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最新全英チャート

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どうも。

ライアン・アダムスが数々のセクハラで訴えられてしまいました。被害者の中には元ヨメのマンディ・ムーアや、今売り出し中のフィービー・ブリッジャーズまで含まれています。中には未成年の女の子の件もあるとかで。

元から遡行は悪かったですからね、この人。才能はすごいんだけど。「キミはすごく才能があるから力を貸してやる」とか、そういう感じの手口どかだって聞いて「何やってんだよ、おい」と思いましたね。ハーヴィー・ワインスティーンじゃないんだから。

では、全英チャート、いきましょう。

SINGLES

1(-)Break Up With Your Girlfriend I'm Bored/Ariana Grande
2(1)
7 Rings/Ariana Grande
3(9)Someone You Loved/Lewis Capaldi
4(3)Dancing With A Stranger/Sam Smith feat Normani
5(5)Dont Call Me Up/Mabel
6(4)Giant/Calvin Harris feat Rags N Bone Man
7(6)Wow/Post Malone
8(-)Needy/Ariana Grande
9(8)Nothing Breaks Like A Heart/Mark Ronson feat Miley Cyrus
10(7)Bury A friend/Billie Eilish

初登場してきたのはいずれもアリアナですね。1位の曲はアルバムのラストの曲。8位の曲は2曲めの曲です。

では、圏外に行きましょう。16位初登場のこの曲で。

カリードのニュー・シングルでディスクロージャーがバックアップしています。

この曲ですけど、すごくいいじゃないですか。アレンジそのものはすごく現代的なのに、曲そのものは60sのR&Bみたいな雰囲気あって。クセになりそうな感じがあります。

ではアルバムに行きましょう。

ALBUMS

1(-)thank u next/Ariana Grande
2(3)
The Greatest Showman/Soundtrack
3(-)AK Tracey/AJ Tracey
4(6)
Bohemian Rhapsody/Queen
5(1)Encore/The Specials
6(8)A Star Is Born/Soundtrack
7(7)Staying At Tamara's/George Ezra
8(-)Restless Minds/Ward Thomas
9(11)The Platinum Collection /Queen
10(13)Always In Between/Jesse Glynne

当たり前のようにアリアナ、1位です。ここで聞いてみましょう。

これがシングルで1位になった「Break Up With Your Girlfriend I'm Bored」。これもリリックの内容から女の子ウケする内容ですね。

今回のアルバムなんですが、もういよいよ本格派ですね。耳当たりのいいアップなナンバーがもうほとんどなく、ダウン・テンポで彼女の声の表現力がないと曲がしっかり完成されないタイプの曲の中で、抜群のヴォーカル・コントロールで完璧に曲世界が構築できているのが素晴らしいと思いましたね。あと、メロディ面でしっかりかけた曲が多いですね。今週チャートに入った「Needy」もそうだし、その次の「NASA」とかもすごくいい曲ですね。

惜しむらくは終盤にトラップの曲を固めすぎてるので、そこから1曲削れば満点だったかな、という感じですが、それで現時点で、2019年の僕の年間ベストでは、かなり高い位置にありますよ。

3位はイギリス期待のラッパー、AJトレイシー。これも聞いてみましょう。

 

彼もアルバムを聴いています。

 

ラップうまいし、才能も感じます。ただ、時折出てくる、アメリカのトレンドへのちょっと過度な意識。これをもうちょっと減らせばなあ、という感じでしたね。それでも内容そのものはいいですよ。次のアルバムへの伸び代は感じさせましたね。

author:沢田太陽, category:全英チャート, 01:54
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