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トロント映画祭後のオスカー状況(2)〜演技部門篇
どうも。

昨日の続きで、トロント映画祭を受けてのオスカーの現段階での評判、その2、行きましょう。今日は演技部門です。

ちょっと変則的に主演女優から行きましょう。

<主演女優賞>



主演女優賞に関しては、作品賞にノミネートされなくてもヒロインさえ十分に輝けば受賞出来る賞なので、ここはとにかく演技の評判そのものが非常に重要です。

トロント映画祭で評判を呼んだのはジュリアン・ムーアとリース・ウィザースプーンでした。ジュリアンは「Still Alice」で初期アルツハイマーを煩う女性役、リースは離婚後や母の死後に世界一周旅行をすると決意した女性の役です。ただ、この一騎打ちだと、「オスカー、まだ取ってない」という人に非常に有利です。となると、1度受賞経験のあるリースよりも、誰もが演技派と認めながらオスカー受賞に縁がなかったジュリアン・ムーアが有利なような気が僕はします。

ただ、「オスカー未経験」というと



このエイミー・アダムスも、6回のノミネートで受賞経験がないことで知られています。最新作のティム・バートン監督の映画「Big Eyes」はかねてからエイミーの演技の期待の高い映画ですが、内容次第でジュリアンとの激しい争いになりそうな気がします。

そして



トロントではこの人の評判も高かったですね。フェリシティ・ジョーンズ。若手のインディ系の女優さんではコアな人気のずっとあった人なんですけど、「The Theory Of Everyting」でのスティーヴ・ホーキンスの奥さん役は出世作になりそうです。

あと、デヴィッド・フィンチャー監督の、ベストセラー・ミステリー小説の映画版「ゴーン・ガール」主演のロザムンド・パイクも注目されていますね。

<助演男優賞>

どうやら、早くも満場一致の様相があります。トロントでこの人がウケました。



「Whiplash」という青春映画で、主演のマイルス・テラー(彼も今注目の若手です)扮するジャズドラマーの卵の通う音楽学校の先生役を演じるJKシモンズ。この人、その昔、「JUNO」でエレン・ペイジのとぼけたお父さん演じてた人です。この人、僕のイメージの中では「コメディのお父さん」で、結構知る人ぞ知る役者さんだったんですけど、これで遂に一般認知を得るか。

ただ、昨日も言ったようにですね、今年の傾向として、作品が絶賛されている映画が演技アンサンブルでも注目が高いこともあって、そうした有力作の俳優たちにもチャンスありだと言われています。



「Birdman」でのエドワード・ノートン、「Foxcatcher」でのマーク・ラファロ、そして12年父親役を毎年撮影しつづけた「Boyhood」のイーサン・ホーク。今年、結構ハイレベルな争いですね、ここ。個人的にはこのマーク・ラファロの別人キャラ、気になりますけどね。オリンピックでメダルを受賞した元レスリングの選手役です。


<助演女優賞>

こちらも「現時点でダントツ」との説のある人がいます。この人です。



イーサン・ホークと同様、12年間ママ役を演じ続けた「Boyhood」のパトリシア・アークウェット。もし、この予想通りに言ったら、僕は嬉しいですね。彼女のことは1993年に「トゥルー・ロマンス」を見たときにすっごくキュートで結構好きだったのです(笑)。ただ、その後、女優としては思った以上に伸びずに、2000年代には「ミディアム」というテレビドラマで霊能士の役をヒロインで演じてたのをみたとき「随分地味になっちゃったんだなあ〜」と思っていたものですが、こうやって報われるタイミングがあるというのは良いことです。

ここはですね、対抗馬と言えば



これまた「Birdman」絡みなんですけど、エマ・ストーン、評判いいですよ!やった!彼女は3年前に「ヘルプ」が作品賞や演技部門でノミネートされたのですが、彼女自身が主演女優賞にノミネートされませんでした。この絶賛相次ぐ新作での役で初ノミネートを狙いたいところです。

あと、僕的にはジェシカ・チャステインの動向も気になりますね。彼女がかわいそうなのは、演じる役がいつもどれも良いものだから、票が複数に分散する傾向があるんですよね。今年も主演で3作、助演で2作の候補があり、割れてるようですね。

<主演男優賞>

今年の場合、ここが大激戦だと予想されています。



当初は、顔が全くメイクで変わっているFoxcatcherでの偏執狂的殺人者を演じるスティーヴ・カレルと、「Birdman」で落ち目の元スーパーヒーロー役者をえんじたマイケル・キートン。どっちかだろうと言われてました。

しかし




トロントの作品賞を制したことで、「Imitation Game」のベネディクト・カンバーバッチ、そして主演女優のとこでも触れたスティーブ・ホーキンス博士その人を「The Theory Of Everything」え演じたエディ・レッドメインが入って来そうな勢いです、2人ともイギリスの美形ですね。女性ファンのシンパシーは両者共に得そうな気がします。


・・という感じでしょうか。


まあ、まだ9月なんで、まだまだあてにはなりませんが。続きは11月の終わりくらいかな。
author:沢田太陽, category:アワード, 13:29
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