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今週聴いた新作アルバム寸評

どうも。

 

 

昨日は全英チャート、解説出来ずにすみません。

 

 

時間があったら更新しますが、先にこちらを。これ、定例化するかもしれません。今週聴いたアルバムです。

 

 

 

Light Upon The Lake/Whitney

 

 

今週1番良かったのはダントツでこれでしたね。シカゴの新しいインディ・ロックバンドでウィットニーっていうんですけど。前、スミスウェスタンズって言って、すごく期待されてたサイケデリックなグラムロック・バンドがいたんですけど、その元メンバーが作ったバンドです。こちらも70sの、フォーキーなバロックポップを持ち味にしたバンドですが、とにかくメロディが美しい!なんか聴いていて、ベルセバが出て来た当時というか、90sの中頃から後半にかけて、サニーデイ・サービスとかキリンジとかが耳の早い外資系CD屋さんのバイヤーに押され、渋谷のHMVあたりでものすごくウケてた頃をなんか思い出します。あの時期の日本だったら、これ、局地的にウケてたと思いますね。ただ、スミスウェスタンズ同様、60s〜70sの豊富な音楽的造詣とそれをモノにするセンスがありながらも、それを受け止める土壌が今の音楽シーンに見つけにくいところが難しいところ。すごく応援したいんですけどね。

 

 

Let The Record Show/Dexys

 

 80年代に「カモン・アイリーン」の大ヒットで知られるイギリスのブルーアイド・ソウルバンドのデキシーズ・ミッドナイト・ランナーズの再結成2作目。本国ではどうやらウケて全英トップ10に入りましたね。気になって僕も聴いてみたんですが・・聴かなきゃ良かった(泣)。これ、メインとなるのは、ビージーズの「Love Somebody」みたいな懐かしの曲のカバーなんですが、しかもそれがケルト風とかそんな感じじゃなく、すごく凡庸な甘ったるいアダルト・コンテンポラリー。しかも、これ見よがしにアイリッシュ訛で歌ってるとかね。なんか、東北弁で歌われる演歌を思い出しました。こんな生き残り方はちょっと個人的には・・。

 

 

Seal The Deal&Let's Boogie/Volbeat

 

 

 これ、先週、ひそかに世界のマーケットで売れてたんです。デンマークのヴォルビート。アメリカで4位でドイツで1位ですからね。今、ラウドロック系ではかなり上位で売れてるバンドです。彼ら面白くて、顔はサイコビリー系のレザーにリーゼントなんですが、曲の方はポップ・メタルのフィルターを通してメロコアやってる感じです。ただ、ヴォーカルのすごくドッシリとした声の太さを活かした歌い上げと、重低音のガシッとしたギターリフ、わかりやすいメロディと、すごく一聴して「ヴォルビート」とわかるハッキリとした個性があるんですね。今どきのバンドとしては珍しいくらい確固とした個性があります。その点で僕は彼ら、評価します。ただ、あまりにキャラがハッキリしすぎて、全曲同じに聞こえないわけではないんですけど(笑)。

 

 

Strange Little Birds./Garbage

 

 

 このガービッジの新作が、今回わりとどこのレヴュー見ても好評なんですよね。僕は前2作で聴かれた、力みすぎたハードなギターがダメで敬遠してたんですけど、あんまりにも好評なので聴いてみました。正直、そこまで言われてるほど良いとは思わなかったんですけど、初期の2枚にあった、シャーリー・マンソンのダークな妖艶さが戻って来たことはしっかり感じられました。あれこそが、このバンドの本来の魅力ですからね。良い意味でブロンディの後継者だった彼らですが、彼らのようなレジェンドになれるか否かはここからのキャリア次第ですかね。

 

 

 

Ash&Ice/The Kills

 

 

 ただ、僕自身は、ガービッジよりはこっちでしたね。ザ・キルズの5枚目のアルバム。この人たちって、「ファッション業界御用達バンド」の印象が先行して、さらに曲が一本調子だったので正直、僕の好みではなかったのですが、今回、その単調さが取れて、すごく1曲1曲を大切に歌う感じになりましたね。それは、これまでの不健康なゴス・ファッションから、ブロンドでスッピン・メイクになったアリソン・モスハートの変化に合わせたような感じですね。その晴れやかさが良いし、同時にこれまでのらしさもちゃんと残ってるからセルアウトした感じもないし。しかも5枚目にして、全英18位、全米45位と自己最高位を更新しているのも好材料。息の長く、成熟したバンドに成長しましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:CDレヴュー, 19:41
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