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久々の秀作ティーン・コメディ!ネットフリックスの「セックス・エデュケーション」

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どうも。

 

こないだ書いた「コンマリ」のコラム、かなりの人に読まれたようで光栄です。あれ、本当に国際的なブームですね。

 

コンマリ、確かに面白いし良いとは思うんです。けど、僕の実際の好みで言えば、同じネットフリックスでも、こっちですね。

 

 

この、名前もかなり大胆ですね。「セックス・エデュケーション」です。

 

これもですね、欧米圏では、コンマリほどではないにせよ、メディア、結構話題にしてますね。それで興味持って、僕も見てみたんですが。

かなり、面白い!

 

 どんな話なのか、ちょっと紹介しましょう。

 

舞台となるのはイギリスのある学校。

 

 

主人公は高校生のオーティス(エイサ・バターフィールド)。彼のママ、ジーン(ジリアン・アンダーソン)は有名なセックス・セラピストですが、そのセクシーで大胆なママのキャラクターにすっかり圧倒されて育ったせいか、オーティスはママの職業を恥ずかしいと思い、オナニーもまだうまくできません。母一人に育てられたこともあり、性格もいたって内気です。

 

 

そんなオーティスはいつもベスト・フレンドのエリック(ンクティ・ガトワ)と行動を共にしますが、エリックは着るもののセンスからわかるように思いっきりオープンリー・ゲイで、彼も何かと目立ちます。

 

 

そんな彼らには、学校の校長のバカ息子で、基本、かなりいじめっ子体質のアダム(コナー・スウィンドルズ)がいて、かなりウザいちょっかいもかけられますが、彼にも大きな性の悩みがあり、そのことで付き合おうとしていた女の子からバカにされます。

 

 

そして一方で、学校一の不良娘メーヴ(エマ・マッキー)がいます。彼女はスポーツマンの黒人少年ジャクソンと付き合い、妊娠もしますが

 

 

そのことを相談するために、オーティスに接近します。するとオーティスのベッドのシーツは濡れ始めます。

 

 

その一方で、パーティで、ある高校生カップルのセックスの失敗によって仲たがいする現場に偶然立会い、彼らに絶妙なアドナイスを送ったことをキッカケに、オーティスに同じ学校の学生たちから「自分たちの悩みも聞いてくれよ」というオファーが殺到し始めます。ママの職業を恥じていたはずのオーティスですが、血が争えず、その道の才能はどうやらあったようです。オーティスはメーヴと学生たちを相手とした恋と性のお悩み相談を始め・・。

 

・・と、ここまでにしておきましょう。

 

これなんですが、まず

 

性描写はメチャクチャきわどいです(笑)。

上ので説明では分かりにくいとは思うんですが、セックス・セラピストが実際に使用する性器のプラスティックのモデルが出てきますし、デカいソーセージとかバナナがオブジェとして多々登場します。しかも、「有料で見てるんだから問題ないだろ」とばかりにモザイクもありません。そういうシーンの写真は、さすがに検索では出てきません(笑)。

 

こういうタイプって、10年に1回くらいは出ているもので

 

 

20年前だったら、「アメリカン・パイ」のこのオナニー・シーンだったり

 

 

10年前だったら、「スーパーバッド」ですね。ジョナ・ヒル演じる青年セスが幼い頃からとりつかれたようにノートにペニスの絵を描き続ける、というのがありました。

 

この「セックス・エデュケーション」では、そうした先達たちが描いてきたことをプラスして倍加させたような勢いがあります(笑)。

 

が!

それが全く、イロモノにも嫌味にもなっていない!
 

このドラマ、そこがいいんです。

 

その理由は、大きく言って二つあると思います。一つは、これ、性の問題を、「人には言いにくいけど、でも、それってすごく大切なことだよ」というメッセージで訴えているから。このドラマ、キャラクターの一人一人にクセがあるんですけど、みんな性に関しての悩みを抱いている。しかもそれが、その人の生まれた時からの生い立ちや家庭環境に由来するものがほとんど。そのあたりの描写がかなり丁寧で細かいんです。だからすごく説得力があるし、キャラクターへの感情移入がしやすいんですよね。

 

あと、もう一点が「女の子の側からもしっかりと性の悩みが描かれていること」ですね。こういう性的な青春モノって、上の例にもあるように、「早く童貞を卒業したい」という少年の焦燥感を笑いに取る話がほとんどだったと思うんですけど、このドラマは少年のそれもしっかりと描きつつも、同時に女の子の立場からもしっかりと描かれているし、さらに言えばゲイの少年のソレだって描かれる。その意味で、すごくモダナイズされた印象なんですよね。

 

 そして、そういうお話を

しっかりとした実力派が演じているのもポイントが高いです!

 

 

だいたい、この親子の2人からして知名度すでにかなりありますからね。ママ役のジリアン・アンダーソンって、「X-File」のダナ・スカリーですからね。そしてエイサ・バターフィールドも子役の時からすごく有名で、「ヒューゴの不思議な発明」や「エンダーのゲーム」では主演務めてましたからね。彼も今、実際は21歳ですけど、ここでの演技もかなり余裕で美味いですよ。

 

あと、これ、上に諸々あげたように、脇役がすごくいいんです。エリック役の黒人の子も、おバカなアダムも。この感じも、セス・ローゲンとジェイムス・フランコ、ジェイソン・シーゲル、ビジー・フィリップスを生んだ伝説のドラマ「Freaks And Geeks」とか、リチャード・リンクレイターの「Dazed And Confused」を思わせるところがあります。アダムの子は「Dazed」でのベン・アフレック思い出させます。

 

でも、その中で一番は圧倒的にこの子ですね。

 

 

メーヴ役のエマ・マッキーですね。彼女はすごく存在感あります。かなり人気出そうです。もう既に「マーゴット・ロビーに似てる」と言われて話題です。

 

ただ、素顔はだいぶ違って

 

 

これが素顔なんですけどね。こうしたことからも、美人な上に演技派としてもかなり期待できそうな気がします。

 

ただ、これを誕生日の日に見たわけですけど、40代最後の誕生日にこれを見る・・って客観的に考えたら、僕、対象年齢の3倍くらいなんですけどね(苦笑)。でも、気にしません。だって、こういうも好きだから。対象年齢の4倍になっても見ますよ、多分。その頃は、うちの娘がこういうの見る対象年齢になる頃ですけどね。

 

author:沢田太陽, category:ネットフリックス, 20:32
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