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改めて、2018年のオスカーのノミネートを振り返る

どうも。

 

 

まず、今日、実は誕生日なんですけど(笑)、もう、そろそろ、あんまり年取るのがあんまりめでたいこともない感じになってきてるかもしれません。もう40代も後半なんでね。

 

 

まあ、それはさておき、今年のオスカーのノミネート、ついに発表されましたね。

 

 

 

それにしても「シェイプ・オブ・ウォーター」、最多ノミネートは有力視されてましたけど、数だけで見ればダントツですね。`13部門ですから。2位の「ダンケルク」が8部門、3位の「スリー・ビルボード」が7部門ですからね。

 

 

 ただ、驚いたのは

 

 

「Phantom Thread」の6部門ノミネートですね。ポール・トーマス・アンダーソンのこの新作、レヴューはすごくよかったんですけど、「The Master」「Inherent Vice」がオスカーで冷遇されてて、この新作も前哨戦での結果は良くなかったものですからね。「あってもダニエル・デイ・ルイスの主演だけかな」と思いきや、作品、監督、助演女優などで計6部問。これと「ウィンストン・チャーチル」が6つもノミネートされたのは驚きでしたね。

 

 

 ただ、このノミネートで一つ決定的になったのは「シェイプ・オブ・ウォーター」のリードですね。だって、他のノミネート多い作品、結構、不利な条件、多いんですよ。まず「ダンケルク」は役者部門ゼロに脚本を逃した。オスカー、脚本賞逃すと作品賞、かなり苦しくなるデータがあります。

 

 

そして、

 

 

 最大の対抗馬とみられていた「スリー・ビルボード」がまさかの監督賞ノミネート漏れですよ!!

 

 せっかくゴールデン・グローブにSAGも受賞して人によっては本命視されていたのに、監督賞がないのではなあ。これも脚本賞逃した映画並みに、作品賞争い、キツインです。50年で2、3本しか、監督賞漏れは作品賞、受賞してないんですよ。

 

 

 あと、「Phantom Thread」も「ウィンストン・チャーチル」も脚本賞漏れなんですよね。脚本賞もれも、98年の「タイタニック」が最後に脚本のノミネート受けなかった作品の最後の受賞で、以後20年、例外なく作品賞取れてないんですよね。

 

 

なので、「シェイプ・オブ・ウォーター」の対抗馬となると

 

 

 

 ともに、監督賞、脚本賞にもノミネートされた、ジョーダン・ピールの「ゲット・アウト」にグレタ・ガーウィッグの「レディ・バード」になりますね。実際問題、この2つとも、前哨戦の成績は良いですからね。

 

 

 ただ、この2つともノミネートの数が寂しいんですよね。「ゲット・アウト」はわずか4部門。「レディ・バード」も5部門です。

 

 過去のオスカーの歴史で、4部門にノミネートされたのみで作品賞を受賞した作品はですね、カテゴリー数が現状のものと近づいた1936年の第9回オスカー以来、82年で過去に1作もありません!これは確率的にかなり低いと言わざるをえません。「レディ・バード」はまだ前例のある5部門ノミネートですが、こちらも過去に「デパーテッド」や「アニーホール」など、過去に作品賞に輝いたのは5作品くらいしかありません。こっちの方がゴールデン・グローブのコメディ部門を受賞したりもしているので、チャンスはまだギリギリで残っているかな。

 

 

 あと、個人で、予想はできていないことはなかったですが

 

 

 

 ジェイムス・フランコの落選はやっぱり残念ですねえ。セクハラ疑惑、実際のとこ、どんな感じのものなのかがよくわからないので突っ込んだ話は僕もできないですけど、まだハッキリと分からない状況であるのならば、ノミネートくらいはしておいても良かったのではないかと思うんですけどね。まあ、その後に浮上したアジーズ・アンサーリの件みたいに「な〜んだ」で済むような簡単なことであれば良かったんですけどねえ。

 

 

 まあ、いずれにせよ、3月最初の日曜日は楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:オスカー, 12:38
comments(5), trackbacks(0), - -
Comment
嬉しくないかもですが、誕生日おめでとうごじいます。
これからも応援しています。
しろひと, 2018/01/25 1:58 AM
お誕生日おめでとうございます!
今年はオリジナル脚本賞がエグい!ここまで作品のタイプが全然違う作品が揃うのもすごい。作品賞候補の中で唯一ノミネートされてない「ビッグシック」がシビれます。
日本は毎年恒例の受賞式までに関連作品がほぼ観れないので(涙)沢田さんのレビューを楽しみにしてます!
アジズの件ではホッとしましたが(ほんとかわいそうでしたね)、フランコは厳しそうな感じですね。とにかく「ディザスター〜」が日本でちゃんと公開してほしいです。
haru, 2018/01/25 9:01 PM
おめでとうございます。
誕生日、この世に生まれた日。

素敵な一年を。

これからも、いろんな情報、教えてください。
けいいち, 2018/01/25 9:45 PM
お誕生日おめでとうございます!

同世代です。同じ北九州の小倉有楽に通いつめる男子高校生でした。
あのあたりでウディ・アレンなどを観れたのはあそこだけでした。
ちょうど手元に当時のチラシがあり、
ブリティシュウィークと称して、シドアンドナンシー、ゴシック、モーリスを上映。全部行きました。

いつも一人で観ていたので同年代の少年が有楽にいると「友達になりたい」とすごく気になったものです。
長いこと、このブログを見せていただきながら、あの頃有楽にいた少年の一人だったりしないかなと思っていました。

アカデミー関係ないですが、お誕生日ということで、何となく書いてしまいました。
おめでとうございます。
h, 2018/01/26 12:11 AM
沢田さんのブログを読みはじめて早4年。映画のことだけではなく、音楽の知識も以前より増えたと感じております。
素敵な一年になりますように。

グレタ・ガーウィグのノミネート、嬉しいです!
ずっと前から気になっていた方なので初監督作であるレディ・バード楽しみです!
ゲイリー・オールドマンの主演男優賞受賞が確実視されていますが、個人的にはティモシー君を応援してます。
主演女優賞はフランシス・マクドーマンドとサリー・ホーキンスのどちらかが受賞するのではないかと思ってます。2人とも素敵な女優さんですよね。個人的にはシアーシャちゃんに頑張ってほしい!と思ったり…(Brooklyn、Loving Vincent良かったです)
メリル・ストリープのノミネートは少しびっくりしました。
ジェシカ・チャステインやエマ・ストーンあたりがノミネートされるのかと思っていました。

オスカーとは関係ないですが、今年のラジー賞のノミニーが豪華だと話題になってます。
沢田さんのご意見を伺いたいです。
スミス, 2018/01/27 8:18 PM









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