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ロラパルーザ・ブラジル2018、ラインナップ、出た!!

どうも。

 

 

僕が1年で最も楽しみにしている、これの来年のヤツが発表されました。こんな感じです!

 

 

 

 

ちょっと見にくいかもしれないので、解説しますね。

 

ヘッドライナーはパール・ジャムとレッチリとキラーズ!嬉しいですね!いずれもブラジルでは高い人気のバンドですし、僕もパール・ジャムとキラーズには強い思い入れがあります。レッチリはそれほどでもないんですけど、ただ、もう1回ライブをじっくり見たいとは思ってはいましたね。

 

 

 そして、第2ヘッドライナーのラインでイマジン・ドラゴンズ、ラナ・デル・レイ、LCDサウンドシステム、そしてチャンス・ザ・ラッパー!!南米ロラパルーザって、この第2ラインがいい時がいいんですよね。特にラナとLCDは大好きなのでワクワクしてます。ブラジル人的にはイマジン・ドラゴンズがすごい集客になりそうですね。あと、ケンドリックが本当は良かったんですけど、チャンスが南米ロラ的には初の本格的なヒップホップのライブですね。

 

 

 それから第3ラインに行くと、ザ・ナショナルにリアム・ギャラガー。もう、ここまでで結構お腹いっぱいだし、3日間、夜が退屈

、ということはまずはないでしょう。

 

 

 それから、ロックだと、その下でも、ロイヤル・ブラッド、スプーン、マック・デマルコ、ミルキー・チャンス、ザ・ネイバーフッド、そしてキャレオ。キャレオあたりは今後大きくなる可能性が強いので、今の内に見ておきたいです。オーストラリアの注目の女性シンガーソングライターのタッシュ・サルタナも面白い人選です。そして忘れちゃいけない、もとトーキング・ヘッズの超大御所デヴィッド・バーンですよ!どんなライブするんだろう。ヘッズの曲、やったりするのかな。

 

 

 あと、ロック外のラインナップも今年は充実しています。ヒップホップだと、ウィズ・カリファはあんまりピンとこないんですけど、タイラー・ザ・クリエイターは大いにそそるし、ホワイト・ラッパーでマック・ミラーの名があるのも面白いです。R&Bだとアンダーソン・パクにキャリドですよ!これはすごく楽しみです。

 

 

 そしてEDMの方でもDJスネイクにカイゴ、ハードウェルといったところは、なんかロックのうらになっちゃうとは思うんですけど、ちょっと興味あります。

 

 

 そして今回、ブラジル勢もいいんです!知名度の高いところだと、超大御所ラッパーのマノ・ブラウンに、女性シンガーソングライターでは批評的にダントツなマルー・マガRタンンエス。黒人女性エレクトロのマームンディもいいです。この辺りもいいんですが、ちょっと今、新世代バンドが続々生まれてる状況なんですね。例を挙げると、リニケル、プルトン・ジャー・フォイ・プラネッタ、セウヴァージェン・ア・プロクーラ・ダ・レイ。この辺りは今、人気もあるし、エゴ・キル・タレント、タゴーリ、ヴェントゥレ、フランシスコ・エル・オンブレ、ルーネッタ・マジカあたりも聞きましたけどクオリティ高いんですよ。毎年、ブラジルのバンド、チェックしてるんですけど、こんなにレベル高い年は初めてですね。数年前からよくなりつつあったんですけど、ここにきて充実しはじめてます。

 

 

 いや〜、僕的には今からすごく楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:フェス, 13:36
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サマソニでまさかの実現!フー・ファイターズのライブにリック・アストリー!

どうも。

 

 

いや〜、夜中にこれ知った人、多いと思うんですけど、これ、衝撃、笑撃かもしれないな。

 

 

これですよ!

 

 

 

 

いや〜、まさかですよ。

 

 

 

フー・ファイターズにリック・アストリーが飛び入りですからね。

 

 

まさか30年前のユーロビートの王子様が、今日屈指のロック界の人気バンドと共演なわけですからね。これ、僕がその場にいたら、ものすごく興奮してましたね!こんなの、そう簡単に見れるわけじゃないから。

 

 

これ、意外と思われると思うんですけど、実はこれ、伏線があるんです。

 

 

 

2015年の8月にカンザス・シティでツアーで訪れた際に、フー・ファイターズが福音原理主義派の教会ウェストボロ・バプティスト・チャーチというところから公演を行なうことを反対されたんですね。この教会はポップ・ミュージックを悪と見なしているようなところで、それ以前にフー・ファイターズがこの教会のことを批判していたこともあって、こういうことになっていたんです。

 

 

 そこでフー・ファイターズは、ここでの公演の前に、この教会に街宣車で乗り込んで行って抗議をしたんですが、そのときに大音量でかけていたのが、今回、サマソニでもプレーした「Never Gonna Give You Up」という、1988年の世界的大ヒット曲だったんですね。なんで、その曲だったかというと、かなり有名なゲイ・アンセム・イメージのある曲を使うことによって、当然LGBT関係への差別が激しいこの教会を挑発するためですね。

 

 

 おそらく、このときのことが縁で、これが実現したのでしょう。多分、フー・ファイターズ側が来日の際にリックが同じ日に出演するのに気がついて「やろう」ってことになったんじゃないかな。

 

 

 それでリック側にもタイミングよかったんですよね、これ。というのも 

 

 

彼は去年、11年ぶりとなるアルバム、自分の年齢にちなんで「50」というアルバムを出していたんですが、これがなんと29年ぶりに全英チャートの1位に輝くカムバック・ヒットになっていたんですね。このアルバムでは、もう昔みたいなキラキラしたユーロビートではなく、本格的なブルー・アイド・ソウル、というか、歌詞の自己啓発的な内容から考えて、どちらかというとコンテンポラリー・ゴスペルの方向性での、かなり意外な復活作だったんですが、ここでの昔に比べて圧倒的にパワフルになった彼の歌声が評判を呼びまして、大ヒットにつながったわけです。

 

ただ、この路線での成功は僕には意外ではなかったんですよね。というのも

 

 

 

 

彼、1991年に、これまでのユーロビート路線を捨て、本格的なブルー・アイド・ソウル路線にアプローチしたアルバム作ってて、そこからのシングルだったこの「Cry For Help」って曲は全英、全米でともに7位まであがる大ヒットになってるんですよね。ぶっちゃけ、僕もこっちの曲の方がユーロビート時代の何倍も好きだったので期待したんですが、そこからが全く音沙汰なく消えて残念に思っていたんですが、復活しましたね。

 

リックはその昔、日本のバブル経済の時代に、ユーロビートがですね、これがまあ、空前の大ヒットになって、「ザッツ・ユーロビート」なるコンピのアルバムも、あれヴォリューム50くらいまで出たんじゃなかったかな。そうとうなヒット・シリーズになっていたものですが、

 

 

 

この時代にはこうやって日本のCMに出演してしまうくらい、人気あったんですよ。

 

日本だと、典型的な、90sカルチャーの到来とともに次の世代に伝えられずにブツリと歴史が切られた「エイティーズ・アーティスト」のイメージだったと思うんですけど、このように力はあった人だし、だから今回、こうしてフー・ファイターズとの共演が実現してもパワフルに歌えたわけです。

 

 ただ、フー・ファイターズのこの遊び心、好きですけどねえ。

 

 フーファイでリックといえば、実はもうひとつネタがありまして

 

 

 

 

2013年のロサンゼルス公演では、あの「ジェシーズ・ガール」のリック・スプリングフィールドと共演しています。こちらのリックも今も健在で、容姿を生かしてヴェガスのショウや俳優業もやってて、音楽の方でも、ここ最近のアルバム、3枚連続で全米トップ100に入ってるんですよね。だから、こっちも見た目、いいでしょ?そこで「ジェシーズ・ガール」を共演したわけです。

 

 

 こういう、まさかの共演って、そんなに頻繁にあるわけじゃないじゃないですか。それが日本のフェスで起こってしまった!正直な話、今回のサマーソニックって、「出演ラインナップが弱すぎる!」「出演者の一貫性が全くない!」といって批判しようかとさえ考えていたりしたんですけど(苦笑)、そういうのも払拭するくらいの、記憶に残る共演だったんじゃないかと思いますね。

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:フェス, 05:19
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ロラパルーザ・ブラジル2017 感想その2

どうも。

 

 

では、今年のロラパルーザ・ブラジル、2日目について語りましょう。

 

 

日曜は終わりの時間が土曜より1時間早いので、開演が早いんですね。なので、昼一には会場についていないといけない感じです。僕もこの日は12時40分には会場に入っていました。

 

 

 そして一番最初に見たのはブラジルの女性アーティストのセーウ。現在30代半ばで、これまでのノラ・ジョーンズみたいなスタイルから一転してエレクトロ・グラム・クイーンに変身して大好評。そんな彼女が第1ステージの最初をやってました。新作からの感じはすごく良かったんですけど、ただ、昔の曲になると途端に退屈になるとこが課題かな。昔からのファンはそこを取っておいてほしいとは思うから難しいとは思うんですが。

 

 

<14;10 キャットフィッシュ&ザ・ボトルメン 第2ステージ>

 

 そして、この日、本格的に最初に見たのがキャットフィッシュ&ザ・ボトルメンだったんですけど、これ、僕、楽しみでした。イギリスではもう2枚連続でロングヒット。2013年のファーストは3年くらい全英チャートに入ってて、昨年出たセカンドは全英初登場1位になり、1年くらいたってもまだ100位から落ちる気配なし。UKロックの弱体化が叫ばれて久しい中、これは特筆すべきことだと思ってましたからね。しかも、批評的にはそんなに評価高くないバンドですからね。一体、何が良いのか。この目で確かめたかったのです。

 

 このフェスに限らず、サンパウロのこうしたフェスって、昼の早い時間はガラガラで普通。ということもあり、広大な第2ステージには半分くらいしか人はいませんでした。しかし、その半分が彼らの大ファン。しかも女の子ばっか!確かにサンパウロのロック・ステーションでは結構曲はかかっていたんですが、いつのまにそんなファンが?そういうとこも早速不思議でした。

 

 

 

 

 そして、いざ、本人たちがステージに立つと、そのサプライズはさらに進みました。彼ら、演奏、うまいわ!しかも歌も、曲も、なにか目新しさとか斬新さがある訳では全然ないんだけど、安定感があって飽きずに聴ける。

 

 

 しかも、ヴォーカルのヴァン・マッキャンがかなりしっかり歌えるうえに、ロックスター然とした客の煽りがうまいのね。堂々としたものです。前から、「ラジオ受けはしやすそうな曲、書くな」とは思っていましたが、ライブ現場でもここまで堂々としていたら、好まれるでしょうね。ラジオ、ライブってとこに、国を問わず批評家って判断するのうまくないんですけど、そういうとこでしっかりフォローできているのは立派だと思いましたね。そして、この安定感があれば、かつてレイザーライトとか、クークスが超えられなかった、イギリスでの安定したフェスのヘッドライナー・クラスと、アメリカでの成功も決して夢じゃないですね。だいたい、セカンドも現時点でアメリカで28位まで上がってましたからね。

 

 

 それにしてもブラジルでの彼らのワーキャーな女の子の人気、すごいな。中にはポルトガル語で「脱いで!」なんてボード持った子までいて(笑)。The 1975のマット・ヒーリーが久々に現れたセクシー系のロックのフロントマンと思っていましたけど、このヴァンのアイドル人気もなかなかですね。彼、まだ24歳と若いのも良いです。今後が楽しみになってきました。

 

 

〈16;30 デュラン・デュラン 第2ステージ〉

 

 

 そして続いて見たのは、デュラン・デュラン!わが中学時代の最大のアイドルですよ!中学2年のとき、はじめて彼らのライブを新幹線にひとりで乗って見に行った1984年。それから33年後。地球の真裏で、まさか、こんな大きなフェスの、日曜の夕方なんてすごくオイシいスロットで彼らのライブが見れるとは!もう、それだけで感動でしたね。

 

 

 だって、その間、少なく見積もっても計3度、「ああ、もう、これで懐メロ・アーティスト、決定だな」という瞬間があったんですよ。でも、彼らはそれを乗り切って、いまだに新作を主体としたツアーをアリーナ・クラスの会場で続けているだけでなく、最新アルバム、英米でトップ10に返り咲いてますからね!それだけでも嬉しかったんですが、まさか、こんなにこだわり派のリスナーを抱えたロラみたいな大きなところで呼ばれるほどにまでなるとは全く予想もしませんでしたね。

 

 

 ただ、ブラジルでの反応、出演決定のときから全然悪くないんですよ。「昔のアイドル」なんて言う人は全然いなくて、「実績のあるちゃんとしたベテラン」といったリアクションをちゃんとしてくれる。中には、まあ年寄りではあるんですが、「ちゃんとしたバンドはメタリカとデュランだけ」なんて言ってくれる人もいて。そんな感じだったので「とりあえず人は入るんじゃないかな」と思っていたら、期待以上でした!

 

 

 

 

これが演奏中、モニターに映ったデュランの客ですが、すごいでしょ、これ?地平線の向こうにも人がいて!しかも、リアルタイマーだけじゃなく、結構年齢もバラバラで。そして男女比も50・50でしたね。昔は95;5で女の子しかいなかったのに、今日は前方にハゲたおじいさんまでいましたからね(笑)。僕はかなりステージに近い位置で見たんですけど、後ろ見たら続々人が詰めかけるので、とにかくゾクゾクしましたね。

 

 

 

 

 そしてメンバーはゾロゾロと入場し、その時点で大歓声があがります。そして位置にスタンバイすると、サイモン・ル・ボンとジョン・テイラーがマイクを奪い合うようにして「Wild Boys」を歌いはじめ、ここからがヒットパレードのスタート。これに続き「Hungry Like The Wolf」「A View To A Kill」と80sの代表曲が畳み込まれたので、僕も熱唱カラオケ状態が止まらなくなります(笑)。

 

 

 でも、往年の、しかも80sのヒットだけじゃなかったんですよね。90sの「Come Undone」や00sの「Reach Up For The Sunrise」、そして最新作「Paper Gods」からのEDMナンバーの「Last Night In The CIty」。同じく新作からの先行シングル「Pressure Off」で会場が大団円になるのを見て僕はウルッと来ちゃいましたね。だって、僕、デュランのライブは今回が7回目だったんですけど、そのうち4回が、オリジナル再結成はしてみたものの、うまくいかなかった苦難の時期でしたからね。あれを見てた身からすると、こんな大勢の人の前で、最新作からの曲でこんなに盛り上がるなんて絶対想像できませんでしたから。

 

 

 そして、それを可能にしていたのが、サイモンのヴォーカルですね!オリジナル再結成は彼が主導になって動いたものだったんですけど、その責任感から、「00sから歌がうまくなったよな」の意識はあった(絶対、ボイトレはじめましたね、これ)んですが、歌は文句なく過去最高でしたね!「こんなに歌、うまかったっけ、サイモン?」とまで思いましたから。

 

 

 そして後半のハイライトは90sのデュラン最大のヒット、「Ordinary World」。この2コーラス目を、さっき冒頭で触れたセーウが突然ステージに入って来て歌う演出。これは盛り上がりましたね。

 

 

 そしてライブは「グラビアの美少女」、「リオ」と、ライブの終盤での定番曲でシメました。1時間強で、フェスのこのスロットなら納得のものだったんですが、「セイヴ・ア・プレイヤー」と「リフレックス」やらなかったんですね。僕にしてみれば、あの大定番を抜きでも満足して成立させられた今のデュラン、すごいな、だったんですが、帰って関連の記事の書き込みみたら、「デュランほどの大物にあんな短い時間しか与えないなんて」「トリでも良かったくらいだ」なんて嬉しい不満の声があがっていて、アンケートでも「2日目のベスト」で1位、もしくは2位というすごい大好評ぶり。これだけの評判取れるライブが出来るんだから、まだ、これから再評価、上がって行きそうな気がしますね。前日のメタリカと並んで、これは今年のロラのファインプレーでしたね。

 

 

〈18;50 The Weeknd  第2ステージ〉

 

 

 デュランが終わって、第1ステージではトゥ・ドア・シネマ・クラブ,第3ステージではMOがやてましたけど、今年に関しては、いろいろつまみぐいをするよりはひとつをじっくり見たいため、空いた時間はあえて食料補給に充てました。そうじゃなくても、今年は人が本当にいっぱいで、フードのところは長蛇の列の連続でしたからね.リスクはあえて避けました。

 

 

 そして、間違いなく激混みが予想されるザ・ウィーケンドのライブに早めに行きましたが、開演20分前にはかなりの人数でしたね。しかも若い人を中心に。そりゃ、そうでしょう。サンパウロはトップ40のヒット・アーティストがただでさえ強いし、ましてやそれが,今、もっともヒットの多いアーティストのひとりですからね。開演時間の頃にはデュランを上回る人のやまになってましたね。

 

 

 

 

 ライブそのものはやや押して19時頃にはじまりました。ステージは、高く組まれたバックバンド用の台に、ギター、ドラム、キーボードのわずか3人がエレクトロっぽいパフォーマンス。そして、ステージのフロアは大きく開いて、そこにたったひとり、ウィーケンドがキャップをかぶりながら,中央に一本だけ置かれたスタンドマイクに向かって歌いはじめました。曲はおなじみ「Starboy」.もちろん、のっけから大合唱です。

 

 

 彼のパフォーマンスは生では初めてでしたけど、テレビや動画ではよく見てました。その印象では「そこまで圧倒する歌唱力という訳でもないな」という印象でしたけど、この日は彼特有の甲高い声がびんびん響いて好調でしたね。特に彼が「ハイ!」「ホー」と叫んで、自分の中のインナー・マイケル・ジャクソンを呼び起こすとノッて来る感じでしたね。

 

 あと、演奏、編曲にも好感持てましたね。R&Bのアクトがこうしたフェスに出る場合、急ごしらえで大所帯バンドを組んで、場に微妙に合わない大仰なアレンジ組んだりして相性の悪さを感じさせやすいものなんですが、彼の場合はもとがエレクトロっぽい楽曲だし、そのアレンジを活かしたシンプルなバンド編成だったので、ロックファン的にも入って行きやすかったですね。

 

 

 後、選曲は凝ってましたね.彼くらい、一般的には一昨年に急に人気者になったパターンだと、ここ最近の2枚のアルバムだけ聴いてるという人が多くても不思議じゃないんですけど、この日は、永遠のレディキラー・チューン、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の「Earned It」は当然のこと、インディで話題になった「ハウス・オブ・バルーンズ」の曲もやった上に、ラッパーのフューチャーのアルバムでコラボした曲という、結構ヒップホップを聞き込んでないとわからないことまでやってましたね。僕はドレイクとの「Crew Love」はやってくるんじゃないかと思っていたのですが、そっちじゃなくてフューチャーでした。

 

 

 そして、どの曲のあいまでやったのかちょっと記憶が曖昧なんですが、左右両脇のモニターに、一瞬、彼の控え室がうつったんですけど、そこに

 

 

 セレーナ・ゴメスがどアップで映し出されました(笑)!

 

 この瞬間、女の子たちから悲鳴に似た「キャーッ!!!」って歓声があがったんですけどね(笑)。まあ、欧米圏だと、今もっともホットなゴシップのひとつですからね。セレーナが南米のロラパルーザに来たことは、今現在、アメリカでも報じられています。アルゼンチンに移動しているはずです。

 

 

 楽曲的なハイライトは残り20分で披露した「Secrets」、そして最大のヒット曲の「Cant Feel My Face」のメドレーですね。ティアーズ・フォー・フィアーズの「ペウル・シェルター」をサンプリングした新作からの、これからのプッシュ曲になりそうな前者から、歌詞を変えただけで一気に「Cant〜」に変わったのは鮮やかで、直前の「フーッ!」の所も含めて、サビは大合唱でしたね。そしてライブはヒット中の「I Feel It Coming」、そして「The Hills」で大団円となって幕を閉じました。

 

 

<20;40 ザ・ストロークス 第1ステージ>

 

 

 そして今年のもうひとつのヘッドライナーがストロークスでした。

 

 今回のフェス、世間一般的にはメタリカということにされていましたが、ストロークスの動員もかなりのものでしたよ。この日は9万人の動員で前日より数は少なかったんですが、ヘッドライナーのときに直接会場に集まった人の数だけ見たらストロークスの方がむしろ多かったです。

 

 

 なぜ、そういうことが起こるのかというと、ストロークスのメンバーにひとりブラジル国籍者がいるためです。それがドラムのファブリツィオ・モレッティなんですけど、マイク・シノダが日本でのリンキン・パークの人気があがるのに貢献しているようなことがブラジルでファブを理由に起きてるのは事実です。

 

 

 今回の再始動は貴重ですよ。ライブでの再始動そのものは2014年からフェス出演をメインにやってますけど、年に5回前後しかやりませんからね。かなり限定した数でしかやらないし、今のところアルバムの話もなし。「ライブやってくれただけマシ」なラッキーな場所に今年たまたま南米が選ばれた、ということですね。

 

 

 そういうわけで嬉しくはあったんですけど、心配もありました。それは「ちゃんとまじめにやってくれるかな」という懸念ですね。彼らのライブは過去に4回ほど見てますけど、3回目、4回目は「ふざけないで、ちゃんとやれよ」とちょっとムッと来るものでしたからね(3回目というのは2006年のフジロックですが)。彼らの場合、才能は文句なしなんだけど、問題はライブにおけるプロ意識の欠如の問題です。ダラダラーとやって、コミュニケーションもうまくとらずに自己満足的な緩慢なパフォーマンスをやらないか。僕はそこのところが心配だった訳です。

 

 

 

 

 そして、残念ながら、僕の懸念の方が当たってしまいました。ステージのセットは、なんとなく「Last Night」のセットをまぶしきモダンにしたようでカッコよかったし、一曲目がいきなり「Modern Age」だったのは燃えました。ぶっちゃけ、目をつぶって音だけに集中すれば、今もかなり優秀なバンドであることもたしかです。だって、「Is This It」から15年経ってるのに、いまだにあんな軋んだギターに、パスパスなドラムで演奏出来るバンド、一つたりとも出て来てませんからね。これだけときが流れてなお唯一無二というのは、彼らの当時の才能がいかに異質で抜きん出ていたかの証明です。この音のイメージが故に、今回の彼らのライブを絶賛するメディアもブラジルでは少なくはなかったです。

 

 

 ただなあ、演奏の音色はカッコよくても曲のあいだのしまりのなさは、今回もいかんともしがたかったですね。あいかわらず、ゆるゆる〜としたライブで、一曲終われば、そこで休憩。そしてあいかわらずジュリアンの酒量が多いのか、客にわかるような会話をせずに、内輪でうけているのかもわからないひとりごとみたいな会話を進めるだけ。「ああ、またなのかよ」と思いましたね。

 

 

 曲目は「Is This It」からほとんどに、2枚目から「Reptilia」や「Automatic Stop」「12;51」、と良いとこを取ったものの、3枚目は「You Only Live Once」や「Juicebox」がなく、4枚目はゼロでしたからね。そこもあんまりファン向けではなかったかな。去年でたシングルから2曲はやりましたけど、盛り上がりには欠けましたね。

 

 

 ブラジルのメディアでは「ウケてた」と書かれてありましたけど、実際、現場で見てるとそうでもなかったです。1時間くらい過ぎた時点で帰りはじめた人が多かった。とりわけアンコールに入る前の「Last Night」が終わった時点でゾロゾロと帰った人が多かったのは,見ててちょっと残念でしたね。まだ、予定の終わりの時間まで15分近くあまってたから、アンコールはいくらでもせがめたんですけどね。

 

 

 で、アンコールで出て来て3曲やったものの、これがサードからの「Heart In A Cage」、そして5枚目からの「80s Comedown Machine」と、客が待っていたとは思えない展開になって、帰る客がさらに増えてしまいました。まあ、最後は人気曲の「Hard To Explain」ではあったんだけど、でもここも、昔から彼らのライブを見てる立場からすれば「Take It Or Leave It」じゃないのかよ、とは思いましたからねえ。後味の悪いもり下がりでの終わり方でしたねえ。前の日のメタリカの大団円見てる立場からすればなおさらです。

 

 う〜ん、これから再始動するのかなあ。それも一向に見えない内容でしたけどねえ。

 

author:沢田太陽, category:フェス, 00:03
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今週の土日はロラパルーザ・ブラジル

JUGEMテーマ:洋楽好き♪

どうも。

 

 

いよいよ迫ってきました。今、これの準備で忙しいです。

 

 

今年はこういう顔ぶれです。

 

 

今年のヘッドライナーは

 

 

 

 

なかなか豪華ですよ。初日がメタリカで、2日目がストロークスですから。世間的には「誰それ?」とはなりにくいものだと思います。

 

 

そして準ヘッドライナーもエラく豪華です。

 

 

 

初日がThe XXで2日目がウィーケンドですからね!これもすごく楽しみです。特にウィーケンドは今見てなくてどうする!って時期ですからね。彼がストロークスの直前に見れるというのは非常にオイシイです。

 

 

ただ、個人的期待はヘッドライナーから数えて3番目のアーティストですね。

 

 

 

まずは、やっぱ、The 1975ですよ(笑)!この1年、何度、同じようなことを言ってきたことか。彼らが初日のその位置で

 

 

 

 

わが中学時代の最大のアイドル、デュラン・デュランが2日目のその位置ですよ!なんかもう、感慨深いな〜。少なくとも過去3度、セールス的にものすごく落ち込んで、「もうさすがに懐メロ・アーティストに格落ちだよなあ」と思っていたデュランが踏みとどまり続けて、最新作が英米でトップ10に返り咲いて、ロラパルーザみたいな、ある程度、こだわり派のロックファン向けに選んだフェスで、その位置で出演するんですから!僕自身、彼ら選ばれたけど「ストロークスの真裏の小さいステージのトリとかなら嫌だなあ」と思ってました。実際、スマッシング・パンプキンズが2年前にその対応にされて、少ない客の前でやってましたからね。でも、今回、しっかりメイン・ステージの夕方。ライブは過去に7回くらい見てますが、感無量です。

 

 

あと、今回僕がフルで見る予定は

 

 

 

 

こういうのを早い時間に見れるのが、このテのフェスの醍醐味です。

 

まず、ケイジ・ジ・エレファント。彼らはブラジルで人気の高いバンドでですね、ロラ出演はこれで3回目。最新作はそんなに売れなかったのに、グラミーの最優秀アルバム受賞なんてしてますからね。シンプルだけど、すごく趣味の良いロックンロール・バンド。しぶとく残って行く気がします。初日の昼のメインステージです。

 

 

そしてキャットフィッシュ&ザ・ボトルメン。彼ら、なめられがちですけど、デビュー作は100週以上、イギリスのチャートに入り続けていて、セカンドもロングヒットしそうな売れ方です。あの国では1位になったバンドですしね。今のイギリスって、バンドの売れる数は随分減ったけど、そのかわり売れるものは重宝される流れになっていて、彼らはその波に乗ってる感じですね。2日目の昼のメイン・ステージです。

 

 

そしてグラス・アニマルズ。彼らはサウンドのR&B対応がうまくて、本国イギリスよりむしろアメリカでいい結果を出しています。初日は彼らから見はじめます。

 

あと、僕が見るもうひとつの予定が

 

 

 

ブラジルならではですね。このセーウというブラジルの女性シンガーソングライター。この人の去年のアルバムは、ブラジルのメディアの年間ナンバーワンに続々と選ばれていました。これまでどちらかと言うとアコースティックだった作風だった人が、エレクトロ・グラム路線に変わってビックリの成功、といった感じですね。僕もそのアルバムは愛聴していたので楽しみです。

 

 

あと、時間帯がかぶって見れない、非常にくやしいものもあります。

 

 

ひとつはティーガン&サラ。彼女たちはThe 1975の真裏。そして、もうひとつ非常にくやしいメラニー・マルチネス!彼女のアルバムもすごく聴いてたのに、時間帯、ウィーケンドの真裏ですよ!ああ。メラニー、もっと早い時間帯だと思ってたのに。思うに、今、そのアルバムが全米チャートで80週超えてまだトップ100に入ってるなど、大ヒットしてることが認められて格上げされちゃいましたね。次のアルバム、売れそうですが、いい時期見損ねちゃうなあ。

 

そして、これも見れません。

 

 

 

チェインスモーカーズとフルームですね。まあ、チェインスモーカーズなんて見れなくてもどうでもいいんですけどね(笑)。今、聴いてて最も不快指数のあがるアーティストなので。メタリカの真裏です。ただ、フルームは見たかったなあ。彼はストロークスの真裏なんですよ。これがチェインスモーカーズと逆になれば途中からかけつけたんだけどねえ。

 

 

ってな感じです。

 

 

author:沢田太陽, category:フェス, 19:28
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ラインナップのショボさを人種問題でごまかすのはずるくないかい、コーチェラさん

どうも。

 

 

このところ、年明けて、これが悪い意味で気になること多いです。

 

というのも

 

 

 

 

毎度おなじみ、コーチェラ・フェスティバルのラインナップが発表され、

 

 

 

 

ヘッドライナーは、レディオヘッド、ビヨンセ、ケンドリック・ラマーと、かなりいい感じなんですが

 

 

ずばり、それだけです!

 

しいて言うなら

 

The XX、ボン・イヴェール、Lordeの準ヘッドライナーまでです!

 

 

いや〜、ポスターの2列目の並び見て、「この時点で、後ろ半分が弱く見えるのって、ヤバくない?」とまで思ったのははじめてですね、これ。

 

 

 で、僕がこれの何が気に入らないかというと、多くの人が、「黒人アーティストがヘッドライナーに来ることを問題視していること」です。これ、ここ最近のロックファンの黒人へのレイシスト的な対応を問題視する、ポリティカル・コレクトの問題があるからです。僕もアメリカのロックファンのこういう姿勢はすごく嫌だし、「そろそろ、そういう次元は乗り越えてくれ」と思うわけです。60年代のソウル・ミュージックからブラック・ミュージックで好きなものも個人的にたくさんあるので、なおさらそう思います。

 

ですが、今回のコーチェラにかんして言えば、

 

 

そういう差別感情を利用して、ことの本質をごまかしているようなずる賢さを感じずにはいられません。はっきり言って「わな」だとさえ思います。

 

 

 つまりこういうことです。

 

 

「ロックのイベントに黒人アーティストがヘッドライナー取ることに不平を言うオマエは遅れている」ということで問題提起をさせ世間を煙に巻いてる間に、人々の目を「ラインナップ全体のしょぼさ」からそらそうとしている。

 

 

 それは、ないんじゃないかと思うわけです。まあ、彼らからしてみれば「知名度がないだけでいいバンド並べているのに、それをわかろうとしないなんて遅れている」ということなのかもしれませんが、全体的にブッキング態度がすごく高飛車な感じがして、一般的なロックファンを、どこか鼻にかけて上から目線で見ているような感じがするんですよね、これ。

 

 

 いくら最近、ロックの一般的ヒットが少ないからって、これよりはロックファンが普通に喜びそうなブッキングなら、コーチェラくらい知名度のあるフェスならできますって。だって、こないだ、12月23日にここで紹介したスペインのフェスなんて、4つくらいあるのに、全部今回のコーチェラよりはマシですからね。

 

ちょっとクリックしてみてください。

 

 

スペインのフェスのレベルがすごいことに!

 

 

 2017年のフェス市場は、レッチリ、グリーン・デイ、フー・ファイターズ、キングス・オブ・レオン、デペッシュ・モード、キラーズ、The 1975、フリート・フォクシーズと、ヘッドライナー・クラス、もしくはそこに近い線がしっかり稼動してるんですよ。ブラジルにはストロークスまでやって来ますよ。その状態で、そういうのを呼ばずに、バンドはあえてマイナーくさいの出しておいて、ヘッドライナーでロック以外のアーティスト出すとか言ったら、やっぱ「オマエはそのレベルかもしれないけど、僕たちは違うんだぜ」と、お高くとまっているようにしか見えないんですよね。

 

 

 だいたい、全体的にショボいラインナップでごまかす傾向は、一昨年にAC/DC、昨年に不完全な再結成したガンズ&ローゼズをぶっこんだことでもすでにはじまっていたんですけど、あのときも「プレッピーなインディ・ファン主体のラインナップなのに、どうやってそれを理解させるってんだよ」みたいな、無理しか感じられない並びだったわけですけど、今回のが一番質が悪いですね。

 

 

 

 まあ、最近のコーチェラって、「客のセレブ目当てで、音楽よりもセルフィー撮るのに客が没頭している」と批判されて久しかったし、副業ではじめた別名「オールドチェラ」のデザート・トリップ・フェスティバルなんてのも、高齢者狙いのロックでの金儲けにしか見えなかったですからね。

 

 

 ただ、なんかさびしいのは、「バンドという文化を未来に向けて盛り上げよう」という気概が一切感じられないことですね。ポリティカリー・コレクトを説く前に、本来、売りだったはずの「ロックバンド」でまずはアピールすべきなんですけどね。

 

 

 まあ、そこが最近のロックの世界的問題ですけどね。いくらレヴューでいい点取っても、そういうのは知名度や売り上げには一切つながらない。一般の世間に対して、もっと別のアプローチが必要なのに、そういうことをやろうとしない。だから、世間との距離ばかりどんどん離れていって、世代が上の昔からの人気ものか、別ジャンルの人気アーティストに集客を頼らざるをえない。そろそろちゃんと対策を考えないと、こういうことが繰り返され、だんだんロック・フェス自体の人気や需要も失っていくと思うんですけどね。

 

 

author:沢田太陽, category:フェス, 19:31
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スペインのフェスのレベルがすごいことに!

どうも。

 

 

そろそろ、来年の夏のフェスのラインナップ発表がはじまってますね。だけど、まあ〜

 

 

スペインのすごいこと!

 

 

これ、ある時期のオーストラリアは超えてるし、今の勢いで言うとイギリスよりも上かもしれないです。ちょっと、どんな感じか、見てみましょう。

 

 

 

 

これが最大規模のプリマヴェーラ・サウンドのラインナップですね。

 

 

個人的にはストイックな並びすぎて、もうちょっと遊びが欲しいのが、このフェスに毎年感じることではあるんですが、それでもセンスの鋭さでは世界屈指なのは認めます。

 

 

 

こちらが2番目に名前をよく聞きます、ベニカシムのラインナップ。まだヘッドライナーしか明かしてませんが、これだけでもグッと来ます。

 

 

 

 

 これも最近名前を聞くようになりました「ビルバオBBKライブ」ですが、3番手クラスのフェスで、デペッシュ・モードとキラーズがヘッドライナーってすごくないですか??

 

 

 そして、これだけで驚いてたら、まだ早かった。

 

 

 

 これ、去年からはじまった「マッド・クール・フェスティバル」と言うフェスですが、この並びもすごい!これは、ほかの3つに大して、首都マドリッドが対抗心を燃やして作ったんでしょうね、これは。首都らしく、スターっぽい名前が並んでいます。

 

 

 すごいなあ〜。サッカーに続いて、ロック・フェスでも大国だあ。

 

 

 スペインとひとくちに言っても広いから、全部は見に行けないにせよ、さすがにこれだけあると、みんな見たくなりますよね。僕は個人的にスペイン語を独学したりしてるんですが、そのうち、フェス旅行を試みようかと考えはじめています。

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:フェス, 21:47
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