- グレッグ・オールマン死去 ライブを1度見たかった
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2017.05.28 Sunday
どうも。
グレッグ・オールマンが亡くなってしまいましたね。69歳でした。
僕は、オールマン・ブラザーズ・バンドに対しては、ちょっと自信持って語れないところがあるのですが、それでもロック史的には重要なバンドですからね。
80年代育ちというのは、サザンロック的なものに対して最も不利なジェネレーションです。土臭いブルーズ・ロックが、音的にもファッション的にも、最も敬遠されてた時代ですからね。90sになって、アーシーなものへの再評価ってあったんですけど、そこで評価されたのって、プライマル・スクリームがやった、「70sの南部ってこんな感じ」というコラージュ的なイメージにしか過ぎず、オールマンみたいなロングジャムみたいなものが再評価された記憶ってないですからね。
これまでで一番接しやすかったのは、2000年前後に、ちょっとブームになりかかった「ジャム・バンド」のブームですね。あのときにフィッシュとかベン・ハーパーとか、デイヴ・マシューズ・バンドもカウントされるかな。ああした、ライブの場でこそ強い、土臭く、長い尺の曲を演奏するタイプのアーティストが評価されることがありました。
その頃に、そのルーツとしてオールマンがグレイトフル・デッドと共に再評価される事態がありまして、僕もそのときにオールマンかじりましたね。ただ、なんていうのかな、デッドの方が見え方、オシャレだったんですよ。そういうこともあり、デッドの方は気に入ってかなり聴いたんですけど、オールマンはベスト盤と主要なアルバムは買いましたけど、「勉強」の気持ちの方が強く、そこまで入り込んで聴かなかったものです。
その理由のひとつとなったが、「このバンド、やっぱ、ライブそのものを見ないとわからないんじゃないか」という思いがどうしても消えなかったからなんですね。たとえばレーナード・スキナードだと、同じサザンロックでも、曲自体が聴きやすいこともあって「代表曲を覚えれば」というのがあったんですけど、オールマンだと、単に曲メロを覚えるだけでは体に馴染まないと言うか、「ライブで見ないとわかんないんだろうな」というのがありましてね。
ただ、この曲は好きでしたね。
1971年にバイク事故で亡くなった弟のデュエイン(僕はあえてこう呼んでいます)が見せ場作りますけどね、この曲。「ウィッピング・ポスト」はやはり名曲です。
あれ!?なぜか上がったものが半分に切れてる!あとで補足します。
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