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最新全米映画興行成績と英国アカデミー賞(BAFTA)の結果

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どうも。

今日はグラミー賞でもありますが、同時にイギリスのオスカーことBAFTAアワーズの授賞式でもあります。この結果は祀っ見で紹介しますね。

では、全米映画興行成績、行きましょう。

1(-)The LEGO Movie 2 The Second Part

2(-)What Men Want

3(-)Cold Pursuit

4(2)The Upside
5(1)Glass
6(-)The Prodigy


7(6)Green Book
8(4)Aquaman

9(5)Spider Man Into The Spider Verse
10(3)Miss Bala

このような感じでした。

初登場1位はコレでした。

2014年の大ヒット・アニメ「LEGO Movie」の続編が帰ってきました。

今回のこの映画、前作で監督を務めたクリストファー・ミラーとフィル・ロードがプロデュースと脚本のみで監督なないんですよね。その辺りが響いたか、3400万ドルと思ったほど高くない数字でしたね。


評判も前作ほどは良くありません。Metacriticで65点、Rottentomatoesで83点。実は今日、一家で映画館で見てるんですが、正直途中まではつまんないんですが(苦笑)、「結局、それが言いたかったのね」というとこにくると「ニヤリ」って感じでしたね。個人的なことを言うと、僕の場合、極めてこのストーリーにピンと来る家族構成だったりするので、そこはツボでした(笑)。ちなみに前作は長男トムが人生で最初に映画館で見た映画でした。

初登場2位は「What Men Want」。

これはですね

2000年にヒットしました、懐かしいですね、メル・ギブソンのロマンティック・コメディ「What Women Want」のリメイクです。前作はギブソンが突然、女性の内なる声が聞こえるようになった話だったんですが、今回は人種と性別をスワップして、ギブソンのところをタラジPヘンソンが演じています。

これは1900万ドルと、この系統の作品にしては高い順位なんですが、評判は今ひとつですね。Metacriticで51点、Rottentomatoesで47点。

3位の「Cold Pursuit」なんですが

このようにリーアム・ニーソンによる復讐劇なんですが、今週の彼はそれどころではありませんでした。

イギリスの新聞「The Independence」で、彼が40年ほど前に、親友の女性が黒人男性にレイプされたことへの腹いせで、黒人を無作為に殺そうと銃を持って歩いたことがあった、という告白を行ったんですね。彼としてはこれを「愚かな過去を告白することで他の人への教訓にしてくれれば」と思ってやったんですけど、さすがに「殺意が湧いた」時点で話の説得力がなかったか、かなりの批判を浴びてしまい、この映画もプロモーションが途中からできない感じになってしまいました。

映画の評判自体はそこそこいいんですよ。Metacriticで58点、Rottentomatoesで74点ですからね。今後、彼、どうなるんでしょう?

6位初登場の「The Prodigy」はこんな映画です。

タイトルだけ見ると、音楽ファンなら「おっ!」と思うかもしれませんが、違います(笑)。これは、天才少年が実は心霊パワーで悪事も行うガキだった、というホラー映画。

「内容次第では」という感じでしょうが、Metacritic46点、Rottentomatoes43点では説得力がないですね。

さて、そうこうしているうちにBAFTAの結果、出ましたね。こんな感じです!

作品賞 Roma
監督賞 アルフォンソ・クアロン(Roma)
主演男優賞 ラミ・マレック(ボヘミアン・ラプソディ)
主演女優賞 オリヴィア・コールマン(女王陛下のお気に入り)
助演男優賞 マハーシャラ・アリ(グリーン・ブック)
脚本賞   女王陛下のお気に入り
脚色賞   ブラック・クランズマン
外国語映画賞 Roma
アニメ   スパイダーマン スパイダーバース
撮影    Roma
編集    バイス
録音    ボヘミアン・ラプソディ
美術    女王陛下のお気に入り
視覚効果  ブラック・パンサー
衣装    女王陛下のお気に入り
音楽    アリー/スター誕生

う〜ん、妥当といえば妥当なのですが、イギリスなので、ご当地映画として「女王陛下のお気に入り」、作品賞も含めてもう少し独占するかと思ったんですけど、どうも「Roma」の優位は揺るぎそうにないですね。

ラミも主演男優決まりかな。主演女優、助演女優がきになるところかと思います。

author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 08:13
comments(2), trackbacks(0), - -
Comment
すみません、助演女優賞が抜けている気がするのですが…
助演女優賞はレイチェル・ワイズでした。
女王陛下のお気に入り、日本では2/15公開です。
すみす, 2019/02/11 9:19 AM
今回のアカデミー賞の撮影賞などの放映カットについてはどう思われますか?私は本当に失礼で愚かな策だと思います。
「ROMA」の評もよければお待ちしてます。
haru, 2019/02/14 9:54 AM









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