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今年のフジロックに行った人が羨ましい(1)僕も見たかったアーティスト

どうも。

 

 

今年のフジロック、本当に良かったようですね。いろんなレポート読んで、「こういうのが一度に見れるなんて、すごいじゃん!」と思いながら読んでましたね。

 

 

今回の場合、どうしてもケンドリックとディランに注目が集まりがちですけど、それ以外にも、結構、「今、見なきゃ!」なもの、あったなあと思います。それを僕なりにピックアップしていきますね。

 

 

Let's Eat Grandma

 

 

 

まず一つはレッツ・イート・グランマ。これは見たいなあ。彼女たちが今年出したアルバム「I'm All Ears」というのは、今年一番アヴァンなポップ・アルバムで、注目度もかなり上がってます。次あたりでかなり本格的な人気になるような気がしてるんですけど、そうなる前の貴重な瞬間だったと思うんですよね。だからかなり出番が早かったみたいなんですけど、見た人かなりラッキーだったと思います。

 

 

パーケイ・コーツ

 

 

これも見たかったなあ。パーケイ・コーツ。今年でた、デンジャー・マウスのプロデュースのアルバム「Wide Awake!」は世間で言われているほど好きではないんですけど、それでも僕も前から好きなバンドではあったし、今回のアルバムで商業実績が付いてきて、次回以降で確実に注目を浴びるバンドになったわけですからね。バンドとして、脂が乗り始める絶好の時期だったと思います。まだ一回もライブ見れてないバンドなので、僕も見たいですね、これは。

 

 

ジョン・ホプキンス

 

 

 

これも見たかったなあ。ジョン・ホプキンス。

 

僕、フジの夜中のヤツは、日本にいるときから、「体力温存」を建前にあまり積極的に見なかったクチですが、彼くらい良心的で、かつメロディックなエレクトロ・アーティストなら是非体験したかったですね。 今年でた「Singurality」ってアルバム、傑作だし、全英トップ10という、異例の成功まで収めましたからね。今こそ見ておくべきアーティストです。

 

 

 

でも、なんと言っても「見たすぎる!!」のは、やっぱ、これですよ

 

 

 

ケイシー・マスグレイヴス!!

 

 これ、本当に「マジかよ!」って感じですよ。彼女の今年のアルバム「ゴールデン・アワー」は僕の年間ベストで、今のところ、年間1位にかなり近い位置にいるくらい、本当はインディ・ロックのアーティストが作らなきゃいけなかった類の、最高にクレヴァーなポップ・アルバムです。さらに、彼女の全米ツアーの前座って、ナタリー・プラスとサッカー・マミーなんですよ。今のアメリカのインディで最も趣味の良いアルバム出した女性アーティストたち。全部、僕の3ヶ月おきにこのブログで発表するトップ10アルバムに入ってる人たちですよ!!そういうとことに、カントリーというところから着目してるところもすごいですよね。LordeとHAIMに目をつけたテイラー・スウィフト以上のマニアックさだし、だいたい本人のアルバムそのもののセンスの良さが「スウェーデンのポップ系のソングライター」じゃなくて、「2000年代の地味渋なインディ・ロックのメンバー」に由来するところですでに差があるというものです。

 

 

 で、このケイシー、「フジに来てる」って、友人がインスタに写真上げるまで気がつかなかったんですよ(苦笑)。いつ、決まってたの??知ってたら、ここでもっと大騒ぎしてましたよ(笑)。いいなあ〜。ブラジルのインディ・ロックのメディアでケイシーに触れるもの見たことないし、ロラパルーザ、来るの難しそうだからなあ〜。今、一番面白いんだけどねえ。

 

 

 

author:沢田太陽, category:フェス, 20:21
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