワイライト・サーガ」のステファニー・マイヤーズ原作で有名な「The Host」が出ます。シアーシャ・ローナンをヒロインにすえた「The Host」、さあ、どうでしょう。

 






author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 10:28
comments(0), trackbacks(0), - -
急病につき今日休みます
どうも。


突然ですみませんが、今日はブログ、お休みします。


どうやら食中毒っぽいものになったらしく、夕方から胃が痛く、脂汗流して、家でも苦しんでたんですけど、さっき吐き出したら直りました。汚くてすみません(苦笑)。


原因はおそらく職場で飲んだコーヒーだと思います。あのあと、急に気分悪くなったからな。ただ、トムが風邪気味でワイフも気分が優れないと言っているので、風邪の可能性もありますね。う〜、週末、ロラパルーザだってのに。


そんなわけで、「全米映画興行成績」は明日にさせてください。それでは!








author:沢田太陽, category:-, 13:23
comments(0), trackbacks(0), - -