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「トゥルマ・ダ・モニカ」〜ブラジル人なら誰でも知ってる国民的こども漫画

どうも。


今日も1日、育児に追われてましたね。哺乳瓶で牛乳与えたり、母乳、哺乳器で飲んだあとのげっぷを誘ったり、おむつをかえたりしてました。おむつはもうひとりで換えられます。


どうやら僕自身は、この過程は嫌いじゃないですね。赤ちゃんが泣いても「理由はなんだろう」と考えるのは全然苦にならないし、「永遠に泣くわけじゃないからなあ」と思ってある程度待ってたら疲れて泣き止むし。こういう、相手の間合いを見る作業というのは、なんかDJの選曲みたいなところがあって興味深いですね。僕の場合、下手なりにお客さんの顔色見て、即興で選曲してたのですが、なんかその体験が生きてたりするかもしれません。


でも、ワイフの方が僕の何倍も大変だし、僕もいざ仕事が本格化して疲れて帰ってきたときに同じことが言えるか、なんですけどね。でも、年とって生まれた子供だから、なんかすごく感謝してる気持ちは強いんですよね。僕自身、人生設計において「子供は縁がないんだろうな」と長く思っていたのにそれが持てたんだから、もう感謝するしかないし「大事にしないとな」と思わずにはいられないというか。


そんなわけで、今日のネタは思いっきり「こどもネタ」です(笑)。でも、これは、ワイフが妊娠したと知ったときから、そのうち必ずやろうと思っていたネタでもあります。ちょうど今日は、急いで伝えないといけないネタもないのでいいかなと。これです。


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ブラジル人なら知らない人はまずいない、国民的子供漫画「トゥルマ・ダ・モニカ」、訳すと「モニカの愉快な仲間たち」みたいな感じでしょうか。これを紹介しようと思います。


この漫画は、出来たのは1950年代の後半とも60年代の前半とも言われていますが、定着して国民的漫画になったのは70年代からと言われています。この漫画はですね、この上の絵のモニカという出っ歯がトレードマークの、推定7〜8歳の女の子と、そのお友達のお話なんですが、話の筋としては


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この4人がメインとなります。モニカを筆頭に、セボリーニャ(右2)、モニカの親友のマガリ(左1)、セボリーニャの親友のカスカオン(左2)の4人がメインです。


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イメージとしては大体いつもこんな感じですね。モニカが元気のいいおてんば娘で、短期でいつもペットのうさぎを振り回すというキャラなんですけど、いつもモニカをからかってはモニカにボコボコにされるセボリーニャとは実はラヴラヴ…みたいな話です。


あと、マガリがオシャレにうるさい、シャイなんだけど実は食いしん坊の女の子で、カスカオンがなぜか風呂に入るのが嫌いな汚いキャラですね。ちなみに2002年のワールドカップでロナウドがやった「大五郎ヘア」のモデルとなったのがカスカオンの髪型です。


…と、話自体は至ってシンプルなんですけど、これがブラジル的には非常に人気がありまして、この漫画が人気がありすぎるせいでディズニー・キャラクターがブラジルに浸透しないという、嘘のような本当の話まであります。


実際に、このモニカを題材にして、街にはモニカのキャラクター・グッズがあふれているんですね。で、その中でも特に人気なのが

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このオムツですね。これはオムツの中で間違いなく一番人気のあるもので、入院先の病院でもこれが使われてましたね(言うの忘れてた。今日、退院してます)。


で、このオムツに使われたのは

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モニカのこのベイビー・ヴァージョンなんですけど、実はですね、これが僕に「子供持つのっていいかもな」とかなり具体的に思わせたキッカケでもあるんですよね(笑)。これの何に引かれたか。それはズバリ


手足!


モニカのオリジナルのヴァージョンもそうなんですけど、手と足の描き方がこの漫画、妙にリアルなんですよね。このクニャッと曲がって、体に比してまだ短いこの感じ。これ見たときに「かわいいなあ〜」と思って、ワイフが「そろそろ子づくりしようか」と持ちかけられたときにスンナリ気持ちが乗ったのは、このシリーズを街で見慣れて感化されていたのは事実ですね。


で、実際に、今、息子のTomをずっと見てますけど、やっぱり、手と足の動きがたまりませんからね(笑)。ワイフにだっこするときの腕の延ばし方とか、激しく泣くときの手足のバタつきとか、妙にそそりますもんね。


この漫画、そういう親が子供を見るときに直感的に「かわいい」と思える部分を理屈抜きに感覚的に表せている点で強いのかもしれませんね。あと、これ、話の設定自体も、どこにでもありそうな親子の話とか、兄弟けんかとか、子供の仲間内での話とかにリアリティがある。そこを崩さないで、子供なりのファンタジーやお笑いに話をちゃんと持って行けてるところが長い間ウケてる理由なんだろうと思います。


この「トゥルマ・ダ・モニカ」なんですが、最近は多角経営化がさらに進んでおりまして


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このように、日本のアニメ仕様に、モニカたちが14歳になったという設定で「トゥルマ・ダ・モニカ・ジョーヴェム(若者、みたいな意味)」というヴァージョンが2年くらい前からはじまりまして、売り上げの記録みたいなのを作ってます。


オリジナルも、このヴァージョンもこの


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原作者のマウリシオ・ソーザという人が作ってます。この人、70代の半ばなんですけどね。この人、実は2人目の奥さんが日本人だということもあって日本とはなにかと縁のある人で、モニカ内でも日系人のキャラが出てきます。そこはさすが、サンパウロに日系人が100万人いるという事情がなせるものです。


そして、これは数ヶ月前に起こったことですが

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モニカのジョーヴェムのヴァージョンの方で、マウリシオ本人が尊敬する手塚治虫キャラとの共演が実現しました。これ、結構話題になりましたね。


こういう風にして、このトラディショナルな漫画はブラジル内での人気を持続させております。





では最後は、そのモニカをアニメで見てみましょう。これだけの人気のある作品です。当然TVアニメも映画もあります。その中でyoutubeのアクセスが1000万超えているこれでシメましょう。

author:沢田太陽, category:ブラジル, 11:14
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