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世界のエンタメ界で本格的に来るか?女性の坊主ブーム

どうも。

 

本当は別のネタの予定だったんですが、時間もないので、今日はこっちで行きましょう。

 

 

 

 

ここのところ、クリステン・スチュワートの金髪坊主が結構エンタメ界で話題なんですけど、「こんな反応、見たことないな」というくらい、やたら評判いいんですね、これが!欧米のファッション系やゴシップ系のサイトでも「似合い過ぎ」の声の方が、こんなに極端な選択肢であるにもかかわらず圧倒的に目立っています。僕も初めて見た時「カッコいい!」って、思わず声上げて言っちゃったんですけどね。これ、新作映画の撮影に当たって、SF映画での地球探索隊の役で「ヘルメットばかりかぶる役なので、やってみる?」と監督に尋ねられたからやったようなんですけど、彼女、前から「いつか頭剃りたい」と言ってたの僕も知ってたので「よし!」と思ってやったようです。

 

 

 ただ、これ、センスが抜群に良いんですよね。カット担当さんのなせるワザというかね。これ、明らかに全部ハサミで切ってるから毛先に微妙に動きがあるし、カラーの色の使い方がすごくいいですね。あと、彼女が元来持ってるサバサバとしたたくましさというかな、それがこの髪型にするのにすごくフィットしてるのかなと思いますね。あと、国際女性デーの前の日にやったというタイミングも良かったんですよね。「フェミニスティックな行為でカッコいい」みたいな感じもあって。

 

 

 ただ、「これでエンタメ界での女の子の坊主、流行るかもなあ」とちょっと思いはじめて来ました。というのも、昨年から事例として、本当に多くなって来てるんで。

 

 

去年、映画・ドラマ界で「戦う女坊主・3連発」がありましたからね。「マッドマックス」のフリオサ、「デッドプール」のネガソニック、そして「ストレンジャー・シングス」のイレヴン。

 

 

特に「ストレンジャー〜」が大ヒットした10月あたりはひとつ大きな波がありましたね。ちょうどその前から、ファッション・モデルのあいだで一部流行り出していたのが、イレヴンのかわいらしさと健気さがあいまって、そこからなんとなく「一般でも応用されるかな」の雰囲気がちょっと出来て来ました。それは僕が去年の10月に、ウィルコとかリバティーンズとか出たライブのイベント行ったときに思いましたね。サンパウロのロックのライブって、ファッションにすごく先端意識を持った女の子がすごく多く通うものなんですけど、その日に坊主の女の子、4〜5人見ましたからね。あと2週間したらロラパルーザがあるんですけど、そこだともっと多く見かけるんじゃないかとも思ってますからね。

 

 

音楽でも

 

 

 

 

ホールジーが去年1年でよくしてましたからね。彼女がその前にしてたブルーのヘアカラーも、去年のロラパルーザの客のあいだですごく流行ってましたからね。

 

 

 あと、ドレイクのお気に入りシンガーとして、今年かなり売り込みかけると思われるジョージャ・スミスという子がいるんですけど、彼女もその前がロング・ブレイズがウリだったのに、突然頭剃っちゃっいましたね。それからサンパウロついでにいうと、今、CSSのラヴフォックスも、これも去年のサンパウロのファッション・ウィークだったかな、オシャレにするところがなんか上手く行かず野球部員のようになってました(笑)。

 

 

 

 

 

 

 それから、90sの時代に結構旬だった女優さんで、マリリン・マンソンのカノジョでもあったローズ・マッゴウワン。彼女、バリバリのフェミニストでも有名で、アメリカだとよくカルチャー系の記事になる人なんですけど、彼女もある時期からずっと剃り上げちゃってますね。

 

 

 このブログではですね、2012年の8月に

 

遂にはアヴリル、マイリー、AKBまで!サイドカット(アンダーカット)の変遷

 

 

 

 という記事を書いていて、これ、今日に至るまで結構読まれた記事になってるんですけど、あのときのサイドカット・ブームのときほどではまだないけど、この記事書いた1年前のサイドカットのときの雰囲気になんか似て来ていますね。

 

 

 おそらく、「どういうタイプの子がやったらハマるか」というのが固まって来たからじゃないですかね。たとえば、その昔、ブリトニーとかナタリー・ポートマンとかアン・ハサウェイも体験はしてるんだけど、そこでなんか連鎖反応が起こるとか、そういうのはなかったじゃないですか。ブリトニーは「痛々しい」というのが先に来て多くの人が引いちゃったしね。個人的にはアンのときが一番嫌でしたね。基本的にボーイッシュな服装そのものが目立たないし、良くも悪くもコンサバ感が似合う人なのに極端な冒険したと言うかね。ナタリーもそれに近いものがあったけど。

 

 

 

 あと、これまでだったら、シネイド・オコーナーとか、アンバー・ローズとか、「超個性派じゃないと出来ない」印象があった髪型だったのが、カジュアルにこなせる手だてが出来た、ということでもあるのかな。

 

 

 

 で、話戻ってサイドカット、アンダーカットの類いも、思ったより根強いなあ、という印象ですね。5年前の記事でも書いたけど「10年くらい立ったら”時代の象徴”として恥ずかしくなる感じ」だと思ってたんですが、5年経過時点では、ある層には定番化しちゃってるというかね。

 

 

 だって現在でも

 

 

 

 

 スカーレット・ヨハンソンとか、遂にはケイティ・ペリーも、やってますからね。スカージョーは3年くらい前からしてるのかな。最初は「え〜、ちょっと待ってよ」という感じだったんですが、本人的にかなり気に入ってるのか、こないだのオスカーでは刈り上げ位置がさらに高くなってしまいました。前、後ろはそんなに高く刈ってなかったんですけどね。最近、引き受ける役柄的にも、アンドロイドとか「攻殻機動隊」とか、濃い役柄選んでるから、そういう冒険したい時期なのかもしれません。

 

 

 ただ、ケイティのは、おおむね不評ですね。それこそ、「それを望まれてない」という感じか。「オーランド・ブルームと別れた直後」という、影のある理由が影響してると思うんですけどね。やっぱ、根本的に「悲しさ」とか、そういうの引きずっちゃいけないスタイルなんだと思いますけどね、これは。

 

 

 

・・と、こんな感じなんですが、僕としては面白い現象だと思いますよ。5年前のコラムでも書いたんですけど、2000年代のファッションがかなり無難な感じだったので、反動として極端なのもあってもいいと思うし、選択肢そのものが広がるのもいいんじゃないかと。キャラクターにさえ合っていさえすれば良いと思います。

 

 

 

author:沢田太陽, category:エンタメ・ニュース, 20:32
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エンタメ史的にも残るはず!ウィメンズ・マーチ

どうも。

 

 

 

 

 

いやあ、昨日の全米各地でのウィメンズ・マーチ、すごかったですね。明らかにトランプの就任式に集った人の数を凌駕しています。

 

 

あくまで率先したのはアメリカの民衆ではあるとは思うのですが、このブログを運営している立場からしても、映画界、音楽界の女性たちが、権力に屈せず、毅然と「NO」を今のうちから表明し、起こりうるおかしなことを少しでも阻止するべく動いたのはすごく評価するべきことだと思います。

 

 

 参加した主なセレブとして

 

 

 

マドンナや

 

 

スカーレット・ヨハンソンは自ら壇上に立ちましたね。

 

 

トランプからの差別対象となっているメキシコの立場を代表してアメリカ・フェレーラも壇上に立って声明を発表しました。

 

 ほかにも

 

 

アリシア・キーズとジャネール・モネエや

 

 

マイリー・サイラス

 

 

エイミー・シューマー

 

 

シャーリーズ・セロン

 

 

 

エマ・ワトソンなど、ほかにもたくさん参加していました。

 

 

70年代の「ウーマン・リヴ」の代表的リーダーの御大グロリア・スタイナムも壇上に立ちました。

 

 

 

あと、ケイティ・ペリーのツイッターにもあがっていましたけど、このイメージ・ポスターもすごくいいですね。

 

 ここが頂点じゃなくて、今後4年のあらゆる大きな動きとなってほしいですね。刺激されて、音楽も映画も表現的に活性化されれば良いですけどね。

author:沢田太陽, category:エンタメ・ニュース, 20:03
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カブス優勝に湧いたセレブは誰?

どうも。

 

 

そういえば、カブス優勝しましたね。1908年以来だから108年ぶり。元号にすると明治41年だから、すごいことですよね。

 

 

僕は最近はもう、ブラジル生活でサッカー見るようになったから野球にはすっかり疎くなったんですけど、90年代はメジャーリーグ、結構見てましたね。時期的に言うと、ブレーヴスがすごく強かった頃です。選手で言えばロジャー・クレメンスでしたけどね。僕が1991年にボストンにホームステイしたときに、1901年から最新の年までのメジャー・リーグ図鑑という本を買って、すごくハマったのでした。その縁で、ケーブルテレビのメジャー中継の編集のバイトなるものまでやってたことがありました。

 

 

 そうしたこともあって、メジャー・リーグ・カルチャーには興味があってですね。その中でカブスのホームのリグレー・フィールドというのは一度行ってみたい球団で、実際に1996年に1度行きました。あのときちょうど、サミー・ソーサが4番打ってましたけど、彼が60本超えるホームラン打ったのは、その2年後だったような。

 

 

 リグレー、芝が奇麗な、しかも年間の試合のほとんどがデーゲームということで有名でしたけど、やはり平日の昼に見に行きましたよ。あそこで野球みたときに、ボールパークの良さが染みましたね。日本のドーム球場での、なんかパック詰めの空間での野球がすごく人工的に思えた物でした。あと、「ファンが熱狂的」というのは全米規模で昔から有名ですけど、僕が見に行ったときも、リグレーの周囲では、近隣住宅の屋上から試合を望遠鏡で見てる人とかも見れて楽しかったですね。あと、敗れはしましたけど、インディアンズのホームも、前を通り過ぎたことはあります。ロックの殿堂のあるクリーヴランドですけど、殿堂に場所が比較的近いんですね。ちょうど、あのチームが90s後半に補強の成功で強くなってた頃なので、リニューアルして奇麗になってたのが印象的でした。

 

 

 で、そのカブスの優勝、湧いた映画や音楽の関係者、多かったようですね。察しがつきます。ここんとこ、メジャーも相対的に人気落ちてたような感じがしてましたけど、カブスの優勝の話題で久々に一般ニュースが湧いてましたからね。

 

 

 そんなセレブなファンの中でも

 

 

 

 

ビル・マーレーは盛り上がってましたね。これ、映画の中だと仏頂面ですけど、映画のときより表情の動きが見ていて激しかったような気がします(笑)。彼は「サタディ・ナイト・ライヴ」に伝統的に名コメディアンを輩出し続けている養成所「セカンド・シティ」の出身ですけど、セカンド・シティの本部がシカゴにありますからね。その縁でしょう。

 

 それと

 

 

 

パール・ジャムのエディ・ヴェダーですね。グランジといえばシアトルのイメージですが、彼は生まれ故郷がシカゴなんですよね。そこからサンディエゴに引っ越しているんですけど、好きなチームはカブスです。今回のワールドシリーズでもビル・マーレーとならんで注目されていましたね。

 

 

 

 

これ豪華ですよね。エディ・ヴェダーによる7回の「Take Me Out To The Ballgame」。こんなの生で聴ける人、羨ましいですよ(笑)。いいなあ。

 

 

 

 

 

あと、ジョン・キューザックも見に行ったことが話題になっていましたね。彼もイリノイ州生まれの生粋のカブス・ファンで、ワールド・シリーズはスタジアムから生ツイートしてたようですね。

 

 

 あと、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンですね。彼も熱狂的なカブス・ファンで有名で、カブスの広報関係に記事を記載したか、インタビューに答えたかの物をかなり前に読んだことがあります。あと、地元シカゴのライブでのMCでは、カブスについて長々と話すことでも知られています。その昔、日本でビリーにインタビューすることになった女性の知人が「何聞いたらいい?」と僕に聞くので、「カブスの話、振ったら?」とアドバイスして、実際に彼女がそうしてみたら、案の定、長々と気前よく話してくれた、という実話もあったりします(笑)。

 

 

 このビリーですが、「今回、露出ないな」と思っていたら、なんか今回のカブス・フィーヴァーがお気に召さないらしく「6月のリグレーの試合で見たことのないヤツばかり来やがって」と、例によってまた余計なこと言ってたようなんですが、クリーヴランドでの第7戦はこうやって彼も行ってたようですね。良かったね(笑)。

 

 

 ただ、2007年にレッドソックスが「バンビーノの呪い」を解いたのに続いて、カブスが「ヤギの呪い」を解くべくチャンピオンになったことで、長きにわたった「伝説」が失われるのがちょっと寂しかったりもしますけど。

 

 

 あと、かつての我がホークスの愛すべきショート・ストップ、川崎ムネリンが優勝リングもらえるのも「良かったね。頑張ってメジャー生活続けた甲斐あったね」と、うれしいことではあります。

author:沢田太陽, category:エンタメ・ニュース, 18:40
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整形スキャンダルだけじゃなくて作品にも注目してくれよ

どうも。

 

 

ここ1週間くらいですかね、僕の過去記事検索でこのネタがすごく掘り返されて読まれてます。

 

 

 

レネー・ゼルウィガーの整形ネタですね。

 

 

僕が、そのネタを書いた当時、この話が結構悲しくてですね、彼女、僕と全く同学年と言うこともあって、心理的な親近感もあったこともあり、書いた話だったんですけどね。今、「ブリジット・ジョーンズ」が日本公開されはじめたばかりなので、それでアクセスも伸びているんだとは思うんですけど

 

 

映画のレヴューの方を読んでくれ!

 

 

と言いたくて、仕方がないですね。せっかく、すごく良い映画なのに。映画レヴューに関しては、過去の自分の経験上、運悪く、検索が上位に来なかったこととかも多々あるし、運良く、「なんでこのレヴューがこんな上位に?」という、自分のレヴューもあったりしたので、何とも言えないところもありはするんですけど、整形の話にアクセスが1000くらい集まって、作品のレヴューが50にも満たなかったりすると、さすがに萎えますね。

 

 

なので、リンク、貼りますよ。

 

http://themainstream.jugem.jp/?day=20161007

 

 

そして、ただ、この件だけだったら、そんなに問題視しなかったと思うんですけど、この件も最近ありましたからね。

 

 

 

先週亡くなった、デッド・オア・アライヴのピート・バーンズですね。彼の場合は、日本での方が死に関しての話題が多いですね。日本だととりわけバブル期にユーロビートがバカ当たりしていたので、「ビッグ・イン・ジャパン」化していたところも否定は出来ないですからね。イギリス本国よりもヒットの期間は長いですから。itunesのデイリーのチャートでもベスト盤が現在100位以内に入っている唯一の国でもあります。興味深い現象だと思います。

 

 

・・なんだけれども

 

 

死に関してまで「整形疑惑歌手」なんて見出しつける無神経さはないんじゃないの・・・。

 

 

 残念ながら、彼の死を日本語で検索にかけると、そのテの記事が多く出て来ます。ワイドショーにも、そういうネタで取り上げられたことも耳にしています。

 

 

 そりゃね、生前はそのことで話題になっていた人ですよ。だけど、亡くなったときぐらいは、その話は置いといてキャリアの功績を話すとかの方が筋じゃないですかね。実のことを言うと、僕はユーロビートとかバブルが心の底から苦手だったので、あまり思い入れのないアーティストではあるんですが、だけど、僕の古い友人とか、ライターとか編集者の友人たちで彼の死を嘆いた人は多かったし、その音楽性の高さを彼らなりに説いたものをツイッターなりFacebookで表明してる人、たくさんいましたからね。そういうポジティヴなものも、重ねて読んでいただきたいし、本来、亡くなったばかりのアーティストに対して取るべきは本来そういうものではないですかね。

 

 

 なんか、これは僕がまだ日本にいるときから思っているんですけど、ある時期からの日本って、洋楽アーティストとか、俳優とかセレブに関し、あまりにも「ゴシップ先行」で話題に触れ過ぎているとこ、ないですか?セレブ・ゴシップは、たしかに、海外エンタメの初心者には入門としては良いとは思います。しかし、そういう人たちの本領というのはあくまでも「作品」であって(カーダシアン一家はそうじゃないかもしれませんが、苦笑)、そういうものを無視して私生活ばかりに注目が集まるのもいかがなものかと思うんですよね。

 

 

 これが欧米の場合だと、どんなにパパラッチされた話題がたくさん話題になろうが、その人の作品にもちゃんと注目が注がれますからね、まだイヤミにはならないんだけど、日本の場合は下手すると、「作品は全然知らないけど、ゴシップだけは知っている」状態になって、遂にはどこかそういう人たちを小バカにしたような空気がなんか生まれているような感じがするんですよね。「イタすぎるセレブたち」とか名前つけたサイトとかも知ってますけど、以前から「そのタイトルは、どうなんだ?」と思っていましたからね。

 

 

 僕のブログは、あくまで「作品メイン」のものだと僕は解釈していますが、ゴシップが時代のある面を象徴しているところもあると思うので、時には扱うべき物もあるとは思って無視は出来ません。ただ、注目がそこにしか集まらないのを助長するようだと、ちょっと考えないといけないかなあ、とも思っています。

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:エンタメ・ニュース, 17:45
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絶望の夜に勇気を与えたトニー賞の「ハミルトン」独占
どうも。


この日曜は、フロリダのオーランドで起きた、例のゲイ・クラブの50人死傷の銃撃事件が起きて、本当に気分が落ち込みましたね。去年のパリのバタクランでの事件も思い出しましたね。今回のは、ISISテロとは無関係のようですけど、アメリカでの不寛容な時代気運と銃社会のケイオティックな状況というものの狂気をまざまざと思い知らされたというかね。


でも、そんな日の夜に素敵なことが起きました。それは





今年のトニーを11部門で独占したミュージカル「ハミルトン」の受賞スピーチで





クリエイターで主演の、リン・マヌエル・ミランダが感動的なスピーチをしてくれました。


最初は「Hamilton」の制作に背中を押してくれた妻への賛辞を読み上げていたのですが、徐々にこのように変わりました。


「無意味な悲劇によって、僕たちは何事も、1日たりとも約束されたものではないということを改めて思い出します。『ハミルトン』というショウも、僕たち人類が、憎しみや恐怖が勝っていた時代を生きて来たことを示す歴史の一例です。でも、僕たちは転んでは起きあがることを繰り返しているうちに、消えかかったところに光が差し込み、愛や希望が続くことを思いだすのです。そして、愛が殺されたり、ぬぐい去ったりすることなんてことは、どんなことがあろうと絶対にありません」


 いやあ、感慨深いですね。


  というのも、この「ハミルトン」自体が、アメリカの建国時に、高い理想と愛国心を持って、民主国家を築き上げようとした、アメリか建国の貢献者のひとり、アレクサンダー・ハミルトンの一生をベースにしたものですからね。なぜ18世紀の話がヒップホップのミュージカルになったのかというと、それはフランス系のハミルトンの母方の血筋に、黒人と思しき血が流れていると思われていることがある上に、孤児で育ったというバックグラウンドがあることに着目したためだと思われます。そういう人がニューヨークから立身出世し、ジョージ・ワシントン大統領の政治スタッフになり、初期のアメリカ議会の中心的人物となって、合衆国憲法の成立に寄与したひとりにもなったというのは、いわば、「最も歴史の古いアメリカン・ドリーム」という解釈も出来ます。


 こんな、痛ましいことのあった悲しい日だからこそ、改めて社会が理想としてきた民主主義の理念や「生きる権利」がどういうもので本来あるのかを思い出してみる必要があるのではないか。僕も思わずそんな風に考えてしまいましたね。


 この件が頭にすごく印象的にこびりついていたおかげで、今日の僕のモードはコレでしたね。





 この「ハミルトン」のオリジナル・キャストによるサントラを聴いてましたね。これ、CDだと2枚組で、全部で46曲分あったんですけど全部聴ききりました。


 そういうことが出来るのも、配信サービスの世の中ならではの出来事ですよ。今日、唐突に「ハミルトン、聴きたい!」と衝動的に思っても、CD屋にいかずとも携帯電話でアップル・ミュージックを通してダウンロードするだけですからね。一昔前だったら、CDノ値段のことも考えて、「ちょっと興味はあるんだけど、他にも聴きたいCDが普段から山ほどあるし、ミュージカルまではジャンル的になかなか手は出せないなあ」と思って、これまでのパターンなら容易にあきらめていたもが、直感的にたくさん聴けるダイナミズムが今の配信の時代にはありますね。


 そして、こと、ミュージカルに関して言えば、「今後、こうやって聴けば良いんだ」ということがわかりましたね。こと、シアターでの演劇となると、「さすがにこれは、劇場に行かないと体験は無理だな」と思ってあきらめていたんですが、少なくとも、オリジナル・キャストのサントラを聴くだけで、歌詞を注意深く聴きさえすれば、最後までストーリーも追えるし、芝居部分こそ目で体験できないものの、かなり追体験できるんだな、ということが今回よくわかりました。このテは今後も使おうかと思います。


 で、このサントラなのですが、これ、驚くくらいに良く出来てますね!ヒップホップのグルーヴやラップのフローはしっかりリアルな感じがある上に、18世紀らしいクラシカルな雰囲気もちゃんとあって。そして、それだけじゃなしに、ヒップホップらしいリズム・トラックの感覚はしっかりありながらも、それをピアノやバンドの伴奏といった、古典的なミュージカルのフォーマットに違和感なく収められていたのも興味深かったですね。加えて、ハーモニーや、ソロでの歌い上げなど、ミュージカル本来の伝統芸はしっかり息づいていたし、そこにこれまでのミュージカルになかったラップや16の細かな刻みのリズムが新鮮なエッジもちゃんと加えられているしね。で、それを、2枚組全46曲のサントラにしないといけなかったわけですが、同じパターンを続けずに、しっかりヴァリエーション持って表現出来てますからね。大したものです。


 今から考えたら、これ、グラミーでもパフォーマンスしてたんですよね。あのときは「ハミルトン」のことをほとんど知らない状況だったので。、すごく様子見な感じでほとんど語ってませんでしたけどね。今はもうハッキリと「1回は見ておくべきor聴いておくべき」とハッキリと言えますね。


 
author:沢田太陽, category:エンタメ・ニュース, 11:30
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2015年のマイ・パーソン・オブ・イヤーは・・・
どうも。


そういえば、僕個人の年間ベストみたいなものを、ここで書いたことってないんですよね。実は今年に関しては、アルバムと映画でほかのとこで出してるから、やろうかな。


それはやるかどうかはわからないのですが、今年個人的にお気に入りだった人はいます。この人です。





このエイミー・シューマーですね。今、アメリカで一番勢いのあるコメディエンヌですけどね。彼女は今年、「Trainwreck」っていう、ジャド・アパトウの最新映画に主演して話題を呼んでましたね。ゴールデン・グローブの主演女優にもノミネートされてるし、彼女のテレビ・コメディでエミーにもノミネートされてましたね。


「Trainwreck」の映画評、タイミングを逃して出来てない(というかブラジルでも急遽、公開中止になってネットでの視聴になってしまった・・・)んですけど、すごくいいですよ。





これ、相手役が、今までこうしたハートスロブ役をやってきたとは言えないコメディアンのビル・ヘイダーなんですけど、純粋にロマンティック・コメディとしてかなり素敵な映画ですよ。幼い頃からの屈折した育ち方のせいで、本当の愛を素直に受け取れない、ひとときだけのセックスだけが好きなヒロインが愛に目覚めて行く素敵な話なんですけどね。エイミーの場合、自分のスタンダップ・コメディのネタにセックス・ネタが多い人なので、すごく説得力があります。で、これが売れた後のインタビューでも「昔、アタシのことブスだと言ってた人に限って、今、寝たがるのよね(笑)」と、気の利いたギャグ、言ってましたね。


で、そのエイミーを今年すごく有名にしたギャグがありました。これです。





今年の夏にGQのファッション・シュートでやった「スター・ウォーズ」のパロディですね。これが問題になってディズニーからお叱りを受けています。なんてったって





これだもんね(笑)。





まあ、よく、ここまでやったものです(笑)。


後、つい最近になるんですが





これは先日の「サタディ・ナイト・ライヴ」でのことですが、ティナ・フェイとエイミー・ポーラーがホストをつとめたとき、テイラー・スウィフトの「Bad Blood」のミュージック・ヴィデオのパロディをやったんですね。テイラーのヴァージョンは、彼女のいろんなセレブの「自称・友人」たちをオーススター・キャストで出演させてることで話題になったんですが、ここでティナ&エイミーのコンビが、自分の身近な友人たちをゲスト出演させたうえに





エイミー・シューマーが出て来て「これってチャリティよね?」って言っちゃうんですよね(笑)。それに対して、ティナ・フェイとエイミー・ポーラーもキツくてですね、この台詞の前に歌詞で「わたし、こないだ、あの子のライブに出て貸しつくってるもんね」と歌っていて、「チャリティでしょ?」って言われたあと、ポーラーが「まあね」って言っちゃってるんですよね(笑)。


これは伏線があって、ティナ&エイミーのコンビが2013年のゴールデン・グローブで、当時、「歌詞の取材のため」とも言われていたテイラーのデートをエイミー・ポーラーが茶化して、「マイケルJフォックスの息子さんには近づいちゃダメよ」とジョークを言った(マイケルがこの直前に実際に「うちの息子にテイラーを近づけさせない」と週刊誌に言っていた)ことに対して、テイラーが真に受けて雑誌のインタビューでティナ&エイミーを批判しちゃったんですね。それで、遺恨が残っちゃったんですけど、敵に回したのがティナ・フェイという、業界内ですごくリスペクトを受けている才女だったのは非常にまずかったですね。放送作家でもある彼女はこうやってパロディ・ビデオでお返しして、そこに後輩格のシューマーが客演で登場、となったわけでした。


そんなこんなで、話題も多くなってるエイミー・シューマー。なにやらジェニファー・ローレンスとの映画共演の噂なんかもあったりして、これから知名度あがってくると思いますので、注目してみてください。
 
author:沢田太陽, category:エンタメ・ニュース, 14:31
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