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もうすでにはじまっている2019年のオスカー

どうも。

 

 

 昨日もオスカー・ネタでしたが、今日も毎年恒例の、「来年のオスカー展望」、これをやってみようかと思います。

 

 欧米圏では、毎年どこかしらがオスカー終了と同時に「来年のオスカー予測」みたいな記事を作るんですけど、今年も早速色々と出ています。

 

 まず注目は

 

 

 いきなり結果を出してしまった「ブラック・パンサー」。これは何らかの活躍はするんじゃないかというのが、もっぱらの見方ですね。僕もこれは、総合力で「ゲット。アウト」よりは上だと思います。トータル・アートに近いと思っているので。

 

 

 あと、今年はサンダンスが不発で去年における「君の名前で僕を呼んで」みたいなものがないとも言われていますが

 

 

 ここ最近、オスカーでも大活躍のインディ・ディストリビュータ_、A24はこの「Eighth Grade」という青春映画を買ったと聞いています。評判はまあまあみたいなんですが、どうなんでしょう。

 

 

 

 

そして間もなく公開です。ウェス・アンダーソンの「犬が島」。これ、もう早速かなり評判です。これ、アニメ部門でいくのか、総合でいくのか、まだ見えませんが、いずれにせよ、すごく楽しみです。

 

 

ここまでは、すでにスクリーニングがあって、ある程度の評価があるものですが、ここからはあくまでも予測です。

 

 

 

すごくバズが立っているのは、チェイニー国防長官の伝記映画ですね。主演はクリスチャン・ベール。監督は「俺たちニュースキャスター」、というよりオスカー的には「マネーショート」で注目されたアダム・マッケイ。これは、どのメディアが見ても名前が載っていましたね。

 

 

 

あと、これもかなり期待の高い映画です。ルーカス・ヘッジズ主演の「Boy Erased」。ここ2年で「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「スリー・ビルボード」「レディ・バード」と、2年で3作もノミネートされてる彼ですが、このエヴァンジェリストの息子がゲイ・セラピーを受ける話だとかいう話もかなりの評判だとか。

 

 

 

 去年「ムーンライト」でオスカー作品賞を受賞したバリー・ジェンキンスは、最近ドキュメンタリーでも取り上げられていた20世紀前半の鬼才作家ジェイムス・ボールドウィンの作品「If The Beale Street Could Talk」 の映画化。ボールドウィンはゲイ小説のパイオニアでもあり、そういう観点からも楽しみです。

 

 

 

また2013年度のオスカー覇者「それでも夜は明ける」のスティーヴ・マックイーンも出します。ヴァイオラ・デイヴィス主演のスリラー「Widows」がそれです。

 

 

 

「ラ・ラ・ランド」のダミアン・チゼルも新作を出します。またもライアン・ゴスリングの主演で、月面着陸のニール・アームストロング船長を描いた「First Man」。

 

 

「ブルックリン」「レディバード」と惜しいところで主演女優賞の受賞を逃してきているシアーシャ・ローナン、来年もチャンスありとみられています。これはイギリスの時代ものですね。「Mary Queen Of Scots」。

 

 

「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメの次作も注目されていますね。スティーヴ・カレルと親子役だそうです。「Beautiful Boy」。

 

 

 

今年「ナチュラル・ウーマン」でオスカーの外国語映画賞を受賞したチリのセバスチャン・レリオ監督は、チリ時代の自身のヒット作「Gloria」をハリウッドで自分が再び監督することでリメイク。主演はジュリアン・ムーア。このオリジナルの方、ブラジルでも公開されていたのでよく覚えてます。これ、僕的に期待です。

 

 

怪優ホアキン・フェニックスはガス・ヴァン・ザントの新作「DOn't Worry He Won't Get Far On Foot」 に出演。ここ最近、外し続けているガス・ヴァン・ザントですが、今回はいかに?

 

 

 

そして、オスカーを逃すこと6回、グレン・クロースが7回目の挑戦で主演女優賞を狙う「The Wife」。これ、去年のトロント映画祭に出展して評判もよかったのですが、公開が今年の夏にズレこんでいました。来年のオスカー狙いという説がありますが、果たして・・。

 

と言ったところでしょうか。

 

 

まだ、本当にこれで、「実際の半分、あるかないか」だと思います。今日あげたものの中で実際に作品賞のノミネートまで行くのは、多くて4つくらいなんじゃないかな。でも、目安としては良いものではあります。

 

 

 

author:沢田太陽, category:オスカー, 20:08
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遅ればせのオスカー総括

どうも。

 

 

いや〜、遅れてしまって申し訳ありません。

 

結局、ワイフと息子も同じ症状を出して、一家集団食中毒になってました(汗)。辛かったですよ。火曜日にほとんど寝て過ごしたのでなんとか良くなる方向では進んでいますが、それでも、食欲は木曜になるまで戻ってこないは、今、これ書いてても、汗を多くかくはで、まだ本調子ではないですね。明日、明後日には、良くなって欲しいんですけどね。

 

 

そんなこともあり、「タイミング逃したかな」とも思うんですけど、やっぱり、半年近くずっと追ってたものですので、シメは必要かなとも思い、オスカーの総括、やっておきます。今年は

 

 

 

受賞がものすごく理想的だった!

 

これに尽きますね。

 

メインで勝ったのが、総合力で勝る「シェイプ・オブ・ウォーター」。しかも、「立ち上がったマイノリティたち」が「自分たちの意志を貫いて愛し合う」という、今の世の中に対しての強いメッセージ、また、そこに目がいかない人には「幸せな気持ちになれる甘美なファンタジー」として愛される非常に良くできた映画。これが勝つので本当によかったと僕は思っています。

 

 

 

また、アルフォンソ・キュアロン、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、キレルモ・デル・トロと、予てから「メキシコのスリー・アミーゴス」と言われてた3人が、2010年代に揃ってオスカーの監督賞を受賞したのも歴史的快挙ですよね。なんか昔の日本の「黒澤、小津、溝口」見たいですげえなと思いますね。

 

 

 他の受賞も配分がいいんですよね。演技は「スリー・ビルボード」が主に受賞して、脚本が「ゲット・アウト」と「君の名前で僕を呼んで」、衣装が「ファントム・スレッド」、ゲイリー・オールドマンと辻一弘さんがチャーチルのコンビで主演男優とメイク、「ブレードランナー2049」が視覚関係、「ダンケルク」が音声関係、「ファントム・スレッド」がコスチューム。こんなに気持ち良く、パキッと受賞がうまい具合に割れたオスカーも珍しいと思います。まあ、中には、高い評判ながらゼロ受賞に終わった「レディ・バード」みたいなものもありますが、それは何かしら毎年受賞なし映画は出ているわけで。それでも、すごい分配だと思いますね。

 

 

 あと、

 

 

 

これ、おかしかったですね。ジョディ・フォスターが自分の松葉杖をメリル・ストリープのせいにしたの(笑)。しかも、「アイ・トーニャされたのよ」と、後ろから蹴落とされて怪我したってことにして。「彼女、何もなかったって顔してるでしょ?あれも演技なのよ?」と言って、主演女優賞の発表に行くという(笑)。これ、多分、本当に足を怪我して、とっさの思いつきだったと思うんですけどね。

 

 

それから

 

 

 

これ、ものすごく話題ですね。右のマヤ・ルドルフはSNL出身のおなじみのコメディエンヌですけど、左のティファニー・ハディッシュの話術がすごいんですよ!すごくデカいハスキー声で、リアクションの一つ一つが大げさで可笑しくてね。ティファニー、「来年のオスカーの司会に良いのでは」の声が上がっています。彼女、「Girls Trip」という黒人女性のコメディ映画で当てて、注目されてまだ1年経ってないんですけどね。

 

 

 

 

ベストは助演女優も受賞したし、アリソン・ジャニーのこれで良いのではないかと。

 

 

ワーストはセイント・ヴィンセントですね。僕がいかに彼女のファンでも、これはいただけなかったな(笑)。

 

 

 

author:沢田太陽, category:オスカー, 20:25
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アカデミー賞2018 速報生ブログ 授賞式篇

今年、30分の余白なしでいきなり授賞式に入って驚いてます(汗)。

 

 

司会は今年のジミー・キメル。

 

「ワンダー・ウーマン」「ブラック・パンサー」のヒットを例に挙げてダイバーシティをたたえてます。今年初めて、撮影の女性監督がノミネートされたことに触れています。

 

 

 ジョーダン・ピール、マーゴット・ロビー、ティモシー・シャラメなどに触れて「シェイプ・オブ・ウォーター」について「今年は男性の失敗が多く、女性が魚とデートするんです」って(笑)。

 

 

ヴァイオラ・デイヴィスが登場し助演男優賞の発表。

 

助演男優賞

サム・ロックウェル(スリー・ビルボード)

 

メモ用意してきて、それ読んでますね(苦笑)。まあ、賞自体が今や極めて予測可能ですからね。

 

ガル・ガドットとアーミー・ハマーという、最強に美しい2人がプレゼンター。

 

 

メイク

ウィンストン・チャーチル

 

 辻さん、受賞です!英語でうまくスピーチもしました。

 

 

なんとエヴァ・マリー・セイントがプレゼンター!!すごく綺麗で、しゃべりがしっかり!

 

 

衣装

ファントム・スレッド

 

妥当ですね。とにかく美しかった!

 

グレタ・ガーウィッグとローラ・ダーンがプレゼンター。

 

 

ドキュメンタリー

ICARUS

 

これ、ネットフリックスのドキュメンタリーだったのか。気がつかなかったな。

 

エラくセクシーな衣装でタラジPヘンソンが出てきました。主題歌ですね。助演女優賞にもノミネートされたメアリーJブライジのパフォーマンス。

 

 

アンセル・エルゴートとエヴァ・ゴンザレスがプレゼンター。

 

 

音響編集

ダンケルク

 

あの音だと妥当ですね。

 

 

録音

ダンケルク

 

文句なしです。

 

 

クメイルとルピタ・ニョンゴがプレゼンター。

 

 

プロダクション・デザイン

シェイプ・オブ・ウォーター

 

これは、これが取らなかったら激怒してたからよかった(笑)。

 

次は「リメンバー・ミー」のパフォーマンス。好きなんだよね、この曲。

 

歌ってるのガエルじゃないか!

 

こんなところでナタリア・ラフォルカーデを見るとは!

 

 

またもレジェンド。「ウェストサイド物語」のリタ・モレノがプレゼンター。

 

 

外国語映画賞

ファンタスティック・ウーマン(チリ)

 

去年9月のブラジル公開時に興味あったのに見逃して大後悔!!再度上映しないかな?

 

マハーシャラ・アリが登場し、助演女優賞。

 

助演女優賞

アリソン・ジャニー(アイ、トーニャ)

 

アメリカじゃ昔から有名なサポーティング・アクトレスですから、もう、大喝采です。僕も好きな役、いろいろ思い浮かぶしね。

 

スター・ウォーズ・チームがプレゼンター。BB8も仲間に入ってます。

 

短編アニメ

Dear.Basketball

 

コービー・ブライアントが壇上に上がって「おおお」という歓声。

 

アニメ

リメンバー・ミー

 

あまりに妥当!これじゃなきゃ、おかしいでしょ。

 

「タンタスティック・ウーマン」の性転換女優ダニエラ・ヴェハが登場!「君の名前で僕を呼んで」主題歌のスフィアン・スティーヴンスがパフォーマンス!真横にはセイント・ヴィンセント!!

 

 

ジーナ・ロドリゲスとトム・ホランドがプレゼンター。

 

視覚効果

ブレードランナー2049

 

「猿の惑星」に勝ちましたね。これも熱狂的ファンが多いから、勝ってよかったのでは。

 

 

マシュー・マコーノヒーがプレゼンター。

 

編集

ダンケルク

 

テクニカル部門はダンケルクが制してますね。ただ、こっから先がなあ。

 

 

なんか、会場ツアーになってCMに入りました(笑)。

 

なんか一般の人にホットドッグ巻いてますね。エレンの時のピザ見たくなってます。

 

 

マヤ・ルドルフとティファニー・ハディッシュがプレゼンターですがティファニーって面白いね(笑)。

 

 

短編ドキュメンタリー

Heaven Is A Traffic Jam On 405

 

短編

Silent Child

 

デイヴ・シャペルがプレゼンター。最近、露出多いよね。これも主題歌ですが、「Stand Up For Something」と言って、チャドウィック・ボーズマンの主演映画の曲ですね。アンドラ・デイとコモンの共演です。

 

 

アシュリー・ジャッド、壇上に上がりました!ワインステインの件に関しての立役者ですね。サルマ・ハエックらとともに、ハリウッドのダイヴァーシティの必要性を説くショート・ヴィデオを流します。

 

 

チャドウィック・ボーズマンとマーゴット・ロビーがプレゼンター。

 

脚色賞

君の名前で僕を呼んで

 

YES!!

 

ジェイムス・アイヴォリー御大、壇上に上がります。今年で90歳で、杖は付いていますが、しゃべりはしっかりしています。

 

ニコール・キッドマンがプレゼンター。

 

脚本賞

ゲット・アウト

 

脚本がこっちになったということは、「スリー・ビルボード」の作品賞受賞は難しくなりましたね。

 

 

軍に敬意を示すコーナー、というのは過去になかったですね。これはあまりにリベラルに走ってることからの妥協案かな。

 

 

サンドラ・ブロックがプレゼンター。

 

撮影

ブレードランナー2049

 

ロジャー・ディーキンス、やっと受賞しましたね。実に14年ぶりの正直!

 

ゼンダヤが出てきて、自分も出ていた「グレイテスト・ショーマン」の「This Is Me」。歌うのは映画同様、ケアラ・セトルです。

 

 

次のレジェンドはクリストファー・ウォーケン。

 

 

スコア

シェイプ・オブ・ウォーター

 

デスプラ、これで何回め?最近、強いよね。ジョニー・グリーンウッドが受賞したら面白いとも思ったけど、そう簡単にはいかないか。

 

 

主題歌

リメンバー・ミー

 

Yes!!これにこそ勝って欲しかったんだ。映画のメッセージと直結だからね。

 

 

物故者を偲ぶコーナーではエディ・ヴェダーがトム・ペティの「Room At the Top Of The World」を歌って故人を振り返ります。

 

 

エマ・ストーンがプレゼンター。監督賞ですね。主演男優ではなく!

 

監督賞

ギレルモ・デル・トロ(シェイプ・オブ・ウォーター)

 

 間違いないとはいえ、ドキドキはしましたね(笑)。さあ、作品賞はこれになるか、どうか。まだ、わからないけど。

 

 

ヘレン・ミレンとジェーン・フォンダがプレゼンター。

 

 

主演男優賞

ゲイリー・オールドマン(ウィンストン・チャーチル)

 

 これも「やっとか」という感じだから、喜んでいらっしゃる方も多いでしょう。彼は初ノミネート自体が2012年と、これも遅かったですからね。

 

ジェニファー・ローレンスとジョディ・フォスターがプレゼンター。身長差、そんなにあったんだ!

 

 

主演女優賞

フランシス・マクドーマント(スリー・ビルボード)

 

まあ、この人だよね。そうじゃないと、おかしい。

 

この人の受賞スピーチ、いつもシュールで変なんですけど(笑)、今日の、「ノミネートされたすべての女性はみんな立って!」というのは素晴らしかった!

 

 

さあ、作品賞ですね。今年は、最大で4部門受賞、という、すごく分散されたオスカーですね。「ゲット・アウト」か「スリー・ビルボード」が勝ったら最大で3部門。まあ、「群雄割拠」といえば、聞こえはいいけどね。

 

 

ウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイ、また出てきました(笑)。

 

 

作品賞

シェイプ・オブ・ウォーター

 

ああ〜、よかった、よかった!

 

勝つべき映画が勝つと、本当にホッとするね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:オスカー, 10:04
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アカデミー賞2018 速報生ブログ レッド・カーペット編

どうも。

 

今年のアワード・シーズン、これ、やってませんでしたけど、オスカーなんでやりましょう。

 

 

 今年はレッドカーペットの名物インタビューワー、ライアン・シークレストがセクハラ疑惑の今、渦中の人物になっているので、レッドカーペット・レポートがあまり映されていません。

 

 

 今のとこ、見てる分だと、今年はピンクやベージュ系のガウンが人気で、「ゲット・アウト」のアリソン・ウィリアムスや、スウェーデン映画の「ザ・スクエア」にアメリカ人役で出演した関係できているエリザベス・モスがこの系の服で褒められてましたね。

 

 

 メアリーJブライジが純白のガウンを着てましたが、胸元がラフで、腕のタトゥーと逆立てたショートヘアによって、ちょっと不良っぽい感じですね。あんまりTPO的にはふさわしくないかもしれませんが、彼女の本職考えたらこれで良いかと。

 

 

 助演女優賞本命のアリソン・ジャニーのレッドのロング・ガウンがすごくいい感じです。赤紫の色合いと、生地のスムースさがいいですね。

 

 

 チャドウィック・ボーズマンがまんま「ブラック・パンサー」のワカンダっぽい服装ですごいです!

 

 サルマ・ハウェックのパープルのドレスもキュートだと¥話題ですね。チェーンがちょっと過剰ですけど。

 

 ゼンダヤのブラウンの右下がりのドレープのドレス、なかなかいいですね。

 

 J-Lawはシルヴァーのカジュアルなドレス。3月なんだけど、なんかもっと暑い日の着こなしっぽいですね。

 

  エマ・ストーンのジャケットがすごくカッコいい!

 

マーガレット・ロビーのドレスは純白の、ちょっとファー入ってるのかな。ちょっとカジュアルな趣ですね。

 

 

 ティモシー・シャラメ君は全身ホワイトのスーツです。

 

 シアーシャは髪、ボブに切りましたね。こっちの方が好きです。ショルダーなしのピンクのドレスに後ろの裾だけ長い感じですね。

 

 ガル・ガドットはギンギラのグラマラスなドレスですね。

 

 

 ニコール・キッドマンはブルーのすごく色艶のいい、ヒップのあたりがリボンみたいになったガウンですね。あと肉体が50とは思えない!

 

 「ブラック・パンサー」勢、ルピタ・ニョンゴもオコエの人も、完全にワカンダー・モードです(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:オスカー, 09:08
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オスカー直前予想!何(誰)が勝つべき、勝つだろう?

どうも。

 

 

いよいよ4日は

 

 

 

オスカーですよね。そこで、例年やってますけど、直前の予想をやってみようかと思います。

 

ここで毎年やっているように、海外メディア・スタイルにならって、「勝つべき(should win)」、「でも、勝つのはこれだろう(will win)」、モノに寄っては、ちょっといじくっていたりもします。

 

 

では、助演女優賞から。

 

助演女優賞

 

Should Win; ローリー・メトカルフ(レディ・バード)

Will Win; アリソン・ジャニー(アイ、トーニャ)◎

But should have gone to(でも、本当に勝つべきだったのは);ヴィッキー・クリスプ(ファントム・スレッド)

 

 

前哨戦に従えば、ほとんどがアリソン・ジャニーですけどね。でも、「レディ・バード」のお母さん役のローリー・メトカルフの方がが¥僕は好きです。

 

でも、本当なら、「ファントム・スレッド」での、ダニエル・デイ・ルイスの奥さん役だったヴィッキー・クリスプ、彼女がノミネートされて取るべきだったと思うんですけどねえ。同じ映画だと、ゲイリー・オールドマンの元ヨメさん、レズリー・マンヴィルの方がノミネートされてますけどね。

 

 

助演男優賞

 

Should Win ウィレム・デフォー(The Florida Project)

Will Win サム・ロックウェル(スリー・ビルボード)◎

 

 

これも、前哨戦で圧勝の「スリー・ビルボード」のイカレ警察官、サム・ロックウェルが取るでしょうね。

 

ただ、僕としては、直前に見ることができたんですが、「The Florida Project」のウィレム・デフォーの方が良かったんですけどねえ。当初、ウィレムの方が前哨戦、勝ってたんですけど、この映画が配給先のオス作品を「レディ・バード」一本に絞ったために、「Florida 」がキャンペーンで押されなくなって勢い失っちゃいましたけどね。

 

 

この「フロリダ」なんですけど、「アメリカン・トラッシュな人々の生活」を描いた作品なら、僕に取っては「スリー・ビルボード」より深刻で、より作風のオリジナリティもあると思うんですけどねえ。

 

 

主演女優賞

Should Winフランシス・マクドーマント(スリー・ビルボード)

Will Win フランシス・マクドーマント(スリー・ビルボード)◎

 

 

 

ここも「スリー・ビルボード」のフランシス・マクドーマントが圧勝ですね。今年のここは激戦で、「シェイプ・オブ・ウォーター」のサリー・ホーキンスも、「レディ・バード」のシアーシャ・ローナンも、別の年だったら受賞できていたような気もするんですけど、やっぱりキャラがハマった時のフランシスさんの強さってやっぱりすごいよね、と改めて脱帽しますのでね。

 

 

主演男優賞

Should Win ティモシー・シャラメ(君の名前で僕を呼んで)

Will Win ゲイリー・オールドマン(ウィンストン・チャーチル)◎

 

 

全世界的にカリスマ人気を持つゲイリー・オールドマンが、しかもチャーチルの役で待望の初オスカーを・・とかって言ったら、誰だって勝たせたくなるのは当然なんじゃないかな。

 

 

でも、それはわかりつつも、「役柄勝負」で言ったら、本当は「君の名前で・・」のティモシー君の演技の方が僕は上だったと思いますけどね。まだ、同性愛がそれほど騒がれていない時代の、ティーンエイジャーのふとした恋愛への違和感と抑えられない想い。この演技のリアルさと言ったらないですけどね。オールドマンが決して彼のベスト・アクトではない(シド・ヴィシャスとか、レオンの凶悪犯ほどには思い出さんだろう)から、なおさらね。

 

 

監督賞

Should Win ギレルモ・デル・トロ(シェイプ・オブ・ウォーター)

Will Win ギレルモ・デル・トロ(シェイプ・オブ・ウォーター)◎

but should also go to(でも、この人でもいい)ポール・トーマス・アンダーソン(ファントム・スレッド)

 

 

すでにDGA(全米映画監督協会賞)を受賞しているデル・トロがそのまま勝つでしょう。オスカーの場合、この賞をとった監督がそのまま勝つことが定番ですからね。作品の内容的にも、自身の作風を徹底的に通し続けた末にここにたどり着いた・・というある種の感動がある分、彼でいいと僕も思います。

 

 ただなあ、対象ノミネート作、すべてを見て思ったんですけど、監督の手腕として一番すごいことやってたなあ、と感心したのはポール・トーマス・アンダーソンでしたけどね。この映画、PTA本人と、配給先がもう少しオスカーに熱心だったら、作品賞も狙えたんじゃないかと思うんですけどねえ。

 

 

作品賞

Should Win シェイプ・オブ・ウォーター

Will Win シェイプ・オブ・ウォーター◎

Could Be Suruprising(サプライズ、ありえる) ゲット・アウトorスリー・ビルボード

But what I really want to win is(でも、本音で一番勝ってほしいのは) 君の名前で僕を呼んで

 

 

 

このシーンが、早くも映画史上に残る名ショットと化しつつある「シェイプ・オブ・ウォーター」。総合的な見地で見て、この映画の圧勝で僕はいいと思うんですけどねえ。技術部門でも強いわけですし、受賞には必ずしも結びつかないけど、役者も3人ノミネートされたわけですからねえ。

 

 ただ、この数年、オスカーの作品賞が厄介なのは、ここ数年、オスカーが採用している「順位表」システムなんですよねえ。

 

 

 他の部門だと、「1位票が多い多数決」でそのまま勝ちが決まり、作品賞も以前はそうでした。ただ、この数年は、1位から9位の全作品に順位をつけさせて投票するシステムに変わったんですね。だから、たとえ1位票が多くても、同時に8位や9位の票が多ければ、ほとんどが2位や3位の作品に敗れる可能性がある、という非常に厄介なものなんですね。

 

 

そこで今。ネット上でギャーギャー騒がれているのがこれなんです。

 

 

ここ数日、特にひどいんですよ。ある特定の、僕がフェイスブックに登録している複数の映画情報サイトが「これが勝たないなんて、どうせオスカーはまた人種差別的なんだろ」とか、そんな論調で。もう、正直、勘弁して欲しいんですけどね。

 

 

 だって、どんなにいい作品だからって、ホラー映画って本来、オスカーで勝ったことのほとんどないジャンルだし、この映画にしても、新人監督の面白いアイディアの思いつきがあるってだけで、監督の実力自体がまだ全然見えないし。そこのところは、作風が常に方向性が定まるだけ定まって、しかも毎回の完成度も高いデル・トロとは比べものにならないですからね。

 

 

 それプラス、僕が嫌なのは、この脅しかけたようなポリコレが、どう見ても配給先のユニバーサルが圧力かけてるだけにしか見えないこと。社会正義の主張を行っているようで、実は大資本のカネがモノを言っている・・。そういう感じが好きじゃないんですよねえ。それいえば「スリー・ビルボード」だって、「これが勝たなきゃ女性差別」っていう運動、起こそうと思えばできない映画じゃないけど、そっちはそういうこと、やってませんし、少なくとも僕は目にしてません。まあ、配給先、「シェイプ・オブ・ウォーター」と同じ、フォックス・サーチライトですけどね。

 

 

 あと、去年の「ムーンライト」が「ラ・ラ・ランド」に勝った時は、僕は全く問題なかったです。あの映画も、実はそういうメディアの直前の後押しあったんですけど、映画自体が素晴らしかったし、特定のジャンル映画ではなかったし、さらに配給先も、どインディだった。また、仮に来年、「ブラック・パンサー」がノミネートされて受賞候補になるとした場合、「スーパーヒーロー映画の枠組みを超えた、ブラック・ムービーの今世代代表映画」のトータル性で考えて、(少なくとも「ゲット・アウト」よりは)オスカー作品賞受賞の正当性はあると思ってます。ある種、「ロード・オブ・ザ・リング」と似た印象でね。

 

 

 あと、そんな、「受賞できないのは社会的不公正があるからだ」と叫ぶ元気が、もう少しビヨンセやケンドリック・ラマーの分に回されてほしかった気もしますけどね。グラミー賞の最優秀アルバムって、まだオスカーの作品賞ほどの栄誉じゃないのかな。

 

 

 ただ、何日か前に投稿しましたけど、僕の本音の本音で一番好きな映画は「君の名前で僕を呼んで」、もしくは「ファントム・スレッド」で「シェイプ・オブ・ウォーター」は3番目の評価ではあるんですけどね。

 

 

 さて、どうなりますか。

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:オスカー, 15:23
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オスカーの今年の作品賞ノミニーに順番つけてみた

どうも。

 

 

先ほどもチラッと書いたんですけど、オスカーの今年の作品賞、ノミネート作品、全部見終わりました。

 

 

 まだ1作品、レヴュー書いてないんですけど、その前に、ノミネート9作品で、僕の順番つけると、こうなりました。

 

 

1.君の名前で僕を呼んで

2.ファントム・スレッド

3.シェイプ・オブ・ウォーター

4.レディ・バード

 

---------------------------------------------

5.スリー・ビルボード

 

---------------------------------------------

6.ゲット・アウト

7.ペンタゴン・ペーパーズ

8.ダンケルク

 

---------------------------------------------

9.ウィンストン・チャーチル

 

 

こんな感じですかね。

 

 

もう、膝叩いて「好き!」と言えるのは、今年は上位4つですね。これだと胸張ってオススメという感じになります。「スリー・ビルボード」はレヴューにも書きましたがコーエン兄弟にあそこまで似てなかったらなあ。

 

 

6-8位は全く差が無いですね。どれもいいポイントはあるんですけど、僕個人的には何かがもう一押し欲しかった映画でしたね。

 

 

9位はゲイリー・オールドマンのノミネートだけでよかったんじゃ無いかなあ。正直、映画としてはそんなに面白いものでは無いですからね。

 

 

僕の中では、やっぱり「ビッグ・シック」は上位4つに近い評価(若干、落ちるけど)だし、「ウィンストン・チャーチル」をノミネートするんだったら、アニメの「リメンバー・ミー」だったり、「ディズアスター・アーティスト」「アイ、トーニャ」の方が断然いい映画だったと思いますね。

 

 

 まあ、いずれにせよ、残すとこ1週間です。ギリギリで「スリー・ビルボード」までの作品だったら作品賞受賞しても「いいんじゃない」と個人的にはなりますけど、さて、どうなるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:オスカー, 15:46
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