RSS | ATOM | SEARCH
最新全米映画興行成績

どうも。

 

 

今週から見たい映画の公開が続々と始まります。そんな時に限っていくライブも多く、来週の日曜にはポール・マッカートニー、その次の土曜日にU2がやってきます。慌ただしいです。

 

 

では、月曜恒例、全米映画興行成績、行きましょう。

 

 

 

1(-)Blade Runner 2049

2(-)The Mountain Between Us

3(1)It

4(-)My Little Pony The Movie

5(3)Kingsman The Golden Circle

6(2)American Made

7(4)The LEGO Ninjago Movie

8(11)Victoria And Abdul

9(5)Flatliners

10(6)Battle Of The Sexes

 

 

 初登場で1位は「ブレードランナー2049」。あの1982年のSF不朽の名作の続編ですね。

 

 今回のこの続編は、監督を務めたのが「メッセージ」で一躍知名度の上がった(それ以前から素晴らしい監督ですが)ドゥニ・ヴィルヌーヴ、そして主演にライアン・ゴスリング、そして前作の主役、デッカードことハリソン・フォードも出てきます。「スター・ウォーズ」に引き続き、出てこれるというのはすごいことです。

 

 この映画、「メッセージ」でオスカーの対象にもなったヴィルヌーヴだ毛にすごく評判はいいんです。Metacrticで89点、Rottentomatoesで82点。

 

 ただですねえ、興行の数字がいまひとつ上がらなかったんですねえ、これが。初週3100万ドルですよ!これはまずい。バジェット、1億5000万ドルだったわけですから。ヘタしたら赤字になりそうな感じですが、他の国はどれくらいいくでしょうか。

 

 この映画、もう見てますが、この辺のことも含めて、実はちょっと「それもわかる」気もするので、語ろうかと思います。

 

 

 初登場で2位は「The Mountain Between Us」。これは小説の映画化で、飛行機の墜落を体験した2人の男女のドラマです。その2人はイドリス・エルバとケイト・ウィンスレット。本格派の2人ですね。

 

 あんまり「ブレードランナー」の他に大きなものもなかったので、1000万ドルちょっと超えるだけで2位になりました。まあ、制作費3500万ドルの中規模作品なので、御の字ではあると思いますけど。

 

 

 ただ、こういう原作の映画化にしては批評は寂しいです。Metacriticで47点、Rottentomatoesで46点。

 

 4位初登場は「My Little Pony The Movie」。これですね、日本ではどうか知りませんけど、こっちではブラジルでもディスカバリー・キッズという、子供チャンネルでバカウケしている映画です。トムも見ていますが、彼の口からこれを見に行こうという話は出てこなかったですね。リーナがもうちょっと大きかったら考えたんですけどね。

 

 ただ、あんまり事前に話題を聞かなかったにも納得な、ちょっと今ひとつな批評ですね。Metacriticで41点、Rottentomatoesで58点。ケーブルのオンデマンドのチャンネルで見ると思います。

 

 拡大公開で8位に入ってきたのは「Victoria And Abdul」。これは19世紀のイギリスのヴィクトリア女王の時代に仕えたインド人のアテンダント、アボドゥル・カリムとのに人間関係を描いた、実話に基づいた伝記ですね。ヴィクトリア女王には、このテのピリオド・ドラマの威厳ある役にはもってこいのジュディ・デンチ、カリム役にはボリウッドの若手人気俳優みたいですね、アリ・ファザルという人が勤めています。

 

評判の方はまあまあですね。Metacriticで57点、Rottentomatoesで67点。オスカーには及ばないと思いますが、テレビで見るのにはなかなか楽しめそうな感じなような気がします。

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 14:07
comments(0), trackbacks(0), - -