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海外ドラマ史上に残りそうな邦題!
 どうも。


もう、お気づきかと思われますが、テンプレート変えました!デザイン、100%気に入ってるわけじゃないんですけど、「記事ごとに枠」「左手にサイドバー」「可愛い過ぎない」のを条件にプロバイダーの持ってるものから選んだらこれになりました。ここのところ、youtubeが大き過ぎてサイドバーとぶつかっちゃってたからね。見た目に汚くてスミマセンでした。だいぶ読みやすくなった上にオススメ商品でこのブログらしいものを選べたのは良いかなと思います。


さて、昨日に引き続き海外ドラマ・ネタ行きますが、この秋はどうやら日本でもWOW WOWがすごいみたいですね。これをやると知ってビックリしました!






これは「Drop Dead Diva」といって、こちらブラジルでも結構人気高いドラマです。これ、アメリカではメジャー局の放送ではなく、かと言って最近ドラマで注目されているHBO、SHOWTIME、AMCの作品でもなく、LifetimeというCATVのドラマです。Lifetimeという局は「Project Runway」をシーズン6から放送している局なんですが、一般的に知られているのはせいぜいこの番組程度。なのでこれは、作品の力ひとつで知名度を獲得したドラマで、そういうこともあってか、アメリカのエンタメ・メディアでもマイナー系の局のドラマとしては異例なくらい取り上げられているほどです。


話の方は、性格最悪女王さまなモデルと、性格は良く仕事は優秀なものの身だしなみに気をつかわない太めの女性弁護士が同じタイミングで死に、その瞬間、モデルの魂が弁護士に乗り移ってしまう、というお話。「見かけは太めの弁護士なんだけど、中身はモデル」となった彼女(上の写真の手前の人ですね)は、不慣れな弁護士活動に戸惑いながらも、これまでにない発想で次々と大活躍して行く…みたいな感じです。


そんな「知る人ぞ知る」好ドラマにWOW WOWが目をつけたのも凄いなとは思うんですけど、これについた邦題、これが凄い!その名は



私はラヴ・リーガル



これをWOW WOWのオフィシャルで見たとき、思わず目が点になりました(笑)。これ「ラヴ・リーガル(love legal。英語でこれじゃ意味通じないけど「法廷が好き」という意味でしょう)」というのと「ラヴリー・ガール(lovely girl)」というのの二つをかけた、英語によるダジャレのタイトルです。これ、もはや「笑点」の域です(笑)。もう、こういうやりとりが目に浮かびます。


「美人とかけて、弁護士志望ととく」「その心は?」「私はラヴ・リーガル」



…みたいな感じのノリでおそらく現場の人は決めちゃったんでしょう。でも、これ、ひとつ大きな問題が。



内容知らない人には、なんのことだかすぐにはさっぱりわからない!



あらかじめ知ってる人には「う〜ん、なるほど〜」でも、これから知る人にいきなりこのタイトルは結構キツいと思うんだけどなあ〜。まあ、ここまでトリッキーな邦題もそうは簡単に唸れないだろうから凄いとは思うんだけど。ちなみに僕、原題のセンス、好きなんですよね。「Drop Dead Diva」(生まれ落ちたわがまま女王様)というタイトルが番組内容そのままだし、頭文字にDが3つ並ぶ語呂の良さも良いしね。



で、WOW WOWの新作でもうひとつ驚いたのがこれですね!





これは「ナース・ジャッキー」といって、アメリカだとSHOWTIMEで放送されてるドラマなんですけど、これはブラジル在住者としては非常に悔しいです。まだ、こっちでもやってないのです!僕の知ってる限り、こういうパターン(つまり日本で見れるけど、ブラジルでは見れない)というのはこっちに来てはじめてじゃないかなあ。


これは、型破りな看護士ジャッキーが次々と難病を解決!みたいなドラマで、同時に病院に渦巻く闇をも描いているコメディなんですが、この主演のイーディ・ファルコは先日これの演技が認められエミー賞コメディ部門の主演女優を獲得までしました。そのときのスピーチで「わたしは全然おかしくないのに、こんなの取っていいのかしら?」などと言ってましたが、正直、あんまりこの発言、僕にはいい印象残しませんでしたね。「だったら最初から引き受けなかったらいいじゃん」って思ったもの。たしかに「ソプラノズ」をはじめシリアスものがメインな人だけど、同じ部門でノミネートされてたトニ・コレットだってシリアス系もよくやってるど、彼女だったらそんな発言してなかったと思うし。謙遜から出た言葉だとしても、カッコ良くないと思います。まあ、そんなことはドラマの内容とは全く関係なく(笑)、これまで聞いて来た評判からも判断して間違いなくいいドラマであろうから、僕も素直に見てみたいんですけどね。



…ということもあり、この秋のWOW WOWの海外ドラマには期待していいんじゃないでしょうか。加入料高いけど(苦笑)。

 

author:沢田太陽, category:海外TVドラマ, 05:24
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いよいよニュー・シーズン到来!〜この秋話題の海外ドラマの評判(3)
 どうも。


まだtwitter、慣れません(笑)。時間かかるものなのかな。


で、お待たせしました!先週から紹介している「この秋から放送の海外ドラマの評判」。今日がラストです。これで、主なものは全部紹介出来るはずです。では行きましょう!


どうやら”マスト”らしい新ドラマ object width="560" height="340">





これ、CBS、力入れてますね。刑事ドラマ「Blue Bloods」。主演は80sカルチャー好きにはなつかしいワイルド口ひげの生き残りトム・セレック。上の動画の静止画像に映ってるトム・セレックの息子の刑事はドニー・ワールバーグ。あのマーク・ワールバーグの兄貴、というより、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのドニーです。聖子ちゃんともデュエットしたヤツです(笑)。これ、なんで注目度高いかというと、プロデューサーが「ソプラノス」と同じなんですよね。「シプラノス」は現代のマフィア一家のお話でしたが、今度は「警察官一家」のお話です。Metacritic採点は70点。


 


これ、僕、個人的にすごく期待してるシリーズなんで嬉しいです。「No Ordinary Family」。これ、話はわかりやすく「実写版Mr.インクレディブル」。嵐の夜に一家が不思議な力を身につけてしまって大活躍…という展開。これ、ブラジルでもはじまる予定で、かなり熱心に番宣打ってて面白そうだったので気になります。Metacritic採点は、レヴューの3分の2がポジティヴ評価を下し66点。


ちょっと厳しい滑り出しとなってしまった心配な新ドラマ




こちらはABCの法廷ドラマ「The Whole Truth」。これ、ジェリー・ブラッカイマー絡んでいるんですが、そろそろ彼の名での神通力が切れて来たのか、NBCの「The Chase」同様、評価は微妙です。それでもこちらはまだ57点と半分以上の評価なので、まだなんとかなるか。 value="http://www.youtube.com/v/-e7DndFck-k?fs=1&hl=en_US&rel=0&color1=0x3a3a3a&color2=0x999999">


こちらはNBC黄金の木曜コメディ枠に飛び込んで来た新コメディ「Outsourced」。若い会社員が会社のシステムのアウトソース化に伴いインドに赴任し、そこでのドタバタぶりを描くというもの。たしかに新しい切り口ではあり、ポジティヴに評価する意見もあるものの、評価は「賞賛」「微妙」「否定」の3つに完全に分かれてしまってます。ファンベースのあったエイミー・ポーラー主演の「Parks And Recreation」を派の圧覚悟でミッド・シーズンに飛ばしたのが吉と出るか凶と出るか。46点。


 


続いてABCのアラサー向けドラマ「My Generation」。これは、9/11の頃に大学生だった若者が今どうなったかをモキュメンタリー形式で作ったもの。これ、局側の期待はすごく高い番組だったのですが、6月のパイロット版放送の時点で大不評。今もそれを引きずってるのですが、ただ、肯定的意見が少し出始めたのが救いか。43点。


今、すぐ打ち切ってもいいと思う新ドラマ




これはもう、笑っちゃうくらいに評判最悪です。CBSの新コメディ「Bleep.My Dad Says」。これはPCのことがわからないお父さん世代と息子世代のギャップを描いたコメディなんですが、主演のウィリアム・シャトナー、79歳ではいくらなんでもこれ「Bleep,My Grandad Says」でしょう。最初にこの話を聞いたときから違和感あったのですが、これも「My Generation」と並んで6月のパイロット版の時点での評判は最悪。今回の新ドラマにおける採点でも群を抜いて低得点のなんと27点。しかも27レヴュー中、否定評価が19もあるという。これはもう既に終わってますね。逆にどんなものか、一話だけ見たいですけど。



…と、今回の新ドラマはこのような感じです。整理すると


好評

「Boardwalk Empire」「Raising Hope」「Blue Bloods」「The Event」「No Ordinary Family」


まだ期待出来る

「Hawaii 5 O」「Nikita」「The Defenders」「Mike&Molly」



だいたい、こんなところだと思います。この中で一番評判の「Boardwalk Empire」はブラジルでも10月中旬からはじまりますが、これは日本でもそこまで遅れずに放送はじまると思います。


で、実はまだもう一本、新ドラマ、残ってます。10/31にアメリカでスタートし、ブラジルでも日本でも既に放送が決まっている、かなり鳴り物入りのドラマがコレです!


 



これが「The Walking Dead」。これは簡単に言ってしまえばゾンビと生存者との戦いを描いたドラマなんですが、制作者があの「ショーシャンクの空に」のフランク・ダラボンで、元の放送曲が「マッドメン」「ブレイキング・バッド」で時のチャンネルとなっているAMCというのがかなり大きいです。これはスタートしたらかなりの話題になるのではないでしょうか。


ただ、こういう風に評価を紹介したところで、これはあくまで「スタート時の印象」でしかありません。実際のところ一番大事なのは「これからどうなるか」ということ。向こう半年、これらのドラマの動向が気になります。



…って、書き終えたと思っていたら、ショッキングなニュースが。


「Lone Star」、Foxが2話で打ち切り決定!!


ゲ〜ッ、前回のこのコラムでもこのきな臭い噂について書いてたので覚悟はしてたんですけど、これ、今回の新ドラマの中でも評判は3番目くらいに良かったんですよ〜。これは視聴者から批判の標的となりそうな信じられない決断。これだから、わかんないんですよね〜。


author:沢田太陽, category:海外TVドラマ, 07:30
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最新全米映画興行成績
どうも。


昨日ふと、以前自分がtwitterに登録してたことを思い出し、勢いではじめてみました(笑)。でも、「やり方がどうこう」以前に、面白さが正直わからない。なんか、ひとりごとなら普段からここでいっぱい言ってるし、あえてあそこで語る必要ないのかなあと。なので、もしあと2週間とか1ヶ月とかやってみて面白くないと思ったらやめちゃうかもしれません。なんか、面白くなるためのアドバイスとか友達に教えてもらおうかなあ。



 そんな感じで、火曜日恒例、全米映画興行成績を(ポスターをクリックするとトレイラーが見れます)。



1(-)Wall Street:Money Never Sleeps


2(-)Legend Of The Guardians:The Owls Of Ga'Hoole


3(1)The Town
4(2)Easy A
5(-)You Again


6(3)Devil
7(4)Resident Evil:Afterlife 
8(5)Alpha And Omega
9(6)Takers
10(9)Inception


1位はオリヴァー・ストーンの代表作のひとつ、1988年の「ウォール街」の続編。今回は娘にキャリー・マリガン、以前チャーリー・シーンが入ってた役どころにシャイア・ラブーフが入り、今の若い人の感覚を出してますね。


オリヴァー・ストーンって人は、なんか映画を彼なりのジャーナリズム理論を展開するための”手段”に利用してるように見えるところが僕は好きじゃないです。僕は元来、「音楽がたくさんフィーチャーされているからその映画を見る」みたいな鑑賞法でさえ、なんか映画に失礼に思えてイヤがるほどのタイプなので、そういう気持ちが出てしまうのかもしれませんね。


で、今日、オリヴァー・ストーンを理解するために彼の映画を一本見ておこうと思い「JFK」を見てみたんですけど、この人の場合、ちゃんとした映画の見せ方自体はちゃんと出来てるんですね。ストーリー・テリングはしっかりしてるし、演技出来る人もちゃんと集めて話に重厚さもちゃんと出せている。問題なのは、自分の論を強引に展開しすぎて扇動的になりすぎちゃってるとこなんですね。「JFK」もドナルド・サザーランドが出て来て20分近く「ジョンソン陰謀説」を延々と説くまでは良かったです(笑)。そこから先がドラマそのものより監督の自己主張が完全に上回ってしまうのがどうなのかな〜って感じでしたね。ただ、「どうにも自分の気持ちを訴えておかなくては!」というどうにも止められない衝動の爆発がある分、この人の映画の中では無理矢理な説得力がある分良いかなとは思いましたが。


で、今回のこの「Wall Street」ですが、Metacritic採点では59点。「絶賛評」と「微妙評」が半々な感じではありますが、「否定評」は全くなかったようですね。と言うことは「ドラマとしてはそこそこ見れる映画」ということなんでしょうね。



2位に初登場は、これ、日本でも「ガフールの伝説」のタイトルで公開されるようですね。この「正義の味方」のフクロウの話、この3Dの絵が強烈だなあと思ってみていたら、監督ザック・スナイダーなんですね!納得。この人の場合、話はさておき、「300」にせよ「ウォッチメン」にせよ、映像は思わず目が点になりますからね。来年春に出る「Sucker Punch」っていう、70sのお色気ガールズ大活躍のアクション・カルト映画の21世紀CGヴァージョンみたいな映画も彼が監督なんですけど、これも絵的にはずかしいくらい強烈だもんね(笑)。で、この「ガフール」、Metacriticでは54点。まあ、「人によっては」という感じでしょうか。


で、5位初登場の「You Again」は、クリステン・ベル主演のコメディ。高校時代にいじわるだった女の子が自分のお兄さんと結婚することになったクリステン・ベルが、なんとかその同級生の本性をわからそうと奔走するお話だそうです。お母さんがジェイミー・リー・カーティス、おばさんがシガーニー・ウィーヴァー、おばあちゃんがベティ・ホワイトと脇役がやけに豪華なんですが、話はどうやら良くないようでMetacriticでは29点。クリステンはこの前の主演作「When In Rome」も20点台で大酷評されていただけに、これが続くとちょっと主演格ピンチかな〜。「ヴェロニカ・マーズ」の次がつかめそうでつかめないですね。「ゴシップ・ガール」のナレーションはすごく上手なのになあ。


その他この週は限定でもう2本ほど公開されてます。ライアン・レイノルズ主演の密室サスペンス「Buried」とウディ・アレンの新作「You Will Meet A Tall Dark Stranger」。採点では前者が63点で後者が58点。ウディ・アレンは毎年必ず新作を出して来るヴァイタリティはすごいと思うんですけど、この10年くらいは3年に1回良い作品があるかないか、って感じですね。と言うことは、来年の作品あたりは冴えてるかも。ただ、これだけ毎年新作出されちゃうと、ちょっと見逃すだけで見てない作品が山積みになっちゃうので結構大変なんですけどね。


さて来週ですが、すごい週です!以前からこのブログでも話題の2つの映画、「The Social Network」と日本でも大好評だったスウェーデン映画「僕のエリ 200歳の少女」のハリウッド・リメイク「Let Me In」が入って来ますが、この2つの評判が凄い!まだ全体の10〜20%しかレヴューの点数出ていませんが、「The Social Network」、なんと100点!レヴュー8つの時点でなんと100点満点が7つ!「Let Me In」がレヴュー4つの時点で93点。さあ、これ、最終的にどうなるか。すごく楽しみです。と言うことで今日は文句なしにこの2つのトレイラーでシメます!

author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 05:28
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最新全英チャート
どうも。


ホークス、優勝しました。やった〜!!!


まあ、今はクライマックス・シリーズがあるので単純には喜べませんが、それでも嬉しいものです。ここ5年くらい、そこまで強いホークスではなかったですからね。秋山政権は、基本は王野球の継承な感じで、そこに西武時代の抜け目なさ加えようとしてるみたいな感じを去年から受けてましたが、それがうまく行っているようですね。良いなあと思うのは投手起用。「とにかく中継ぎを盤石に」というのは、ホークス黄金時代に尾花が築いた方法論ですけど、そこを上手いこと継承しつつ、ドラフト高順位とかに左右されずに、ひいきすること一切なしに意外なヤツがチャンスつかんでそのまま出世するような感じを生んでるのが良いと思います。あと、ベイスターズ・ファンからもしょっちゅう愚痴を聞かされてきた、あの多村がホークスで遂に好成績をあげたのもデカかったですね!「なんでコイツはフル出場ってのがこうも出来ないかなあ」と、ベイのファンと同じ苦情をホークス・ファンも3年持ってたんですけど、遂に持ってる素質を無駄にしないシーズンをベイでの最高シーズン以来、5年ぐらいかかってようやく過ごせましたね。問題はこれが来年、再来年と続くかですが(笑)、とにかく2010年は彼にとってのベスト・シーズンだと思います。



あと2年ぐらいしたら和田と川崎がメジャーなのでこういう喜びが味わえるシーズンは少なくなりそうなので今のうちに喜んでおきたいです。それ以前に、日本の野球状況がよくわからなくなる日の方が近いか。


 
では、月曜恒例、全英チャート、行きましょう。



 SINGLES

1(-)Just The Way You Are(Amazing)/Bruno Mars
2(2)Teenage Dream/Katy Perry
3(3)Dynamite/Taio Cruz
4(4)For The First Time/Script
5(1)Start Without You/Alexandra Burke ft Laza Morgan
6(6)Love The Way You Lie/Eminem feat Rihanna
7(-)Focus/Emma's Imagination

8(8)Katy On A Mission/Katy B
9(10)Impossible/Shontelle
10(-)I'm In Love(I Wanna Do It)/Alex Gaudino


ブルーノ・マーズ、先日の全米1位に続き、イギリスでも初登場No.1。これはここに来てそうとうデカいニュー・スターの誕生になりそうですね。


トップ10内に初登場は2曲。7位には数週前にも別の曲でエントリーして来た、イギリスの新オーディション形式のリアリティ・ショウ「Must Be The Music」の人気コンテスタント、エマズ・イマジネーション。この番組、一回見てみたいな。で、10位にはイタリアの人気DJ、アレックス・ガウディーノ。これが彼にとっての4曲目のトップ10ヒットになります。イタロだけあって、やっぱ曲調チャラいなあ。 トップ10圏外を見てみましょう。今週は50位から13位に急上昇してきたこの曲行きましょう。


 



これも「ジャージー・ショア効果」なのかな〜。エンリケ、完全復活ですね。「I Like It」で能天気なイケイケ・ノリで押し切ってしまったと思っていたら、これでさらに追い打ちかけようって感じなんですね。しかもデュエット相手はプッシーキャット・ドールズのニコール。この人も今や「Dancing With The Stars」の前シーズンで優勝しはじめせいで、今やすっかりリアリティ・ショウ・スターですからね。あんまりポジティヴな輪だとは思えないけど(笑)、時の流れを味方につけてる感じはありますね。


では、アルバム行きます!



ALBUMS

1(4)Going Back/Phil Collins
2(1)Science&Faith/Script
3(-)Postcard From A Young Man/Manic Street Preachers
4(5)Flamingo/Brandon Flowers
5(3)Band Of Joy/Robert Plant
6(-)Hands All Over/Maroon 5
7(2)A Thousand Suns/Linkin Park
8(7)Teenage Dream/Katy Perry
9(11)Sigh No More/Mumford&Sons
10(6)XX/The XX



なんとフィル・コリンズが1位取っちゃったよ!これっていつ以来だ?調べたところ、12年振り。その12年前がベスト盤なので、オリジナルとしては17年振りなんですって。こんなところで来るのか、フィル・コリンズ・ブームが!?


それに押されてマニックスが3位、マルーン5が6位という実に意外な結果になりました。いや〜、世の中なにが起こるかわからないね。


ちなみに今週はちょっとしたベテラン週なんでしょうかね〜。11位には、今や”ハイディ・クルムのダンナ”と言った方が世間に通じやすいシールの新作、13位には先週なにげにamazonの予約チャートで順位が高かった元ディープ・パープルのグレン・ヒューズとレッド・ツェッペリン伝説のドラマー、ジョン・ボーナムの息子ジェイソンと人気ブルース・ギタリスト、ジョー・ボナマッサによるバンド、ブラック・カントリー・コミュニオン、15位にはサンタナの新作が初登場しています。



さて来週はマーク・ロンソンのニュー・アルバムが入ってきます。最近、エイミー・ワインハウスにディスられたりしてますが、新作はどうなんでしょう。今日のシメはこの中から、ザ・ヴューのカイル・ファルコナーをヴォーカルでフィーチャリングしたナンバーでシメます。シンガーの選び方は相変わらず上手いねえ。

 


あっ、それから、勢いでtwitter、今頃になってようやくやり方がわかりはじめ(笑)、はじめちゃったりしています。興味のある方は、taiyosawadaでチェックしてくださいね。

author:沢田太陽, category:全英チャート, 04:12
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ふと1989年のことを思い出した
 どうも。


プロ野球パ・リーグの動向がかなり面白いことになっているようですね。今日の最終戦でホークスが勝つと優勝、今日ホークスが負けてライオンズが勝ち、さらに次の試合に勝てば逆にライオンズが最終試合で優勝。こういう競ったペナントレースって久しぶりですね。


もちろん僕は100%ホークス支持です!「ライオンズも昔に福岡のチームだった」ことなど僕には通用しないのです(笑)。横浜にも延べでかなり長い年数住んでいたため、今では横浜が日本での第2の故郷の意識も強いのでベイスターズも応援しはじめているんですけど、とは言え、やっぱホークス、福岡移転が決まったその日から今日までずっとファンなわけです。野球の試合が全くと言っていいほど見れなくなった今でも、たまに試合結果は気にしてチェックしていたし、ペナントが加熱している今は毎日チェックしてます。


で、ホークスといって印象深い年は、僕にとっては1989、1999、2003年。後ろの2つの年はやっぱ日本一になった年で特に99年に中日に勝って初の日本一になった瞬間は野球見てはじめて泣いてしまって自分でも驚いたくらいなんですが(泣)、その日本一の年と同じくらいに、”ファン一年目の年”というのはよく覚えているものです。


1989年。この年の春に僕は大学に入学して、横浜市の中区に住みはじめました。当時にして築30年近くの、風呂なしの初期の鉄筋アパートだったために家賃は当時でも破格に安かったんですが、立地条件がやけにやく、桜木町駅から徒歩にして5分前後の位置で、窓からはなんとみなとみらいの大観覧車が見えた(今と位置が違いますが)ほどです。ただ、そんなオシャレな環境にありながらも、当時のバブル真っ盛りの世の慶大生だったわけですが、あのなんかうわついたキャンパスの感じと大学生デビューに目の色変える同級生にも違和感を感じ、僕は狭い畳の部屋にひとり閉じこもってましたね。そこで、福岡ダイエーホークスの歴史上最初となる公式戦(相手は日ハム)をNHKのナイター中継で見ましたね。そのときまだテレビ台が部屋になく、30センチ平方のTVを畳に置いて寝転がって見たんですが、当時のエース山内孝徳がサヨナラ・ホームラン打たれて負けたのまではっきり覚えてます。で、この年は、後半戦が割に調子よくて4位だったんですけど、川崎球場にロッテ戦をよく見に行ってました。確実に動員1000人も行ってなく、伝説の閑古鳥球場でしたね(笑)。



で、その年に自分がどういう音楽聴いてたかも、よく覚えているものです。「そりゃ、ストーン・ローゼズにピクシーズだよ!」なんてカッコつけて言いたいところですが、残念ながらそうではなく、当時はまだ思いっきりビルボード少年でしたね。上京した当時流行ってたのはこんな感じですね。


 


これは特にTV神奈川で本当によく聴いた歌ですね。当時、なんでこの人がウケてるのかよくわからなかったし、20年経っても謎です(笑)。当時かなり嫌いだったんですが、まさか10数年後、ポーラが「アメリカン・アイドル」で、歌手時代のキャリアを茶化されながらも癒し系審査員として復活することになろうとは、この時は知る由もありません。



で、このときに僕の入ってた「アメリカン・トップ40研究会」で流行ってたのがこれかなあ。

 


これは僕も好きな曲でしたね。今でも、”バングルズ”という単位抜きで曲が一人歩きしてるくらい人気ありますもんね。このあたり聴くと、馬車道に今もあるディスク・ユニオンとか、石川町にあったタワレコに徒歩で歩いて買いに行くのが何よりも楽しみだったことを思い出します。まだCDが紙の筒に入ってる時代でしたね。


で、この当時はまだ音楽にばっかり夢中で映画は今ほどじゃなかったんですけど、当時家から数分のところに便利なメジャー系の映画館があって、そこでこれを見ましたね。

 


「レインマン」。ちょうどこれがオスカーで大勝したのが、大学入ったばかりの年でしたね。これ、すぐに見に行ったんですけど、10代の頃って、映画見終わったとき、ちゃんとした結果がよくわからないとイヤだったりするものですけれど、そういうのがなかったせいで、なんだかよくピンと来なかったんですね、これ。その後、TV放送で何度も見返して良い映画だと思えるようになってるんですけど、当時の自分は子供過ぎたかなあ。



あと、僕も大好きだったし、とりわけサークルの人たちが好きだった映画が「恋人たちの予感」かな。メグ・ライアンが「ラヴコメの女王」となるキッカケとなった映画ですけど、当時既に「ウディ・アレンの真似」と言われてたくらい、映画自体の作風がすごく理屈っぽく、すごく通俗っぽいのに知的な雰囲気も感じさせる映画でしたからね。これはその後もTVで何度も放送されてメグ・ライアンのカフェで悶絶するあの場面も歴史に残る名シーンとして語り継がれていますからね。当時、この監督のロブ・ライナーの大全盛期でしたけど、この数年後から急速に消えて行ったんだよな。どうしたんだろう。



で、ですね。この当時の僕、あまりその当時の「新しいロック」って聴けてなかったんですよね。ガンズ&ローゼズとかは好きではあったんですけど、なんかこれも完全にはフィットしなかったというか。そういうこともあって、この当時よりちょっと前のロックをほじくって聴いてたし、そういう人のコンテンポラリーなものをよく聴いていた記憶があります。

 


このあたりは本当によく聴きましたね。クイーンは僕が最初に好きになったバンドで、80年代の初頭は本当によく聴いたものでした。一時期僕がMTV系のニュー・ウェイヴ系のバンドが好きになったあたりで離れてたんですけど、このアルバム聴いて完全にファンに戻りましたね。このアルバムのときにフレディのエイズの噂がまことしやかに流れて、それで目が離せなくなったというのもありました。で、エアロスミス!この年の夏休みに70sの頃のベスト盤を関西で買ってみたところ、「なんだ、『パーマネント・ヴァケーション』なんて全然甘口だったんだ。こっちの方が30倍カッコいいぞ!」と思って聴き倒していた矢先に、上の動画の曲がタイミングがニュー・シングルとして転がり込んで来て。70年代の最初の全盛期のフィーリングを取り戻しただけでなく、それをさらに倍にして返したくらいの怒濤の勢いが「パンプ」というアルバムにはありましたね。90sに異様に巨大化するわけですけど、それはこの名盤に詰まっていたマジックこそが可能にしたのだと今でも僕は思ってます。



ただ、今にして思うんですけど、「あ〜、この年こそ、僕はアメリカに住んでおくべきだったのに!」と思う年でもあるんですよね〜。そう僕が後悔したのは、この年からまだ3年ほどしか経っていない時でした。

 



「失敗したな〜」と思うのは、この2曲をリアルタイムで聴き損なっていたことです。両方とも、その後の人生に重要な曲になってると言うのに。特に上の「Fight The Power」は、僕がヒップホップと映画の両方に強く興味を持つキッカケとなったので本当に忘れられません。それくらい僕にとって「Do The Right Thing 」という映画は重要なのです。あとはやっぱりピクシーズは聴いておきたかったなあ〜。この当時にニルヴァーナの「ブリーチ」を仮に聴いていたとしても僕が大ファンになったかはちょっと怪しいところもあるんですが、これは当時聴いても行けたかもしれなかったなあ〜。ソニック・ユースとかダイナソーJrあたりは今も特定の曲を除いてバンドとしての思い入れはぶっちゃけなかったりするんですけど、ピクシーズはどれ聴いても好き。やっぱ僕の場合、「ギター」に興味がなくあくまで「曲」の人だったりするものでね。あっ、ストーン・ローゼズは、あんまり後悔してません。マッドチェスターは当時も今聴いても正直あまり好きな音楽でなかったりするので(ハウスが苦手だからですけど、苦笑)。


僕が後年、「インディや海外の耳の早い人が注目してるものをちゃんと伝えないとダメだ!」とばかりにHard To Explainみたいなメディアはじめた理由に、この年から少し経って感じた後悔があるのは事実ですね。



それから21年も経ったというのが、ちょっと信じられないですね。Hard To Explainにこの年に生まれたメンバーが実際にいたりするんで、やっぱりかなりの時間が流れてはいるんだなあと思いますけど、頭は抱えたくなりますね(苦笑)。

author:沢田太陽, category:個人話, 13:46
comments(0), trackbacks(0), - -
なんでこんな程度で?
 どうも。


めずらしく書くネタに困ってた(ドラマのネタ、来週まで待ちたいのです)らこんなものが。



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これ、ケイティ・ペリーの出演した「セサミ・ストリート」ですけど、このシーンがカットされたって何で?「子供に刺激が強すぎる服装」ってのが理由らしいんですけど、でも、ケイティのファンって、セサミ見てるような子供にもたくさんいると思うんだけど。 



 今どきにしてはすごくめずらしいレベルのニュースで驚いたよ。
author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 12:21
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