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最新全英チャート

どうも。

 

 

昨夜、突如解禁されたソランジュのニュー・アルバムにもう夢中ですね。この後、もし元気があれば、彼女について何か書くかもしれません。

 

 

では、全英チャート、行きましょう。

 

 

SINGLES
1(3)Someone You Loved/Lewis Capaldi
2(4)Giant/Calvin Harris feat Rags N Bone Man
3(2)Break Up With Your Girlfriend I'm Bored/Ariana Grande
4(1)7 Rings/Ariana Grande
5(5)Dont Call Me Up/Mabel
6(6)Dancing With A Stranger/Sam Smith feat Normani
7(9)Options/NSG feat Tion Wayne
8(-)Walk Me Home /P!NK
9(8)Bury A friend/Billie Eilish
10(19)Just You And I/Tom Walker

 

 

 

 

ルイス・キャパルディ、ついに1位ですね。これはアルバムに向けてかなり人気出そうですね。

さらに8位には

 

 

 

 

P!NKのニュー・シングル。この人の人気も尽きないですね。この曲はなんかイマジン・ドラゴンズみたいですが

さらに10位には

 

 

 

 

先日のブリット・アワーズで最優秀新人賞に輝きましたトム・ウォーカー。本当に最近の流行りに押し込んだタイプの曲ですね。

 

 

では、アルバムを見てみましょう。

 

 

ALBUMS
1(1)thank u next/Ariana Grande
2(2)The Greatest Showman/Soundtrack
3(3)A Star Is Born/Soundtrack
4(4)Bohemian Rhapsody/Queen
5(5)Staying At Tamara's/George Ezra
6(-)Big bad/Giggs
7(12)Always In Betweens/Jesse Glynne
8(8)The Platinum Collection /Queen
9(-)Eton Alive/Sleaford Mods
10(23)A Brief Inquiry Into Online Relationships/THE 1975

 

 

トップ5は先週と全く同じ。BRITS効果で1975がトップ10に返り咲きましたね。

 

 

トップ10入りは2枚。まずはラッパーのGiggs。聞いてみましょう。

 

 

UKラッパーの中ではキャリアが長く、これが5枚目、35歳のギグス。悪くはないと思いますけど、何かもう一声欲しい感じですね。

 

 

そして9位初登場は、40代後半でようやく人気に日がつきつつあります。イギリスの偏屈ラップ・ロック・デュオ、スリーフォード・モッズ。聞いてみましょう。

 

 

 

 

なんか、神経質に独り言をぶつぶつ言ってるイギリス親父な感じが出ててイギリス・カルチャー好きには刺さるんですよね、彼ら。これまで、「いいんだけど、ちょっと単調かな」と思えるところがあったんですけど、今回、一皮むけた気がします。

author:沢田太陽, category:全米チャート, 22:59
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最新全米チャート

(現在、noteでも当ブログは展開中です。そちらの方が見易く更新も早いです。アドレスはnote.mu/themainstream)

 

どうも。

アメリカのインディ・ロックで次の大物になりつつあります。ビッグ・シーフのニュー・アルバムからの先行シングルなんですが、今、これを何度もリピートしています。素晴らしい!彼らはフォークロックに分類されることが多いかと思うんですけど、どちらかといえば「In Rainbows」以降のレディオヘッドの後継者なことは、一昨年の、僕の年間ベスト・アルバムのトップ20に入れたアルバムの時も思ったんですけど、この曲はその傾向がさらに強まった感じですね。彼らの場合、フロントのアドリアンヌ・レンカーのカリスマ性が目立つんですけど、後ろの男性3人もサウンドの構築センスがかなりあると見ています。

「もう、あとはいかにアルバムが売れるかだけなんだよなあ」と思ってたところなんですが、新作から4ADに移籍するみたいで、そこでより知名度あげて欲しいです。サドル・クリークだと限界ありましたからね。アルバムは5月ですが、早速ピッチフォークのBEST NEW TRACKに選ばれていましたね。

では、全米チャート、行きましょう。

SINGLES
1(1)7 Rings/Ariana Grande
2(4)Without Me/Halsey
3(5)Sunflower/Post Malone feat Swae Lee
4(3)Thank You,Next/Ariana Grande
5(-)Please Me/Cardi B &Bruno Mars
6(6)Happier/Marshmello&Bastille
7(7)Sicko Mode/Travis Scott
8(2)Break Up With Your Girlfriend Im Bored/Ariana Grande
9(8)High Hopes/Panic At The Disco
10(9)Wow/Post Malone

こないだ言ったとおりでしょう。アリアナ、さすがに2週連続のトップ3独占は難しかったですね。でも、3曲がまだトップ10入ってるだけでもかなりすごいですけどね。

5位に初登場はカーディBのニュー・シングル。相性のいいブルーノ・マーズとの2度目の共演ですね。ブルーノ側のプロダクション・チームと組んだことで曲調がミーゴスが陥りがちな方向じゃなく、しっかりそこから一歩抜け出た感じになってるのがいいです。90sのR&Bみたいでもありますけどね。

では圏外に行きましょう。29位初登場のこの曲で。

ジュースWRLDの、もう3月に出るんですね、アルバム。そこからのニュー・シングルです。なんかポスティ見たくなってますね。ぶっきらぼうなヴォーカルで。ちょっと全体聞かないとなんとも言えないですが。

では、アルバムに行きましょう。

ALBUMS
1(1)thank u next/Ariana Grande
2(3)Bohemian Rhapsody/Soundtrack
3(2)A Star Is Born/Soundtrack
4(-)Cant Say I Aint Country/Florida Georgia Line
5(-)So Far Gone/Drake
6(4)Hoodie SZN/A Boogie Wit Da Hoodie
7(5)beerbongs & bentleys/Post Malone
8(6)Astroworld/Travis Scott
9(7)I Am> I was/21 Savage
10(10)Championships/Meek Mil

アリアナが2週連続で1位ですね。

4位は男性カントリー・デュオのフロリダ・ジョージア・ライン。本人たちはカントリーと言い張りますが、全然そんな風には聞こえません(笑)。ブロ・カントリーもちょっと陰ってきたかな。

5位のドレイクは、これはメジャー前の作品の再発ですね。僕も、これの次からリアルタイムで知ってるんですけど、これ、いいアルバムですよ。

で、今週驚くべきは

とうとうアヴリル・ラヴィーンがトップ10に入らなくなったことですね。13位。「落ち目」を印象付ける結果になってしまいました。

正直、「ギリギリでトップ10かな」と読んでいただけに驚きでしたけどね。

で、これ、評判も悪かったんだ。なんかちぐはぐでね。

全体が、こういうアンビエントっぽいアダルトな曲調なんですけど、今のご時世、こういうアダルトへの変身の仕方が望まれているのかな、と言う感じでしたけどね。こういうのが数曲ならまだわかるんですが、全体的に多かったですからね。

そうかと思えば、思い出したようにこういうイタい曲もやる。ファンはこういう、「年取ったチアリーダー」が欲しいわけじゃなくて、もっと別なものを求めていた気がするんですけどね。

その意味で、これが数少なく自然に聞こえたんですけどね。意外だと思った人は多かったと思うんですが、本人が最近聞いてるという50sとか60sのソウル・ミュージック。これだけ、本当に歌いたそうに歌ってるんですよね。声の響きが自然に聞こえたんで。これとあと、アコースティックの曲もそこそこいけたので、カムバックと方向転換の筋道、間違ってしまったかな、と思いましたけどね。

 

author:沢田太陽, category:全米チャート, 11:37
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どうも。

今度の日曜のオスカーに、クイーンとアダム・ランバートがパフォーマンスします。グラミー、呼んでおいたほうがよかったんじゃないの?

あと

ネットフリックスで3/22に始まるオリジナル・ムーヴィー、モトリー・クルーの伝記映画「The Dirt」のトレイラーが公開されました。世代の割に思入れはないんですけど、見てみようとは思ってます。

では、全米チャート、行きましょう。

SINGLES

1(1)7 Rings/Ariana Grande
2(-)Break Up With Your Girlfriend Im Bored/Ariana Grande

3(7)Thank You,Next/Ariana Grande
4(3)Without Me/Halsey
5(4)Sunflower/Post Malone feat Swae Lee
6(2)Happier/Marshmello&Bastille
7(5)Sicko Mode/Travis Scott
8(6)High Hopes/Panic At The Disco
9(9)Wow/Post Malone
10(11)Eastside/Benny Blanco feat Halsey & Khalid

全英チャートもそうでしたが、アメリカでも状況は同じ。アリアナの曲がチャートを独占しています。今週はトップ3を独占です。

これは記録上、ビートルズ以来となるトップ3独占になるわけです。

これに関して思うことを言うと、まあ、すごいんですけど、「今後も誰かが続く記録」だと思ってます。今のチャートのシステムでそれが可能になりやすくなった中での記録なんでね。今後、ドレイクでもケンドリックでも可能なことかなとは思います。

感触で言えば、1991年にビルボードのアルバムのチャート集計の仕方が変わって、全米初登場1位アルバムが連発され始めた時があったんですけど、あの時の感覚に似てるかな。それまでアルバムの初登場1位はエルトン・ジョンしか持ってなかったのに、ここから年に何枚も初登場1位が生まれるようになって、もう、記録自体にそんなにインパクトがなくなったものです。

ただ、いくら「記録の感覚」が変われども、アリアナがシングルのチャート独占を最初にやった女性であることには変わりはないわけで、そこはしっかりリスペクトしようかと思います。

僕の予想だと、トップ10のうち、5、6曲独占するかな、とも思ったんですけど、それは起こらなかったですね。でも立派だと思います。

ということで、今日は圏外もアリアナです。そこから1曲行きましょう。

これはアルバムの2曲目の「Needy」。これ、人気曲でイギリスだと2位だったんですよね。僕もこれは筆頭格で好きな曲です。

結局、今回、アリアナのランクイン、こうなりました。

1.7 Rings(Track10)
2.Break Up With Your Girlfriend I'm Bored(Track12)
3.thank u next(Track11)
14.Needy(Track2)
17.NASA(Track3)
21.Imagine(Track1)
22.Bloodline(Track4)
25.Ghostin(Track8)
26.Fake Smile(Track 5)
27.Bad Idea(Track6)
38.In My Head(Track 9)
48.Make Up(Track 7)


このように、全12曲中、11曲がトップ40入りです。

このアルバム、僕は、とりわけ最初の3曲がとにかく大好きですね。この辺りはSZAとか、その辺りとも勝負できるくらいの相当ソフィスティケイトされた感じです。ちょっとダンスホールっぽくなる4〜6あたりもいいし、ダウンテンポの7、8もいい。この時点で好きな曲ばっかりで「最高じゃないか、これ!」とすごく興奮したんですね。

ただ、ここから先がちょっとトラップっぽい曲固めすぎちゃったかな。ここでややテンションが個人的には落ちました。9曲目の「In My Head」って曲の途中で入る「スクー、スクーッ」ってバックコーラスまでは、このアルバム、素晴らしいです(笑)。ここからあとは、今週のトップ3なんですけど、正直な話、「7 Rings」があるのなら、「In My Head」は入らなかったかな。この曲なくして、シングル攻勢で3曲終えたほうが良かったかなと思ってます。10と12はちょっと俗っぽすぎるかなとも思ったんですけど、まあ、他の曲が割とワンステップ・アップしたかなり洗練された曲で、前作も「Sweetner」という名前とは裏腹にかなり甘さ抑えめだったから、これくらい大衆的にポップな曲があったほうがバランスいいのかなとも思いました。

このアルバム、僕の年間ベストの今のところ、暫定ですが、かなりトップに近い位置にいます。少なくとも、3ヶ月に1度やってるトップ10アルバムからは外れることはないです。言い切っちゃいます。

では、アルバムに行きましょう。

ALBUMS
1(-)thank u next/Ariana Grande

2(5)A Star Is Born/Soundtrack
3(11)Bohemian Rhapsody/Soundtrack
4(1)Hoodie SZN/A Boogie Wit Da Hoodie
5(6)beerbongs & bentleys/Post Malone
6(4)Astroworld/Travis Scott
7(2)I Am> I was/21 Savage
8(8)Scorpion/Drake
9(Re)Golden Hour/Kacey Musgraves
10(7)Championships/Meek Mil

アリアナのインパクトが強すぎて、忘れてしまいがちなんですけど、グラミー効果も大きな週です。

 

先週からトップ10に入っていたとはいえ、スタ誕、ポスティ、トラヴィス・スコットは確実にパフォーマンス効果はあったでしょうね。

でも、やっぱり一番後押しがあったのは、最優秀アルバム受賞のケイシー・マスグレイヴスですよ!再びトップ10に戻ってきてくれて嬉しいですよ。

今日はそんなケイシーの曲でシメます。パフォーマンスでこれやって欲しかったな。

author:沢田太陽, category:全米チャート, 00:06
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最新全米チャート

 

 

どうも。

Mitski、来日公演したんでしょ。いいなあ〜。今回は東京も大阪もソールドアウトだそうで。やっぱり、去年、あれだけ年間ベストで1、2位争えば話題にもなりますよね。いいなあ。僕のツイッターのタイムライン、これ一色だったので、本当に見たくなりましたよ。だいたい、どんな様子かは去年の秋のツアーからずっと聞いてはいたからそれを踏襲したものだとは思うんですけど、もう、見たくてしょうがないですよ。羨ましい。

では、全米チャート、いきましょう。

SINGLES
1(1)7 Rings/Ariana Grande
2(8)Happier/Marshmello&Bastille
3(2)Without Me/Halsey
4(3)Sunflower/Post Malone feat Swae Lee
5(5)Sicko Mode/Travis Scott
6(7)High Hopes/Panic At The Disco
7(6)Thank You,Next/Ariana Grande
8(4)Middle Child/J Cole
9(9)Wow/Post Malone
10(10)Girls Like You/Maroon 5 feat Cardi B

嵐の前の静けさといったところでしょうか。

来週はアリアナのアルバム、そして、グラミーの効果が出る週なので、ガラッと変わるでしょう。

では圏外にいきましょう。12位のこの曲で。

21 Savaheで「A Lot」。これは彼の今回のアルバムの中でもベストな曲ですね。僕も好きです。

今回、これが上がってきたのはMVの公開が始まったこともありますけど、やはり21がふ報長期滞在で逮捕されたことが背景にあるでしょうね。今、釈放嘆願運動が展開されてますからね。この不法滞在、僕、詳しく調べていないのでなんとも言えないのですが、幼い頃から、とかだったら昨今のトランプ政権の移民対策とも絡んでくるのかな。だとしたら嫌ですけどね。

そして

ビリー・アイリッシュのこの曲は14位でした。解禁タイミングの問題で、先週中途半端に74位初登場だったんですよね。それが、後ろにズレてたらトップ10入ってたのに!惜しいことしたなあ。ラジオで曲がかかりだすのこれからだろうから、そのタイミングでもう一押しないかなあ。

では、アルバムにいきましょう。

ALBUMS
1(3)Hoodie SZN/A Boogie Wit Da Hoodie
2(8)I Am> I was/21 Savage
3(2)Future Hndxxx Presents The Wizrd/Future
4(9)Astroworld/Travis Scott
5(4)A Star Is Born/Soundtrack
6(6)beerbongs & bentleys/Post Malone
7(7)Championships/Meek Mil
8(11)Scorpion/Drake
9(10)Spiderman Into The Spider
10(13)Dying To Live/Kodak Black

こっちも嵐の前の静けさですね。動き、ほとんどありません。来週、ガタガタッと変わるはずです。

 

author:沢田太陽, category:全米チャート, 20:17
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どうも。

こないだの日曜のスーパーボウルでのマルーン5のハーフタイム・ショウのウケが、まあ、これがメディアで叩かれるの、なんの!「どうしようもなくつまらない」「史上最悪のハーフタイム・ショウ」「彼らにMoves Like Jagger(ミック・ジャガーのような動き)など存在しなかった」とか、散々、英米の新聞では酷評されてましたね。まあ、確かにこれ、つまんなかったですよね(苦笑)。彼らがライブアクトとしてパッとする存在でないことは兼ねてから知られていたことでもあり、それもあってかやめさせようとする動きも少なくなかったですからね。ただでさえ、キャパニックの件もあって、黒人オーディエンスがすごく冷めてた中でコレでしたからね。アダムが、自慢のタトゥーだらけのボディをこれでもかと見せつけようとすればするほどシラーッて感じになってたのも、なんか見てて痛々しかったです。

やっぱり、全世界の署名通りに、これをフルでやってほしかったなあ。

スポンジ・ボブの劇中ネタとしてかなり有名な、オリジナルのメタルのパワー・バラード、「Sweet Victory」。こっちの方が絶対盛り上がったと思うんですけどね(笑)。スポンジ・ボブ、トラヴィス・スコットの「Sicko Mode」のイントロには出てきましたけど、やっぱ、こっちの方が良かったなあ。

あと、その一方で

21サヴェージの、国籍詐称での逮捕。これはビックリしましたね。彼はお父さんがドミニカからの移民だったのは知られていたんですが、21自体はアトランタで生まれ育ったものと思われてましたからね。彼はイギリス国籍だったようです。

現在、これをめぐってファンからの釈放嘆願が怒っていますが、どうなるんでしょう。

では、全米チャート、行きましょう。

SINGLES

1(1)7 Rings/Ariana Grande
2(2)Without Me/Halsey
3(3)Sunflower/Post Malone feat Swae Lee
4(26)Middle Child/J Cole
5(5)Sicko Mode/Travis Scott
6(4)Thank You,Next/Ariana Grande
7(6)High Hopes/Panic At The Disco
8(7)Happier/Marshmello&Bastille
9(8)Wow/Post Malone
10(9)Girls Like You/Maroon 5 feat Cardi B

アリアナが相変わらず強いですね。

先週紹介したJコールのニュー・シングルがトップ10に一気に上がってきました。彼にとってのシングル最高位でもあります。

では、アルバムに行きましょう。

ALBUMS
1(-)DNA/Backstreet Boys

2(1)Future Hndxxx Presents The Wizrd/Future
3(3)Hoodie SZN/A Boogie Wit Da Hoodie
4(8)A Star Is Born/Soundtrack
5(47)Weezer(Teal Akbum)/Weezer
6(7)beerbongs & bentleys/Post Malone
7(6)Championships/Meek Mil
8(5)I Am> I was/21 Savage
9(10)Astroworld/Travis Scott
10(4)Spiderman Into The Spider

初登場で1位はなんとバックストリート・ボーイズですよ!聞いてみましょう。

これ、確か2000年以来、約18年ぶりの1位だと思うんですけど、もう、彼らもニック・カーター以外はみんな40行ってるでしょ、これ。老けましたね、さすがに。

なんか彼らは、ライバルだったインシンクのジャスティン・ティンバーレイクみたいにヒップな音楽に対応できなかったことで時代に取り残された感があったし、そんなに売れない頃は「(昔の)K-POPみたい」とかも言われてましたね。

今回、「なんでまた1位に?」と思って聞いたら、もう、これは完全アダルト・コンテンポラリーの世界ですね。そこの需要に刺したのではないかと。でも、曲としてはこれ・・・ですけどね(汗)。

そして5位にはウィーザーのカバー・アルバムが入ってきました。これ、通常の配信日、1日前倒してリリースしたら、先週、その初日の分だけが入って47位だったんですが、今週は1週間分、たっぷり換算されました。聞いてみましょう。

しかし、これは、ちょっとあまりにも「まんま」すぎるんですよねえ。歌い方もそうだけど、バックの演奏があまりに同じ。これ、全編に渡ってそうだから、なんかリヴァース・クオモのカラオケ大会なんですよね。

リヴァース、僕と生まれた年が同じこともあって、TOTO、a-ha、ティアーズ・フォー・フィアーズと、選曲はすごく同世代感出てて好みなんですが、もうちょっとなんか出来た気はしますね。

イギリスで1位だったブリング・ミー・ザ・ホライズンは14位初登場。ただ、1位がBSB、5位がウィーザーのこの企画ということで考えると、「ええっ、それに負けてトップ10逃したの??」と思うと、ちょっと納得いかないことは否めませんね。

author:沢田太陽, category:全米チャート, 20:15
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どうも。

ジェイムス・イングラムが亡くなってしまいましたね。66歳でした。脳の病気と長年闘病してたんですね。

彼といえば、クインシー・ジョーンズ・ファミリーのシンガーとして、一時、バラードの名手として有名でしたね。「Just Once」が一番有名かな。あと、デュエットでもヒット多かったし、「We Are The World」でもソロのパート持ってましたね。

ここでは、そんな彼が単独名義で出した全米1位の曲で追悼しましょう。1990年くらいだったと思います。

謹んでご冥福を祈ります。

 

では、全米チャート、行きましょう。

SINGLES

1(-)7 Rings/Ariana Grande
2(1)Without Me/Halsey
3(2)Sunflower/Post Malone feat Swae Lee
4(5)Thank You,Next/Ariana Grande
5(3)Sicko Mode/Travis Scott
6(4)High Hopes/Panic At The Disco
7(6)Happier/Marshmello&Bastille
8(9)Wow/Post Malone
9(7)Girls Like You/Maroon 5 feat Cardi B
10(8)Drip Too Hard/Lil Baby & Gunna

先週もお伝えしたように、アリアナのニュー・シングル、初登場で1位です。来月8日のアルバム、盛り上がりそうですね。

では、圏外見てみましょう。36位初登場のこの曲で。

硬派ラッパーの第一人者、Jコールのニュー・シングル。アルバム出たの、去年の4月だったから展開としてはすごく早いですね。いつ頃になるんでしょうね。

では、アルバムに行きましょう。

ALBUMS
1(-)Future Hndxxx Presents The Wizrd/Future

2(-)Heard It In A Past Life/Maggie Rogers
3(1)Hoodie SZN/A Boogie Wit Da Hoodie
4(2)Spiderman Into The Spider Verse/Soundtrack
5(3)I Am> I was/21 Savage
6(5)Championships/Meek Mill
7(4)beerbongs & bentleys/Post Malone
8(6)A Star Is Born/Soundtrack
9(-)Ain't Nothing To It/Cody Johnson
10(7)Astroworld/Travis Scott

フューチャーのアルバムが初登場1位。このアルバム、ストリーミングだと、配信日になかったりしたんですよね。「で、結局どうなったんだよ」と思ってたら、なんだかんだでこうやって1位になるだけ、ちゃんと出てましたね。ただ、遅れた余波でレヴューの掲載とか、メチャクチャでしたけどね。あんまり世にハッキリ出なかったんですよね。

これはもともと、自分のドキュメンタリーだったかな、その音楽として作ったものみたいですね。

で、2位初登場はマギー・ロジャース。聞いてみましょう。

このマギー・ロジャースですが、現在24歳の女の子ですね。

このアルバムなんですけどね。発売タイミングで結構レヴューも出てたし、注目盤として捉えていた人も少なくなかったですね。ただ、僕はですねえ、ごめんなさい。正直、彼女に関してはピンときませんでした。

僕の場合、才能溢れる女性アーティストは本当に大好きで、それは去年の年間ベストでも十分表したつもりなんですが、その反面、「実力派」と見せつつ、実はレーベルとかマネージメントの強さを売りにしたアーティストに関してはかなり苦手です。案外イギリスに多いタイプだったりするんですが、アメリカ人の彼女もメジャーのキャピトル所属で、プロデュースがヒット請負人のグレッグ・カースティンです。カースティン自身はベックでも、リアム・ギャラガーでもやれちゃうくらい多彩で趣味の良い人なんですけど、このアルバムでの彼の仕事、なんか大味で悪い意味で「いかにもメジャー」って感じの、やっつけ仕事みたいに感じたんですよね。どこに新鮮なアレンジの妙味があるのか、さっぱりわかんなかったです。

マギー本人も、無理やりエレクトロくっつけるとかでなしに、素のフォークで真っ向勝負してた方がよかったんじゃないかな。この方向だと今はいいかもしれませんが、やっぱり辛めのメディアになればなるほど点数低かったので、このアルバムだと実力派扱いはされないと思うので、今後ちょっとしんどいかなとも思います。すべては本人次第ですけどね。

あと9位にはカントリー・シンガーのコディ・ジョンソンが入ってきました。

この週の注目アルバムとしてはジェイムス・ブレイクが21位。これはアメリカでの彼のアルバムの最高位となります。ヒップホップでの客演が聞いたんじゃないかな。

そして残念だったのが、すごくいいアルバムだったシャロン・ヴァン・エッテンの「Remind Me Tomorrow」が94位止まりですよ。ディアハンターに関しては192位ですよ!

なんかなあ。ここ数年、チャートの換算方式がストリーミングになってから、インディのアーティスト、本当に不利になってますよね。この辺りのリスナー層って、ポップとかヒップホップと違って、子供が繰り返して聞くタイプでもないから、視聴回数換算だと本当に苦しいんですよね。2000年代の後半には、逆にインディからアルバムのトップ100に入ることがすごく多くて、それこそ彼らなんてかなりの恩恵受けてたんですけど、今、苦しいですね。

では、そのシャロン・ヴァン・エッテンのアルバム

Remind Me Tomorrowから、この曲でシメましょう。

author:沢田太陽, category:全米チャート, 12:10
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