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この際、一気に覚えよう!こんなにある「有名なクリスマス・ポップソング」

どうも。

 

 

実は今週のビルボードで面白いことが起きてます。それは

 

クリスマス・ソングの一気のシングル・チャート入り。

 

1曲は、もう誰でも知っている曲ですが、それは後述するとして、すごい古い曲も含めて一気に入ってきました。こんなこと、極めて珍しいので、この際、全部覚えてプレイリストに組み込むのも悪くありません。

 

 

そんなわけで、駆け足で紹介したいと思います。

 

 

まず13位に入ってきたのが、定番ですね。アンディ・ウィリアムスの「It's The Most Wonderful Time Of The Year」。これは1963年に発表され大ヒットした、彼のクリスマス・アルバムに入ってる曲です。

 

 

 

 

続いてシングル・チャート15位に入ってきた、「ジングル・ベル・ロック」。これは非常に有名な曲で、カバーも多く、最近では映画「ミーン・ガールズ」でリンジー・ローハンが歌うことでかなり有名(アリアナ・グランデの「Thank You Next」のMVでもパロディで出てきます)ですが、これはボビー・ヘルムスと言って、1950年代後半に一瞬だけ人気のあったカントリー・シンガーの曲で、彼自身はこの曲の発表された1957年から3年くらい人気だっただけです。

 

 

 

これもオールディーズ関連では非常に有名です。ブレンダ・リーの「Rockin Around The Christmas Tree」。これが18位に入ってきています。これも当時のカントリー系のアイドルですね。ブレンダ・リーが1958年に発表した曲です。彼女は1960年代初頭までアイドルとして人気がありましたが、これもパニチの効いたロッキン・カントリー調ですね。

 

 

 

続いて21位に入ってきたアーヴ・バールズの「A Holly Jolly Christmas」。僕、これ、その声から歌ってたの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」におビル・ヘイリーだと思い込んでいたんですけど、バール・アイヴスという、ミュージカルの大物シンガーですね。この曲は1964年に発表されていますね。これもクリスマス・コンピにはよく入ってる曲です。

 

 

 

続いて大御所ですね。ナット・キング・コール。僕も大好きなシンガーですけど、彼が1961年に発表した「The Christmas Song」が24位に入ってます。

 

 

 

続いて27位に入った「赤鼻のトナカイ」。ジーン・オートゥリーはカントリー・シンガーで、これは1957年リリースということになってますね。曲そのものは1930年代からあるようで。アメリカでは60年代に赤鼻のルドルフを主人公にしたアニメで知られたようですね。

 

 

 

そして31位に日本でもおなじみ、ワム!の1984年の大ヒット曲「ラスト・クリスマス」。これ、長らく、「アメリカ人が知らないワム!のヒット曲j」だったんですけど、どうやらアメリカでもジョージ・マイケルの死以降に発見されたようですね。

 

 

これもおなじみの曲ですね。ディーン・マーティンの「Let It Snow Let It Snow Let It Snow」。32位に入りました。曲は1945年からあって別のシンガーでヒットしてるようですが、これは1966年にディーン・マーティンが出したクリスマス・アルバムで有名になったようですね。

 

 

 

ジーン・オートゥリー、2曲めです。「Here Comes Santa Claus」。これが40位。これは彼自身の曲で、1947年に発表して大ヒットしています。どうやら、この曲で「クリスマス男」のイメージが付いていたようですね。

 

 

 

続いてザ・ロネッツの「Sleigh Ride」。どうも殺人犯になって語られるのが避けられる傾向のあるフィル・スペクターですが、彼のプロデューサーとしての傑作は、このクリスマス・アルバム。そして最も有名なのがロネッツのこの曲。これが41位でした。

 

 

 

そして42位に「Feliz Navidad」。プエルトリコの盲目のシンガー、ホセ・フェリシアーノが1970年に出したクリスマス・アルバムの曲です。スペイン語住民には非常に重要ということでしょう。

 

そして一番高かったのはやはり

 

 

 

マライアのこれでした。これが6位だったかな。

 

で、今、イギリスのチャート見たら、同様の動き、起こってたたようですね。これも、メチャクチャ数が多い!これも後で作っておこうかな。

 

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:エンタメ・ニュース, 13:04
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ドナルド・グローヴァーの「サタディ・ナイト・ライヴ」は必見もの!

どうも。

 

先週末から今週にかけてはもっぱらこれが話題でしたね。

 

 

 

今や本当に飛ぶ鳥落とす勢いですね。ドナルド・グローヴァーが「サタディ・ナイト・ライヴ」に、ホストと、音楽パフォーンス、両方のゲストで出演しました。

 

 

彼は元々のキャリアが「Community」という、SNLの放送元であるNBCのコメディで主要キャストと脚本家でデビューしてるので、いわば「古巣に顔を出した」的な雰囲気でもあったんですが、さすがはプロットが書けて、お笑い出身の人でもあるので、面白かったですね。

 

 

コントだと

 

 

この「架空のミーゴス」のセラピー受診とか

 

 

 

大ヒット映画「A Quiet Place」 でのカニエ・ウェストとかは秀逸でしたね。「もしミーゴスが人生に迷ってセラピー受診したら」というのを、彼らのリリックやフローの特徴で面白おかしく描いてます。あと下のヤツは、ここ2週間くらいでカニエがドナルド・トランプ支持や、「奴隷制は黒人の選択だった」発言などの物議に関して「そのことに対して、大きな声で驚いたりするとモンスターに殺される」という設定で描いたものです(笑)。

 

 

でも、もっとも話題を呼んだのは、これでしたね。

 

 

 

このチャイルディッシュ・ガンビーノとしての新曲「This Is America」ですね。これはアメリカ国内での、ジム・クロウ法の頃から続く黒人差別と、銃社会の問題についてメスを入れた問題作ですね。彼自身がピストルで殺人するシーンがあったりもしたわけですが、SNLが本邦初公開でいきなりこれ見せられたわけですから、やはりインパクトはかなりのものがありましたね。

 

 

ドナルドですが、現在は、彼がクリエイターと主演を務める「アトランタ」の放送があり、さらに今月中には

 

 

 

出演した、スター・ウォーズのスピンオフ「ハン・ソロ」も公開されます。役はランド・カルリジアン役ですね。「スター・ウォーズ」のある時期までの数少ない黒人出演者だったビリー・ディー・ウィリアムスがやってた役を彼がやるわけです。

 

 

そして夏にはチャイルディッシュ・ガンビーノとしてのツアー。そして年の終わり頃にアルバムと非常に多忙です。ただ、その一つ一つが本当に目が離せなくなりつつあります。

 

 

 

author:沢田太陽, category:エンタメ・ニュース, 20:52
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カニエのトランプ愛にビル・コスビーの有罪に

どうも。

 

 

昨日書いたように、原稿と歯科手術で忙しいですが、トピックがあるので語っておきましょう。

 

 

今週、世界のエンタメ界で話題だったといえば

 

 

 

やっぱ、これですね。カニエ・ウェストのトランプ愛表明ですね。カニエに関しては以前からトランプへの興味が語られていましたけど、とうとう「Make America Great Again」キャップをかぶって、それを誓ってますね。このキャップ、MAGAキャップって言われているみたいですけどね。

 

 カニエ曰く、彼とトランプは「ドラゴン・エナジー」なるものに溢れているらしいですけど、なんじゃそりゃ(苦笑)。

 

 

 この発言をめぐり、エンタメ界はかなり賑やかになっていました。もちろん、そのほとんどが批判的なものですが、秀逸なミームもたくさん出てきましたので紹介しましょう。

 

 

この「ゲット・アウト」とか素晴らしいですけどね(笑)。つまり「白人の脳を移植された」という意味ですけど、今回の報道を受け、この映画の監督のジョーダン・ピールは「ゲット・アウト2」の制作を実際に刺激されたようですよ。

 

 

 

あと、これもおかしいですね(笑)。これはケヴィン・ハートとウィル・フェレルのコメディの「Get Hard」って映画のポスターのパロディですね。

 

 

 

あと、全身写ってないですけど、これはカニエのMV「Bound 2」のパロディです。トランプのとこ、キム・カーダシアンなんですけどね、これ(笑)。

 

 

 

あと、ミュージシャン仲間からは、今回の発言、さすがにウケが悪いですね。このメイシー・グレイのように、「Make Kanye Great Again」キャップをかぶる人まで登場しています。

 

 

 

あと、カニエのダブル・スタンダードをからかうものもありますね。これは2005年、ハリケーン・カトリーナのチャリティ番組のもののですね。カニエはマイク・マイヤーズと共に番組に出たんですけど、その時に「ジョージ・ブッシュは黒人のことなんて考えていやしない」と発言しているんですね。これ動画もあるんですが、カニエがその発言したあとに、マイク・マイヤーズが当惑した顔して、画面が突然切り替わってるんですよね。書いていて思い出したんですが、これ、当時物議醸したんですよ。こういうことやった人が、あのトランプ愛宣言なワケです。そりゃ、怒る人もいますよね。

 

 

 と、カニエのこの騒動があった一方で

 

 

 

ビル・コスビーの連続レイプ事件、有罪ですね。この件に関しては、2014年11月22日の当ブログの記事に詳しく書いてますけど、この人、「コスビー・ショー」やってた時代は、黒人エンタメの世界ではチャリティ活動を通じて最も尊敬されていた人ですからね。それだけにこの件はショックが大きいですね。

 

 

この件は、山口メンバーの問題(個人的に、すごく興味あるんですけどね、それ)の最中ではあるんですが、それなりに日本でも報道されているのか、前述のブログの過去記事もだいぶアクセスがあるようですけどね。

 

 

 彼の年齢考えると、死を監獄で迎えることになりそうで、あんな栄誉があった人の末路としては悲しいですけど、ただ、被害者の数も尋常じゃないほど多いわけですしね。やった罪は償わないといけませんよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:エンタメ・ニュース, 20:46
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世界のエンタメ界で本格的に来るか?女性の坊主ブーム

どうも。

 

本当は別のネタの予定だったんですが、時間もないので、今日はこっちで行きましょう。

 

 

 

 

ここのところ、クリステン・スチュワートの金髪坊主が結構エンタメ界で話題なんですけど、「こんな反応、見たことないな」というくらい、やたら評判いいんですね、これが!欧米のファッション系やゴシップ系のサイトでも「似合い過ぎ」の声の方が、こんなに極端な選択肢であるにもかかわらず圧倒的に目立っています。僕も初めて見た時「カッコいい!」って、思わず声上げて言っちゃったんですけどね。これ、新作映画の撮影に当たって、SF映画での地球探索隊の役で「ヘルメットばかりかぶる役なので、やってみる?」と監督に尋ねられたからやったようなんですけど、彼女、前から「いつか頭剃りたい」と言ってたの僕も知ってたので「よし!」と思ってやったようです。

 

 

 ただ、これ、センスが抜群に良いんですよね。カット担当さんのなせるワザというかね。これ、明らかに全部ハサミで切ってるから毛先に微妙に動きがあるし、カラーの色の使い方がすごくいいですね。あと、彼女が元来持ってるサバサバとしたたくましさというかな、それがこの髪型にするのにすごくフィットしてるのかなと思いますね。あと、国際女性デーの前の日にやったというタイミングも良かったんですよね。「フェミニスティックな行為でカッコいい」みたいな感じもあって。

 

 

 ただ、「これでエンタメ界での女の子の坊主、流行るかもなあ」とちょっと思いはじめて来ました。というのも、昨年から事例として、本当に多くなって来てるんで。

 

 

去年、映画・ドラマ界で「戦う女坊主・3連発」がありましたからね。「マッドマックス」のフリオサ、「デッドプール」のネガソニック、そして「ストレンジャー・シングス」のイレヴン。

 

 

特に「ストレンジャー〜」が大ヒットした10月あたりはひとつ大きな波がありましたね。ちょうどその前から、ファッション・モデルのあいだで一部流行り出していたのが、イレヴンのかわいらしさと健気さがあいまって、そこからなんとなく「一般でも応用されるかな」の雰囲気がちょっと出来て来ました。それは僕が去年の10月に、ウィルコとかリバティーンズとか出たライブのイベント行ったときに思いましたね。サンパウロのロックのライブって、ファッションにすごく先端意識を持った女の子がすごく多く通うものなんですけど、その日に坊主の女の子、4〜5人見ましたからね。あと2週間したらロラパルーザがあるんですけど、そこだともっと多く見かけるんじゃないかとも思ってますからね。

 

 

音楽でも

 

 

 

 

ホールジーが去年1年でよくしてましたからね。彼女がその前にしてたブルーのヘアカラーも、去年のロラパルーザの客のあいだですごく流行ってましたからね。

 

 

 あと、ドレイクのお気に入りシンガーとして、今年かなり売り込みかけると思われるジョージャ・スミスという子がいるんですけど、彼女もその前がロング・ブレイズがウリだったのに、突然頭剃っちゃっいましたね。それからサンパウロついでにいうと、今、CSSのラヴフォックスも、これも去年のサンパウロのファッション・ウィークだったかな、オシャレにするところがなんか上手く行かず野球部員のようになってました(笑)。

 

 

 

 

 

 

 それから、90sの時代に結構旬だった女優さんで、マリリン・マンソンのカノジョでもあったローズ・マッゴウワン。彼女、バリバリのフェミニストでも有名で、アメリカだとよくカルチャー系の記事になる人なんですけど、彼女もある時期からずっと剃り上げちゃってますね。

 

 

 このブログではですね、2012年の8月に

 

遂にはアヴリル、マイリー、AKBまで!サイドカット(アンダーカット)の変遷

 

 

 

 という記事を書いていて、これ、今日に至るまで結構読まれた記事になってるんですけど、あのときのサイドカット・ブームのときほどではまだないけど、この記事書いた1年前のサイドカットのときの雰囲気になんか似て来ていますね。

 

 

 おそらく、「どういうタイプの子がやったらハマるか」というのが固まって来たからじゃないですかね。たとえば、その昔、ブリトニーとかナタリー・ポートマンとかアン・ハサウェイも体験はしてるんだけど、そこでなんか連鎖反応が起こるとか、そういうのはなかったじゃないですか。ブリトニーは「痛々しい」というのが先に来て多くの人が引いちゃったしね。個人的にはアンのときが一番嫌でしたね。基本的にボーイッシュな服装そのものが目立たないし、良くも悪くもコンサバ感が似合う人なのに極端な冒険したと言うかね。ナタリーもそれに近いものがあったけど。

 

 

 

 あと、これまでだったら、シネイド・オコーナーとか、アンバー・ローズとか、「超個性派じゃないと出来ない」印象があった髪型だったのが、カジュアルにこなせる手だてが出来た、ということでもあるのかな。

 

 

 

 で、話戻ってサイドカット、アンダーカットの類いも、思ったより根強いなあ、という印象ですね。5年前の記事でも書いたけど「10年くらい立ったら”時代の象徴”として恥ずかしくなる感じ」だと思ってたんですが、5年経過時点では、ある層には定番化しちゃってるというかね。

 

 

 だって現在でも

 

 

 

 

 スカーレット・ヨハンソンとか、遂にはケイティ・ペリーも、やってますからね。スカージョーは3年くらい前からしてるのかな。最初は「え〜、ちょっと待ってよ」という感じだったんですが、本人的にかなり気に入ってるのか、こないだのオスカーでは刈り上げ位置がさらに高くなってしまいました。前、後ろはそんなに高く刈ってなかったんですけどね。最近、引き受ける役柄的にも、アンドロイドとか「攻殻機動隊」とか、濃い役柄選んでるから、そういう冒険したい時期なのかもしれません。

 

 

 ただ、ケイティのは、おおむね不評ですね。それこそ、「それを望まれてない」という感じか。「オーランド・ブルームと別れた直後」という、影のある理由が影響してると思うんですけどね。やっぱ、根本的に「悲しさ」とか、そういうの引きずっちゃいけないスタイルなんだと思いますけどね、これは。

 

 

 

・・と、こんな感じなんですが、僕としては面白い現象だと思いますよ。5年前のコラムでも書いたんですけど、2000年代のファッションがかなり無難な感じだったので、反動として極端なのもあってもいいと思うし、選択肢そのものが広がるのもいいんじゃないかと。キャラクターにさえ合っていさえすれば良いと思います。

 

 

 

author:沢田太陽, category:エンタメ・ニュース, 20:32
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エンタメ史的にも残るはず!ウィメンズ・マーチ

どうも。

 

 

 

 

 

いやあ、昨日の全米各地でのウィメンズ・マーチ、すごかったですね。明らかにトランプの就任式に集った人の数を凌駕しています。

 

 

あくまで率先したのはアメリカの民衆ではあるとは思うのですが、このブログを運営している立場からしても、映画界、音楽界の女性たちが、権力に屈せず、毅然と「NO」を今のうちから表明し、起こりうるおかしなことを少しでも阻止するべく動いたのはすごく評価するべきことだと思います。

 

 

 参加した主なセレブとして

 

 

 

マドンナや

 

 

スカーレット・ヨハンソンは自ら壇上に立ちましたね。

 

 

トランプからの差別対象となっているメキシコの立場を代表してアメリカ・フェレーラも壇上に立って声明を発表しました。

 

 ほかにも

 

 

アリシア・キーズとジャネール・モネエや

 

 

マイリー・サイラス

 

 

エイミー・シューマー

 

 

シャーリーズ・セロン

 

 

 

エマ・ワトソンなど、ほかにもたくさん参加していました。

 

 

70年代の「ウーマン・リヴ」の代表的リーダーの御大グロリア・スタイナムも壇上に立ちました。

 

 

 

あと、ケイティ・ペリーのツイッターにもあがっていましたけど、このイメージ・ポスターもすごくいいですね。

 

 ここが頂点じゃなくて、今後4年のあらゆる大きな動きとなってほしいですね。刺激されて、音楽も映画も表現的に活性化されれば良いですけどね。

author:沢田太陽, category:エンタメ・ニュース, 20:03
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カブス優勝に湧いたセレブは誰?

どうも。

 

 

そういえば、カブス優勝しましたね。1908年以来だから108年ぶり。元号にすると明治41年だから、すごいことですよね。

 

 

僕は最近はもう、ブラジル生活でサッカー見るようになったから野球にはすっかり疎くなったんですけど、90年代はメジャーリーグ、結構見てましたね。時期的に言うと、ブレーヴスがすごく強かった頃です。選手で言えばロジャー・クレメンスでしたけどね。僕が1991年にボストンにホームステイしたときに、1901年から最新の年までのメジャー・リーグ図鑑という本を買って、すごくハマったのでした。その縁で、ケーブルテレビのメジャー中継の編集のバイトなるものまでやってたことがありました。

 

 

 そうしたこともあって、メジャー・リーグ・カルチャーには興味があってですね。その中でカブスのホームのリグレー・フィールドというのは一度行ってみたい球団で、実際に1996年に1度行きました。あのときちょうど、サミー・ソーサが4番打ってましたけど、彼が60本超えるホームラン打ったのは、その2年後だったような。

 

 

 リグレー、芝が奇麗な、しかも年間の試合のほとんどがデーゲームということで有名でしたけど、やはり平日の昼に見に行きましたよ。あそこで野球みたときに、ボールパークの良さが染みましたね。日本のドーム球場での、なんかパック詰めの空間での野球がすごく人工的に思えた物でした。あと、「ファンが熱狂的」というのは全米規模で昔から有名ですけど、僕が見に行ったときも、リグレーの周囲では、近隣住宅の屋上から試合を望遠鏡で見てる人とかも見れて楽しかったですね。あと、敗れはしましたけど、インディアンズのホームも、前を通り過ぎたことはあります。ロックの殿堂のあるクリーヴランドですけど、殿堂に場所が比較的近いんですね。ちょうど、あのチームが90s後半に補強の成功で強くなってた頃なので、リニューアルして奇麗になってたのが印象的でした。

 

 

 で、そのカブスの優勝、湧いた映画や音楽の関係者、多かったようですね。察しがつきます。ここんとこ、メジャーも相対的に人気落ちてたような感じがしてましたけど、カブスの優勝の話題で久々に一般ニュースが湧いてましたからね。

 

 

 そんなセレブなファンの中でも

 

 

 

 

ビル・マーレーは盛り上がってましたね。これ、映画の中だと仏頂面ですけど、映画のときより表情の動きが見ていて激しかったような気がします(笑)。彼は「サタディ・ナイト・ライヴ」に伝統的に名コメディアンを輩出し続けている養成所「セカンド・シティ」の出身ですけど、セカンド・シティの本部がシカゴにありますからね。その縁でしょう。

 

 それと

 

 

 

パール・ジャムのエディ・ヴェダーですね。グランジといえばシアトルのイメージですが、彼は生まれ故郷がシカゴなんですよね。そこからサンディエゴに引っ越しているんですけど、好きなチームはカブスです。今回のワールドシリーズでもビル・マーレーとならんで注目されていましたね。

 

 

 

 

これ豪華ですよね。エディ・ヴェダーによる7回の「Take Me Out To The Ballgame」。こんなの生で聴ける人、羨ましいですよ(笑)。いいなあ。

 

 

 

 

 

あと、ジョン・キューザックも見に行ったことが話題になっていましたね。彼もイリノイ州生まれの生粋のカブス・ファンで、ワールド・シリーズはスタジアムから生ツイートしてたようですね。

 

 

 あと、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンですね。彼も熱狂的なカブス・ファンで有名で、カブスの広報関係に記事を記載したか、インタビューに答えたかの物をかなり前に読んだことがあります。あと、地元シカゴのライブでのMCでは、カブスについて長々と話すことでも知られています。その昔、日本でビリーにインタビューすることになった女性の知人が「何聞いたらいい?」と僕に聞くので、「カブスの話、振ったら?」とアドバイスして、実際に彼女がそうしてみたら、案の定、長々と気前よく話してくれた、という実話もあったりします(笑)。

 

 

 このビリーですが、「今回、露出ないな」と思っていたら、なんか今回のカブス・フィーヴァーがお気に召さないらしく「6月のリグレーの試合で見たことのないヤツばかり来やがって」と、例によってまた余計なこと言ってたようなんですが、クリーヴランドでの第7戦はこうやって彼も行ってたようですね。良かったね(笑)。

 

 

 ただ、2007年にレッドソックスが「バンビーノの呪い」を解いたのに続いて、カブスが「ヤギの呪い」を解くべくチャンピオンになったことで、長きにわたった「伝説」が失われるのがちょっと寂しかったりもしますけど。

 

 

 あと、かつての我がホークスの愛すべきショート・ストップ、川崎ムネリンが優勝リングもらえるのも「良かったね。頑張ってメジャー生活続けた甲斐あったね」と、うれしいことではあります。

author:沢田太陽, category:エンタメ・ニュース, 18:40
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