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ロイヤル・ウェディングとエンタメ界
 どうも。


今日(日本だと昨日の夜からか)はロイヤル・ウェディング一色でしたね。僕はやっぱりウィリアムの頭ばっかり見てしまいましたが。お金も困らないくらいあるわけですから、彼にこそ植毛手術は必要だった気がするのですが。まさかイギリス王室で「ハゲたからスキンヘッドに」というわけにも行かないでしょうからね。


こっちの時間では結婚式の瞬間は早朝だったので、毛布にくるまりながら眠い目をこすりながら見ましたね。それが誰であれ、結婚というのはおめでたいものです。微笑ましいです。ただ、ケイト改めキャサリンさん、ダイアナ妃となにかと比較され可愛そうな気も。30年前のダイアナの結婚式もTVで生で見たの覚えてますけど、あのときはダイアナがしてる髪型からファッションも流行ったくらいですからね。あれほどの国の一大現象となった人との比較ですから楽じゃないはずですけどね。


で、今日は、エンタメ界がどんな風にこのロイヤル・ウェディングに向かい合ったか。それを診ることにしましょう。まずはウェディングに出席したセレブの写真から。




まずは、アメリカにおけるあらゆるめでたい祭典におけるスティーヴィー・ワンダーと同じくらい、イギリスの祝い事には必ずその場にかけつけるエルトン・ジョン。予想通りの出席ですね。もちろんダンナさん(で良いんだよね)と同席です。




続いて、これも驚くことでもないベッカム夫婦。なんかこのヴィクトリアの帽子同様、今回はなんか不思議な帽子かぶるのがトレンドでしたね。ちょっとヴィクトリアの服がダークすぎるかなあ、と僕は思ってしまったですけど。


それから



Mt.ビーンことローワン・アトキンソンもお呼ばれされましたね。ビーンと同じようにトラブル買って顰蹙買ったりしたら面白かったんですけどね。でも、そんなことは、さすがにあのリッキー・ジャーヴェイスでもようやらんでしょうね(笑)。


あと



ガイ・リッチーやら




ジョス・ストーンという意外な招待客の姿もありました。


そして、噂だと





なんと、”イギリスのゴリ押し姫”ことエリー・グールディングがウェディングのためのパフォーマンスをやるんだとか!なんでもウィリアムとケイトがファンだったらしいんですけど、それにしてもそれまでコネだったとしたら、この人、一体どんな人脈持ってるんだ?



さらに、出席はしなかったものの、アメリカからもこんなメッセージがロイヤル・ウェディングに送られています。その最たるものが




このケイティ・ペリーのネイル。なんと爪全体がウィリアムの写真ばっか!しかも優しいことに、全部髪が薄くなってからの写真ばかりです。まあ、これも、自身がイギリス人と結婚した事実がデカいと思います。


しかし


もちろん、全ての人が今回の結婚に関して温かいコメントを残しているわけではありません。


たとえばマニック・ストリート・プリーチャーズは「専制君主がイギリスを作ったんじゃない。キミや僕たちのような人たちこそイギリスを作ったんだ」とtwitterで発言しました。


また、同じtwitterでもボーイ・ジョージジョージ・マイケルのように”ゲイ”に焦点を当ててみる人もいます。「エルトン以外はストレートすぎるイベント」、「ケイトの衣装があまりにゲイ過ぎる」などとも発言しております。


そして予想とおり、




この人はやっぱりアンチ王室を貫いてますね。モリッシー。


王室批判はザ・スミス時代の代表作「クイーン・イズ・デッド」で大きく展開してましたが、それは今回も変わらないようです。今回も「中継なんか絶対見ない」と語った上で「過レらが僕にとってロイヤル(忠誠的)。彼らが忠誠心を使うのはメディアだけ」とかなりの毒舌を吐いています。さすが。


…と、ちょっとひもといて見ただけで、これだけネタがあるんです。肯定派も否定派もともかく気にせずにはいられないだけ影響力は多いんだなあ。
author:沢田太陽, category:-, 12:32
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最新全米チャート
どうも。


あと何時間かでロイヤル・ウェディングですね。そのことに関しては明日、なにかしら書くような気がしてます。そして、今日、帰宅していきなり飛び込んで来た、音楽雑誌SNOOZER廃刊のニュース!これに関しても…、やっぱ知らないフリをして通り過ぎることはやっぱできないかなあ…。やはり同じ業種の非常に名高いその道の先輩でいらっしゃって、ご本人とも面識はあって、挨拶したりたまにお話させていただく機会もあったりしたのでヘタなことは一切言えないし言いたくもないのですが、やはりショックであることはたしかだし、信じたくないのが本音です。この件に関しましては、SNOOZERという、いち雑誌のことに関してだけではなく、僕が音楽雑誌そのものをどう見て来ていたのか、ということについて、そのうち書いてみようかなと考えていたりします。



では、金曜恒例、全米チャート行きましょう!



SINGLES

1(2)ET/Katy Perry feat Kanye West
2(6)Rolling In The Deep/Adele
3(3)Just Can't Get Enough/Black Eyed Peas
4(1)S&M/Rihanna
5(4)Down On Me/Jeremih feat 50 Cent
6(11)The Lazy Song/Bruno Mars
7(8)On The Floor/Jennifer Lopez feat Pitbull
8(7)Look At Me Now/Chris Brown
9(12)Blow/Kesha
10(5)F..k You/Cee-Lo Green


ケイティが1位奪還ですね。アデル、シングルも一気に2位まで来ましたね。


そして6位に、この人も現在を代表するヒットメイカーのひとりになりましたね。ブルーノ・マーズのニュー・シングル。PVがなかなか可愛い感じですね。曲はジェイソン・ムラーズの「I'm Yours」タイプのライト・レゲエ風ですね。この人にしてはヴォーカルに力み(そこがこの人の一番の長所でもあるんですが)ないリラックス・ナンバーですね。


そして9位にはケシャが入って来ました。何が売れようが、この人には本当に興味が持てません。誰が支持してるのかさえよくわからんです。


では、圏外行きましょう。今週は22位初登場のこの曲で。

 


ここ最近、比較的若めの良い男系のカントリー・シンガー、人気ですね。ルーク・ブライアントの「Country Girl」。この曲ですが、曲のテンポが早いのと、音色自体が意外と引き締まってるのが今っぽくていいですね。ある時期のポップ・カントリーにあった、ダサくかつ古くさいアリーナ・ロック色が払拭、というか、むしろ”更新”されたのかな。しばらくは面白い路線だとは思います。


あと今週は33位に、こないだイギリスのところで紹介したビヨンセのニュー・シングル「Run The World」も初登場して来ています。


では、アルバムに行きましょう。


ALBUMS

1(2)21/Adele
2(-)Glee The Music Presents Warblers/Glee Cast
3(1)Wasting Light/Foo Fighters
4(18)Lemonade Mouth/Soundtrack
5(6)Femme Fatal/Britney Spears
6(3)Paper Airplane/Alison Krauss+Union Station
7(10)Sigh No More/Mumford&Sons
8(4)So Beautiful Or So What/Paul Simon
9(5)F.A.M.E/Chris Brown
10(22)Never Say Never The Remixes/Justin Bieber


アデル、1位奪還です。そして2位にはGleeの新コンピ。今回こちらは、カートが胸ときめかすジェントルな男子校、ダルトン・アカデミーのグリー・クラブ、ウォーブラーズをフィーチャー。これは女の子からしたらキャーキャーな感じでしょうね。


そして4位に入って来たのは、その「Glee」に続けと、ディズニーが対抗したミュージカルTV映画「Lemonade Mouth」のサントラ。TV映画から売って行こうとするところは同じディズニーの「ハイスクール・ミュージカル」的ですね。今のアメリカのキッズの間では歌って踊って楽しむのが旬なんですかね。この流行りいつまで続くんだろう。


で、そう言ってたら、10位にはこちらもティーン大好きジャスティン・ビーバー。なんか「青春」って感じのチャートですね、今日は。



さて来週ですが、そこまで上位に来そうな感じはないのですが、”アメリカーナの第一人者”ことエミルー・ハリスのニュー・アルバム「Hard Bargain」から行きましょう。この人は70年代はグラム・パーソンズのパートナーとしてカントリー・ロックを牽引し、90sのアルバム「Wrecking Ball」から”オルタナティヴ・カントリーの元祖”的な捉えられ方をするようになったのですが、今回も音のスカッとした生音重視の抜け方、ソリッドな音作りがいいですね。そしてエミルー自身も本当に美しい!そんなわけで今日はこの曲でシメます!


 


author:沢田太陽, category:全米チャート, 10:44
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アメリカン・アイドル ここで上位予想
どうも。 


 だんだん新しい生活には慣れて来そうな感じです。じんましんも引いてくれて、サッパリとした気分です。 さて今日は、このネタ行きましょう。このブログで実は密かな人気トピックとなっているコレです。




はい。「アメリカン・アイドル」です。


先日、ピアの落選のとき、このブログの反響もすごく大きかったですね。日本にも番組固定のファンがかなり広がっていることを改めて実感しました。やっぱ、本国と1週遅れだと反応も早いですしね。FOX JAPAN、素晴らしい判断だったと思います!


で、現在ですが、こないだの土、日に、日本とブラジルではトップ8のオンエアを終えたばかりで、アメリカ本国だと、ちょうど今僕がこれを書いてるタイミングでトップ6のパフォーマンスです。


さすがにもうここまでコンテスタントが絞られて来ると、そろそろ「誰がファイナルに行くか?」というとこで楽しみになって来るものですが、今年の場合、ピアの脱落はあったとは言え、僕は久々に楽しんでる1年となってます。去年なんて、ファイナル近くは見るの退屈で仕方なかったですからね。そこで今日は、今後予想されるアメリカン・アイドル・シーズン10について語ります。



えっ、「ネタバレじゃないのか」って?大丈夫です。トップ7で落ちた人はかなり予想出来る人ですので。そういうことを踏まえながら、僕なりに今後の予想を書きましょう。



で、まず、上位争いですが、これに関して言ってるのは僕だけじゃなくて実に多くの人が指摘していることですが、上位グループは今はこの3人でしょう。





まずは”優勝候補筆頭”に今の感じだと踊り出た観の強いスコッティ・マックリーリー。この彼ですが、今シーズンに限らず、他のシーズンのトップクラスのシンガーと混ぜても上位に来そうなくらい実力のあるシンガーだと思います。とにかく声、良すぎ!ティーンエイジャーとは思えないほどの渋くて低い美声。ぶっちゃけ、そのまま声優の仕事出来ますよ。
しかも、南部にファン層の多く、過去にもカントリーには実績のあるアメリカン・アイドルです。パフォーマンスも毎週彼のは聞き惚れてしまうし、安定感も抜群。一見ダサいキャラもちゃんと立ってる。ということで、かなり盤石のように僕は思えます。


つづいて

 


ある時期のこの番組から、毎回上位進出者に必ず1人いるハードロック系男性シンガーの枠からだとジェイムス・ダービンですね。彼の場合は特にメタル・アピールがこれまでのコンテスタント以上に強く、以前にはジューダス・プリーストも歌ったし、この上の動画なんて、なんとザック・ワイルドがギターでサポートですよ!これはじめて見た時、何ごとかと思いましたが(笑)。で、トップ7ではMUSE歌ったらしいですよ!彼の場合は、これまでのコンテスタントがやって来なかったような、ちょっとマニアックな選曲もみどころ。あと、ハイトーンの保ち方も、これまでのこの番組のコンテスタントでは上位クラスですね。


 


続いては女性の実質ナンバーワンになっているローレン・アレイナ。この娘はこの番組の王道中の王道を行ってますね。ちょっとカントリーがかった音楽性の曲を歌うブロンドの若い女の子。現在まだ16歳のこのコもズバリ、ケリー・クラークソンやキャリー・アンダーウッド系譜をそのままついでます。歌唱力もその年齢のことを考えたら抜群です。この人も番組視聴者の感性的にはドンピシャな子であるのは間違いありません。


この3人までなら、優勝しても既にここ2〜3年の優勝者よりは力は上だと思います。文句も特に出ない気がします。


で、残りの3人もなかなか今年は良いですよ。僕が割とひいきにしてるのはこの人です。




このヘイリー・ラインハート。この人、ハッキリ言ってしまえば安定感はありません。ダメなときは全然ダメです。そのせいで、しょっちゅうボトム3には残ってます。なんだけど、このハスキーさの中にちょっと甘えた観のある高音ヴォイスで時にブルージーかつソウルフルに唸ったりもする。あんまり見ないタイプの不思議なシンガーですね。安定感で言えばローレンなんですが、しかし、ローレンがそれゆえにパフォーマンスそのものの突出した感じが今ひとつ弱いところがあるんですが、彼女は良いときが「おっ!」という感じになるのが面白いです。僕は彼女がどこまで残れるか、ちょっと期待してるんですけどね。


で、この人、もうひとつ注目なのが




同じトップ6のコンテスタントのケイシー・エイブラムスと交際の噂があるんですよね。で、これ多分、本当だと思います。だって、毎週の結果発表のとき、お互いが残ったことを確認するときのこの2人の顔つき、ほとんど身内ノリですから。よく近づいて抱きついたりもしてますしね。あそこまでは友情の域では出来ない気がします。で、この番組の歴史上、はじめてこうした番組オンエア中のカップル誕生というのも文字通りの”リアリティTV”で良いことだと僕は思います。


まあ〜、でも、順当に行っちゃうと、落ちちゃうのヘイリーだと思うんですけどね〜。上の3人に加えてケイシーとジェイコブというのもかなりの実力者ですから。なにげに僕、ジェイコブの実はすっごいゲイっぽいパフォーマンス、気になるんですけどね(男でハートの「アローン」歌いこなしてるのみてビビった!まるでドラッグ・クイーンのショウみたいだったもの)。ケイシーも一回一回のパフォーマンスが妙に濃い上に歌唱力がそれをしっかり裏付けてるところが良いです。ただ、彼のちょっと音楽マニアっぽい感性だと、番組視聴者的にはちょっとわかりにくいとこがあるかもしれません。



…と、そんな感じです。今年に関しては誰が残っても僕は楽しめます。
author:沢田太陽, category:海外TVドラマ, 10:08
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どこもかしこもGlee化現象
どうも。


なんか、昨日の夕方から突然発疹がひどくて、今日はお昼休みに急遽病院に行きました。今も薬が切れるとまだ結構かゆいですね。なんだろうこれ。なにが原因なんだか、いまだにわかんないんだよな。


今、そこまで大ネタはいろんな方面でないんですが、し損ねていたこのネタ行きましょうか。





日本で「グレイズ・アナトミー」の放送がどこまで進んでいるかよくわからないのですが、こないだブラジルであったこのGlee化現象を見てビビりました(笑)。このドラマ、最初の方はちょっと年は行ってはいるものの、大病院のインターンたちの青春物語的な感じで好きだったのですが、だんだん話がありえない方に行って見るのをやめてしまいました。ええ、そりゃ、スタートした当初から院内ラヴがもう大変で、そんな恋愛で心そこにあらずな先生には診てもらいたくないな(笑)とは思っていましたが。そこから、キャサリン・ハイグルが愛した患者の亡霊と話したりだとか、昨年のファイナルでも、院内が無差別殺人鬼に教われるだの、「そんな病院マジで行きたくないって(笑)」という状態でしたが、今度はなんと、こともあろうにミュージカルですよ!



で、今回これ歌ったの、





カリー・トーレス役のサラ・ラミレスですね。この人、ただでさえ、このドラマの中でこともあろうにバイセクシャルな医者を演じている人です。この人、もともとラテン系の歌手あがりなんですよね、たしか。どうりで歌は上手いわけです。で、驚くことに、






いつも不機嫌顔で知られるベイリー先生までもがこのミュージカルで歌ってるのが意外過ぎて笑えます。しかも、歌ってるのが、ここの主題歌として大ヒットしたスノウ・パトロールの「Chasing Cars」というのがまたベタです。もう、なんか、話はメチャクチャなんですけど、ここまで来たら許しちゃうかも(笑)。


そして、それだけで驚いてたら、先週、アメリカでこういう微笑ましい劇中ミュージカルがありました。






たしか今週で「The Office」から、スティーヴ・カレル扮する会社上司マイケル・スコットが 降板するんですけど、先週のエピソードはそのオフィスでのフェアウェル・パーティ。社員にいつも顰蹙を買い、迷惑も与えていたマイケルですが、長きに渡ってみんなからこんなに愛されてることを証明してます。普段はマイケルの寒さを面白可笑しく描いてるんですけど、たまにこういうホロッとする人情エピソードがあるのがいいんですよね。曲はもちろん「RENT」の「シーズンズ・オブ・ラヴ」の替え歌です。


で、この「The Office」、なんと来季続投です!今のところ後任は決まってないのですが、とりあえず、今シーズンの残りは、この人がオフィスの上司です。




なんとウィル・フェレルですよ!この人がとりあえず今シーズンのオフィスの上司役ディアンジェロ・ヴィッカーズを演じるのですが、彼が正式に主役を張るのかどうかは定かではありません。ただ、フェレル効果はやはり絶大で、2週前に初登場したときに視聴率が跳ね上がったと聴いています。さすがですな!



で、当の「Glee」ですが、僕はやはりファンではないです。ただ、それでも、この起用はベストだと思うし、後から振り返っても必ず思い出されるものになると思います。

 


やっぱ、いろいろやったところで、今シーズンはこれがベストなんじゃないかな。このグウィネス・パルトロウの「F..k You」。「Glee」のみならず、グウィネスにとっても久々に人々の記憶に残る役を演じた感じがあるし、おまけにしっかり歌えてるのが見事です。このホリー・ホリデイ先生、この先もちょくちょく出て来て欲しいものです。




で、「Glee」ですが、予想通りあの「Friday」やるみたいですな!いっそのこと、レベッカ・ブラック本人、出しちゃえばいいのに。
author:沢田太陽, category:海外TVドラマ, 09:00
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最新全米映画興行成績
どうも。


朝9時に着くように働きに行ってきました。今、それから12時間ほど経ってますが、そんなに眠くもなく良い感じです。今日はこれからあげないといけない原稿もあるので大変ですが、こういうのこなしていかないとね。



では火曜日恒例、全米映画興行成績を(ポスターをクリックするとトレイラーが見れます)。

 

1(1)Rio
2(-)Madea's Big Happy Family

3(-)Water For Elephant

4(3)Hop
5(2)Scream 4
6(-)African Cats


7(5)Soul Surfer
8(7)Insidious
9(4)Hanna
10(8)Source Code


先週に引き続き、「Rio」が2週連続の1位。ブラジルでももちろんこの季節最大のヒットです。アメリカの興行も2週目でまだ2500万ドル超えているのは立派です。



その「Rio」にわずかな差で届かなかったのが、今「ブラック・ムーヴィー」といって最大の人気シリーズになってます、タイラー・ペリーのマディア・シリーズの実に第11弾目となります「Madea's Big Happy Family」。いちものマディア婆ちゃんのコメディですが、去年はこれのミュージカル・ヴァージョンが先に出ててそれで当たってたみたいですね。ただ、今、このタイラー・ペリーの映画ほど、アメリカの外の国でリリースされない映画も珍しいです。黒人コミュニティのネタがあまりに多すぎるからなんでしょうかね。まだ僕も実はこのシリーズ、見たことないのでなんとも言えませんが。ただ、映画の評判自体はそこまで芳しくなく、Metacriticでは49点に止まっています。


それに続いて3位に初登場は、ロバート・パティンソンとリース・ウィザースプーンによる文芸ラヴ・ロマンス「Water For Elephant」。これは世界恐慌時にサーカス団で酷い仕打ちを受けた若者が、その一座の性格の悪いカリスマ・マジシャンの妻との不倫の愛に落ち、同時にそのサーカスの希望の星である像に希望を託すお話。青年の役がロブで相手役がリース。そして、マジシャン役が、今、嫌な男を演じさせたら世界一に近いかもしれません、クリストフ・バルツ。一見、聞こえは良さそうなんですが、いざトレイラーなんかを見ると、やっぱなんだか不自然なんですよねえ…と思っていたらMetacriticもそこまで良くなく54点。なんか外しちゃってる観は否めません。



続いて6位に初登場は、”ディズニー版ディスカヴァリー・チャンネル”の趣な、ディズニーネイチャー配給の大自然ドキュメンタリー「African Cats」。これはアフリカのサバンナにおいて、ライオンとチーターがどう生きのびるかに迫ったドキュメント。テーマ自体はすごくシンプルですが、「やっぱいざ見てみたら面白いよね」という感じなんだと思います。Metacritic採点も上々で63点。特に子供に自然と動物について教えるとっかかりなどにはいい映画だと僕も思います。


…と、今週はこんな感じですね。



さて来週ですが、世紀のバカ映画、帰って来ます(笑)!あのヴィン・ディーゼル主演の痛快カー・アクション「Fast&Furious」、遂に第5弾目です。そして、今度のこの映画の舞台はリオ・デ・ジャネイロ!う〜、それでも見るかどうか微妙(笑)。でも5弾も続いてることの方がすごいかも!


 

author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 07:27
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最新全英チャート
どうも。


この週末はイースターでした。はじめてのイースターということもあり、デカい卵形のチョコ(その中にさらにチョコ)も食べたし、ゆでたまごをカラーリングしたりしました。…で、そのカラーリング卵で思い出したんですけど、 実ははじめてじゃなくて、幼稚園のとき、僕はキリスト教系のとこに通ってたんですけど、そこでイースター卵を食べたことを思い出しました。実に36年ぶり?あれがイースターだったのか。そして、それが明けると、明日から早起きDayのはじまり。毎朝早く起きる生活なんて、浪人生のとき以来なのでちょっと不安なんですが(笑)、まあ、「この23年もの間、もう少し朝からシャキシャキしてたらもう少し人生がグレイトになっていたかも」と思って頑張ろうかなと思います。


では、そんな感じで、月曜恒例、全米チャート、行きましょう!


SINGLES

1(1)Party Rock Anthem/LMFAO
2(-)Unorthodox/Wretch 32 feat Example
3(2)On The Floor/Jennifer Lopez
4(58)Fast Car/Tracy Chapman
5(8)Beautiful People/Chris Brown
6(4)Sweat/Snoop Dogg
7(3)ET/Katy Perry feat Kanye West
8(5)Just Can't Get Enough/The Black Eyed Peas
9(14)Judas/Lady Gaga
10(9)Buzzin/Mann feat 50 Cent


LFMAO、2週連続の1位ゲットです。そして2位に初登場はWretch 32のカッコいいヒップホップ、「Unorthodox」なんですが、UKロック・ファンなら「おおお!!!」なサンプリングですね、これは。もちろん、これです!


 


あ〜、今、Hard To ExplainのDJをまだやってたら、これは真っ先にかけたかったなあ〜。このストーン・ローゼズのオリジナルの方も何度かかけたことがあるんですけど、かけるたびに盛り上がる曲でしたね。今度のHTEのパーティで、誰かかけないかなあ。5/7にあるようですが。


そして4位は、これもお馴染み、トレイシー・チャップマン1988年の世界的大ヒット曲、「Fast Car」。この突然の再浮上は、あのスーザン・ボイルを輩出したイギリスの人気番組「Britain's Got Talent」でマイケル・コリングスというコンテスタントが披露して話題になったからのようです。

 


本当にyoutubeはこういう時に便利でいいなあ〜。昔だったら、「そんなの知ったことか」と思って知ろうにも知ることが出来なかったのに今はこうしてすぐに検索可能なわけだから。昔はこういうものをわざわざ確認したいがために渡英も考えたりもしたんですけど、そういう金の使い方をしなくて良くなったのも良いことだなと思います。で、このヴァージョン、かなり立派だと思います。


あと、9位は先週紹介したガガが入って来ましたね。PVが出たり、アルバムが出たりしたら、また上がって行くでしょうね。


では圏外行きましょう。今週は18位に初登場のこの曲行きましょう!

 


ビヨンセ待望のニュー・シングル「Run The World」ですが


こういうのを待ってたんだぜ、ビヨンセ!!!!


いやあ〜、これ、僕の中ではものすごく久しぶりにグッと来たビヨンセの曲ですね〜。デスチャのラスト・アルバムくらいから、「なんか曲が無難過ぎて冒険がないんだよなあ〜」と、正統的なR&Bの枠を破れないことにヤキモキしてたところがあったんですけど、これは久しぶりに良いですよ。プリミティヴなリズムで攻める曲って、この人、昔から得意ですからね。こういう曲をもっと歌うべきでしょう。加えて、オートチューンとは一線を画す路線(というかこの人、そっちはやってないんだけどね)で来てるのも良い。彼女は妹のソランジュが音楽的にかなり飛ばし気味な人で、ダーティ・プロジェクターズとかオブ・オントリオールとか、かなり濃いUSインディ・バンドとツルんだりしてたりするんですけど、そういう刺激が良い風に出たかな。これはアルバムも期待出来そうです。



では、アルバム行きましょう。



ALBUMS

1(2)21/Adele
2(1)Wasting Light/Foo Fighters
3(3)19/Adele
4(7)Who You Are/Jessie J
5(6)Loud/Rihanna
6(8)The Ladykiller/Cee-Lo Green
7(10)Doo-Wops&Hooligans/Bruno Mars
8(5)On A Mission/Katy B
9(4)Glee The Music Vol.5/Glee Cast
10(-)Transition/Chipmunk


先週1位を明け渡したアデルですが、1週で1位を奪還しました。フー・ファイターズはダウンこそしましたが2位。1位をとっても翌週からのダウン幅の大きなロック勢の中においてこのキープ力はなかなか大したものです。


そして10位にはラッパー、チップマンクのニュー・アルバムが初登場。


あと圏外ではゴリラズの新作(というより曲的には未発表集なにおいが強いんだけどなあ)が12位、そして先週紹介したジェイミー・ウーンが15位で初登場。なつかしいとこだと、あのホワイトスネイクが33位で初登場してたりもします。



来週ですが、デカい新作リリースがないですね。動画で紹介したいようなものが見つからなかったので、今日はこのままシメます。では!
author:沢田太陽, category:全英チャート, 06:00
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