9(7)Iron Man 2
10(8)Splice
先週もお伝えしたように、「80sリバイバル対決」となった今回、軍配があがったのは、当初の大方の予想を覆し「カラテ・キッド」(今作の日本公開のタイトルも「ベスト・キッド」なのは知ってるけど、そのタイトルは嫌いなのであえてこっちで呼ばせてください)でしたね。今回のこのリメイク、やっぱ国としての勢いの差なのか、選ばれたのは日本ではなく中国でした。前作は、シカゴに住むイタリア系の青年がLAに引っ越しをして、そこでコブラ団にボコボコにされたところをミヤギさんに助けてもらい、そこから強くなる、という設定でしたが、今回はデトロイトから中国は北京に引っ越すこととなった黒人少年が、中国人の空手団にいじめられ、そこをハンさんに助けてもらい、そこから強くなる、という設定。
では、ここで、84年ヴァージョンと今回のヴァージョンの主要の二人を比較してみましょう。
左が前回の主役の”ダニエル”ことラルフ・マッチオ。で、右が今回の主役の"ドレ"こと、ウィル・スミスの息子、ジェイデン・スミス。前作は高校生の設定だったんですが、今回はこれ、12歳の設定ですね。まあ、思い切って大胆に設定変えたと思いますね。
で、二人の師匠さん、ミヤギさんとハンさんを比較すると。
左がミヤギ役のパット・モリタ。そして右がハン役の、言わずとしれたジャッキー・チェン。ミヤギさんはいかにもな好々爺で「柔よく剛を制す」の典型みたいな感じでしたが、ジャッキーは50代っていうのが信じられないくらい、今でも一線級のハリウッドAリスト・スターですからね。で、もう見るからに強そう(笑)。これも全然イメージ違いますけど、でも、あの箸でハエをつかまえる名シーン、どうやらあれは再現するようですね(笑)。
ちなみに前回のシリーズは、ラルフ・マッキオのアイドル人気でかなり成功したのですが、残念なことにパート3でラルフが激太りしてしまったことで人気が急降下。パート4では、主役がいきなり少女になってしまう(その少女が実はヒラリー・スワンク!)ことになってしまいます。なので、ジェイデン君、太らないように(笑)。そんなラルフとジェイデンの新旧カラテ・キッド・コンビを写した写真が見つかりました!
LAでのプレミアでの1枚のようです。ラルフ、一時の激太りは止まった様子ですが、今度は頭髪が微妙におかしなことになっています。それ、なんかズレてませんか…。
で、2位に終わった「A-Team」ですが、さすがにオリジナルとの対比ということになると、実はあんまり話題性がないのはたしかです。この人くらいかな
今度は右側がオリジナルです。人気キャラクター、BAバッカスを演じただけでなく、「ロッキー3」にもこの出で立ちとにらみで出演し、80sを代表するアイコンにまでなったMr.T。2010年版は、このMr.Tに総合格闘家のクイントン・ジャクソン(左)で対抗しようとしましたが、どれだけ髪型を真似しようが強かろうが、Mr.Tの顔が放つ異様な威圧感の前には勝てません。
そして、ことモヒカンということならこっちの方が話題です。
「カラテ・キッド」のジェイデン君の妹のウィロウちゃんが、プレミアの席で見事なモヒカンを披露!彼女、まだ9歳ということもあって「いくらなんでも子供の教育にこれは悪いのではないか」という世論がアメリカでも起こっているようですね。ただ、親はそんな世間の風評などおかまいなしなのか、ウィル・スミスが一生懸命娘の髪をキープさせようとしている親ばかぶりがかわいいです(笑)。素直に「リアーナに憧れる女の子が晴れ舞台で頑張っちゃった」くらいに思えばいいと思うのですが、世の親のリアーナに対する印象は下がったかもしれません。このコ、ちょっと前までは片側だけ剃ってて、それでも話題になってたのに思い切ったね(笑)。
ちなみにMetacriticの採点では「カラテ・キッド」が60点となかなか好評なのに対して、「A-Team」はちょっとピリッとしない45点。ちょっと勢い負けしちゃったかな。
さて来週ですが、ピクサーの今年の勝負作、「トイ・ストーリー3」が普通なら余裕で1位を取ると思いますが、「顔に傷あり」の異色のウェスタン・コミックのヒーローをジョッシュ・ブローリンで実写化した「ジョナ・ヘックス」も侮れません。お楽しみに!