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最新全米チャート

どうも。

 

 

では、全米チャート、行きましょう。

 

 

SINGLES

1(1)Nice For What/Drake

2(2)God's Plan/Drake

3(-)No Tears Left To Cry/Ariana Grande

4(3)Meant To Be/Bebe Rexha&Florida Georgia Line

5(4)Psycho/Post Malone

6(-)ATM/J Cole

7(5)The Middle/Zedd feat Marren Morris&Grey

8(-)Kevin's Heart/J Cole

9(6)Look Alive/BlocBoy JB feat Drake

10(-)KOD/J Cole

 

ドレイクの1、2は変わりませんが、トップ10にチャートインした曲が4曲!

 

3位にはアリアナ・グランデのニュー・シングル。これはマンチェスターのテロへのアンサーソングですね。そういうことでも話題を呼んでいます。

 

そして6、8、10位にJコールの曲が3曲入りました。

 

 

アルバムにつながる話なので、早速アルバムに行きます。

 

 

ALBUMS

1(-)KOD/J Cole

2(2)Invasion Of Privacy/Cardi B

3(-)Eat The Elephant/A Perfect Circle

4(4)The Greatest Showman/Soundtrack

5(1)Rearview Town/Jason Aldean

6(7)?/XXXTentacion

7(8)Culture II/Migos

8(6)My Dear Melancholy(EP)/The Weeknd

9(-)Vida Noir/Lord Huron

10(-)Black Panther/Soundtrack

 

Jコールがアルバム初登場で1位。では6位と8位の曲を聞いてみましょう。

 

 

 

このJコール。これが今年最大の1週目のアルバム売り上げになっています。

 

 

まだワールドワイドなレベルではないかもしれませんが、Jコールといえば、もう「ケンドリックの最大のライバル」くらいの位置付けです。

 

この人、僕も本当に今大好きなラッパーでもあるんですけど、この人、何がすごいかっていうと、今のこのご時世に、一人でなんでもやれちゃう人なんですよね。今回のアルバムも、ソングライティング、プロデュースを1曲除いて全部自分でやってる上に、ここ3枚連続で、フィーチャリング・ゲストがゼロなんですね。今回、一人だけ一応フィーチャリングがあるんですけど、そのキル・エドワードなる人物も、声を変えてJ自身が演じたキャラクターなんですよ。そこまで徹底して、「自分のガチンコの実力」を証明し続けているラッパーです。

 

 リリックの方も、今回はドラッグに向き合った内容ですけど、ソーシャルな問題に真摯に向かい合っている人です。サウンドは昔はありきたりな感じでしたけど、今はジャズ、ソウルに寄ったかなりソフィスティケイトされた方向で成長しています。

 

 今回のアルバム、賛否は割れています。ただ、まだ白人メディアだと、パッと聞きの印象だけで、僕が上に述べたようなことを理解できていないものもあったし、ビッグになりすぎたことへの冷やかしな感じがするのもあったので、基本値が非常に高いラッパーであることはしっかりと認識したほうがいいと僕は思います。

 

 

3位には14年ぶりのア・パーフェクト・サークルのアルバム。9位にはミシガン州のインディ・フォークのバンド、ロード・ヒューロンが入ってきました。ロード・ヒューロン、聞いてみましょう。

 

 

 

 

正直、トップ10デビューは全く予想していなくて衝撃だったんですけど、これ、いいじゃないですか。なんか、すごくわかりやすいフリート・フォクシーズみたいで。なんでこんなに人気なのかというと、ネットフリックスのドラマ「13 Reasons Why」でかかった曲ですごく人気が出たんですって。すごく今のご時世っぽいですけど、あと、これメジャー・レーベルでの1作目ですけど、嫌な感じのパッケージの感じもなく、そこも好感持ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:全米チャート, 12:43
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