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これらのネットフリックスのシリーズは日本では一体どのくらい話題になっているんだろう?

どうも。

 

 

なんか最近、思ったよりも忙しくて、なかなか腰を落ち着けて家の中でアメリカン・TVドラマを見る余裕がなかなかありません。僕もなかなか全部見切れずに終わっていますが、中でも消化出来ていないのがネットフリックスのドラマですね。

 

 

ネットフリックス、ヒットドラマが多くてついていくの大変なんですが、ふと思ったのが

 

 

これって日本ではどのくらい話題になっているんだろう?

 

 

ということですね。

 

 

というか、あんまり日本語の活字になった状態で、ネットフリックスのヒット作の話、聞かないんですよね。それは去年「ストレンジャー・シングス」が大ヒットしたときも思ったんですけど。日本でも普通に見れてるはずなのに、話題として耳にしないなと。

 

 

今もこれらが社会的に話題なんですけどね。

 

 

 

 

まずはこの青春ドラマの「13 Reasons Why」ですけど、これはものすごい社会問題かしてますね。「少女はなぜ自殺するのに到ったのか」を、13の理由を1話ずつ時間をかけて紹介するというものです。これは「自殺を美化している」として、すごく問題化していて、僕の住んでるブラジルでも影響を受けた自殺者が出たりしています。うちのワイフが教育関係の仕事をしている関係上、見ているのですが、彼女も「だんだん気分が重くなって見る気がしなくなった」と、エピソード6で止まってしまっています。

 

 

 これ、元になった原作小説があって、もう小説は完結しているはずなんですが、大人気にこたえ、続編制作が決定してます。死んだ女の子(上の写真のコなんですけど、すっごくかわいいんだ、これが!)の扱い、どうするんだろう。

 

 

 

 そして、この「Dear White People」も問題作ですね。これは大学内で差別を感じている黒人の学生たちがグループを組んで、白人たちに対抗する話なんですけど、これ、「黒人側による白人への逆差別だ」との解釈もあって問題化しています。ただ、このグループの行動の行き過ぎを、黒人のクリエイター自らが茶化すような描き方もあるし、言われているよりは冷静な作品ですけどね。これは2014年の同名の舞台劇がベースになったもので、かなり批評的に絶賛されてますね。僕はまだエピソード3までしか見てないんですが、感触は良いですね。

 

 

 

 

特に主演のローガン・ブラウニングは僕の最近のお気に入りです。この人、昔、白人ウケの良いようなアイドルっぽい風貌だったんですけど、ここで成熟した、黒人らしさに目覚めた女性像を、ちょっと背伸びしつつ演じているのが良いですね。

 

 

それから

 

 

 

週末に配信がはじまったばかりの、「Master Of None」の第2シーズンもすごく楽しみです。

 

 

これはアジス・アンサーリといって、今、アメリカで上から数えた方が早い、すごく優秀なインド系アメリカ人のコメディアンが主演とクリエイターを兼ねたシリーズなんですが、インド系アメリカ人が受ける偏見などを自虐的に茶化しつつ、同時にかなり趣味の良い映画や音楽の引用を連発させながら進む、笑いあり、スウィートなロマンスありのコメディです。

 

 

 彼は「パークス&リクリエーション」っていう、エイミー・ポーラーのコメディにレギュラー出演していた人ですけど、それに同じくレギュラー出演していたのが、今をときめく「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」やら「ジュラシック・ワールド」ですっかりおなじみのクリス・プラットだったりします。

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:海外TVドラマ, 22:00
comments(1), trackbacks(0), - -
Comment
個人的にですけどマスターオブゼロは頭一つ抜けてますね。非常にクオリティの高いドラマだと思います。ただ日本での評判となると疑問です。
それとこの記事とは関係ありませんが、ブログ内でボージャック・ホースマンについて書かれている記事が無く意外でした。(もしかしたら見逃してるだけかも知れませんが…)
あれもとても面白いので、もしまだ観ていなければおすすめです。
ああああ, 2017/05/24 2:25 AM









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