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最新全米映画興行成績
どうも!


エミーが終了しましたね。まあ、「マッドメン」、強いですね。あれだけ話題になっていた「Lost」のファイナル・シーズンであれ全く歯が立たなかったわけですから。その「マッドメン」にもっとも近かったのが「Breaking Bad」という、同じAMCのプログラムというところに、今のアメリカのTV局におけるCATV局のパワーを感じます。これ、TV映画部門におけるHBOの完全独裁状態にも言えることですけどね。


そして「Modern Family」、かなり強いだろうとは思ったものの、あそこまで勝つとは正直なところ思いませんでしたね。まあ、新しいものはドンドン出て来てるということなんでしょうね。逆に、さい先よくあれだけ話題になっていた「Glee」が今の時点で2部門程度しか取れないのは予想は出来ていたとはいえ、少し気になりますね。第3シーズンくらいで息切れ起こしそうな感じはするものね。


でも、今回のこのエミーのおかげで、この先、楽しみなアメドラ増えました。ありがとう。


あっ、それから、今回のエミーは残念ながら勝てなかったけど、とうとう日本でもDVDがリリースされた「30 Rock」のDVDの推薦記事、Hard To Explainのウェブ用に書きましたので、是非コチラでチェックしてください!せっかく気合い入れて書いた文だったんでライター・クレジット、入れて欲しかったんだけどな〜(泣)。


では、いつものように火曜日恒例、最新全米映画興行成績を(ポスターをクリックするとトレイラーが見れます)。



1(-)Takers



2(-)The Last Exorcism



3(1)The Expendables
4(2)Eat Pray Love 
5(5)The Other Guys
6(2)Vampires Suck
7(9)Inception
8(7)Nanny McPhee And The Big Band
9(8)The Switch
10(6)Pirahna 3D


初登場は1位と2位で共に2000万ドル・レヴェルと、あんまり高くはない数字ですが、ちょうどサマー・シーズンのピークを超えた時期でのリリースということでこの高順位でした。


接戦の末1位となったのは、先週も予告的に紹介した「Takers」。4〜5人のギャングスターとマット・ディロン扮する警官によるクライム・サスペンスです。クリス・ブラウンとT.I.がギャングスターのメンバーで意外にもT.I.がカッコ悪いヘマやる役っぽいですね。



で、2位になったのが「The Last Exorcism」。先週の公開日の時点ではこっちの方がリードしてたんですけどね。こちらですが、どうやらこれ、最近流行りのモキュメンタリー形式を使ったホラーみたいですね。つまり、ちょっとだけ基本はフィクションなんだけどドキュメンタリーのインタビュー部分みたく、出演者が誰かからのインタビューに答えるシーンを織り交ぜて話が進むあの感じ。去年の「District9」もこの形式でしたよね。


で、早いですけどMetacritic採点行きます。「Takers」、あんまりよくないですね、45点。一方、「The Last Exprcism」はホラーとしてはまだ珍しい手法が活きたのか、なかなかいいですよ、63点。


あとトップ10に目を向けると、先週の初登場組よりは3週目を迎える「エクスペンダブルズ 」や「食べて、祈って、恋をして」、そして4週目でまだ5位となかなか健闘しているわれらがウィル・フェレル主演の「The Other Guys」(今度は「俺たち…何になるんだろう?」)の方が上に来てますね。先週5つもあった初登場組は6位以下にダウン。意外なことに最初に姿を消したのは2番目に初登場順位が高かったバウワウの「Lottery Ticket」。これが一番、オーディエンスに固定ファンが多かったということでしょうか。その全体の低調さに助けられるように、ロングヒットを続ける「インセプション」が、興行の数字自体は落ちてるのに、その落ち込みが他の作品よりもダメージが少ないため9→7位と再浮上してますね。



さて来週ですが、ジョージ・クルーニーがアントン・コービンと組んだサスペンス映画「The American」が入ってきます。多分、こっちが1位だと思うし僕もクルーニーは「正統派すぎるけど、でもやっぱ外さないで上手いよね」という感じで好感も持ってるんですが、ここはあえて、ドリュー・バリモア主演のロマンティック・コメディでも。ドリューもなんだかんだでロマコメ女王で「ウェディング・シンガー」やら「ラヴソングが出来るまで」あたりは僕もかなり好きだったりするんですが、今回のお相手は実生活でもくっついたり離れたりのジャスティン・ロング。そういうこともあって楽しみではあるんですが、今回はその「Going The Distance」のトレイラーでシメましょう。

 

author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 05:48
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エミー賞授賞式 生ブログ
 授賞式の前のお約束映像。ジミー・ファロンが「Glee」のメンバーやティナ・フェイとまず楽屋を歩きます。そこで着飾ったケイト・ゴスリンに声をかけられますが一行無視(笑)。ドレッシング・ルームでは「30 Rock」の際のジョン・ハムがベティ・ホワイトばありゃんにダンス・レッスンを受けていて、カートがベティばあちゃんに「あら、どうかしたのかしら?」と言われ、目をそらします(笑)。すると一行の前にスー先生が、いつものように赤いスムージーをぶつけます。そこから皆でブルース・スプリングスティーンの「明日なき暴走」をみんなで歌います。すると気がつくと「Lost」のハーリーが加わり、ジミー・ファロンの衣装がいつの間にか「ボーン・イン・ザ・USA」のときのスプリングスティーンの衣装に早変わり。そこから実際のエミーに移って「明日なき暴走」完奏。いいオープニングですな。



で、タキシードのジミー・ファロンが登場し、アコギで弾き語りしながら会場をまわり趣旨説明。最後にエイミー・ポーラーにマイクを渡してまずはコメディ部門の紹介。2009年度シーズンの主要なコメディが細切れで流れます。


まず最初のプレゼンターはジョン・ハムとベティ・ホワイト。まずは助演男優賞。


コメディ助演男優賞 エリック・ストーンストリート(「モダン・ファミリー」)


「モダン・ファミリー」の主人公のジイさんのゲイの息子の結婚相手のデブ・ゲイ役のエリック・ストーンストリートが取っちゃいましたね。こういうとこでのスポットライトははじめてのようで、客席のお母さん映しながら涙ながらのスピーチです。


ジミー・ファロンがtwitterでのツィートを呼びかけてます。そこでツゥートの一部を紹介して「ソフィア・ヴァルガラはとにかく美しい」と紹介したあと、その本人と「ビッグ・バン・セオリー」のシェルドンこと、ジム・パーソンズがプレゼンター。脚本賞です。


コメディ脚本賞;スティーヴン・レヴィタン(「モダン・ファミリー」)


ゲッ、やっぱ「モダン・ファミリー」強いわ。こりゃ、独占して持って行っちゃいそうだなあ。たしかにストーリーの設定はオモロイんだけど、そこまで新しさはないんだけどなあ。


続いて、コメディ・セントラルのニュース・コメディ・ショウ「コルベール・リポート」のスティーヴ・コルベールがプレゼンター。ジョン・トラヴォルタの「ヘアスプレー」や80sのブレイク前のトム・ハンクスがTVで演じた女装の役に触れ、会場のトム・ハンクス爆笑。そこで助演女優賞の発表。


コメディ助演女優賞;ジェーン・リンチ(「Glee」)


そりゃ、そうでしょう!!だって「Glee」は彼女のためのショウだもの!スピーチでパートナーのことに触れ、客席のレズビアンのパートナーの喜ぶ姿が映されてました。


続いてマシュー・ペリーと「ギルモア・ガールズ」のローレライ・ギルモアだったローリー・グレアム。一気に3つ発表。

ゲスト男優賞:ニール・パトリック・ハリス(「Glee」)
ゲスト女優賞:ベティ・ホワイト(「サタディ・ナイト・ライヴ」)
監督賞:ライアン・マーフィー(Glee)


続いて「モダン・ファミリー」の特別版が流れて、なぜかエピソードにジョージ・クルーニーが混ざって笑わせてました。続いてコメディ主演男優。エヴァ・ロンゴリア・パーカーとLLクールJがプレゼンター。


コメディ主演男優賞:ジム・パーソンズ(「ビッグ・バン・セオリー」)

おお〜、シェルドン、遂に受賞!!これ、嬉しいですよ。ホント、この人の演技は面白いもの!でも番組の評価自体がなかなかあがらないため、彼だけがノミネートなんですよね。そのことに対する不満を彼は以前から述べていましたが、スピーチでも「番組みんなの力で取れたんです!」と力説してますね。


続いてニール・パトリック・ハリスがプレゼンター。発表は主演女優


コメディ主演女優賞:イーディ・ファルコ(「Nurse Jackie」)


この人かトニ・コレットのどちらかかと思ってましたが、この人でしたね。「私は全然おもしろくないのに、取っちゃっていいのかしら」と彼女の弁。たしかにイメージ、シリアスだもんね、本来は。


続いてジミー・ファロンが会場のキム・カーダシアンとデュエットしてリアリティ・ショウ部門へ。


プレゼンターはfOXの新ドラマ「Running Wilde」の主演コンビ、ウィル・アーネットとケリ・ラッセル。


最優秀リアリティ・ショウ:トップ・シェフ


おお〜、ついに「アメイジング・レース」敗れたかあ〜。この番組、こっちでやってるけど見たことなかったんだよなあ。見てみるか。


続いてドラマ部門。2009年度のドラマが流れたあと、プレゼンターにマリスカ・ハジテイと男の人、わかりません。ごめんなさい。まずは脚本賞。


脚本賞:マシュー・ワイナー&エレン・レヴィ(「マッドメン」)


やっぱ強いは、「マッドメン」。しばらく無敵かもね。スピーチが空しくもカット。喋りすぎだ(笑)。続いて助演男優賞

ドラマ助演男優賞:アーロン・ポール(「Breaking Bad」)

おお〜っ、「Breaking Bad」、こっちで取ってきましたか〜。主人公ウォルターの元生徒でパートナーのジェシーが取りました。


あっ、プレゼンターがわからない!とりあえず助演女優賞


ドラマ助演女優賞:アーチー・パンジャビ(「The Good Wife」)

おっ、すごい番狂わせ!「マッドメン」の女優陣で堅いと思われていたところを受賞したのは、「ベッカムに恋して」で主人公のお姉さんの役演じてたアーチー・パンジャビ。出世したなあ〜。


続いてイーディ・ファルコが登場し主演男優賞。


ドラマ主演男優賞:ブライアン・クランストン(「Breaking Bad」)

やっと予想当たった〜!このドラマ、好きだから嬉しいなあ。進行癌の男の役だから、話どこまで続くかわからないけど、話のズブズブ具合がハマるのです。


プレゼンターは新ドラマ「Undercover」の黒人美形カップル。ゲスト出演賞

ゲスト男優:ジョン・リスゴー(「デクスター」)
ゲスト女優:アン・マーグレット(「ロー&オーダー」性犯罪特捜班)


で、この2人がプレゼンターになって監督賞

監督賞:(「デクスター」)


続いて、ジミー・ファロンがエルトン・ジョンやグリーン・デイに扮して放送終了した「24」や「Lost」へのトリビュートを歌う。エルトンの「風の中の火のように」はわかるんだけど、グリーン・デイの「グッド・リダンス」ってセンスは新鮮でいいかもね。


続いて「Glee」のマシュー・モリソンにティナ・フェイがプレゼンター。


ドラマ主演女優賞:キーラ・セジウィック(「クローサー」)


今日の番狂わせ2つ目。随分長く続いて来て、エミーのノミネートでも地味だったこの人が取ったのかあ。ダンナさんのケヴィン・ベーコンが映りました。



続いてヴァラエティ・ショウ部門。


アワード部門:トニー賞


授賞式発表としては優秀なのか。悲しいことにあまり中継されないんだよな。


続いてリッキー・ジャーヴェイスがプレゼンター。なぜか会場に突然ビールが配られます。


ヴァラエティ監督賞:ヴァンクーヴァー五輪の監督


さすがにこのあたりになるとアメリカでの放送見ないからよくわからん!


ナイトショーor音楽ショウ賞:デイリー・ショウ

コメディ・セントラルの「Daily Show」、強過ぎです!ジョン・スチュワート、賞を受け取りにさえ来ません(笑)。


ボブ・ホープ人道賞:ジョージ・クルーニー


チャリティに貢献したセレブに送られるボブ・ホープ・ヒューマタリアン・アワードはジョージ・クルーニー。プレゼンターは「ER」時代に彼女役だったジュリアナ・マーグリース。クルーニーのスピーチ、淡々としてました。


続いてTVでのミニ映画。代表的なものをフラッシュで見せてます。プレゼンターは「The Office」の”ジム”ことジョン・クラシンスキーと「マッドメン」のジャニュアリー・ジョーンズ。僕の隣で見てる妻もジャニュアリーのドレスを見て「horrible(ひどい!)」と言ってます(笑)。


TVミニ映画助演女優賞:ジュリア・オーモンド(「Temple Grandin」)

わかりません!HBOのドラマだけど、日本にいるときだから見れなかったよ。

続いてプレゼンターはクレア・デーンズ。TVミニ映画の助演男優賞


TVミニ映画助演男優賞:デヴィッド・ストラザーン(「Temple Grandon」)

この人、「グッド・ナイト&グッド・ラック」の主役やってた人ですね。


で、突然なぜかジュエルが登場。この1年で死んだTVスターをしのぶ歌を歌ってます。しかし、TV界ってある時期までは知られてない時期が長かったのでさすがにわかりません。アーノルドやデニス・ホッパーはわかるんですけど。妻も「全然わからない」と言ってるくらいだから、そうとう難易度はかなり高いんでしょう。


TVミニ映画脚本賞:アダム・メイザー(「You Don't Know Jack」)

これはHBOで見たよ!アル・パチーノが尊厳死を推進する実在する医師の役を怪演するTV映画ではもったいない傑作ですよ。


TVミニ映画主演女優賞:クレア・デーンズ(「Temple Grandin」)

これ、そのうち見なきゃ。クレアがオバサンの役で何かやってるのは写真では見たことあったんだけど。それにしても老けたね、クレア。客席に彼女が演じた実在のモデルがいます。


続いて「トゥルー・ブラッド」のスーキー、ビル、エリックの3人。スーキーとビル、腕組んじゃってるよ。公私混同だ!


TVミニ映画監督賞:ミック・ジャクソン(「Temple Grandin」)
TVミニ映画主演男優賞:アル・パチーノ(「You Don't Know Jack」)

「Temple Grandin」見たくなって来たなあ。アル・パチーノ、当然でしょう。70歳ってのに若いね。喋り方はいつも一緒だね。


プレゼンターはローレンス・フィッシュバーン。

TVミニ・シリーズ:The Pacific
TVミニ映画作品賞:Temple Grandin


続いてプレゼンターはトム・セレック。まずはドラマ部門の作品賞


最優秀ドラマ:マッドメン

強え〜。マジで激強だろ!!「Lost」のラスト・シーズンでも歯が立たないんだったら、勝つドラマ、しばらくないだろ、これ。これで第1シーズンから全シーズンで勝利。早くシーズン4、見てえ〜。


さて、最後は最優秀コメディを残すのみ。


最優秀コメディ:「モダン・ファミリー」

まあ、役者の部門での勝ち方見るに勝つのは予想出来たけど。我が家での評価は「過大評価」なのです。特に妻は「納得いかない」と言っています。たしかにあのモキュメンタリー調のストーリー展開って「アレステッド・ディヴェロップメント」や「The Office」が先にあるから珍しくはないからねえ。人間関係の描き方は面白くはあるんだけど。


まあ、そんな感じです。
author:沢田太陽, category:海外TVドラマ, 09:00
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エミー賞 生ブログ(レッドカーペット)
 ブラジル、エミーの注目度すごい!3局で放送だよ!


まずはレッド・カーペットでのインタビュー。最初は「Glee」のスー先生、ジェーン・リンチ。ワンショルダーのパープル・ドレスを着てます。意外と胸、大きいんだなあ、ビックリ。スタッフがスー先生印のアディダスのトレーナー着てるのにユーモアがあります。



続いてベティ・ホワイトおばあちゃん。「おきれいですね」に「まあ〜、ホントうまいわねえ〜」という相変わらず切り返し上手。


続いてクレア・デーンズ。肩に着くくらいの長さのブロンドですね。オフ・ショルダーのキラキラのシルヴァーのドレスも素敵です。


続いて司会のジミー・ファロン。黒の蝶タイしてますな。


続いて「30 Rock」のジェーン・クラコウスキー。ワン・ショルダーのブルーのドレスでエレガントなまとめ髪。


続いて「ダメージ」のグレン・クロース。エミーには13回目のノミネートって凄いね。映画の印象も強いのに。60超えてるはずなのにキレイだなあ。オフ・ショルダーのグリーンのドレスですね。


CMのあとはケイト・ゴスリン。…って、この人はセレブなのか?リアリティ・ショーで当てただけじゃねえか。「ジョン&ケイト」時代のフツーの主婦状態から一転、黒のいかにもなデザイナー・ドレスにエクステつけてキメたまとめ髪。他のセレブと比べても明らかに肩に力入りすぎててヤダ。


続いて「マッドメン」のジョン・ハムの奥さん役ですね、ジャニュアリー・ジョーンズ。ブリーのオフ・ショルダーのドレスに無造作なヘアアレンジもいい感じです。


続いて「デスパレートな妻たち」のエヴァ・ロンゴリア・パーカーと、そのダンナのNLF選手。二人して黒でバッチリとキメてますな。ダンナ、「メン・イン・ブラック」みたい。


CM後、「Glee」のカウンターテナーのゲイ少年、カートことクリス・コルファー。地声も高っ!ゲイ役にはピッタリだな、やっぱ。


続いて「Dancing With The Star」のキャリー・アン・イナバ。茶髪のロングの巻き髪にブラックのドレス。ゴージャスな感じですね、この人はやっぱ。


続いてなぜかシンガーソングライターのジュエル。胸元強調のオフ・ショルダーの肌色に近いピンクのドレス。しかもこれが小さめ。担当の男性レポーターほめてるけど、僕はあんまり好きじゃないなあ。


続いてティナ・フェイだ〜!!!アワードのときはいつもメガネなしな人ですが、今日はいつもより眉しっかり濃く書いてますね。髪はうしろで一本でしばってます。シンプルなんだけど、袖の短い白地を黒の薄い生地で覆って細かい刺繍ほどこしたカッコいいミニドレスですね。


CMのあと、「Glee」のシュー先生こと、マシュー・モリソン。男性陣、どの人も基本が黒のタキシードで蝶タイで区別あんまりつかないんですが、下のシャツがほのかにストライプです。で、衛星中継で結んだどこかの高校のグリー・クラブの女の子に「頑張ってください!」とお約束のように言われてます。


続いて「New Adventure Of Old Christie」というより、もうトークショウ・ホストとして知られてますね。ワンダ・サイクス。髪ちょっと伸びてパンチパーマみたいだったアフロがデカくなってますな。金ピカのワン・ショルダーのドレスも70sのソウル調。ブラック・アクセントの強い喋り方は相変わらず強烈ですな。


続いて「マッドメン」のジョン・ハム。12年連れ添ってる奥さんと一緒にいます。ただ、このジョン・ハムの着てるスーツ、そこまでファッションに詳しくない僕でさえ高級ってわかるぞ、これ。色違いの襟の部分と肩幅のカクッとしたライン、高そうだな、あれ。


CMのあとは、「モダン・ファミリー」の主人公の再婚相手のラテン・グラマー、ソフィア・ヴェルガラ。ゴージャスな巻き髪ロングヘアに体の真ん中をすごく絞ったゴールドのオフ・ショルダーのドレス。すっごくセクシーです!


続いて「モダン・ファミリー」のこれは主人公の娘さん役で二児の母役のジュリー・ボウエン。ドラマの中だと主婦なので地味なんですけど、ここでも派手じゃないけどいい感じです。


続いて、えっ、一瞬わかんなかった。「Glee」のレイチェルことリア・ミッシェル。前髪作っちゃたんだ。長さも胸よりは上になっちゃったね。あか抜け…きってないなあ。あんまり似合ってる気が…。



で、ファッショッン・チェックになってますね。ああ〜、やっぱ、ソフィア・ヴェルガラ、ほめられてますね〜。ダントツだと思う。リアもほめられてるんだ。キム・カーダシアンもいきなり映ってほめられてますね。この人、大嫌いなんだけど、たしかにこの純白のドレスは目引きますね。スー先生のパープル・ドレスもほめられてます。


評判悪いのはジャニュアリー・ジョーンズ。さっき映されてなかったけど、スカートの裾の部分がたしかに過剰に広がりすぎてますね。「トゥルー・ブラッド」のアナ・パキンも酷評。たしかに服、これは小っちゃすぎる気が。











author:沢田太陽, category:海外TVドラマ, 08:01
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最新全英チャート
どうも。


今日はエミーの発表ですが、その前にレギュラーである全英チャートの発表もサクッとやっておきましょう。


 SINGLES

1(-)Dynamite/Taio Cruz
2(2)Love The Way You Lie/Eminem feat Rihanna
3(3)Club Can't Handle Me/Flo Rida feat David Guetta
4(1)Green Light/Roll Deep
5(-)Katy On A Mission/Katy B
6(4)We No Speak Americano/Yolanda Be Cool&DCUP
7(6)Billionaire/Travie McCoy feat Bruno
8(-)Crossfire/Brandon Flowers
9(5)Beautiful Monster/Ne-Yo
10(8)Airplanes/B.o.B feat Hayley Williams


今週はトップ10に初登場が3曲。いい感じです。1位初登場は既にアメリカでの大ヒット中のタイオ・クルズの「Dynamaite」。この人も気がついたら今年随一のヒットメイカーですね。


5位に初登場はR&B系白人女性シンガーソングライター、ケイティB。この人は今や急に名門となってしまったイギリスのミュージシャン専門学校ブリット・スクールの卒業生としても知られています。エイミー・ワインハウス、ケイト・ナッシュ、アデルの後輩というわけです。この学校どういう教育してるんだろう。興味あります。


そして8位はキラーズのブランドン・フラワーズのソロ・シングル。ソロといっても、この曲は全くもってのキラーズ調。それも、キラーズのここ最近のアルバム収録曲に匹敵するか、それ以上の出来だと思いますね。サビ、良すぎ!これはサンパウロのカレッジ・ラジオでもアーケイド・ファイアの「Ready To Start」と同じくらいによく耳にします。こないだもうちの妻の車の中でかかってて、彼女が「これ、キラーズの新曲なの?」と聞いてきたくらいだから、違和感はないんでしょうね、やっぱ。ただ、Hard To Explainの若き編集長、クリハラさんの話によりますと「MUSEもビックリなドラマティックな世界みたいな展開がある!」とのことですが。耽美趣味はソロでの方が出しやすいのかな。



で、”耽美派”というところで話がつながりやすくなった。今週のトップ10圏外、先週の173位からなんと一気に21位に急上昇して来たこの曲を聴いていただきましょう。

 



ようやくブレイクの兆しが見えて来ましたね。NMEが年始からずっと押して来たマンチェスターの"DCブランド・リヴァイヴァリスト"みたいなデュオ、Hurtsが上がって来ました。良かったですね。これであと数週先に迫ったアルバム発売に向けて勢いがつきますね。見るからにナルシストの塊のような美形ぶりですが、Hard To Explainの女子チームたちもキャーキャー言って騒いでおります(笑)。ヴォーカルの名はセオというのですが「せおっぴ」という愛称で早くも呼ばれております。僕はこのPVを見るたびに気になって仕方がないのですが、その右隣のフラメンコ・ダンサーみたいなお姉様はいったい…。



では、アルバム行きましょう。



ALBUMS

1(2)Recovery/Eminem
2(4)The Defamation Of Strickland Banks/Plan B
3(1)The Final Frontier/Iron Maiden
4(5)The Suburbs/Arcade Fire
5(8)Eliza Doolittle/Eliza Doolittle
6(9)The Fame/Lady Gaga
7(12)Sigh No More/Mumford&Sons
8(3)Headlines/Saturdays
9(6)Crazy Love/Michael Buble
10(-)Surfing The Void/Klaxons


エミネム、3度目の1位返り咲き。通算6週目の1位です。あとはそこまで大きな変動はないですが、10位にクラクソンズの2ndアルバムが初登場して来ています。前作が初登場1位にしてマーキュリー・プライズまでとった作品の次作としてはセールス・批評共にパッとしないものとなってますね。ロス・ロビンソンという意外な人選をプロデューサーに選ぶなど、なんとか新しいことは試みようとしてましたけど、それ以前のソングライティングの部分での成長があまりなかったところでケチがついたか。オクラになったアルバムって、どんな感じだったんだろう。こうなると聴きたくもなりますね。


で、来週に関して言うと、ケイティ・ペリーのアルバムが初登場1位かな、というとこですが、ケイティのは頻繁に紹介して来てるので今週は来週の予告をお休みして、今週なぜか12位に登場して来た、なつかしいこのバンドのベスト盤の中の大ヒット曲でシメましょう。イギリスってたまにこういうことが起きるんですけど、しかしよりによって、なぜ今、ベイ・シティ・ローラーズのベスト盤がこんなに売れてるんだろう?曲は「Saturday Night」でも「Bye Bye Baby」でもなく、個人的に大好きなこの曲で。


 
author:沢田太陽, category:全英チャート, 04:19
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明日の朝、エミー賞授賞式、生ブログです!
 どうも。


前にも宣伝しましたように、明日の朝、エミー賞を生ブログします。受賞関係は朝の9時からになると思いますが、8時くらいからスタンバイしておこうかなと思います。


では、全然当たらないだろうけど、僕の予想です。


ドラマ部門


最優秀ドラマ

Mad Men

「Lost」のファイナル・シーズンと迷うとこですが、盤石の強さの「Mad Men」で。なにげに「Breaking Bad」の動向も気になりますが。


主演男優賞

ブライアン・クランストン(Breaking Bad)

犯罪の泥沼化と癌の進行がシリアスになって来た中、壮絶さの中にトホホな妙味も同時に演じられてる意味ではこの人押したいですけどね。


主演女優賞

ジュリアナ・マーグリース(The Good Wife)

これは堅い気がします。


助演男優賞

テリー・オクィン(Lost)

やはりジョン・ロックで。


助演女優賞

クリスティーナ・ヘンドリックス(Mad Men)



コメディ部門


最優秀コメディ

30 Rock

これは願望も込めてですけど。みんな「Glee」を騒いでますけど、僕はむしろ「Modern Family」の方が強敵な気がしてます。


主演男優賞

アレック・ボールドウィン(30 Rock)

これは堅いかな、やっぱ。個人的には「ビッグ・バン・セオリー」のシェルドンもすごく好きなんだけど。


主演女優賞

トニ・コレット(United States Of Tara)

ここも本当はティナ・フェイで押したいとこなんですけど、名性格女優・トニ・コレットはさすがに評価されるべき人だからなあ。


助演男優賞

ニール・パトリック・ハリス(ママと恋に落ちるまで)


ここ最近の人気考えたら、この人にすべき。


助演女優賞

ジェーン・リンチ(Glee)

「Glee」の役者部門で受賞すべきなのは、このスー先生だけだと思います。



僕の予想はこんな感じですが、さあいかに?

author:沢田太陽, category:海外TVドラマ, 14:45
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「ベストキッド」?それとも「カンフー・キッド」?とにかく見に行った
 どうも。


さっきまでこれを見てました。





日本だと結局「ベストキッド」のタイトルなのかな。「Karate Kid」、とにかく見て来ました。


日本でもたしか2週間くらい前の公開のはずですが、こっちは昨日の公開でした。やっぱ、アジアものが絡むと日本公開早いよね。



で、感想ですが、素直に楽しめましたよ。すごくよく出来てると思います。オリジナルではそこまで丹念に描かれてなかった主人公と母親との関係や、主人公のロマンスのくだりがものすごく詳細に描かれていたり、主人公のドレがカンフーからライフ・レッスンを学ぼうとかなり一生懸命なところとか、キッズ映画とは思えないくらいに丁寧に描かれていました。


あと、僕が個人的に気に入ったのは時代設定のうまい変換。25年前だと、離婚を経て生活に必死な貧しいイタリア系家系のママが息子をつれてカリフォルニアに引っ越して、そこで日本人のミヤギさんに出会うというお話でしたが、今回は、デトロイトの黒人のキャリアウーマンのママが栄転に近い形で中国の自動車工場の責任者みたいな形で赴任するという感じ。まあ、日本人としては「ジャパン」よりも「チャイナ」の方にパワーがあるように世界的に見て映ってるようでちょっと残念でもあるんですが。



あと、こと”カンフー”ということに関して言えば、やっぱジャッキー・チェンって、どう人をエンターテインさせたらいいのか、本当によくわかってますね、さすが。これはジャッキーのお家芸でもあるんですけど、”常に100%強そうには見せない”とこは上手いですね。普段は”すごくいい加減”とか”ボケキャラ”とか、そして今回のハンさんみたいに”疲れたキャラ”とかっていうところから、キメのところで間違いなくカッチリとカッコよく決めるあの美学。彼が演じて来た幾多のキャラの中でもこれはベストのうちのひとつなんじゃないかな。50を超えた今だからこそ出来る感じですね。適度に中年太りして引き締まってみえなかった風貌も含めて、これは良かったと思います。


あと、主人公のドレを演じたジェイデン・スミスは将来が楽しみな好演ぶりだったし、ママ役のタラジPヘンソンのちょっとトボけたとこも垣間みせるオバサンっぽい演技もやっぱうまい。これはよく考えられたリメイクだと思います。


しかし


これ、「よく作られすぎてる」がために、逆に人々の記憶に残っていくのかどうか、ちょっと心配です。


1984年のオリジナルは、今考えると随分とチャチく作られてた映画でした。主人公と母親の関係についての描写は薄いし、恋愛のシーンもサラリと進行してそれが主人公にとって大事なものなのかどうなのかもよくわからない。トーナメントまでの進行だって結構バタバタでした。今から考えてみると、映画の作りとしては決して丁寧なものとは言えず、80sっぽい極端なファッションや音楽が安っぽさを助長している部分もありました。


ですが


皮肉なことに、その適度ないい加減さとこっぱずかしさがあったがゆえにオリジナル「Karate Kid」は人々の記憶に強く残るものにもなった。それは、よく描けていない部分が多い反面、ミヤギさんの施す破天荒なレッスンの可笑しさとか、トーナメントがクライマックスに近づくにつれてうまく盛り上がってくるボルテージの高さ。その勢いが、そうした短所を十分に補ってあまりあったし、短所が逆に「ツッコミがいがあって笑える箇所」としてうまく機能もしてました。



そんな前作と比較すると、今作は「完成度」という点では、前作の欠点を修正して、より映画として理想的な作りを目指しているため、ぶっちゃけ点数自体は上だと思います。ただ、問題なのは、そういうグレードの高い映画を目指しているのに、今回の主人公や彼の対戦相手やカノジョの世代が、小学6年or中学1年という、高校生を対象としていた前作よりも本来ならガキッぽく見えるものにしてしまっていることです。たかだか12歳の子供のスポ根描くのに、ここまでディテールや人間関係を細かく描写したり、修行にまるで自分探しのようなスピリチュアルな意味合いを付与する必然性が果たしてあったのか。だいたいキッズ映画なのに尺が150分もあるのは、いくら何でもちょっと行き過ぎてるとも思うし。こういうところには、ハリウッドの本格作に出演して来た”ジェイデン君のパパ”でもあるプロデューサー、ウィル・スミスの「大人目線でのハリウッド映画の公式」をちょっと無理に当て込みすぎてるのかな、と思います。


ぶっちゃけ”子供映画”なんだから、多少作りがいい加減でも、”その世代が持ってる、その時代に生きているからこそ生まれた価値観”を全面に出した方が、たとえ主演スターが「あの人は今」の懐かしの存在になろうが大成しようが、人々が好んで語りたがる話のネタとしては残って行きやすいものなのです。しかし、今回のこのリメイクは、そうした今の若いコの”今を生きてる世代観”という、肝心なところがすごく甘い。ポップ・カルチャーのレファランスもないわけではないけど、何年か経ったときに「うわっ、なつかしい!」と言われそうなのは、クレジット・ロールで流れるジャスティン・ビーバーの歌ぐらい。で、このビーバー君の曲が見ていてすごく浮いちゃうぐらいに話自体がうまく作られすぎてしまっている。で、それでいて「本格派の映画」として見た場合、そこはやはり子供のお話なので、どうしてもそこまで本気に見ることが難しい。…となったときに、「これはどこまで人々の記憶に残るのかなあ」という疑問は残ってしまいました。



あと、「これはやっぱ違うだろ」と思うのはタイトル。これ、いくらオリジナルが「Karate Kid」であろうと、内容的にはやっぱり「Kung-Fu Kid」。だいいち空手に関する言及は一切ないわけで、主人公もカンフーで戦ってるわけなんだから。実際、これまでのハリウッドでもリメイクに際してタイトルを変えて作り直すことも珍しいことでもないし。ここは素直に「カンフー・キッド」で行って欲しかったな。


…でもまあ、十分に楽しめるし興行的にも成功してもいるので、「Karate Kid 2」のリメイクもあるでしょうね、これ。沖縄行く代わりにどこ行くんだろうね。台湾とかかな?


author:沢田太陽, category:-, 06:34
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