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アスガル・ファルハディ監督はオスカーに出席出来るのか?

どうも。

 

 

このブログをあまり政治的なものにしたくはないとかねてから思ってはいるんですが、

 

 

ちょっとトランプがあまりにもねえ・・。

 

 

中東・アフリカの7国のビザ発行を「テロ防止」を口実に差し止めたっていうんですけど、それが亡命者や移民だけじゃなく、永住権持っている人にまで適用されたっていうのはねえ・・。これじゃ、アメリカに住んでる対象国の人は帰国とか外国出張もおちおちできないですよね。しかも、対象になってるシリアとかソマリアみたいな社会情勢があまりに不安定な国だと、明日生きられるかもわからないような人が必死な思いして来る訳なのに。シリアの一般市民の虐殺の写真とかなら僕も見てますが、全ての人をテロリストと決めつけて、「そういう国々の国民」のイメージを全部一元的に作り上げることによってアメリカ人に偏見と恐怖心を受け付けるのを増長するこの動きというのは意味わかんないですね。「移民が作り上げた国」という、アメリカが何100年もかけて作ってきた理念が忘れ去られてますよね。僕の住んでるブラジルも、アメリカ型の移民参加で出来た国なので、そこは譲れない思いが僕にもあります。

 

 

 で、エンタメの世界で、この件に関してもっとも危惧されているのは

 

 

 

イランのアスガル・ファルハディ監督は、オスカーの授賞式に参加できないんじゃないか、と不安視されています。

 

ファルハディ監督と言えば、今、この10年くらいで見て、世界的にもっとも勢いのある監督のひとりです。2012年のオスカーでは「別離」で外国語映画賞を受賞しただけでなく、外国映画ながら脚本賞にまでノミネートされました。今回のオスカーでも新作の「セールスマン」が自身2度目の外国語映画賞ノミネートと貫禄のあるところを見せているんですが、イランにも入国禁止がおりていますので、解かない限りは足を踏み入れることはできません。

 

 

 しかしまあ、バカげてますよね!

 

 彼みたいに、どう考えてもテロリストなんかになりようがない、世界的な知名度をえている文化的な大御所みたいな人までその対象になるというのはなあ〜。なんかあまりにも失礼と言うか。オスカーを運営するアカデミーも早速、異議を唱える声明を出してましたね。

 

 

 この「ザ・セールスマン」という映画に関しては、この1日前に、主演女優、イランではすごくビッグネームの人とのことですが、彼女がトランプの「メキシコの壁」に反対して出席を既に宣言していましたね。

 

 

 アメリカ人を守りたいかどうかはわかりませんが、外交上、ここまで敵を作っておいて、安全も何もないと思うんですけどねえ。それにしても就任から毎日こんな感じですが、これで4年、果たして持つのかなとは思いますけどね。

 

author:沢田太陽, category:映画ニュース, 13:22
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