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椎名林檎が大人気!Mitskiのファンサイトに、欧米人の濃い日本音楽マニアが集合している件

どうも。

 

このブログをお読みの方なら、

 

 

 

僕がMitskiのこのアルバムを絶賛していることはご存知かとも思います。今年の限りなくベストに近い1枚です。

 

僕は今、facebook上の彼女のファンサイトにも入っていて、そこで色々コミュニケーショNもしているのですが

 

ま〜あ、驚くほど、濃い音楽ファンの集合地だこと!

 

そこではMitskiのことだけではなく、いろんな他のアーティストのことについても語るんですけど、最近の音楽にすごく詳しいんですね。他のどこで見るより、ピッチフォークをはじめとしたインディ・メディアに目を通しているような人の集まりです。僕が3ヶ月おきの年間ベストで名前挙げるような人たちがアヴェレージ(アヴェレージでですよ)で人気で、随分細かいとこまで抑えている人が世界中から集まっています。ジョアンナ・ニューサムとビヨーク、PJハーヴィーあたりの、同じく女性の硬派なアーティストが勢い人気ありますけどね。

 

 

ただ、そんな中で驚いたことがありました。それは

 

 

 

この椎名林檎の動画の投稿に、かなりの反響があった!

 

しかも、「いいね15、ハート10、ビックリ1」。コメントも13ついてました。しかも日本人でコメントつけたの、僕だけです。

 

 

 その最たる理由はMitski自身が林檎のファンを公言してるからなんですね。そのことは

 

 

 

そのことを知らない時にこの曲を聴いた時に、「もしかしたら、そうなのかな」とは思ったんですけどね。彼女、2000年代のある時期に神戸に住んでましたからね。そうしたら、案の定、そうだったと。

 

 

ただ、「彼女がファンを公言したから興味を持った」というより、「それ以前からすでに知っていた」という人の方が多かったんですよね。これが驚きでした。そのキッカケは細かくは聞いてないんですけど、youtubeなんでしょうね、これ。

 

 

で、それ以上に盛り上がったものに、こういうものもありました。それはMitskiが時折歌う日本語詞の中で、それをGoogole訳したら

 

「胸が張り裂けそう(日本語)」が「My Breast Is About to be cut off(オッパイが切られそうになる)」って、訳が怖いんだけど、どういうこと?

 

というものでした。これには80人以上が反応してて、僕が「それはMy heart is brokenの意味で、日本人は”心”のことを”胸”というんだよ」ということで一件落着させたんですが、そのコメントの中に

 

「椎名林檎の曲をgoogle検索にかけた時も、変な訳が出てきたんだ」と言って、「丸の内サディスティック」の歌詞を上げてくる人がいました!

 

さらに、もう一人の女性が

 

「私は”加爾基 精液 栗ノ花”をgoogle検索してみた」と言いました(笑)。

 

 それを読んで、「そのタイトルの本当の意味、知ってる?」と尋ねたら案の定、知らなかったので、恥ずかしい気持ちをこらえて教えました。もちろん、ビックリ・マークが返ってきました(笑)。

 

 

「それでは、これはどうかな?」と思い、

 

 

 

このナンバーガールの動画、紹介したんですけど、これも「いいね10人、ハート6人」で、コメントの中にやはり前から知ってたふうなことを書いている人がいるんですよね。

 

 

それに加えて、最近のこのファンサイトの別の投稿で伺えるんですけど、ここの人たち、日本絡みのインディ・アーティストが大好きみたいで

 

 

 

リナ・サワヤマとケロケロ・ボニートのファンは多いですねえ。あと、韓国系ではあるんですけど、ジャパニーズ・ブレックファストも同様に非常に高い人気です。

 

で、それだけでなく

 

 

 

一部でしたけど、これもいましたね、やっぱり。

 

 

フィッシュマンズのラスト・ライブの「男達の別れ」。これが欧米の音楽ファンの間で名盤扱いされてて盛り上がってる話は小耳に挟んでいましたが、好きだと公言した人を初めて目撃しました。

 

 

あと、その下の、松原みきに関しては、2人好きな人を見かけました!これも、「海外でのシティ・ポップ再評価」が本当だったんだなと思いましたね。松原みきって、僕が小学校の高学年の時に、一瞬歌番組に出てて、ベストテンとかにまでは入っていない印象だったんですけどね。そこで「どうやって知ったの?」とファンの女性に質問したら、「youtubeで薦められたの」と返ってきて。さらにもう一人男性から「マリヤ・タケウチやジュンコ・オオハシ、ブレッド&バターもそれで知ったんだ」というのも帰ってきてね。ブレッド&バターなんて、僕の世代でさえ聞いてる人、いなかったんですけどねえ。

 

 

こういう人たちって、同世代の感覚でいえば「ユーミン・フォロワー」もしくは「ユーミン絡み」の印象があるんですけど、肝心なユーミンは、どうなんだろう、知られているのかな?Mitskiのフェイヴァリット・リストには実はユーミン、入ってたりするんですけど、それで動き起こるかな?

 

 

 総合するにですね、こういうことがあるから

 

 

 もっと、日本の音源、積極的にサブスクで展開する必要があるんです!

 

 

 熱心な音楽ファン、興味津々ですからね。ホントに。

 

 

author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 21:28
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ついにマドンナまで参加!ブラジルのMe Too運動こと、「Ele Nao(Not Him)」とは

どうも。

 

 

こないだからチラチラと触れてるブラジルの大統領選ですが、昨日29日

 

 

 

ブラジル全国の約60都市で、極右大統領候補ジャイール・ボウソナロに対しての、女性たちをメインとした抗議運動が行われました。これ、サンパウロでの抗議集会を空撮したものなんですが、すごいでしょ。

 

 

 

近くで見ると、こんな感じですね。

 

これ、キャッチフレーズがあって、「Ele Nao」、英語で言うと「Not Him」なんですが、どういう意味かというと

 

 

 

このボウソナロという大統領候補がですね、過去に女性、黒人、LGBTの蔑視発言が、まあ、これがあまりに酷いからなんですね。

 

過去に実際に発言した例として

 

「(女性議員に向かって)お前なんてレイプの値打ちもない(しかも2度、別のシチュエーションで)」

「自分の子供がゲイだったら、死を望む」

「黒人の女と自分の息子はデートさせない」

「原住民の保護区など1センチたりとも作らせやしない」

 

 有名になった、物議を醸した発言だけでも、これだけあります。

 

 

あと、彼は軍隊出身で、70年代の軍事政権の時に軍の司令部で、政治犯に拷問をかけ、殺害したのに行方不明の報告などをしたウストラ将軍というのを礼賛する発言も行っています。

 

 あと、銃の自由化の提唱者なんですが

 

 

 

選挙キャンペーンでは、こういう風に、カメラの三脚でマシンガンのカッコをして撃つ真似をするなどして問題になっていました。こういうことばっかりやってるものだから

 

 

 

このマシンガンの動画から3日くらいあとのキャンペーン中、ナイフで刺されました。

 

 

で、これ、オチがあるんですけど、普通、「大統領選で支持率1位」なんていう候補が刺傷事件なんてあったら、支持率、ドカンと跳ね上がると思うじゃないですか。彼、この直後に5%も支持率上がらなかったんですよね(笑)。この4年前に、飛行機事故である候補がなくなった時、その代理に候補になった人、8%の支持率から21%に2・5倍くらい上がったのに、彼は20%前半だったのが20%後半になっただけでした。

 

 

で、入院中の最中でも

 

 

こんな風に銃のポーズ取って挑発するもんだから、アンチの運動が止まらなくなってですね。彼、とりわけ女性からのアンチが強かったわけですが、ついには

 

 

 

こんな風に、サイト上に「ボウソナロに反対する女性の会」というのができまして、これが数日でに100万人超えるくらいの人数になったんですね。

 

 

で、ボウソナロの信者というのが、これが酷い連中で、僕は彼らの方がもっと嫌です。彼らはこの「反対する女性の会」に対して2度のハッキングを行って潰してきました。

 

 

ブラジルの芸能界はアメリカと同じようにほとんどがリベラル派なので、当然、この「Ele Nao」に参加するわけなんですが、もう、意見を封じ込めようとして、これはマリリア・メンドンサという人なんですが、彼女がEle Nao運動に参加すると表明したユーチューブの動画をハッキングして、大量の「よくないね」をつけたりもしたんですね。こういう被害にあう女性芸能人がブラジルには続出しています。

 

 

ただ、そういうことやってしまうと、そういう悪い噂って、伝わりやすくなるじゃないですか。だから世界に拡大したんですよね。

 

 

まず、世界で火をつけたのはドゥア・リパのツイートで

 

 

イマジン・ドラゴンズのダン・レイノルズも、Tシャツを着てEle Naoへの賛同を示しました。

 

 

そこからディプロ、ブラック・アイド・ピーズ、エレン・ペイジ、ティーガン&サラ、シェールなどがこれに参道を示して、金曜だったかな

 

 

 

マドンナまでが、こういうポスター作って、Ele Naoに賛同を示して話題になりました。

 

 

 そういうこともあったので

 

 

 

昨日の抗議運動、ブラジルだけじゃなく、ニューヨ〜ク、ロンドン、パリ、ブエノスアイレスなどを始め、世界的に実施されてもいたんですよね。

 

 

 ただ、これも凄い皮肉といえば、皮肉なんですよね。元々、ボウソナロというのは、左翼政権が起こした大政界スキャンダルに乗じて台頭してきてたんですよね。ただ、それが穏健派の右の政党にまでスキャンダルが及んじゃったもので、特に政界で影響力があったわけでもなく、ただの窓際下院議員に過ぎなかったボウソナロが、「ネトウヨ発言」みたいなので人気を集めて、それでネット界隈から盛り上がって台頭してきてたんですよね。

 

 僕も左翼性政権のスキャンダルに関しては批判的で、前にこのブログでも、2014年の選挙でその党の大統領が当選した時、一昨年にその大統領が罷免にあった時も支持してます。

 

 ただ、その「汚職を撲滅したい」なんて言っている勢力の化けの皮がだんだんハゲてきてですね、ボウソナロの支持者が、単なるゲイ差別、女性差別、黒人差別者で、原理キリスト教に基づいて、自分の立場を広げたいだけに過ぎない連中なのがわかられても来て、それで反対運動が激しくなってるんですね。支持者がネット上でやってるヘイト、酷くなってきてましたからね。ヤツらのフェイクニュースの捏造もひどいし。そういうこともあり、ボウソナロ、支持率も30%前後ありますが、不支持率も45%あります

 

 

 そして、「正直な候補者」というのも通じなくなってきていて

 

 

金曜には、莫大な不動産資産を隠匿していたことが、10年前の奥さんとの離婚裁判の資料で出てきた、というスキャンダルもすっぱ抜かれました。それプラス、二つの不正疑惑も浮上して、少なくとも「正直な候補者」という持ち上げはできなくなっても来ています。

 

 

 そうしているうちに、”腐敗政権”と言われていたはずの、元々人気のあったリベラル左派の党が勢い取り戻して、そこの候補が今2位で支持率も縮まってきてます。僕、個人的には、今、支持率で3位の、左派の2番手候補の支持なんですけどねえ。

 

 

 さて、どうなるか。僕としてはボウソナロ、絶対、嫌(割愛してますが、経済政策とか、アホすぎる副大統領の失言とかもひどいんですよ)ではあるんですが、反対運動がこれだけ強く、世界が「気をつけろ」と目をつける存在になっているだけでもマシというか。大きな期待は避けつつ(トランプ当選前の楽観とか思い出したくないし)、反抗する力は保っておこうかなと思っています。

 

 

author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 21:56
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ラナ・デル・レイがもう新曲!「Mariners Apartment Complex」

どうも。

 

 

ここ最近、ちょっとバタバタしてて落ち着きません。前の日の全米チャートも更新したいんですが、ちょっと先にこちらも。

 

 

なんと、もう

 

 

 

ラナ・デル・レイ、ニュー・シングルが出ます。「Mariners Apartment Complex」。こんな感じです。

 

 

 これはまた、スケールの大きな曲ですね。

 

 

 曲調そのものは、前作で広がったかなと思わせたところから、以前のラナっぽさに若干戻したかな、と思えるとこもないではないんですが、歌詞のポジティヴ・モードは前作を踏襲してますね。

 

 

 これは、彼女自身が過去に悩んできたようなことに今直面してきている人たちにとっての、一つの手助けになれば、みたいな気持ちで作った曲のようです。

 

Think about it, the darkness, the deepness All the things that make me who I am

 

 

考えてもみて。今の私を作った、全ての闇とその深さのことを。これがサビ終わりなんですが、あいかわら語感もいい人です。

 

 

 彼女、去年にすごく曲数の多いアルバムを7月に出したばかりなんですが、来週にも次の新曲が出ます。どうやら前作から1年半くらいで、次のアルバムが来年出るようですよ。

 

 

 なお、この曲のプロデュースは、このところLordeやセイント・ヴィンセントでもいい仕事してました、元レナ・ダナムの彼氏こと、ジャック・アントノフ。コーラスとギターですごくいい味出してます。

 

 

 

author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 18:47
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この1週間、Mitskiばかり聴いてた

どうも。

 

僕の音楽生活上、この1週間は彼女ばかり聴いてましたね。

 

 

Mitski(ミツキ)!

 

 

いやあ

 

 

この新作「Be The Cowboy」、最高ですよ!One of 今年の年間ベスト作ですね。

 

 

詳しくはですね、僕、これの長いレヴュー書かなくちゃいけなくなったので、そっちに回しますが、このアルバム、どの曲も、いい意味で曲の展開が変則的なんです。すごく、ロックの楽曲的なお約束から解き放たれてます。でも、そうでありながら、ピースの一つ一つがすごくメロディックなので破綻も全く起こしてない。こういうアルバムは、なかなか聞けるものじゃないですよ。すごく後年のロックへのヒントになっているような気さえしました。

 

 

 僕だけじゃなくて、一般評価も凄まじいんですよ。Metacriticで87点、Any Decent Musicという音楽レヴューに特化したアグリゲイターで8.3ポイント。こないだここで絶賛したトラヴィス・スコットが8.0ポイントだったので、いかに高い評価かがそれでもわかります。

 

 

アルバムからのリードトラックは

 

 

これなんですけど、これも毎日のように繰り返して聴いてますね。今の僕のSpotifyの「今聞くべき40曲」のトップに置いてるのがこの曲です。これがアルバムの中で最も一般的な曲構成の曲で、これが一番ポップなんですけど、他にもいい曲目白押しです。

 

 

 

これがアルバムからの最初のMVだったんですけど、この曲なんて、サビ歌ったらそれで終わるという、「えっ!」って展開の曲でしたからね。これ聞いた時に「今回、すごくいいか、すごくダメかのどっちかだな」と思ったんですけど、幸いにも前者でしたね。

 

 

 

最近では過去音源も引っ張り出して聴いてますね。僕はこれが入っている前作「Puberty 2」から聴き始めたんですけど、これも別の意味で素晴らしいです。これなんかは「20年遅れてきたPJハーヴィーの再来」みたいですごくカッコいい曲。この曲がキッカケで知名度を伸ばしたのも確かです。

 

 

 

 

その一つ前のアルバムもジーザス&メリー・チェインみたいなセンスのいいアルバムでしたし、デビュー曲と言っていいのかな、「Goodbye My Danish Sweetheart」、これなんかもすごくメロディックかつ、彼女の現在までの曲の一貫したテーマである「愛と孤独」の象徴的なもので、ライブでも最後に演奏してる曲なので、そのうち再レコーディングなんかもやってほしいですね。

 

 

 

 

で、この人、よくしゃべるんですよ(笑)。これが聞いててけっこう面白いんですけど、性格明るそうな人です。やたらピースサインしてますしね。

 

 

ただ、問題は、前から言ってますけど、今この人をどのメディアが押すか、なんですよね。ビルボードのチャート集計が変わって、2010年代前半ならネットの話題だけでCDの売り上げが伸びて高い順位での初登場が可能だったんですけど、ストリーミング中心の換算になってからそれが難しくなりましたからね。イギリスだと、中間発表で38位だったので、トップ100はかなりギリギリかなあ。

 

 

ただ、ここまでの絶賛考えると、年間ベストが発表されるまでにもうひと盛り上がりきそうな気がしますけどね。今年、いろんな有望な女性アーティスト、出ましたけど、その中で限りなくベストに近いですからね。なんか起きそうな気がしてます。

 

 

あと、普段、そこまで意識しないんですけど、日系人、アジア人の女性でそういうポジションに来ていることも素晴らしいし、人種的価値観の変動を起こさせるキャラクターとしても注目していますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 19:37
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祝60歳! 今週、当ブログはマドンナ・スペシャル・ウィーク!

どうも。

 

 

今週、このブログは彼女にスポットを当ててお送りします。もちろん、この人です!

 

 

マドンナ!

 

 16日で彼女もついに、日本流に言うと還暦になるんですけど、なんか感慨深いですね。彼女みたいな、女性のダンス・ポップ・スターなんて言ったら、一昔前だったら「30、40代になったら難しい」なんて思われていたものですけど、それが今やこうして貫禄のあるポップ・ミュージック界の大御所になっているわけですから、それだけでも十分に社会的に意義があるというものです。世間にそう思っている人が多いからでしょうね。いろんなところで特集やってるのを見かけます。

 

 

 僕もですね。さすがに中学2年の時、ちょうど彼女が売れ始めた時から今までずっと見てきているわけです。思い入れがないはずなど、ありません。

 

 

だいたい、そこの上の写真に取れ使おうかさえ迷いましたからね。

 

 

僕の世代だと、やっぱり、この1985年の大センセーションの時のイメージはずっと忘れないものだし

 

 

1989年のこの時期なんてオーラまで出てきて、すごくカッコよかったし

 

 

極細眉の時は好きじゃないので飛ばして(笑)、2000年くらいですね。基本、このあたりからファッションのイメージは同じ路線ですけどね。

 

僕の古くからのブログ読者の方ならわかっていただけると思うんですけど、僕、ここで女性アーティストのこと、好きでよく語りますよね?そのルーツというのは、やっぱ、そもそものキッカケが彼女だったんじゃないかな、と思うことはしばしありますね。あと、彼女にあまりに影響されすぎて勢いパクリまで多かったレベッカのNOKKOですね(笑)。今、振り返ると、1985年の、高校生になった頃の彼女らの影響が強いんだと思います。

 

 

 細かくは、「全米チャート」のあとに、彼女のアルバムでの「Fromワーストtoベスト」と、僕による彼女のシングルTop10をやるので、その時に細かく言いますけど、今日は僕がどうマドンナを知ったかだけ話すことにしましょう。

 

 

 最初に彼女を放送媒体で体験したのはこれでしたね。

 

 

1984年の2月くらいだったのかなあ。中2の終わりですね。「ベストヒットUSA」のカウントダウンUSAの11位以下の曲の紹介の時に流れたこのMVですね。これは、ベストヒットが提携していたアメリカの音楽番組「Solid Gold」でのパフォーマンスですね。

 

 

 正直な話、この時はただのシングル・ヒット一発のダンスポップの女の子だと思っていたんですよ。別にアルバムが売れていたわけでもなかったし、この曲だって、本国でアルバムが出て半年以上経ってからヒットしましたしね。インパクトで言ったら、この同じ時期に売れ始めたシンディ・ローパーの「Girls Just Wanna Have Fun(ハイスクールはダンステリア、笑)」の方が圧倒的にありましたしね。

 

それで、そのあと、「ボーダーライン」って曲がトップ10にギリギリに入るヒットになって、「あっ、一発屋じゃなかったんだな」と思っていた矢先に

 

 

 

1984年、夏の終わりに第1回MTVヴィデオ・ミュージック・アワードのパフォーマンスで、この「Like A Virgin」をはじめて披露したんですよ。日本でもこの場面は放送されたんですけど、注目度低かったせいで、編集が乱暴だったんですよ。冒頭のダン・アイクロイドの紹介、入ってませんでしたからね。イントロ、ちょっと切れてたんですよね。

 

 

 で、これを見て、「あっ、この人、この新曲タイミングで押されるんだろうなあ」と子供心に思っていたら、これから4ヶ月経ったクリスマスの頃にはこの曲が全米ナンバーワン、もう翌85年になる頃には全世界で彼女のブームになっていたものでした。

 

 

 もう、そこからも35年くらい経つのかと思うと信じられないですけどね。感慨深いものがあります。

 

 

 そんなわけで、明後日、「Fromワーストtoベスト」からお楽しみください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 20:30
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名盤誕生!トラヴィス・スコットの「Astroworld」

どうも。

 

 

いやあ、先週の金曜リリースの作品から、すごいの出ましたね。これです!

 

 

 

トラップのラッパー、トラヴィス・スコットの「Astroworld」というアルバム。

 

 

トラヴィス・スコットといえば、最近、ゴシップ方面でも、キム・カーダシアンの義妹、カイリー・ジェナーの恋人で、彼女の生んだこの父親としても最近有名で、カニエ・ウェストとも遠い親戚状態になってたりするんですが、いやはや、そんなゴシップだけの人なんかでは全くないですよ。

 

 

 このアルバムは、彼の地元ヒューストンに実際に存在した「アストロワールド」という遊園地

 

 

 

 

これがそうだったらしいんですけど、住宅街に変わることを理由に取り壊されたことをテーマにしています。つまり、「子どもらしいイノセンスを非情な大人が奪うこと」に対しての彼なりの強いアンチテーゼを示した作品なんですね。そこに合わせて、アルバム全体のトーンが、どこか夢世界へのいい意味での現実逃避的なファンタジックなトラックが顔を揃えています。このサウンドの統一感がまず見事です。シンセサイザーの高い部分の音を歪ませた、いわば「サイケデリック・トラップ」とでもいうべきスタイルになってます。

 

 

 これに携わってるプロデュースのメンツがまず豪華です。ビヨンセやジェイZの作品に欠かせないHit Boyに、Nineteen EightyfiveやBoy1daと言ったドレイクの、チーム。マーダ・ビーツやワンダガールといった最近のトラップの人気プロデューサー、さらにはテイム・インパーラですよ!よく、ここまで精鋭を集めることができたものです。しかも、各自をバラバラに作らせるんじゃなくて、ちゃんとアルバムのトータルなイメージを意識して、アルバムの1曲目からちゃんと流れがあるように作れているのがすごいです。

 

 とりわけこれ、ドレイク・チームが「Nothing Was The Same」まで作っていて、そのままになっていたフューチャリスティックでドリーミーなサウンドの続きが、ここで出来てしまっているんですよね。これ、思うに、トラヴィスの発注のイメージゆえのものだったんじゃないかな。

 

 

 そしてフィーリャリング・シンガーとラッパーもすごい。アルバムの頭から順に行くと、フランク・オーシャン、ドレイク、レイ・シュレマーのスウェイ・リー、ジェイムス・ブレイク、キッド・カディ、ジュースWRLD、ファレル・ウィリアムス、ザ・Wいーケンド、21サヴェージ、NAV、ミーゴスですよ!今のシーンを代表する、ちゃんとした力を持ったアーティストばかりですよ。

 

 

しかも曲によっての組み合わせが「よく、そこまで考えるなあ」とうなるものが多いんですよ。

 

 

例えばこの曲はキッド・カディとのコラボなんですけど、途中でスティーヴィー・ワンダーが聞けばすぐに彼とわかるハーモニカーを添え、そして後半をジェイムス・ブレイクのあの震える声でシメるという、すごい大胆な構成をしています。

 

 

 

 これもすごいです。テイム・インパーラのケヴィン・パーカーが作った曲ですけど、全体がトッド・ラングレンの70sの曲みたいなエレピのコード進行がまずオシャレなんですけど、そこにファレルとウィーケンドが乗ってくるという。ウィーケンドはこの次の曲でもヴォーカルなんですけど、ハッキリ言って、この2曲とも、こないだの彼のEPよりも数倍いい曲です。

 

 

 

 そして、これにはジョン・メイヤーがギター、サンダーキャットがベースで参加しています。

 

 

 奇しくもロック畑の人がコラボした曲を例で挙げてしまいましたが、それだけがいいわけでも決してありません。曲のクオリティで言えば、ほぼ全曲完成度高いです。フランク・オーシャンの「Carousel」、ドレイクの「Sicko Mode」、ジュースWLRDの「No Bystandard」、ウィーケンドとの「Wake Up」、そしてトラヴィス単独での「Butterfly Effect」。どれでもシングルで行けそうです。まあ、「ロック好きなヤツでも楽しめるから」と、彼にヴィジョンがあったのだとしたら、まんまとひっかかてしまってもいるわけですが(笑)。

 

 

 ズバリですね、彼

 

キュレーターとしての才能がものすごいです!

 

 これは以前から指摘されていることで、それゆえに「ラッパーとしての才能がどこまであるのか?」もよく言われることです。それは今回でも、よくわかりません(笑)。でも、ゲストをこれだけ参加させて、決して名前を借りただけで終わらせない、高いケミストリーを生み出させる力においては、ここまでいいの、僕は他に聞いたことないですね。しかも、トラップを次のステップにまで進めてもいてね。

 

 しばし、ヒップホップ・アーティストのゲストの導入は時に過剰で、それが批判の対象にもなったりもするんですけど、ここまで完成度高かったら何も言うことないです。こういう、ゲスト集めのセンスで言えば、僕は彼、ゴリラズの時のデーモン・アルバーン以上のセンスがあると言っておきます。

 

 

 いやあ、これ、今年のベスト有力のアルバムだなあ。少なくともヒップホップだと、これとカーディBは僕の年間トップ10から外れることはないでしょうね。

 

author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 20:49
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