今日はちょっと更新遅くなりました。これを見てたからです。
はい!今、話題の「トイ・ストーリー3」!行って参りました!
この映画がものすごく大絶賛を呼んでる話は先週の火曜(6/22)のこのブログでもしましたが、
その通りです!絶対、見ておいた方がいいと思います!
なんかね、やっぱピクサーって、「ワザあり!」な人たちなんですよね。今回のテーマは、先のブログでも述べたように、「その瞬間が来たら、絶対泣かずにいられるか!」としか言いようのない
「ウッディたちとアンディの別れ」
もう、ズバリそれです。この映画のまず良いところ。それは、その「別れの瞬間」というものを、アンディの年齢に合わせて作って来たとこです。最初のヴァージョンが15年前の1995年。そして現在、2010年。アンディは17歳になりました。
物語は、昔のアンディがウッディたちと遊んでいるシーンをフラッシュ・バックした後、現在に戻り、アンディが大学に入るため、親元を離れて暮らすための引っ越しをするところからはじまります。ママからは「もう、おもちゃもいい加減始末しなさいよ」と言われ、アンディはそれに着手します…。
で、ここでいったん省略させてください。
で、話は過去の2つがそうであったように、はからずも外に出てしまったアンディのおもちゃたちが、「サニーサイド」という名の保育園にたどりつきます。そこは不要になったおもちゃたちのたまり場。子供たちもたくさんいて、また遊んでもらえそう。そこに
優しい顔をしたテディ・ベアのロッツが現れます。「ここは天国みたいなところだよ。もう、ここにいればずっと子供たちと遊んでもらえるよ」。その言葉に、他のおもちゃたちも「自分たちの生きる場所が見つかった」と喜びます。とりわけ、ウッディの仲間のひとりであるバービーには
このようにケンもそこにはいます(笑)。一見、それは彼らにとって一番の解決法に見えました。しかし、ウッディだけが「アンディのところに戻るべきだ」と反発し、サニーサイドを後にします。ウッディはアンディのところに帰ろうとしますが、その帰る途中でボニーという女のコに拾われてしまい、ウッディはボニー宅へ。そして、そのボニーの家で出会ったおもちゃたちからウッディは不吉なことを聞きます。サニーサイドは天国どころか、おもちゃたちにとっての地獄であるということを…。
…と、これ、ここまでしか言えません。これ以上わかってしまうとネタばれになって、見る楽しみがだいぶ薄れてしまうと思うので。
で、今回も話の展開の流れもユーモアのセンスも抜群で、そこのかなり面白いのですが、やっぱり今回の見どころ、それはやはり
アンディと結局どうなるか?
結局、そこなんです!いつものようにはぐれてしまったおもちゃたち、アンディのもとに無事にたどりつけるか、そして、アンディはおもちゃたちをにどういう気持ちを抱き、どう対処するか。そこは具体的には言えませんが、ひとつだけ言えることを言っておきます。
最後の20〜30分。ピクサー史上、一番泣けます!泣かずにいられるか!!!
これだけは本当に間違いないです。僕もこれ、自分なりにいくつかのパターンを予想して臨んでたんです。でも、ピクサーのスタッフたちの方が二重にも三重にも考えてて、予想を遥かに超えるんです(笑)!そこが、いつも思うけど、ホントすごいよね!そして、エンドロールになっても、途中退出しないで、クレジットの字けになるまでは、座って待っていてください。そうしないと、本作の理解が1〜2割減りますので。
…と、これ、「人気映画シリーズの第3作」と思わないで、「ロード・オブ・ザ・リング」と同じく、「3つのサーガの最終章」と思ってみてください。「ロード〜」も最後が一番評価高い気がしますが、シリーズ1作目で世に提起したことの答の返答がある分、やはり今回のヤツは深いかなあ。おそらく、「トイ・ストーリー、どれが好き?」という話になったとき、「3→1→2」、もしくは「1→3→2」の順で愛されて行くんじゃないかな。「1」ってこれまでも、並みいる「All Time映画トップ100」の常連中の常連だし、「2」もランクを200位まで広げればかなり入っているほどの人気作。「3」もかなり長いこと愛される作品になるんじゃないかな。
ということで、僕もこの映画への絶賛は基本的に大賛成です!唯一、ケチをつけるところがあるなら、3Dで見る意味があまりないということ。僕も別に3Dで見たかったわけじゃないですが、英語ヴァージョンで見ようと思ったら、夜遅い回(僕が見たの、深夜23時30分!)のみで、しかも3Dヴァージョンしかなかった。これ多分、日本も同じだと思います。ただ、3D眼鏡があると、最後の30分で流す涙を隠す道具としてはメチャクチャ機能しますが(笑)。
そんなわけで7/11、日本でも大いに期待して良い作品だと思います!