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映画「ミッション・インポッシブル フォールアウト」感想 傑作!「最新作が最高傑作」を更新し続ける稀有なシリーズに!

どうも。

 

 

では、今日はこの映画のレヴューをしましょう。これです!

 

 

 

 現在、世界で大ヒット中ですね。トム・クルーズのアクション映画の定番「ミッション・インポッシブル」の第6弾、「フォールアウト」、こちらのレヴューです。これ、今、本当にどこでも話題にされてるくらいにホットな存在だったりしますが、どんな感じなのでしょうか。

 

 

早速、あらすじから行きましょう。

 

 

 

 

 アメリカのスパイ組織、IMFのイーサン・ハント(トム・クルーズ)の今回のミッションは、彼が2年前に逮捕した凶悪テロリスト、ソロモン・レインの残党たちからなるテロリスト集団が、3つのプルトニウムを使った原子力テロを起こさないよう妨害をかけることでした。イーサンはベンジーとルーサーのおなじみのチームでミッションにあたり、成功したかのように見えましたが、イーサンはあることが理由で、プルトニウムを奪い損ねてしまいます。

 

 

 

 イーサンはプルトニウムを奪い返すべくミッションを自らに課しますが、CIAディレクターのエリカ・スローン(アンジェラ・バセット)はイーサンの監視役として凄腕エージェントのオーガスト・ウォーカーをつけることを条件としてそれを認めます。

 

 

 ただ、今回のミッションは謎の多いものでした。わかっているのは、テロ集団がプルトニウムをジョン・ラークなる人物の仲介でパリの武器密輸組織の女ボス、ホワイト・ウィドー(ヴァネッサ・カービー)に渡す、というだけでした。

 

 

 

 イーサンとウォーカーは、テロ集団が送り込んだプルトニウムの運び屋を追いますが、この男がかなり手ごわい男でした。彼らは苦戦しますが、その時、

 

 

 向こうから、前作でイーサンとかなりいい間になりながらも一緒にはなれなかったイギリスのスパイ、イルサ(レベッカ・ファーグソン)と再開します。彼女のミッションは、イーサンが2年前に逮捕した時に殺さなかったソロモン・レインを仕留めることにありました。

 

 

 

 イーサンはレインをなんとか刑務所から移送させることに成功し、さらにラークに扮してホワイト・ウィドーに接近します。これを

 

 

 IMFの長官、アラン・ハンリー(アレック・ボールドウィン)は反対しますが、ハントは聞き入れません。

 

 

 すると、「本物のラーク」をめぐり、事件は意外な方向に展開します。

 

 

 

 

 そして、その先には、長いこと行方が分からなかったイーサンの元妻ジュリア(ミッシェル・モナハン)の存在までありました・・。

 

 と、ここまでにしておきましょう。

 

 

 いやあ、これ

 

 

 素晴らしいです!!

 

 いい理由、いくつかあるんですが、まず一つは

 

 

やっぱ、トム・クルーズの生アクションですね。これ、ここ数作、ずっと言われてますけど。やっぱり50代の男が、ちゃんと体張って、嘘くさくなく演じているので引き込まれますよ。必ずしも完璧な動きではないんだけれど、その人間臭さが愛おしいというか。「この精一杯頑張ってるんだけど、でも人間の範囲内」というヒーロー感が、イーサン・ハントを魅力的にしてると思いますね。もう、すっかり「60年代の人気シリーズのキャラクター」じゃなくて、「トム・クルーズの代表作」ですよ。まちがいなく、彼の演じた中でのベスト・キャラクターになってきてますよね。

 

 

 もちろん、それもいいんですけど、一番最高なのは

 

 

 

 やっぱ、この4人のケミストリーですよ!

 

 すごく不思議ですよね。だって、このメンツ、最初からいたの、イーサンとルーサーだけで、ル−サーだって、場合によってはいない時もあった。それが、20数年かかって、6作目で一番ベストのケミストリーを生み出すチームが出来上がった。普通、「シリーズ6作目」なんて言ったら「もう4作目から無理やり引き伸ばしてるよね」って感じで飽きられて打ち切りが考慮されるような、そんな時期ですよ。それがジワジワと成長していくことによって、「最新作が最高傑作」になっている。こんなシリーズ、ちょっと記憶にないですね。

 

 

 中でも、ルーサーのバイプレイヤー感は光りますね。「縁の下の力もち」でしたけど、渋い人間味が出るようになってきて。今作だと、黒澤明の映画の志村喬みたいな味わいまであって。彼のセリフの一言一言が妙にしみるというか。そういう立場ですね。

 

 

ベンジーも相変わらず良いです。もともと、エドガー・ライトのカルト・コメディ出身だった彼がこのシリーズに加わったことで、作風にユーモアでてきましたけど、イーサンとのあうんのコンビネーションも、戦うヒーローとしてのアイデンティティもしっかり育ってきました。ミスの仕方のお茶目な感じも相変わらず面白いです。

 

そして

 

 

イルサが本当に不可欠な存在になってきました。前作での登場から彼女、このシリーズの女性の歴代キャラでも圧倒的な存在感でしたけど、演技、かなりいいです。彼女の場合、スパイという立場上、表情をあまり顔に出せないんですけど、それでもイーサンへの思いが情熱で隠せない、その複雑な女心の表し方が見事です。今回とりわけジュリアを出してきてることによって、その気持ちがよりはっきり出ているのがそそります。

 

 

それから

 

 

ヘンリー・カヴィルとアンジェラ・バセットも良かった。カヴィルはスーパーマン演じてる時より、全然表情が生き生きしてました。申し訳ない話、「こんなに演技、上手い人だったんだ」って思いましたからね。今回の役で需要増えると思います。そしてアンジェラ・バセット!彼女、90sの時は黒人のトップ女優で僕もすごく好きだったんですね。しばらく、ちょっと消えてるなあと思ってたんですが、今年、「ブラック・パンサー」のお母さん役で復活して、そして今回、CIAの女ボスですからね。年齢的にも、ヴァイオラ・デイヴィスよりもだいぶ上で、もう「大御所黒人女優」の風格ありますから、これからそうした役どころでの出番、増えるんじゃないですか。確かにある時期は「男はデンゼル、女はアンジェラ」の時期、ありましたから、それに見合う今後の活躍に期待ですね。

 

 

そして

 

 

 最後の30分は、アクション映画史に残りそう!

 

 これ、圧巻ですよ。なんか、いい時のジェイムス・キャメロンみたいな感じ、ありますもん。あの、妙に敵がしつこい感じ(笑)。あのピンチが長く、長く続くあの感じ。あれはみごとです。一瞬たりとも目が離せません。

 

 

そう考えると

 

 

監督のクリストファー・マッコーリーの手腕が大きいですね。彼、もともとが脚本家で、今作も全部自分でシナリオ書いてるんですけど、そういう人が、今作みたいな大きな絵も撮れてるところが驚きですね。彼、トム・クルーズの他の映画の監督、脚本もここ最近ずっと書いてるんですけど、トムから離れて、自分で作りたいもの作れるようになったら、いきなりオスカー狙えるような作品、作れるんじゃないか。そんな気さえさせます。

 

 

 いずれにせよ、これ、見て絶対損はありません。成長してヒットを続けているのにはしっかり理由があります。

 

author:沢田太陽, category:映画レビュー, 13:21
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