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エミネムのトランプへのプロテスト・フリースタイル「The Storm」の動画とリリック

どうも。

 

やっぱり、これは伝えるべきだと思います。

 

 

 

 

 エミネムが10日、アメリカのケーブル局BETのBETアワードの際に発表した5分のフリー・スタイル「The Storm」 ですね。

 

これの動画とリリックを載せようと思います。

 

もちろん、見る人によって好き嫌いは分かれるとは思います。ただ、僕自身の記憶にある中で、ポップ・ミュージックを介した即興表現でここまで大胆で全身全霊を傾けたものというのはちょっと体験したことはないですね。

 

 

やれるもんなら、やってみな。

 

 

僕から言えることがあるとすれば、そういう感じでしょうか。そして、今日のところはこれ以上、言わないでおくことにします。

 

 

では、動画とリリックです。全部英語ですが、この方がリアリティあると思うので。

 

 

 

 


It's the calm before the storm right here
Wait, how was I gonna start this off?
I forgot… oh yeah



That's an awfully hot coffee pot
Should I drop it on Donald Trump? Probably not
But that's all I got 'til I come up with a solid plot

Got a plan and now I gotta hatch it
Like a damn Apache with a tomahawk

I'ma walk inside a mosque on Ramadan
And say a prayer that every time **** talks

She gets her mou— ahh, I'ma stop
But we better give Obama props
'Cause what we got in office now's a kamikaze
That'll probably cause a nuclear holocaust

And while the drama pops
And he waits for shit to quiet down he'll just gas his plane up
And fly around 'til the bombing stops

Intensities heightened, tensions are risin'
Trump, when it comes to givin' a shit, you're stingy as I am
Except when it comes to havin' the balls to go against me, you hide 'em
'Cause you don't got the fuckin' nuts like an empty asylum

Racism's the only thing he's fantastic for
'Cause that's how he gets his fuckin' rocks off and he's orange
Yeah, sick tan

That's why he wants us to disband
'Cause he can not withstand
The fact we're not afraid of Trump

Fuck walkin' on egg shells, I came to stomp
That's why he keeps screamin', "Drain the swamp!"
'Cause he's in quicksand

It's like we take a step forwards, then backwards
But this is his form of distraction
Plus, he gets an enormous reaction
When he attacks the NFL so we focus on that in–
–stead of talkin' Puerto Rico or gun reform for Nevada
All these horrible tragedies and he's bored and would rather
Cause a Twitter storm with the Packers

Then says he wants to lower our taxes
Then who's gonna pay for his extravagant trips
Back and forth with his fam to his golf resorts and his mansions?

Same shit that he tormented Hillary for and he slandered
Then does it more

From his endorsement of Bannon
Support for the Klansmen
Tiki torches in hand for the soldier that's black
And comes home from Iraq
And is still told to go back to Africa

Fork and a dagger in this racist 94-year-old grandpa
Who keeps ignorin' our past historical, deplorable factors
Now if you're a black athlete, you're a spoiled little brat for
Tryna use your platform, or your stature
To try to give those a voice who don't have one

He says, "You're spittin' in the face of vets who fought for us, you bastards!"
Unless you're a POW who's tortured and battered
'Cause to him you're zeros
'Cause he don't like his war heroes captured
That's not disrespectin' the military

Fuck that, this is for Colin, ball up a fist!
And keep that shit balled like Donald the bitch!

"He's gonna get rid of all immigrants!"
"He's gonna build that thing up taller than this!"
Well, if he does build it, I hope it's rock solid with bricks

'Cause like him in politics, I'm usin' all of his tricks
'Cause I'm throwin' that piece of shit against the wall 'til it sticks
And any fan of mine who's a supporter of his
I'm drawing in the sand a line, you're either for or against
And if you can't decide who you like more and you're split
On who you should stand beside, I'll do it for you with this:
Fuck you!

The rest of America, stand up!
We love our military, and we love our country
But we fucking hate Trump!

author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 13:41
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エルヴィスの死から40年

どうも。

 

 

いや〜、書いた僕自身、本当に驚いてるんですけどね。「ワンダーウーマン」の日本公開の記事への反響がとにかく大きくて驚きです。

 

記事のとこの「シェア」の数、これまでの最高は、僕が図らずも日本での第一報者になってしまった、ワイスピのポール・ウォーカーの訃報なんですけど、あれはあまりに偶然だったので僕の中ではカウントしてなくて、それ意外だったら、2年前のパリのライブハウスでのテロで799というのがあったんですけど、それにつぐ数行ってますね。

 

 

でも、今日はあえて、このネタで行かさせてください!先週からスケジュール組んじゃってたんで。

 

 

 

 

はい。キング・エルヴィスです。16日で、ちょうど没後40回忌だったんですよね。貴重なキリ番だし、これのがしたら、話せる絶好のタイミング、10年逃しちゃうので、ちょっと今日はこれで行きます。これも僕的にはかなり大事な話なので。

 

 

 1977年8月16日。この日にエルヴィスは42歳の若さで亡くなっています。日本で訃報が報じられたのだと間違いなく誤差があるので、多分翌日なんじゃないかと思うんですが、僕、この訃報を覚えてます。当時7歳だったんですけど。その当時の両親が、「プレスリーが死んだよ!」って新聞見ながら言ったんですね。それを聞いて、「それ、だれ?」と聞いたらロックの人だと言われて。

 

 

 この少し前にですね、僕はジュリーを手始めにポップ・ミュージックを聞きはじめて、7つ上の姉が、その当時ビートルズの結成15年記念のキャンペーンだったんですけど、それでビートルズを毎日のように聴き狂っていた頃だったので、「ロック」と言われて、やっぱ、多少、気にはなりましたね。で、その当時の父親(すみません。現在と父が違うもので)が、あの当時としては珍しく、VHSのビデオ・デッキを持ってたんですね。それで、たしか日テレだったと思うんですけど、追悼番組を録画して、それで少し見ました。

 

イメージとして覚えたのは

 

 

もう、こういう感じだったんですけどね。

 

で、僕が本格的に洋楽に興味を持つのは、その3年後だったんですけど、当時から、「ものの起源」にすごくこだわる子供で、タイミングよく、そんな僕にピッタリなラジオの番組も結構あってですね。それでロックの歴史と共に

 

 

こういうのをビル・ヘイリーの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」と共に知るわけです。

 

 

そう。こういうのもありました。「初体験リッチモンド・ハイ」に出て、当時日本でもエラく人気のあったアイドル女優のフィービー・ケイツの日本のCMで「冷たくしないで」も聴いて。同じ頃に、どこかで「ハウンド・ドッグ」とか「ラヴ・ミー・テンダー」も耳にしてましたね。

 

 

で、大学のときに

 

 

これは今の僕の原点ですね。大学の生協で「ビルボード・ナンバーワン・ヒッツ」という、1955年から78年までの500曲の全米ナンバーワン曲を揃えたCDセットを売っててですね、僕はこれを1枚ずつ、1500円くらいだったかな。これをコツコツと集めて聴いて、そこでエルヴィスのナンバーワン曲を全部ここで覚えました。

 

そこで

 

 

 

これのイントロのシャウトを聴いたときに、「あっ、ロックって時代に捕われるものじゃない。すっごいエッジがあってカッコいい!」ってなって、それでエルヴィスのベスト盤まで聴くようになりましたね。

 

 

 で、その後は、かなり長いこと50s限定だったんですけど、時間と共に、映画〜ヴェガス系のその後も聴けるようになってきて、今もやっぱりかなり愛着があります。

 

 そういう人は世界に多いのか

 

 

 

この50曲入りのベスト盤、明日発表されるイギリスの最新チャートで1位っぽいですよ。

 

僕はこの数日、これと

 

 

 

生誕75周年のときに出された、この100曲入りのボックスセット。これをこの3日間聴き倒すことによって、彼に改めて敬意を払っていましたね。やっぱ、彼がいなかったら、その後のロック文化自体がはじまってないわけです。自分にとっては、遠い先祖のような親近感はやはり抱かずにはいられません。

 

 

ただ、そんな僕でも、世のエルヴィス・コレクター、エルヴィス・マニアにはとうていかないません。エルヴィス全部聴こうと思ったら、全部で100枚近く聴かなきゃいけないんじゃないですかね。とにかくレコーディング量が膨大ですからね。ディスコグラフィー抑えるのもかなり難儀です。なんだけど、ストリーミングの世の中にもなって、1枚1枚の価格もいらなくなったので、少しずつ、奇蹟を正確に把握して行こうかなと思っているとこです。

 

あと、生きているうちに

 

 

 

エルヴィスの大好物だった、ピーナッツバター・バナナ・フライド・サンドイッチ。これにトライしようかなと(笑)。僕も相当な甘党ですけど、これはさすがに完食できる自信がないんですけど(笑)、やっぱりリスペクトという意味においてもですね。

 

author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 20:08
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リンキン・パークのチェスター・ベニントン 自殺

どうも。

 

 

企画の途中ですが、さすがにこれは語っておかなくてはならないことです。

 

 

 

 もう、多くの方が既にご存知のことではありますが、リンキン・パークのチェスター・ベニントンが首つり自殺で世を去りました。ちょっとこれは、さすがに僕も信じられなかったですね・・。

 

 

 このブログを2010年にはじめてから今まで、リンキン・パークについて語ると言うことをしてきていなかったし、それ以前でもあまり書いたことはないので違和感をもたれる方もいらっしゃるとは思うのですが、だからといって、こういう衝撃の死を遂げた後に無視出来るような存在でもないのは間違いないです。

 

 

 リンキン・パークに関して言えば、ちゃんとアルバムで聴いたのはセカンド・アルバムまで。ライブも実は2度ほど見ているんですけど、「自分が夢中になるタイプのものではないな」ということはわかりつつも、でも、大衆的に人気がある理由は客観的によくわかる、といった存在でしたね。

 

 

 最初に彼らを聴いたのは、まだ日本盤でデビュー作の「ハイブリッド・セオリー」が出る前で、車の中で福田一郎さんのラジオで聴いたんですよね。まだ2000年の後半だったんじゃなかったかな。そのときに「ワン・ステップ・クローサー」を聴いて「この世代のボン・ジョヴィみたいだな」と思ったんですね。で、その翌年に日本で最初にやったライブを見に行ったときに、「すごくまじめそうな人たちだな」と言う印象も持ちました。曲がウェットで、ステージマナーがまじめで、とにかく曲がわかりやすく覚えやすい。あの当時、彼らと音楽傾向が似たバンドというのがことごとく「ヤンキーの悪ふざけ」みたいな感じがしてすごくそれが嫌だったんですけど、そういうのが感じられない分、好感持ちましたね。

 

 

 で、そうこうしてるうちに911になって、今言ったような「ヤンキーの悪ふざけ」っぽいノリが通用しない空気になったと途端にリンキンに時代が白羽の矢を立てた雰囲気になりましたね。あれは良かったと思います。チェスターにせよ、相方のシノダにせよ、差し出がましいことも言わない代わりに時代のリーダーになるようなこともあえて言わなかったので、その分、「ロック界を牽引するカリスマ」みたいな感じにはならなかったものの、やっぱ曲と歌の存在がありましたからね。人気はもうそのときから世界的に抜群でしたね。

 

 あと、インタビュー読んでルーツとか知るでしょ。そしたらチェスターって、僕と似たような感じのものをルーツとして通ってるんですよね。彼は熱烈なデペッシュ・モード・ファンであり、ジェーンズ・アディクションとかサウンドガーデンをフェイヴァリットにあげたり、さらには「アンスラックスとパブリック・エネミーのブリング・ザ・ノイズを聴いてミクスチャーに興味を持った」みたいなこと言ったりね。「ああ、キミも92、93年は同じようなもの聴いてたんだね」と微笑ましくもなったりして。僕よりはだいぶ年下なんですけどね。

 

 

あと

 

 

 

 こういうとこでもシンパシーは覚えましたね。少なくとも彼自身が、マッチョなヤツから被害を受けることはあっても加害者の側ではなくあの音楽やってたんだなというのはまぎれもなくわかりますからね。

 

 

 ただ、そうした「好きなもの」を受け継いだ後に求めたものがチェスターと僕では違っちゃったというか。僕はそこでホワイト・ストライプスとかストロークスとかの、もっとアート系というか、文化系の方に行っちゃったんですけど、彼らの方はその90年代のサウンドの方向性を受け継いで発展させる方に行って、そこで接点が見つけにくくなっていたのはありますね。

 

 

 ただ、2010年代に入ってブラジルに住んでみるとですね、客観的に見て、リンキンってものすごい人気なんですよ。ある時期、出会う若い人というのがフェイバリットにリンキンの名を挙げる人が驚くほど多かったですね。あるいは僕のひとまわり上の人と出会った際も「うちの子供が10代の頃、リンキン・パークとかレッドホット・チリ・ペッパーズが好きで」なんて話になるんですよね。あと、ロック系のラジオでもすごくかかるんです、リンキンって。ほとんどが2枚目までの曲ではあるんですけど、あの当時の影響力ってすごかったんだなと改めて思います。

 

 あと、今回の追悼コメントの類い見てると、案外ヒップホップのアーティストが反応してるんですね。あれも、ジェイZとのリミックス・アルバムで興味を持った人が少なくなかったんだな、というのがわかりますね。黒人の場合、たとえばボウイにしても、一時期フィリー・ソウルやったりしたことで黒人アーティストからの追悼も少なくなかった。白人アーティストのこういうアプローチって黒人リスナーには案外効果的なんだなと改めて思ったりもしています。

 

 

 それから、チェスターのグランジ/オルタナへの造詣が強いなあと思わされたのが。クリス・コーネルとのプロジェクトだったり、再結成したかと思ったらまた抜けたスコット・ウェイランドの代わりにストーン・テンプル・パイロッツのヴォーカルつとめたりとかですね。リンキンのその当時の曲はあまり記憶にないんですけど、憧憬の先に彼が見ているもの自体は嫌いではなかったです。

 


 ただなあ〜。

 

 

その憧憬からか何かはわからないけど、なにもクリス・コーネルの誕生日に、同じように首つり自殺しなくても・・。

 

 

チェスターはドラッグの問題がずっと指摘されてました。ドラッグが絡む場合は、精神的だけでなく肉体的な苦痛も伴うと言いますから、それを苦にしての死であることも十分考えられます。あと、死の直前に、最新アルバムで見せたEDM化がいろんな方面ですごく不評で彼自身すごくイラついていた報道も読んでいました。そういうことが積み重なっての今回の行動だったのかな。

 

 

 あと残念なのは、昨今、ただでさえ「ロックがもう一番の音楽ではなくなった」と言われることが多くなったその矢先にですからね。一時ほどではないにせよ。まだロックバンドの中では世界的に上から数えた方が早い世界的な人気バンドだったわけですから。これはロック界にとっても本当にいたいですね。これでロックにまた元気がなくなるとこれまた悲しいですね。

 

改めてご冥福を祈ります。

 

 

author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 10:28
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これはひどい!カーダシアン・ファミリーのジェナー姉妹がロックTシャツ乗っ取る

どうも。

 

 

今日はこんな話をしましょう。ひどく、かつ、呆れ、かつ、おかしな話です。

 

 

この2人

 

 

 今、人気モデルですけどね、ケンドールとカイリーのジェナー姉妹。わかりやすく言えば、キム・カーダシアンの父親違いの妹2人なんですが、この2人が今、ロック、そしてヒップホップのレジェンドのTシャツに、イタいことをしてしまいました。

 

これです。

 

 

 

えっ!

 

なにやら、そのキッスのTシャツの上に自分の写真のプリントがあるようなんですが、彼女たちはこれを

 

 

 

 

オジー・オズボーンにも

 

 

ドアーズのジム・モリソンにも

 

 

 

 

ピンク・フロイドの「狂気」にまでやってしまいました(苦笑)。

 

 

 

 

今度は妹のカイリーに行きましょう。メタリカにも

 

 

 

ヒップホップにも飛んで2Pacにも

 

 

よりによってご丁寧に、2Pacとビギー・スモールズの東西対決2ショットの写真にまで!

 

 

いや〜(笑)、これをめぐって今、ドアーズ、シャロン・オズボーン、ビギー・スモールズのお母さんたちが「無断でこんなひどいことを!」と抗議している最中です。おそらく、数日中にはなくなりそうな感じです(笑)。

 

 

さすがに、こういうことされると、アーティストT着るの「寒い」ってことになりますよね。ちょっと、着てる人たちのイメージが悪いので、ちょっとこれは・・ですね。

 

 

この2人、妹のカイリーの方がトラブルメイカーで、お騒がせのイメージもあるんですけど

 

 

 

姉さんのケンドールの方は、何ヶ月か前にペプシのCMで、「ペプシを飲んでデモ行進をしよう」というメッセージがひんしゅくをかって、これも放送禁止になったばかりでした。彼女、カーダシアン・ファミリーの中ではまともなイメージあったんですけど、トラブル続きですね。

 

 

僕もロックTシャツはよく着てるんですけど、これだけはさすがに着たくないですね(笑)。

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 19:07
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名盤記念リリースから何かがはじまれば

どうも。

 

新作のリリースももちろんすごく喜ばしく良いことなんですけど、同時に

 

 

 

 

最近はこういう、ロック史上に残る名盤のアニバーサリー・リリースが立て続いてますね。

 

 

 まずは5月最後の金曜に出たビートルズの「サージェント・ペパーズ」。これは50周年だったわけで、僕もまだ生まれてませんが、これ、僕がまだ小学生だった頃に、7歳上の姉がピクチャーLP(つまりアナログの盤面がジャケ写)を持っていたので、その点で思い入れはありますね。僕自身、前も触れましたが、アルバムそのものはビートルズの中では好きな部類では必ずしもないんですけど、ただ、当時、1967年のサイケデリック・カルチャーを知る上では非常に大事なアルバムではありますね。

 

 

 今回のこの50周年盤は、新しいミックスが聞き物でしたね。やはりこれ、輪郭がすごくクッキリ出るようになったのと、重低音の奥行きが出たことで、今の耳で聴いてもかなりロック的になりましたね。ビートルズの場合、「アンソロジー」みたいな、録音風景を伝えるものとか、僕自身はハッキリ言って興味ないんですけど、やり過ぎない程度に新しい趣向を凝らせるなら、こういうのは良いかなと思いましたね。

 

 

 そして6月に入ってU2の「ヨシュア・トゥリー」の30周年記念盤ですね。これは僕が高校3年のときに出ましたね。まだ、ロックがポップ・ミュージック界で普通に売れてる時代のものでしたが、硬派なロックファンのあいだでは「ロックがヤワになった」と言われていたものなんですよ。そういう人たちにとって、このアルバムはすごく心のよりどころみたいな感じになったところがあって、すさまじく尊敬されていた1枚ですね。僕はその神々しさが逆に距離感があって、その前までのアルバムの方がとっつきやすかったところは正直あるんですけど、それでも「ウィズ・オア・ウィザウト・ユー」はずっと好きでい続けている曲だし、自分の10代を代表するアルバムの認識は変わりません。

 

 これは、その全盛期のライブが収録されてますね。僕、もしかしたら一番好きなU2のアルバムって「アンダー・ア・ブラッド・レッド・スカイ」っていう、初期のライヴ・アルバムかもしれないんですけど、やっぱりU2で特別なプレゼントといえば、やっぱりライブですよね。彼らはそうであるべきです。

 

 そしてライブついでにいえば、現在、彼らはこの30周年記念でワールドツアーやっているんですが、ブラジルにも来ます!そして、僕もチケットも取れました!ただ、これ、すさまじく大変でしたけどね、争奪戦!なにせ、最初の予定日が1時間でソールドアウト。追加公演も2時間以内にソールドアウト。6万人のスタジアムが、ですよ!僕はネット予約で2回とも惨敗したので、チケットセンターに行って早朝から5時間並んで、やっと、売り切れ直前で購入に成功したほどです。スタジアムでの追加公演なのに。この国でいかにU2が狂信的人気があるのかがわかりました。日本でも東京ドームや、さいたまスーパーアリーナでやったことあるバンドですけど、ここまでの騒ぎには日本だとならないでしょうからね。ちなみに前座がノエル・ギャラガー(!)という、これも信じられない豪華さです。

 

 

 あと、こないだの金曜に出たばかりのレディオヘッドの「OK コンピューター」の20周年記念盤「OKNOTOK 1997-2017」。僕のブログをご覧になっている人だったら、多分、この中だったらこれを聴いたと言う人が一番多いんじゃないかな。ちょうどこのアルバムは僕が音楽に関する原稿を書きはじめた頃に一番話題だった作品で、以降、ニルヴァーナの「ネヴァーマインド」と並んで、90年代以降のロックの頂点に経つアルバムですね。僕にもすごく思い入れがあります。

 

 今回の目玉は、この当時のアルバム未収録曲+未発表曲による、もう1枚のアルバムですね。なんていうんだろう。よく、サッカーとかで「控え選手でも優勝できるんじゃないか」みたいなワールドカップの代表みたいなものってあると思うんですけど、このときのいレディオヘッドのアルバムに入らなかった多くの曲がまさにそんな感じですね。ファンのあいだでかなり長いこと噂になっていた曲が解禁されたのは非常に嬉しかったというか。特に、やっぱり「Lift」ですね。今回のヴァージョン聴くと、「これ、本当にこの当時のラスト・テイク?」と言う感じの未完成感はあるんですが、でも、この幻の名曲には、そうした「結局できなかった」イメージを残して老いた方がよいのかな。ただ、今回、こうやって世に出したことで、今後のライブでも披露する機会、増やして欲しいんですけどね。

 

 

 そして、これも出たばかりですね。プリンスの「パープル・レイン」のデラックス盤。これは1984年。僕が中3のときの現象ヒットでした。プリンスの場合、惜しかったのは、あの当時、浅はかな中学生だったもので、あれがれっきとした「ロック」であることに気がつかなくて、もちろん売れてたときにさんざん耳にはしてたんですけど、自分でアルバム買うまではしてなかったんですよね。僕が彼のアルバムを聴くようになったのは、この次の「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」からだったし、こっちの方がロックっぽいとあの当時は思っていたんですけど、本当に中学時代の浅知恵が憎いというか(笑)、今の耳で聴くと「パープル・レイン」の方が断然、あの当時の最先端のロックでしたね。「アラウンド〜」は、「既存のロックっぽいことを入れてみた」アルバムであって、そこをロックだととらえちゃったんだなあ。あと、シングル曲のイメージに捕われ過ぎてましたね。今聴くと、シングルにならなかったA面曲、「Beautiful Ones」から「Computer Blue」の流れが一番カッコ良く感じます。

 

 ・・って、そんなことはさておき(笑)、今回の目玉は、これは当時のファンには非常に嬉しいことです。プリンスがこのアルバムの当時に出したシングルB面、12インチ・リミックスがドドーンと入りました。彼もB面曲人気の高いアーティストでしたし、僕も好きなアウトトラック、すごく多いですから。やっぱり「Erotic City」「God」「Another Lonely Christmas」あたりは「パープル・レイン・ファミリー」として愛され続けてほしいですからね。

 

 

・・といった感じですね。僕としては、これだけたくさん出た記念盤。是非、若い人に聴いていただきたいです。それも、「将来はミュージシャンになりたい」と思うような人なら、それがどんなジャンルであろうが、絶対に聴いてほしい。音楽カルチャー上に今後も残って行く遺産だと思うから。

 

 

author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 21:36
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いよいよ、いなくなって来たストリーミング拒否組。最後まで抵抗するのは誰か?

どうも。

 

今日はこういう話をしましょう。

 

こないだの金曜の配信が新作としてすごかった話はしましたが、その日はこの他にも

 

 

 

アップル・ミュージック以外でのストリーミングを拒否していたテイラー・スウィフトが遂にどのサービスでも聴けるようになりました。

 

 

それだけじゃありません。

 

 

これまでレーベルとの権利関係でもめてたことが理由でストリーミングをやってなかったロックの殿堂入り者であるボブ・シーガーも10作品限定ではありますが、スポティファイとアップル・ミュージックでストリーミングを解禁しました。

 

 

 ちょうどシーガーに関しては、僕は個人的に興味ありましたね。というのはここ最近、彼、カントリーの今の男性シンガー・ブーム「ブロ(brotherのこと)・カントリーの父」と呼ばれて再評価されてるんですね。これまで「スプリングスティーンと芸風かぶってる人」というイメージしかなかったんですけど、「スプリングスティーンとウィリー・ネルソンの間かな」と思い、ちょっと興味が出て来ていたところでした。

 

 

 あと、テイラーに関しては、聴きたくなったので、将来的な「FromワーストToベスト」の対象にしようかとさえ思ったのですが、やめときました。だって、そんなに遠くないうちに新作が出るだろうし、だったらそのタイミングまで待った方がいいんっじゃないかとも思いまして。

 

 

 ただ、このテイラーとシーガーのWストリーミング成立は大きかったと思います。ここ数年、ストリーミングの登録者というのは全世界的にうなぎのぼりに増えています。新しいもの、実態のよくわからないときはユーザーでも抵抗を示す人もいたものですが、しかしそれも、2015年にAC/DCとビートルズが解禁になって、16〜17年に、ちょっともめたことで配信が一部だけに限定されていたプリンスとニール・ヤングも今やどこでも聴けるようになりました。

 

そうこうしてるうちに、まだストリーミングに手を貸さないアーティスト、これくらいになっちゃいました。

 

 

 

キング・クリムゾンとTOOLとガース・ブルックスですね。

 

その中で一番、「今度こそストリーミング解禁か!?」となにかとネタにされるのがTOOLですね。他の2つに比べユーザー年齢がまだ比較的若いのが理由だと思うんですけどね。

 

あと、日本だとクリムゾンって大物みたいな印象ありますけど、欧米圏ではカルト・アーティスト扱いなので、ストリーミングが遅れてても、さっき例をあげたビートルズたちほどには影響ないかもしれません。ただ、僕は個人邸に入れて欲しいですけどね。TOOLとともに。

 

ガースは正直好みじゃないんですけど、ベスト盤くらいは1回通して聴いておきたいなというのはあります。

 

 

でも、、もう本当にそれくらいしかストリーミング拒否のアーティスト、いないんですよ!

 

 

 そういう事実をやっぱ一番わかって欲しいのが、日本の音楽業界なんですけどね。国を越えたブラジルでも、最近はちらほらアップル・ミュージックなどで日本のアーティストの名前、見るようにはなりましたけど、もう、あらゆるアーティストの作品が入っているのが普通の状況なので、今もなお散見される「ストリーミングなんかに加担したらCDが売れなくなる」みたいな、化石同然の古い考え方はやめて、現実に目を向けてほしいですね。

 

 

 だいたい、日本のアーティストの方が元来、ストリーミング・サービスと相性良いはずなんですよ。だって、今やもう、そこまで年食ってないアーティストとかバンドでも、キャリア史上で10枚以上アルバム出してるアーティストなんて普通でしょう。そういうアーティストに興味持ちたくても、アルバムがそこまでたくさんあったら何を聴いていのかわからないし、手を伸ばしたくても出しにくくなるじゃないですか。そういうときに、各々のサービスのプレイリストなどで解消出来るシステムがあるというのは良いことだと思います。

 

 

 あとは国境を越えて、世界中の人たちに自分たちの音源聴かせることの出来る貴重な共有も可能なわけですからね。

 

 

本当は「日本のアーティスト」というのが、上の3組よりしぶとくストリーミングに反対したりして。

 

 

 

author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 13:30
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