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オズフェスト・ジャパンが”その件”以前に許せない理由
どうも。


ある時期、”TOKYO ROCKS”とかいう、ブラーが出るの出ないのというイベントが”いかがわしい”とかで、日本の音楽ファンの話題になっていたみたいですね。で、今は


オズフェスト・ジャパン


これの話題で盛り上がっているとか。


僕はこのオズフェスト・ジャパンについては一ヶ月くらい前だったかな、何かのキッカケでたまたま知って、ラインナップ見たときに「エッ、それでいいわけ?」と思って、それこそ一度ここで話題にしようかと思っていたところでもありました。たしかその時点では、今一番物議を醸しているお話はまだ存在しなかったと思います。あるいは僕が単純に見落としていたのか。


でも、このオズフェスト、仮に”その件”がなかったとしても、これはダメです!


この件に関しての専門の掲示板の類いなどは覗いていないのですが、僕のFB経由で伝わってくる話だと、どうも話の争点が”その件”一転に終始してて、「えっ、そこしか話さないわけ?」と思って逆に違和感があるんですが、今回は僕がこのオズフェスト・ジャパンに関して「これは絶対おかしいだろ!」ということについて触れたいと思います。


①「一番目立たないといけないのがブラック・サバス」という大前提が忘れ去られている


僕がこのオズフェストで最も嫌なことは、このフェスの主催であるブラック・サバスの存在自体が忘れ去られて、別の話題に完全に持って行かれてしまっていることです。このオズフェストは96年開催ですが、97年に、これまで20年近く袂をわかっていたオジー・オズボーンとブラック・サバスがよりを戻して、グランジ勢からの再評価などの新しい時代の後押しもあってヘッドライナーとして出演したことからハクがついて、以降10年くらい毎年開催の名物として定着するようになったものです。


それくらいブラック・サバスって、欧米圏だと特別な存在なわけです。実はこの秋にブラジルでも初のサバス公演が行われる予定なんですが、一般メディアで、まだ日程も発表されてないのに、「やって来る!」という事実だけで大騒ぎです。実際、クラシック・ロック系のラジオでサバスの曲は頻繁にかかりますしね。ハードロック・レジェンドとしてはツェッペリン、AC/DCについで大きな存在、と呼んでも良いかもしれません。実際問題、「ロックの殿堂」に入った70sのハードロック・バンドって、その3つとエアロスミスだけですからね。


今回はしかも、そのサバスが、97年のオズフェスト参加の際でさえやらなかったオジーを交えての新作を出すという、画期的なことをあえてやってるタイミング。当然、国際的な期待値も高いわけで、そんなタイミングで日本でいち早く(オジー入りとしは)35年ぶりの新曲聴かせにくるわけですよ!しかも全米ツアーより先に。そんなタイミングなのに、別なことが話題になってしまって、サバスの意義みたいなものが全く見えなくなってしまっている。


これは「運営面がどうだ」とか「商業面がどうだ」以前に「フェスそのもののコンセプト」を尊重していない時点でダメです。「オズフェスト」って名前でオジーが目立たないイベントになってしまっている時点で、それは失格でしょう。いくらオズフェスト仕掛けたのが商売上手のシャロン・オズボーンだったとしても、そもそもが「オジー」という存在に対してのアーティストからのリスペクトで成り立って来ていたイベントなわけですから、少なくとも別の国での最初の1回目くらいは、最低限のコンセプトには忠実にやっていただきたかったですね。


②「オズフェスト」というものに憧れて来た人の気持ちに応えていない

先ほども言ったように、オズフェストは1996年にはじまったフェスです。このフェスでは、オジーに敬意を払う(当時の)若手のニュー・メタル系のバンドが集まって、全米ツアー形式のフェスをやることで知られていました。このフェスの存在が、このあたりから2000年代前半にかけて盛り上がるニュー・メタルのシーンの活性化にもつながっていましたね。


僕はニュー・メタル自体は正直得意なジャンルでは全くないんですが、それでも「先人へのリスペクト」と「シーンの掘り起こし」が兼ねられたイベントであることに対しては好感を抱いていたし、存在すべきフェスだと思っていました。まあ〜、ニュー・メタル自体が下火になっちゃった2004年のエディション以降は焦点のズレたものとなり、2009年以降は不定期開催になっちゃって求心力が薄れたことは否めないのもまた事実ではあるんですが、それでも「オズフェスト」が作ってきたブランド・イメージというのはやっぱり存在するし、90年代からミレニアム近辺にかけて、「日本でもオズフェストやってくれよ〜」とうらやましがっていた当時の日本でのニュー・メタルのファンもいたと思うんですよね。実際、そういう憧れにはなりやすいものだったとも思うしね。


そんな「オズフェスト」が、話題になって10数年たってようやく日本にも上陸したわけです。そうなると、やはりその「伝説」を覚えている身からすれば「おおっ、遂にか!」と思ったはずなんですよね。


それが、蓋を開けたら


「日本のバンドが半分以上」


・・これは、海の向こうで「オズフェスト」の空気に憧れていた人にしてみりゃあ、そりゃショックでしょう。これ言うならば、「ある有名ブランドの日本での支店が出来ると聞いて行ったら、飾ってあったもののほとんどが日本のデザイナーのものだった」とか、「有名レストランの日本店が出来たと思って言ってみたら、半分以上が”日本独自メニュー”だった」とかとほとんど同じインパクトの「だまされた」感が強いショックですよね。

そりゃ、そうですよ。だって、今まで「日本で見れなかった」から憧れて来た訳であって。その「日本で見れなかったものが、奇跡的に見れる」という喜びを期待したいから実現を待っていた人もいたわけで。僕がそういう人の中のワン・オブ・ゼムだとは思いませんが、しかし、「憧れていた人の気持ち」はよくわかるつもりです。


③日本のバンド関係者がフェスの知名度を利用しているようにしか見えない”2日開催”


あと、これに気づかれた方がどれくらいいらっしゃるかわからないんですが、


「オズフェスト」は通常、1日開催です。


「オズフェスト」というイベントは、90年代のロラパルーザと同様、元が全米ツアー形式のフェスティバルなんですね。従って、各公演地で見れるのは、その日1回限りのものであり、同じ場所で2日目、3日目が見れる訳ではありません。そしてそこでは、必ずブラック・サバス、もしくはオジー・オズボーンのソロがヘッドライナーなワケです。つまり、そもそもサバスやオジーが出演しない日というのは存在してなかったんですね。


しかし、今回なぜかそれが2日の開催になってしまっている。こりゃ、どうしたことなんでしょうね。「オズフェスト」の主催陣営としては、スリップノット、デフトーンズ、スラッシュ、TOOLを連れてくるのは、通常の「1日公演」の規模なら普通のことでしょう。いや、これならむしろ、通常の年よりも豪華なくらいです。このメンツ出すんだったら出演料も結構かさんだでしょうし、その分、欧米の若いバンドの出演料の捻出も難しくはなったんでしょうね。


ただ問題は、このメンツで「1日公演」であったならば本国規模に負けないものができたはずなのに、これを2日に振り分けてしまってインパクトを大幅に薄めてしまったことです。しかも1日は「オズフェスト」と銘打たれているのにオジーもサバスも出演なし。これ、何でなんでしょうね?


もしかして、「これ以上はこっちで連れてけないから、2日の開催になったら、あとはそっちでなんとかしてくれ」と本国のスタッフが日本のプロモーターに伝達した結果こうなったとか、そういうことなんでしょうかね?それとも、「1日の公演だと元が取れないから、なんとか2日開催にしてくれないか」という日本側からの願いで無理矢理2日になったところ、枠が埋まらないから日本のバンドで埋めたとか?


まあ、でも、そうなったら、日本のバンド側からしたら、そりゃオイシイですよね。だって、「国際的な知名度のあるフェスに呼ばれた」となったら、バンドのプロフィール上にも有利なわけですから、予定さえ埋まってなければ、そりゃ普通マネージメントも出させますよね。


でも、今回はいくらなんでも「枠」が多すぎましたよね。日本からの出演ラインナップみた場合、パッと見やパッと聴きで「この人たち、サバスを敬愛してる以前に、サバスの曲、知ってるの?」と思わせてしまう感じのものが目立ってしまっている。それこそが一番の問題なわけで。先ほどからずっと書いてるように、基本が「オジー、ならびにサバスへのトリビュート・フェス」なわけですから。それが尊重されないような出演者なら、本来オーディエンスだって望まないわけで。仮にそんな「望まれないバンド」の枠を、野心だけが強い日本のバンドの運営者の私欲がかっさらって行ったのだとしたら、それは残念なことですよね。


④「ももくろ」問題


・・と、僕的には先にここまでが不満で、そこからやっと世間的に物議を醸している「ももくろ」の出演ということになります。


 これに関しては、僕も「問題外」だと思います。これですね。仮に、サマーソニックでかつてお笑いタレントがやったように、事前の出演告知なしで、オープニングのタイミングで「シークレット・ゲスト」の扱いで出演する、とかなら決してナシではなかったと思います。そうしたら、もちろん拒絶反応からブーイングを起こす人も間違いなくいたとは思いますけど、「いや〜、『ももくろ』が出て来たんだけど、こういう機会でもないと見ないだろうから、ちょっとトクしたかも」と、ユーモア感覚のある人だったら、そういう反応も今のリアクション以上にはあったような気がします。


ただ、シークレットじゃなしに、夕方の結構深い時間に、他のバンドと同等の時間枠で出るというのは、それはやっぱり問題でしょうね。「いや、何を言ってるんだ。ももくろはアティチュードがロックだぞ」とか「今の日本のサブカルチャーの最先端だぞ」みたいな意見は僕の周囲でも聞く話ではあります。仮にそれがその人たちの言う通りだとして、別にこれが「オズフェスト」という名前のフェスでなかったり、メタル・フェスでなかったら、それでも良かったと思います。ただ、「演奏そのものを生身の体使って表現しない」「身体的な力強さを表現しない」タイプの音楽を、”ハードロック”なり”メタル”なりのイベントに出すというのは、やはり問題があります。いや、これを仮にもうちょっとゆるく”ロック”とした場合でも、やっぱり抵抗ありますね。やっぱり、「自分で曲を作らない」「自分で演奏しない」は、本来”ロック”と見なされるべきではないから。


実際、欧米では、日本よりもその議論は根深いですよ。たとえば、グラストンベリーとかコーチェラみたいなデカいフェスにたとえばビヨンセとかジャスティン・ティンバーレイクみたいな明らかに実力のあるポップ・シンガーが出る場合でも「あいつらはロックじゃない」というアウェーな風当たりというのは必ず受けるんです。そして出演する側も、それがわかっていてあえて出演して、その偏見が間違いであることを証明させるためにレベルの高いステージを行おうとする。だからはじめて成り立つわけです。


では、「ももくろ」の場合、それはどうか。僕も最近まで実はほとんど知らなかったりするのであまりエラそうなことは本来言えませんが、たしかに「オリジナリティ」はあるとは思います。凝っているのは参加メンツのクレジットとか見ても、わかります。それこそ、いろんな人が指摘するところの、サバスの「Sweet Leaf」のイントロの咳払いをソックリいただいた曲の作者が、僕もある時期好きだったコールタール・オブ・ザ・ディーパーズ(日本のシューゲイザー・バンドでは秀逸です)のNARAZAKIだと知ったときは「そりゃまた大胆な人選!」だとは思いましたから。それと、「日本の典型的なアイドル・ポップ」なイメージそのままの、通りの悪いキンキン声の歌謡ポップを合わせているのは、そりゃ、他の国にはないことだと思います。


ただ、それを「ロック」と呼ばれてしまうと、「アンタ本気かね?」と思ってしまう自分はどうしてもいるんですよね〜。


それを「ロック」と呼ぶには、歌声の軽さがグルーヴにはまらずに浮き上がっている時点でどうしても違和感あるし、その効果を本人自身が意図的に出してる訳じゃなく、バックにいる人が操ってるだけ、というのも違うと思うし。


また逆に、「進化したアイドル像」として評価した場合でも、ジャスティンとかリアーナみたいに「ダンス・ポップの最先端」を行ってる訳でもないし、ましてや歌唱力があるわけでもない。
僕はアイドルに批評性を持って語るのは好きな方だと思っているんですけど、最近の日本でいつのまにかなし崩し的にほめられて、むしろ「けなすこと自体がクールじゃない」みたいになっている日本の女の子のアイドル・グループに関しては、日本を離れてリアリティが確認できないせいもあるんですけど、一体どこに批評的にほめるポイントがあるのか、正直僕には全く理解できません。


・・と、論点がズレてしまいましたが、昨今の日本での「国産アイドルへの過大評価」が、国際知名度もあるメタル・フェスの領域まで踏み込んでしまうことには僕も違和感は感じますね。



まあ、いずれにせよ、サバスがしっかり記憶に残る形で、フェスが行われればいいですけどね。
author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 09:09
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Comment
今回はプロモーターと各邦バンドの事務所にオズフェスは箔付けに利用されたのでしょうね
洋楽不況ということを差し引いても
ももクロなるアイドルがアナウンスされた瞬間初日のみ売り切れで
サバスToolの出る日が未だソールドアウトせずというところが日本の現状でしょうね
atari, 2013/05/03 3:54 PM
オズフェストはオジーのためのものでもないし、サバスのためのものでもないですよ。
そしてサバスはオジーのものでもないですよ。
往年のオズフェストと違うことは大きな問題じゃないですよ。
もともとオズフェスト自体、思想や節操と無縁の商業フェスなんですから。
ニューメタルが下火になってからオズフェストは迷走したと書かれてますが
単にその時々で売れ線のバンドを出してるだけでしょう。
もしオズフェストという看板に意味があるのなら
主催者が出演バンドをコントロールすればいいだけのことでしょう。
でも、日本ではオジー時代のサバスは人気がないですし、
オズフェストと聞いてニューメタルのフェスを期待する人が多くいるとも思えない。
ましてその人たちがサバスのファンだとも思えない。
オズフェストというブランドに憧れてた日本人ファンなんて、ほとんどいないんじゃないですか?
オジーサバスをトリとしたニューメタルフェスなんて、日本でやったら大失敗だと思いますし
興行として成立するのなら、とっくの昔に日本でやっていたことでしょう。

おそらく今回のオズフェスに行く客の中で、一番不満の少ないのはオジーサバスのファンですよ。
サバスはレジェンドなんだから、それにふさわしいフェスにするべきだという発想するのは、
それほどサバスに思い入れのない人か、海外渡航して何度もオジーサバスを見ている人でしょう。
日本で人気のないオジーサバスが来日できるのかとファンは半信半疑でしたから。
だから、そういう人たちは、フェスに日本のバンドが投入されることなんか覚悟の上です。
「欧米圏」とひとくくりにされていますが、欧州各国と米国でも違うし、日本も違う。
各国の事情、人気に応じて、いろいろなやり方があって良いと思いますよ。
ましてや、ロニーが亡くなったことで今回のサバス再始動なわけですし、ビルも不在。
サバスの意義、とか、サバスはレジェンドだから、とか過剰なリスペクトは本末転倒です。
オジーサバスの来日公演それ自体がファンにとって唯一価値のあることです。
ただし、ももクロがサバスと同日だったり、出演順が近かったりしたら、さすがに怒ったでしょうけど。

そもそも貴方自身が「争点がももクロの一点に終始してる」と書いていますが
それこそ「オズフェストというブランドに憧れていた人などいない」ことの証拠では?
その憧れの対象も、オジーなのかニューメタルなのか往年のメタルバンドなのか不明ですし。
貴方が架空の人たちをいると信じ込んでいるのか、
架空の人たちに仮託して御自分の想いを語っているのか、ちょっと分かりません。

日本のバンドを悪者扱いするのは理解に苦しみますね。
想像で語ること自体は良いとしても、それを根拠に批難するなんて、あんまりでしょう。
今回のサバスのギャラは非常に高額であることが噂されていました。
日本のバンドが安いギャラや協賛金持参で出演する、というのは想定の範囲内です。
問題があるとすれば、それら日本のバンドの音楽性だけ。
サバスの曲を知ってるかどうかはどうでもいいですよ、サバスへの接待じゃないですからね。
メタルバンドの中にだってサバスに興味ない連中はいますが
サバスの影響があるかどうか、サバスを好きかどうか思想調査しても仕方ないでしょう。
本場のオズフェストだって、各バンドのファンが楽しみにしてるのはそのバンドであって
いちいちサバスへのトリビュートがどうのなんて誰も考えないでしょう。

日本には世界的に評価の高いドゥーム・バンドがたくさんいますが、集客は東京で100人程度。
そうしたバンドを集めるのは冒険に過ぎるでしょう。
ドゥーム以外のメタル系の日本のバンドで固めることを望んでいたファンは多いと思います。
しかし、プロモーターは、非メタル系でもっと集客力の高いバンドを選びました。
プロモーターがもともとメタル系にくわしくない呼び屋だったからという説もあります。
興行としてどちらが良かったからは不明ですが、フェスとしてチグハグになるのは事実でしょうね。
問題は日本のバンドが多いことではなく、各バンドのファン層が被らないことです。

ももクロについては、当初から呼ぶ予定だったとする説もありますが、違うんじゃないですかね。
ももクロ呼ばなきゃ、初日の集客が壊滅的だったんじゃないですか?
だから、ももクロがロックかどうかなんてどうでもいい話だと思います。
赤字を縮小するために、なりふり構わずアイドルを呼んだってだけだと思いますよ。

長文乱筆たいへん失礼いたしました。
ラララ, 2013/05/03 11:35 PM
この長文書いてるやつ、論点ずれまくってるし知ったかだらけだし、持論の展開したいだけなら自分のブログでやれよ(笑)
ラララ(笑), 2013/05/04 1:59 AM
>ラララさん

長い書き込み、ありがとうございます。
さすがにここまで書き込んだとなると、返答しないのは忍びないので、応えることにしましょう。

まず

>オズフェストはオジーのためのものでもないし、サバスのためのものでもないですよ。

オズフェストはオジーのためのものです。少なくとも僕はシャロン・オズボーンが「オズフェスト」の経営権を売ったという話は聞いたことがありません。

もちろんオズフェストはシャロンが仕込んだ商業的なイベントです。しかし、それは誰がもうかると嬉しいイベントか。それは自分の夫であるオジーに決まってます。


あと「思想と節操がない」イベントが10年以上持つ訳ないでしょう。それはシャロンのプロモーターとしての手腕をなめ過ぎですね。オズフェストはもともとシャロンがオジーをロラパルーザに入れ込もうとして断られたことからスタートしたイベントです。いわば90年代版のロラパルーザをオジー流に翻案したのがあのフェスだったわけです。

あの当時、オジーたちに非常に都合が良かったことに、グランジ/オルタナ系のバンドからも、セパルトゥラとかパンテラみたいな(当時の)新種のメタル・バンドからもサバスが非常に支持されていた。実際カバーも多かったし、インタビューで自身のルーツにあげるバンドも本当に多かった。だから、「パイオニアが若い伸び盛りのバンドを舎弟のように連れてまわるフェス」を組むのが可能だった。実際、その流れでスーサイダル・テンデンシーズやフェイス・ノー・モアのメンバーも後にオジーのソロのバックバンドのメンバーになってますよね。


あと、あなたの文面から感じられるのは

>サバスはオジーのものでもないですよ

という主張ですね。実際その件でオジーとトニー・アイオミがある時期訴訟をやっていたのは事実です。たしかに「バンドにずっといてリーダーだった」という意味ではアイオミに分がありますが、でも、オジーからしたら「誰がサバスの曲を世界的に有名にしたんだ」「俺がサバスに再注目させてなかったらサバスは今頃どうなってたと思うんだ」という言い分があるはず。

加えて、オジーはかつてサバスを不本意に追い出されてる訳です。しかも、当時マネージャーだったシャロンの父親に。それを見かねてシャロンがオジーに手を差し伸べたら、父親に勘当されて、以後20数年、この父娘は対面さえしないほど親子の断裂を起こした。ただでさえそういう遺恨があるのに、オジーがドラッグとアルコールで廃人状態だった間にロニー・ジェイムス・ディオがサバスに入って、それなりの成功を収め、こちらでもたしなファンベースを得た。そんなオジーにとってディオの存在が気に障らないわけがないし、そのディオがオジーとのリユニオン・ツアーをやったあとにアイオミに近づいたとなったら、そりゃもめますよ。問題はアイオミが、リーダーでありながら、サバス人気がシンガーのそれに左右されていたこと。これじゃ権利主張しても、申し訳ないけど勝ち目ないですね。


で、ディオの死後に、当のアイオミもなんだかんだで合意したから今回のツアーもあるわけで。


で、ビル・ウォードの件は、正直真相はよくわからないです。僕個人的にも彼のドラムは好きですし残念です。ただ、やりとり見てるに、これはプレイヤーとしての現在の力量の問題があるような気がします。例えばKISSもオリジナルで再結成したものの、ライブでどう見ても危なっかしかったエース・フレーリーとピーター・クリスを切って存続の形を取らざるを得なくなった訳だし。さすがに60歳を超えての活動のわけですから、こういう問題が生じるのはある程度仕方がないことだと思います。ビルの問題が実際にこれに該当するのであれば、別に非情でも「魂を売った」でも何でもないと思います。さらに言えば、それでサバスの意義がなくなったわけでもないと思います。
太陽, 2013/05/04 11:57 AM
あと


>サバスはレジェンドなんだから、それにふさわしいフェスにするべきだという発想するのは、それほどサバスに思い入れのない人か、海外渡航して何度もオジーサバスを見ている人でしょう。日本で人気のないオジーサバスが来日できるのかとファンは半信半疑でしたから。
だから、そういう人たちは、フェスに日本のバンドが投入されることなんか覚悟の上です。


だとしたら、日本のオジー・サバス・ファンは随分弱気なんだな、と申し訳ないですが思ってしまいました。「他の人が盛り上がってなくてもいいんだ。自分が好きなら」みたいな意見を言うタイプの音楽ファンは僕もこれまで随分会ったことがありますが、申し訳ないですが、一度も共感を抱いたことのない考え方です。やっぱり僕は、自分が良いと思うアーティストや作品を共有している人が少なかったら、「それを広めなきゃ」という考え方しかしないから。それが、「ところが変わればたくさんの人が共感してくれるのに」と思うときはなおさらですね。で、そういう気持ちを持たないと、実際問題広がって行かないことも事実ですからね。

あと言っておきますと、AC/DCとかザ・フーも一昔前は「日本で人気がない」の典型みたいに言われていたバンドでしたけど、いつしか「来日嘆願」の運動する人が出て来たりして、そのうち変わりましたよ。両方とも日本のアリーナ埋めるくらいの人気は獲得しましたしね。ファンの気持ちひとつでそういうことも可能だということはわかっておいた方がいいと思います。サバスだって、今回のウケが良ければ、そういうことが不可能なわけじゃないと思います。そのためには「こんな見せ方はいくらなんでもないよな」と思うことも必要ですよ。


>それこそ「オズフェストというブランドに憧れていた人などいない」ことの証拠では?

 憧れていた人がいてもおかしくない状況はありましたよ。10数年前にはRATMやKORNも日本のフェスでヘッドライナー取れる位置までいたわけだし、僕もその当時、その系統のバンドのファンを知ってたし、その人たちはオズフェストも普通に何か知ってたし。あの頃に普通にオズフェストでやってたことを持ち込んだら、少なくとも今よりはすんなり成功してたんじゃないですか。実際その当時のサマーソニックのマリン・スタジアムのステージに並んでいたのなんてそれに近いメンツだったわけだし。


>日本のバンドを悪者扱いするのは理解に苦しみますね。


日本のバンドは悪者扱いしてません。むしろ、サバスと全くつながりの見えないバンドまでブッキングしないとならなくなるほどに出演枠を作り過ぎてしまったプロモーターの責任だと思います。


それでも、海外からブランド名借りてるのに、国内のバンドが過半数超えるなんてことは、やっぱり「ありえない」としか思えませんね。だったら最初から「そんな名目借りるな」ってことにもなるわけで。ブラジルにも「ロラパルーザ」の海外ブランチがあって、幸いにも本国開催に近い空気感でやってくれているので人気もありますけど、これで今回のオズフェストみたいに「国内が半数以上」なんてことになったら、1回で終わりのフェスになってましたね、間違いなく。名前を借りるからにはそれなりの責任感を追うべきです。「何をやってもいい」というのでは、その名前を承認した人にとっても失礼でしょう。

>赤字を縮小するために、なりふり構わずアイドルを呼んだってだけだと思いますよ。

そういうメンタリティが一番許せない人が多いんじゃないですか。自分の金のことを優先的に考えて、本来見に来て欲しい人にハートが届けられないイベント。僕も含めてですけど、だから文句言ってる人が多いんだと思いますよ。

太陽, 2013/05/04 12:23 PM
書き殴りの長文コメントを相手にして下さって、ありがとうございます。

>オズフェストはオジーのためのものです。

「会社は株主のためのもの」みたいな表現ですね。実際には、会社というのは従業員やその家族や顧客や地域のためのものでもあるわけです。それと、「オズフェストはオジーのためのもの」という主張に固執されますと、ますます、出演ラインナップを批判することが出来なくなると思います。オジー側がちゃんと管理して、ふさわしくない出演者を蹴ればいいだけなんですから。

>あと「思想と節操がない」イベントが10年以上持つ訳ないでしょう。

ビジネスとしてちゃんと管理されていたら、続く可能性はあるんじゃないですかね。バンドと同じです。そもそも「パイオニアが若い伸び盛りのバンドを舎弟のように連れてまわるフェス」というものは思想やら節操やらといった類のものとは言えません。90年代以降、数えきれないほど、ドゥームやストーナー系のバンドが出てきていますが、そういった真のサバス・リスペクトのバンドは呼ばれていないわけです。

>あと、あなたの文面から感じられるのは「サバスはオジーのものでもないですよ」という主張ですね。

誤解ですね。「サバスはオジーのものではない」という主張と、「サバスはアイオミのものである」という主張はイコールではないですよ。私は「アイオミこそサバスだ」なんて言いたいわけじゃありません。しかしサバス=オジーではないわけです。現実に、オズフェストはサバスフェストという名前ではないわけです。サバスが出なくなっても、オジーのバンドが出ていたわけです。オジーのバンドが来日してサバスの曲を演奏しても、それはサバスと同価値ではないのです。それはオジー脱退後のサバスを見ても、オジーサバスを味わえないのと同じです。だから今回の来日には意味が有るんですよ。

>そのディオがオジーとのリユニオン・ツアーをやったあとにアイオミに近づいたとなったら

かつての再結成オジーサバスはアルバムを作れませんでした。これがすべてですよ。その一方でオジーはソロ作を作り続けてるわけです。だからアイオミとギーザーは、ロニーと組んだ。名前も変えた。それなのに揉めた責任の所在までアイオミ側に押し付けるのは理解できないです。

>これじゃ権利主張しても、申し訳ないけど勝ち目ないですね。

オジー以外のボーカルでアルバムを出してきた事実は変わりません。最近、ギラン時代、マーティン時代のアルバムもリイシューされてますが、バンド名はちゃんとブラックサバスになってますよ。そしてリユニオンの時にビルの代役として控えていたのはヴィニー・アピスです。オジー側だって、オジー脱退後のサバスを否定出来ないわけです。オジーサバスしか認めないというファンはたくさんいるでしょうが、権利者としてのアイオミを認めない人は極めて少数だと思いますよ。

>だとしたら、日本のオジー・サバス・ファンは随分弱気なんだな、

アイオミが40歳くらいでピンピンしていたら、そうかも知れませんね。年齢と病気のことがありますから、これが最後の来日かと覚悟してるファンは多いでしょう。だから、熱心なサバスのファン、あるいはアイオミのファンは、他の出演者はどうでもいいのです。これも「一度も共感を抱いたことのない考え方」でしょうか?

>AC/DCとかザ・フーも一昔前は「日本で人気がない」

日本ではオジー脱退後のサバスは何度も来日してますし、オジーのソロも大人気です。そしてオジーのTVでの活躍も日本のお茶の間で紹介されていました。それでも再結成オジーサバスは来日できなかったのです。AC/DCやザ・フーとは事情が違って、サバスもオジーも「広めなきゃ」の対象ではないんですよ。海外で高評価の日本産ドゥームバンドも、国内では集客に苦戦しているのです。ドゥーム自体がそれほど人気が無い上に、オジーサバスのギャラが高額なのが問題なのです。

>それでも、海外からブランド名借りてるのに

ちょっとよく分かりません。シャロンが昔からオズフェストを売り込んできていたけど相手にされず、今回やっと手を挙げるプロモーターが出てきたという認識なのですが。それと、建前だとは思いますが、今回の出演バンドの選出にはシャロンも関与しているとのことです。私はそれはウソだと思いますが、少なくとも日本のバンドの割合に関してはシャロンも認知ないし許可していると思いますよ。日本のプロモーターだけの責任じゃありません。
ラララ, 2013/05/05 12:53 AM
>ラララさん


どうも。ご返答ありがとうございます。

>オジー側がちゃんと管理して、ふさわしくない出演者を蹴ればいいだけなんですから。


今回の問題は、究極的にはそこがしっかりしていれば起きなかった問題です。僕もそれは同意します。おそらくシャロン側はふた開けてビックリなんじゃないですか。もっともシャロンはタレント活動で忙しくて来日しないかもしれませんが。


>90年代以降、数えきれないほど、ドゥームやストーナー系のバンドが出てきていますが、そういった真のサバス・リスペクトのバンドは呼ばれていないわけです。

ラララさんの真意がちょっと見えた気がしました。では、どのフェスだったらそういうバンドが呼ばれているんですか?それをオジー側に期待するのは難しいんじゃないですか。ストーナーである以前に「ロックスター」であるわけですから。で、そこの部分を含めての後続からの評価だとも思っているし。あと、サブジャンル化してコア化したものを「真の」とする判断基準は僕にはありません。


>年齢と病気のことがありますから、これが最後の来日かと覚悟してるファンは多いでしょう。だから、熱心なサバスのファン、あるいはアイオミのファンは、他の出演者はどうでもいいのです。これも「一度も共感を抱いたことのない考え方」でしょうか?


ごめんなさい。やはり共感できません。病気のことはもちろん僕も知っているし、だからこそ「最後」の可能性がある。楽観的にものを考えたいからそこまでは書かなかったですが。

でも、だからこそ、「もっとちゃんとした環境でなんでやってあげないんだ。最後かもしれないんだぞ!」と、サバス・ファンがもっと声をあげて怒るべきです。

あと、今回オジーが重い腰をやっとあげてサバスとアルバム作ったのも、年齢とアイオミの病気のことを考えたからでしょうね。でも、今までオジーがサバスでアルバム作ってこなかった理由もわかるんですよね。これ、サバスに限ったことじゃなくて、「再結成はライブではするけど作品制作では行わない」というバンドは多いですよ。やはり「あの頃と同じものが出来るか」という懸念がどうしてもあるから。特にオジーだと、サバスよりはだいぶ若い製作陣とソロを作ってるし、そういうものと比較して、アイオミやギーザーと良いものが作れるか、という思いはあったりしたのかな、とは思います。


>シャロンが昔からオズフェストを売り込んできていたけど相手にされず、今回やっと手を挙げるプロモーターが出てきたという認識なのですが

仮にそうだったとしても、「売り込んで来たのをこっちが買ったんだから何してもいいだろ」というのは違いますね。このポイントでは、おそらくラララさんとは見解は一緒にならないでしょうね。

ただ、最初にも言ったように、シャロンをはじめとした本部のスタッフの管理の甘さもたしかなんですよね。そこがしっかりしてるとこんな問題も起きなかったはずです。本人たちが終わってどう反応するかはある意味見ものです。



太陽, 2013/05/05 8:53 AM
コールタール・オブ・ザ・ディーパーズではなく、コールター・オブ・ザ・ディーパーズです。
そしてNARAZAKIではなくNARASAKIです。

オズフェスについて仰られていることついては概ね同感なのですが、こういう間違いがあると文章全体の説得力が下がる気がしたので一応…
サバスファン兼ディーパーズファン, 2013/05/08 10:11 PM
COALTARだろ?カタカナで表記してんだから
コールターでもコールタールでもどっちでもいいよ。

OASISをオアシスと読んだやつにオウェイシスだ!って指摘してんのと同じ
眉毛兄弟, 2013/05/11 2:26 AM
はじめまして、サバス歴25年のものです。興味深く読ませていただきました。
論点云々なんてのは誰しも確実なわけではないし、語っていってすり寄る事も必要ないし。それが「持論」ですからね。貫き通せばよい。
ただ、日本人である自分も共感させられたのは、文章にあった「ユーモア」と「野心」。所詮島国の日本においての昨今の扱いがこんなもんでしょう。サバスすら売り切れない事実…よくもわるくも「ガラパゴス化」(笑)
音楽にしても、ファッションにしても欧米への憧れとか、それが長続きしないとか。なんだかイーとこどりなんですよね。よく言えば、CDショップの充実度なんてのは日本が世界最高でしょうが。。
ちなみに、2005年オズフェストをロスまで観に行きました。断言します、あれが自分の生涯忘れ得ぬ最高の宝物です。
全てが違った、、老若男女、人種を超えて、レジャー感覚でフェスティバルを楽しんでた。

日本開催?観に行きません。千葉県民とゆーことで、マーチャンだけでも見に行こうかな。
それがボクに出来る精一杯の「反抗」ですから(笑)
とおりすがり, 2013/05/11 7:59 AM
最近の日本でいつのまにかなし崩し的にほめられて、むしろ「けなすこと自体がクールじゃない」みたいになっている日本の女の子のアイドル・グループ

同感です
なんだろうこの空気と思います
よっこい, 2013/05/11 6:36 PM
自分もももクロがオズフェストに出ると聞いたときは衝撃を受けました。
本人たちもオジーを知らなかったみたいですし(高城れにのみ知っていた可能性はありますが)、
自分もメタルなど聞くので両運営に怒る、というよりは唖然に近かったです。
きっとオジーが出演アーティスト決めたわけではないんですよね、その辺知らないですけど
正直MAN WITH A MISSIONが出ることにすら苛立ちを覚えていましたからねw
オズフェストってそんな場所じゃねえだろ、と。
そんな矢先にももクロの参加が発表されましたからね。
ももクロファンの自分としてはどう反応すればいいかわからなかったですよ。
どれだけかっこいい曲があっても、素晴らしい方々と共演させていただいても、ももクロは「アイドル」ですから。
その意味では、今日の最初に「私たちはーアイドルだー!!」と言ってた、というのはよかったと思います。
そのうえで和嶋さんギターNARASAKI作曲の曲とかを歌うのは出るなりにももクロ運営もうまくまとめていたと思います。

キレてる方もいたらしいですしね、終わってみてもまだ賛否両論ですねー

自分も同様、明日のサバスの盛り上がりが一番いいモノになることを願っています
ももクロもslipKnotも好きです, 2013/05/12 12:55 AM
オズフェスト2日目で生のブラックサバスを初めて体験し、その余韻に浸るためにいろんなページを見廻ってて、通りがかりました。はじめまして。

太陽さんの熱い想いに感動しました。おっしゃるようにブラックサバスの日本での認知度はまだまだ低いと思います。が、それでも・・・

「実際、クラシック・ロック系のラジオでサバスの曲は頻繁にかかりますしね。ハードロック・レジェンドとしてはツェッペリン、AC/DCについで大きな存在、と呼んでも良いかもしれません。」

という言葉が、21世紀も10年以上たつと冗談に聞こえないことがとても嬉しいです。振り返れば僕が彼らの音楽を初めて耳にした1980年頃、AC/DCとブラック・サバスは日本では人気が無いどころか、好きだというだけで笑い者にされましたからねぇ、いやマジで。ブラック・サバスの初期のレコードって日本では全部廃盤でしたよね、一時は。

それが、今回のオズフェストだって、あの当時の不人気ぶりを考えてみれば、あり得ないくらいの凄い集客でした。2日目はチケット余ったって言ったって、相当バカでかい会場にスタンディングでしたから。もし椅子席なら東京ドームでもいっぱいになったかもって思いますよ(大げさ?)。客の半分ぐらいは(いや、もっとかなぁ)サバスTシャツを着てましたしねぇ。男子だけじゃなく、女子まで。いやぁ、わが目を疑う光景でした。

というわけで、この前の日曜日は、三十数年前とは確実に時代が変わったんだと改めて実感した、思い出に残る1日でした。

あ、ちなみにももクロ問題が起きる前から、巷では「日本のバンド多すぎる問題」「日本じゃサバスで人を呼べないからってMan with〜とかオズフェスに全然ふさわしくないぞ、サマソニじゃねーんだ!問題」「tool出演決定で狂喜したが後はガッカリ続きだ問題」などで、ずいぶんとオズフェスの評価は既に下がってましたけどねぇ。だから、太陽さんと同じように感じてた人は、日本にも結構たくさんいた、ってことじゃないでしょうか。
おじさん, 2013/05/15 3:28 PM
メタルファンの気持ちを代弁してくれてありがとうございます。

素晴らしい内容だったと思います。
ヤス, 2013/05/16 4:02 PM
管理者の承認待ちコメントです。
-, 2013/10/11 12:10 AM
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-, 2014/11/18 6:01 PM









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