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発表!「非英語圏の101枚の重要なロック・アルバム  101 Essential Rock Albums Of Non English Speaking Countries By Taiyo Sawada」

どうも。

 

 

いよいよ、来月の大型企画、「非英語圏の101枚の重要なロック・アルバム 〜101 Essential Rock Albums Of Non Engllish Speaking Countries By Taiyo Sawada」のリストの発表となりました。いやあ、ちょっと緊張してます(笑)。

 

 

 リストの発表の前に、どういう基準で選んだかの簡単な説明からしましょう。

 

 

〆蚤腓僚纏襯櫂ぅ鵐箸榔洞僧蓮

 

 僕が今回の選盤にあたって最も重視したポイントがここです。その当該の国において「どのアーティストがリスナーに”自分もバンドを組んでみたいと思わせたか”」、ここが一番大事です!

 

 

 なので、「その国で一番売れた」とか、「アメリカン・マーケットで売れた時期がある」とかいうポイントも、一応考慮には入れますが、それが仮に「後世への影響力に欠ける」場合はどうしてもランクには入れにくいです。

 

 

 なので、それが国際マーケットで売れたものでなくても、当該の国でカリスマなら、そっちの方がむしろ強いです。もちろん、自分の国も中でも、他の国の人にも影響を与えていればそれが一番ベストですけど、そういう人はそこまで多くはないですね。

 

 

◆屮ルタナティヴなチョイス」よりは王道

 

 よく英米のロックを聴き慣れた、英米に住んでいないタイプのロックリスナーだと、「うちの国ではこのアーティスト、売れてないけど、でも、本当はこっちのほうがいいよね」という、あんまり人気のない通好みのアーティストが存在します。僕もそれは日本にも、ブラジルにもいます。でも、今回は、そういった類のものはほとんど選んでいません。なぜって、それを言い出したらキリがなくなるから。

 

 だって、いちいち「裏ベスト」的なアーティストを選んでいっていたら、各国の本当にビッグなアーティストが見えにくくなるでしょ。今回は、馴染みのない国のアーティストをたくさん紹介しているわけです。だとしたら、その国の最も代表的なアーティストをまず優先的に選ぶ方がやはり良心的だと思うんですね。「自分は本当はこれが好き」的な裏チョイスは、僕がこう言う企画を最低でももうすこしやってから後の話だと思っています。

 

 

8譴襪戮「逸話」がある

 

 今回選んだ101枚のアルバムは、いずれもレヴューします。それゆえに、やっぱり書き手としては、「書くネタに困らないタイプのアルバム」をどうしても選びたくなるものです。仮に音の印象が良くても、キャラクター的に語る要素に欠けるものというのはやっぱり選びにくいものです。良い意味で目立っていることが大事です。

 

 

ぁ崕妬される逸話」とは?

 

それはまちまちですけどね。でも、好まれやすいのは「母国語のまま歌ったのに英米でヒットした」などという話はポイントが高くなりやすいですね。あえてアメリカン・マーケットに無理に合わせなくても、自分たちの元の才能で成功したわけですから。

 

 あとは「ドキュメンタリーの題材になった」というのもいいですね。これも歴史に残りやすい。

 

 それから「社会の動乱に巻き込まれた悲劇」なんていうのも実際にありますね。この辺りは世界史の現代史ともリンクするところで、より生命力を持った音楽が生まれやすくなる状況でもありますからね。

 

 「記念すべき伝説のフェスやライブ」というのもありますね。これもある意味、「レコードを売った」よりも重要視してますね。

 

 

ァ屮蹈奪の定義」は広義に

 

あと、ロックの定義なんですが、別にバンド・ミュージックにこだわっているわけではないです。例えば、R&B/ヒップホップやエレクトロでも、音楽表現的に進歩的だと判断したらそれは含めてます。あと、アイドルものとかでも、本人自身がソングライティングに大きく関わっていたり、プロデューサーがよほど先鋭的な場合はカウントしてます。

 

 あと、ロックそのものの定義にしても、今の批評の中心であるパンク〜オルタナ史観のみに頼った感じもあえて避けています。やっぱり今回の場合は1950年代の終わりからやっている話なので、パンク以降だけの話でもないわけですし。

 

 とりわけ2000年代に入ると、ジャンルの多様に対応し、あと女性アーティストが増えます。この辺は今の音楽的な世相を配慮してます。

 

 

Δ△訥度の地域差は仕方がない

 

 

 あと、今回、「各国に1アーティスト」みたいな感じではなく、やはりクオリティにこだわって、ロックの強い国に多めに枠を割り当ててます。

 

なので、選んでない地域もあるんですが、そこはご了承ください。その辺りの地域は、またこう言う企画をやる時までに何か面白いものが出てくることを僕も期待します。

 

 あと、自分で規定作って「しまった!」と思ったのは、アフリカが公用語、英語の国が多いんですよね(苦笑)。この制限のためにアフリカはかなり選ぶの苦労しましたね。

 

 

Ц鼎い發里ら新しいものを追うことで、ロック史の流れが見える

 

 ここも僕がこだわったとこです。

 

 今回、編年体でリストを作ってますが、これを追うと同時に同じ時期の英米のロック史が透けて見える。そうなるように作ってあります。「ああ、これが英米のあの時期の他の国からのアンサーなんだな」。そんな風に感じながら見ていただけると幸いです。

 

 

╂こγ罎60年くらいの歴史で101枚なんて酷だ!

 

 そして、これを改めて強調したいのですが

 

 今回のリストはあくまで一つの例であって、絶対的なものでも何もない!

 

 そこを忘れないでいただきたいです。

 

 選びたくても入りきれなかった盤や国もたくさんあります。候補が溢れるくらいあるんだから、それは仕方ないことです。なので、自分の入れて欲しかったものがあったとしても責めないであげてください(笑)!何かあれば「あれ、入れて欲しかった」とか言ってきても構いませんよ。それは今回は反映できませんが、これがもし好評で、将来的に拡張版を作る・・なんてことがもし起きた時は参考にさせていただくので。

 

 

では、お待たせしました。リスト、行きます!!表記ですけど、これ、僕としては是非、日本人以外の人にもリストは見て欲しいので、彼らが見つけやすいように、今回は全編アルファベット表記でいきます。

 

 

では、どうぞ!

 

 

101 Essential Rock Albums Of Non Engllish Speaking Countries By Taiyo Sawada
 
Live In Germany/The Tielman Brothers(Circa 1960,Indonesia)
Los Teen Tops/Los Teen Tops(1961 Mexico)
Furore/Adriano Celentano(1961 Italy)
Tous Les Garcons Et Les Filles/Francoise Hardy(1962 France)
Sukiyaki And Other Japanese Hits/Kyu Sakamoto(1963 Japan)
Tages/Tages(1965 Sweden)
Mejor/Los Brincos(1965 Spain)
Revolution/Q65(1966 Netherland)
The Album No.1/The Spiders(1966 Japan)
La Generation Perdue/Johnny Hallyday(1966 France)
A Go Go/Dara Puspita(1967 Indonesia)
Ezek A Filatalok/Soundtrack(1967 Hungary)
Em Ritmo De Aventura/Roberto Carlos (1967 Brazil)
Hljomar/Hljomar(1967 Iceland)
Hip/Steppeulvene(1967 Denmark)
Tropicalia Ou Panis Et Circencis/Various Artists(1968 Brazil)
The Savage Rose/The Savage Rose(1968 Denmark)
Tutti Morimmo A Stento/Fabrizio De Andre(1968 Italy)
Ptak Rosomak/Olympic(1969 Czech)
Monster Movies/Can(1969 Germany)
Almendra/Almendra(1969 Argentina)
Cambodian Rocks/Various Artists(Early 1970s Cambodia)
Histoire De Melody Nelson/Serge Gainsbourg(1971 France)
Mediterraneo/Joan Manuel Serrat(1971 Spain)
Kazemachi Roman/Happyend(1971 Japan)
Construcao/Chico Buarque(1971 Brazil)
Blues/Breakout(1971 Poland)
Smog/Los Dug Dug’s(1971 Mexico)
Clube Da Esquina/Milton Nascimento & Lo Borges(1972 Brazil)
La Poblacion/Victor Jara(1972 Chile)
Per Un Amico/Premiata Forneria Marconi(1972 Italy)
Alles Klar Auf Der Andrea Doria/Udo Lindenberg(1973 Germany)
Gita/Raul Seixas(1974 Brazil)
Anima Latina/Lucio Battisti(1974 Italy)
Moetsukiru Last Live/Carol(1975 Japan)
Autobahn/Kraftwerk(1975 Germany)
Fruto Proibido/Rita Lee(1975 Brazil)
The Album/ABBA(1977 Sweden)
Lovedrive/Scorpions(1979 Germany)
La Grasa De La Capitales/Seru Giran(1979 Argentina)
Solid State Survivor/YMO(1979 Japan)
We’re Only In It For The Drugs/Ebba Gron(1979 Sweden)
Nacha Pop/Nacha Pop(1980 Spain)
Ideal/Ideal(1981 Germany)
La Voce Del Padrone/Franco Battiato(1981 Italy)
Paket Aranzman/Various Artists(1981 Yugoslavia.Serbia)
Maanam/Maanam(1981 Poland)
Dure Limite/Telephone(1982 France)
Radio Africa/Aquarium(1983 Russia)
Musa Ukungilandela/Juluka(1984 South Africa.Zulu)
Two Steps From The Move/Hanoi Rocks(1984 Finland)
BOOWY/BOOWY(1985 Japan)
Hunting High And Low/A-ha(1985 Norway)
Dividido Por La Fecicidad/Sumo(1985 Argentina)
Signo/Soda Stereo(1986 Argentina)
Pop Satori/Etienne Daho(1986 France)
Dois/Legiao Urbana(1986 Brazil)
Gruppa Krovi/Kino(1988 Russia)
Life’s Too Good/The Sugarcubes(1988 Iceland)
Descanso Dominical/Mecano(1988 Spain)
No Fuel Left For The Pilgrims/D-A-D(1989 Denmark)
Blue Blood/X Japan(1989 Japan )
Puta’s Fever/Mano Negra(1989 France)
Set/Youssou N’dour(1990 Senegal)
Senderos De Traicion/Heroes Del Silencio(1990 Spain)
Doctor Head’s World Tower/Flipper’s Guitar(1991 Japan)
Qui Seme Le Vent Recolte Le Tempo/MC Solaar(1991 France)
El Silencio/Caifanes(1992 Mexico)
Tostaky/Noir Desir(1992 France)
Tata Kazika/Kult(1993 Poland)
Seo Taiji And Boys II/Seo Taiji And Boys(1993 South Korea)
Kauf Mich/Die Toten Hosen(1993 Germany)
And She Closed Her Eyes/Stina Nordenstam(1994 Sweden)

Re/Cafe Tacvba(1994 Mexico)
In A Bar Under The Sea/dEUS(1995 Belgium)
Fuzao/Faye Wong(1996 China)
El Dorado/Aterciopelados(1996 Colombia)
Roots/Sepultura(1996 Brazil)
Hai Paura Del Buio?/Aftehours(1997 Italy)
Isola/Kent(1997 Sweden)
Homework/Daft Punk(1997 France)
Gear Blues/Thee Michelle Gun Elephant(1998 Japan)
Agaetis Byrjun/Sigur Ros (1999 Iceland)
Zemfira/Zemfira(1999 Russia)
Veni Vidi Vicious/The Hives(2000 Sweden)
Mutter/Rammstein(2002 Germany)
Tocotronic/Tocotronic(2002 Germany)
Ventura/Los Hermanos(2003 Brazil)
Robyn/Robyn(2005 Sweden)
Le Dimensioni Del Mio Caos/Caparezza(2008 Italy)
Los De Atrás Vienen Conmigo/Calle 13(2008 Puerto Rico)
Matloob Zaeem/Cairokee(2011 Egypt)
Outlaw Gentlemen & Shady Ladies/Volbeat(2013 Denmark)
Darmaduman/Duman(2013 Turkey)
Raasuk/Mashrou Leila(2013 Lebanon)
Chaleur Humaine/Christine And The Queens(2014 France)
Hasta La Raiz/Natalia Lafourcade(2015 Mexico)
Meliora/Ghost(2015 Sweden)
Amanecer/Bomba Estereo(2015 Colombia)
Clashes/Brodka(2016 Poland)
23/Hyukoh(2017 South Korea)

 

 

こんな感じです!

 

ちなみにSpotifyのプレイリスト・ヴァージョンは、このリストでストリーミングにないものがあるので、補欠で埋めたものがあります。だいたいは、同じアーティストの別のアルバムの曲で埋め合わせをしていますが、それができずにSpotifyのみで代理で入ったものが以下のものです。

 

Substitute List For Spotify

 

Caetano Veloso/Caetano Veloso(1968 Brazil) 

Satori/Flower Traveling Band(1971 Japan)

Pappos Blues Volumen.2/Pappo(1972 Argentina)

Moontan/Golden Earring(1973 Netherland) 

Gas 5/Gasolin" (1975 Denmark)

Africa Brasil/Jorge Ben(1976 Brazil)

Como E Profundo Il Mare/Lucio Dalla(1977 Italy)

The Blue Hearts/The Blue Hearts(1987 Japan)

Debut/Bjork(1993 Iceland)

Lécole De Micro Dárgent/IAM(1997 France)

Antenna/Quruli(2004 Japan)

Alive/Bigbang(2012 South Korea)

 

これらも立派に候補だったということで。

 

 

で、連載ですが、ワールドカップの開催に合わせ、6/14あたりから始めます。全部で10回プラスおまけみたいな感じかな。

 

 

author:沢田太陽, category:非英語圏のロック・アルバム, 10:44
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