RSS | ATOM | SEARCH
ノミネート10日前のオスカー戦況

どうも。

 

 

では、先週も予告しておきました、ゴールデン・グローブ、クリティック・チョイス・アワードを受けた後でのオスカーレースの近況を語っておくことにしましょう。

 

 

こんな感じです!

 

 

 実はこないだ言った「4強」の状態はさほど変わっていません。ですが、少し動きが出てきました。

 

 

 有力だと僕が思うのは「シェイプ・オブ・ウォーター」(左上)ですね。ゴールデン・グローブで監督賞、そしてクリティック・チョイス・アワードで作品賞と監督賞をWで受賞しました。この映画の場合、技術部門を含んで最多ノミネート候補なので、その分、目立つし有利なんですけど目。

 

 

 そうでなければ、「スリー・ビルボード」(左下)でしょう。ゴールデン・グローブでは、「レイプされ殺された娘のために立ち上がる母親」と言う、今年のセクハラへのプロテストと言うテーマへの合致生から独占してましたけどね。あと、演技部門の評判が良いのでSAGアワードでも有利です。

 

 

 それでも可能性があるのが「レディ・バード」(右上)でしょうね。12月からのアメリカ国内での批評家賞の受賞実績はこれが一番あるんですが、ただ、ゴールデン・グローブのコメディ部問こそ取ったものの、イギリスのBAFTAアワーズでは監督賞のノミネートから外れるなど、ちょっと不安定な要素が見えます。

 

 

 そして苦しくなってきたのが「ゲット・アウト」ですね。12月までの批評家賞の実績は1位だったものの、1月に入って勢いが落ちて、GGでは無冠、CCでも脚本賞のみの受賞だったところに、BAFTAの監督賞ノミネートが外れた状況があります。

 

 

 来週末に3大ギルド・アワードの授賞式が始まるんですが、その結果次第でしょうね。「ゲット・アウト」は少なくともプロデューサーズ・ギルド・アワード(PGA)は取りたいとこですけどね。ただでさえSAGが「スリー・ビルボード」。DGAが「シェイプ・オブ・ウォーター」が確実と見られていますからね。

 

 

 監督賞はDGAではこの4つにクリストファー・ノーランが「ダンケルク」で加わった感じですけど、これまでの前哨戦の結果から考えて彼の逆転受賞はほとんどないでしょうね。

 

 

 主演男優賞は

 

 

ゲイリー・オールドマンの「ウィンストン・チャーチル」が逃げ切りの様相が濃くなってきましたね。「君の名前で僕を呼んで」の美青年ティモテ・シャラメ君との差がちょっと開いてきました。そして、セクハラ疑惑でジェイムス・フランコのノミネートが五分五分になってきたのが個人的には非情に残念です。ノミネートくらいはいいんじゃないかと僕は思うんですけどねえ。

 

 

 

そして主演女優は稀に見る豊作。「スリー・ビルボード」のフランシス・マクドーマント、「シェイプ・オブ・ウォーター」のサリー・ホーキンス、「レディ・バード」のシアーシャ・ローナン、そして「I Tonya」のマーゴット・ロビー。1年に集中したのが非常に惜しいですが、フランシス・マクドーマントの「ファーゴ」以来の受賞が有力視されていますね。

 

 

 

そして助演男優賞は「スリー・ビルボード」のサム・ロックウェルで固まってきました。当初「Florida Project」のウィレム・デフォーでしたが、配給先の押しが「レディ・バード」に固まったことで「Florida」の勢いが急落したのが原因でしょうね。

 

 

 

そして助演女優賞は接戦です。12月までは「レディ・バード」のローレン・メトカルフが優勢でしたが、年が明けて「I Tonya」のアリソン・ジャニーが逆転しそうになってます。どっちともお母さん役、というか、三番手につけてる「ビッグ・シック」のホリー・ハンターまでお母さん役という、稀に見る「ママ・イヤー」になってますけどね、この部門。

 

 個人的には予てから好きな女優さんでもあるアリソン・ジャニーにとってほしいんですけどねえ。

 

 

author:沢田太陽, category:オスカー, 13:58
comments(0), trackbacks(0), - -
いよいよオスカー前哨戦、はじまる!

どうも。

 

例年より1週間早いんですが、オスカーシーズン、突入しています。

 

 

まずは今週、

 

28日 ナショナル・ボード・オブ・レヴュー

30日 ニューヨーク映画批評家協会賞

12月3日 ロサンゼルス映画批評家協会賞

 

 

幕開けはいつもこの3つなんですが、早いものだと、もう日本時間の明日ですよ。ナショナル・ボード・オブ・レヴューから始まります。

 

 

 今年はまだ、ここまでのところ、またハッキリとしたフロントランナーが見えません。

 

下馬評だと

 

 

 

夏に公開されヒットもしたクリストファー・ノーランの「ダンケルク」が強いという声が多いんですが

 

 

 

 それを9月のアワードシーズンを制したヴェネティアの金熊賞のギレルモ・デル・トロの「The Shape Of Water」に、トロントを制した「Three Billboards Outside Ebbing, Missouri」が絡む展開かと見られていましたが

 

ここに来て

 

 

 

ロットントマトーズ史上初の100点満点レヴューを記録した、インディ映画の女王、グレタ・ガーウィッグが初監督した、シアーシャ・ローナンの「Lady Bird」が割って入り

 

 

 

 さらに、公開の始まったゲイ・ロマンス映画「Call Me By Your Name」もかなりの評判です。

 

はたまた

 

 

 滑り込み公開となったスピルバーグのジャーナリズム映画「The Post」の形勢逆転はあるのか。

 

 と、そんなところでしょうか。上以外の作品が受賞したら、それは面白いサプライズですね。

 

 さあ、何が優勢になるか。来週の今頃、もう一回見てみましょう。

 

author:沢田太陽, category:オスカー, 13:30
comments(0), trackbacks(0), - -