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マイ年間ベスト・アルバム発表を前に・・大物、常連たちが次々ランクインせず

どうも。

 

 

僕の年間ベストの50枚ですが、もう、やる準備はできてます!

 

 掲載日程の発表しますね。

 

 

50〜41位 12/7(木)

40〜31位 12/8(金)

30〜21位 12/14(木)

20〜11位 12/15(金)

10〜1位  12/17(日)

 

 

 こういう風にゆっくりやっていきます。それは、ある音楽誌にトップ10が掲載されるので、その兼ね合いもあるんですけどね。発売前までは、トップ10が教えられないので。解禁されたらすぐに発表するスケジュールなんですけどね、これ。

 

 

 でも、今年は自分で選んでみて思ったんですけど、なかなか面白い年ですよ。それは「音楽が素晴らしかった」という意味ではなく、例年だったら上位常連みたいなアーティストの作品が外したパターンが今年目立つな、という意味で。

 

 

 実際問題、

 

 

 

これとか

 

 

 

これとか

 

 

 

そして、僕が心から愛する、これまでもがトップ50、入りませんでしたから!!

 

 

 もうね、アーケイド・ファイアに関しては、もう、あまりにもガッカリしたというかね。今までアルバム出すたびにビックリさせてきたあの音楽的な懐の深さは一体どこに行ったんだよ!って感じでしたね。ただでさえ前作で、「エレクトロ方面でそんなにキレるタイプじゃないな」と思ってたのに、あれよりも刺激のないただのポップ・アルバムになっちゃって。

 

 

 あとゴリラズも、ただのキュレーション・アルバムになっちゃってねえ。確かに、あのプロジェクトって「デーモン・フェス」みたいな側面はあるんですけど、デーモン本人の影がほとんど感じられないのは、最初のアルバムの頃を知ってる身からすると、なんか寂しいなというか。トラックメイキングの技術が上がれば上がるほど陥りやすい罠にハマッたなという感じでしたね。

 

 

 キラーズは、最初、50位で考えてたんですね。アルバム、正直、冴えがなくてかったるかったんだけど、それでも「The Man」と「Run For Cover」の2曲は傑出してよかったし、ライブでのキーになる曲もできたとは思うんだけど、でも、いろいろ聞いていくうちに、あのアルバムよりいいと思える作品が50枚以上になっちゃったので、入れることは叶いませんでした。そこんとこは客観性に徹しないといけないなとも思って。

 

 

あと、こういう人たちも今回漏れましたね。

 

 

HAIM

アルトJ

ファイスト

カサビアン

グリズリー・ベア

ライアン・アダムス

フェニックス

 

 

この辺りもなあ〜。

 

 強いて挙げればファイストのはその中では好きな方だったのと、カサビアンはいつもは興味ないんだけど、これはそんなに悪くないなとは思ったんですけど、及ばなかったというか。でも、あとは正直・・。HAIMは期待がすごく大きかったからちょっとガッカリというか、アルトJはごめんなさい、もともとやや苦手だったんですけど、今回さらに・・って感じでしたね。

 

 

 その中で一応最終候補までは残しておいたものの中には

 

 

 

 スプーンとかU2は最後まで残して考えたんですけどねえ〜。

 

 スプーンって、一作おきに僕のトップ10に入っていたりするんですけど、今回は外れるタイミングでしたね。ストレートなロックンロールを素直にやった時の方がカッコいいんだけどなあ。

 

 U2は「ヨシュア・トゥリー」のライブは本当に感動したし、その余波もあって前向きにエントリーさせたかったんですけどねえ。実際に曲の方もここ数作のスランプはちょっと抜けつつあるというか、いい曲はかなり良かったですからね。ここ3作では間違いなくベストでした。でも、サプライズ要素が何もないのと、2000年代最初の2枚と比べるとまだ弱かったですからねえ。そこが気になったので、対象期間ギリギリまで引っ張って検討したんですけど、ギリギリで外れましたね。

 

 

あと、一応、これもね。

 

 

 

はい・・。

 

ストリーミング解禁で聞いたけど、イタかったなあ・・。

 

僕、この人、2作前の「レッド」までは評価してるんですよ。デビューの最初の2作なんて、コンテンポラリー・カントリーのロック、ポップ路線のアルバムでは、他とは全く比較できないくらいのオリジナリティと完成度でしたよ。そういう彼女にしか表現できない良さって、あったと思うんですよね。

 

 

 それが「アーティストとしての殻を破る」というのを、それこそ「レッド」くらいのとこでやめときゃよかったのに、前作でふり切りすぎて僕は「マズいよ」って不満言ってたら周りがあまりにも褒めるので引いちゃってたんですよね。

 

 

 でも、やっぱり、昔の良いとこの痕跡消えちゃうとこまで突き進むと、さすがに違和感は出てきたのか、今回、レヴュー、微妙ですよね。前作を絶賛しちゃったものだから、引くに引けなくなった歯切れの悪いものも読みましたけどね。単純な話、この人からラップ聴きたいとかって、どうやったら思うんですかね?エレクトロとか。それじゃ、それこそ普通の今時の女の子のポップでしかないじゃないですか。

 

 まあ、昔の路線に戻ってくれるんだったら、今も歓迎するんですけどね。

 

 

 あと

 

 

 エド・シーランのこれとかも、入れてない、というか、入れることそもそもを考えなかったですね。一般的な記録的には大事かもしれないけど・・。

 

 

 ・・と、そんな感じでしょうか。

 

 でも、逆に言うとですね

 

 これらの存在がなくても、50枚くらいは十分にいい作品はあったよということでもあります。それは僕の主観的な判断を通してのものだから、僕が外したものの方が、僕が選んだものよりも断然良く見えることもあると思います。でも、50枚をあげていくことによって、「あっ、これっていいんだ?」とか、「これ、知らなかった」みたいな発見とか、知るキッカケみたいなものになったらいいなと思っています。

 

 

では、あと3日ほどお待ちください。あっ、50位近辺も、結構、大物が並んでいますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:2017年間ベスト, 10:00
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