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遅ればせのオスカー総括

どうも。

 

 

いや〜、遅れてしまって申し訳ありません。

 

結局、ワイフと息子も同じ症状を出して、一家集団食中毒になってました(汗)。辛かったですよ。火曜日にほとんど寝て過ごしたのでなんとか良くなる方向では進んでいますが、それでも、食欲は木曜になるまで戻ってこないは、今、これ書いてても、汗を多くかくはで、まだ本調子ではないですね。明日、明後日には、良くなって欲しいんですけどね。

 

 

そんなこともあり、「タイミング逃したかな」とも思うんですけど、やっぱり、半年近くずっと追ってたものですので、シメは必要かなとも思い、オスカーの総括、やっておきます。今年は

 

 

 

受賞がものすごく理想的だった!

 

これに尽きますね。

 

メインで勝ったのが、総合力で勝る「シェイプ・オブ・ウォーター」。しかも、「立ち上がったマイノリティたち」が「自分たちの意志を貫いて愛し合う」という、今の世の中に対しての強いメッセージ、また、そこに目がいかない人には「幸せな気持ちになれる甘美なファンタジー」として愛される非常に良くできた映画。これが勝つので本当によかったと僕は思っています。

 

 

 

また、アルフォンソ・キュアロン、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、キレルモ・デル・トロと、予てから「メキシコのスリー・アミーゴス」と言われてた3人が、2010年代に揃ってオスカーの監督賞を受賞したのも歴史的快挙ですよね。なんか昔の日本の「黒澤、小津、溝口」見たいですげえなと思いますね。

 

 

 他の受賞も配分がいいんですよね。演技は「スリー・ビルボード」が主に受賞して、脚本が「ゲット・アウト」と「君の名前で僕を呼んで」、衣装が「ファントム・スレッド」、ゲイリー・オールドマンと辻一弘さんがチャーチルのコンビで主演男優とメイク、「ブレードランナー2049」が視覚関係、「ダンケルク」が音声関係、「ファントム・スレッド」がコスチューム。こんなに気持ち良く、パキッと受賞がうまい具合に割れたオスカーも珍しいと思います。まあ、中には、高い評判ながらゼロ受賞に終わった「レディ・バード」みたいなものもありますが、それは何かしら毎年受賞なし映画は出ているわけで。それでも、すごい分配だと思いますね。

 

 

 あと、

 

 

 

これ、おかしかったですね。ジョディ・フォスターが自分の松葉杖をメリル・ストリープのせいにしたの(笑)。しかも、「アイ・トーニャされたのよ」と、後ろから蹴落とされて怪我したってことにして。「彼女、何もなかったって顔してるでしょ?あれも演技なのよ?」と言って、主演女優賞の発表に行くという(笑)。これ、多分、本当に足を怪我して、とっさの思いつきだったと思うんですけどね。

 

 

それから

 

 

 

これ、ものすごく話題ですね。右のマヤ・ルドルフはSNL出身のおなじみのコメディエンヌですけど、左のティファニー・ハディッシュの話術がすごいんですよ!すごくデカいハスキー声で、リアクションの一つ一つが大げさで可笑しくてね。ティファニー、「来年のオスカーの司会に良いのでは」の声が上がっています。彼女、「Girls Trip」という黒人女性のコメディ映画で当てて、注目されてまだ1年経ってないんですけどね。

 

 

 

 

ベストは助演女優も受賞したし、アリソン・ジャニーのこれで良いのではないかと。

 

 

ワーストはセイント・ヴィンセントですね。僕がいかに彼女のファンでも、これはいただけなかったな(笑)。

 

 

 

author:沢田太陽, category:オスカー, 20:25
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