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最新全米チャート
どうも。


鳩山首相が辞任したことは知っていましたが、ここ最近の記事の内容が余談を挟みたくない感じだったので後回しにしていました。まあ、僕が日本を離れる時ぐらいから支持率は悪化の一方だったし、普天間基地問題の責任もあったであろうからしょうがないかなと思いますが。普天間の問題に関しては、以前僕が沖縄に行って帰ってきた直後に米兵による少女レイプの事件があったり、僕の住んでた横浜でもマナーの悪い米兵の姿をたくさん目の当たりにして来ていたのですごく関心がありました。 まあ、本来なら「米軍の教育もうちょっとちゃんとしろ!」ってとこだし、 日米安保の件があるとは言えそんなヤツらに防衛されてもな、というのが筋だとは思うんですが、撤退がなんだかんだで無理なら少なくとももう少し隔離されたどこかに移転はやはりさせるべきだとは思います。次に首相になられる方にその解決は期待して。これでコケて「また自民復活」みたいなことが一番イヤなシナリオでもあるんでね。



また、一昨日の記事のMIA VS リン・ハーシュバーグ、ニューヨーク・タイムスが訂正文を発表しましたね。でも、これがMIAが怒ったことをほとんど修正しないもの。ハーシュバーグ曰く「このインタビューでの発言はすべて、MIA自身が実際に語ったものですが、何回かにわけて発言したものの違うところを持って来て、違う順番で文章を並べてしまいました」というもの。これは、MIAが反抗材料としてあげた音声ファイルに一応応えたものではあるのですが、MIAが主張した「私がグラミーに出る目的は…」ってとこの「名誉のためじゃない」というところをカットしたことに関しての言及は一切なし。つまりハーシュバーグにとって、MIAが主張する「名誉とかのためじゃない」という主張は、彼女的には賛同を得られなかった、というわけです。また、予想通り、「トリュフ味のフレンチフライを食べながら…」に関しての言及は一切なし。さあ、これを受けてMIAはどう反応するか。



では、金曜恒例全米チャート。



 SINGLES

1(1)OMG/Usher
2(3)California Gurls/Katy Perry feat Snoop Dogg
3(2)Airplanes/B.o.B feat Haley Williams
4(7)Your Love Is My Drug/Kesha
5(4)Break Your Heart/Taio Cruz feat Ludacris
6(6)Alejandro/Lady Gaga
7(4)Nothin' On You/B.o.B feat Bruno Marz
8(14)Bulletproof/La Roux
9(11)Hey Soul Sister/Train
10(9)Not Afraid/Eminem



あいかわらず、それほど代り映えはないですが、先週もお伝えした通り、ラ・ルーの「Bulletproof」が今になって全米トップ10入りを果たしました。イギリスでのヒットがこのように時差をあけてヒットするのは、僕の覚えている限りだと、1984年、ワム!の「Wake Me Up Before You Go Go(ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ)」が日本やイギリスでヒットした半年後に全米トップ10入りして以来のことのような気がしていますが、これをお読みのチャート・ファンの方、そこのとこどうでしょう?もっと近い過去にそういう例があるのを思いついたらコメント欄にでもお願いします。


で、トップ10圏外を見ると、こんな曲が上がって来てますね。


 



はい。レディ・ガガの「Poker Face」の「Glee」出演者ヴァージョン。こちらが20位に上がって来ています。まあ、ヴァージョン自体は、ガガがライブの時によくやる、この曲のピアノ弾き語りヴァージョンをかなり忠実に再現してるものですが。


以前から何度か語ってますが、この番組、僕的には全面的には支持出来ない(ストーリーの陳腐さと楽曲のアレンジがねえ)ものではあるのですが、好感が持てるところは「ヒット・ポップス」というものが持つ意義を改めて多くの人に問いかけてるところです。「好きな曲を自分で聴ければそれでいいじゃん!」みたいな感覚がまかり通りすぎて忘れかけられていた、60〜80年代のヒット曲が持っていた「みんなで共有して楽しみむもの」みたいな感覚を思い出させようとしているところ。そこには僕もすごく共感します。それはまるで「『Glee』で歌われたら、それはいっぱしのヒット曲として認められたようなものだ」みたいな感じ。レコード屋さんもちまたからなくなった今ではとても大事なことのひとつではあるような気はします。



では、アルバム行きましょう


ALBUMS

1(1)The Music Vol.3/Glee Original Cast
2(-)Stone Temple Pilots/Stone Temple Pilots
3(4)My World 2.0/Justin Bieber
4(6)Need You Now/Lady Antebellum
5(8)Raymond V Raymond/Usher
6(12)The Fame/Lady Gaga
7(2)Exile On Main St/Rolling Stones
8(3)Brothers/The Black Keys
9(11)Live At The Troubdor/James Taylor&Carole King
10(5)Distant Relatives/NAS&Damian Marley


こっちもGleeが依然強いのは変わりません。注目すべきは2位に初登場して来たこの人たち。




再結成アルバムを発表した、ストーン・テンプル・パイロッツ。この人たち、インディ・ロック界隈だと「グランジ・ブームに便乗したニセモノ」みたいな捉えられ方をされて、同時代的にも評価としてはケチョンケチョンだったのですが、実は下降する人気とは裏腹にアルバムを経るごとに曲の幅はすごく広がって行ってたりして実は面白いバンドでした。要は、あの時代に求められていた”メッセージ””誠実さ”みたいなものに答えられるバンドではなかったものの、いち”音楽家”としての能力は優れたバンドだったのかな、と思います。


正直、日本での同時代の人気はサッパリなものでしたが、アメリカ大陸での人気は凄まじいものでした。だから全米2位だと思うんですけど、その人気はブラジルでも同様。最近よくかかってたんですよ、この人たちの昔の曲が。で、今冷静に聴くと、良い曲はやっぱ素直に良い曲です。その中での人気曲をここでかけてみましょう。


 



やっぱ、ストーン・テンプル・パイロッツといえばこの曲だと思います。よく書けてる曲だと思います。この当時のスコット・ウェイランドの顔がどうにもヤンキーくさく、そこの部分で共感持てる人とそうでない人に分かれてしまうと思うんですが(僕はこの人がソロ作出すまでは苦手でした)、そこももう時効でいいかなとは思います。



さて来週は、全英チャートのとこでもお伝えしたジャック・ジョンソンの他にタイオ・クルズやクレイ・エイケンもアルバムを出すんですね。先々週紹介したスレイ・ベルズのフィジカルでのアルバムも出ますね(前回のはオンラインのみ)。


今日の最後はその中からタイオ・クルズでシメたいと思います。この人、もともとはイギリスのR&Bシンガーだったのですが、アメリカでも「Break Your Heart」があたったことで大ブレイク。そこで今回、こうしてアメリカでのアルバム発売となったわけです。今回はその中から、イギリスでは既にトップ10ヒットとなった、ケシャをフィーチャリングした「Dirty Picture」を。なお余談ですが、Taioという名前は、英語圏の人には僕の名前と極めて似て聞こえるのだそうです。自分の英語表記だけ変えたくなりました(笑)。


 


author:沢田太陽, category:全米チャート, 03:54
comments(4), trackbacks(0), - -
Comment
はじめまして、いつも楽しみに拝見しています。毎日ものすごい情報量の記事が更新されて圧倒されてます。

記事中にあったUK→USの時差ヒットですが、いくらでもありませんか…?特に新人、というかUSでの最初のヒットの場合、UKヒットから半年以内にUSでもヒットさせた例の方が少数派だと思います。UK未発売の新曲をいきなりUSにぶつけて当てたJay Seanなんて例外もいますが。

今チャートインしてる中でもLa Rouxの他にTaio Cruz「Break Your Heart」はUKでは昨年秋のNo.1ヒットですし(その時はLudacrisがいませんでしたが)、Top10までは伸びませんでしたがThe ScriptもUKヒットから1年以上あけてのUSヒットでしたよー。
, 2010/06/04 3:43 PM
どうも。


ものすごい情報量…ですよね(笑)。うまいこと、短く書けないもんで。自分でもtwitterには向かないなと思ってます(笑)。でも、そういう風に言っていただけるとやる気が出ます!


僕の場合、どうしても「ロック」を先に念頭に置く癖があるので、「UKポップ」や「UK R&B」がどうか、ということがスポッと抜けることがあります。ご指摘ありがとうございます。たしかにタイオはそのくらいのインターバルでしたよね。


スクプリトは17位くらいまで上がって、力尽きてしまいましたよね。あれもトップ10に入れば話題にしようかと思ってました。


すごく参考になるご意見ありがとうございます。せっかくなんで、なんかハンドルネームをつけてまた書き込んでくださいね!



太陽, 2010/06/07 6:54 AM
うわ、すみません、名前消えてしまってたんですね。失礼しました。

僕は逆に基本がミーハーなダンス/クラブ系でロックの事がよく頭から抜けるので(ちょっとアンチ気味ですらあるかもしれません・笑)、ロック視点から流行音楽について色々書かれてるのが凄く面白い・ありがたいです。「ロックファン」を名乗る人ほど、売れ線軽視を通り越してポップやR&Bのこと何にも知らない人が結構いますからねー(まあ逆の意味で人のこと言えませんが…)。

ということでこれからもお邪魔させていただきます。
skg, 2010/06/11 12:43 AM
>skgさん


ああ〜、あなたでしたか〜!
…といきなり言われても驚かれるかもしれませんが、すいません。某掲示板(Sではじまるとこ)でよく書き込んでいるのを見てお名前は拝見してました。「チャートにお詳しいなあ」という印象を抱いておりました。


インディ・ロックのメディアを長くやってたので、チャート関係に戻るのはこのブログの名前でメルマガ作ってたとき以来久しぶりで、そちらの方の人脈の方ともしばらく連絡なかったので、こういう機会にまた接触出来ればいいなあと思います。どうやらこのブログ、「全米チャート」で検索してご覧になってる方、結構多いみたいなので、コメントでも書いて賑やかにしてやってください(笑)。



太陽, 2010/06/11 8:35 AM









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