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第91回アカデミー賞 ノミネート予想

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どうも。

 

今日は日本時間だともう明後日ですね、22日に発表されるこれの予想をしたいと思います。

 

 

 

はい。オスカーのノミネートです。こうやって思い切り「OSCARS」とも書かれているわけなので、いい加減、「アカデミー」って呼称、個人的には使いたくないんですけどね。ブラジルみたいに「オスカー」と呼ばないと通じない国もあるくらいですからね。

 

 

まあ、それはさておき、オスカーのいわゆるBIG6と呼ばれる作品賞、監督賞、主演・助演の男優・女優をそれぞれ予想していきましょう。

 

「ノミネート確実!」と思えば◉、「まず大丈夫でしょう」と思えば○、「当落線上」と思えば▲を記しておきます。

 

まずは作品賞から。

 

 

作品賞
Roma◉
スター誕生◉
グリーン・ブック◉
女王陛下のお気に入り◉
ブラック・クランズマン◉
ボヘミアン・ラプソディ○
ブラック・パンサー○
VICE○
ビール・ストリートの恋人たち▲
----------------------------------
クレイジー・リッチ・アジアンズ▲
ファースト・マン▲
メリー・ポピンズ・リターンズ▲

 

 

 

 

今のところ本命は「Roma」ですけどね。これが今のところ、前哨戦の映画祭ではとにかく圧倒的な強さです。これから前哨戦はオスカーの表と直接結びつくハリウッドの組合員(ギルド)のアワードになるですが、今日、これがアップされた後の、日本時間の午後3時、4時くらいに発表されるプロデューサーズ・ギルド・アワード(PGA)で、この映画が作品賞を取れば、ほぼ決定だと思います。なぜなら、監督のギルドのアワード(DGA)はこの映画の監督のアルフォンソ・キュアロンでほぼ動かないと思われているから。三大ギルドのうち、2つ取ればさすがにデカイでしょ。

 

 

この映画、オスカーの作品賞としては史上初の、英語以外の作品の受賞、そしてネットフリックス配給というハンデがあります。ただ、前者に関してはハリウッド内でダイヴァーシティの動きがあることと。トランプの壁の件でメキシコへの同情票が集まるので大丈夫そう。ネットフリックスに関しては反発はあるでしょうが、その分、ネットフリックスが「歴史上最もオスカー争いで金をかけている」とも言われています。ただ、僕自身は、その「金」の話を聞いてオスカー望まなくなってるんですけどね。「ネットフリックスが映画界で金にモノを言わせて覇権を奪おうとしている」みたいでね。劇場公開しないなら、多少の抵抗にあっても僕は立場的にしょうがないと思ってます。

 

そうじゃなければ「スター誕生」「グリーン・ブック」「女王陛下のお気に入り」の争いで、監督賞で強いスパイク・リーの「ブラック・クランズマン」、大衆人気も加味して「ボヘミアン・ラプソディ」と「ブラック・パンサー」。ここまではすんなりいく気がします。ここまでで7作。

 

で、通年9作なので、あと2作ですが、一つが、公開後の評価がいまひとつ高くないですが、業界内での人気で「VICE」。そしてもう一つに、評判は抜群ながらなぜかギルド・アワードで大苦戦中の「ビール・ストリートの恋人たち」と予想します。「ビール・ストリート」の苦戦は、黒人映画で票の食い合いしてるからかなと見てます。

 

その他の候補としては、ギルド系で調子の良かった「クレイジー・リッチ・アジアンズ」、同じく技術系メインですがギルド系でのノミネートが多かった「ファースト・マン」、そしてギルドで調子を落としてますが、それ以前はよくノミネートされていた「メリー・ポピンズ・リターンズ」。このあたりが候補でしょうか。

 

 

監督賞
アルフォンソ・キュアロン(Roma)◉
ブラッドリー・クーパー(スター誕生)◉
スパイク・リー(ブラック・クランズマン)○
ピーター・ファレリー(グリーン・ブック)○
ヨルゴス・ランティモス(女王陛下のお気に入り)▲
-------------------------------------
アダム・マッケイ(VICE)▲
パヴェウ・パウリコフスキー(Cold War)▲

 

 

さっきも言ったように、「Roma」のアルフォンソ・キュアロンが間違いないでしょう。これで勝つと、2014年の「ゼロ・グラヴィティ」以来、2度目のこの賞の受賞となります。
 

 

残りは、作品賞のところで◉評価の残りの3作品の監督でしょうね。プラス、DGAにノミネートされたスパイク・リーですね。

 

 

その他の候補としては、DGAではノミネートされた「VICE」のアダム・マッケイ、あと、オスカーって、英語作品がそこまで強くない年は外国語映画賞ノミネート作品の中の優秀監督をノミネートするときがあるんですが、そこで「Cold War」という作品がとにかく評判のいいポーランドのパヴェウ・パウリコフスキーも可能性あるんじゃないかとの声も聞きます。彼は2014年のオスカーでも「イーダ」という映画で外国語映画賞も受賞していますからね。

 

 

主演男優賞
クリスチャン・ベール(VICE)◉
ラミ・マレック(ボヘミアン・ラプソディ)◉
ブラッドリー・クーパー(スター誕生)◉
ヴィゴ・モーテンセン(グリーン・ブック)◉
ジョン・デヴィッド・ワシントン(ブラック・クランズマン)○
------------------------------------------
イーサン・ホーク(First Reformed)▲

 

 

 

演技部門ですが、この賞は年が明けてからのアワード、ゴールデン・グローブ、クリティック・チョイス・アワーズ、そして27日のスクリーンズ・アクターズ・ギルド(SAG)の3つで決まると言っても過言ではないんですが、主演男優はグリスチャン・ベールがSAGで勝てば獣要前哨戦3連勝で実質王手です。

 

この部門は「ボヘミアン・ラプソディ」のフレディ・マーキュリーのラミ・マレク、「スタ誕」のブラッドリー・クーパー、「グリーン・ブック」のヴィゴ・モーテンセンと、なかなかメンツはいいんで、SAGで勝てばまだ誰でも逆転できる可能性は残っています。

 

残る一人ですが、僕は「ブラック・クランズマン」のジョン・デヴィッド・ワシントンを推したいです。彼は、かのデンゼル・ワシントンの息子です。お父さんの方がカッコいいですが、息子もいい役者です。

 

あと、評価そのものはメチャクチャ高いんだけど、どインディ映画すぎてノミネートが難しそうなのが、イーサン・ホーク。まだ逆転ノミネートの可能性は残ってますけどね。

 

主演女優賞

レディ・ガガ(スター誕生)◉
グレン・クロース(The Wife)◉
オリヴィア・コールマン(女王陛下のお気に入り)◉
メリッサ・マッカーシー(Can You Ever Forgive Me)○
エミリー・ブラント(メリー・ポピンズ・リターンズ)▲
----------------------------------------
ヤーリッツァ・アパリシオ(Roma)▲
トニ・コレット(ヘレディタリー/継承)▲

 

この部門は今年明けてから、大接戦ですね。ガガ、オリヴィア・コールマン、そして大ベテラン、グレン・クロースですが個人的には

 

 

 

グレン・クロースにとってほしい!

 

いやあ、つい最近、ラッキーにも彼女の対象作品、「The Wife」を見ることができたんですけど、もうね、「これで受賞できなかったらかわいそう」と思えるくらいに良かったんですよ!この話、来週レヴューでしますけど、彼女これまで6回ノミネートされて勝ってないんですよね。この映画は、彼女の女優人生の集大成みたいなタイプの映画で、演技、すごい完璧なんですよ。弱い年だったら間違い無く早々と受賞決めてるくらいの感じなんですが、それが接戦になってるからちょっとドキドキします。どうやら、この映画での彼女の演技のファンがかなりいるらしいので、押し切って欲しいですけどね。

 

あと、この3人と評判のいいメリッサ・マッカーシーは決まりとして、残りの一枠を誰が取るか。僕はエミリー・ブラントのメリー・ポピンズと見ますが、無名女優で英語じゃないものの、「Roma」で主演をしたヤーリッツァ・アパリシオ、あと、もうとにかく怖くて怖くてたまらない「ヘレディタリー」のトニ・コレットで争う感じでしょうか。

 

助演男優賞
マハーシャラ・アリ(グリーン・ブック)◉
リチャードEグラント(Can You Ever Forgive Me)◉
サム・エリオット(スター誕生)○
アダム・ドライヴァー(ブラック・クランズマン)▲
ティモシー・シャラメ(ビューティフル・ボーイ)▲
---------------------------------------
マイケルBジョーダン(ブラック・パンサー)▲
サム・メンデス(VICE)▲
 

 

ここもマハーシャラ・アリがSAGに勝てば王手です。最初、混沌としてたんですけどね。「ムーンライト」に続いて2年ぶり2度目の受賞か近づいています。

 

あと、「スタ誕」のサム・エリオットと、「Can You Ever Gorgive Me」のリチャードEグラントも何見てもノミネートされてるので大丈夫でしょう。

 

あとは、今や「スター・ウォーズ」のカイロ・レンの印象が強くなりつつあるアダム・ドライヴァーが「ブラック・クランズマン」で、昨年の「君の名前で僕を呼んで」の主演から今度は助演でティモシー・シャラメ君がノミネートされそうです。

 

気になるのは

 

 

 

「ブラック・パンサー」で一番人気だった、敵役キルモンガーを演じたマイケルBジョーダンがノミネートされるか、ですね。これ、仮にされなかったら「ブラック・パンサー」のファン、かなり騒ぎそうですけどね。SAGでノミネート逃して現状ではやや苦しいんですけど、さて、どうなるか。
 

 

助演女優賞
レジーナ・キング(ビール・ストリートの恋人たち)◉
レイチェル・ワイズ(女王陛下のお気に入り)◉
エマ・ストーン(女王陛下のお気に入り)◉
エイミー・アダムス(VICE)○
クレア・フォイ(ファースト・マン)▲
------------------------------------
エミリー・ブラント(クワイエット・プレイス)▲
ミシェル・ヨー(クレイジー・リッチ・アジアンズ)▲

 

ゴールデン・グローブ、クリティック・チョイスで勝ったベテラン黒人女優のレジーナ・キングが有力です。SAGはなぜかノミネート逃しましたけど、大丈夫でしょう。そこに「女王陛下」のエマとレイチェルのコンビが追いかけます。この3人は決まりでしょう。

 

あと、オスカーの会員に大人気のエイミー・アダムスも固い気がします。残る一つは・・クレア・フォイかなあ。ダイアン・チゼルの「ファースト・マン」、最初の下馬評は高かったんですけど、映画的に押しが弱い作風でなんか印象に残らなくてノミネート争いから脱落した印象があるんですけど、彼女の演技は強く印象に残ったのでノミネートあっていいと思います。

 

個人的には

 

 

「メリー・ポピンズ・リターンズ」で主演、「クワイエット・プレイス」で助演で期待されているエミリー・ブラントがノミネートあるか、ですね。展開によってはWノミネートも夢ではないし、逆にどっちもダメな場合もあり得る。現在を代表する演技派のすごくいい女優さんなんで、せめて一つはノミネートされて欲しいんですけどね。

 

では、オスカーのノミネートは22日の火曜。日本だと夜の10時過ぎですね。

 

 

author:沢田太陽, category:アワード, 10:21
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(重要映画賞)ブロードキャスト批評家協会賞の結果を受けて

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どうも。

 

 

これもオスカーの前哨戦の大きな目安になります。ブロードキャスト・クリティック・チョイス・アワーズ。この授賞式が13日に行われたんですが、まあ、ほぼ予想通りの結果でしたね。

 

 

作品賞「Roma」
監督賞 アルフォンソ・キュアロン(Roma)
主演男優賞 クリスチャン・ベール(VICE)
主演女優賞 レディ・ガガ(アリー/スター誕生)
      グレン・クロース(The WIFE)
                     (二人同時受賞)
助演男優賞 マハーシャル・アリ(グリーン・ブック)
助演女優賞 レジーナ・キング(ビール・ストリートの恋人たち)
脚本賞   First Reformed
脚色賞   ビール・ストリートの恋人たち
撮影賞   Roma
編集賞   ファースト・マン
美術賞   ブラック・パンサー
映像効果賞 
ブラック・パンサー
衣装賞   
ブラック・パンサー
ヘアメイク VICE
アニメ賞 スパイダーマン スパイダーバース
外国語映画賞 Roma(メキシコ)

 

という感じですけどね。

 

 

クリティック・チョイスが実質的に最後の批評家賞になるんですけど、そうなるとやっぱり「Roma」強いですよ。12月からずっとダントツの強さでしたからね。

 

 

ただ、ここから、オスカーの会員の大半が選ぶ組合(ギルド)系のアワードで勝てるか、なんですよね。ここが気になるところです。この映画の場合、ハリウッドがやたら嫌うネットフリックス配給の上に、完全なる外国語映画でしょ。これまでのオスカーの歴史で映画じゃない映画が作品賞を受賞したこともない。その辺なんですよね。これが作品賞取ると本当の意味での「多様性」になると思うんですけど、ギルドのメンバーがそう判断するかですよね。

 

 

そのためには、19日に行われるプロデューサーズ・ギルド・アワード(PGA)、これが運命決めると思います。「三大ギルド・アワード」のうち、俳優ギルドのSAGでは作品賞ノミネートはすでに逃しているし、監督ギルドのDGAに関しては勝つでしょう。なので、残る一つを取ると取らないのでかなり違います。勝てればオスカー作品賞はほぼ堅いでしょうね。

 

 

あと、俳優系に関して言えば、27日に行われるSAGで決まると思うんですが、助演男優、助演女優はゴールデン・グローブと結果が同じだったので、SAGでマハーシャラ・アリとレジーナ・キングが勝てば王手でしょうね。

 

ただ、主演男優、主演女優はまだわからないですね。

 

 

主演男優なんですが、「VICE」のクリスチャン・ベール、「ボヘミアン・ラプソディ」のラミ・マレク、「スタ誕」のブラッドリー・クーパー、「グリーン・ブック」のヴィゴ・モーテンセンの一騎打ちですね。ただ。ゴールデン・グローブとCCに勝ったことでSAGで勝つとベール、王手かな、という気はしてます。

 

主演女優はここでもガガに、GGでガガに勝ったグレン・クロースが迫ってきましたね。グレンさん、過去6回だったかな。オスカーにノミネートされて受賞経験がないので、同情が行きそうです。そこに「女王陛下のお気に入り」の女王様、オリヴィア・コールマンが加わりそう。いずれにせよ、これもSAG次第ですね。

 

 

author:沢田太陽, category:アワード, 01:39
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ブリット・アワード2019ノミネート

どうも。

note版の新ブログの使いかってがいいので、プロモーションも兼ねてもう一つ。
そちらの方で書いたものをコピーしてるので、「みにくいな」と思われた方は、note.mu/themainstreamに飛んで見てください。

イギリスものが続きますが

毎年2月恒例のブリット・アワードのノミネートが発表されました。こんな感じです。

British Male

Sam Smith
Craig David
Aphex Twin
Giggs
George Ezra

これ見ると思い出すんですけど、ブリットって、未だに「男性歌手」、「女性歌手」という、もうグラミーでさえロック部門だと廃止してしまった部門が残ってるんですよね。で、もう、その「男性ソロ」での人材の少なさを思うわせるノミネートですよね。エイフェックス・ツインって、そもそも歌、歌わないだろ(笑)。

British Female
Florence + the Machine
Jorja Smith
Anne-Marie
Lily Allen
Jess Glynne

イギリスらしい顔ぶれですね。本当にクリーン・バンディッツの歌姫はこの国では強くて、アン・マリーとジェス・グリンが揃ってノミネートですね。

British single
One Kiss/Calvin Harris & Dua Lipa –
Shotgun/George Ezra 
These Days (feat. Jess Glynne, Macklemore & Dan Caplen)/Rudimental 
IDGAF/Dua Lipa
2002/Annie-Marie 
Solo/Clean Bandit
Lullaby/Sigala & Paloma Faith
Barking/Ramz
I’ll Be There/Jess Glynne –
Leave the Light On/Tom Walker

British Video
2002/Anne-Marie
One Kiss/Calvin Harris & Dua Lipa
Solo (feat. Demi Lovato)/Clean Bandit
IDGAF/Dua Lipa
Breathe (feat. Ina Wroldsen)/Jax Jones
Rise (feat. Jack & Jack)/Jonas Blue
For You (Fifty Shades Freed)/Liam Payne & Rita Ora
Woman Like Me/Little Mix
Let You Love Me/Rita Ora
These Days (feat. Jess Glynne, Macklemore & Dan Caplen)/Rudimental 

ここでも、アン・マリー、ジェス・グリンに加えて、ドゥア・リパとかリタ・オラ強いですね。ただ、どれも「フィーチャリングに強い」という印象だけで、本人自身の個性が今ひとつ強くない人ばかりですけどね。個人的にはそこが物足りないかな。

British Breakthrough
Mabel
Idles
Ella Mai
Tom Walker
Jorja Smith

R&Bの女の子たちが並ぶ中で、いきなりアイドルズみたいな熱い野郎のバンドが受賞とかだったらウケますけどね。そんなことあったら、ブリット、見直しますけど(笑)。

British Group
Arctic Monkeys
Gorillaz
The 1975
Little Mix
Years & Years

バンドとアイドル・グループ、混ぜても平気な感じがブリットっぽいですけど、ここをアークティックが取るかThe 1975が取るか。見ものだと思ってます。どっちが今のイギリスのトップ・バンドかってことで。

International Group
The Carters
First Aid Kit
Brockhampton
Chic & Nile Rodgers
Twenty-One Pilots

なんか思い切り統一感がないですね。カーターズというのはジェイZとビヨンセのコンビです。それはわかるんだけど、シック&ナイル・ロジャースという、かなり大胆なものもノミネートされてますね。

International Male
Drake
Eminem
Kamasi Washington
Shawn Mendes
Travis Scott

カマシも歌、歌わないけど、いいのかな?

International Female
Cardi B
Camila Cabello
Christine and the Queens
Ariana Grande
Janelle Monáe

いい並びなんですけど、クリスティーンだけがいい意味浮いてますね。やっぱりイギリス人、目線ゆえに、アメリカ人の方がいいのかな、この部門は。

British Album
Lost & Found/Jorja Smith 
A Brief History of Online Relationships/The 1975
High as Hope/Florence + the Machine
Speak Your Mind/Anne-Marie 
Staying at Tamara’s/George Ezra

ここでTHE 1975が取れば非常に嬉しいんですけど、ジョージ・エズラあたりに行っちゃうのかなあ。

ブリットの場合、すごく「今のイギリスの大衆ポップ」に賞が行き過ぎるきらいがあるのと、授賞式が水曜と、「そんな日、見れねえ!」な感じになるのが好きじゃないんですけど、ただ、僕の普段の観点とは違う感じではあるので、学ぶところはありますね。

 

授賞式は2/20(水)です。

author:沢田太陽, category:アワード, 20:42
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ゴールデン・グローブ2019 ベスト&ワースト・ドレッサー

どうも。

 

 

 

ここ数年は忙しくて、アワードのレッドカーペット速報はできなくなってしまっているのですが、でもやっぱり、ドレスはきになるものです。そこで今回のゴールデン・グローブでも、恒例のベスト&ワースト・ドレッサー、やりたいと思います。

 

まずはやっぱり、ガガさんですね。この日のヒロインの一人でしたけど、このレッドカーペット写真が今回最も出回ってましたね。シンデレラのドレスをまさに実物再現したもので、これをベスト・ドレッサーに選んでいるところもかなり多かったです。僕もそう考えたんですけど、いいドレスが多かったので、もう、これは別枠扱いとして、一番最初に持ってきました。ガガって有言実行なところがカッコいいんですよね。今回の映画でもそうだけど、未だに「キワモノ」と信じている人を、実力でそのうち黙らせる、ということを何度もやってきてますけども、今回のもその一つですね。

 

 

 

この日の司会だったサンドラ・オーです。今年はアジア系の当たり年でもありましたけど、彼女もテレビドラマ部門で主演女優賞受賞に今回の司会でしたからね。大活躍でした。この純白のガウンもシンプルな鮮やかさがあってすごく良いと思います。

 

 

 

 

今年は流行、イエローでしたね。結構着てる人多かったですね。「ミセス・メイゼル」でテレビ・コメディの主演女優賞受賞のレイチェル・ブロスナハンも、「ファーストマン」で映画の助演女優賞ノミネートの「ザ・クラウン」でのエリザベス女王役でも有名なクレア・フォイ。今、旬な二人もこのイエローでしたね。クレアに関しては僕のベスト・ドレッサー、4位でした。

 

では、行きましょう。ベスト・ドレッサー。まずは3位から。

 

 

 

ベスト3位はコンスタンス・ウー。

 

「クレイジー・リッチ・エイジアンズ」のヒロインの彼女でしたけど、これはもう色彩につきますね。このオレンジの、中華カラーの色合いは独特ですね。こういう洋装のドレスでも、出すことできるんだなあ。胸の部分の強調は好き嫌い分かれそうな気もしますが、全体がシンプルな中に、こういう大胆なワン・ポイント加えてるのも面白いかな。

 

 

では、2位に行きましょう。

 

 

ベスト2位はレイチェル・ワイス。

 

彼女は僕にとって、予てから「最も美しい同学年」だと思っているんですけど、この19世紀のヨーロッパ絵画に出てきそうなクラシックなブラック&ホワイトの組み合わせもナイスです。トレードマークのショルダー・レングスのヘアのアレンジもキマってますしね。本当に綺麗な人です。

 

では、行きましょう。ベスト・ドレッサーは彼女でした。

 

 

ベスト・ドレッサー1位はルピタ・ニョンゴ!

 

「なんか、毎回ベストに選んでない?」と言われそうですけど、だって、センス、抜群にいいんだもん、彼女。ただでさえ、アフリカン・ヘリテッジな独特なアート感覚ある上に、このモデル体型のボディでしょ。そして、毎回唸らされるのはこの色彩感覚ですよ。この大理石みたいなパープルって、どうやって出せるんだろう。こういう驚きが彼女のドレスにはよくあります。

 

 

 

 

ワーストに行く前に。音楽アーティストもレッドカーペットに現れてます。ジャネール・モネエ、最近は映画もやってますけど彼女に、「司会のアンディ・サンバーグの奥さん」という形でジョアンナ・ニューサムも来てました。ジャネールは、最新アルバムのイメージ、もう、そのまんまでしたけど、ジョアンナのこのハート。これは一体・・。ラヴリーな趣味といえばそれまでですけど、ワーストに選ぶ手前までは行きました(笑)。

 

では、ワーストに行きましょう。3位から。

 

 

 

ワースト3位はジュリアン・ムーア。

 

この人はねえ。名女優であることはかなり積極的に認めるんですけど、いかんせん、ファッション・センスはなあ・・。ワーストの常連ですからね。今回のこれも、この写真からだと目立たないんですけど、中継の時に、首回りがとにかくゴテゴテして苦しそうで、「着てて着心地悪くないのかな?」と思っちゃいましたからね。彼女の場合、「服に着られる」感覚がずっとついて回るんですよね。自然に着こなせない感じがどうもあります。

 

 

ただ、今回の場合、ワーストはダントツでこの2人です。まずは2位から。

 

 

 

ワースト2位はケイト・マーラ。

 

ルーニーのお姉ちゃんですけど、これは一体、どうしちゃったんでしょうね。服がペシャンとしている上に、微妙な色合い、そしてとどめは「ちょんまげ?」みたいなヘア・スタイル。彼女、前もかなり酷いドレス着てた覚えがあるんですけど、ワースト女王の座にリーチかかってます。

 

では、行きましょう。ワースト・ドレッサーはこの人でした。

 

 

ワースト1位はルーシー・リュウ。

 

 

この人、最近、姿見ないなと思っていたんですけど、いざ現れたら堂々のワースト1位です。今回、プレゼンターとしてステージ上がったんですけど、なんか不思議な歓声、飛んでたんですよ。何かと思って画面確認したら、このドレスでしたからね。このドレスへの反応だったと思うんですけど、ちょっとビックリしちゃいましたね。その模様は一体、何なんでしょう?ちょっとこれは、意図しているものがなんなのかがわかりません。うちのワイフに言わせると、「彼女は一昔前、名うてのワースト・ドレッサーだった」とのことですが、それが復活したということでしょうかね。

 

 

author:沢田太陽, category:アワード, 18:55
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ゴールデン・グローブ 2019 速報生ブログ

どうも。

 

 

2019年のアワード・シーズンの一発目、ゴールデン・グローブが始まります。とりわけ今年は第1日曜なので、いつに増して早い気がしますね。

 

 

始まりました。司会のアンディ・サンバーグとサンドラ・オーが入ってきました。

 

 

サンドラ・オー、コメディ・トークできますね。アンディにかけあい、ちゃんと合わせてますね。やや、滑り気味ではありますが。

 

「ブラック・パンサー」「クレイジー・リッチ・アジアンズ」と、やっぱり人種ものには話いきますね。サンドラが「アジア人の不機嫌な母親」の顔真似してたら、彼女の本当の両親、映りました。

 

 

テレビ部門にノミネートされたジム・キャリー、からかって遊んでます。

 

 

最後にサンドラが真面目にダイヴァーシティの重要性を訴えてシメます。

 

 

ガガとブラッドリー・クーパーが最初のプレゼンター。

 

 

主演男優賞(TVコメディ)

マイケル・ダグラス(コミンスキー・セオリー) 

 

ブラック・パンサーの出演キャストがプレゼンター。

 

アニメ

スパイダーマン スパイダー・ヴァース

 

「女王陛下のお気に入り」のトリオ、エマ・ストーン、レイチェル・ワイス、オリヴィア・コールマンの3人が自身の映画紹介。

 

「ビッグ・バン・セオリー」のシェルドン、レナード、ペニーがプレゼンター。

 

主演男優賞(TVドラマ)

リチャード・マッデン(ボディガード)

 

ドラマ(TV)

アメリカンズ

 

「ゲーム・オブ・スローンズ」抜きだったとはいえ、ついに受賞しましたね。

 

ジョン・デヴィッド・ワシントンとアダム・ドライヴァーが「ブラック・クランズマン」をプレゼン。

 

タラジPヘンソンとジーナ・ロドリゲスがプレゼンター。

 

助演男優賞(テレビ)

ベン・ウィショー(Very English Scandal)

 

ベン・スティラーとジェイミー・リー・カーティスがプレゼンター。ジェイミーさんがすっかりオバアさん!

 

助演女優賞

パトリシア・アークエット(Escape At Dannemora)

 

「6歳の僕が大人になるまで」以来。今度はテレビで助演女優。しかしまあ、壇上で喋る喋る。

 

なぜか予防注射を打つ集団が会場に。

 

ルーシー・リュウが「クレイジー・リッチ・エイジアンズ」を紹介も、ドレスがひどすぎ!

 

 

スティーヴ・カレルがプレゼンター。TVのライフタイム功労賞でキャロル・バーネットが受賞します。60年代の、女性のTVコメディの先駆者です。

 

イドリス・エルバとテイラー・スウィフトがプレゼンター。

 

スコア

ジャスティン・ハーヴィッツ(ファーストマン)

 

「ララ・ランド」やってた人がダミアン・チャゼルの映画で引き続き受賞しました。

 

主題歌

Shallow/レディ・ガガ&ブラッドリー・クーパー

 

共作者のマーク・ロンソンらとガガがステージに。固く抱き合って喜んでます。

 

 

「感動の瞬間」と称してアンディとサンドラの過去の受賞瞬間だけ流して終わる、という、これも滑ったな。

 

オクテイヴィア・スペンサーが「グリーン・ブック」をプレゼン。

 

 

助演女優賞

レジーナ・キング(If Beales Street Could Talk)

 

本命のレジーナが手堅く勝ちました。

 

主演女優賞(テレビ)

サンドラ・オー(Killing Eve)

 

司会のサンドラ、受賞で嬉しさのあまりに叫んでます。会場の両親に中国語で話しかけ感謝を示しました

 

 

マヤ・ルドルフとエイミー・ポーラーがノミネート。

 

助演男優(映画)

マハーシャラ・アリ(グリーン・ブック)

 

一昨年の「ムーンライト」に続く受賞です。混戦のこの部門ですが、有利になるかな。

 

脚本

グリーン・ブック

 

コメディ部門はこれで堅いかな。

 

助演女優賞(テレビ)

パトリシア・クラークソン(Sharp Object)

 

脇役で非常に多くの映画で見てきた人ですが、ようやく賞に縁ができました。

 

シアーシャ・ローナンがプレゼンター。

 

主演男優賞(コメディ)

クリスチャン・ベール(VICE)

 

ヴィゴだと思ったんですけどね。ちょっと番狂わせかな。

 

キャサリン・ゼタ・ジョーンズとアントニオ・バンデラスがプレゼンター。

 

外国語映画賞

Roma(メキシコ)

 

スタンディング・オヴェーション、起こってます。作品的には文句ないですもんね。オスカーもこの部門は堅いでしょうね。キュアロンは監督賞もとれるか。

 

 

主演男優賞(ミニ・シリーズ)

ダレン・クリス(アメリカン・クライム・ストーリー)

 

セシルBデミル賞のジェフ・ブリッジズの紹介。「ラストショー」「天国の門」「キングコング」「スターマン」「ファビュラス・ベイカーボーイズ」「フィッシャーキング」「ビッグ・リボウスキー」・・本当にいい映画、多いなあ。

 

ロン毛と無精髭がずっと似合うのが立派。会場には兄さんのボーもいますね。

 

 

ハリソン・フォードがジェフ・ブリッジズが喋り倒した後に出てきて「ジェフ・ブリッジズの後とは聞いてなかったよ」とジョーク。

 

監督賞

アルフォンソ・キュアロン(Roma)

 

本当にすごい人気。キュアロンにまたスタンディング・オヴェーション。作品賞のノミネートなかったのが惜しいね。「ジェフ・ブリッジズとハリソン・フォードの後とは」とジョーク。

 

 

サム・エリオットが「スター誕生」を紹介。

 

「This Is Us」の3兄弟がプレゼンター。

 

 

主演女優賞

レイチェル・ブロスナハン(マーヴェラス・ミセス・メイゼル)

 

2連覇です。勝たなきゃおかしい。

 

 

作品賞(TVコメディ)

コミンスキー・メソッド

 

ネットフリックスで見てますけど、「ええ〜」って感じですけどね。新しもの好きのGGらしい結果ですね。

 

エミリー・ブラントと、杖をつきながら94歳ディック・ヴァン・ダイク御大が「メアリー・ポピンズ・リターンズ」を紹介。

 

ミニ・シリーズ

アメリカン・クライム・ストーリー

 

ジャンニ・ヴェルサーチ、強かったですね。ライアン・マーフィー、もう常連ですね。

 

アン・ハサウェイとジェシカ・チャステインがプレゼンター。

 

主演女優賞(コメディ)

オリヴィア・コールマン(The Favourite)

 

 

女王様が取りました。オスカーも彼女とガガで一騎打ちっぽいですね。

 

 

ジャネール・モネエが「If Beale Street Could Talk」をプレゼン。

 

「ボヘミアン・ラプソディ」を紹介するのはマイク・マイヤーズ。

 

ビル・マーレーがプレゼンター。

 

作品賞(コメディ)

グリーン・ブック

 

3勝したのは大きいですね。しかし、放送、入るのか、これ?

 

 

主演女優賞(ドラマ)

グレン・クロース(The Wife)

 

番狂わせですけど、過去にオスカー六回くらい逃しているグレンさんだけにスタンディング・オヴェーションです。本人も予想外だったのか、感涙にむせんでいます。

 

主演男優賞

ラミ・マレク(ボヘミアン・ラプソディ)

 

おお〜!大きいとこで勝ちましたね。この部門はギリギリまで決まらないかな。スピーチでブライアンとロジャーの名が触れられると大喝采。

 

最後はニコール・キッドマンがプレゼンター。

 

作品賞(ドラマ)

ボヘミアン・ラプソディ

 

!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

まあ〜、ゴールデン・グローブならではというのもありますが、これ、オスカーの作品賞のノミネート、かなり可能性上がってきましたね。

 

 

「スター誕生」は最後の3部門で3勝できたとこが出来ずに終わったのが痛かったですね、これ。

 

 

author:沢田太陽, category:アワード, 09:58
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オスカー2019 前哨戦前半終了の時点での状況

どうも。

 

 

オスカーの前哨戦は、最初の大きなところのノミネーションが終わりました。ゴールデン・グローブ、ブロードキャスト・クリティック・チョイス・アワード、そしてSAGアワード。これらの結果から、作品賞のノミネートを大胆予想してみましょう!

 

 

今年の場合、ゴールデン・グローブでいうところの、ドラマ部門とコメディ部門に有力作画割と均等に行ったので、かなり予想しやすいし、もうそれでだいぶ固まってますね。

 

 

 

 

ゴールデン・グローブの基準でドラマ部門のカテゴライズされたものだと、左から順に「スター誕生」「ROMA」「ブラックパンサー」「ブラック・クランズマン」「ビール・ストリートの恋人たち」ですね。

 

 

 

そしてコメディ部門でのカテゴライズで見ると「グリーン・ブック」「VICE」「女王陛下のお気に入り」「メアリー・ポピンズ・ルターンズ」

 

 

この計9作品で作品賞のノミネート、だいぶ固いような気がしています。この9作品がクリティック・チョイスにも作品賞でノミネートされていますからね。

 

ただ!

 

波乱の要素がないわけではない。それは

 

SAGのノミネーションがちょっと変だったから!

 

 

SAGというのは、俳優の協会(ギルド)に入っている人たちが選ぶ演技の賞なんですが、このギルド系のアワードがオスカーのノミネ−トに一番直結しやすいんです。そこではどうやら「スター誕生」が圧勝しそうな勢いで、5作あった作品賞ノミネートには「ブラック・パンサー」と「ブラック・クランズマン」がノミネートされたんです

 

が!

 

 

残りの2つが「ボヘミアン・ラプソディ」と「クレイジー・リッチ・アジアンズ」だった!

 

これは驚きでしたね。SAGがエンタメ性が強いのは前からあることでしたけど、ここまでそれが振り切れた感じなのは、過去に記憶にないですね。

 

やっぱり、ギルド系のチョイスがこれということは

 

今年のオスカーはエンタメ性が強いのでは。

 

という、推論が成り立ちます。

 

それは、ここ数年のオスカーが、あまりにも「インディペンデント厚遇」で人気がないんですよね。映画通にはいいラインナップかもしれないけど、一般の人がついていけていない。そういうこともあって、視聴率が低下してるんですよね。僕自身は、「いい映画が評価されればそれでいいじゃないか」と思うクチなんですが、確かに昔のオスカーの歴史紐解いてみれば、昔はメジャー配給会社の忖度でノミネート決まってたんですね。それで、昔の方が確かに「エンタメ性もあって真面目そうな映画」というのが多くノミネートされる傾向があった。それを懐かしがっている人は確かに多いんですよね。

 

とはいえ「グリーン・ブック」「女王陛下のお気に入り」「メアリー・ポピンズ・リターンズ」「VICE」は複数の役者がノミネートされていたので大丈夫かなとは思うんですけどね。

 

ただ、そこで「ビール・ストリート」から助演女優の受賞が絶対とされていたレジーナ・キングがまさかの落選をしたり、さらに

 

 

 

「Roma」が落選したのが気になるんですよねえ。

 

 

「Roma」って、現在、批評家協会系のアワード、ほぼ作品賞総なめ受賞していて、ガチ勝負だと間違いなく一番強いんです。ただ、ゴールデン・グローブは監督賞のみのノミネートに終わり、さらにSAGでノミネート・ゼロでしょ。これはやっぱり「選定委員にネットフリックス配給を快く思わない人が多い」ということなんだと思います。

 

 

この映画、全世界的に12月14日にネットフリックスで先行公開なんです。僕も本当はそれを待ってからこの記事書くつもりだったんですが、ネットフリックスって、解禁日でもスタートが夕方になるのが多いみたいで、僕のとこ、まだ見れてないんですよ。多分、今晩見るような気がしていますが、ただ、こういうやり方が、「映画は映画館で見るもの」と考える一部映画人の猛反発を買ってるんですね。それ、カンヌとかヴェネツィアとか、他の映画祭でもすでに同様の反応起きていますので、ちょっと気になってるところです。

 

 

さて、どうなるか。

 

author:沢田太陽, category:アワード, 18:55
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