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年間ベストに行く前に

どうも。

 

 

では、明日からいよいよ年間ベスト・アルバム、去年と同様に50位からのカウントダウンで5回にわたってやります。

 

 

その前に、「2018年の年間ベスト」をどんな風に選んだか、を語っていこうかと思います。

 

 

 兵分に可能な範囲で)バラエティに富ませてみた

 

まず、今年に関しては、というか去年もそうだったんですけど、できるだけ、自分のできる範囲でバラエティに富ませようとしましたね。

 

僕の場合、基本、インディ・ロックなわけですけど、このブログやっててもそうなんですけど、インディだけやってると疲れちゃうんですよね(笑)。職業柄、世界の批評的音楽シーンの中でどういうものが良しとされているのかは、今や情報のチェックの仕方次第でいくらでもわかりやすくなってます。僕も毎週金曜にそういうサイトの情報を頼りにして何をサブスクで聞こうか決めてますからね。

 

ただねえ、それだけだと面白くないし、情報も偏ってしまうんですよね。やっぱ僕の場合、もともとがビルボードのチャート・マニアやってただけあって、ポップなものでも知ってみたいという欲求もあるし、批評メディアの手の届きにくいとことかに手を出して聞いてもみたいですからね。

 

 あと、批評メディアでもこぞって大絶賛でも、それが必ずしも自分のテイストに合うかどうかはまた別問題で。長年音楽リスナーやってますから、だいたいのものは「なんで絶賛されているか」を理解することはできるんですが、でも中には「その理由はわかるけど、でも、それこそが好きじゃないの」ってのもあるしね(笑)。

 

 なので、僕の年間ベストの場合、「ああ、それ、他の年間でもよく見るよね」というものが大筋では多いかとも思うんですが、時々「えっ」というのもふと入っていたりしてると思います。でも、そこのところを楽しんでいただけたらと。

 

 

△匹舛蕕というと、「今年、こういうこと、あったよね」というトピックがあるものが有利

 

 あと、「シーン分析」とかするのが好きなので、「こういうこと、今年あったよね。話題になったよね」ということがあるアーティストやアルバムの方が僕には入れやすいです。ただ、「このアルバムはいい」とか「好きだ」というよりはね。実際、そうした作品に社会性がある作品の方が時代にリンクしやすいし、「時代の音」にもなりやすいですからね。

 

 

たまたま波長が合わずに選外になったアルバム

 

 

 今年の場合は、去年ほど「大物アーティストだけど外したよ」みたいなものはないし、あんまり事前に言いすぎるとリスト見るときに面白く無くなるだろうから、あまり事前に言わないようにしようかと思うんですけど、ただ前述したような基準で選んでいるから、「えっ、他でいっぱい選ばれてるのに、なんでないの!」みたいなものはありますね。

 

僕で言えば、この辺りかな。そう言われそうなの。

 

7/Beach House

God's Favorite Customer/Father John Misty

Double Negative/Low

Con Tudo El Mundo/Khruangbin

 

このあたりですかね。ファーザー・ジョン・ミスティなんて、去年トップ10なんですけどね。

 

理由は特にないんですよね。全然嫌いじゃないし。ただ、年間50に入れたい気がたまたま起きなかったというか。ただ、クルアンビンに関しては、「ヴォーカルがないってのは、やっぱ好きじゃないなあ」とかってのもありますけど。どっちかっていうと、僕の場合、「インスト」「ロウファイ」「エクスペリメンタル」はそこまで好みじゃないとこは昔からありますからね。サウンドそのものはむしろ好きな感じだったんで、歌っていれば入った気がするんですけどね。

 

 

ぁ崋禺蠅詫ザ」だけど、今年は意外と漏れてるのがある。

 

あと、Hard To Explainやってた関係もあって、ニューカマー拾うのが好きなイメージが僕にあるかもしれません。実際、そういうアーティストを探すときってやっぱり楽しいし、新鮮な表現も出てきやすいんですけどね。

 

ただ、今年は案外、入ってないの少なくないですよ。これに関しては、そんなに入れなくても苦情は出そうな気はしないので、それが何なのかは推測してください。

 

 

R&B/ヒップホップはやや抑え目かも

 

僕の知ってる範囲の日本の批評界隈ですけど、印象としては「R&B/ヒップホップに熱くなってる、元がインディ・ロックの人、多いなあ」という印象ですね。まあ、それはこの数年の流れからしたらそうもなるのかな、とは思います。

 

 ただ、今年に関して言えば、「別にそうでなくてもいいんじゃない?」とは思います。実際に、すでに欧米メディアで出ている年間ベストだと、今年そんなにヒップホップは上位で目立ってはいないですね。それよりは、マンブル・ヒップホップやエモ・トラップ系に対しての批判は本場のヒップホップの硬派なファンの間でも強くなってきてるし、トラップもちょっと均質化してるのも否めないですしね。特にミーゴスはちょっと「労働基準法違反かよ」ってくらいに働かされすぎな感じさえしますね。

 

 なので、ここに関しては、去年より若干少なめかな。それでも、それなりには入ってるかとは思いますが。

 

 

惜しくも選外になったアルバムたち

 

 では、英語圏でいわゆる「オナラブル・メンション」と呼ばれる「惜しくも選外になったアルバム」をここで。50枚の候補で考えたけど入らなかったアルバムを10。こんな感じですね。

 

Palo Santo/Years & Years

Acts Of Fear And Love/Slaves

Desperate Man/Eric Church

Bloom/Troye Sivan

Strange Fruit/Zeal & Ardor

Die Lit/Playboi Carti

The Pains Of Growing/Alessia Cara

Not All Heroes Wear Cape/Metro Boomin'

Anthem Of The Peaceful Army/Greta Van Fleet

 

こんな感じですかね。他にもまだあった気もするんですが。あと、「3ヶ月おきのトップ10」で入れたもので、このオナラブル・メンションにさえ入らなかったものもありますね。

 

で、実質上、51位だったアルバムを紹介してシメましょう。

 

これだったんです!

 

51.Marauder/Interpol

 

 

はい。インターポールだったんですよね。

 

このバンドが僕の2000年代の贔屓バンドだったことは知ってる方もいらっしゃるかもしれませんが、今回、割と盛り返しててよかったんですよ。あの時代のバンドの最近のアルバムの中では良い部類でしたからね。ただ、全体のバランスで考えた際に、ちょっと外れた方がよかったかな、と思ったので涙を飲んでもらいました。

 

・・と、そんな感じですね。

 

では、明日からの年間ベスト・アルバム、お楽しみください!

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:2018年間ベスト, 10:09
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