- 最新全米チャート
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2017.06.28 Wednesday
どうも。
では、行きましょう。水曜恒例、全米チャートです。
SINGLES
1(1)Despacito/Luis Fonci&Daddy Yankee feat Justin Bieber
2(2)I'm The One/DJ Khaled feat Jusin Bieber,Quavo&Chance The Rapper
3(3)That's What I Like/Bruno Mars
4(-)Wild Thoughts/DJ Khaled feat Rihanna&Bryson Tiller
5(4)Shape Of You/Ed Sheeran
6(5)Humble/Kendrick Lamar
7(6)Mask Off/Future
8(9)Congratulations/Post Malone feat Quavo
9(7)Something Just Like This/The Chainsmokers
10(8)It Ain't Me/Zedd feat Alessia Cara
トップ10、あんまり動いていませんが、DJキャリドのニュー・シングル入りました。この曲はサンタナの「マリア・マリア」のギター部分、サンプリングしてますね。なつかしい。もう、あれも17年くらい前のヒットなんですね。そのときのサンタナのヒット自体がそれくらい久しぶりだったものですけど。
それにしてもキャリドのこのヒットって、EDMでDJがフィーチャリング・シンガー使ってヒット量産したののヒップホップからの回答みたいな感じなのかな。あんまり、良いトレンドになりそうな気がしないんですけどね。
では、アルバムに行きましょう。
ALBUMS
1(-)Melodrama/Lorde
2(-)Pretty Girls like Trap Music/2 Chainz
3(2)Danm/Kendrick Lamar
4(-)The Nashville Sound/Jason Isbell&The 400 Unit
5(-)Feed The Machine/Nickelback
6(5)More Life/Drake
7(6)÷/Ed Sheeran
8(9)Beautiful Thugger Girls/Youg Thug
9(-)Crack Up/Fleet Foxes
10(8)24k Magic/Bruno Mars
Lordeが初登場で1位です。これは嬉しいです。聴いてみましょう。
これは先日のグラストでのライブからですね。この曲はアルバムの4曲目の曲ですが、今回コンセプト・アルバムなんですけど、ピースのハマり方と機能の仕方が見事だし、題材がある女の子のパーティの夜からの物語という、極めて日常的なものなので入りやすいですしね。それでいて、アレンジ、特にハーモニーが全盛期のケイト・ブッシュみたいにもなったりして神々しさは失わない。ものすごくバランスの取れた、今年屈指の傑作だと僕も思いますね。
2位、そして8位はトラップ勢ですね。2チェインズはタイトルが笑います(笑)。ヤング・サグが期待された割に、そこまで上位ではなかったですね。この2つともアルバムとしてはリル・ヨッティとかよりは全然良かったんですけど、もうひとつなんか欲しかったですね。2チェインズはそれでもかなり前から比べると良かったけど、サグはヴォーカリストとしての才能は感じるんですけど、もうひとかわ剥けれる気はしましたね。
4位は、インディとカントリーの間を行く存在です。ジェイソン・イズベル。これ、ちょっと聴いてみましょう。
この人にはライアン・アダムスがやり損なっちゃったことをやり続けてほしいなあと思ってます。ライアンがエイティーズのロックとかに浮気しないで、感傷的なバラードと、ストレートなガレージロックとかをやったら、今回の彼みたいなアルバムになりますね。
5位はニッケルバック。一時期よりは売れなくなっては来てますが、あれだけギャグのネタにされながら、まだトップ10に入ることの方がむしろ驚きです。
そして9位ですがフリート・フォクシーズ。これも聴いてみましょう。
今回、すごいアルバム作って来ましたけどね。フォークとサイケと、ブライアン・ウイルソンとジャズが交錯した感じと言うか。前から組曲的な作りではあったけど、それが進化して完全に孤高の存在になったというか。6年のブランクもあったことでチャート実績上は下がってますが、ここまでオリジナリティのあるアーティストもなかなかないので、今後もずっと大丈夫でしょうね。
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