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スパーク・ジョイ! 「コンマリ」が欧米人ウケしている理由分析

(現在、noteでも当ブログは展開中です。そちらのアドレスはnote.mu/themainstream)

 

どうも。

 

検索かけてると、日本でも話題になってるようですね。おそらく欧米圏ではもっと、じゃないかな。これです!

 

 

 

はい。現在、ネットフリックスで世界的人気番組になっています「Tidying Up With Marie Kondo」。現在、ネット上では、「ときめき」の英語訳「spark joy」がちょっとした国際的流行語になっています。すごいことですよね。

 

実はですね、これ、我が家でもかなりヒットしました(笑)。ブラジルでは彼女の本は出ていないのでコンマリさんのことは知らなかったんですが、僕がしょっちゅうチェックしているMetacriticのサイトで放送開始前に採点されているのを見て、「なんだ、これ?」と気になっていたらワイフが別のところで発見していて、僕に言われる前にもう見てました。そうしてたらどうやら番組効果はてきめんだったようで、先日、うちがリフォームした話はここでもしましたが、そのあと、ワイフは「コンマリ・メソッド」を守る形で、本当に家がキレイになったんですよ。しかも持ってた本の断捨離までやっちゃって。我が家での影響は否定できません。

 

ただ、個人的にこの番組を見返したり、白人のアメリカ系ブラジル人のワイフの行動を見て改めて思ったんですけど

 

「ああ、こりゃ、確かに欧米人にはウケるは」

とは思ったんですよね。

 

そのことについて分析することにしましょう。

 

 

_な匿佑蓮嵬し」好き

 

まず、この番組見て思うのは「片付け」を「癒し」と結びつけているところですが、これがすごく欧米人の心を刺しているんですよね。

 

欧米圏で生活してても、うちのワイフの家族(ちなみに義父ウルグアイ人の義母アメリカ人)の行動見てても思うんですけど、日常から「心の平静」求める動きは良く見られます。うちの家族はそこまででもないですが、サイカイアトリスト(セラピスト)に定期的に相談してる人、少なくないですし(映画とかでもよく出てくるでしょ)、後、街を歩いても「therapeutic」(「癒し」の英語。healingよりはこっちを聞きます)を謳ってマッサージのビジネスやってるものとかもよく目や耳にするものです。

 

そして、「片付け」にもこの効果、あるんです。欧米人の場合、日本における「年末の大掃除」をするときにresolution(決意)と呼んで、かなり精神的なものと捉えてやる傾向があるんですけど、いわゆる「コンマリ・メソッド」というのは、欧米人が「大きな片付け」に抱きがちな「精神的な身辺整理」に訴えるところがあるんですよね。そこのところは「今年の汚れ、今年のうちに」の日本よりはスピリチュアルな道義付けが強いような気が、はたから見ていてしますね。ましてやそれが、それまで掃除を怠って久しくやってなかった人だったりするわけでしょ?なおさらだと思います。

 

東洋的な神秘さがあって、従来のものと強く差別化できた

 

あと、「片づけができない!」となったときのお助け役が「遠くアジアの国からやってきた人」という神秘性が利いてると思います。これが、アメリカのどこにでもいるような普通の白人でも黒人でもラテン系でもダメだったろうと思います。

 

それに、似たような番組なら欧米ですでにありました。それが

 

 

この「スーパー・ナニー」という、イギリスの家事のエキスパートが、小さい子どもが暴れまわってメチャクチャになった家のお手入れをして一件落着、みたいな番組だったんですね。今思うに、「イギリス人の家政婦さん」ですからメアリー・ポピンズのイメージだったのかなという気がします。これはこれでそこそこ人気で、ピーク時、10年少し前かな、には日本でも放送やってたし、その後も人を変えて細々やってたようですけど、たとえば白人で別の同種の番組作ったら、間違いなくこれと比較されてしまい、差別化が難しかった、というのがあったと思います。

 

 

そこに、コンマリさんが、「日本、アジア」のイメージで現れたのが好都合だったんじゃないかと思いますね。たとえば、マッサージ業なんて見てても、インドとか東洋のものが人気あるじゃないですか。それはやっぱり、「得もいえぬ未知の力」という一種のブランドに利用者が惹かれるからだと思うんですけど、この番組の場合、,砲盻颪い燭茲Δ法◆嵎夘佞韻砲茲辰匿瓦琉造蕕を得たい」という人が対象なわけですから、マッサージと同じように、「日常の生活では、あまりお目にかからないようなタイプ」のものの方が興味をひきやすかった、というのはあったと思います。

 

 

特に彼女、片付けに入る前にこうやって祈るでしょ?こういうのも効果的なんですよね。片付けに来られた家族がこれをやられるたびに、最初「えっ、なに、どうしたの?」って一回なる。そういうミステリアスなインパクトを与えられてるのがいいと思います。

 

 

コンマリさんが、「欧米人が思い浮かべやすい典型的日本人」だった

 

あとですね

 

 

このコンマリさん自身がですね、非常に「欧米人が思い描きやすい典型的な日本人っぽい感じ」なのも、わかりやすくていいんだと思います。黒髪のやや長めのボブに、切れ長の目。なんか日本人形っぽいじゃないですか。この風貌って

 

 

こんな風に漫画としても描きやすいですからね。特に欧米での日本のイメージに「マンガ」ってしっかりありますから、そのイメージにも沿いやすいんですよね。

 

そして、風貌以上に「日本人らしい」のが

 

 

このように、いつも背後に通訳さんがついてることですね。欧米のリアリティ・ショーのホストに通訳ついてる光景って初めてみましたね。これ、ポジティヴにもネガティヴにも両方取れるんですけど、これがまた「日本人らしい」んですよ!

 

ここでのコンマリさんは、大半を日本語でしゃべって、たまに英語を話すと、もう思いっきりカタカナ発音の英語なんですね。で、肝を後ろの通訳の人が訳すんですけど、これがすごく日本人らしい。なんか、団体観光客っぽいんですよね(笑)。

 

これ、見る人によっては「カッコ悪い」と思う人もいると思うんですが、でも、国際的な視聴的にはこっちのスタイルの方が覚えやすいんですよね。「ああ、あの通訳つけてる日本の女の人」という方が、なまじスラスラしゃべれてしまう人よりも絵的なインパクトがあるというかね。

 

で、この通訳さんが結構出来る人なんですよ。訳の返しが早いし、コンマリさんの口調通りに真似して訳すんですね。これが画面見ないで耳だけで聴いた場合に違和感もないしテンポもいい。彼女が案外重要な気がしてます。

 

 

ぅ灰鵐泪蠅気鵑慮斉阿「kawaii」カルチャー的

 

あと、これも「日本人っぽい」感じに連なるんですが、コンマリさんって喋り方とかボキャブラリーがすごく「kawaii」カルチャー的なんですね。

 

欧米圏だとコスプレもそうだし、キティちゃんもそうなんですけど、そうした文化が「kawaii」という単語で紹介されてるんですね。サンパウロあたりだとに日系人多いから、そういうタイプの専門の店とかありますからね。

 

そのイメージにもコンマリさん、合うんですよ。それは、あの甲高い声での喋り方とかもそうだし、クライアントの家がキレイになった時の、「ワーワー、キャー!!」っていう騒ぎ方とかね。この感じも、ハリウッド映画やアメリカのテレビで日本の女の子風刺するときによく使われるパターンです。

 

そして、その最たるものが

 

 

スパーク・ジョイ!

 

これは「ときめき」という、これまた英語の概念にない、日本独自の、勢いkawaii系のものと相性の良い類の言葉ですけど、これを「スパーク・ジョイ」という独自の英語にしてしまって決めフレーズにしてしまっているところなんかは非常にうまいです。しかも、この人さしゆびでポーズも決めることで後押し。こういう感覚、日本以外で見ませんもん。僕も普段の生活してて、テレビから日本っぽい映像なんて流れてこないじゃないですか。だから、コンマリさんがこのポーズ決めながら「スパーク・ジョイ!」なんて言われると、「すごい懐かしい感じだな、これ」と思ったし、こういうのになじみのない欧米視聴者には珍しいんじゃないですかね。

 

 

ゥ好函璽蝓爾古き良きホームドラマ

 

このショーが「5つのポイント」で話を進めるので、僕もポイントを5つにしましょう。

 

 

これ、話が毎回パターンが決まっていて、ちょっと倦怠していた夫婦や、自分たちを見失ってバラバラになっていたような家族が片付けを通して、昔のものなんかを見つけていくうちに愛情や絆を取り戻していくという、古き良きホームドラマみたいなプロットなんですね。これを成し遂げた後、「ありがとう。マリー(リにアクセント。マリエとは呼びません)」と言われてコンマリさんが去っていく、みたいな感じです。

 

そこにいろんなファミリーでてくるんですよ。おじいさん・おばあさんから30代前半の若夫婦。子供が中高生の生意気盛りとか。人種も様々です。このドラマの数々のネタが尽きない限りはこれ、続くんじゃないかな。これが見ててホッコリする要素なので。

 

この「Tidying Up With Marie Kondo」、欧米ではバカあたりしてまして

 

 

 

 

こんな風に、このところ毎日のようになんか記事でてますね。広いでしょ。BBCにBuzzfeedにVanity Fairですからね。関心度、相当高いです。

 

このショーですが、僕の読みだと、後2シーズンは大丈夫でしょう。とりわけ第2シーズンの始まりの注目度はかなり高いはずです。

 

ただ、懸念があるとすれば、5でも言ったように、これ、基本的なプロットのパターンが同じなので「飽きられないかな」という心配がややあることですね。後、コンマリさん自身、もう家族でアメリカに引っ越してきてる(赤ちゃんの娘さん、かわいい!)んですけど、それで英語も上手くなるとは思うんですけど、番組キャラ的にはあえて上手くならない方がいいような気がしてます。

 

僕はこれ、かなり成功したんじゃないかと思います。

author:沢田太陽, category:海外TVドラマ, 11:57
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大好き!「マーベラス・ミセス・メイゼル」のシーズン2を見終わった

どうも。

 

 

本当はもうひとつ音楽ネタで行こうと思ったんですが、若干もんだ方が良さそうだと思ったので、先に準備のできたこちらから行きます。

 

 

最近は、映画、ドラマ系のサプスク・アプリもダウンロードが可能になって、電車の移動中に見れるようにもなりました。僕の場合、最初にそれを実行した記念すべき作品がこれでした。

 

 

 

はい。アマゾン・プライムの現在の看板ドラマですね。「マーベラス・ミセス・メイゼル」。今やゴールデン・グローブも、エミーも、コメディ部門はこのドラマが独占していますが、

 

いや〜、面白い。最高!

 

これはクセになって、何回か繰り返しで見そうな気がしてます。

 

 

 

知らない方のために説明しておきますと、これはですね、ゆくゆくは「60年代の女性コメディアンの先駆」ということになるであろう、架空の女性コメディアン、ミリアム”ミッジ”・メイゼルの人生を追ったものです。現在はまだ駆け出しで、50年代末の彼女を描いているんですが、このミッジ役のレイチェル・ブロスナハンがすごくいい女優さんで。この役を演じるには、実際のスタンダップ・コメディアンみたいにかナルの話術と演技力が求められるんですが、メチャクチャうまい!ちょっと鼻にかかった大きな声とか、話術のたたみかけ、間合。見ていてどれも本職っぽい。彼女まだ28歳と若いんですけど、よくこんなにうまい人、見つけてきたなと思いましたね。

 

 

これ、元々のストーリーはですね、最初は裕福な家の息子ながらも、実はスタンダップ・コメディアンになりたかった夫のジョールについてスタンダップやってるバーにミッジは一緒に通ってただけだったんですね。すると、ジョールがある日突然、別の女性と駆け落ち同然に家を飛び出して行きました。それで最悪の気分になったミッジがある日泥酔していつものスタンダップのバーに行き、勢いでマイク握って、夫に関しての愚痴を言い始めたらこれが可笑しくてバカウケしたんですね。そこから彼女のスタンダップ・コメディアンとしての挑戦がはじまる・・という話です。

 

 

そこまでがシーズン1なんですが、

 

 

シーズン2はそんなミッジが、働きながらもスタンダップの回数を上げていき、成功のチャンスをつかみ始めるところまでを描いています。

 

 

ミッジ役のレイチェルもすごくいいんですけど

 

 

この人の存在も同様に見逃せません。マネージャー役のスージー(アレックス・ボースタイン)。彼女は元々、スタンダップのバーの店員をやっていたんですが、ミッジの才能に惚れ込みマネージャーに転身します。基本体温低めで毒舌で背が低いという、これ、日本で同じような役があったら絶対に樹木希林に回っていたはずの役柄なんですが、彼女がうまい上にかなり笑えます。この役をやっているアレックス・ボースタインという人は90sに「マッドTV」という「サタディ・ナイト・ライブ」のライバル番組があったんですけど、そこでメインを張ってた人です。彼女はこの役でエミーの助演女優賞も受賞しています。

 

このドラマ、他にも注目キャラが多くてですね。

 

 

ミッジのお父さんのエイブ。この人はコロンビア大学で数学を教える教授なんですが、そういう職の割にかなりホンワカしていて、よくボケます(笑)。この人が見ていてかなりの癒しになるんですが、これを演じているトニー・シャロウブという人は、その昔、「名探偵モンク」という、NHKのBSでもやってたドラマで主役を演じていて、賞もかなり取ったような人です。

 

 

ミッジのママのローズ(マリン・ヒンクル)。この人は品のいい美人なんですけど、それが時にはなり鼻につくキャラクターでもあります。ただ、家を飛び出して、突然パリに行って優雅な生活に憧れるなど、かなり破綻した行動を時に撮ったりもします。

 

 

そして今シーズンから、かつて日本でも放映されていたコメディ「Chuck」で主役を演じていたザカリー・レヴィが、ミッジの新しい恋人こ候補のお医者さんとして登場してきます。自分で出て行ったくせに、まだミッジへの思いが完全に断ち切れないジョールのライバル役になる、という感じですね。

 

 あと、他にも、ジョールの、いやみなんだけどどう考えてもお笑い要員の会社経営の社長の両親とか、いろいろサブキャラも面白い人たち揃ってます。

 

 

このコメディは、話術的にかなり脚本がテンポと言葉のセンスがおかしく、かつ、50sの雰囲気をリアルに再現したファッションやミュージカルの完成度の高さ。そして、そうかと思ったらエンディングでいきなりストロークスとかスージー&ザ・バンシーズが流れるという、妙に尖ったセンスの良さがあったりと、もう、僕みたいなタイプにはたまらない話なんですが

 

 

ひとえにこのクリエイター、エイミー・シャーマン・パラディーノの手腕ですね。写真からして、すごく変な感じでしょ(笑)。

 

彼女は、ここでも何回か紹介している名作カルト・ドラマ「ギルモア・ガールズ」のクリエイターとして有名になった人です。彼女の手がけた全作品に言えることなんですけど、いずれも女性の意識を高揚させるフェミニズティックな戦う女性をヒロインに、ちょっと変わったおかしな人たちとテンポの速い笑える話術で構成された脚本、ポップ・カルチャーに対しての深い造詣を添えて物語にしている人です。「ギルモア・ガールズ」はロックの用語がかなり頻発していた話で、配役的にもキャロル・キングが楽器屋のオバさん、元スキッド・ロウのセバスチャン・バックが、小さな町のアマチュア・バンドに突然加入するかつての夢破れたロッカー役で出演したりとかなり大胆なことやってたんですけど、そういう細かいとこでもマニアックさはこの「ミセス・メイゼル」でもかなり発揮されています。

 

 

この「ミセス・メイゼル」のモデルとされているのは

 

 

数年前に亡くなってしまいましたけど、その直前まで「毒舌おばあちゃんコメディエンヌ」として非常に有名だったジョーン・リヴァースだと言われています。晩年は芸能チャンネルのE!で「ファッション・ポリス」というセレブのファッション・チェック番組で、ピーコみたく毒舌を発するおばあちゃん(多分、ジョーンのマネの企画だったのでは)で有名でしたけど、彼女がまさに60年代に出てきたテレビの女性コメディアンの走り的存在だったんですよね。

 

 

で、これを見ていると、「コメディの先駆の女性」というものにどうしても興味が出てきます。

 

 

僕は20数年前にアメリカに行った時に偶然、50年代の当時最大のヒット・コメディ「I Love Lucy」を見て、これを見てすごく衝撃を受けたんですね。それもあって、僕はルーシーの腕時計を15年くらいずっとはめてたぐらいですから(笑)。その頃から「女性コメディ」というのは掘ってみたい領域でした。

 

 

この人もメイゼルのモデルと言われていますね。エレイン・メイ。この人は50〜60年代に、のちに映画「卒業」の監督で有名となるマイク・ニコルズとコメディ・コンビを組んでいて、こういう風にテープが残ってるくらい有名な存在でした。エレイン自身も映画女優、映画監督に転向して「A New Leaf」という傑作コメディ映画、作っていたりしています。

 

 

 

70年代前半の「キャロル・バーネット・ショウ」とか「メアリー・タイラー・ムーア・ショウ」もやっぱりすごくそそられますね。

 

 

最近、ドキュメンタリーの主題にもなった、「サタディ・ナイト・ライブ」の初代メンバーで、しばらくの間、「SNL最大の女性コメディアン」と言われながらも乳がんで40代で亡くなってしまった伝説の人です。ギルダ・ラドナー。彼女の晩年の夫は初代「チャーリーとチョコレート工場」のジーン・ワイルダーでもありました。

 

 

 

そしてつい数日前に亡くなってしまった70年代後半の人気女性シットコム「ラヴァーン&シャーリー」のラヴァーンことペニー・マーシャルですね。彼女はこのショウで当てた後に映画監督に転向して「BIG」「レナードの朝」「プリティ・リーグ」と大ヒットを飛ばして売れっ子にもなりますが、彼女も女性コメディの歴史には欠かせない人です。

 

 

最近はいいコメディエンヌ、非常に多いです。ティナ・フェイ、エイミー・ポーラー、クリスティン・ウィグ、ケイト・マッキノンのSNLのビッグ4に、エイミー・シューマー、ティファニー・ハディッシュと面白い人出てきてますしね。そういうことを考えるに、「そのルーツはどこに?」となった時に、こういうミセス・メイゼルみたいなドラマは、「面白い女性たち」というのが認められつまでにどう言う人生の過程を通ってきたかを改めて教えてくれる意味でも貴重です。

 

 

ゴールデン・グローブではドナルド・グローバ0「アトランタ」などとも相対しますが、メイゼル、また勝ちそうな気がしています。

 

 

author:沢田太陽, category:海外TVドラマ, 16:26
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「ストレンジャー・シングス」はないけれど・・ネットフリックスの今年のハロウィン向け作品は?

どうも。

 

いろいろあるんですが、今日はこのネタで行きましょう。

 

 

日本でも、ある時期からずっとハロウィンって盛り上がってますよね?欧米だと、もう長いことそうですが、そこに合わせた企画も充実しています。映画もそうですけど、ネットフリックスでも、ここ数年は「ストレンジャー・シングス」が前2年のハロウィン・ネタとしては格好の存在でした。

 

今年は残念ながら「ストレンジャー・シングス」はないんですが、ネットフリックスで、その代わりとなる青春ドラマが出ています。

 

 

それがこれです。

 

 

この「Chilling Adventure Of Sabrina」、邦題は「サブリナ; ダーク・アドヴェンチャー」というみたいですが、結構話題になってますね、これ。配信はじまったの、26日なんですけどね。

 

 

これなんですが、かいつまでいうと、こんな感じです。

 

 

半分・魔法使い、半分・人間として生まれた主人公サブリナが、16歳の誕生日、それがハロウィンの日なんですが、その日に自分の将来をどちらで生きるかを決めないと行けないんですね。で、魔法使いに決まりかかるんですけど、やはり普通の高校生なんで、どうしても人間の生活や友達に未練があり、決定を先延ばしにするわけなんですが、そこに魔の手が・・という話です。

 

これですね。

 

 

アメコミ界では結構有名らしい、同名のコミック、60年代からあるみたいなんですが、それのドラマ化ですね。これなんですが、実は

 

 

 

90年代にディズニー・チャンネルで「サブリナ ティーンエイジ・ウイッチ」というティーン向け、どっちかというとコメディでしたけどね、ドラマがあって、この主演の女の子が結構人気あったりもしたものですが、これが、この原作の極めてライトなドラマ化でした。今回はそれを、よりオリジナルに忠実に、かなりダークかつ、怖めに作ってあります。

 

 

 ただ、僕がこれに興味を持ったのは、この話の内容ではありません。この

 

 

この主演のキーナン・シプカという女の子。この子がですね

 

 

「マッドメン」のサリーだから!

 

かのジョン・ハム演じたドン・ドレイパーの娘の役だった子ですよ。あれが始まったのが2007年ですから、それから10年くらいたったわけですが、今年で19歳。この子、顔立ちが子供の時と全く同じに、そのまま拡大成長しましたね。

 

 

 

今がこんな感じですからね。大概、「子役から」という過程を経るとガッカリのことの方がほとんど(アビゲイル・ブレスリンなんて特に)なんですが、彼女はエマ・ワトソン並に成長の仕方がいいですね。これ以外の写真とかでもそうなんですけど、ファッション・センスもすごくいい。下品さが一切なく育ったというかね。スレてない感じがすごく個人的に気に入っています。

 

 

 このドラマなんですが、数話見た感じでは、アメリカの青春モノ系のチャンネル「The CW」のドラマみたいなノリで、客層的に、大人のノスタルジー・ファン層もつかんでいた「ストレンジャー・シングス」にはかなわないかもしれませんが、ティーン・ドラマのひとつとして見れば、それなりに楽しめる、固定ファンは着きそうな感じはしましたね。

 

 

 今回、こういう話をしたのは、ちょっと最近、エンタメ情報の入手の仕方を変えてみてですね。そうしたら結構、ネットフリックスとかアマゾン・プライムみたいな、日本でも同じものが共有できるもののドラマって、やっぱり国際的に話題になりやすいし、やっぱりパブリシティを結構見るんですね。やはり、そうした情報は積極的に紹介したほうがいいかなとも思いまして。来週も実はこれ、目玉になる作品があったりするんですよね。音楽の新作アルバムの解禁と同じ、これもほとんどの場合で金曜日。なるべく、このテのお話もしたいなと思ってます。

 

 

author:沢田太陽, category:海外TVドラマ, 14:26
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トランプ支持で物議醸した名作シットコム「Roseanne」の復活

どうも。

 

 

ここのところ、こういう話題してなかったので、ちょっとしておきましょう。

 

 

先週、アメリカで最も話題を呼んだテレビドラマはこれでした。

 

 

この「Roseanne」というシットコム。これはですね。

 

 

 

1988年から9シーズン続いた、すごく人気だったシットコムです。時期でいうと、「隣のサインフェルド」と全く同じ時期ですね。「フレンズ」よりはだいぶ早いけど、多少時期がかぶってる。そんな感じでしょうか。このシリーズはアメリカのワーキング・クラスの家族を描いた内容がすごく当時はウケてたようで、よくアメリカの「オールタイムTVドラマ」みたいな企画でも、よく上位に入ってます。「サインフェルド」ほど高くはないですけど。

 

 実際、ここから例えばジョン・グッドマンが大物俳優になっていったり、今年「レディバード」でオスカーの助演女優賞にノミネートされたローリー・メトカルフが出てたりしてます。子役だった人も、大人になって割とドラマとか映画で顔見る人になっていたりするのですが、でも、要はこれ

 

 

 主役のロサンヌ・バーあってのシットコムです。彼女は80sから90sにかけてアメリカではかなり人気のあったコメディエンヌで、あの当時、僕もたまに映画に出ていたので、「ああ、あの人か」程度には知っていた人です。ただ、「Roseanne」自体はアメリカ以外ではほとんど放送されてなかったみたいで、うちのワイフに聞いても「知ってはいるけど、当時ブラジルでの放送はなかった」と言ってましたね。

 

 彼女は「Roseanne」の放送が終わり、約20年、それほど大きなことをやっていたわけではなかったのですが、その間に

 

 

 

風貌のイメージが随分変わったのですが、その彼女が、このタイミングで「Roseanne」を復活させようとして、これがかなり事前から物議を醸していました。それは

 

 

 

彼女がトランプ・サポーターだったから!

 

まあ、それ以外にも、保守性を表すような人柄は随所に見せる人であるようですが、そこまでの確認は僕もしていないので、ここでは触れないでおきます。ただ、いずれにせよ、アメリカの芸能界において、数少ないトランプ支持者で、その彼女が人気のシットコムを復活させるというので、賛成派も反対派も巻き込んで、第1回目のオンエアがすごく注目されていたんですね。そうしたら3/27の初回放送

 

 

 

スーパーボウルに次ぐ高視聴率だったんですって!

 

 

 まあねえ〜、アメリカ全土の視聴者考えたら、まあ、まがりなりにも国民の半分くらいの人は彼に投票したわけでもあるし、今も3割くらいは支持しているわけだから、そちら側の価値観を表す番組が存在するのは自然なことではあるし、それが、もともとがアメリカのワーキング・クラスの姿を描いてきたこのシットコムなら、そういう描写は流れとしては合うといえば合うんですけどねえ。

 

 

 

 これ、一応、僕も見てみました。まあ、コメディのテンポと話術的にはさすがに面白いです。話そのものは、前シーズンの最後に心臓病で死んだことになっていたロザンヌの夫のジョン・グッドマンが実は生きていて、劇中のかつての子供は今や家族を持ち、今は「老後」を描いた話になっている。

 

 

 

 そこに、シリーズ中でかねてから「よく喧嘩する妹」みたいな感じで描かれていたローリー・メトカルフがやってきて、「なんで、あんな人になんか投票したのよ」と、トランプの名を伏せて突っ掛かります。「だって、国民皆保険が欲しいんだもん」とロザンヌは応えてましたけどね。あと、「彼に関して語られることはフェイクだ」なんて言ったところは「おいおい・・」って感じでしたけどね(苦笑)。

 

 

 まあ、一応一回目の放送では「孫の一人に黒人がいる」などの設定もしてあり、さらに前述の妹を「(左翼系独立候補の)ジル・スタインに投票した(この票割れがヒラリー落選の理由にもなった)」という設定にして、「あなたの意見を尊重する」としたことで、民主的な体裁は保った形にはしていましたね。特に極右的な人たちの喜びそうなことを刺激するようなことは避けたものにはしてましたね。まあ、そうしないと、番組自体が毎週苦情の嵐になって、最終的に続けていくことができなくなるとは思いますけどね。

 

 

 ・・と、配慮はした内容だとは思ったんですけど

 

 

この人は番組の視聴率が出てすぐにロザンヌに祝辞の電話を送ったとのことですよ・・。

 

 

 ・・まあ、「この見方もアリだよね」とは思わないことはないんですけど

 

 

結局のところ「熱心な支持者」は限られるし、国の2極化を煽るだけだと思うんですけどねえ・・。

 

 

 まあ、「ワーキング・クラスらしさ」を表現するだけで、人種差別とか、LGBT差別とかしない流れである限りは、まあ、いいかなとは思うんですけどね。戦争とか、テロ事件のヒーローをやたら礼賛する最近の某監督の映画よりはまだトーンとしては柔らかいかなとも思うんで。ただ、時代背景が時代背景だけに、相乗効果的な部分で緊迫はどうしてもしちゃうんでしょうけどね。

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:海外TVドラマ, 12:37
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「ストレンジャー・シングス」第2シーズンを見終わって

どうも。

 

 

やっと、この話をしますね。

 

 

 

はい。「ストレンジャー・シングス」の第2シーズンです。実はこの投稿を書き始めている段階で最終話がまだ見れてません(苦笑)が、今日アップしないと他にあげる日がないので、最終話を見たら後で書き足すのでご了承を。

 

 

 では、気になったポイントを。

 

 

.Εルが迫真の演技

 

 

「呪われた(?)少年」、ウィルの迫真の演技が見事ですね。前シーズンは、囚われの身だったのでほとんどその姿を見なかったのですが、今回、実質上の主役ですね。すごく話を引っ張ってて、この色白の痩せ身と、錯乱状態に入った時の顔一つで話をけんいんしてますね。

 

 今回の「ストレンジャー・シングス」、本音を言ってしまうと、「前作ほどストーリーのネタ数が少ないな」という感じで、登場キャラクターの持つドラマ性が薄いなと思ってしまったのですが、彼はよかったです。

 

 

▲泪奪スがすごく可愛い!

 

 

 あと、この新キャラクター、マックスが可愛い!すごくキュートな赤毛ちゃんって感じで、イジメられっ子の4人と、アウトサイダーで気が合う、という設定もナイス。イレヴンのライバル・キャラとしてうまく機能できてたのもよかったですね。

 

 

マックスのヤバい兄貴とメタルがエイティーズ過ぎ(笑)!

 

 あと、この

 

 

ビリーが笑えるキャラでしたね(笑)。

 

 この髪型といい、表情といい、エイティーズにすごく制作された青春モノに出てくる典型的な体育会系の乱暴者って感じで、ウケました。このマレットな髪型と青いジーン・ジャケットね。

 

 で、今回、彼の影響もあって、サントラがメタRう色が濃くなってます。部屋にメタリカの1stアルバムのポスター貼ってあって、劇中でも、彼からみじゃなく、ボン・ジョヴィの「ラナウェイ」なんかもかかるんですが、一番印象深いのはこれでしたね。

 

 

 

 

ラットを聞きながら自宅で筋トレ(笑)。これがもう、あまりにもエイティーズのアメリカのヤンキー少年とメタルの相関関係が示されててウケました。このせいで、今週、僕はラットのベスト・アルバムを繰り返して聴くハメになりました(笑)、

 

 

ぅ好謄ーヴが「いいヤツ」化してた

 

 

 あと、ナンシーのカレ氏のスティーヴですね。彼、シーズン1では単なるイヤなヤツでしかなかったのに、なぇか今シーズン、「いいヤツ」化してるんですね(笑)。これを今シーズンの意外な収穫とする意見が多いですね。なぜか、ダスティンといい関係になってたりします。

 

で、たった今、最終エピソード、耳終わりました。

 

 

ゥぅ譽凜鷂果がやや後退

 


 そして番組の目玉、イレヴンなんですが、今シーズンは使われ方がずっと隠れた感じだったので、やや割り食ってますね。あと、第1シーズンでの「坊主の美少女」のインパクトが薄まって、かつ、代用になるファッションが上の写真見たいな感じだったので、あんまり目立たなかったかな。最後の2エピソードでは、しっかり存在感残したんですけどね。
第3シーズンでは、もっと髪も伸びててより変化がつけられるはずなので、どうなるかさらに期待ですけどね。
Ε轡瓩すごくキレい!
 今シーズン、全体的に「話が薄いな」というのと、ウィノナ・ライダーをはじめとした大人の見せ場がほとんどなかったので、ちょっと個人的には物足りなかったんですが、最後は良かったですね。
 そして、最後の最後のロマンティックな選曲!これは良かった!1984年という時代設定を考えたら、あれ以上ベストな曲、ないですからね。
 ・・と、そんな感じでしょうか。来年、また、ハロウィンで会いましょう・・ってとこでしょうかね。
author:沢田太陽, category:海外TVドラマ, 21:18
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まだ5話までしか見終わっていない「ストレンジャー・シングス」

どうも。

 

 

日本シリーズに久々に燃えました。やっぱ、ホークスにベイスターズと、僕の郷里と7年住んだ愛着のある街のチームの対戦でしたからね。サンパウロ来る前の3年はハマスタの見えるところに住んでいたし、大学の4年間もその近くに住んでましたからね。

 

 

 そして、良いシリーズだったじゃないですか!常勝ホークスが3連勝した後にベイが2連勝して、6戦目だって、あと2人まではベイが勝ってたし、あそこで内川が打たなかったら、7戦目まで行って、「3連敗のあとに4連勝」の空気が生まれかねない状況でしたからね。それをさせなかったホークスと内川に、王者の本当の強さも感じてシビれましたね。

 

 

 そんなこともあり(笑)、「ストレンジャー・シングス」、まだ5話までしか見終わっていません。もっと、テンポよく見たいんですけどねえ。

 

 現時点では、僕は、新キャラクターのマックスがお気に入りです。かわいい!

 

 

 そして、妙にハイで、80sの青春映画にいじめっ子役で出てきそうなマックスの兄貴、「ああいうヤツ、実際、いたよなあ。必ずメタル聴くキャラなんだよなあ」と思いながら見てたりしています。

 

 

 今日、日曜だけど、多分、見れて2話だろうなあ。

author:沢田太陽, category:海外TVドラマ, 19:40
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